JPH10304340A - 遠隔監視装置 - Google Patents

遠隔監視装置

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JPH10304340A
JPH10304340A JP10577497A JP10577497A JPH10304340A JP H10304340 A JPH10304340 A JP H10304340A JP 10577497 A JP10577497 A JP 10577497A JP 10577497 A JP10577497 A JP 10577497A JP H10304340 A JPH10304340 A JP H10304340A
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JP
Japan
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image
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Pending
Application number
JP10577497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Tsukiji
宏 築地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遠隔監視装置の異常検出手段において、異常検
出までの時間を短縮し、さらに変化領域の大きさや動き
情報を検出する。 【解決手段】本発明は、前記画像記憶部に記憶された1
フレーム前の画像情報と現在の画像情報との差異を検出
するためにこれらの画像情報を複数のブロックに分割
し、ブロック毎に対応するブロックとの差異を評価し、
その差異が予め設定された閾値よりも大きいブロックを
カウントし、そのカウントが予め設定された設定値を超
えたときに回線接続が行われるので、異常を速やかに検
出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像した動画像情
報を電話回線を介して伝送し、遠隔監視を行う遠隔監視
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりCCDカメラ等の撮像手段によ
って撮像した画像情報を電話回線を用いて伝送し、遠隔
地で伝送された画像情報を表示して監視を行う遠隔監視
装置が実用化されている。しかし回線を使用した監視装
置では、監視中常時回線を接続しておくため回線使用料
が高くつくという問題があり、監視装置内に異常検出手
段を設け、異常を検出した場合のみ回線接続を行う装置
が提案されている。図3は、従来の遠隔監視装置の構成
を示すブロック図である。1は撮像部、2は撮像された
画像情報を符号化する画像符号化部、3は画像符号化部
2の出力データ量を回線速度に整合させるための送信バ
ッファ、4は撮像された画像情報を記憶する画像記憶
部、12は撮像された画像情報と画像記憶部に記憶され
た1フレーム前の画像情報から動きを検出する動き検出
部、7は動き検出部12の出力によって回線との接続を
制御する回線接続部、8は画像情報を伝送する回線、9
は伝送された画像情報を表示する画像表示部である。こ
のように構成された従来の遠隔監視装置にもとづいて動
作説明を行う。
【0003】撮像部1は監視対象物を撮像し、画像情報
として出力する。撮像部1より出力された画像情報は動
き検出部12と画像符号化部2に入力されると同時に、
画像記憶部4に記憶される。動き検出部12では、撮像
部1から入力された画像情報と画像記憶部4に記憶され
ている1フレーム前の画像情報の差異を検出することに
よって監視対象物の動きを検出する。動き検出部12の
出力が予め設定された閾値より大きくなったとき、監視
対象に動きがあったとして回線制御部7は画像表示部9
との間の回線8を接続し、画像符号化部2で符号化され
た画像情報を伝送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の遠隔監視
装置では、動き検出を行う場合、入力された画像情報と
1フレーム前の画像情報から画面全体にわたって差分を
求め、その累積値を予め設定した閾値を比較して動きを
検出していたため、1フレーム分の処理が終わらなけれ
ば動きの検出ができなかった。また、1フレーム全体を
処理して判定していることから変化の有無は検出だけ
で、それ以上の情報を得ることはできなかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明はこれらの課題
を解決するためのものであり、所定の箇所に固定された
撮像部と、前記撮像部からの画像情報を記憶する画像記
憶部と、前記撮像部から出力された画像情報を符号化す
る画像符号化部と、前記画像符号化部からの出力データ
を回線速度に整合させるための送信バッファとから構成
される遠隔監視装置において、前記画像記憶部に記憶さ
れた1フレーム前の画像情報と前記撮像部より出力され
た現在の画像情報との差異を検出するためにこれらの画
像情報を複数のブロックに分割し、ブロック毎に前フレ
ームの空間的に対応するブロックとの差異を評価し、そ
の差異が予め設定された閾値よりも大きいブロックをカ
ウントし、そのカウント数が予め設定された設定値を超
えたときに異常が発生したとして回線接続を行う遠隔監
視装置を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実
施例における遠隔監視装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1は撮像部、2は撮像部1からの画
像情報を符号化する画像符号化部、3は画像符号化部2
の出力データ量を回線速度に整合させるための送信バッ
ファ、4は撮像部1からの画像情報を記憶する画像記憶
部、5は撮像部1からの画像情報と画像記憶部4に記憶
されている1フレーム前の画像情報をそれぞれ複数画素
からなるブロックに分割して、ブロック毎に差異を評価
し、その評価値が予め設定された閾値より大きいならば
有意ブロックと判定する有意ブロック検出部、6は有意
ブロック検出部5の出力から有意ブロックの数を計数
し、有意ブロック数から異常を検出する異常検出部、7
は異常検出部6が異常を検出した場合に回線との接続を
行う回線制御部、8は符号化された画像情報を伝送する
回線、9は伝送された画像情報を復号化して表示する画
像表示部である。
【0007】以上のように構成された本実施例の遠隔監
視装置について、以下にその動作を説明する。撮像部1
は監視対象物を撮像し、画像情報として出力する。撮像
部1より出力された画像情報は画像符号化部2と有意ブ
ロック検出部5に入力されると同時に、画像記憶部4に
記憶される。有意ブロック検出部5では、撮像部1から
入力された画像情報と画像記憶部4に記憶されている1
フレーム前の画像情報を、それぞれ複数画素からなるブ
ロック、例えばm画素×nライン(m、nは整数)の矩
形ブロックに分割して、ブロック毎に前フレームの空間
的に対応するブロックとの差異を評価し、その評価値が
予め設定された閾値より大きいならば有意ブロックと判
定し、結果を異常検出部6に通知する。差異の評価に
は、例えばブロック内の対応する画素値の差分の絶対値
和等を用いる。
【0008】この時ブロックの評価はフレーム内で空間
的に左上に位置するブロックから右下へ順に行うが、予
めブロックの評価順序を記憶しておくことにより、異常
が起こりやすいと予測されるブロックを先に評価するこ
とも可能である。異常検出部6は有意ブロック検出部5
の出力を監視し、対象フレーム内の有意ブロックの数を
カウントし、累積有意ブロック数が予め設定された設定
値よりも大きくなった時点で異常有りと判定し、回線制
御部7へ自動発呼の要求を行う。異常検出部6によって
異常が検出されると回線制御部7は画像表示部9との間
の回線8を接続し、画像符号化部2で符号化された画像
情報を伝送する。回線8で接続された画像表示部9は伝
送されてきた画像情報を復号化してモニタに表示し、監
視対象物の状態を監視する。
【0009】図2は本発明の第2の実施例における遠隔
監視装置の構成を示すブロック図である。図2におい
て、1は撮像部、2は画像情報を符号化する画像符号化
部、3は送信バッファ、4は画像情報を記憶する画像記
憶部、5は入力された画像情報と画像記憶部4に記憶さ
れている1フレーム前の画像情報の差異を評価し、有意
ブロックと判定する有意ブロック検出部、6は有意ブロ
ック数から異常を検出する異常検出部、10はフレーム
内の有意ブロックの分布状態を複数フレームにわたって
記憶し、有意ブロックの変化を監視する有意ブロックモ
ニタ部、11は有意ブロックモニタ部10の出力と画像
符号化部2の出力を多重化する多重化部、7は異常を検
出した場合に回線との接続を行う回線制御部、8は符号
化された画像情報を伝送する回線、9は伝送された画像
情報を復号化して表示する画像表示部である。
【0010】上記のように構成された第2の実施例の遠
隔監視装置について、以下に説明する。撮像部1より出
力された画像情報は画像符号化部2と有意ブロック検出
部5に入力されると同時に、画像記憶部4に記憶され
る。有意ブロック検出部5では、撮像部1から入力され
た画像情報と画像記憶部4に記憶されている1フレーム
前の画像情報をそれぞれ複数画素からなるブロックに分
割し、ブロック毎に前フレームの空間的に対応するブロ
ックとの差異を評価し、その評価値が予め設定された閾
値より大きいならば有意ブロックと判定し、結果を異常
検出部6に通知すると同時に有意ブロックモニタ部10
へ有意ブロックと判定されたブロックのフレーム内の空
間的位置情報を通知する。
【0011】異常検出部6は有意ブロック検出部5の出
力を監視し、対象フレーム内の有意ブロックの数をカウ
ントする。累積有意ブロック数が予め設定された設定値
よりも大きくなった時点で異常有りと判定して、回線制
御部7へ自動発呼の要求を行う。有意ブロックモニタ部
10は、有意ブロックの分布状態を1フレーム単位で複
数フレーム分記憶しており、有意ブロックの分布状態や
分布状態の時間的変化から変化領域の大きさや動きを計
算し、その情報を出力する。多重化部11は、画像符号
化部2で符号化された画像情報と、有意ブロックモニタ
部10の出力である変化領域の大きさや動きの情報を多
重化する。
【0012】異常検出部6によって異常が検出されると
回線制御部7は画像表示部9との間の回線8を接続し、
送信バッファ3内の情報を回線8を使って伝送する。回
線8で接続された画像表示部9は伝送されてきた情報を
復号化してモニタに表示し、監視対象物の状態を監視す
る。また、上記構成の遠隔監視装置において、有意ブロ
ックモニタ部10で得られた変化領域の動き情報を使っ
て撮像部1をコントロールし、変化領域を追跡すること
も可能である。
【0013】
【発明の効果】本発明の第1の実施例によれば、画像情
報を複数画素からなるブロックに分割してその差異を評
価していくので、1画面全体を評価するよりも速いタイ
ミングで異常を検出して監視側へ通知できる。また、ブ
ロックの評価順序を予め設定しておき、異常発生の予測
されるブロックより評価を行うことによってより早く異
常を検出できる。また本発明の第2の実施例によれば、
監視対象の画像情報だけでなく変化領域の大きさや、変
化領域の動きといった付加情報も同時に得ることが可能
となり、上記変化領域の動き情報を使って変化領域の自
動追尾が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明は、第1の実施例を説明した遠隔監視
装置のブロック図である。
【図2】 本発明は、第2の実施例を説明した遠隔監視
装置のブロック図である。
【図3】 従来の遠隔監視装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 画像符号化部 3 送信バッファ 4 画像記憶部 5 有意ブロック検出部 6 異常検出部 7 回線制御部 8 回線 9 画像表示部 10 有意ブロックモニタ部 11 多重化部 12 動き検出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の箇所に固定された撮像部と、前記
    撮像部からの画像情報を記憶する画像記憶部と、前記撮
    像部から出力された画像情報を符号化する画像符号化部
    と、前記画像符号化部からの出力データを回線速度に整
    合させるための送信バッファとから構成される遠隔監視
    装置において、前記画像記憶部に記憶された1フレーム
    前の画像情報と前記撮像部より出力された現在の画像情
    報との差異を検出するためにこれらの画像情報を複数の
    ブロックに分割し、ブロック毎に前フレームの空間的に
    対応するブロックとの差異を評価し、その差異が予め設
    定された閾値よりも大きいブロックをカウントし、その
    カウント数が予め設定された設定値を超えたときに異常
    が発生したとして回線接続を行うことを特徴とする遠隔
    監視装置。
  2. 【請求項2】前記ブロックの評価順序を予め設定するこ
    とにより異常発生が予想されるポイントから評価を開始
    することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視装置。
  3. 【請求項3】前記ブロックを矩形状に分割したことを特
    徴とする請求項1または2記載の遠隔監視装置。
  4. 【請求項4】前記ブロックの評価を時間的変化にもとづ
    いて変化領域の大きさや動きを求めるもとによって回線
    の正常または異常状態の分布状態を監視するモニタ部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視装置。
JP10577497A 1997-04-23 1997-04-23 遠隔監視装置 Pending JPH10304340A (ja)

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JP10577497A JPH10304340A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 遠隔監視装置

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JPH10304340A true JPH10304340A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14416516

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JP10577497A Pending JPH10304340A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 遠隔監視装置

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JP (1) JPH10304340A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002135760A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Victor Co Of Japan Ltd 監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置
JP2004241945A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 画像監視装置、画像監視方法、画像監視プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002135760A (ja) * 2000-10-20 2002-05-10 Victor Co Of Japan Ltd 監視用信号の通信方法、及び監視用信号通信装置
JP2004241945A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 画像監視装置、画像監視方法、画像監視プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

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