JPH10307867A - プリペイド式集中管理決済システム及びその方法 - Google Patents

プリペイド式集中管理決済システム及びその方法

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JPH10307867A
JPH10307867A JP11565897A JP11565897A JPH10307867A JP H10307867 A JPH10307867 A JP H10307867A JP 11565897 A JP11565897 A JP 11565897A JP 11565897 A JP11565897 A JP 11565897A JP H10307867 A JPH10307867 A JP H10307867A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを用いた課金システムにおい
て、安全で、また小口決済には適したシステムを実現す
る。 【解決手段】 顧客3は管理センター1に登録後、入手
したkeyを管理センター1の会員データベース12に
送信し、登録CREDIT数を充填する。次に顧客3が
情報サービス会社2に情報提供を要求すると、情報サー
ビス会社2は管理センター1に3のCREDIT数を問
い合せ、対価分のCREDIT数があれば顧客3に対し
て情報を提供し、その対価を管理センター1に知らせ
る。管理センター1は、後日まとめて、情報サービス会
社2に支払を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインショッ
ピングでの企業と消費者との商取引、特に料金の受け渡
しに用いられる決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及、発展によ
り商取引にネットワークが活発に用いられている。これ
らのネットワークの商業利用は、現在は情報収集、発
信、電子メール等のコミュニケーション手段としての利
用が主だが、商品の発注に用いるなどオンラインショッ
ピングへの活用も急速に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このネットワークによ
るオンラインショッピングの場合、セキュリティ上の問
題も絡み、その決済方法が最大の問題点であった。
【0004】現在行われているオンラインショッピング
では、顧客はネットワーク上の仮想の商店より商品を選
択し、その商品の発注をネットワーク上で行う。そして
料金の支払は主にクレジットカード会社を介して銀行か
ら引き落としている。
【0005】この方法の場合、そのクレジットカード番
号あるいは口座番号を相手先に知らせるため、メール等
の形でネットワークに流さなければならない。現在この
様なネットワークには主にパソコンによる通信が用いら
れ、またインターネットはその構造上ネットワークに流
した情報が第3者に渡る可能性があり、よってカード番
号等の秘密度の高い情報をネットワークにより送信する
のは、構成が単純な情報であるだけに安全面から見て問
題がある。更にこの方法の場合、実際にクレジットカー
ドを用いているのがそのカードの持ち主であるのかを確
認することも難しい。
【0006】また情報提供サービスなどで、クレジット
カード会社を介して提供したサービスの件数単位で小口
決済を行おうとすると、単価が小さいので、カード会社
に支払う手数料は売上額に比して大きなものとなってし
まう。
【0007】ネットワーク上での決済方法としては、電
子マネーを用いるものについても盛んに研究がなされて
いるが、現在発表されている電子マネーは金額について
の情報が使用者の手元にある構成であり、よってデータ
の改ざん・悪用の問題を含んでいる。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、ネットワークを用いた決済において、安全で、
また小口の決済に対応可能な管理決済システム及びその
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるプリペイド
式集中管理決済システムは、電子化されたkeyを用い
ることにより、ネットワーク上でのプリペイド方式の決
済を実現するものである。
【0010】このプリペイド式集中管理決済システム
は、keyをユーザの端末装置と通信ネットワークを介
して接続され、該ユーザに対する決済を行い、会員デー
タベース手段、会員登録手段、key発行手段、key
データ比較手段、データベース更新手段、売上データベ
ース手段及び売上計上手段を備える。
【0011】会員データベース手段は、会員であるユー
ザを、該ユーザの所持金に対する情報と対応づけて記憶
する。keyデータベース手段は、複数のkeyと該各
keyに対する情報とを対応づけて記憶する。このke
yは、例えばkeyの金額や使用期限に対する情報等の
keyに対する情報を暗号化してkeyコードを生成
し、key発行手段によりkeyと該keyに対する情
報と対応づけて上記keyデータベース手段に記憶する
ことにより発行される。このように本発明ではkeyコ
ード内の情報と同じ情報がkeyデータベース手段内に
記憶されている。
【0012】会員登録手段は、会員登録を希望するユー
ザから会員登録の要求を受け取った時、このユーザを会
員として上記会員データベース手段に記憶させる。この
時会員データベース手段には、ユーザと該ユーザの所持
金に対する情報が対応づけられて記憶される。
【0013】keyデータ比較手段は、会員データベー
ス手段に会員登録されているユーザーが送信した上記k
eyのkeyコードを受け取った時、このkeyコード
内の情報と上記keyデータベース手段に記憶されてい
るこのkeyに対応する情報を比較する。この比較の結
果より、このkeyが使用可能なものであるかどうかが
データベース更新手段により判断され、使用可能な場
合、データベース更新手段は上記会員データベース内の
上記第1のユーザの所持金に対する情報の値を増やす。
この様に、会員登録されているユーザが使用可能なke
yをkeyデータ比較手段に渡すと、そのユーザの所持
金に対する情報の値が増えてゆく。
【0014】売上データベース手段は、第2のユーザの
売上に対応する情報を記憶する。会員登録されている第
1のユーザが第2のユーザに対してサービスの要求を行
うと、その第2のユーザは、第1のユーザからのサービ
スの要求に対して、上記会員データベース手段に対しそ
のユーザの所持金に対する情報を問い合せ、該所持金に
対する情報の値が上記サービスに対応する値より小さく
ないとき、上記第1のユーザに対して上記サービスを行
う。この第1のユーザに対するサービスを行った後に第
2のユーザは、上記サービスに対応する値に基づいて上
記第1のユーザに対する課金要求を上記売上計上手段に
行う。
【0015】売上計上手段は、この課金要求を受け、該
課金要求に基づいて上記会員データベース内の該第1の
ユーザの所持金に対する情報の値を減らし、また該課金
要求に基づいて第2のユーザの売上に対応する情報を記
憶する売上データベース内の上記第2のユーザの売上に
対応する情報の値を増やす。そして一定期間毎に、上記
売上データベース内の上記第2のユーザの売上に対応す
る情報に基づいて該第2のユーザに支払を行う。この様
に本発明によれば、第2のユーザに対する支払は、一定
期間毎にまとめて行われるので、小口の決済にも対応す
ることができる。
【0016】また上記keyには、シングルkeyとマ
ルチプルkeyがあり、上記データベース更新手段は、
上記keyが使用可能であった場合、該keyがシング
ルkeyであれば、上記keyデータベース記憶手段の
該keyに対する情報を変更し、また該keyがマルチ
プルkeyであれば、該keyの使用履歴を記憶する。
【0017】この様に本発明におけるプリペイド式集中
管理決済システムによれば、keyコード内の情報は、
keyデータベース手段にも記憶されており、keyの
keyコードがユーザより送られてきたとき、このke
yコード内に織り込まれている情報とkeyデータベー
ス手段に記憶されているこのkeyに対応する情報の比
較が行われるので、keyコード内に織り込まれたデー
タの書き換え、keyの不正コピーに対処することがで
きる。
【0018】また、ユーザが受けたサービスに対する支
払は、後日まとめて行われるので、小口の決済に対して
も対応できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明による一実施の形態
として、情報サービス会社が顧客に対し情報提供サービ
スを行い、そのサービスの対価の支払をインターネット
上で行う、ネットワークを用いた会員制の情報提供シス
テムで、本発明による決済システムを用いた場合を説明
する。
【0020】図1は本実施形態におけるシステム構成全
体を示す図である。図1のシステムでは、課金を管理す
る管理センター1、顧客に情報を提供する1乃至複数の
情報サービス会社2、情報提供サービスを受ける複数の
顧客3及び後述するkeyを扱うコンビニエンスストア
等の実際の(ネットワーク上の仮想店舗ではない)店4
がある。また管理センター1内には、keyデータベー
ス11と、会員データベース12が備えられている。こ
のkeyデータベース11及び会員データベース12
は、WWW(Wold Wide Web)のサービス
を行うWebサーバである。
【0021】管理センター1、情報サービス会社2、及
び顧客3の端末は互いにインターネットで接続されてお
り、WWW環境下にある。またkeyデータベース11
と会員データベース12は管理センター1内のネットワ
ークにより接続されている。
【0022】情報サービス会社2は、例えば就職情報、
住宅情報、流通情報などを顧客3に提供し、提供した情
報の件数に比して、例えば1件の情報提供に対して10
0円の課金を行う、会社若しくはその処理を実現するW
ebサーバである。尚この情報サービス会社2は管理セ
ンター1と同じ組織でも、別々の組織でもかまわない。
【0023】尚keyデータベース11、会員データベ
ース12はWebサーバとしてそれぞれインターネット
と直接接続されているが、セキュリティの観点からWe
bサーバとデータベースサーバーを分離して、データベ
ースサーバは直接インターネットと接続せず、ファイア
ーウォールを介して接続される構成にしてもよい。
【0024】また本実施の形態では、インターネット上
のやり取りを、WWW環境下でCGIによって行うもの
であるが、本発明自体はWWW環境に限定されるもので
はない。
【0025】以下に図1を用いて本実施形態に於ける動
作の概略を説明する。尚下記の説明中での(1) 〜(19)の
番号は図1及び図2内の番号と対応している。本実施形
態では、情報サービス会社2より情報提供サービスを受
ける顧客3は後述するkeyをまず購入する。そして情
報サービス会社3への料金の支払はこのkeyを用い
て、課金を管理する管理センター1を介して行われる。
【0026】図1のシステムでは、まず管理センター1
がkeyを発行する((1) )。このkeyは、文字コー
ド等で表された例えば16桁のコード情報で、keyコ
ードの中に情報として織り込むデータを暗号化すること
により生成される。keyは例えば3000円、500
0円などのある程度まとまった料金単位で複数種類発行
され、顧客3はこのkeyを店4より、あるいはネット
ワークを介して管理センター1より直接購入することが
できる。
【0027】keyが店4を介して運用される場合、例
えば紙、樹脂等のカードに印刷あるいはエンボス加工を
施してkeyコードを記した形で扱われる。これをke
yの使用方法などを記載したパッケージ内に入れた後シ
ール等で封止し、開封しないと中が見れないようにパッ
ケージングして、複数個まとめて店4に卸され、販売さ
れる((2) )。
【0028】またkeyが店4を介さず、ネットワーク
上から直接購入される場合には、keyは店4を介して
扱われる場合と同様文字コードの形式で扱われる他、バ
イナリコードの形で発行されることも考えられる。
【0029】このkeyの発行は、以下に示すようにし
て行われる。keyの発行にあたり、まずkeyコード
に織り込むデータを設定する。このデータとしては、各
keyをそれぞれ識別するkeyのIDのほかに、例え
ば運用上の課金単位であるCREDIT数(例えば30
00円のkeyならばCREDIT数として300
0)、発行日、有効期限などがある。これらのデータ
は、keyデータベース11内の登録データを参照する
場合、あるいはkeyデータベース11へのアクセスを
行わずに処理を行う際に用いる。
【0030】次にこれらの入力データを暗号化してke
yコードの生成を行う。そしてkeyコードが生成され
たkeyをkeyデータベース11にデータベース登録
してゆく。このkeyデータベース11への登録によ
り、keyは発行が成されたものとされ、運用可能とな
る。
【0031】発行されたkeyは店4に数個単位で卸さ
れ、販売される。顧客3はこの店4より、あるいはネッ
トワークを介して直接管理センター1より購入すること
によりkeyを入手する。
【0032】次に本システムの利用者である顧客3は、
管理センター1に登録し会員となる((3) )。会員にな
る際、まず入会希望者である顧客3は管理センター1の
会員データベース12に接続する。会員データベース1
2は顧客3からのアクセスがあると、この顧客3が新規
の入会者希望者かどうかメッセージ等で確認する。そし
て、新規であれば入会申し込みの手続きをしてもらう。
この際、申し込みの手続きで得た顧客3のデータ、例え
ば顧客3の氏名、住所等により会員データベース12内
に登録されているデータを検索し、この登録が重複登録
でないか調べる。その結果重複登録でなく、また他の問
題も無いことが確認されると、顧客3を新たな会員とし
て会員データベース12に追加登録する。
【0033】新規会員として登録する際、会員データベ
ース12はその会員に対するIDを発行し、これを顧客
3に通知する。以降顧客3はこの会員IDを用いて本シ
ステムを利用し、また会員データベース12は会員ID
により登録したデータを管理する。
【0034】次に顧客3は店4から((4) −1)、若し
くはネットワークを介して直接管理センター1より
((4) −2)keyを購入して、入手する。なおこのk
eyの入手は、(3) の管理センター1へ顧客3が会員登
録する前に行っても良い。
【0035】key入手後顧客3は、会員データベース
12にアクセス後自己の会員ID及びパスワードを入力
し、入手したkeyのkeyコードを会員データベース
12へ送る(keyの使用。(5) )。
【0036】会員データベース12は、このkeyコー
ドを復号し、該復号によって得られた情報をkeyデー
タベース11へ送信し、keyデータベース11へこの
顧客3からのkeyが有効なものであるかどうかを問い
合せる((6) )。
【0037】これを受けてkeyデータベース11は、
会員データベース12から受け取ったkeyIDにより
自己のデータベースを検索し、そのkeyが未使用なも
のであるかどうか、使用期限内であるかどうか、及びデ
ータベース内のkeyに対する情報と会員データベース
12から送信されてきた情報が一致するかどうかを確認
する。この様に本実施形態では、key使用時にkey
内の情報とkeyデータベース11内に登録されている
情報を比較し、内容が一致するかを鑑定する。そしてこ
の比較により、key内に織り込まれたデータの書き換
え、keyの不正コピーに対処することができる。
【0038】このkeyの鑑定の結果、keyが未使用
で、また他の問題も無い使用可能なkeyであれば、k
eyデータベース11はそのkeyが使用可能なもので
あることを会員データベース12に通達する((7) )。
【0039】keyが使用可能なものであることが確認
されると、会員データベース12は自己に登録されてい
るその顧客3のCREDIT数を入力されたkeyのC
REDIT数分だけ増やす((8) )と共に、CREDI
T数の充填が完了したことを、あるいはもしkeyが無
効なものである場合はその旨を、顧客3に通知する
((9) )。またkeyデータベース11にはそのkey
を使用したことをkeyIDと共に通知する((10))。
keyデータベース11は、この通知を受けてそのke
yの登録情報を未使用から使用済みに変更する((1
1))。
【0040】以上の処理が終了し、会員登録及びCRE
DIT数の補填が完了すると顧客3は、ネットワーク上
での決済を本システムを用いて行うことが可能となる。
次に顧客3は情報提供サービスを受けるため情報サービ
ス会社2にアクセスを行い、上記会員IDを用いて情報
提供を要求する((12))。情報サービス会社2は、この
会員IDを通知して会員データベース12に顧客3のC
REDIT数を問い合せる((13))。
【0041】会員データベース12は情報サービス会社
2からの問い合せに対し、顧客3のCREDIT数を自
己のデータベースから顧客3の会員IDにより検索して
調べ、情報サービス会社2に通知する((14))。情報サ
ービス会社2はこれを受けて、顧客3のCREDIT数
が要求された情報に対する金額以上である場合には、そ
の情報を顧客3に提供し((15))、またもしCREDI
T数が足りない場合にはその旨を顧客3に通知する。
【0042】情報提供が完了し顧客3に対するサービス
が終了後、情報サービス会社2は会員データベース12
に対して提供した情報の種類、量に対応するCREDI
T数を通知する((16))。
【0043】この通知を受けて会員データベース12
は、顧客3のCREDIT数を情報サービス会社2から
通知された数分だけ引き((17))、その分のCREDI
T数を情報サービス会社2の売上として記録してゆく。
そして後日、例えば1月毎に、あるいは売上が一定額を
超える毎に、管理センター1から情報サービス会社2に
まとめて支払が行われる。また管理センター1はこのと
き売上より手数料を差し引く。
【0044】各情報サービス会社2毎の売上及び代金の
支払の管理は、図1の構成では会員データベース12上
で行われるが、この売上及び支払を管理する専門のサー
バを設けても良い。図2は管理センター1内に会員デー
タベース12とは別に、情報サービス会社2の売上及び
支払を管理する、データベースを備えた売上データベー
ス13を設けた構成を示す図である。
【0045】図2の売上データベース13は、管理セン
ター1の外部とはインターネットで接続されており、ま
た会員データベース12とは内部のネットワークにより
接続されている。
【0046】図2のシステムでは、情報サービス会社2
が情報の顧客3へのサービス提供((15))を終了し、顧
客3に提供した情報の種類、量に対応するCREDIT
数を会員データベース12に対して通知する((16))
と、会員データベース12は、顧客3のCREDIT数
を情報サービス会社2から通知されたCREDIT数分
引いた数に変更する((17))。図1と図2のシステムの
間にはこの処理までは相異はない。
【0047】図2の構成の場合、次に会員データベース
12は顧客3のCREDIT数から差し引いた分のCR
EDIT数を、情報サービス会社2の売上を各情報サー
ビス会社2毎に管理している売上データベース13に通
知する((18))。売上データベース13は、この通知を
受けてこのCREDIT数をその情報サービス会社2の
売上として加算してゆき、これを自己のデータベースに
登録、管理する((19))。そしてこれらを後でまとめ
て、例えば1月毎あるいは一定金額毎に各情報サービス
会社2に対して管理センター1の手数料を差し引いた金
額の支払う((20))。
【0048】以上の様にして、本システムではネットワ
ーク上での決済が行なわれる。尚本発明では、顧客3は
自己のCREDIT数が無くなるまで何度でも情報サー
ビス会社2から情報提供サービスを受けることができ、
またCREDIT数が少なくなったら新たなkeyを用
いて補充することができる。
【0049】次に上述した本システムで行われる処理動
作について、各処理毎に詳細に説明する。図3はkey
の発行処理を示すフローチャートである。
【0050】keyの発行処理としては、まずkeyコ
ード生成処理としてkeyコード内に織り込む各情報が
設定される。同図において処理が開始されると、まずス
テップS1として生成するkeyの金額を設定する。こ
こでの金額は、顧客がkeyを購入するときの金額であ
り、この金額に対応して例えば3000円のkeyでは
CREDIT数として3000がkeyコードに織り込
まれる。次にステップS2で、keyの発行日を設定す
る。この発行日は、後述するkeyの有効期限の基準と
なるものである。続いてステップS3でkeyの有効期
限を設定する。keyは発行日からこの有効期限内での
み使用可能である。この後ステップS4で、このkey
がシングル(S)、マルチプル(M)のどちらのkey
であるかを設定する。このシングルとマルチプルの違い
については後述する。ステップS5で、このkeyのk
eyIDが最後に設定される。このkeyIDは、各k
eyを一意に区別するためのもので、機械的に、若しく
は金額及びシングル(S)/マルチプル(M)などのk
eyの種類により区分けをしたものが発行順に付けられ
てゆく。この様にkey内に上記各情報を織り込むの
は、会員データベース12がkeyデータベース11に
アクセスする必要の無い処理を、ローカル処理として扱
える様にする為である。
【0051】これらkeyに織り込む情報が全て設定さ
れた後、ステップS6としてこれらの情報を暗号化し
て、1つのコードとして、keyコードを生成する。そ
してステップS7としてkeyとそのkeyに関する情
報を対応づけてkeyデータベース11にデータベース
登録し、この登録によりkeyの生成処理は終了する。
尚keyに織り込む情報は上述したkeyID、CRE
DIT数、発行日、及び有効期限に限るものではない。
またこのkeyをネットワークからではなく、店4を介
して流通させる場合には、keyコード生成後にこれを
カードに記し、パッケージングする。
【0052】次に新規会員の登録を行う際における、会
員データベース12での処理を説明する。図4は、会員
データベース12の会員登録時の処理を示すフローチャ
ートである。
【0053】同図において処理が開始され、会員データ
ベース12に対して顧客3よりアクセスがある(ステッ
プS21)と、会員データベース12はその顧客3に対
し新規の会員登録希望かどうかをメッセージ等で問い合
せる。顧客3が新規の登録希望でない場合(ステップS
22、No)は、ステップS28のkey送信処理に移
る。ステップS22で顧客3が新規の登録希望である場
合(ステップS22、Yes)、次にステップS23と
して顧客3に入会申し込み手続きを行う。この入会申し
込み手続きとしては、会員登録に必要な顧客3について
の氏名、住所、パスワード等の情報の入力などが行われ
る。この入会申込手続きで得た情報を基にして、ステッ
プS24として自己のデータベースを探索し、この登録
が重複登録でないか確認する。この登録が重複したもの
であるならば(ステップS25、No)、顧客3に対し
てその旨を通知(ステップS29)した後処理を終了す
る。重複登録でないならば(ステップS25、Ye
s)、会員データベース12は顧客3を会員として自己
のデータベースに追加登録する(ステップS26)。会
員登録が終了後、会員データベース12は、顧客3に対
してkey送信処理を行うかを確認する(ステップS2
7)。key送信処理を行うのなら(ステップS27、
Yes)、ステップS28のkey送信処理を実行した
後処理を終了し、key送信処理を行わないのなら(ス
テップS27、No)そのまま処理を終了する。ステッ
プS28のkey送信処理については、次に図5を用い
て詳細に説明する。
【0054】図5は図4のステップS28のkey送信
処理のフローチャートである。key送信処理が開始さ
れると、ステップS31として顧客3のWWWブラウザ
にkey送信画面を表示し、まず顧客3に会員ID、パ
スワードの入力を促す。顧客3の会員ID、パスワード
が入力され、それらが会員データベース12に送信され
てくると(ステップS32)、会員データベース12は
自己のデータベースを検索し、その会員IDとパスワー
ドの認証を行う。会員ID、パスワード共に一致するも
のがなく、認証に失敗したならば(ステップS33、N
o)、その旨を顧客3に通知し(ステップS40)た後
再びkey送信処理を行うかを問い合せる(ステップS
41)。その結果key送信処理を再び行うのなら(ス
テップS41、Yes)ステップS31の処理に戻り、
またkey送信処理を行わないのなら(ステップS4
1、No)、処理を終了する。ステップS33で会員I
Dとパスワードが正しいものであることが認証されたな
らば(ステップS33、Yes)、次に顧客3にkey
(コード)を会員データベース12へ送信させる(ステ
ップS34)。このkeyコードは内部に織り込まれた
情報を暗号化することにより生成されたものなので、そ
の内部情報を取り出すため、ステップS35でkeyコ
ードの復号を行う。
【0055】その後会員データベース12は、ステップ
S35でkey認証の為に、keyコードから取り出し
た情報をkeyデータベース11へ送り、この顧客3よ
り転送されてきたkeyが使用可能なものであるかをk
eyデータベース11に問い合せる(ステップS3
6)。keyデータベース11からの応答の結果、ke
yコードに織り込まれた情報とkeyデータベース11
内に登録されている情報が一致しない、keyが使用済
み、使用期限外のものである等、keyが使用不可能な
ものであるならば(ステップS37、No)、ステップ
S42として顧客3にそのkeyは使用不可能であるこ
とを通知して処理を終了する。keyに問題が無く使用
可能なものであれば(ステップS37、Yes)、ke
yコード内に織り込まれているCREDIT数(key
データベース11に登録されているCREDIT数)を
顧客3のCREDIT数に加えたものを新しいCRED
IT数として自己のデータベースを更新する(ステップ
S38)。そして最後にステップS39としてkeyデ
ータベース11にkeyが使用されたことを通知し、k
eyデータベース11にそのkeyの登録を未使用から
使用済に変更して更新させる。これにより、keyの使
用を1回限りに限定し、同じkeyの複数回使用を行え
なくする。
【0056】以上の様にして会員データベース12にお
けるkeyの使用処理が完了する。図6は、情報サービ
ス会社2での情報提供サービス時の動作処理を示すフロ
ーチャートである。
【0057】図6において顧客3より情報提供の要求が
あると(ステップS51)、情報サービス会社2は会員
データベース12に対してその顧客3のCREDIT数
を問い合せる(ステップS52)。次にステップS53
として、会員データベース12からの応答から得られる
顧客3の現在の残高(CREDIT数)と、顧客3が要
求しているサービスの価格が比較される。もしCRED
IT数が顧客3より要求されたサービスの価格より少な
い値しか残っていないのであれば(ステップS53、N
o)、情報サービス会社2は顧客3に対して残高不足を
通知し(ステップS57)処理を終了する。もし顧客3
のCREDIT数が十分な値分残っていれば(ステップ
S53、Yes)、情報サービス会社2は顧客3に要求
された情報を提供する(ステップS54)。
【0058】顧客3に対するサービスが終了後、情報サ
ービス会社2は会員データベース12に顧客3に対して
行ったサービスに対応するCREDIT数を知らせ、会
員データベース12内の顧客3のCREDIT数を更新
させ(ステップS55)、その分は情報サービス会社2
の売上として記録される。そして後日、例えば1月毎に
あるいは売上が一定金額を超える毎に管理センター1よ
り情報サービス会社2に対して、まとめて管理センター
1の手数料を差し引いた金額の支払が行われる(ステッ
プS56)。これにより情報サービス会社2と顧客3の
間の決済が、管理センター1を介して成される。
【0059】この様に情報サービス会社2が顧客3に対
して行う課金が小口であっても、情報サービス会社2へ
の決済は管理センター1がまとめて行うので、たとえそ
の支払をクレジットカード会社等を介して行ったとして
も、その手数料は、売上に対して大きなものとはならな
い。
【0060】次に顧客3のネットワーク端末で行われる
処理を図7を用いて説明する。図7は顧客3の端末で行
われる処理を示すフローチャートである。同図において
処理が開始されると、まずステップS61でkeyを店
4から又はネットワークを介して管理センター1より直
接購入して入手する。次にステップS62で会員データ
ベース12に会員登録を行う。このステップS62の会
員登録はステップS61のkeyの入手と順序が逆にな
ってもよい。また既に会員登録を行っている場合には、
このステップS62の処理は行わない。
【0061】会員登録が完了するとステップS63とし
て、会員データベース12にkeyを送信する。これに
より顧客3のCREDIT数は補充される。もし顧客3
のCREDIT数が十分な値であればこのステップS6
3も省略することができる。
【0062】次に顧客3は情報サービス会社2に対して
希望の情報提供サービスを要求する(ステップS6
4)。もし会員データベース12に、要求した情報提供
サービスの対価に対応する分以上の顧客3のCREDI
T数が登録されていれば、希望の情報提供サービスを情
報サービス会社2より受けることが出来(ステップS6
5)、処理を終了する。また十分なCREDIT数が無
ければ、その旨が情報サービス会社2より通知され、情
報提供が受けられない。この場合、顧客3はステップS
61〜S63の処理を繰り返し、必要な分以上CRED
IT数を補填しなければサービスを受けることが出来な
い。
【0063】ところでこれまで述べてきたkeyは、そ
の使用は1回限りで、1度使用したkeyにはkeyデ
ータベース11に使用済みの登録がされ、複数回使用す
ることはできないものであった。この様なkeyをシン
グル(S)keyと呼ぶ。このシングルkeyに対し
て、本実施形態では一定の使用期間を設定し、その間何
度も自由に使用できるマルチプル(M)keyがある。
【0064】マルチプルkeyは、key所持者がke
yコードを一般に公開し、keyの所持者以外の不特定
多数の会員がこのkeyを用いることを想定したもので
ある。
【0065】このマルチプルkeyは、keyの発行を
希望するものが管理センター1にマルチプルkeyに対
するスポンサー契約を行い、管理センター1はそれによ
りマルチプルkeyを生成、発行する。
【0066】マルチプルkeyには、その生成時にCR
EDIT数として、1〜2回程度のサービスを受けられ
る額(例えば1回のサービスの価格が100円だとした
ならば100〜200)を、またkeyの使用可能な期
間としてkeyコードの公開後数日〜1週間程度の短い
期間を設定する。次に、keyの所持者はこのkeyの
keyコードを雑誌に掲載、あるいはネットワークを用
いるなどして公開し、その期間中、そのマルチプルke
yを自由に不特定の会員に使用させ、情報サービス会社
2よりサービスを受けさせる。
【0067】そしてそのマルチプルkeyの使用により
受けたサービスに対する支払は、key所持者であるス
ポンサーが行う。またマルチプルkeyが使用される度
に、管理センター1はその使用者と使用時間を記録して
ゆき、このマルチプルkeyに対する使用履歴を作成す
る。key所持者はこの使用履歴を管理センター1より
受け取り、このマルチプルkeyがどの様に用いられた
か(期間中に何人が用いたか、keyの使用者はkey
コードの公開日から何時どういう分布で、どの様に減衰
して行くか)など、マーケッティング調査等に用いる。
【0068】このマルチプルkeyがこれまで述べてき
た決済システムで使用された場合であっても、情報サー
ビス会社2及び顧客3での各処理は、これまで説明して
きたシングルkeyの場合と変らない。
【0069】しかし管理センター1内の処理は、顧客3
がkeyを使用した時における処理がシングルkeyと
は異なる。keyが使用されたとき、keyデータベー
ス11は図5のステップS39の処理で、会員データベ
ース12はシングルkeyの場合と同様keyデータベ
ース11にkeyが使用されたことを通知すると共に、
そのkeyを使用した会員の会員IDを通知する。また
keyデータベース11はこの通知を受けて、シングル
keyの場合の様に自己のデータベース内のそのkey
の登録を使用済みに変更するのではなく、各マルチプル
key毎に使用者会員ID、使用日時を記録し、使用履
歴を作成してゆく。
【0070】図8は、keyデータベース11及び会員
データベース12に登録される各key、各会員に対す
る登録データの例である。図8(a)は、keyデータ
ベース11に登録されたデータ例で、keyID、M/
S(キーの種類がマルチプルか、シングルか)、CRE
DIT数、有効期限、発行日、及びそのkeyが使用済
みかあるいは未使用かの情報が1つのkeyに対する情
報を1レコードとしてデータベース登録されている。
【0071】なお“有効期限”欄中のYは年を、Dは日
を表す。またシングルkeyは現在そのkeyが使用可
能かどうかは“使用済/未使用”欄と、“発行日”及び
“有効期限”による期限管理の両方により行われている
が、マルチプルkeyの場合は複数回使用可能なので、
“使用済/未使用”欄は記録されずに、“発行日”及び
“有効期限”のみによりそのkeyが現在使用可能かど
うかが管理される。
【0072】更にマルチプルkeyは図8(a)の登録
データの他に、keyデータベース11内に、各key
毎に、図8(b)の様にそのマルチプルkeyの使用履
歴を示す情報を記録する。この履歴情報としてはそのk
eyの使用日、使用時間等の情報の他、keyを使用し
た会員の会員IDを記録する。これにより、同一会員に
よるkeyの複数回使用を防ぐ。またこの履歴情報に基
づき管理センター1は、後にkeyの所有者にkeyを
使用した人数に基づいて代金を請求し、更に、keyの
所有者はこの履歴情報を管理センター1より受け取り、
マーケッティング情報等として用いる。
【0073】図8(c)は、会員データベース12に記
録されている各会員の情報例である。図8(c)では会
員ID、会員名、パスワード(PW)、各会員の残りの
CREDIT数及び最終アクセス日が、1会員に対する
情報を1レコードとしてデータベース登録されている。
尚図8(c)では、会員を個々に特定する情報を“会員
名”欄で代表しているが、これは文字通り会員の氏名の
みを示す場合の他、氏名の他に会員の住所、電話番号等
の会員に対する情報を複数記録する構成でも良い。また
本システムは利用者が事前にkeyを購入することによ
り、代金を前払するプリペイド方式なので、管理センタ
ー1よりネットワークを介してオンラインによるkey
の販売を行わず、店4による販売のみに限定する場合、
及びシステムで使用されるkeyがシングルkeyのみ
の場合には、逆に会員の登録時にこの“会員名”にあた
る情報を会員データベース12に登録せずに、会員に匿
名性を持たすことも可能である。但しマルチプルkey
の場合には、同一利用者による複数回使用を行えないよ
うにする為のチェックを行う必要があるので、会員を匿
名にすることはできない。更にマルチプルkeyの場合
には、逆に会員登録時の会員個々に対する情報の入力項
目を多くし、会員データベース12に会員に対する情報
を詳細に記録することにより、作成される使用履歴をよ
り詳しいものとすることもできる。
【0074】これまで述べてきた管理センター1、情報
サービス会社2及び顧客3での各処理は、専用のハード
ウエアによって実現される他、情報処理システムにより
プログラムを実行することによってソフトウエア的に実
現することも可能である。
【0075】図9は、本システムが用いられる情報処理
システムの環境図である。keyデータベース11、会
員データベース12、情報サービス会社2及び顧客3の
端末で用いられる情報処理システムでは、図9の様にC
PU21、RAM22、ハードディスク装置23、ディ
スプレイ、キーボード等の入出力装置(I/O)24、
モデム等のネットワーク接続装置25及びディスク装置
26がバス27により接続される構成を備えている。
【0076】専用のハードウエアでなく、ソフトウエア
により各処理を行う場合、図9の情報処理システムで
は、ディスク装置26によりフロッピーディスク、CD
−ROM、MO等の記憶媒体28に記憶されているプロ
グラム、データを読み出し、これをRAM22またはハ
ードディスク23にダウンロードし、これをCPU21
が実行することにより、本実施形態をソフトウエアによ
り実現する。
【0077】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、課金
される金額が小口であっても、その支払は後日まとめて
行われるので、たとえその支払をクレジットカード会社
等を介して行ったとしても、その手数料は売上に対して
大きなものとはならず、よって小口決済にも対応でき
る。
【0078】またkey内にも情報を織り込むことによ
りローカル処理にも対応でき、更にkeyの使用時、k
ey内に織り込まれた情報とkeyデータベースに登録
されている情報を比較し、一致するかを確認するので、
key内の情報の書き換え、keyの不正コピーにも対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるシステム構成の全体を示す図
である。
【図2】システムの別構成を示す図である。
【図3】keyの発行処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】会員登録時の会員データベースの処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】key送信処理を示すフローチャートである。
【図6】情報サービス会社で行われる情報提供サービス
時の処理を示すフローチャートである。
【図7】顧客の端末で行われる処理を示すフローチャー
トである。
【図8】keyデータベース及び会員データベースで記
録されるデータの例である。
【図9】情報処理システムの環境図である。
【符号の説明】
1 管理センター 2 情報サービス会社 3 顧客 4 店 11 keyデータベース 12 会員データベース 13 売上データベース 21 CPU 22 RAM 23 ハードディスク装置 24 入出力装置 25 ネットワーク接続装置 26 ディスク装置 27 バス 28 記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/30 L

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの端末装置と通信ネットワークを
    介して接続され、該ユーザに対する決済を行う情報処理
    システムにおいて会員であるユーザを、該各ユーザの所
    持金に対する情報と対応づけて記憶する会員データベー
    ス手段と、 複数のkeyと該各keyに対する情報とを対応づけて
    記憶するkeyデータベース手段と、 前記会員データベース手段に会員として記憶されている
    第1のユーザーより前記keyのkeyコードを受け取
    った時、該keyコード内の情報と前記keyデータベ
    ース手段に記憶されている該keyに対応する情報を比
    較するkeyデータ比較手段と、 前記keyデータ比較手段による比較結果から前記ke
    yが使用可能かどうかを判断し、使用可能な場合、前記
    会員データベース内の前記第1のユーザの所持金に対す
    る情報の値を増やすデータベース更新手段と、 を備えることを特徴とするプリペイド式集中管理決済シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 第2のユーザの売上に対応する情報を記
    憶する売上データベース手段と、 前記第2のユーザより前記第1のユーザに対する課金要
    求を受け取った時、該課金要求に基づいて、前記会員デ
    ータベース内の該第1のユーザの所持金に対する情報の
    値を減らし、前記売上データベース内の前記第2のユー
    ザの売上に対応する情報の値を増やす売上計上手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載のプリペイ
    ド式集中管理決済システム。
  3. 【請求項3】 前記売上計上手段は、一定期間毎に、前
    記売上データベース内の前記第2のユーザの売上に対応
    する情報に基づいて該第2のユーザに支払を行うことを
    特徴とする請求項2記載のプリペイド式集中管理決済シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記第2のユーザは、前記第1のユーザ
    からのサービスの要求に対して、前記会員データベース
    手段に前記第1のユーザの所持金に対する情報を問い合
    せ、該所持金に対する情報の値が前記サービスに対応す
    る値より小さくないとき前記第1のユーザに対して前記
    サービスを行うサービス提供手段を備えることを特徴と
    する請求項2記載のプリペイド式集中管理決済システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記第2のユーザは、前記サービスを行
    った後に、前記サービスに対応する値に基づいて前記第
    1のユーザに対する課金要求を前記売上計上手段に行う
    課金請求手段を更に備えることを特徴とする請求項4記
    載のプリペイド式集中管理決済システム。
  6. 【請求項6】 前記keyに対する情報を暗号化して前
    記keyコードを生成し、該keyに対する情報を該k
    eyと対応づけて前記keyデータベース手段に記憶す
    ることによりkeyの発行を行うkey発行手段を更に
    備えることを特徴とする請求項1記載のプリペイド式集
    中管理決済システム。
  7. 【請求項7】 前記keyコードは、前記keyの金額
    情報を含むkeyに対する情報を暗号化することにより
    生成され、前記keyデータベース手段は該keyに対
    する情報を該keyと対応づけて記憶することを特徴と
    する請求項6記載のプリペイド式集中管理決済システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記keyコードは、前記keyの使用
    期限の情報を含むkeyに対する情報を暗号化すること
    により生成され、前記keyデータベース手段は該ke
    yに対する情報を該keyと対応づけて記憶することを
    特徴とする請求項6記載のプリペイド式集中管理決済シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記データベース更新手段は、前記ke
    yが使用可能であり、該keyがシングルkeyである
    時、前記keyデータベース記憶手段の該keyに対す
    る情報を変更することを特徴とする請求項1記載のプリ
    ペイド式集中管理決済システム。
  10. 【請求項10】 keyの使用履歴を記憶する使用履歴
    記憶手段を更に備え、前記データベース更新手段は、前
    記keyが使用可能であり、該keyがマルチプルke
    yである時、前記使用履歴記憶手段に該keyの使用履
    歴を記憶することを特徴とする請求項1記載のプリペイ
    ド式集中管理決済システム。
  11. 【請求項11】 ユーザから会員登録の要求を受け取っ
    た時、該ユーザを会員として前記会員データベース手段
    に記憶させる会員登録手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項1記載のプリペイド式集中管理決済システム。
  12. 【請求項12】 ユーザの端末装置と通信ネットワーク
    を介して接続され、該ユーザに対する決済を行う情報処
    理システムでのプリペイド式集中管理決済方法におい
    て、 会員であるユーザを、該ユーザの所持金に対する情報と
    対応づけて記憶し、 複数のkeyと該各keyに対する情報とを対応づけて
    記憶し、 会員として記憶されている第1のユーザーより前記ke
    yのkeyコードを受け取った時、該keyコード内の
    情報と該keyに対応する情報を比較し、 前記比較結果から前記keyが使用可能かどうかを判断
    し、使用可能な場合、前記第1のユーザの所持金に対す
    る情報を変更することを特徴とするプリペイド式集中管
    理決済方法。
  13. 【請求項13】 第2のユーザの売上に対応する情報を
    記憶し、 前記第2のユーザより前記第1のユーザに対する課金要
    求を受け取った時、該課金要求に基づいて該第1のユー
    ザの所持金に対する情報の値を減らし、前記第2のユー
    ザの売上に対応する情報の値を増やすことを特徴とする
    請求項12記載のプリペイド式集中管理決済方法。
  14. 【請求項14】 ユーザの端末装置と通信ネットワーク
    を介して接続され、該ユーザに対する決済を行う情報処
    理システムにより使用された時、 会員であるユーザを、該ユーザの所持金に対する情報と
    対応づけて記憶する機能と、 複数のkeyと該各keyに対する情報とを対応づけて
    記憶する機能と、 会員として記憶されている第1のユーザーより前記ke
    yのkeyコードを受け取った時、該keyコード内の
    情報と該keyに対応する情報を比較する機能と、 前記比較結果から前記keyが使用可能かどうかを判断
    し、使用可能な場合、前記第1のユーザの所持金に対す
    る情報を変更する機能と、 を前記情報処理システムに行わせるための計算機読み出
    し可能記憶媒体。
  15. 【請求項15】 第2のユーザの売上に対応する情報を
    記憶する機能と、 前記第2のユーザより前記第1のユーザに対する課金要
    求を受け取った時、該課金要求に基づいて該第1のユー
    ザの所持金に対する情報の値を減らし、前記第2のユー
    ザの売上に対応する情報の値を増やす機能をさらに備え
    ることを特徴とする請求項14記載の計算機システム読
    み出し可能記憶媒体。
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