JPH10306403A - 仮設道路用滑止め体 - Google Patents
仮設道路用滑止め体Info
- Publication number
- JPH10306403A JPH10306403A JP15149097A JP15149097A JPH10306403A JP H10306403 A JPH10306403 A JP H10306403A JP 15149097 A JP15149097 A JP 15149097A JP 15149097 A JP15149097 A JP 15149097A JP H10306403 A JPH10306403 A JP H10306403A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plates
- ground
- temporary road
- slip body
- nonslip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の仮設道路用滑止め鋼板では、地面が軟
弱地盤や湿地や砂地の場合には、鋼板に接した地面が重
量に耐えられず鋼板が地面に沈降する現象が生じたり、
鋼板の表面が土や砂に被われ、滑止め効果が減ぜられた
り、急勾配の地面では使用出来なかったり、ある部分が
破損したとすると、破損個所を修理する場合簡便に修理
できないと言う問題点があった。 【解決手段】 細長平鋼板を、長手方向に平面部を波形
にプレス成型したものを組合せ、網目構造にすることに
より地面のくい込み性が向上することで、滑止め機能を
向上させ、また、地面の沈降する現象をぼうしさせ、さ
らに滑止め具本体を複数のブロック構造にしたことで、
夫々のブロックが交換可能になるよう構成されることを
特徴とする仮設道路用滑止め体の提供を目的とするもの
である。
弱地盤や湿地や砂地の場合には、鋼板に接した地面が重
量に耐えられず鋼板が地面に沈降する現象が生じたり、
鋼板の表面が土や砂に被われ、滑止め効果が減ぜられた
り、急勾配の地面では使用出来なかったり、ある部分が
破損したとすると、破損個所を修理する場合簡便に修理
できないと言う問題点があった。 【解決手段】 細長平鋼板を、長手方向に平面部を波形
にプレス成型したものを組合せ、網目構造にすることに
より地面のくい込み性が向上することで、滑止め機能を
向上させ、また、地面の沈降する現象をぼうしさせ、さ
らに滑止め具本体を複数のブロック構造にしたことで、
夫々のブロックが交換可能になるよう構成されることを
特徴とする仮設道路用滑止め体の提供を目的とするもの
である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、軟弱地盤及び工事
現場用仮設道路用の滑止め体に於て、道路面と車両等の
タイヤの接地面の滑止め用形状が網目状に構成され、ま
た波形状にプレス成型した細長波形鋼板で構成した仮設
道路用滑止め体は、滑止め体の本体を複数のブロック構
造にして、夫々のブロックが交換可能になるよう構成さ
れることを特徴とする、仮設道路用滑止め体に関する。
現場用仮設道路用の滑止め体に於て、道路面と車両等の
タイヤの接地面の滑止め用形状が網目状に構成され、ま
た波形状にプレス成型した細長波形鋼板で構成した仮設
道路用滑止め体は、滑止め体の本体を複数のブロック構
造にして、夫々のブロックが交換可能になるよう構成さ
れることを特徴とする、仮設道路用滑止め体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、土木建築工事時に、すなわち工事
現場資材搬入路仮設道路の床盤、軟弱地盤の足場、重機
作業及び重量物搬入路用床盤、湿地や砂地迂回道路用床
盤等に使用される鋼板や、鋼板表面に突起物を付与する
ための圧延製造法による滑止め鋼板はあった。
現場資材搬入路仮設道路の床盤、軟弱地盤の足場、重機
作業及び重量物搬入路用床盤、湿地や砂地迂回道路用床
盤等に使用される鋼板や、鋼板表面に突起物を付与する
ための圧延製造法による滑止め鋼板はあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】例えば従来の滑止め鋼
板では、地面が軟弱地盤や湿地や砂地の場合には重機作
業及びトラックによる重量物搬入時に、鋼板に接した地
面が重量に耐えられず鋼板が地面に沈降する現象が生
じ、その結果鋼板の表面が土や砂に被われたり、さらに
振動によっても土や砂の移動が起こることにより鋼板が
地面に沈降することで滑止め効果が減ぜられるという問
題があった。また、急勾配の地面すなわち坂路におい
て、従来の滑止め鋼板では地面との滑り抵抗が低下し、
さらに滑止め鋼板の表面が重機及びトラックのタイヤに
対する滑り抵抗が低下するために使用出来ないという問
題があった。また、ある部分が破損したとすると、全体
に影響を及ぼし、破損個所を修理する場合簡便に修理で
きないか、または部分的な破損でも全体の交換の必要性
が生じると言う問題点があった。
板では、地面が軟弱地盤や湿地や砂地の場合には重機作
業及びトラックによる重量物搬入時に、鋼板に接した地
面が重量に耐えられず鋼板が地面に沈降する現象が生
じ、その結果鋼板の表面が土や砂に被われたり、さらに
振動によっても土や砂の移動が起こることにより鋼板が
地面に沈降することで滑止め効果が減ぜられるという問
題があった。また、急勾配の地面すなわち坂路におい
て、従来の滑止め鋼板では地面との滑り抵抗が低下し、
さらに滑止め鋼板の表面が重機及びトラックのタイヤに
対する滑り抵抗が低下するために使用出来ないという問
題があった。また、ある部分が破損したとすると、全体
に影響を及ぼし、破損個所を修理する場合簡便に修理で
きないか、または部分的な破損でも全体の交換の必要性
が生じると言う問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに第１の発明は、複数以上の細長平鋼板の横手方向が
地面に対し垂直に成るように、細長平鋼板の長手方向で
細長平鋼板同志を組み合わせた形状が網目形状に成るよ
う構成することにより、軟弱地盤や工事現場用仮設道路
面に対してのくい込み性向上による滑止め機能、さらに
大型運搬車両や重機等のタイヤに対しての滑止め機能を
向上させたことを特徴とする、仮設道路用滑止め体の提
供を目的とするものである。
めに第１の発明は、複数以上の細長平鋼板の横手方向が
地面に対し垂直に成るように、細長平鋼板の長手方向で
細長平鋼板同志を組み合わせた形状が網目形状に成るよ
う構成することにより、軟弱地盤や工事現場用仮設道路
面に対してのくい込み性向上による滑止め機能、さらに
大型運搬車両や重機等のタイヤに対しての滑止め機能を
向上させたことを特徴とする、仮設道路用滑止め体の提
供を目的とするものである。
【０００５】上記目的を達成させるために第２の発明
は、細長平鋼板を、長手方向に平面部を波形状にプレス
成型した細長波形鋼板を複数以上組合せ、夫々の波形の
頂部同志を溶接することによって構成されることを特徴
とする、仮設道路用滑止め体の提供を目的とするもので
ある。
は、細長平鋼板を、長手方向に平面部を波形状にプレス
成型した細長波形鋼板を複数以上組合せ、夫々の波形の
頂部同志を溶接することによって構成されることを特徴
とする、仮設道路用滑止め体の提供を目的とするもので
ある。
【０００６】上記目的を達成させるために第３の発明
は、前記仮設道路用滑止め体において一定数量の細長波
形鋼板の組合せを一つのブロックとし、滑止め体の本体
を複数のブロック構造にして夫々のブロックが部分的修
理及び交換可能になるよう構成されることを特徴とす
る、仮設道路用滑止め体の提供を目的とするものであ
る。
は、前記仮設道路用滑止め体において一定数量の細長波
形鋼板の組合せを一つのブロックとし、滑止め体の本体
を複数のブロック構造にして夫々のブロックが部分的修
理及び交換可能になるよう構成されることを特徴とす
る、仮設道路用滑止め体の提供を目的とするものであ
る。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に従
って説明する。上記第１の発明は、図１に示すように仮
設道路用滑止め体の本体は、複数以上の細長平鋼板１０
の横手方向が地面に対し垂直な状態で、また細長平鋼板
１０の長手方向で細長平鋼板１０同志を組み合わせた形
状が網目形状になるように組合せ、Ｌ字型鋼板２０を長
方形状に加工したＬ字型鋼板枠２１の中に設ける。
って説明する。上記第１の発明は、図１に示すように仮
設道路用滑止め体の本体は、複数以上の細長平鋼板１０
の横手方向が地面に対し垂直な状態で、また細長平鋼板
１０の長手方向で細長平鋼板１０同志を組み合わせた形
状が網目形状になるように組合せ、Ｌ字型鋼板２０を長
方形状に加工したＬ字型鋼板枠２１の中に設ける。
【０００８】上記第２の発明は、図１及び図２に示すよ
うに細長平銅板１０を、長手方向に平面部を波形状にプ
レス成型した細長波形鋼板１１を複数以上組合せ、細長
波形銅板１１の夫々の波形の頂部１２同志を溶接するこ
とによって組合せられる形状が網目形状に構成され、Ｌ
字型鋼板２０を長方形状に加工したＬ字型鋼板枠２１の
中に設ける。
うに細長平銅板１０を、長手方向に平面部を波形状にプ
レス成型した細長波形鋼板１１を複数以上組合せ、細長
波形銅板１１の夫々の波形の頂部１２同志を溶接するこ
とによって組合せられる形状が網目形状に構成され、Ｌ
字型鋼板２０を長方形状に加工したＬ字型鋼板枠２１の
中に設ける。
【０００９】上記第３の発明は、図３に示すように仮設
道路用滑止め体の本体の構成を、一定数量の細長波形鋼
板１１の組合せを一つのブロックとし、一例としてブロ
ック３０、ブロック４０、ブロック５０、ブロック６
０、ブロック７０になるように構成させる場合は、仕切
板３１、仕切板４１、仕切板５１、仕切板６１を設け
る。このため、細長波形鋼板１１の頂部１２は、ブロッ
ク３０の例ではＬ字型銅板２０の内壁と仕切板３１の一
端と溶接により結合されるため、ブロック３０の中の一
部の細長波形鋼板１１が破損しても、破損部の溶接部を
溶断させることにより、破損部を交換することができ
る。
道路用滑止め体の本体の構成を、一定数量の細長波形鋼
板１１の組合せを一つのブロックとし、一例としてブロ
ック３０、ブロック４０、ブロック５０、ブロック６
０、ブロック７０になるように構成させる場合は、仕切
板３１、仕切板４１、仕切板５１、仕切板６１を設け
る。このため、細長波形鋼板１１の頂部１２は、ブロッ
ク３０の例ではＬ字型銅板２０の内壁と仕切板３１の一
端と溶接により結合されるため、ブロック３０の中の一
部の細長波形鋼板１１が破損しても、破損部の溶接部を
溶断させることにより、破損部を交換することができ
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明により提供される、仮設道路用滑
止め体は以下の効果が期待できる。 イ．製造が容易なので、コストの低減につながる。 ロ．構造が網目構造なので、網目構造が地面にくい込む
ことにより軟弱地面及び重機や車両のタイヤに対する滑
止め効果は向上する。そのため、急斜面でもスリップせ
ず安定走行が可能である。 ハ．構造が網目構造なので、網目構造が土や砂にくい込
むことにより、土や砂の移動を抑えるので、地面を沈下
させず安定させることができる。 ニ．細長平鋼板を溝なしで加工するうえに、平面部を波
形にプレスするので横からの加重や縦からの加重に対し
て強度が向上する。 ホ．滑止め体の本体構造がブロック式になっているの
で、破損個所が生じてもブロック別に交換したり、部分
的修理ができる。
止め体は以下の効果が期待できる。 イ．製造が容易なので、コストの低減につながる。 ロ．構造が網目構造なので、網目構造が地面にくい込む
ことにより軟弱地面及び重機や車両のタイヤに対する滑
止め効果は向上する。そのため、急斜面でもスリップせ
ず安定走行が可能である。 ハ．構造が網目構造なので、網目構造が土や砂にくい込
むことにより、土や砂の移動を抑えるので、地面を沈下
させず安定させることができる。 ニ．細長平鋼板を溝なしで加工するうえに、平面部を波
形にプレスするので横からの加重や縦からの加重に対し
て強度が向上する。 ホ．滑止め体の本体構造がブロック式になっているの
で、破損個所が生じてもブロック別に交換したり、部分
的修理ができる。
【図１】 本発明の斜視図である。
【図２】 本発明の平面図である。
【図３】 本発明の平面図である。
１０ 細長平鋼板 １１ 細長波形鋼板 １２ 細長波形鋼板の頂部 ２０ Ｌ字型鋼板 ２１ Ｌ字型鋼板枠 ３０ ブロック ４０ ブロック ５０ ブロック ６０ ブロック ７０ ブロック ３１ 仕切板 ４１ 仕切板 ５１ 仕切板 ６１ 仕切板
Claims (3)
- 【請求項１】 複数以上の細長平鋼板の横手方向が地面
に対し垂直に成るように、長手方向で細長平鋼板同志を
組み合わせた形状が網目形状に成るよう構成することに
より、軟弱地盤や工事現場用仮設道路面に対してのくい
込み性向上による滑止め機能、さらに大型運搬車両や重
機等のタイヤに対しての滑止め機能を向上させたことを
特徴とする、仮設道路用滑止め体。 - 【請求項２】 細長平鋼板を、長手方向に平面部を波形
状にプレス成型した細長波形鋼板を複数以上組合せ、夫
々の波形状の頂部同志を溶接することによって軟弱地盤
や工事現場用仮設道路面に接する面が網目形状になり、
さらに大型運搬車両や重機等のタイヤに対して接する面
が網目形状になるように構成されることを特徴とする、
請求項１記載の仮設道路用滑止め体。 - 【請求項３】 前記仮設道路用滑止め体において、一定
数量の細長波形鋼板の組合せを一つのブロックとし、滑
止め体の本体を複数のブロック構造にして夫々のブロッ
クが部分的修理及び交換可能になるよう構成されること
を特徴とする、請求項１及び２記載の仮設道路用滑止め
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15149097A JPH10306403A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 仮設道路用滑止め体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15149097A JPH10306403A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 仮設道路用滑止め体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10306403A true JPH10306403A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=15519645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15149097A Pending JPH10306403A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 仮設道路用滑止め体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10306403A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200467546Y1 (ko) * | 2011-03-03 | 2013-06-24 | 종로산업안전 주식회사 | 개구부 덮개장치 |
| CN103306180A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-09-18 | 李耀强 | 建筑工地防陷栈道 |
-
1997
- 1997-05-06 JP JP15149097A patent/JPH10306403A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR200467546Y1 (ko) * | 2011-03-03 | 2013-06-24 | 종로산업안전 주식회사 | 개구부 덮개장치 |
| CN103306180A (zh) * | 2013-07-05 | 2013-09-18 | 李耀强 | 建筑工地防陷栈道 |
| CN105350424A (zh) * | 2013-07-05 | 2016-02-24 | 茹朝贵 | 一种防陷栈道 |
| CN105350424B (zh) * | 2013-07-05 | 2017-04-19 | 茹朝贵 | 一种防陷栈道 |
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