JPH10307180A - マイクロ波検出器 - Google Patents

マイクロ波検出器

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JPH10307180A
JPH10307180A JP9130563A JP13056397A JPH10307180A JP H10307180 A JPH10307180 A JP H10307180A JP 9130563 A JP9130563 A JP 9130563A JP 13056397 A JP13056397 A JP 13056397A JP H10307180 A JPH10307180 A JP H10307180A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 妨害電波があったとしても、係る妨害電波に
は反応せず目的とする周波数のマイクロ波を検出するこ
とのできるマイクロ波検出器を提供すること 【解決手段】 所定帯域のマイクロ波を検出し、警報を
出力するマイクロ波検出器において、検出対象以外の妨
害電波を検出する妨害電波検出手段としてのマイコン1
0を設け、そのマイコンで検出した妨害電波情報をメモ
リ11に格納する。そしてメモリに記憶された妨害電波
情報に基づき、受信したマイクロ波が妨害電波か目的電
波かを弁別し、妨害電波と判断した場合には前記警報を
出力しないようにした。そして、マイコンは、例えば信
号識別回路6から出力されるマイクロ波の検出信号の出
力状態を監視し、出力されたときの周波数情報を制御電
圧発生器9の出力電圧を取得することにより知得する。
そして、同一の周波数の信号が一定時間以上連続して受
信した場合に妨害電波と判断するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、マイクロ波検出器
に関するもので、より具体的には、検出対象・目的とす
るマイクロ波以外のマイクロ波(妨害電波)の影響を受
けにくくし、誤動作・誤警報を防止することのできるマ
イクロ波検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】レーダー式スピード測定器から発射され
たマイクロ波を検知した際に、警報器によるアラームを
発するように構成されたマイクロ波検出器が従来から知
られている。具体的な内部回路の説明は省略するが、ア
ンテナを介して受信した電波に、所定の周波数帯域で一
定の電界強度(レベル)以上のマイクロ波が存在してい
る場合には、目的とする検出対象のマイクロ波と判断
し、アラームを鳴らして運転者に警報を発生するように
なっている。そして、係るマイクロ波検出器は高感度に
検出する必要性があるため、微弱なマイクロ波も検知す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明に係
るマイクロ波検出器が実装される自動車には、ラジオ,
テレビジョン受信機,ナビゲーションシステム,移動体
通信機,パーソナルコンピュータ等の電磁波を発生する
電子機器・通信機器が設置されたり、車室内等に持ち込
まれたりする。そして、係る各種機器は、性能向上や、
クロック周波数の高周波数化等に伴い、マイクロ波検出
器で検出するマイクロ波の周波数帯域内の電磁波を放射
する可能性がある。また、移動体通信機やナビゲーショ
ンシステムなどの場合には、上記所定の周波数帯域内の
電波を積極的に送信あるいは受信するようになってい
る。その結果、高感度のマイクロ波検出器が、その各種
機器から放射された電磁波等を目的のマイクロ波と誤認
識し、誤警報を出力するおそれがある。つまり、係る機
器から放射等される電磁波が、マイクロ波検出器にとっ
ては妨害電波となっている。その結果、マイクロ波検出
器と、係る各種機器を併用することが困難となる。
【0004】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、たとえ妨害電波があったとしても、係る妨害電波に
は反応せず目的とする周波数のマイクロ波を検出するこ
とのできるマイクロ波検出器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係るマイクロ波検出器では、所定帯域の
マイクロ波を検出し、警報を出力するマイクロ波検出器
において、検出対象以外の妨害電波を検出する妨害電波
検出手段と、その妨害電波検出手段で検出した妨害電波
情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された
妨害電波情報に基づき、受信したマイクロ波が妨害電波
か目的電波かを弁別し、妨害電波と判断した場合に前記
警報を出力しないようにした(請求項1)。
【0006】前記妨害電波検出手段としては、手動ある
いは自動の各種のものを用いることができるが、例えば
一定時間以上連続して信号を受信した場合に妨害電波と
判断するものとすることができる(請求項2)。
【0007】なお、検出対象のマイクロ波も、そのマイ
クロ波を検出後その発信源を通過するまでの期間はマイ
クロ波を継続して検出することになる。従って、本発明
でいう「一定時間以上」とは、そのように正規の検出対
象のマイクロ波が連続して検出される期間よりも長い期
間をいう。また、一定時間以上連続(継続)したか否か
の判断は、例えばタイマーなどにより具体的に経過時間
を計測してもよく、あるいは、掃引回数をカウントする
ことにより間接的に計測するようにしてもよく、各種の
方式をとることができる。
【0008】ここで、一定時間以上連続して信号を受信
したとは、例えば、同一周波数を連続して検出したこと
を条件としたり(請求項5)、同一周波数でしかも同一
レベルのマイクロ波を連続して検出したことを条件とし
たり(請求項6)、1回のスキャンで検出された信号数
が同一であることを条件としたり(請求項7)、1回の
スキャンで検出された信号数が同一であり、かつ、検出
された各信号のレベルが、前回の対応する信号のレベル
と同一であることを条件としたり(請求項8)すること
ができる。
【0009】また、妨害電波検出手段の別の構成として
は、一定時間以上連続して同一信号強度の信号を受信し
た場合に妨害電波と判断するものとしてもよい(請求項
3)。
【0010】さらにまた、前記妨害電波検出手段は、電
源投入の際に検出されたマイクロ波を妨害電波と判断す
るものとしてもよい(請求項4)。係る機能は、単独あ
るいは上記した各発明と並列的に実現できる。
【0011】すなわち、一般に車載機器等から発せられ
る妨害電波は、その機器が動作している間中もしくは一
定の条件で動作している間中常時一定の条件で発してい
る。一例を示すと、ナビゲーションシステムに使用れさ
るGPS受信機の局部発振器は、GPS受信機が作動し
ている間中発振しており、その高調波もその間中一定の
レベルで放射されている。つまり、周波数が一定で信号
強度も一定(ともに一定の範囲内でばらつくことはあ
る)となることが多い。一方、検出対象のマイクロ波の
発信源は、一般に固定設置されており、その設置場所の
付近を通過するときのみマイクロ波を受信することにな
るので、信号を受信している期間は、比較的短い。しか
も、受信し始めは微弱な信号強度で、発信源に近づくに
つれて信号強度は増加し、設置場所を通過すると徐々に
弱くなる。
【0012】そこで、比較的長い時間連続して信号を受
信している場合には、妨害電波とみなせる。この原理に
基づくのが、請求項2である。そして、比較的長い時間
連続して受信する信号の内容に着目すると、一周波数の
マイクロ波を受信している場合には、検出対象のマイク
ロ波ではなく、妨害電波のおそれが高い。この原理に基
づくのが、請求項5〜8である。一方、検出対象のマイ
クロ波の場合には、信号強度が変動するのに対し、妨害
電波の場合には、あまり変動しない。この原理に基づく
のが、請求項3,6,8である。
【0013】さらには、ナビゲーションシステムのよう
な場合はに、エンジンスタート時から稼働しているた
め、マイクロ波検出器の電源投入時あるいはその直後か
ら発生することになる。この原理に基づくのが、請求項
5である。
【0014】なお、上記した各発明において、妨害電波
か否かの判断を行う際の「同一」とは、完全に一致を要
求してもよいが、通常は、ばらつきがあるので、一定の
許容範囲内に存在するものは、同一(周波数,信号強
度)とみなすように処理するのが好ましい。
【0015】さらにまた、強制妨害電波検出スイッチを
設け、電波検出中に、使用者が前記強制妨害電波検出ス
イッチを押下した場合には、その押下時の信号は妨害電
波として記憶手段に記憶するように構成してもよい(請
求項9)。妨害電波の発生源がわかっており、それを使
用する場合には、そのとき発生し、受信したマイクロ波
を妨害電波と強制的に認識させるようにする。これによ
り、無用な警報が一定時間出力されるのが防止できる。
【0016】なお、上記各方式により記憶された情報
は、一旦該当する妨害電波が無くなった場合に、すぐに
消去してもよく、あるいは、その後も記憶保持しておき
次に妨害電波が発生した際に、最初から警報を出力しな
いようにすることもできる。そして、そのように記憶保
持させた場合の消去のタイミングとしては、例えば、記
憶手段に記憶された情報は、電源のオフとリセットスイ
ッチの押下の少なくとも一方によりキャンセルされるよ
うにしてもよい(請求項10)。さらにまた、記憶手段
に記憶された信号情報と同一の状態が一定期間連続して
検出されないときには、記憶手段に記憶したその信号情
報を消去するようにしてもよい(請求項11)。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るマイクロ波
検出器の好適な一実施の形態の全体構成を示している。
同図に示すようにホーンアンテナ1の入力と局部発振器
2の出力とがミキサ3にて周波数混合される。これによ
って得られた中間周波信号が、次段の中間周波帯域増幅
器(BPF+AMP)4を経て帯域増幅された後、検波
器5に入力される。そして、検波器5から出力される検
波信号に基づいて信号識別回路6にて目的とするマイク
ロ波が存在するか否かを判断し、マイクロ波が存在する
場合には、検出信号を警報回路7に送る。そして、警報
回路7は、検出信号を受け取ると、警報器8を動作させ
て運転者に報知する。なお、警報器8としては、ブザー
・アラーム等の音声や、ランプ等の視覚によるもの等が
ある。
【0018】上記局部発振器2は、制御電圧発生器9か
ら発生される鋸歯状波や三角波により制御され、受信信
号と周波数混合する局部発振器2の出力の周波数は、受
信帯域内を周期的に掃引する。よって、図2(A)に示
すように掃引制御電圧が変化すると、検波器5の出力
は、同図(B)に示すように対応する周波数のマイクロ
波が存在すると、大きなピークが現れそれ以外の領域で
はホワイトノイズが現れる。そこで、信号識別回路7と
して、例えば、ホワイトノイズと弁別できるようなしき
い値Thを基準電圧としたコンパレータを用いることに
より、同図(C)に示すように、目的とする所定周波数
で一定の電界強度以上のマイクロ波が受信されたときの
みパルスがONになるようにできる。つまり、係るパル
スがONになることが、上記した検出信号となる。そし
て、警報回路7は、係るパルス(ON)を受け取ると一
定時間(少なくとも1回の掃引時間以上)警報器8を動
作させる。
【0019】上記の構成が一般的に用いられるスーパー
ヘテロダイン型のマイクロ波検出器である。ここで本発
明では、妨害電波検出手段としてのマイコン10を、信
号識別回路6の出力に接続し、検出信号を取得できるよ
うにしている。そしてマイコン10が、検出信号の出現
状態を監視し、それが妨害電波と判断した場合には、そ
の妨害電波に関する情報をメモリ11に格納する。
【0020】また、マイコン10は、検出信号が妨害電
波の場合には、その検出信号を無効にし、その妨害電波
によっては警報回路7及びまたは警報器8が動作しない
ようにしている。つまり、メモリ11に格納された情報
に基づいて検出信号が妨害電波であるか否かを判断し、
妨害電波と判断した場合には警報を出力しないようにし
ている。
【0021】次に具体的な構成について説明する。検出
対象のマイクロ波の場合には、ある期間だけ検出される
が、車両の移動に伴いマイクロ波の発信源となるレーダ
ー式スピード測定器の設置位置を通過すると係るマイク
ロ波はなくなる。一方、妨害電波の場合には、車室内に
存在する電子機器等から発射される電磁波とすると、そ
の電子機器等を使用している間は車両の移動に関係なく
常時発生する。そこで、一定時間以上連続して同一の周
波数の信号を受信した場合に妨害電波と判断し、その情
報をメモリ11に格納する。これにより、以後メモリ1
1に格納された妨害電波と同一の信号が受信された場合
には、それを検知し警報回路7を作動させないようにす
る。
【0022】*妨害電波検知機能 マイコン10にて妨害電波を検出するためには、例えば
図3に示すように制御電圧発生器9の出力にA/Dコン
バータ12を接続し、掃引制御電圧のデジタル値をマイ
コン10に入力するようにする。マイコン10は、信号
識別回路6の出力を監視し、検出信号(パルスオン)を
検知したならば、そのパルスの立ち上がりの時のA/D
コンバータ12の出力値(掃引制御電圧のデジタルデー
タ)Pを取得する(図4参照)。そして、この取得した
出力値Pを、メモリ11に格納する。もちろん、パルス
が複数検出された場合には、各出力値をメモリ11に格
納する。
【0023】そして、同一の出力値Pが連続してN回以
上(一定時間以上に対応する値)検出された場合には、
その出力値Pに対応する周波数のマイクロ波は妨害電波
とし、その周波数を妨害電波の周波数としてメモリ11
に格納する(具体的に格納するデータとしては、周波数
に対応する出力値Pでも可)。なお、同一の出力値Pと
は、完全に一致するもののみとしてもよく、あるいは、
一定のマージンをとり、その範囲内に存在するものは同
一の信号に基づくものと判断するようにしてもよい。な
おまた、一旦同一の出力値Pの受信がとぎれたときに
は、それまで積算した連続受信回数をリセットする。ま
た、上記のように受信した回数をカウントするのではな
く、タイマーを起動させ一定時間以上連続して同一の周
波数の信号を継続した場合に、その周波数の信号を妨害
電波としてもよい。
【0024】つまり、掃引制御電圧と周波数には相関関
係があるので、このように掃引制御電圧を格納すること
により、相対周波数を記憶させたことになり、同一の掃
引制御電圧が検出されることは、同一の周波数信号が連
続して検出されることに他ならない。
【0025】*妨害電波検出時の警報停止機能 上記のいずれかの判断により妨害電波が検出された場合
であっても、それと同時に検出対象のマイクロ波が存在
することがある。従って、妨害電波が検出されたといっ
て、完全に警報を出力しないようにしてはいけない。
【0026】そこで、妨害電波が存在しているときに
は、その妨害電波の周波数に関するデータがメモリ11
に格納されているので、例えば、マイコン10がA/D
コンバータ12の出力を監視し、その出力値がメモリ1
1に格納された妨害電波が存在する周波数に対応する掃
引制御電圧値と一致するか否かを判断し、一致する場合
には、その時発生する検出信号は、妨害電波によるもの
とみなせるので、係る信号識別回路6から出力されるパ
ルス(ON)を無効にする。
【0027】つまり、マイコン10からの制御信号に基
づき警報回路7への入力信号をLowのままになるよう
にする。これは、信号識別回路6の出力と、マイコン1
0からの制御信号を2入力のアンド回路に与え、そのア
ンド回路の出力を警報回路7に与え、マイコン10から
の制御信号は、正常時はHで妨害電波の周波数の時にL
を出力するようにする。これにより、妨害電波が発生し
ているときにはアンド回路の出力はLとなるので、警報
回路7にとっては、妨害電波発生期間は検出信号はなか
ったものと認識される。一方、妨害電波が発生していな
いときにはアンド回路のマイコン10からの入力信号は
Hとなるので、アンド回路の出力は信号識別回路6から
の出力と等価となる。よってその検出対象のマイクロ波
が存在しない場合には、信号識別回路6の出力はLow
のままとなる。また、妨害電波とともに検出対象とする
マイクロ波が存在している場合には、その妨害電波でな
いマイクロ波の周波数の時にのみ検出信号が有りと認識
されるようになる。
【0028】また、別の方法としては、マイコン10で
妨害電波の有無を監視しているため、1回の掃引で妨害
電波のみが存在しているか否かを判断する。そして、妨
害電波のみと判断した場合には、警報回路7に対して停
止命令を送る。一方、妨害電波が無かったり、仮にあっ
ても妨害電波以外の信号が存在した場合には、停止命令
は送らないようにする。そして、警報回路7は、停止命
令を受けると警報出力はしないように構成することもで
きる。
【0029】図5,図6は、本発明に係るマイクロ波検
出器の第2の実施の形態の要部を示している。本実施の
形態では、掃引制御電圧を出力する制御電圧発生器9と
して、マイコン10からのタイミングパルスに同期して
鋸歯状波を発生する同期式鋸歯状波発振器を用いてい
る。この発振器は、マイコン10からタイミングパルス
を受け取ると、1回掃引電圧を出力するものである。従
って、図7に示すように、マイコン10から一定の間隔
でタイミングパルスが出力されると、鋸歯状の掃引制御
電圧が出力することになる。
【0030】ここで本実施の形態では、マイコン10に
上記した第1実施の形態と同様に信号識別回路6の出力
を与えるようにするとともに、妨害電波情報を格納する
メモリ11を接続する。そして、マイコン10が内蔵す
るタイマーにより、タイミングパルスを出力してからの
経過時間を計測し、信号識別回路6の出力がON(H)
となったときの経過時間を取得し、メモリ11に格納す
る。この経過時間が、受信したマイクロ波の周波数に関
する情報となる。
【0031】そこで、上記した第1実施の形態と同様
に、経過時間が同一(一定の範囲内のばらつきを含む)
の信号が連続してN回受信した場合には、それを妨害電
波と判断し、メモリ11に妨害電波情報として経過時間
を記録する。そして、以後、その経過時間と同一の時間
に発生するマイクロ波の検出信号は、妨害電波とみな
し、それによっては警報を出力しないようにする。な
お、係る警報を停止する機能は、上記した第1の実施の
形態と同様のものを用いることができる。
【0032】図7は、本発明に係るマイクロ波検出器の
第3の実施の形態の要部を示している。同図に示すよう
に、本実施の形態では、掃引制御電圧を出力する制御電
圧発生器9として、D/Aコンバータを用いたものに適
用している。すなわち、マイコン10から、所定の鋸歯
状波になるように徐々にステップアップするデジタルデ
ータをD/Aコンバータに与え、そこにおいてデジタル
データに対応したアナログ値(電圧)に変換して局部発
振器2に掃引制御電圧として与えるようにしている。
【0033】係る構成にすると、マイコン10が直接掃
引制御電圧の電圧値を制御しているので、信号識別回路
6から検出信号(H)が出力されたときの掃引電圧は、
マイコン10が対応するデジタルデータとしてわかって
いるので、そのデータをメモリ11に格納する。そし
て、そのデータが妨害電波によるものか否かの判定や、
妨害電波と判定した後の警報停止処理は、上記した第1
の実施の形態と同様のアルゴリズムにより実現できる。
【0034】なお、上記した各実施の形態において、信
号識別回路6の出力がH(マイクロ波検知)となった場
合には、図8に示すように一旦掃引を一時停止させるよ
うにしてもよい。このようにすると、マイコン10の処
理速度が遅い場合であっても、検出精度を落とすことな
く処理できる。
【0035】**1回のスキャンで検出された信号数に
よる妨害電波判断 −第4の実施の形態− 上記した各実施の形態の説明では、同一周波数を連続し
て検出した場合に妨害電波と認識する方式(主として請
求項5に対応)についてのものである。本発明では、妨
害電波の検出アルゴリズムとして、そのように同一周波
数であるか否かによる方式に限らない。
【0036】すなわち、具体的な図示は省略するが、上
記した各実施の形態と同様に信号識別回路6の出力をマ
イコン10に取り込む。そして、マイコン10は、1回
の掃引で発生した検出信号(識別回路6の出力がH)の
数(マイクロ波の受信数)をカウントし、記憶する。そ
して、カウントされた受信数が同一である状態が連続し
て一定時間以上(例えばN回)継続している場合には、
妨害電波のみが検出されていると判断し、警報出力を停
止する。
【0037】このように妨害電波と認識した後も継続し
て受信数のカウントを行い、メモリ11に格納した妨害
電波における受信数と比較する。そして、両者が一致し
ている場合には、依然妨害電波のみを受信していると認
識し、警報は出力しない。一方、受信数が変わった場合
には、警報停止状態を解除するとともに、メモリ11に
格納した受信数もリセットする。よって、受信数が変化
したとしても1以上の受信数がある場合には、それが目
的とするマイクロ波のおそれもあるので警報を出力する
ことになる(すでに警報停止状態が解除されている)。
また、受信数が0の場合には、妨害電波が無くなっただ
けであるので、もちろん警報は出力されない。
【0038】本実施の形態では、妨害電波か否かの判定
を信号識別回路6の出力信号のみに基づいて行うことが
できる(上記した各実施の形態のように周波数情報をみ
ない)ので、構造が簡単で簡易なアルゴリズムで処理で
き、判定に要する負荷も少なくてすむ。
【0039】**信号レベルによる妨害電波判断 −第5の実施の形態− 上記した各実施の形態では、いずれも少なくとも信号識
別回路の出力信号に基づいて妨害電波か否かを判断する
ようにしている。本実施の形態は、それらとは異なり、
図9に示すように中間周波増幅器4の信号強度出力をA
/Dコンバータ14でデジタルデータに変換後、マイコ
ン10に入力する。
【0040】マイコン10では、与えられた信号強度を
記憶し、一定の時間以上信号強度が変化しない(一定の
範囲内で変動するのは許容する)場合には、妨害電波に
よるものと判断する。すなわち、検出対象のマイクロ波
の場合、車両が移動するにつれてマイクロ波の発信源に
近づくので、信号強度は徐々に増加するのが普通であ
る。従って、一定の時間以上信号強度が変化しないとい
うことは、発信源も車室内に存在している妨害電波のお
それが高いとみなせるからである。
【0041】なお、妨害電波と検出した後の処理は、上
記した各実施の形態と同様である。つまり、マイコン1
0は警報回路7に対して警報停止命令を発生するととも
に、その後も信号強度出力を監視し、信号強度が変化す
ると警報停止命令を解除するようになる。
【0042】**同一周波数+同一レベルによる妨害電
波判断 −第6の実施の形態− 本実施の形態では、上記した第1〜第3の実施の形態の
ように同一周波数が連続した場合に妨害電波と判断する
方式と、第5の実施の形態のように同一の信号強度が連
続した場合に妨害電波と判断する方式とを組み合わせ、
より正確に判断するようにしたものである。
【0043】具体的には、図10に示すような構成をと
ることにより実現できる。この図示したものは、第1の
実施の形態と第5の実施の形態である。つまり、マイコ
ン10には、信号識別回路6から検出信号が与えられ、
そのときの掃引電圧(周波数に対応)がA/Dコンバー
タ12を介して与えられる。さらには、A/Dコンバー
タ14を介して信号強度も与えられる。
【0044】このように3つの情報を取得したマイコン
10は、信号識別回路6から発せられる検出信号を取得
した際の周波数情報(掃引制御電圧の電圧値)と、信号
強度を対にしてメモリ11に格納する。もちろん、1回
の掃引で複数の検出信号を取得した場合には、それぞれ
について2つの情報を対にして格納する。
【0045】そして、同一の周波数でしかも同一の信号
強度(いずれも所定範囲内のばらつきを許容)の信号が
連続して一定時間以上継続して受信されている場合に
は、それを妨害電波と判断する。これにより、マイコン
10はメモリに係る周波数と信号強度を妨害電波による
ものと認識し、それらを関連づけて妨害電波情報として
メモリ11に格納する。
【0046】以後のサーチの際には、格納された信号と
同一周波数でかつ同一信号強度の信号が受信された場合
には、それは妨害電波と認識し、それによっては警報出
力しないようにする。具体的には、例えばその後もマイ
コン10にて妨害電波の検出処理をしているので、信号
識別回路6から出力される検出信号がすべて妨害電波の
時に警報停止命令を出力し、1つでも妨害電波でないと
きには、警報停止命令を出力しないようにすることによ
り制御できる。このようにすると、検出対象のマイクロ
波の周波数が、たまたま一旦妨害電波の周波数と判定さ
れメモリ11に格納された周波数と同一の周波数であっ
ても、例えば検出対象のマイクロ波の強度の方が大きい
場合には、同一周波数・同一信号強度の条件を満たさな
いため、妨害電波ではなく検出対象のマイクロ波がある
と認識し、警報出力することができる。また、仮に検出
対象のマイクロ波の信号強度の方が小さい場合であって
も、そのとき妨害電波が発生していなければ、やはり信
号強度が一致しないため妨害電波の条件を満たさず、検
出することができる。
【0047】なお、図示の例では、第1の実施の形態と
第5の実施の形態との組み合わせを示したが、第2また
は第3の実施の形態と、第5の実施の形態を組み合わせ
てももちろんよい。
【0048】**同一信号数+同一レベルによる妨害電
波判断 −第7の実施の形態− 本実施の形態は、第4の実施の形態と第5の実施の形態
を組み合わせたものである。すなわち、図11に示すよ
うに、マイコン10には、信号識別回路6から検出信号
が与えられ、また、A/Dコンバータ14を介して信号
強度も与えられる。
【0049】そして、1回掃引するごとに、受信した検
出信号の数をカウントするとともに、その検出信号の信
号強度を対にしてメモリ11に格納する。検出信号が複
数有る場合には、受信した順番と信号強度を関連づけて
格納する。
【0050】そして、検出信号の受信数が一致し、しか
も各信号の信号強度(所定範囲内のばらつきを許容)が
すべて一致する状態が連続して一定時間以上継続してい
る場合には、それを妨害電波と判断する。これにより、
マイコン10はメモリに係る周波数と信号強度を妨害電
波によるものと認識し、それら(受信数・各信号の信号
強度)を関連づけて妨害電波情報としてメモリ11に格
納する。なお、各検出信号の信号強度が同一とは、1回
の掃引で検出される検出信号同士の信号強度が同一であ
ることではなく、n番目の検出信号の信号強度が、前後
の掃引時に検出されたn番目の検出信号の信号強度と同
一であることを意味する。
【0051】以後のサーチの際には、格納された信号と
同一の受信数でかつ各掃引で受信された各検出信号の信
号強度が同一の信号が受信された場合には、それは妨害
電波と認識し、それによっては警報出力しないようにす
る。また、受信数が変化したり、1波でも信号強度が変
化した場合には、警報停止命令を解除し、マイクロ波が
存在する場合には警報出力する。
【0052】**電源投入の際に検出されたマイクロ波
を妨害電波と判断 −第8の実施の形態− 上記した各実施の形態では、いずれも車両の走行中に一
定の時間以上同一の状態が継続した場合には、それを妨
害電波と判断し、以後それと同一の状態が発生した場合
には、警報出力をしないようにしている。
【0053】本実施の形態はそれと相違し、マイクロ波
検出器の電源を投入したときから一定時間以内に受信し
たマイクロ波は妨害電波とみなすようにしている。すな
わち、一般にマイクロ波検出器や、ナビゲーションシス
テム等の車載電子機器等は、エンジンキーのアクセサリ
ーポジションで電源投入されるようになっている。従っ
て、妨害電波となる電子機器から発射される電磁波は、
マイクロ波検出器の電源投入した際、あるいはその直後
から存在することになる。一方、検出対象のマイクロ波
の場合には、エンジンスタート(マイクロ波検出器の電
源投入)時から存在する可能性は少ない。よって、マイ
コン10が電源投入からタイマーにより計時し、一定時
間以内にマイクロ波が検出された場合には、それを妨害
電波と判断し、それに関する情報をメモリ11に格納す
る。
【0054】そして、格納する情報としては、上記した
各実施の形態で示したいずれのものでもよい。つまり、
周波数であったり、受信信号するであったり、信号強度
であったり、それらの組み合わせなど各種のものに適用
できる(もちろん、記憶させる情報に応じた回路を組む
ことになる)。そして、本実施の形態は、単独で実施す
るようにしてもよく、あるいは、上記した各実施の形態
と組み合わせて実施することもできる。
【0055】**強制的入力による妨害電波判断 −第9の実施の形態− 上記した各実施の形態では、いずれもマイコン10が自
動的に妨害電波を認識し、それに関する情報をメモリ1
1に格納し、その後の警報停止か否かの制御を行うよう
にしている。本実施の形態では、それらと相違し、図1
や図9に示すように、マイコン10に対して強制妨害電
波検出スイッチ15を取り付け、電波検出中に、使用者
が前記強制妨害電波検出スイッチを押下した場合には、
その押下時に受信された信号は妨害電波と判断し、その
妨害電波に関する情報をメモリ11に格納するようにし
ている。そして、以後、そのメモリ11に格納されたの
と同一の条件の信号が受信された場合には、妨害電波と
判断し、それによっては警報出力をしないようにしてい
る。
【0056】すなわち、運転開始後に例えば携帯電話を
使用するとか、パソコンやラジオなどの電子機器を使用
することがある。そして、係る電子機器から妨害電波が
出力されるのがわかっているような場合には、通信機器
や電子機器等の電源を投入するとともに上記スイッチ1
5を押下する。これにより、マイクロ波検出器は、受信
したマイクロ波を瞬時に妨害電波と認識することがで
き、上記した各実施の形態で判断するまでに必要な一定
時間を待たずに警報を停止することができ、無用な警報
出力による不快感を与えることを可及的に抑制できる。
【0057】そして、従来も携帯電話等を使用するとき
にあらかじめマイクロ波検出器のミュートスイッチを押
下するなどして警報を出力しないようにすることができ
るものはあるが、従来のものは、スイッチの押下により
それが解除されるまではいっさいの警報が出力されない
ようになり、監視処理自体が停止されるが、本形態で
は、あくまでも妨害電波と同一とみなせる信号を受信し
た場合には警報を出力しないようになるだけで、それ以
外のマイクロ波を受信したときには、警報出力がされる
ため、電子機器等を使用中に検出対象のマイクロ波を検
出できる。つまり、通信機器・電子機器等とマイクロ検
出器の併用が可能である。
【0058】なお、上記した第8の実施の形態と同様
に、格納する情報としては、上記した各実施の形態で示
したいずれのものでもよい。つまり、周波数であった
り、受信信号であったり、信号強度であったり、それら
の組み合わせなど各種のものに適用できる(もちろん、
記憶させる情報に応じた回路を組むことになる)。そし
て、本実施の形態は、単独で実施するようにしてもよ
く、あるいは、上記した各実施の形態と組み合わせて実
施することもできる。
【0059】**解除方法 上記した各実施の形態で妨害電波として判断されてメモ
リ11に格納された情報は、その妨害電波が無くなった
と同時に消去してもよく、あるいは一定期間そのまま保
持させ、その次に妨害電波が出現したときに最初から妨
害電波と認識して無用な警報出力をするのを抑制するよ
うにしてもよい。そして、一定期間保持させる方式をと
った場合の妨害電波情報の消去(解除)のタイミング
は、以下に示す各種のものを用いることができる。
【0060】一例を示すと、例えば、マイクロ波検出器
の電源がオフになったときに消去するようにすることが
できる。これは、例えばメモリ11にRAM等の揮発性
のメモリを用いることにより、特に消去処理を行わなく
ても電源オフとともに自動的に消去できる。
【0061】また、図1や図9に示すように、リセット
スイッチ16を設け、そのリセットスイッチ16を押下
することにより、それをマイコン10が検知し、メモリ
11に格納した妨害電波に関する情報を消去するように
してもよい。特にこの方法では、例えば、妨害電波の原
因が携帯電話やパソコンなどとわかっており、しかも、
その後は妨害電波の原因となる機器を使用しない場合に
は、積極的に妨害電波の情報を消去し、たまたま妨害電
波と検出対象のマイクロ波の信号が一致して警報出力さ
れない誤動作の発生を可及的に抑制できる。
【0062】さらにまた、メモリ11に記憶された信号
情報と同一の状態が一定期間連続して検出されないとき
には、メモリ11に記憶したその信号情報を消去するよ
うにしてもよい。これにより、妨害電波情報が複数存在
する場合に、不要な妨害電波情報を消去することがで
き、検出対象のマイクロ波を誤って妨害電波と誤認識し
て警報出力されない可能性を可及的に減少できる。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るマイクロ波
検出器では、記憶手段に妨害電波情報を記憶しておき、
その記憶した妨害電波情報を利用して、その後に受信し
たマイクロ波があってもそれが妨害電波の場合には、反
応せず検出対象(目的)とする周波数のマイクロ波を検
出し、正しく警報出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロ波検出器の第1の実施の
形態を示すブロック構成図である。
【図2】マイクロ波検出の一般的な動作を説明する図で
ある。
【図3】第1の実施の形態の要部を示す図である。
【図4】その作用を説明する図である。
【図5】本発明に係るマイクロ波検出器の第2の実施の
形態の要部を示す図である。
【図6】その作用を説明する図である。
【図7】本発明に係るマイクロ波検出器の第3の実施の
形態の要部を示す図である。
【図8】変形例を示す図である。
【図9】本発明に係るマイクロ波検出器の第5の実施の
形態を示すブロック構成図である。
【図10】本発明に係るマイクロ波検出器の第6の実施
の形態の要部を示す図である。
【図11】本発明に係るマイクロ波検出器の第7の実施
の形態の要部を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 局部発振器 3 ミキサ 4 中間周波帯域増幅器 5 検波器 6 信号識別回路 7 警報回路 8 警報器 9 制御電圧発生器 10 マイコン(妨害電波検出手段) 11 メモリ(記憶手段) 12 A/Dコンバータ 14 A/Dコンバータ 15 強制妨害電波検出スイッチ 16 リセットスイッチ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定帯域のマイクロ波を検出し、警報を
    出力するマイクロ波検出器において、 検出対象以外の妨害電波を検出する妨害電波検出手段
    と、 その妨害電波検出手段で検出した妨害電波情報を記憶す
    る記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された妨害電波情報に基づき、受信
    したマイクロ波が妨害電波か検出対象のマイクロ波かを
    弁別し、妨害電波と判断した場合に前記警報を出力しな
    いようにしたことを特徴とするマイクロ波検出器。
  2. 【請求項2】 前記妨害電波検出手段は、一定時間以上
    連続して信号を受信した場合に妨害電波と判断するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のマイクロ波検
    出器。
  3. 【請求項3】 前記妨害電波検出手段は、一定時間以上
    連続して同一信号強度の信号を受信した場合に妨害電波
    と判断するものであることを特徴とする請求項1に記載
    のマイクロ波検出器。
  4. 【請求項4】 前記妨害電波検出手段は、電源投入の際
    に検出されたマイクロ波を妨害電波と判断するものであ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載
    のマイクロ波検出器。
  5. 【請求項5】 同一周波数を一定時間以上連続して検出
    した場合に、請求項2に記載の一定時間以上連続して信
    号を受信した場合の条件を満たすようにしたことを特徴
    とする請求項2に記載のマイクロ波検出器。
  6. 【請求項6】 同一周波数でしかも同一レベルのマイク
    ロ波を一定時間以上連続して検出した場合に、請求項2
    に記載の一定時間以上連続して信号を受信した場合の条
    件を満たすようにしたことを特徴とする請求項2に記載
    のマイクロ波検出器。
  7. 【請求項7】 1回のスキャンで検出された信号数が同
    一の状態が一定時間以上継続した場合に、請求項2に記
    載の一定時間以上連続して信号を受信した場合の条件を
    満たすようにしたことを特徴とする請求項2に記載のマ
    イクロ波検出器。
  8. 【請求項8】 1回のスキャンで検出された信号数が同
    一であり、かつ、検出された各信号のレベルが、前回の
    対応する信号のレベルと同一である状態が一定時間継続
    した場合に、請求項2に記載の一定時間以上連続して信
    号を受信した場合の条件を満たすようにしたことを特徴
    とする請求項2に記載のマイクロ波検出器。
  9. 【請求項9】 強制妨害電波検出スイッチを設け、電波
    検出中に、使用者が前記強制妨害電波検出スイッチを押
    下した場合には、その押下時の信号は妨害電波として記
    憶手段に記憶するようにしたことを特徴とする請求項1
    〜8のいずれか1項に記載のマイクロ波検出器。
  10. 【請求項10】 請求項2〜9において、記憶手段に記
    憶された情報は、電源のオフとリセットスイッチの押下
    の少なくとも一方によりキャンセルされるようにしたこ
    とを特徴としたマイクロ波検出器。
  11. 【請求項11】 請求項2〜9において、記憶手段に記
    憶された信号情報と同一の状態が一定期間連続して検出
    されないときには、記憶手段に記憶したその信号情報を
    消去するようにしたことを特徴とするマイクロ波検出
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008111773A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Mitsubishi Electric Corp 車載用レーダ装置
JP2011158361A (ja) * 2010-02-01 2011-08-18 Yupiteru Corp マイクロ波検出器及びその調整方法
US8733828B2 (en) 2009-01-06 2014-05-27 Johnson Controls Technology Company Headliner with integral wire harness

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