JPH10305280A - イオン水生成装置の電解槽 - Google Patents
イオン水生成装置の電解槽Info
- Publication number
- JPH10305280A JPH10305280A JP9116869A JP11686997A JPH10305280A JP H10305280 A JPH10305280 A JP H10305280A JP 9116869 A JP9116869 A JP 9116869A JP 11686997 A JP11686997 A JP 11686997A JP H10305280 A JPH10305280 A JP H10305280A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic cell
- diaphragm
- cases
- packing
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一対のケースをその周縁部にて接合して電解
槽を構成するものにおいて、ケース間のシール用パッキ
ンの部品点数を削減するものである。 【解決手段】 本発明は、相対向する面に収納溝9を凹
設した一対のケース2,3をその周縁部にて接合して電
解槽1を構成し、収納溝内の溝底から各々一方の電極板
4,8と隔膜体5,7を順次積層配置し、これら隔膜体
間に他方の電極板6を配設して2対の電解室12・・・を
区画形成したものにおいて、他方の電極板の周囲に位置
してケース間のシールを行うパッキン19を配設すると共
に、このパッキンに隔膜のシールを行うシール部20を一
体に形成して成るものである。
槽を構成するものにおいて、ケース間のシール用パッキ
ンの部品点数を削減するものである。 【解決手段】 本発明は、相対向する面に収納溝9を凹
設した一対のケース2,3をその周縁部にて接合して電
解槽1を構成し、収納溝内の溝底から各々一方の電極板
4,8と隔膜体5,7を順次積層配置し、これら隔膜体
間に他方の電極板6を配設して2対の電解室12・・・を
区画形成したものにおいて、他方の電極板の周囲に位置
してケース間のシールを行うパッキン19を配設すると共
に、このパッキンに隔膜のシールを行うシール部20を一
体に形成して成るものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水等を電気分
解してアルカリイオン水と酸性水とを生成するイオン水
生成装置の電解槽に関する。
解してアルカリイオン水と酸性水とを生成するイオン水
生成装置の電解槽に関する。
【0002】
【従来の技術】水道水等を電気分解してアルカリイオン
水と酸性水とを生成する電解槽では、例えば特開平6−
226258公報に示される様に、複数の電極板と隔膜
を交互に積槽して複数の電解室を交互に配列し、かつこ
れら電解室間はパッキンによりシールを行っている。
水と酸性水とを生成する電解槽では、例えば特開平6−
226258公報に示される様に、複数の電極板と隔膜
を交互に積槽して複数の電解室を交互に配列し、かつこ
れら電解室間はパッキンによりシールを行っている。
【0003】一方、電解槽のケース内には、このケース
外枠と電解室との間にアルカリイオン水や酸性水を通す
通路が区画形成され、この通路と電解室との間の電極板
や隔膜の積層部分のシールを行うには多くのパッキンが
必要となり、部品点数の増加や組立て工数の増加を招く
という問題がある。
外枠と電解室との間にアルカリイオン水や酸性水を通す
通路が区画形成され、この通路と電解室との間の電極板
や隔膜の積層部分のシールを行うには多くのパッキンが
必要となり、部品点数の増加や組立て工数の増加を招く
という問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、少量
のパッキンによりケース間や隔膜間のシールを確実に行
う事を目的とするものである。
のパッキンによりケース間や隔膜間のシールを確実に行
う事を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、相対向する面
に収納溝を凹設した一対のケースをその周縁部にて接合
して電解槽を構成し、収納溝内の溝底から、各々一方の
電極板と隔膜体を順次積層配置し、かつこれら隔膜体間
に他方の電極板を配設して2対の電解室を区画形成した
ものにおいて、他方の電極板の周囲に位置してケース間
のシールを行うパッキンを配設すると共に、このパッキ
ンに隔膜のシールを行うシール部を一体に形成したもの
である。
に収納溝を凹設した一対のケースをその周縁部にて接合
して電解槽を構成し、収納溝内の溝底から、各々一方の
電極板と隔膜体を順次積層配置し、かつこれら隔膜体間
に他方の電極板を配設して2対の電解室を区画形成した
ものにおいて、他方の電極板の周囲に位置してケース間
のシールを行うパッキンを配設すると共に、このパッキ
ンに隔膜のシールを行うシール部を一体に形成したもの
である。
【0006】又本発明は、隔膜をフレームに固定すると
共に、パッキンのシール部をフレーム間に介在し、かつ
収納溝の長手方向端部に略櫛歯状の整流用の突起を形成
し、これら突起の先端をフレームに当接して押さえ固定
したものである。
共に、パッキンのシール部をフレーム間に介在し、かつ
収納溝の長手方向端部に略櫛歯状の整流用の突起を形成
し、これら突起の先端をフレームに当接して押さえ固定
したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明による実施例を先ず図1及
び図2に基づき説明すると、1はアルカリイオン成水器
等に用いる電解槽で、一対のケース2,3をその周縁部
にて接合して構成し、これらケース間に陰極板4、隔膜
体5、陽極板6、隔膜体7、陰極板8を順次積み重ねて
収納している。
び図2に基づき説明すると、1はアルカリイオン成水器
等に用いる電解槽で、一対のケース2,3をその周縁部
にて接合して構成し、これらケース間に陰極板4、隔膜
体5、陽極板6、隔膜体7、陰極板8を順次積み重ねて
収納している。
【0008】図3は図2中のA−A断面、図4は同じく
B−B断面で、上記ケース2,3の内底部に収納溝9,
9を形成していると共に、これらの長手方向両端部に櫛
歯状に複数の突起10・・を立設してこれら突起間に複数
の通水溝11・・を形成し、かつ上記突起10・・間に上記
陰極板4等を積み重ねて収納することで、陰極板4,8
と隔膜体5,7間と陽極板6と隔膜体5,7間に2対の
電解室12・・・を形成している。
B−B断面で、上記ケース2,3の内底部に収納溝9,
9を形成していると共に、これらの長手方向両端部に櫛
歯状に複数の突起10・・を立設してこれら突起間に複数
の通水溝11・・を形成し、かつ上記突起10・・間に上記
陰極板4等を積み重ねて収納することで、陰極板4,8
と隔膜体5,7間と陽極板6と隔膜体5,7間に2対の
電解室12・・・を形成している。
【0009】又、上記ケース2の上記一方の突起10・・
の外側に水源に連なる給水口13を開口し、他方の突起10
・・の外側に生成水取出口14,15を開口している。一方
上記隔膜体5,7は樹脂製のフレーム16,16に隔膜17,
17を熱溶着等により一体化して構成し、かつこれらフレ
ームの両端部を上記突起10・・間に位置してこれらにて
確実に挟持する様に構成している。
の外側に水源に連なる給水口13を開口し、他方の突起10
・・の外側に生成水取出口14,15を開口している。一方
上記隔膜体5,7は樹脂製のフレーム16,16に隔膜17,
17を熱溶着等により一体化して構成し、かつこれらフレ
ームの両端部を上記突起10・・間に位置してこれらにて
確実に挟持する様に構成している。
【0010】又上記フレーム16,16の給水口13側の長手
方向端部には、この給水口より流入した水道水等を上記
陽極板6の両面に略均一に給水する複数の通水孔18・・
を所定の間隔を置いて穿孔している。
方向端部には、この給水口より流入した水道水等を上記
陽極板6の両面に略均一に給水する複数の通水孔18・・
を所定の間隔を置いて穿孔している。
【0011】19は上記ケース2,3の接合面間に介在し
たパッキンで、上記隔膜体5,6の少なくとも生成水取
出口14,15に近接した部分のフレーム16,16間に位置し
て該部をシールするシール部20を一体に形成し、かつ図
5にても示す様にこのシール部とパッキン本体との間に
は、生成水を上記生成水取出口14,15に通水する複数の
通水口21・・を穿孔している。
たパッキンで、上記隔膜体5,6の少なくとも生成水取
出口14,15に近接した部分のフレーム16,16間に位置し
て該部をシールするシール部20を一体に形成し、かつ図
5にても示す様にこのシール部とパッキン本体との間に
は、生成水を上記生成水取出口14,15に通水する複数の
通水口21・・を穿孔している。
【0012】而して、給水口13より水道水等を連続的に
給水すると同時に陰極板4,4と陽極板6間に所定の直
流電圧を印加することで、図4中に矢印にて示す様にこ
れら陰極板と陽極板間の電解室に給水された水が電気分
解されてアルカリイオン水や酸性水が生成され、これら
が生成水取出口14,15より吐水される。
給水すると同時に陰極板4,4と陽極板6間に所定の直
流電圧を印加することで、図4中に矢印にて示す様にこ
れら陰極板と陽極板間の電解室に給水された水が電気分
解されてアルカリイオン水や酸性水が生成され、これら
が生成水取出口14,15より吐水される。
【0013】又、隔膜体5,6のフレーム16,16間はパ
ッキン19のシール部20にて確実にシールされ、該部での
アルカリイオン水と酸性水の混合を確実に防止すること
が出来る。
ッキン19のシール部20にて確実にシールされ、該部での
アルカリイオン水と酸性水の混合を確実に防止すること
が出来る。
【0014】
【発明の効果】本発明の構成により、ケース間の接合部
をシールするパッキンに、隔膜間のシールを行うシール
部を一体に形成したことで、パッキンの部品点数を大幅
に削減することができ、部品点数の削減によるコストダ
ウンを計る事が出来るものである。
をシールするパッキンに、隔膜間のシールを行うシール
部を一体に形成したことで、パッキンの部品点数を大幅
に削減することができ、部品点数の削減によるコストダ
ウンを計る事が出来るものである。
【0015】又本発明の構成により、電解室の長手方向
端部に形成した整流用の突起にて隔膜のフレームを押さ
え固定することで、シール部によるシール効果をより確
実に発揮する事が出来るものである。
端部に形成した整流用の突起にて隔膜のフレームを押さ
え固定することで、シール部によるシール効果をより確
実に発揮する事が出来るものである。
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】図2中のA−A縦断面図である。
【図4】同じく図2中のB−B縦断面図である。
【図5】本発明によるパッキンの実施例を示す斜視図で
ある。
ある。
1 電解槽 2 ケース 3 ケース 4 陰極板 5 隔膜体 6 陽極板 7 隔膜体 9 収納溝 16 フレーム 19 パッキン 20 シール部
Claims (2)
- 【請求項1】 相対向する面に収納溝を凹設した一対の
ケースをその周縁部にて接合して電解槽を構成し、上記
収納溝内の溝底から、各々一方の電極板と隔膜体を順次
積層配置し、かつこれら隔膜体間に他方の電極板を配設
して2対の電解室を区画形成したものにおいて、上記他
方の電極板の周囲に位置して上記ケース間のシールを行
うパッキンを配設すると共に、このパッキンに上記隔膜
のシールを行うシール部を一体に形成した事を特徴とす
るイオン水生成装置の電解槽。 - 【請求項2】 上記隔膜をフレームに固定すると共に、
上記パッキンのシール部をフレーム間に介在し、かつ上
記収納溝の長手方向端部に略櫛歯状の整流用の突起を形
成し、これら突起の先端を上記フレームに当接して押さ
え固定した事を特徴とする、上記請求項1に記載のイオ
ン水生成装置の電解槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9116869A JPH10305280A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | イオン水生成装置の電解槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9116869A JPH10305280A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | イオン水生成装置の電解槽 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10305280A true JPH10305280A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14697649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9116869A Pending JPH10305280A (ja) | 1997-05-07 | 1997-05-07 | イオン水生成装置の電解槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10305280A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010078426A (ko) * | 2000-10-13 | 2001-08-21 | 정동빈 | 해수 담수화장치의 전기투석막 셀 유니트 |
JP2007131954A (ja) * | 2003-03-13 | 2007-05-31 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 電解セル、および水素酸素発生装置 |
JP2011168871A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 有隔膜電解槽の電解槽構造 |
JP2011168857A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 有隔膜電解槽の電解槽構造 |
-
1997
- 1997-05-07 JP JP9116869A patent/JPH10305280A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010078426A (ko) * | 2000-10-13 | 2001-08-21 | 정동빈 | 해수 담수화장치의 전기투석막 셀 유니트 |
JP2007131954A (ja) * | 2003-03-13 | 2007-05-31 | Kobelco Eco-Solutions Co Ltd | 電解セル、および水素酸素発生装置 |
JP2011168857A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 有隔膜電解槽の電解槽構造 |
JP2011168871A (ja) * | 2010-02-22 | 2011-09-01 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 有隔膜電解槽の電解槽構造 |
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