JPH1030728A - 密閉材 - Google Patents
密閉材Info
- Publication number
- JPH1030728A JPH1030728A JP20522796A JP20522796A JPH1030728A JP H1030728 A JPH1030728 A JP H1030728A JP 20522796 A JP20522796 A JP 20522796A JP 20522796 A JP20522796 A JP 20522796A JP H1030728 A JPH1030728 A JP H1030728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- tubular member
- sealing material
- glass fiber
- silicone resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Sealing Material Composition (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、蓋体と器体とを密閉状態下で高温
燃焼する機器において、耐熱性と耐蝕性に優れるととも
に弾力性に富む密閉材を提供することを目的とするもの
である。 【解決手段】 本発明は、ガラス繊維糸により編成した
管体1をシリコン樹脂の含浸により固形化して成るもの
である。
燃焼する機器において、耐熱性と耐蝕性に優れるととも
に弾力性に富む密閉材を提供することを目的とするもの
である。 【解決手段】 本発明は、ガラス繊維糸により編成した
管体1をシリコン樹脂の含浸により固形化して成るもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にパッキング
と称する密閉材に関するものである。
と称する密閉材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉材としてはシリコンやウレタ
ン等のゴム系の材質のものが一般的に使用されている
が、これらの密閉材にあっては生ごみの燃焼のように高
温度に達しかつ発生するガスにさらされるような機器に
おける環境にある場合は、劣化現象が激しいため、使用
することができなかった。例えば、シリコンゴム製の密
閉材では高熱とガスとによって数時間のうちに変形し軟
化しシリコンゴム本来の弾性を失ってしまっていた。
ン等のゴム系の材質のものが一般的に使用されている
が、これらの密閉材にあっては生ごみの燃焼のように高
温度に達しかつ発生するガスにさらされるような機器に
おける環境にある場合は、劣化現象が激しいため、使用
することができなかった。例えば、シリコンゴム製の密
閉材では高熱とガスとによって数時間のうちに変形し軟
化しシリコンゴム本来の弾性を失ってしまっていた。
【0003】また、耐熱性や耐蝕性のみを考慮したとき
は石綿系の材質も考えられるが、開閉頻度が高い箇所に
使用するときは、弾力性が殆んどないから復元力がな
く、押圧のクセがついてしまうため気密性を失い、内部
で発生する熱気やガスが漏れ易くなり、密閉材の役割を
果すことはできない。
は石綿系の材質も考えられるが、開閉頻度が高い箇所に
使用するときは、弾力性が殆んどないから復元力がな
く、押圧のクセがついてしまうため気密性を失い、内部
で発生する熱気やガスが漏れ易くなり、密閉材の役割を
果すことはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、生
ごみ焼却器のように、蓋体と器体とを密閉状態下で高温
燃焼する機器において、耐熱性と耐蝕性に優れることは
もちろん、弾力性に富むとともに密封性に富む密閉材を
提供することを目的とするものである。
ごみ焼却器のように、蓋体と器体とを密閉状態下で高温
燃焼する機器において、耐熱性と耐蝕性に優れることは
もちろん、弾力性に富むとともに密封性に富む密閉材を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガラス繊維糸
によって編成した管体をシリコン樹脂の含浸により固形
化して成る密閉材であり、この管体は二重以上に構成し
てもよいし、内部にコイルスプリングを装着してもよ
い。
によって編成した管体をシリコン樹脂の含浸により固形
化して成る密閉材であり、この管体は二重以上に構成し
てもよいし、内部にコイルスプリングを装着してもよ
い。
【0006】
【発明の実施の形態】いま本発明の密閉材を円形状に構
成し、これを生ごみ焼却器の蓋体の底蓋板の周縁部に設
置して使用する。
成し、これを生ごみ焼却器の蓋体の底蓋板の周縁部に設
置して使用する。
【0007】このような構成の蓋体を器体に対して開閉
自在にし、器体の周縁部との間に閉口状態を保持すると
きは、内部で発生する熱ガスが完全燃焼する前に漏れる
ことなく密閉状態を継続するようになる。
自在にし、器体の周縁部との間に閉口状態を保持すると
きは、内部で発生する熱ガスが完全燃焼する前に漏れる
ことなく密閉状態を継続するようになる。
【0008】生ごみの焼却終了後に蓋体を閉口状態から
開口状態にしたときは、密閉材はその弾力性によって真
円形の管体に直に復元するようになる。
開口状態にしたときは、密閉材はその弾力性によって真
円形の管体に直に復元するようになる。
【0009】
【実施例】1はガラス繊維糸によって編成した管体で、
この管体にはシリコン樹脂を含浸して固形化する。
この管体にはシリコン樹脂を含浸して固形化する。
【0010】2は前記管体1の内部に挿入して二重管に
する内管体で、その構成は外部の管体と同じである。
する内管体で、その構成は外部の管体と同じである。
【0011】3は前記管体1の内部に挿入したコイル弾
機である。
機である。
【0012】4は前記のような構成から成る密閉材を示
し、この密閉材を使用した例として生ごみ焼却器を図5
に示した。(この密閉材を装着した生ごみ焼却器につい
ては、別に特許出願した。)
し、この密閉材を使用した例として生ごみ焼却器を図5
に示した。(この密閉材を装着した生ごみ焼却器につい
ては、別に特許出願した。)
【0013】5は本器体で、この本器体には開閉蝶番6
を介して蓋体7を設置する。
を介して蓋体7を設置する。
【0014】8は前記蓋体7の底板で、この底板周端部
に前記密閉材4を装着し、この密閉材が前記器体5の生
ごみ収容器体11の上面周縁部に接離するように成る。
に前記密閉材4を装着し、この密閉材が前記器体5の生
ごみ収容器体11の上面周縁部に接離するように成る。
【0015】9は前記器体5の外器体で、この外器体の
内部には内器体10を設置し、この内器体の内部に周縁
部を掛け止めて生ごみ収容器体11を出し入れ自在に配
置する。
内部には内器体10を設置し、この内器体の内部に周縁
部を掛け止めて生ごみ収容器体11を出し入れ自在に配
置する。
【0016】12は外器体外でタイマースイッチでコン
トロールする電熱ヒータで、前記生ごみ収容器体11は
この電熱ヒータ上方に若干間隙をあけて置かれる。
トロールする電熱ヒータで、前記生ごみ収容器体11は
この電熱ヒータ上方に若干間隙をあけて置かれる。
【0017】13は前記蓋体7の外蓋部で、この外蓋部
の内部には遮熱のための内蓋部14,14を設けてい
る。
の内部には遮熱のための内蓋部14,14を設けてい
る。
【0018】15は前記蓋体7の底板8中央開口部上に
設置したヒータユニットで、このヒータユニットの外側
には反射板ユニット16を設置する。
設置したヒータユニットで、このヒータユニットの外側
には反射板ユニット16を設置する。
【0019】17は前記反射板ユニット16の外部に設
けた防熱板で、この下端部は前記底板8の適所に固定す
る。
けた防熱板で、この下端部は前記底板8の適所に固定す
る。
【0020】
【発明の効果】本発明の密閉材は、高熱温度化とこれに
よって発生するガスに対して耐熱性と耐蝕性に優れて完
全密閉状態を保持することができるとともに密閉開放時
には十分な復元力を発揮する弾力性に富み、また繊維状
態に編成したものを固形化しているから、開閉頻度が高
くてもその強靭度は抜群で耐久性に富むものであり、し
かもそのコストは比較的安価である。
よって発生するガスに対して耐熱性と耐蝕性に優れて完
全密閉状態を保持することができるとともに密閉開放時
には十分な復元力を発揮する弾力性に富み、また繊維状
態に編成したものを固形化しているから、開閉頻度が高
くてもその強靭度は抜群で耐久性に富むものであり、し
かもそのコストは比較的安価である。
【図1】全体の一部切欠正面図
【図2】図1の要部の拡大斜視図
【図3】他例の全体の一部切欠正面図
【図4】図3の要部の拡大斜視図
【図5】本発明を生ごみ焼却器の蓋体に使用したときの
状態図
状態図
1 管体 2 内管体 3 コイル弾機
Claims (3)
- 【請求項1】 ガラス繊維糸によって編成した管体をシ
リコン樹脂の含浸により固形化して成る密閉材。 - 【請求項2】 管体を複数に構成して成る請求項1に記
載した密閉材。 - 【請求項3】 管体の内部にコイル弾機を装着して成る
請求項1に記載した密閉材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20522796A JPH1030728A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 密閉材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20522796A JPH1030728A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 密閉材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1030728A true JPH1030728A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16503518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20522796A Pending JPH1030728A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | 密閉材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1030728A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005000557A1 (de) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Technoplast Kunststofftechnik Gmbh & Co Kg | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von kunststoffprofilen |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP20522796A patent/JPH1030728A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005000557A1 (de) * | 2003-06-27 | 2005-01-06 | Technoplast Kunststofftechnik Gmbh & Co Kg | Verfahren und vorrichtung zur herstellung von kunststoffprofilen |
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