JPH10307643A - タッチペンのロック装置 - Google Patents
タッチペンのロック装置Info
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- JPH10307643A JPH10307643A JP11855697A JP11855697A JPH10307643A JP H10307643 A JPH10307643 A JP H10307643A JP 11855697 A JP11855697 A JP 11855697A JP 11855697 A JP11855697 A JP 11855697A JP H10307643 A JPH10307643 A JP H10307643A
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- latch
- case
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 例えば携帯用情報機器のタッチパネルにタッ
チし、コマンドや文字等を入力するためのタッチペンに
関し、機器内部にタッチペンを格納できる。 【解決手段】 ロック装置30は、ケース40、ラッチ
50、一対の挟持片52、ストッパ54、ばね60、ロ
ック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,8
1)、一対のガイド壁44を備える。一対のガイド壁4
4は、ケース40の開口面41の両側からそれぞれ突出
し、ラッチ50がケース40の開口面41から出入りす
る際に、一対の挟持片52の互いに背向した外面に接触
する。
チし、コマンドや文字等を入力するためのタッチペンに
関し、機器内部にタッチペンを格納できる。 【解決手段】 ロック装置30は、ケース40、ラッチ
50、一対の挟持片52、ストッパ54、ばね60、ロ
ック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,8
1)、一対のガイド壁44を備える。一対のガイド壁4
4は、ケース40の開口面41の両側からそれぞれ突出
し、ラッチ50がケース40の開口面41から出入りす
る際に、一対の挟持片52の互いに背向した外面に接触
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯用情
報機器のタッチパネルにタッチし、コマンドや文字等を
入力するためのタッチペンに関し、機器内部にタッチペ
ンを格納できるようにしたものある。
報機器のタッチパネルにタッチし、コマンドや文字等を
入力するためのタッチペンに関し、機器内部にタッチペ
ンを格納できるようにしたものある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の格納構造としては、携帯
用情報機器にタッチペンを挿入する筒状のポケットを設
け、このポケット内にタッチペンを挿入して格納し、使
用時にタッチペンをポケットから引き出していた。上記
タッチペンの抜けを防止するため、ポケットの内部に
は、ばね性を持った爪を設けていた。
用情報機器にタッチペンを挿入する筒状のポケットを設
け、このポケット内にタッチペンを挿入して格納し、使
用時にタッチペンをポケットから引き出していた。上記
タッチペンの抜けを防止するため、ポケットの内部に
は、ばね性を持った爪を設けていた。
【0003】これに対し、タッチペンには、前記爪に引
っ掛かる環状溝を設けていた。このため、タッチペン
を、ポケット内に挿入すると、爪が環状溝に引っ掛か
り、タッチペンが抜けなくなる。タッチペンを抜く際に
は、タッチペンをポケットから強く引き抜けば良く、こ
のとき爪がばね性によりたわみ、環状溝から係脱する。
っ掛かる環状溝を設けていた。このため、タッチペン
を、ポケット内に挿入すると、爪が環状溝に引っ掛か
り、タッチペンが抜けなくなる。タッチペンを抜く際に
は、タッチペンをポケットから強く引き抜けば良く、こ
のとき爪がばね性によりたわみ、環状溝から係脱する。
【0004】なお、同種の出願としては、特開平7−2
66788号が存在する。
66788号が存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の格納構造では、次のような2つの問題点があった。第
1に、タッチペンをポケットから引き抜くのが、面倒で
あるという第1の問題点があった。すなわち、爪のばね
性を弱くすると、タッチペンを引き出し易くなるが、反
面、タッチペンが抜け易くなってしまう。逆に、爪のば
ね性を強くすると、タッチペンを抜け難くできるが、反
面、タッチペンが引き出し難くなってしまう。
の格納構造では、次のような2つの問題点があった。第
1に、タッチペンをポケットから引き抜くのが、面倒で
あるという第1の問題点があった。すなわち、爪のばね
性を弱くすると、タッチペンを引き出し易くなるが、反
面、タッチペンが抜け易くなってしまう。逆に、爪のば
ね性を強くすると、タッチペンを抜け難くできるが、反
面、タッチペンが引き出し難くなってしまう。
【0006】第2に、タッチペンをポケットから引き抜
くためには、収納部にスリットなどを設け、このスリッ
トを通してタッチペンを収納部から引き出さなければな
らないという第2の問題点があった。すなわち、スリッ
トを大きくすれば、タッチペンを引き出し易くなるが、
反面、タッチペンの露出部分が多くなり、体裁が悪い。
逆に、スリットを小さくすれば、露出部分を少なくでき
るが、反面、タッチペンを引き出し難くなってしまう。
くためには、収納部にスリットなどを設け、このスリッ
トを通してタッチペンを収納部から引き出さなければな
らないという第2の問題点があった。すなわち、スリッ
トを大きくすれば、タッチペンを引き出し易くなるが、
反面、タッチペンの露出部分が多くなり、体裁が悪い。
逆に、スリットを小さくすれば、露出部分を少なくでき
るが、反面、タッチペンを引き出し難くなってしまう。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の技術の有する第1、第2の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、次の2つの点
にある。第1に、タッチペンのイジェクト機構を付加す
ることができるようにしたものである。
従来の技術の有する第1、第2の問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、次の2つの点
にある。第1に、タッチペンのイジェクト機構を付加す
ることができるようにしたものである。
【0008】第2に、動作の信頼性を向上することがで
きるようにしたものである。なお、先に挙げた特開平7
−266788号に記載された発明では、動作の信頼性
を向上すべく、携帯用情報機器のポケット内に、一対の
挟持片に接触する一対の突起を設けていた。本願発明
は、携帯用情報機器側でなく、ロック装置のケース側
に、一対の挟持片に接触する一対のガイド壁を設けてい
る。このため、本願発明によれば、携帯用情報機器側の
構造を簡便にすることができる利点がある。
きるようにしたものである。なお、先に挙げた特開平7
−266788号に記載された発明では、動作の信頼性
を向上すべく、携帯用情報機器のポケット内に、一対の
挟持片に接触する一対の突起を設けていた。本願発明
は、携帯用情報機器側でなく、ロック装置のケース側
に、一対の挟持片に接触する一対のガイド壁を設けてい
る。このため、本願発明によれば、携帯用情報機器側の
構造を簡便にすることができる利点がある。
【0009】
(特徴点)各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上
記した各目的を達成するためになされたものであり、各
発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用い
て、以下に説明する。
記した各目的を達成するためになされたものであり、各
発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用い
て、以下に説明する。
【0010】なお、カッコ内の符号は、発明の実施の形
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。請求項1記載の発明に係るロック
装置(30)は、例えば図1〜7に示すように、次の7つの
構成を備えている点を特徴とする。 1)ケース(40) 2)ラッチ(50) 3)一対の挟持片(52) 4)ストッパ(54) 5)ばね(60) 6)ロック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,8
1) 7)一対のガイド壁(44) つぎに、上記した7つの構成について説明する。 1)ケース(40) ケース(40)は、例えば図2に示すように、ポケット(11)
内に固定される。
態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。また、図面番号も、発明の実施の
形態において用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を
限定するものでない。請求項1記載の発明に係るロック
装置(30)は、例えば図1〜7に示すように、次の7つの
構成を備えている点を特徴とする。 1)ケース(40) 2)ラッチ(50) 3)一対の挟持片(52) 4)ストッパ(54) 5)ばね(60) 6)ロック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,8
1) 7)一対のガイド壁(44) つぎに、上記した7つの構成について説明する。 1)ケース(40) ケース(40)は、例えば図2に示すように、ポケット(11)
内に固定される。
【0011】また、ケース(40)は、図1,3〜6に示す
ように、一端部に開口面(41)を有する。 2)ラッチ(50) ラッチ(50)は、例えば図1〜6に示すように、ケース(4
0)内にスライド可能に支持される。
ように、一端部に開口面(41)を有する。 2)ラッチ(50) ラッチ(50)は、例えば図1〜6に示すように、ケース(4
0)内にスライド可能に支持される。
【0012】そして、ラッチ(50)は、例えば図1〜6に
示すように、開口面(41)を通して出入りする。 3)一対の挟持片(52) 一対の挟持片(52)は、例えば図1〜3に示すように、ラ
ッチ(50)から挿入口に向かって二股に分かれて延びる。
示すように、開口面(41)を通して出入りする。 3)一対の挟持片(52) 一対の挟持片(52)は、例えば図1〜3に示すように、ラ
ッチ(50)から挿入口に向かって二股に分かれて延びる。
【0013】また、一対の挟持片(52)は、例えば1,3
に示すように、各々ヒンジ部(56)を介してラッチ(50)に
それぞれ連結する。さらに、一対の挟持片(52)の相対向
する両内面には、例えば図1,3に示すように、タッチ
ペン(20)の環状溝(21)にはまり込む爪部(57)をそれぞれ
有する。なお、挟持片(52)を、発明の実施の形態では、
二股に左右一対設けたが、これに限らず、放射状に3個
以上設けても良い。 4)ストッパ(54) ストッパ(54)は、例えば図4に示すように、ラッチ(50)
がケース(40)の開口面(41)から抜けるのを阻止する。
に示すように、各々ヒンジ部(56)を介してラッチ(50)に
それぞれ連結する。さらに、一対の挟持片(52)の相対向
する両内面には、例えば図1,3に示すように、タッチ
ペン(20)の環状溝(21)にはまり込む爪部(57)をそれぞれ
有する。なお、挟持片(52)を、発明の実施の形態では、
二股に左右一対設けたが、これに限らず、放射状に3個
以上設けても良い。 4)ストッパ(54) ストッパ(54)は、例えば図4に示すように、ラッチ(50)
がケース(40)の開口面(41)から抜けるのを阻止する。
【0014】なお、ストッパ(54)を、発明の実施の形態
では、ラッチ(50)に設けたが、逆に、ケース(40)に設け
ても良い。 5)ばね(60) ばね(60)は、例えば図1,3〜6に示すように、ラッチ
(50)をケース(40)の開口面(41)に向かって突出させるこ
とで、ラッチ(50)を介してポケット(11)内に格納された
タッチペン(20)を挿入口(12)から押し出すためのもので
ある。
では、ラッチ(50)に設けたが、逆に、ケース(40)に設け
ても良い。 5)ばね(60) ばね(60)は、例えば図1,3〜6に示すように、ラッチ
(50)をケース(40)の開口面(41)に向かって突出させるこ
とで、ラッチ(50)を介してポケット(11)内に格納された
タッチペン(20)を挿入口(12)から押し出すためのもので
ある。
【0015】なお、ばね(60)として、発明の実施の形態
では、スプリングを例示したが、これに限らず、板ばね
やぜんまい等を使用しても良い。 6)ロック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,8
1) ロック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,81)
は、例えば図1に示すように、挿入口から挿入されたタ
ッチペン(20)により、ラッチ(50)がばね(60)の突出力に
抗して押し込まれた際に、タッチペン(20)がポケット(1
1)内に格納された格納位置にラッチ(50)をロックするた
めのものである。
では、スプリングを例示したが、これに限らず、板ばね
やぜんまい等を使用しても良い。 6)ロック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,8
1) ロック手段(例えばトレースピン70、カム溝80,81)
は、例えば図1に示すように、挿入口から挿入されたタ
ッチペン(20)により、ラッチ(50)がばね(60)の突出力に
抗して押し込まれた際に、タッチペン(20)がポケット(1
1)内に格納された格納位置にラッチ(50)をロックするた
めのものである。
【0016】また、ロック手段(例えばトレースピン7
0、カム溝80,81)は、例えば図3,5,6に示すよう
に、タッチペン(20)が格納位置から更に押し込まれた際
に、ロック状態を解除するためのものである。なお、ロ
ック手段として、発明の実施の形態では、トレースピン
70、カム溝80,81を例示したが、これに限らず、フック
や回転カムを利用したものでも良い。また、発明の実施
の形態では、トレースピン(70)をケース(40)に軸止し、
又、カム溝(80,81)をラッチ(50)に設けたが、逆にトレ
ースピンをラッチ(50)に軸止し、又、カム溝をケース(4
0)に設けても良い。 7)一対のガイド壁(44) 一対のガイド壁(44)は、例えば図1〜3に示すように、
ケース(40)の開口面(41)の両側からそれぞれ突出する。
0、カム溝80,81)は、例えば図3,5,6に示すよう
に、タッチペン(20)が格納位置から更に押し込まれた際
に、ロック状態を解除するためのものである。なお、ロ
ック手段として、発明の実施の形態では、トレースピン
70、カム溝80,81を例示したが、これに限らず、フック
や回転カムを利用したものでも良い。また、発明の実施
の形態では、トレースピン(70)をケース(40)に軸止し、
又、カム溝(80,81)をラッチ(50)に設けたが、逆にトレ
ースピンをラッチ(50)に軸止し、又、カム溝をケース(4
0)に設けても良い。 7)一対のガイド壁(44) 一対のガイド壁(44)は、例えば図1〜3に示すように、
ケース(40)の開口面(41)の両側からそれぞれ突出する。
【0017】一対のガイド壁(44)は、例えば図1に示す
ように、ラッチ(50)がケース(40)の開口面(41)から出入
りする際に、一対の挟持片(52)の互いに背向した外面に
接触する。なお、ガイド壁(44)を、発明の実施の形態で
は、左右一対設けたが、これに限らず、放射状に3個以
上設けても良い。
ように、ラッチ(50)がケース(40)の開口面(41)から出入
りする際に、一対の挟持片(52)の互いに背向した外面に
接触する。なお、ガイド壁(44)を、発明の実施の形態で
は、左右一対設けたが、これに限らず、放射状に3個以
上設けても良い。
【0018】
(図面の説明)図1〜7は、本発明の実施の形態の一例
を示すものである。図1は、ロック状態のロック装置の
断面図、図2は携帯用情報機器の斜視図、図3はロック
解除状態を示すロック装置の断面図、図4は図1の縦断
面図、図5は図3の横断面図、図6は図3の他の横断面
図、図7はラッチの正面図をそれぞれ示す。 (概要)本発明に係る装置は、大別すると、図2に示す
ように、次の3つのパーツより構成されている。 1)携帯用情報機器10 2)タッチペン20 3)ロック装置30 (携帯用情報機器10)上記携帯用情報機器10は、図示し
ないが、その表面にタッチパネルを有し、このタッチパ
ネルにタッチペン20を接触させてコマンドや文字等を入
力することができる。
を示すものである。図1は、ロック状態のロック装置の
断面図、図2は携帯用情報機器の斜視図、図3はロック
解除状態を示すロック装置の断面図、図4は図1の縦断
面図、図5は図3の横断面図、図6は図3の他の横断面
図、図7はラッチの正面図をそれぞれ示す。 (概要)本発明に係る装置は、大別すると、図2に示す
ように、次の3つのパーツより構成されている。 1)携帯用情報機器10 2)タッチペン20 3)ロック装置30 (携帯用情報機器10)上記携帯用情報機器10は、図示し
ないが、その表面にタッチパネルを有し、このタッチパ
ネルにタッチペン20を接触させてコマンドや文字等を入
力することができる。
【0019】上記携帯用情報機器は、「電子手帳」、
「PDA」等の小型、ノート型、携帯型のコンピュータ
を広く含む概念である。上記「電子手帳」は、住所録、
スケジュール管理、カレンダー、メモ等の機能を備えた
携帯型の情報機器をいう。日頃持ち歩く手帳の情報を電
子化した機能と、ポケットに入るコンパクトなサイズか
ら電子手帳の名前が付いている。
「PDA」等の小型、ノート型、携帯型のコンピュータ
を広く含む概念である。上記「電子手帳」は、住所録、
スケジュール管理、カレンダー、メモ等の機能を備えた
携帯型の情報機器をいう。日頃持ち歩く手帳の情報を電
子化した機能と、ポケットに入るコンパクトなサイズか
ら電子手帳の名前が付いている。
【0020】前記「PDA」は、「Personal Digital A
ssistants」の略で、個人向け携帯用情報機器の総称を
いう。文字情報に加えて音声や画像もすべてデジタル技
術で統合、家電と現在のパソコンのすき間を埋める新分
野として定義している。アイデア・プロセッサーなどに
よる独創的発想の支援、電子秘書機能による個人の行動
の支援、大量のデータを保存・検索することによる的確
な情報の提供、教育、エンタテインメントへの利用など
の用途が考えられている。
ssistants」の略で、個人向け携帯用情報機器の総称を
いう。文字情報に加えて音声や画像もすべてデジタル技
術で統合、家電と現在のパソコンのすき間を埋める新分
野として定義している。アイデア・プロセッサーなどに
よる独創的発想の支援、電子秘書機能による個人の行動
の支援、大量のデータを保存・検索することによる的確
な情報の提供、教育、エンタテインメントへの利用など
の用途が考えられている。
【0021】一方、携帯用情報機器10には、図2に示す
ように、タッチペン20を挿入する筒状のポケット11が設
けられている。上記ポケット11の一端部には、図2に示
すように、円形の挿入口12を設けている。また、ポケッ
ト11の他端部は、閉塞され、その奥には、ロック装置30
が配置されている。
ように、タッチペン20を挿入する筒状のポケット11が設
けられている。上記ポケット11の一端部には、図2に示
すように、円形の挿入口12を設けている。また、ポケッ
ト11の他端部は、閉塞され、その奥には、ロック装置30
が配置されている。
【0022】そして、ポケット11の全長は、タッチペン
20の全長にほぼ一致させている。このため、挿入口12よ
りポケット11内に、タッチペン20を挿入すると、タッチ
ペン20がポケット11内にほぼスッポリと格納される。上
記格納位置では、図1に示すように、ロック装置30によ
りタッチペン20がロックされる。
20の全長にほぼ一致させている。このため、挿入口12よ
りポケット11内に、タッチペン20を挿入すると、タッチ
ペン20がポケット11内にほぼスッポリと格納される。上
記格納位置では、図1に示すように、ロック装置30によ
りタッチペン20がロックされる。
【0023】そして、前記格納位置からタッチペン20を
指等で少し押し込めるようになっており、押込動作によ
り、図2,3に示すように、ロック装置30のロック状態
が解除され、タッチペン20が挿入口12より一部突出し、
突出端を持ってタッチペン20を、ポケット11から引き抜
くことができるようになっている。 (タッチペン20)前記タッチペン20は、図2,3に示す
ように、ペン先が細くなった鉛筆形に形成されている。
指等で少し押し込めるようになっており、押込動作によ
り、図2,3に示すように、ロック装置30のロック状態
が解除され、タッチペン20が挿入口12より一部突出し、
突出端を持ってタッチペン20を、ポケット11から引き抜
くことができるようになっている。 (タッチペン20)前記タッチペン20は、図2,3に示す
ように、ペン先が細くなった鉛筆形に形成されている。
【0024】そして、タッチペン20のペン先に近接させ
て、図2,3に示すように、ロック装置30に係合する、
環状に凹んだ環状溝21が設けられている。 (ロック装置30)ロック装置30は、大別すると、図2〜
6に示すように、次の3つのパーツから構成されてい
る。 1)ケース40 2)ラッチ50 3)ばね60 4)トレースピン70 (ケース40)上記ケース40は、図1〜6に示すように、
角筒型に形成されている。そして、ケース40の一端部に
は、ラッチ50が出入りする開口面41を有し、他端部が閉
塞されている。ケース40は、適度な剛性を有する、例え
ばPOM等の熱可塑性樹脂により一体成型されている。
て、図2,3に示すように、ロック装置30に係合する、
環状に凹んだ環状溝21が設けられている。 (ロック装置30)ロック装置30は、大別すると、図2〜
6に示すように、次の3つのパーツから構成されてい
る。 1)ケース40 2)ラッチ50 3)ばね60 4)トレースピン70 (ケース40)上記ケース40は、図1〜6に示すように、
角筒型に形成されている。そして、ケース40の一端部に
は、ラッチ50が出入りする開口面41を有し、他端部が閉
塞されている。ケース40は、適度な剛性を有する、例え
ばPOM等の熱可塑性樹脂により一体成型されている。
【0025】また、ケース40には、図2,3に示すよう
に、横に舌片状に延びた取付片42を設けている、取付片
42を介して、図2に示すように、ケース40をポケット11
の内部に固定できるようになっている。ケース40の上面
には、図2,4に示すように、スライド溝43が設けられ
ている。スライド溝43は、ラッチ50のスライド方向に延
びた長方形状に形成されている。そして、スライド溝43
により、ラッチ50の最前進位置を規制し、ラッチ50がケ
ース40の開口面41から抜け落ちないようにしている。
に、横に舌片状に延びた取付片42を設けている、取付片
42を介して、図2に示すように、ケース40をポケット11
の内部に固定できるようになっている。ケース40の上面
には、図2,4に示すように、スライド溝43が設けられ
ている。スライド溝43は、ラッチ50のスライド方向に延
びた長方形状に形成されている。そして、スライド溝43
により、ラッチ50の最前進位置を規制し、ラッチ50がケ
ース40の開口面41から抜け落ちないようにしている。
【0026】前記開口面41の左右の側壁には、図2に示
すように、左右側壁と平行に延びた左右一対のガイド壁
44,44が設けられている。両ガイド壁44には、ラッチ50
が開口面41から出入りする際に、ラッチ50に接触する。
また、ケース40の後壁には、図1,3〜6に示すよう
に、その内面から開口面41に向かって延びるボス55が設
けられている。ボス55には、ばね60が通されている。 (ラッチ50)前記ラッチ50は、図1〜6に示すように、
ボックス形のラッチ本体51と、ラッチ本体51の前面から
延びる左右一対の挟持片52,52を備えている。そして、
ラッチ50は、左右の挟持片52が弾性的に撓めるように、
適度な弾性と剛性とを有する、NYLON等の熱可塑性
樹脂で一体成型されている。 (ラッチ本体51)上記ラッチ本体51には、図1、3〜6
に示すように、後面が開放した受溝53が設けられてい
る。受溝53には、ケース40のボス55に通したばね60がは
まめ込まれる。そして、ばね60は、ケース40の後壁の内
面と、ラッチ本体51の受溝53の内面との間で弾縮されて
いる。このため、ばね60の圧縮復元力により、図2,3
に示すように、ラッチ本体51をケース40の開口面41から
突出する方向に付勢している。
すように、左右側壁と平行に延びた左右一対のガイド壁
44,44が設けられている。両ガイド壁44には、ラッチ50
が開口面41から出入りする際に、ラッチ50に接触する。
また、ケース40の後壁には、図1,3〜6に示すよう
に、その内面から開口面41に向かって延びるボス55が設
けられている。ボス55には、ばね60が通されている。 (ラッチ50)前記ラッチ50は、図1〜6に示すように、
ボックス形のラッチ本体51と、ラッチ本体51の前面から
延びる左右一対の挟持片52,52を備えている。そして、
ラッチ50は、左右の挟持片52が弾性的に撓めるように、
適度な弾性と剛性とを有する、NYLON等の熱可塑性
樹脂で一体成型されている。 (ラッチ本体51)上記ラッチ本体51には、図1、3〜6
に示すように、後面が開放した受溝53が設けられてい
る。受溝53には、ケース40のボス55に通したばね60がは
まめ込まれる。そして、ばね60は、ケース40の後壁の内
面と、ラッチ本体51の受溝53の内面との間で弾縮されて
いる。このため、ばね60の圧縮復元力により、図2,3
に示すように、ラッチ本体51をケース40の開口面41から
突出する方向に付勢している。
【0027】ラッチ本体51の上面には、図4に示すよう
に、ケース40のスライド溝43にはまり込むストッパ54が
設けられている。ストッパ54は、スライド溝43の前方側
の端部に当接し、ラッチ本体51の最前進位置を規制して
いる。なお、ストッパ54をラッチ本体51に設けたが、こ
れに限らず、ケース40にストッパを設け、ラッチ本体51
にスライド溝を設けても良い。
に、ケース40のスライド溝43にはまり込むストッパ54が
設けられている。ストッパ54は、スライド溝43の前方側
の端部に当接し、ラッチ本体51の最前進位置を規制して
いる。なお、ストッパ54をラッチ本体51に設けたが、こ
れに限らず、ケース40にストッパを設け、ラッチ本体51
にスライド溝を設けても良い。
【0028】ラッチ本体51の前面には、図2,7に示す
ように、左右の挟持片52の間隔内から前方に向かって、
互いに少し離れて平行に延びる左右一対のペン先受片5
5,55が設けられている。左右のペン先受片55の間隔内に
は、図1に示すように、タッチペン20のペン先がはまり
込む。なお、ペン先受片55を左右一対設けたが、これに
限らず、環状に設けたり、3個以上を放射状に設けても
良い。 (カム溝)ラッチ本体51の左右両側面には、図1,5,
6に示すように、トレースピン70のピン先端71,72がは
まり込むカム溝80,81がそれぞれ設けられている。
ように、左右の挟持片52の間隔内から前方に向かって、
互いに少し離れて平行に延びる左右一対のペン先受片5
5,55が設けられている。左右のペン先受片55の間隔内に
は、図1に示すように、タッチペン20のペン先がはまり
込む。なお、ペン先受片55を左右一対設けたが、これに
限らず、環状に設けたり、3個以上を放射状に設けても
良い。 (カム溝)ラッチ本体51の左右両側面には、図1,5,
6に示すように、トレースピン70のピン先端71,72がは
まり込むカム溝80,81がそれぞれ設けられている。
【0029】カム溝80,81は、図5,6に示すように、
ハート形のハート島82,83の周囲に形成され、その後面
が開放面84,85と成っている。カム溝80,81は、図示しな
いが、その底の深さを変化させることで、往路と復路都
とに分か、図5,6に矢印で示すように、トレースピン
70のピン先端71,72が、ラッチ50のスライドに伴い、ハ
ート島82,83を一方向に一巡する。
ハート形のハート島82,83の周囲に形成され、その後面
が開放面84,85と成っている。カム溝80,81は、図示しな
いが、その底の深さを変化させることで、往路と復路都
とに分か、図5,6に矢印で示すように、トレースピン
70のピン先端71,72が、ラッチ50のスライドに伴い、ハ
ート島82,83を一方向に一巡する。
【0030】すなわち、図3に示すように、ラッチ50の
最前進位置では、トレースピン70のピン先端71,72が、
カム溝80,81より抜け出ている。ラッチ50が、タッチペ
ン20に押されて後退すると、トレースピン70のピン先端
71,72が、図5,6に矢印で示すように、カム溝80,81の
開放面84,85からカム溝80,81内に相対的に移動する。
最前進位置では、トレースピン70のピン先端71,72が、
カム溝80,81より抜け出ている。ラッチ50が、タッチペ
ン20に押されて後退すると、トレースピン70のピン先端
71,72が、図5,6に矢印で示すように、カム溝80,81の
開放面84,85からカム溝80,81内に相対的に移動する。
【0031】トレースピン70のピン先端71,72は、図
5,6に矢印で示すように、カム溝80,81の底をトレー
スしながらハート島82,83を半周し、ハート島82,83のハ
ート形に窪んだロック部84,85にはまり込む。このと
き、タッチペン20を押し込んでいる操作者は、クリック
感、或いはクリック感と小さなパチンという音とで、ロ
ックしたことを知ることができる。
5,6に矢印で示すように、カム溝80,81の底をトレー
スしながらハート島82,83を半周し、ハート島82,83のハ
ート形に窪んだロック部84,85にはまり込む。このと
き、タッチペン20を押し込んでいる操作者は、クリック
感、或いはクリック感と小さなパチンという音とで、ロ
ックしたことを知ることができる。
【0032】その後、タッチペン20を押し込む力が開放
されても、ばね60の圧縮復元力が、トレースピン70のピ
ン先端71,72を介してハート島82,83のロック部84,85に
より受け止められる。このとき、タッチペン20は、携帯
用情報機器10のポケット11内に格納された状態となる。
されても、ばね60の圧縮復元力が、トレースピン70のピ
ン先端71,72を介してハート島82,83のロック部84,85に
より受け止められる。このとき、タッチペン20は、携帯
用情報機器10のポケット11内に格納された状態となる。
【0033】一方、タッチペン20を取り出す際には、タ
ッチペン20を更に少し押し込めば良い。このとき、ラッ
チ50がタッチペン20に押されて後退すると、トレースピ
ン70のピン先端71,72が、図5,6に矢印で示すよう
に、カム溝80,81内を相対的に移動し、ハート島82,83の
ロック部84,85から係脱する。
ッチペン20を更に少し押し込めば良い。このとき、ラッ
チ50がタッチペン20に押されて後退すると、トレースピ
ン70のピン先端71,72が、図5,6に矢印で示すよう
に、カム溝80,81内を相対的に移動し、ハート島82,83の
ロック部84,85から係脱する。
【0034】これにより、ロック状態が解除され、ばね
60の圧縮復元力により、ラッチ50が前進する。このた
め、タッチペン20がラッチ50に押されて、携帯用情報機
器10のポケット11から突出する。なお、トレースピン70
とカム溝80,81とからロック手段を構成したが、これに
限らず、フックや回転カムを利用しても良い。また、ト
レースピン70をケース40に軸止し、カム溝80,81をラッ
チ本体51に設けたが、これに限らず、逆にトレースピン
をラッチ本体51に軸止し、カム溝をケース40に設けても
良い。
60の圧縮復元力により、ラッチ50が前進する。このた
め、タッチペン20がラッチ50に押されて、携帯用情報機
器10のポケット11から突出する。なお、トレースピン70
とカム溝80,81とからロック手段を構成したが、これに
限らず、フックや回転カムを利用しても良い。また、ト
レースピン70をケース40に軸止し、カム溝80,81をラッ
チ本体51に設けたが、これに限らず、逆にトレースピン
をラッチ本体51に軸止し、カム溝をケース40に設けても
良い。
【0035】一方、カム溝80,81を左右非対称に形成し
たが、これに限らず、左右対称に形成しても良い。ま
た、カム溝80,81をラッチ本体51の左右両側面にそれぞ
れ設けたが、これに限らず、左右側面の一方に設けても
良いし、或いは上面、下面の一方、又は両面に設けても
良い。 (挟持片52)左右の各挟持片52は、図1〜3に示すよう
に、薄肉のヒンジ部56を介してラッチ50の前面にそれぞ
れ連なり、常時は、図2,3に示すように、略V字形に
開いている。そして、各ヒンジ部56を中心に屈曲するこ
とで、図1に示すように、互いに接近した閉じた状態に
撓むことができるようになっている。
たが、これに限らず、左右対称に形成しても良い。ま
た、カム溝80,81をラッチ本体51の左右両側面にそれぞ
れ設けたが、これに限らず、左右側面の一方に設けても
良いし、或いは上面、下面の一方、又は両面に設けても
良い。 (挟持片52)左右の各挟持片52は、図1〜3に示すよう
に、薄肉のヒンジ部56を介してラッチ50の前面にそれぞ
れ連なり、常時は、図2,3に示すように、略V字形に
開いている。そして、各ヒンジ部56を中心に屈曲するこ
とで、図1に示すように、互いに接近した閉じた状態に
撓むことができるようになっている。
【0036】左右の各挟持片52の先端部には、図2,3
に示すように、それらの内面から相対向して突出した爪
部57がそれぞれ設けられている。各爪部57は、斜面を前
方に向けた略直角三角形形に形成されている。そして、
爪部57は、図1に示すように、左右の挟持片52が閉じた
位置で、タッチペン20の環状溝21にはまり込む。すなわ
ち、左右の挟持片52がV字形に開いた位置より、タッチ
ペン20を介してラッチ50が押し込まれて後退すると、左
右の各挟持片52がケース40の左右のガイド壁44,44と接
触して、互いに接近する方向に徐々に閉じる。
に示すように、それらの内面から相対向して突出した爪
部57がそれぞれ設けられている。各爪部57は、斜面を前
方に向けた略直角三角形形に形成されている。そして、
爪部57は、図1に示すように、左右の挟持片52が閉じた
位置で、タッチペン20の環状溝21にはまり込む。すなわ
ち、左右の挟持片52がV字形に開いた位置より、タッチ
ペン20を介してラッチ50が押し込まれて後退すると、左
右の各挟持片52がケース40の左右のガイド壁44,44と接
触して、互いに接近する方向に徐々に閉じる。
【0037】このとき、左右の挟持片52の各爪部57は、
図1に示すように、タッチペン20の環状溝21にはまり込
み、タッチペン20が携帯用情報機器10のポケット11から
抜けるのを阻止する。なお、挟持片52を左右一対設けた
が、これに限らず、放射状に3個以上設けても良い。 (ばね60)ばね60として、スプリングを使用したが、こ
れに限らず、板ばねやぜんまいを使用しても良い。 (トレースピン70)前記トレースピン70は、金属製で、
全体がコ字形に屈曲し、ケース40の後壁に回転可能に支
持される。また、トレースピン70のピン先端71,72は、
ラッチ50のカム溝80,81に向かってL字形に屈曲してい
る。そして、各ピン先端71,72は、金属の弾性により、
ラッチ50の各カム溝80,81の底に向かって押し付けら
れ、カム溝80,81の底の高低差をトレースできるように
なっている。
図1に示すように、タッチペン20の環状溝21にはまり込
み、タッチペン20が携帯用情報機器10のポケット11から
抜けるのを阻止する。なお、挟持片52を左右一対設けた
が、これに限らず、放射状に3個以上設けても良い。 (ばね60)ばね60として、スプリングを使用したが、こ
れに限らず、板ばねやぜんまいを使用しても良い。 (トレースピン70)前記トレースピン70は、金属製で、
全体がコ字形に屈曲し、ケース40の後壁に回転可能に支
持される。また、トレースピン70のピン先端71,72は、
ラッチ50のカム溝80,81に向かってL字形に屈曲してい
る。そして、各ピン先端71,72は、金属の弾性により、
ラッチ50の各カム溝80,81の底に向かって押し付けら
れ、カム溝80,81の底の高低差をトレースできるように
なっている。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、次のような3つの効果を奏する。
第1に、タッチペンのイジェクト機構を付加することが
できる。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、次のような3つの効果を奏する。
第1に、タッチペンのイジェクト機構を付加することが
できる。
【0039】第2に、動作の信頼性を向上することがで
きる。第3に、ロック装置のケース側に、一対の挟持片
に接触する一対のガイド壁を設けているので、携帯用情
報機器側の構造を簡便することができる。
きる。第3に、ロック装置のケース側に、一対の挟持片
に接触する一対のガイド壁を設けているので、携帯用情
報機器側の構造を簡便することができる。
【図1】ロック状態のロック装置の断面図である。
【図2】携帯用情報機器の斜視図である。
【図3】ロック解除状態を示すロック装置の断面図であ
る。
る。
【図4】図4は図1の縦断面図である。
【図5】図3の横断面図である。
【図6】図3の他の横断面図である。
【図7】ラッチの正面図である。
10 携帯用情報機器 11 ポケット 12 挿入口 20 タッチペン 21 環状溝 30 ロック装置 40 ケース 41 開口面 42 取付片 43 スライド溝 44 ガイド壁 55 ボス 50 ラッチ 51 ラッチ本体 52 挟持片 53 受溝 54 ストッパ 55 ペン先受片 56 ヒンジ部 57 爪部 60 ばね 70 トレースピン 71,72 ピン先端 80,81 カム溝 82,83 ハート島 84,85 開放面 86,87 ロック部
Claims (1)
- 【請求項1】 長さの途中に環状溝を有するタッチペン
と、 前記タッチペンを挿入する挿入口を一端部に有し、前記
挿入口から挿入されたタッチペンを格納する筒状のポケ
ットを有する携帯用情報機器とを前提とし、 前記携帯用情報機器のポケット内に位置し、前記挿入口
から挿入された前記タッチペンの前記環状溝に係合し、
前記タッチペンを前記ポケット内にロックするロック装
置において、 前記ロック装置は、 前記ポケット内に固定され、一端部に開口面を有するケ
ースと、 前記ケース内にスライド可能に支持され、前記開口面を
通して出入りするラッチと、 前記ラッチから前記挿入口に向かって二股に分かれて延
び、各々ヒンジ部を介して前記ラッチにそれぞれ連結
し、相対向する両内面に前記タッチペンの前記環状溝に
はまり込む爪部をそれぞれ有する一対の挟持片と、 前記ラッチが前記ケースの前記開口面から抜けるのを阻
止するストッパと、 前記ラッチを前記ケースの前記開口面に向かって突出さ
せることで、前記ラッチを介して前記ポケット内に格納
されたタッチペンを挿入口から押し出すばねと、 前記挿入口から挿入された前記タッチペンにより、前記
ラッチが前記ばねのばね力に抗して押し込まれた際に、
前記タッチペンがポケット内に格納された格納位置に前
記ラッチをロックし、 前記タッチペンが前記格納位置から更に押し込まれた際
に、前記ロック状態を解除するためのロック手段と、 前記ケースの前記開口面の両側からそれぞれ突出し、前
記ラッチが前記ケースの前記開口面から出入りする際
に、前記一対の挟持片の互いに背向した外面に接触する
一対のガイド壁とを備えたことを特徴とするタッチペン
のロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11855697A JPH10307643A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | タッチペンのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11855697A JPH10307643A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | タッチペンのロック装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10307643A true JPH10307643A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14739520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11855697A Withdrawn JPH10307643A (ja) | 1997-05-09 | 1997-05-09 | タッチペンのロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10307643A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1653325A1 (en) * | 2004-11-01 | 2006-05-03 | Nec Corporation | Portable terminal apparatus with TV function and TV antenna with function as input pen |
WO2007086106A1 (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-02 | Fujitsu Limited | ペンユニットおよび電子機器 |
JP2009152843A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Advanex Inc | モバイル製品用アンテナ及びモバイル製品 |
CN102053731A (zh) * | 2009-10-30 | 2011-05-11 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 触控笔 |
JP2012212219A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Fujitsu Ltd | 携帯装置 |
JP2012252378A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Minebea Co Ltd | 入力装置 |
CN114035650A (zh) * | 2021-10-20 | 2022-02-11 | 合肥联宝信息技术有限公司 | 一种电触笔隐藏机构及电子装置 |
-
1997
- 1997-05-09 JP JP11855697A patent/JPH10307643A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1653325A1 (en) * | 2004-11-01 | 2006-05-03 | Nec Corporation | Portable terminal apparatus with TV function and TV antenna with function as input pen |
US7961150B2 (en) | 2004-11-01 | 2011-06-14 | Nec Corporation | Portable terminal apparatus with TV function and TV antenna with function as input pen |
US7541987B2 (en) | 2004-11-01 | 2009-06-02 | Nec Corporation | Portable terminal apparatus with TV function and TV antenna with function as input pen |
JPWO2007086106A1 (ja) * | 2006-01-24 | 2009-06-18 | 富士通株式会社 | ペンユニットおよび電子機器 |
WO2007086106A1 (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-02 | Fujitsu Limited | ペンユニットおよび電子機器 |
US8081172B2 (en) | 2006-01-24 | 2011-12-20 | Fujitsu Limited | Pen unit and electronic apparatus |
KR101146638B1 (ko) * | 2006-01-24 | 2012-05-17 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 펜 유닛 및 전자 기기 |
JP4961356B2 (ja) * | 2006-01-24 | 2012-06-27 | 富士通株式会社 | ペンユニットおよび電子機器 |
JP2009152843A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-09 | Advanex Inc | モバイル製品用アンテナ及びモバイル製品 |
CN102053731A (zh) * | 2009-10-30 | 2011-05-11 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 触控笔 |
JP2012212219A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-11-01 | Fujitsu Ltd | 携帯装置 |
JP2012252378A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Minebea Co Ltd | 入力装置 |
CN114035650A (zh) * | 2021-10-20 | 2022-02-11 | 合肥联宝信息技术有限公司 | 一种电触笔隐藏机构及电子装置 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |