JPH10305930A - 原稿供給装置 - Google Patents
原稿供給装置Info
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- JPH10305930A JPH10305930A JP11547597A JP11547597A JPH10305930A JP H10305930 A JPH10305930 A JP H10305930A JP 11547597 A JP11547597 A JP 11547597A JP 11547597 A JP11547597 A JP 11547597A JP H10305930 A JPH10305930 A JP H10305930A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿の幅端の幅方向、さらに厚み方向を確実
にガイドし、搬送原稿の直進性を増すと共に積層原稿を
分離され易いようにさばき、原稿の斜行、マルチフィー
ド、ノンフィード等の原稿搬送系のトラブルを防止し、
原稿を１枚ずつ確実に分離して供給することのできる原
稿供給装置を提供する。 【解決手段】 下面を支持された原稿４の幅端を原稿ガ
イド９でガイドする原稿ガイド機構と、原稿４を分離し
て１枚ずつ搬送する原稿分離機構５０とを備えた原稿供
給装置であって、原稿ガイド９のガイド面９ａに原稿厚
み方向の動きを規制する凸条９０を設けた。
にガイドし、搬送原稿の直進性を増すと共に積層原稿を
分離され易いようにさばき、原稿の斜行、マルチフィー
ド、ノンフィード等の原稿搬送系のトラブルを防止し、
原稿を１枚ずつ確実に分離して供給することのできる原
稿供給装置を提供する。 【解決手段】 下面を支持された原稿４の幅端を原稿ガ
イド９でガイドする原稿ガイド機構と、原稿４を分離し
て１枚ずつ搬送する原稿分離機構５０とを備えた原稿供
給装置であって、原稿ガイド９のガイド面９ａに原稿厚
み方向の動きを規制する凸条９０を設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ファクシ
ミリ装置等に適用され、原稿の幅端をガイドする原稿ガ
イド機構と、原稿を分離して１枚ずつ搬送する原稿分離
機構とを備えた原稿供給装置に関するものである。
ミリ装置等に適用され、原稿の幅端をガイドする原稿ガ
イド機構と、原稿を分離して１枚ずつ搬送する原稿分離
機構とを備えた原稿供給装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置等では、積層
された原稿の幅端を原稿ガイドでガイドしつつ、原稿分
離機構部に供給し、原稿を１枚ずつ分離して装置の読取
部に搬送するような原稿供給装置を有している。従来、
このような原稿供給装置では、原稿の幅端をガイドする
原稿ガイドのガイド面は平面形状となっている。
された原稿の幅端を原稿ガイドでガイドしつつ、原稿分
離機構部に供給し、原稿を１枚ずつ分離して装置の読取
部に搬送するような原稿供給装置を有している。従来、
このような原稿供給装置では、原稿の幅端をガイドする
原稿ガイドのガイド面は平面形状となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の原稿供給装置では、原稿の幅端をガイド
する原稿ガイドのガイド面は平面形状であるため、原稿
の幅方向は規制されるが、原稿の厚さ方向は規制するこ
とができない。原稿に歪みがある場合、原稿の幅端の一
部が浮き上がってしまい、原稿ガイドに原稿の幅端がう
まくガイドされず、搬送される原稿が斜行するといった
問題が発生していた。そのため、読取画像の端が欠けた
り、原稿ジャムをする等の問題を引き起こしていた。
たような従来の原稿供給装置では、原稿の幅端をガイド
する原稿ガイドのガイド面は平面形状であるため、原稿
の幅方向は規制されるが、原稿の厚さ方向は規制するこ
とができない。原稿に歪みがある場合、原稿の幅端の一
部が浮き上がってしまい、原稿ガイドに原稿の幅端がう
まくガイドされず、搬送される原稿が斜行するといった
問題が発生していた。そのため、読取画像の端が欠けた
り、原稿ジャムをする等の問題を引き起こしていた。
【０００４】また、原稿に歪みがない場合であっても、
原稿分離機構部に積層された原稿が複数枚束状に供給さ
れたとき、束状の原稿が分離パッド等に突き当って供給
されなかったり、束状の複数枚の原稿がそのまま搬送さ
れてしまう、所謂、ノンフィードやマルチフィード等の
搬送トラブルを引き起こしていた。上述のように原稿の
場合は特に、定形の新品紙が供給されるような記録紙と
は異なり、様々な紙質、形状のものが供給されるので、
原稿ガイドは原稿供給装置の分離性能等にかなりの影響
を与えてしまうといった問題があった。
原稿分離機構部に積層された原稿が複数枚束状に供給さ
れたとき、束状の原稿が分離パッド等に突き当って供給
されなかったり、束状の複数枚の原稿がそのまま搬送さ
れてしまう、所謂、ノンフィードやマルチフィード等の
搬送トラブルを引き起こしていた。上述のように原稿の
場合は特に、定形の新品紙が供給されるような記録紙と
は異なり、様々な紙質、形状のものが供給されるので、
原稿ガイドは原稿供給装置の分離性能等にかなりの影響
を与えてしまうといった問題があった。
【０００５】本発明の目的は、従来のこのような欠点を
解決し、原稿の幅端の幅方向、さらに厚み方向を確実に
ガイドし、搬送原稿の直進性を増すと共に積層原稿を分
離され易いようにさばき、原稿の斜行、マルチフィー
ド、ノンフィード等の原稿搬送系のトラブルを防止し、
原稿を１枚ずつ確実に分離して供給することのできる原
稿供給装置を提供することにある。
解決し、原稿の幅端の幅方向、さらに厚み方向を確実に
ガイドし、搬送原稿の直進性を増すと共に積層原稿を分
離され易いようにさばき、原稿の斜行、マルチフィー
ド、ノンフィード等の原稿搬送系のトラブルを防止し、
原稿を１枚ずつ確実に分離して供給することのできる原
稿供給装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明は、下面を支持された原稿の幅端を
原稿ガイドでガイドする原稿ガイド機構と、原稿を分離
して１枚ずつ搬送する原稿分離機構とを備えた原稿供給
装置であって、原稿ガイドのガイド面に原稿厚み方向の
原稿の動きを規制する凸部を設けた。また、請求項２の
発明は、凸部が、原稿ガイドに一体成形されたものであ
る。さらに、請求項３の発明は、凸部が、原稿分離機構
による原稿の搬送方向に延びる凸条である。さらに、請
求項４の発明は、凸部が、上部から側部にかけて曲面を
形成し、側部と下部でエッジを形成する。
に、請求項１の発明は、下面を支持された原稿の幅端を
原稿ガイドでガイドする原稿ガイド機構と、原稿を分離
して１枚ずつ搬送する原稿分離機構とを備えた原稿供給
装置であって、原稿ガイドのガイド面に原稿厚み方向の
原稿の動きを規制する凸部を設けた。また、請求項２の
発明は、凸部が、原稿ガイドに一体成形されたものであ
る。さらに、請求項３の発明は、凸部が、原稿分離機構
による原稿の搬送方向に延びる凸条である。さらに、請
求項４の発明は、凸部が、上部から側部にかけて曲面を
形成し、側部と下部でエッジを形成する。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の原稿供給装置の実
施の形態を具体化したファクシミリ装置について図面を
参照しつつ述べる。図１は、ファクシミリ装置を示す全
体斜視図である。図２は、図１のファクシミリ装置のＳ
−Ｓ線における要部断面図である。図３は、原稿ガイド
の要部を示す平面図である。図４は、原稿ガイドの要部
を示す断面図である。図５は、原稿ガイドの凸部を示す
正面図である。
施の形態を具体化したファクシミリ装置について図面を
参照しつつ述べる。図１は、ファクシミリ装置を示す全
体斜視図である。図２は、図１のファクシミリ装置のＳ
−Ｓ線における要部断面図である。図３は、原稿ガイド
の要部を示す平面図である。図４は、原稿ガイドの要部
を示す断面図である。図５は、原稿ガイドの凸部を示す
正面図である。
【０００８】先ず、本発明の原稿供給装置の実施の形態
が具体化されたファクシミリ装置の概要について述べ
る。図１に示すように、ファクシミリ装置２のカバー３
の上面には原稿載置面３ａが形成されており、その原稿
載置面３ａには原稿４が載せられ、原稿ガイド機構１の
原稿ガイド９により原稿の幅端部がガイドされる。原稿
ガイド９の原稿４のガイド面９ａには、凸条９０が設け
られている。原稿ガイド機構１および原稿ガイド９の凸
条９０についての詳細は後述する。原稿載置面３ａに載
せられた原稿４は、この原稿ガイド機構１と後述する原
稿分離機構５０を含む原稿供給部４０により、カバー３
内へと供給される（図２参照）。
が具体化されたファクシミリ装置の概要について述べ
る。図１に示すように、ファクシミリ装置２のカバー３
の上面には原稿載置面３ａが形成されており、その原稿
載置面３ａには原稿４が載せられ、原稿ガイド機構１の
原稿ガイド９により原稿の幅端部がガイドされる。原稿
ガイド９の原稿４のガイド面９ａには、凸条９０が設け
られている。原稿ガイド機構１および原稿ガイド９の凸
条９０についての詳細は後述する。原稿載置面３ａに載
せられた原稿４は、この原稿ガイド機構１と後述する原
稿分離機構５０を含む原稿供給部４０により、カバー３
内へと供給される（図２参照）。
【０００９】図２に、カバー３内が示されている。原稿
ガイド機構１の斜め下方に原稿分離機構５０が設けられ
ている。この構成により原稿ガイド機構１に載せられた
原稿４が原稿分離機構５０へと流れる。原稿ガイド機構
１と原稿分離機構５０とにより、原稿供給部４０が構成
されている。原稿分離機構５０は分離ローラ５ａと分離
パッド５ｄとから構成されている。分離パッド５ｄは、
分離ローラ５ａの上部に設けられ、分離ローラ５ａの周
面に接するように固定されている。分離ローラ５ａの下
流には搬送ローラ５ｂ、５ｃが設けられている。光源６
が、搬送ローラ５ｂ、５ｃの原稿搬送経路に対向して配
置されている。光源６から原稿４に光が照射されると共
に、その原稿４からの反射光を受けるイメージセンサ７
が設けられている。
ガイド機構１の斜め下方に原稿分離機構５０が設けられ
ている。この構成により原稿ガイド機構１に載せられた
原稿４が原稿分離機構５０へと流れる。原稿ガイド機構
１と原稿分離機構５０とにより、原稿供給部４０が構成
されている。原稿分離機構５０は分離ローラ５ａと分離
パッド５ｄとから構成されている。分離パッド５ｄは、
分離ローラ５ａの上部に設けられ、分離ローラ５ａの周
面に接するように固定されている。分離ローラ５ａの下
流には搬送ローラ５ｂ、５ｃが設けられている。光源６
が、搬送ローラ５ｂ、５ｃの原稿搬送経路に対向して配
置されている。光源６から原稿４に光が照射されると共
に、その原稿４からの反射光を受けるイメージセンサ７
が設けられている。
【００１０】原稿ガイド機構１に積層された原稿４は、
原稿分離機構５０の分離ローラ５ａと分離パッド５ｄに
突き当たる。そして、回転する分離ローラ５ａと固定さ
れた分離パッド５ｄにより、積層された原稿４の最下位
の原稿が１枚ずつ分離されて、搬送ローラ５ｂへと搬送
される。搬送ローラ５ｂ、５ｃの回転により、分離され
た原稿４が所定の移送経路を経て矢印Ｐ方向へ移送され
て、カバー３内より排出される。光源６は前記カバー３
内において原稿４の搬送経路に対向して配置され、光源
６から原稿４に光が照射されると共に、その原稿４から
の反射光がイメージセンサ７に入射されて、原稿４上の
画像の読み取りが行われる。
原稿分離機構５０の分離ローラ５ａと分離パッド５ｄに
突き当たる。そして、回転する分離ローラ５ａと固定さ
れた分離パッド５ｄにより、積層された原稿４の最下位
の原稿が１枚ずつ分離されて、搬送ローラ５ｂへと搬送
される。搬送ローラ５ｂ、５ｃの回転により、分離され
た原稿４が所定の移送経路を経て矢印Ｐ方向へ移送され
て、カバー３内より排出される。光源６は前記カバー３
内において原稿４の搬送経路に対向して配置され、光源
６から原稿４に光が照射されると共に、その原稿４から
の反射光がイメージセンサ７に入射されて、原稿４上の
画像の読み取りが行われる。
【００１１】図１に示した原稿載置面３ａの前端には、
原稿ガイド機構１が配置されている。次に、原稿ガイド
機構１について述べる。先ず、原稿ガイド機構１の構成
について述べる。
原稿ガイド機構１が配置されている。次に、原稿ガイド
機構１について述べる。先ず、原稿ガイド機構１の構成
について述べる。
【００１２】図１に示すように、原稿ガイド機構１が位
置する原稿載置面３ａの支持板８の原稿送り副方向Ｒ左
右端にそれぞれ開口１０が形成されている。原稿の幅端
を案内する一対の原稿ガイド９は、原稿ガイド機構１に
原稿幅方向に移動可能に配置され、それらの一対の原稿
ガイド９は開口１０から突出している。
置する原稿載置面３ａの支持板８の原稿送り副方向Ｒ左
右端にそれぞれ開口１０が形成されている。原稿の幅端
を案内する一対の原稿ガイド９は、原稿ガイド機構１に
原稿幅方向に移動可能に配置され、それらの一対の原稿
ガイド９は開口１０から突出している。
【００１３】図３に示すように、原稿の幅端を案内する
左右一対の原稿ガイド９が、原稿送り副方向Ｒに移動可
能に設けられている（Ｐａは原稿送り方向を示す。）。
また、図４に示すように、支持板８の下面には回転体で
あるピニオン１６が軸１２に回転可能に支持されてい
る。図３に示すように、両原稿ガイド９には基部１３が
延設され、基部１３の先端側にはピニオン１６に噛合す
るラック１４が対向して形成されている。また、図４に
示すように、ピニオン１６は、ネジ２４で軸１２に回転
自在に取り付けられている。さらに、ピニオン１６に
は、ラック１４の落下を防止する鍔１５が設けられてい
る。
左右一対の原稿ガイド９が、原稿送り副方向Ｒに移動可
能に設けられている（Ｐａは原稿送り方向を示す。）。
また、図４に示すように、支持板８の下面には回転体で
あるピニオン１６が軸１２に回転可能に支持されてい
る。図３に示すように、両原稿ガイド９には基部１３が
延設され、基部１３の先端側にはピニオン１６に噛合す
るラック１４が対向して形成されている。また、図４に
示すように、ピニオン１６は、ネジ２４で軸１２に回転
自在に取り付けられている。さらに、ピニオン１６に
は、ラック１４の落下を防止する鍔１５が設けられてい
る。
【００１４】次に、原稿ガイド機構１の動作、作用につ
いて述べる。原稿ガイド機構１のラック１４とピニオン
１６との作用により、原稿ガイド９が互いに同ストロー
クで接近離間動して、原稿幅にあわせて一対の原稿ガイ
ド９間の左右幅が調節される。
いて述べる。原稿ガイド機構１のラック１４とピニオン
１６との作用により、原稿ガイド９が互いに同ストロー
クで接近離間動して、原稿幅にあわせて一対の原稿ガイ
ド９間の左右幅が調節される。
【００１５】また、図３に示されるように、原稿ガイド
９のラック１４の反対側縁部には突起１８が一体成形さ
れており、その突起１８は支持板８の前後に形成した壁
部８ａの内面に接している（図２参照、尚、図２では後
側のみを示している。突起１８とラック１４との間にお
いて、原稿ガイド９には溝１７が設けられている。従っ
て、ラック１４の突起１８と溝１７との間の部分の弾性
変形が許容され、突起１８が前記壁部８ａの内面に弾性
接触して、原稿ガイド９の取付状態、及びピニオン１６
とラック１４との噛合状態におけるがたつきが防止され
ている。
９のラック１４の反対側縁部には突起１８が一体成形さ
れており、その突起１８は支持板８の前後に形成した壁
部８ａの内面に接している（図２参照、尚、図２では後
側のみを示している。突起１８とラック１４との間にお
いて、原稿ガイド９には溝１７が設けられている。従っ
て、ラック１４の突起１８と溝１７との間の部分の弾性
変形が許容され、突起１８が前記壁部８ａの内面に弾性
接触して、原稿ガイド９の取付状態、及びピニオン１６
とラック１４との噛合状態におけるがたつきが防止され
ている。
【００１６】そして、この原稿ガイド機構１において、
左右の原稿ガイド９の位置を原稿４の幅に合わせて移動
調節する必要がある場合には、左右どちらか一方の原稿
ガイド９を持って、原稿ガイド９を原稿４の幅方向に移
動させる。このようにすれば、ピニオン１６の回転を介
して、他方の原稿ガイド９が反対方向に同ストローク分
だけ移動されて、原稿ガイド９間の間隔が原稿の幅に対
応する。従って、原稿４は、原稿ガイド９により幅端が
ガイドされながら、読み取り部に向かって移送される。
左右の原稿ガイド９の位置を原稿４の幅に合わせて移動
調節する必要がある場合には、左右どちらか一方の原稿
ガイド９を持って、原稿ガイド９を原稿４の幅方向に移
動させる。このようにすれば、ピニオン１６の回転を介
して、他方の原稿ガイド９が反対方向に同ストローク分
だけ移動されて、原稿ガイド９間の間隔が原稿の幅に対
応する。従って、原稿４は、原稿ガイド９により幅端が
ガイドされながら、読み取り部に向かって移送される。
【００１７】次に、原稿ガイド９に凸条９０について図
５を参照して述べる。尚、図５では一対の原稿ガイド９
の一方だけを示すが、他方も同様である。上述のよう
に、原稿ガイド９は基部１３に連なる垂直な壁状のもの
である。原稿ガイド９が原稿４の幅端をガイドするガイ
ド面９ａに、４本の凸条９０が設けられている（なお、
ここでは４本である場合を示しているが、原稿の種類、
最大積載枚数等に合わせて凸条の大きさ、本数は変更さ
れる。）。凸条９０の上部から側部にかけては、曲面９
０ｒが形成されている。そして、側部と下部でエッジ９
０ｅが形成されている。
５を参照して述べる。尚、図５では一対の原稿ガイド９
の一方だけを示すが、他方も同様である。上述のよう
に、原稿ガイド９は基部１３に連なる垂直な壁状のもの
である。原稿ガイド９が原稿４の幅端をガイドするガイ
ド面９ａに、４本の凸条９０が設けられている（なお、
ここでは４本である場合を示しているが、原稿の種類、
最大積載枚数等に合わせて凸条の大きさ、本数は変更さ
れる。）。凸条９０の上部から側部にかけては、曲面９
０ｒが形成されている。そして、側部と下部でエッジ９
０ｅが形成されている。
【００１８】図５に示すように、上述の原稿ガイド機構
１部に積層された原稿４は、原稿ガイド９を移動して幅
端が原稿ガイド面９ａにガイドされる。凸条９０の曲面
９０ｒが形成されているので、積層された原稿４が載せ
られるとき、原稿４が凸条９０に引っ掛かかるといった
事態は起こらない。そして、凸条９０は原稿の厚み方向
に高度な抵抗となるので、原稿がさばかれて原稿分離機
構５０によって１枚、１枚分離し易くなる。そして、原
稿ガイド９で積層された原稿４を挟むことにより積層の
原稿４の幅方向はガイドされると共に、エッジ９０ｅに
より原稿４の浮き上がりが防止され、原稿を斜行するこ
となく搬送することができる。
１部に積層された原稿４は、原稿ガイド９を移動して幅
端が原稿ガイド面９ａにガイドされる。凸条９０の曲面
９０ｒが形成されているので、積層された原稿４が載せ
られるとき、原稿４が凸条９０に引っ掛かかるといった
事態は起こらない。そして、凸条９０は原稿の厚み方向
に高度な抵抗となるので、原稿がさばかれて原稿分離機
構５０によって１枚、１枚分離し易くなる。そして、原
稿ガイド９で積層された原稿４を挟むことにより積層の
原稿４の幅方向はガイドされると共に、エッジ９０ｅに
より原稿４の浮き上がりが防止され、原稿を斜行するこ
となく搬送することができる。
【００１９】尚、上記実施の形態では、一対の原稿ガイ
ドが互いに同ストロークで接近離間動する場合を説明し
たが、一方の原稿ガイドが固定され、他方だけが移動す
る場合、更には一対の原稿ガイドが所定位置に固定され
ている場合であっても、本発明を同様に適用することが
できる。
ドが互いに同ストロークで接近離間動する場合を説明し
たが、一方の原稿ガイドが固定され、他方だけが移動す
る場合、更には一対の原稿ガイドが所定位置に固定され
ている場合であっても、本発明を同様に適用することが
できる。
【００２０】また、上記実施の形態では、原稿ガイドの
凸部が凸条である場合を説明したが、必ずしも凸条であ
る必要はなく、細分された突起である場合であっても、
本発明を同様に適用することができる。
凸部が凸条である場合を説明したが、必ずしも凸条であ
る必要はなく、細分された突起である場合であっても、
本発明を同様に適用することができる。
【００２１】
【発明の効果】上述のように、請求項１の発明により、
原稿に歪みがあっても、原稿の幅端の一部が浮き上がっ
てしまうことが無く、原稿ガイドに原稿の幅端を確実に
ガイドさせることができ、搬送される原稿が斜行すると
いった問題を防止することができる。そのため、読取画
像が欠けたり、原稿ジャムをする等の問題も防止され
る。また、原稿に歪みがなく、原稿分離機構部に積層さ
れた原稿が複数枚束状に供給されたときであっても、束
状の原稿が分離パッド等に突き当って供給されなかった
り、束状の複数枚の原稿がそのまま搬送されてしまう、
所謂、ノンフィードやマルチフィード等の搬送トラブル
も防止される。
原稿に歪みがあっても、原稿の幅端の一部が浮き上がっ
てしまうことが無く、原稿ガイドに原稿の幅端を確実に
ガイドさせることができ、搬送される原稿が斜行すると
いった問題を防止することができる。そのため、読取画
像が欠けたり、原稿ジャムをする等の問題も防止され
る。また、原稿に歪みがなく、原稿分離機構部に積層さ
れた原稿が複数枚束状に供給されたときであっても、束
状の原稿が分離パッド等に突き当って供給されなかった
り、束状の複数枚の原稿がそのまま搬送されてしまう、
所謂、ノンフィードやマルチフィード等の搬送トラブル
も防止される。
【００２２】ファクシミリ装置等に供給される原稿のよ
うに様々な紙質、形状のものが供給されても、原稿の幅
端を幅方向、さらに厚み方向に確実にガイドし、搬送原
稿の直進性を増すと共に積層原稿を分離され易いように
さばき、原稿の斜行、マルチフィード、ノンフィード等
の原稿搬送系のトラブルを防止し、原稿を１枚ずつ確実
に分離して供給することができる。そして、確実な原稿
分離をし、安定した原稿搬送をする原稿供給装置とする
ことができる。
うに様々な紙質、形状のものが供給されても、原稿の幅
端を幅方向、さらに厚み方向に確実にガイドし、搬送原
稿の直進性を増すと共に積層原稿を分離され易いように
さばき、原稿の斜行、マルチフィード、ノンフィード等
の原稿搬送系のトラブルを防止し、原稿を１枚ずつ確実
に分離して供給することができる。そして、確実な原稿
分離をし、安定した原稿搬送をする原稿供給装置とする
ことができる。
【００２３】請求項２の発明により、原稿ガイドのガイ
ド面に凸部を設けても、部品点数を増やしコストアップ
をしてしまうといった問題がない。
ド面に凸部を設けても、部品点数を増やしコストアップ
をしてしまうといった問題がない。
【００２４】請求項３の発明により、搬送される原稿の
直進性をさらに向上させることができる。
直進性をさらに向上させることができる。
【００２５】請求項４の発明により、積層された原稿を
原稿ガイドに供給するとき、原稿が凸部に引っ掛かると
いったことが防止され、原稿の幅端を確実にガイドする
ことができる。
原稿ガイドに供給するとき、原稿が凸部に引っ掛かると
いったことが防止され、原稿の幅端を確実にガイドする
ことができる。
【図１】本発明の原稿供給装置の実施の形態を具体化し
たファクシミリ装置を示す全体斜視図である。
たファクシミリ装置を示す全体斜視図である。
【図２】図１のファクシミリ装置のＳ−Ｓ線における要
部断面図である。
部断面図である。
【図３】原稿ガイドの要部を示す平面図である。
【図４】原稿ガイドの要部を示す断面図である。
【図５】原稿ガイドの凸条を示す正面図である。
１ 原稿ガイド機構 ４ 原稿 ５ａ 分離ローラ ５ｄ 分離パッド ９ 原稿ガイド ９ａ ガイド面 ４０ 原稿供給部 ５０ 原稿分離機構 ９０ 凸条 ９０ｅ エッジ ９０ｒ 曲面
Claims (4)
- 【請求項１】 下面を支持された原稿の幅端を原稿ガイ
ドでガイドする原稿ガイド機構と、原稿を分離して１枚
ずつ搬送する原稿分離機構とを備えた原稿供給装置であ
って、原稿の幅端をガイドする原稿ガイドのガイド面に
原稿厚み方向の原稿の動きを規制する凸部を設けたこと
を特徴とする原稿供給装置。 - 【請求項２】 凸部が、原稿ガイドに一体成形されたも
のであることを特徴とする請求項１に記載の原稿供給装
置。 - 【請求項３】 凸部が、上記原稿分離機構による原稿の
搬送方向に延びる凸条であることを特徴とする請求項１
または請求項２に記載の原稿供給装置。 - 【請求項４】 凸部が、上部から側部にかけて曲面を形
成し、側部と下部でエッジを形成することを特徴とする
請求項１ないし請求項３のいずれかに記載の原稿供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11547597A JPH10305930A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 原稿供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11547597A JPH10305930A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 原稿供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10305930A true JPH10305930A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14663461
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11547597A Pending JPH10305930A (ja) | 1997-05-06 | 1997-05-06 | 原稿供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10305930A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7023590B2 (en) | 2000-10-26 | 2006-04-04 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Paper feeding apparatus |
-
1997
- 1997-05-06 JP JP11547597A patent/JPH10305930A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7023590B2 (en) | 2000-10-26 | 2006-04-04 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Paper feeding apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040326 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040427 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040928 |