JPH10306015A - メーキャップ化粧料 - Google Patents

メーキャップ化粧料

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JPH10306015A
JPH10306015A JP13431997A JP13431997A JPH10306015A JP H10306015 A JPH10306015 A JP H10306015A JP 13431997 A JP13431997 A JP 13431997A JP 13431997 A JP13431997 A JP 13431997A JP H10306015 A JPH10306015 A JP H10306015A
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JP
Japan
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cosmetic
trisodium
dextrin
eyelashes
makeup
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JP13431997A
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Masayuki Naganuma
政行 長沼
Yoshio Hyodo
美穂 兵頭
Masaaki Ishiwatari
正昭 石渡
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 睫や眉に濡れたようなつやとハリを与え、使
用時のべたつきが少なく、自然な仕上がりが得られ、し
かも塗布後の経時でフレーキング(皮膜が剥離し白片状
になる)を生じず、さらに長期間使用しても粘度安定性
が良く、良好な使用性が継続する睫や眉用のメーキャッ
プ化粧料を提供する。 【解決手段】 水溶性カルボキシビニルポリマーと、塩
基性物質と、デキストリンと、20℃,2%水溶液の粘
度が7000〜35000のメチルセルロースと、エデ
ト酸三ナトリウムおよび/またはエチレンジアミンヒド
ロキシエチル三酢酸三ナトリウムとを配合する。またこ
れらにさらに顔料を配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、睫や眉に濡れたよ
うなつやとハリを与え、使用時のべたつきが少なく、自
然な仕上がりが得られ、しかも塗布後の経時でフレーキ
ング(皮膜が剥離し白片状になる)を生じず、さらに長
期間使用しても粘度安定性が良く、良好な使用性が継続
するメーキャップ化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、水溶性高分子を主体とした透明睫用化粧料が自然な
仕上りが得られ、透明感が目に対し優しいイメージがあ
る等の理由から用いられるようになってきている。この
透明睫用化粧料には、水溶性カルボキシビニルポリマー
を塩基性物質で中和した基材が使用感触の面で優れてい
るので主に用いられている。さらに睫につや、ハリ、カ
ール効果を与える目的でポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドンとポリ酢酸ビニルの共重合体等が配合さ
れてきている。しかしながら、これらの水溶性高分子の
配合は塗布後、経時でフレーキング(被膜が剥離し白片
状になる。)を生ずる、濁りを生じ透明性を損なう、べ
たつく等の欠点があるため、その配合する量は限られて
しまっていた。
【0003】近年、本出願人は塗布後の経時においても
このフレーキングを起こさない外観透明性の高い透明睫
用化粧料として、水溶性カルボキシビニルポリマーと塩
基性物質とデキストリンとを配合した睫用化粧料を開発
した(特開平3−246214号公報)。これは、睫に
水々しいつやとハリを与え、べたつきが少なく、自然な
仕上がりが得られ、しかも塗布後の経時でフレーキング
を生じないというものであるが、長時間使用している
と、場合によっては粘度低下を起こし、使用勝手が悪く
なるという欠点があった。また前記した睫用化粧料は、
さらに顔料を配合することにより、外観色、塗布色とも
にクリアな色合いを持つ化粧料とすることができるが、
この場合も長時間使用していると、場合によっては粘度
低下をおこし、使用勝手が悪くなることがあるという欠
点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記事情
に鑑み、睫や眉に濡れたようなつやと十分なハリと、睫
に塗布した時はカール効果も与え、また使用時べたつき
が少なく、自然な仕上がりを与え、しかも塗布後の経時
でフレーキングを生じないで、更に、長期間使用してい
ても粘度低下をおこしにくい透明性に優れるメーキャッ
プ化粧料について鋭意研究を重ねた結果、水溶性カルボ
キシビニルポリマーと、塩基性物質とからなる基剤に特
定の物質を配合することにより、これらの問題点を全て
解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
また同時に、顔料をさらに加えることにより、顔料の持
つ色合い、質感をそのまま引き出し、外観色、塗布色と
もクリアな発色を有し、更に、睫や眉に濡れたようなつ
やと十分なハリと、睫に塗布した時はカール効果も与
え、また使用時べたつきが少なく、自然な仕上がりを与
え、しかも塗布後経時でフレーキングを生じないで、更
に、長期間使用していても粘度低下をおこしにくいメー
キャップ化粧料が得られることを見出した。
【0005】すなわち、本発明は、水溶性カルボキシビ
ニルポリマーと、塩基性物質と、デキストリンと、20
℃,2%水溶液の粘度が7000〜35000のメチル
セルロースと、エデト酸三ナトリウムおよび/またはエ
チレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウムと
を含有することを特徴とするメーキャップ化粧料、およ
びこれにさらに顔料を含有するメーキャップ化粧料であ
る。本発明のメーキャップ化粧料は、睫および/または
眉用の化粧料であることが好適である。
【0006】以下、本発明の構成について詳述する。本
発明で用いられる水溶性カルボキシビニルポリマーは、
特に限定されるものではなく、上市されているもので
は、例えばカーボポール940、カーボポール941、
カーボポール943(いずれもB.F.Goodrich Chemical
社製)、ハイビスワコー104、ハイビスワコー105
(いずれも和光純薬工業社製)等が挙げられる。配合量
は、使用感触や目的とする粘度等によって適宜決められ
るが、一般的には化粧料全量の0.05〜5.0重量%
である。
【0007】本発明で用いられる塩基性物質は特に限定
されるものではなく、例えば、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム等の水酸化物、L−アルギニン、L−リジン
等の塩基性アミノ酸や、トリエタノールアミン、2−ア
ミノ−2−メチルプロパノール等のアミン類、アンモニ
ア等が挙げられる。塩基性物質の配合量は、カルボキシ
ビニルポリマーの種類、配合量、目的とする粘度によっ
て決定すればよく特に限定されないが、通常0.05〜
3.0重量%程度である。
【0008】本発明で用いられるデキストリンは、でん
ぷんを分解してマルトースに至る中間段階生成物の総称
で、でんぷんを酵素、酸、熱などで処理して得られ、
(C6105)n・xH2Oで表されるものであり、水に
溶解するものであれば特に限定されるものではなく、上
市されているものでは、例えばアミコール(日澱化学社
製)、パインデックス、Aソルブルスターチ、アラビッ
クス、パインフロー、グリスター(いずれも松谷化学社
製)、ソルブルスターチ#16(ニチリン化学社製)、
サンデックス(三和澱粉社製)等が挙げられる。デキス
トリンの配合量は化粧料全量中、0.5〜30.0重量
%が好ましく、さらに好ましくは1.0〜25.0重量
%である。0.5重量%未満では、睫や眉につや、ハリ
を与えるといった化粧効果が十分でなく、30.0重量
%を越えるとべたつきが生じ、使用感触が悪くなる。
【0009】本発明で用いられるメチルセルロースは、
特に限定されるものではなく、メトローズSM−800
0、メトローズ90SH−15000、メトローズ90
SH−30000(信越化学社製)等が挙げられる。配
合量は使用感触や目的とする粘度等によって適宜決めら
れるが、通常0.01〜2.0重量%程度である。0.
01重量%未満では粘度安定性向上の効果がなく、2.
0重量%を越えるとフレーキングを起こす場合がある。
【0010】本発明で用いられるエデト酸三ナトリウム
は、特に限定されるものではなく、上市されているもの
では、EDTA・3Na・2H2O(株式会社同仁化学
研究所製)やフロスト−T(第一製薬株式会社製)等が
挙げられる。
【0011】本発明で用いられるエチレンジアミンヒド
ロキシエチル三酢酸三ナトリウムは特に限定されるもの
ではなく、上市されているものでは、クレワットOH−
300(帝国化学産業株式会社製)等が挙げられる。
【0012】エデト酸三ナトリウムおよび/またはエチ
レンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナトリウムの配
合量は、使用感触や目的とする粘度等によって適宜決め
られるが、通常0.01〜2.0重量%程度である。
0.01重量%未満では、粘度安定性向上の効果がな
く、2.0重量%を越えると粘度低下を起こし、ハリが
出にくくなる。
【0013】本発明に用いられる顔料としては、例えば
タルク、カオリン、炭酸カルシウム、亜鉛華、二酸化チ
タン、赤酸化鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、チタンコ
ーティッドマイカ、マイカ/酸化鉄/酸化チタン、オキ
シ塩化ビスマス、ベンガラ、焼結顔料、グンジョウピン
ク、水素化クロム、雲母チタン、酸化クロム、酸化アル
ミニウムコバルト、紺青、黒酸化鉄、カーボンブラッ
ク、無水ケイ酸、ケイ酸マグネシウム、ベントナイト、
マイカ、セリサイト、酸化ジルコニウム、硫酸バリウ
ム、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、軽質炭
酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸マグネシ
ウム、重質炭酸マグネシウム、カラミン、ナイロンパウ
ダー、ポリエチレン末、セルロースパウダー、アクリル
系樹脂、フタロシアニンブルー、ヘリンドンピンク、ハ
ンサエロー、タートラジンAlレーキ、リソールルビン
BCA等が挙げられる。配合量は化粧料全量中、0.0
05〜20.0重量%が好ましい。
【0014】本発明のメーキャップ化粧料には、経時で
の保存安定性や紫外線照射を受けた時の安定性を良好に
保ち、品質を維持させるために、ヘキサメタリン酸ソー
ダ、エデト酸ソーダ、グルコン酸ソーダ等の金属イオン
封鎖剤を配合することが好ましい。また必要に応じて、
エタノールや、イソプロパノール等の低級アルコール、
1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、グリセリンやソルビトール等の多価アルコール、界
面活性剤、海藻抽出物やケラチン誘導体等の毛髪保護
剤、コンドロイチン硫酸ソーダやヒアルロン酸ソーダ等
の保湿剤、薬剤、色素、防腐剤、香料、酸化防止剤、紫
外線吸収剤等を配合することもできる。当然のことなが
ら、これらの成分は本発明の効果を損なわない質的、量
的範囲内でなければならない。
【0015】
【実施例】次に実施例をあげて本発明をさらに詳細に説
明する。本発明はこれにより限定されるものではない。
配合量は重量%である。実施例に先立ち、効果試験方法
および評価結果について述べる。
【0016】使用性(さっぱりさ、つや、ハリ) テスターが実際に睫および眉用化粧料を塗布して、使用
時のさっぱりさ、使用後のつやおよびハリについて官能
評価した。 ◎:非常に良好。 ○:良好。 △:やや不良。 ×:不良。
【0017】化粧もち(発粉の有無) テスターが実際に睫および眉用化粧料を塗布して、経時
での発粉の有無を評価した。 ○:発粉がない。 △:発粉が少しある。 ×:発粉がある。
【0018】透明性(L値) 日立カラーアナライザー607を用いて測定した。厚さ
1cmのガラスセルに試料を取り、380〜780nm
の光を透過させ、後に置いた標準白色版のL値を測定す
ることで透明性を評価した。 L値90以上 :全く透明。 L値80〜89:やや不透明。 L値70〜79:かなり不透明。 L値69以下 :ほとんど不透明。
【0019】使用開始時と断続使用1ケ月後の使用性
差 テスターが実際に睫および眉用化粧料を塗布して、使用
開始時と断続使用1ケ月後の使用性差について官能評価
した。 ◎:差がない。 ○:ほとんど差がない。 △:やや差がある。 ×:差がある。
【0020】実施例1〜5、比較例1〜6 表1および表2に示す処方により睫および眉用化粧料を
製造し、前記の評価基準に基づいて評価した。その結果
を併せて表1および表2に示す。なお製法は次の通りで
ある。
【0021】(製法)(10)に(1),(3),(4),(5),(6),(7),
(8),(9),(11)を溶解し、この中に別に(12)に(13)を溶解
したものと(2)とを加えて均一に攪拌し、睫および眉用
化粧料を得た。
【0022】
【表1】 ─────────────────────────── 実施例 1 2 3 4 5 ─────────────────────────── (1)カルホ゛キシヒ゛ニルホ゜リマー*1) 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 (2)2-アミノ-2-メチルフ゜ロハ゜ノール 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 (3)デキストリン*2) 1.0 10.0 25.0 20.0 10.0 (4)メチルセルロース*3) 0.01 0.5 2.0 0.005 2.5 (5)ホ゜リヒ゛ニルヒ゜ロリト゛ン/ ホ゜リ酢酸ヒ゛ニル共重合体 − − − − − (6)エデト酸三ナトリウム*4) 0.01 0.5 − 0.005 1.0 (7)エチレンシ゛アミンヒト゛ロキシエチル 三酢酸三ナトリウム*5) − 0.5 2.0 − 2.0 (8)ヘキサメタリン酸ナトリウム − − − − − (9)グルコン酸ナトリウム 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 (10)精製水 残余 残余 残余 残余 残余 (11)1,3-フ゛チレンク゛リコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 (12)エタノール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 (13)メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 ─────────────────────────── 使用感 さっぱりさ ◎ ◎ ○ ◎ ○ つや ○ ◎ ◎ △ ◎ ハリ ○ ◎ ◎ ○ ○ 化粧もち(発粉の有無) ○ ○ ○ ○ △ 透明性(L値) 91 91 91 91 90 使用性差 ○ ◎ ◎ ○ ○ ───────────────────────────
【0023】
【表2】 ───────────────────────────── 比較例 1 2 3 4 5 6 ───────────────────────────── (1)カルホ゛キシヒ゛ニルホ゜リマー*1) 0.5 0.5 0.5 0.5 1.0 1.0 (2)2-アミノ-2-メチルフ゜ロハ゜ノール 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 (3)デキストリン*2) − − − 10.0 10.0 10.0 (4)メチルセルロース*3) − − − 0.5 − − (5)ホ゜リヒ゛ニルヒ゜ロリト゛ン/ ホ゜リ酢酸ヒ゛ニル共重合体 1.0 10.0 25.0 − − − (6)エデト酸三ナトリウム*4) − − − − 0.5 − (7)エチレンシ゛アミンヒト゛ロキシエチル 三酢酸三ナトリウム*5) − − − − 0.5 − (8)ヘキサメタリン酸ナトリウム − − − 0.5 − − (9)グルコン酸ナトリウム 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 0.01 (10)精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 (11)1,3-フ゛チレンク゛リコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 2.0 (12)エタノール 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 (13)メチルパラベン 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 0.1 ───────────────────────────── 使用感 さっぱりさ ○ × × ○ ○ ○ つや △ ○ ○ ○ ○ ○ ハリ ○ ◎ ◎ ○ ○ ○ 化粧もち(発粉の有無) ○ × × ○ ○ ○ 透明性(L値) 80 73 61 91 91 91 使用性差 × △ △ △ △ × ─────────────────────────────
【0024】 *1):カルボキシビニルポリマー;商品名 カーボポール
941 *2):デキストリン;商品名 ソルブルスターチ#16 *3):メチルセルロース;商品名 メトローズSM−80
00 *4):エデト酸三ナトリウム;商品名 フロスト−T *5):エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナト
リウム;商品名 クレワットOH−300
【0025】表1から明らかなように、実施例1〜5は
睫と眉につやを与え、さっぱりとした使用感触で化粧も
ちが良く、使用開始時と断続使用1ケ月後でも使用性差
のない透明な睫及び眉用化粧料であることが確認され
た。しかし実施例4,5では、メチルセルロースの量が
最適量ではないため、若干悪い評価となっている。
【0026】実施例6,比較例7〜9 表3に示す処方により睫および眉用化粧料を製造し、評
価した。その結果を表4に示す。 (製造)(8)に(1),(3)〜(7),(9)〜(14)を溶解、分散
し、この中に別に(15)に(16)を溶解したものと、(2)と
を加えて均一に攪拌し、睫および眉用化粧料を得た。
【0027】
【表3】 ──────────────────────────────── 実施例 比較例 ──── ──────── 6 7 8 9 ──────────────────────────────── (1)カルボキシビニルポリマー*6) 0.4 0.4 0.9 0.9 (2)L−アルギニン 0.2 0.2 0.2 0.2 (3)デキストリン*7) 15.0 15.0 15.0 15.0 (4)メチルセルロース*8) 0.5 0.5 − − (5)エデト酸三ナトリウム*9) 0.5 − 0.5 − (6)エチレンシ゛アミンヒト゛ロキシエチル三酢酸三ナトリウム*10) 0.5 − 0.5 − (7)ヘキサメタリン酸ナトリウム − 0.5 − − (8)精製水 残余 残余 残余 残余 (9)グリセリン 4.0 4.0 4.0 4.0 (10)コンドロイチン硫酸ソーダ 0.1 0.1 0.1 0.1 (11)アルギン酸ソーダ 0.1 0.1 0.1 0.1 (12)ヘリンドンピンクCN 1.0 1.0 1.0 1.0 (13)フタロシアニンブルー 1.0 1.0 1.0 1.0 (14)チタンコーティングマイカ 2.0 2.0 2.0 2.0 (15)イソプロパノール 3.0 3.0 3.0 3.0 (16)メチルパラベン 0.2 0.2 0.2 0.2 ────────────────────────────────
【0028】 *6):カルボキシビニルポリマー;商品名 ハイビスワコ
ー104 *7):デキストリン;商品名 パインデックス#3 *8):メチルセルロース;商品名 メトローズ *9):エデト酸三ナトリウム;商品名 フロスト−T *10):エチレンジアミンヒドロキシエチル三酢酸三ナト
リウム;商品名 クレワットOH−300
【0029】
【表4】 ─────────────────────────── 実施例 比較例 ──── ───────── 6 7 8 9 ─────────────────────────── 使用感 さっぱりさ ◎ ○ ○ ○ つや ◎ ○ ○ ○ ハリ ◎ ○ ○ ○ 化粧もち(発粉の有無) ○ ○ ○ ○ 使用性差 ◎ △ △ × ───────────────────────────
【0030】表4から明らかなように、実施例6は睫と
眉につやとハリを与え、さっぱりとした使用感触で化粧
もちに優れ、使用開始時と継続使用1ケ月後の使用性差
のない睫および眉用化粧料であることが確認された。ま
た、実施例6の睫および眉用化粧料は、外観色、塗布色
ともクリアな色合いをもつものであった。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のメーキャ
ップ化粧料は、睫と眉に濡れたようなつやとハリを与
え、使用時のべたつきが少なく、自然な仕上がりが得ら
れ、しかも塗布後、経時でフレーキング(被膜が剥離し
白片状になる。)を生じず、使用開始時と継続使用1ケ
月後でも使用性差のない極めて外観透明性の高いもので
ある。また、顔料を配合した本発明のメーキャップ化粧
料は、睫と眉に濡れたようなつやとハリを与え、使用時
のべたつきが少なく、自然な仕上がりが得られ、しかも
塗布後、経時でフレーキング(皮膜が剥離し白片状にな
る)を生じず、使用開始時と継続使用1ケ月後でも使用
性差のない外観色、塗布色ともクリアな色合いをもつも
のである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性カルボキシビニルポリマーと、塩
    基性物質と、デキストリンと、20℃,2%水溶液の粘
    度が7000〜35000のメチルセルロースと、エデ
    ト酸三ナトリウムおよび/またはエチレンジアミンヒド
    ロキシエチル三酢酸三ナトリウムとを含有することを特
    徴とするメーキャップ化粧料。
  2. 【請求項2】 顔料をさらに含有する請求項1記載のメ
    ーキャップ化粧料。
  3. 【請求項3】 睫および/または眉用の化粧料である請
    求項1または2記載のメーキャップ化粧料。
JP13431997A 1997-05-08 1997-05-08 メーキャップ化粧料 Withdrawn JPH10306015A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005047876A (ja) * 2003-07-31 2005-02-24 P & P F:Kk 液状組成物
JP2006306854A (ja) * 2005-03-29 2006-11-09 Shiseido Co Ltd まつ毛とまつ毛の生え際用化粧料およびその使用方法
JP2012188385A (ja) * 2011-03-10 2012-10-04 Nippon Menaade Keshohin Kk まつ毛用化粧料

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