JPH10304228A - 表示装置および撮像装置 - Google Patents

表示装置および撮像装置

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JPH10304228A
JPH10304228A JP9106070A JP10607097A JPH10304228A JP H10304228 A JPH10304228 A JP H10304228A JP 9106070 A JP9106070 A JP 9106070A JP 10607097 A JP10607097 A JP 10607097A JP H10304228 A JPH10304228 A JP H10304228A
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image
incident
display device
finder
light beam
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JP9106070A
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Inventor
Kazuhiko Kawase
和彦 川瀬
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像を表示するための表示手段上に装着して
ファインダとしての機能を果たすための表示装置におい
て、表示手段を介して観察される画像を高画質なものと
する。また、視度調節機能を付設した場合にも一定の範
囲の画像の表示が得られるようにする。 【解決手段】 画像入射面と鏡面領域を有する第1の面
において、その境界の鏡面領域の金属薄膜の膜厚を徐々
に変化させる。また、凸レンズと一体的にアイカップを
光軸方向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ビデオカ
メラ、電子スチルカメラ等の撮像装置のファインダに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラなどの撮像装置の分
野では、小型化と多機能化が急速に進み、また、多様な
撮影ポジションを可能とするものが製品化されている。
【0003】このようなビデオカメラにおいて、離れた
位置から直接見ることが可能な2〜4インチ程度の大き
さの液晶モニタと、接眼することによって外光を避け、
LCDを見やすいものとする接眼タイプのファインダの
双方を備えたものがある。
【0004】このようなビデオカメラでは、ローアング
ルやハイアングル、三脚への取り付けなどのビデオカメ
ラより目を離しての姿勢の方が楽に撮影できる場合は、
2〜4インチ程度の大きさの液晶モニタを使い、手に持
って目の前に構えて撮影する場合には、接眼タイプのフ
ァインダを使うといった、撮影姿勢に応じてファインダ
の使い分けを可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
撮像装置では、画像を表示させる液晶パネルやその駆動
回路、信号処理回路、バックライト、電源回路等をそれ
ぞれ2つずつ用意する必要があり、膨大なコストアップ
が強いられていた。
【0006】本発明は、このような問題を鑑みて、1つ
の液晶表示部を用いて、上記のようなモニタとファイン
ダの双方の機能を備える表示装置を提供し、その場合に
おいて、表示画像が高画質にかつ表示装置の小型化およ
びその性能の向上を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願の請求項1に係る発明によれば、画像を表
示するための表示手段上に装着してファインダとしての
機能を果たすための表示装置において、前記画像の光束
を入射可能とする入射領域と金属薄膜によって形成され
る鏡面領域とを有する第1の面と、前記第1の面から入
射した前記画像の光束を反射し、鏡面からなる第2の面
とを有する偏向手段と、前記偏向手段によって偏向され
た画像を確認するためのファインダ部とを備え、前記第
1の面は、前記ファインダ部に前記画像の光束を伝達す
るために前記第2の面からの光束を反射し、前記入射領
域と前記鏡面領域との境界近傍部における前記金属薄膜
の膜厚を、前記入射領域に近づくにつれて薄くするよう
に構成されていることを特徴とする。
【0008】また、請求項2に係る発明によれば、画像
を表示するための表示手段上に装着してファインダとし
ての機能を果たすための表示装置において、前記画像の
光束を入射可能とする入射領域と反射領域とを有する第
1の面と、前記第1の面から入射した前記画像の光束を
反射し、鏡面からなる第2の面とを有する偏向手段と、
前記偏向手段によって偏向された画像を確認するための
ファインダ部とを備え、前記第1の面は、前記ファイン
ダ部に前記画像の光束を伝達するために前記第2の面か
らの光束を反射し、前記入射領域と前記反射領域との境
界近傍部における前記前記反射領域の反射率を、前記入
射領域に近づくにつれて高くするように構成されている
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項1または請求項2において、前記ファインダ部は、凹
レンズ及び凸レンズを有し、前記偏向手段によって偏向
された光束は、凹レンズに入射した後に凸レンズに入射
するように構成されていることを特徴とする。
【0010】また、請求項4に係る発明によれば、画像
を表示するための表示手段上に装着してファインダとし
ての機能を果たすための表示装置において、前記画像の
光束を入射可能とする第1の面と、前記第1の面から入
射した前記画像の光束を反射し、鏡面からなる第2の面
とを有し、前記第1の面は前記第2の面からの前記画像
の光束を全反射するように構成されている偏向手段と、
前記第1の面によって全反射された前記画像の光束を屈
折する凹レンズと、前記凹レンズによって屈折された前
記画像の光束を屈折する凸レンズと、アイカップと、前
記凸レンズと前記アイカップとが一体的に光軸方向に移
動することによって視度調節を行う視度調節手段とを備
えることを特徴とする。
【0011】また、請求項5に係る発明によれば、請求
項4において、前記凹レンズは前記画像の光束をその入
射光軸と略平行となるように屈折することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項6に係る発明によれば、請求
項1ないし請求項4のいずれか一項において、前記偏向
手段はプリズムであることを特徴とする。
【0013】また、請求項7に係る発明によれば、画像
を表示するための表示手段と、前記表示手段上に装着し
てファインダとしての機能を果たすための表示装置を備
える撮像装置において、前記表示装置は、前記画像の光
束を入射可能とする入射領域と金属薄膜によって形成さ
れる鏡面領域とを有する第1の面と、前記第1の面から
入射した前記画像の光束を反射し、鏡面からなる第2の
面とを有する偏向手段と、前記偏向手段によって偏向さ
れた画像を確認するためのファインダ部とを備え、前記
第1の面は、前記ファインダ部に前記画像の光束を伝達
するために前記第2の面からの光束を反射し、前記入射
領域と前記鏡面領域との境界部における前記金属薄膜の
膜厚を、前記入射領域に近づくにつれて薄くするように
構成されていることを特徴とする。
【0014】また、請求項8に係る発明によれば、画像
を表示するための表示手段と、前記表示手段上に装着し
てファインダとしての機能を果たすための表示装置を備
える撮像装置において、前記表示装置は、前記画像の光
束を入射可能とする第1の面と、前記第1の面から入射
した前記画像の光束を反射し、鏡面からなる第2の面と
を有し、前記第1の面は前記第2の面からの前記画像の
光束を全反射するように構成されている偏向手段と、前
記第1の面によって全反射された前記画像の光束を屈折
する凹レンズと、前記凹レンズによって屈折された前記
画像の光束を屈折する凸レンズと、アイカップと、前記
凸レンズと前記アイカップとが一体的に光軸方向に移動
することによって視度調節を行う視度調節手段とを備え
ることを特徴とする。
【0015】また、請求項9に係る発明によれば、請求
項8において、前記凹レンズは前記画像の光束をその入
射光軸と略平行となるように屈折することを特徴とする
撮像装置。
【0016】また、請求項10に係る発明によれば、請
求項8または請求項9において、前記偏向手段はプリズ
ムであることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って本発明
の実施の形態を説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は、本実施の形
態における撮像装置の液晶モニタなどに装着される表示
装置の断面図であり、表示装置を装着することによりフ
ァインダタイプとして使用するときの状態を示す図であ
る。
【0019】同図において、1は画像を表示するための
液晶パネル、2は表示画像を偏向するためのガラスある
いはアクリル性樹脂などからなるプリズムであり、液晶
パネル1に対面しているプリズム2の第1の面は、液晶
パネル1に表示される画像の光束を入射可能とする入射
領域2a、銀あるいはアルミニウムなどの金属薄膜によ
って形成されている反射領域を形成する鏡面領域からな
る。また、プリズム2の第2の面2bは、銀あるいはア
ルミニウムなどの金属薄膜によって形成されている。ま
た、2cは、画像の光束を出射する出射面である。
【0020】6は、液晶パネル1の外装カバーで、液晶
パネル1の画面1aを観察可能なように窓部6aが形成さ
れている。7は接眼部カバーで液晶パネル1からの光束
の入射窓7aを有し、レンズ鏡筒8は凸レンズ4を保持
する。本実施の形態では、これら各カバーによって光路
内を遮光するように構成されている。
【0021】以上のような構成の表示装置で、離れた位
置から直接、液晶パネル1の画面1aの像を見る場合に
は、プリズム2と凹レンズ3、凸レンズ4、接眼部カバ
ー7、レンズ鏡筒8で構成されるファインダ部としての
接眼レンズ部を取り外し使用する。
【0022】また接眼タイプとして使用する場合は、接
眼レンズ部をモニター部の外装カバー6に装着した、図
1に示す状態で使用する。このとき、不図示である接眼
部カバー7に形成された爪部が、不図示であるモニター
部の外装カバー6に形成された孔に引っ掛かる形で、接
眼レンズ部がモニター部の外装カバー6に位置決め、保
持される。
【0023】液晶パネル1の画面1aに映された像の光
束は、プリズム2の入射面2aより入射し、さらに入射
光束の光軸と傾斜面をなす反射面2bに形成された銀や
アルミニウム等の金属薄膜によって形成される鏡面によ
り反射される。
【0024】このとき、反射面2bの入射面2aに対す
る頂角が45°より小さく設定されている場合、反射面
2bにより反射された光束は右斜め下に進み、入射面2
aの反射面2bと対向する面にて反射される。
【0025】ここで、入射面2aの全反射領域は、全て
空気などのガス層で覆われている必要があるため、空間
部7aが設けられている。
【0026】ここで、入射面2aの画面1aからの入射
領域を含む多くの領域は、外側を空気層で覆われた全反
射領域であり、また液晶パネルから入光されていない右
端の一部の領域は、銀やアルミニウム等の金属薄膜によ
って形成された金属薄膜領域Aであり、それぞれの領域
で全反射あるいは鏡面反射がなされる。
【0027】入射面2aの液晶パネルから入光されてい
ない一部領域を金属薄膜を形成して鏡面領域とすること
により、外部からの光が入射することがなく、液晶パネ
ルからの光束を確実に使用者に伝達することができる。
【0028】入射面2aにて反射された光束は、反射点
から右斜め上に進み、出射面2cより凹レンズ3、凸レ
ンズ4へと進み、使用者の眼5の網膜上に結像する。
【0029】凹レンズ3は接眼部カバー7に形成された
突起部7bによって保持され、凸レンズ4はレンズ鏡筒
8に形成されたレンズ爪8bによって保持されている。
【0030】本実施の形態の表示装置では、画面1aか
ら使用者の眼5までの光学長を短くするために凹レンズ
3と凸レンズ4を用いて構成している。
【0031】さて、プリズム2内の光束を見てみると、
画面1aからの光束は、出射面2cに近い位置にある凹
レンズ3に集まる様に進む為には、画面1aの右側周辺
の光束は、左側に傾いていなければならない。
【0032】例えば、プリズム2の屈折率を1.5とし
たとき、そのような場合には画面1aの右側周辺の光束
の入射面2aの法線に対する角度をr1とすると、r1
は10°よりかなり大きく、また、プリズム2の頂角θ
1は26°より小さく設定されている為、反射面2bに
より反射された光束の、入射面2aの法線に対する角度
i1は、全反射角度の約42°より小さな値となり、画
面1aの右側最周辺の光束は全反射することはできなく
なってしまう。
【0033】しかしながら、本実施の形態の表示装置に
おいては、入射面2aに画面1aの右側最周辺の光束が
入射する領域は、銀やアルミニウム等の金属薄膜によっ
て形成された反射面としての金属薄膜領域であり、この
領域で鏡面反射される為、画面1aの右側最周辺の光束
も何ら問題なく凹レンズ3へと導かれる。また画面1a
外からの光が含まれることはない。
【0034】画面1aの中央の光束を見てみると、反射
面2bにより反射された光束の、入射面2aの法線に対
する角度ioの値は、 io=2・θ1 となる為、θ1を21°より小さく設定しない限り、十
分全反射される。
【0035】図1の場合、画面1aの中央と右側最周辺
の中間部で、その光束が全反射されるかどうかの境界点
に達するが、その光束が戻ってくる入射面2aの領域
は、蒸着膜領域となる様設定されている為、画面1aか
らの全光束は、何ら問題なく反射され、凹レンズ3へと
導かれる。
【0036】図1の場合、画面1aの中央と右側最周辺
との中間部V1で、その光束が全反射されるかどうかの
境界点に達するが、その光束が戻ってくるPの入射する
領域は、鏡面領域となる様設定されている為、画面1a
からの全光束は、何ら問題なく反射され、凹レンズ3へ
と導かれる。
【0037】ここでは、プリズム2の屈折率を1.5と
仮定した場合の各部の角度を示したが、屈折率が違う値
である場合、各部の角度が異なった値になることは言う
迄もない。
【0038】ところで、上述の構成の表示装置を用いて
観察される画面1aの表示画像を確認すると、前述の全
反射領域と鏡面領域との境界で表示画像の見えかたが異
なっていることがわかる。これは、金属薄膜の反射率が
全反射領域に比べて若干低いためである。
【0039】例えば、アルミニウム蒸着面の反射率が9
0%程度であり、銀の反射率が95%程度である。
【0040】本実施の形態はプリズム2の入射面2aに
形成された鏡面領域の全反射領域との境界部において、
膜厚を徐々に増加させることにより、全反射から鏡面反
射へと徐々に変化させている形態である。これによって
鏡面領域の反射率が鏡面領域から全反射領域に移行する
方向に、徐々に高くなり、全反射領域と鏡面(反射)領
域との境界部分で画像に不連続部分を生じないようにす
ることができる。
【0041】図2は、図1におけるプリズム2の第1の
面としての入射面2a上にアルミニウムあるいは銀など
の金属薄膜によって形成された鏡面領域を拡大したもの
である。
【0042】図2において、Pより左側は、全反射条件
を満足する領域からPにかけて徐々に金属薄膜の膜厚を
増加させる膜厚変化部である。Pより右側は、均一の膜
厚の金属薄膜によって形成される鏡面領域である。
【0043】金属薄膜の形成方法は、蒸着法、スパッタ
リング法、あるいはCVD法などによって形成される。
【0044】金属薄膜の形成される端部Qでは、その膜
厚は非常に薄いものであり、入射光束のほとんどは全反
射領域と同様に外側の空気層との境界で全反射される。
【0045】膜厚変化部の中間部では、一部の光束は空
気層との境界で全反射されるが、かなりの光束が蒸着膜
内で反射される。したがって、膜厚変化部の中間部の反
射特性は、全反射と鏡面反射の中間の特性となる。ま
た、膜厚変化部の終端Pより右側の領域では膜厚に十分
な厚みがあり、ほぼすべての光束は金属薄膜により鏡面
反射される。
【0046】このように、全反射領域との境界部で、か
つ入射される光束が全反射条件を満足する領域におい
て、徐々に金属薄膜の膜厚を変化させることで光の反射
特性を徐々に変化させることができ、違和感のない、自
然な画像として観察可能となる。
【0047】(第2の実施の形態)本実施の形態は、2
〜4インチ程度の撮像装置などに用いられるLCDなど
の液晶パネルにファインダとしての機能を持たせること
を可能とする第1の実施の形態と同様の構成を有する表
示装置に、視度調節機能を備えたものである。
【0048】図3は、本実施の形態の表示装置を画像表
示部に装着している図を示したものである。同図におい
て前述した符号と同一のものは同一の構成であり、その
説明は省略する。使用者が液晶パネル1の表示画面1a
を直接見る場合には、図3に示した表示装置を液晶パネ
ル1から取り外せばよい。
【0049】レンズ鏡筒10の内側には、スライド溝1
0dが形成されており、視度調節レバー9がスライド可
能に係合している。視度調節レバー9の突起部9aは接
眼部カバー7の嵌合部の下側に形成されたカム溝7eに
係合しているため、視度調整レバー9をスライド溝10
dに沿ってスライドさせると、レンズ鏡筒10が光軸方
向に移動する構成となっている。
【0050】図4は、視度調節レバー9を操作して視度
調整を近視の使用者に合うように設定した場合の表示装
置を示す図である。この場合、レンズ鏡筒10が光軸方
向に移動して凸レンズ4と凹レンズ3の距離が短くなっ
ている。
【0051】また、レンズ鏡筒10の係合溝10cによ
ってアイカップ11の突起部11aが係止されているの
で、凸レンズと一体的に移動するように構成されてい
る。アイカップ11は、ゴムなどの柔らかい材料で形成
されており、凸レンズ4から撮影者の眼5までの距離が
絶えず一定になるように撮影者の眼5の位置を規制する
役割を果たす。
【0052】凹レンズ3は、画面1aに表示される光束
を凸レンズ4に垂直に入射するように光束を屈折してお
り、さらにアイカップが凸レンズ4と一体となって移動
するので、視度調節によって凸レンズ4が光軸方向に移
動しても光束は同一角度で使用者の眼球5に入射され、
常に一定の視野角で画像を確認することができる。
【0053】なお、上述した表示装置に限らず、例え
ば、図5に示すように、プリズム2などを介さず直接画
面1aで表示される画像の光束を凹レンズ3に入射する
鏡筒12を有する表示装置に関しても本実施の形態の視
度調節の構成を適用することができる。なお、図5にお
いて、図3と同一の符号を付してあるものは同一の構成
を示すものであり、その説明は省略する。図6は、凸レ
ンズ4を凹レンズ側に近づけて近視の使用者に適した位
置に設定した図である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像を表示するための表示手段上に装着してファインダ
としての機能を果たすための表示装置において、金属薄
膜領域(反射領域)と全反射領域との反射率を徐々に変
化させているので、高画質の画像を得ることができる。
【0055】また、画像を表示するための表示手段上に
装着してファインダとしての機能を果たすための表示装
置において、視度調節を実行することができ、この視度
調節は、画面1aに表示される光束を凸レンズ4に垂直
に入射するように光束を屈折しており、さらにアイカッ
プが凸レンズ4と一体となって移動するので、視度調節
によって凸レンズ4が光軸方向に移動しても光束は同一
角度で使用者の眼球5に入射され、常に一定の視野角で
画像を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の表示装置の構成を示す図。
【図2】第1の面の全反射領域と鏡面領域との境界付近
の断面図。
【図3】第2の実施の形態の表示装置の構成図。
【図4】第2の実施の形態の表示装置の構成図。
【図5】第2の実施の形態において、プリズムを介さな
い表示装置の構成図。
【図6】第2の実施の形態において、プリズムを介さな
い表示装置の構成図。
【符号の説明】
1 液晶パネル 2 プリズム 3 凹レンズ 4 凸レンズ 10 レンズ鏡筒 11 アイカップ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示するための表示手段上に装着
    してファインダとしての機能を果たすための表示装置に
    おいて、 前記画像の光束を入射可能とする入射領域と金属薄膜に
    よって形成される鏡面領域とを有する第1の面と、前記
    第1の面から入射した前記画像の光束を反射し、鏡面か
    らなる第2の面とを有する偏向手段と、 前記偏向手段によって偏向された画像を確認するための
    ファインダ部とを備え、前記第1の面は、前記ファイン
    ダ部に前記画像の光束を伝達するために前記第2の面か
    らの光束を反射し、前記入射領域と前記鏡面領域との境
    界近傍部における前記金属薄膜の膜厚を、前記入射領域
    に近づくにつれて薄くするように構成されていることを
    特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 画像を表示するための表示手段上に装着
    してファインダとしての機能を果たすための表示装置に
    おいて、 前記画像の光束を入射可能とする入射領域と反射領域と
    を有する第1の面と、前記第1の面から入射した前記画
    像の光束を反射し、鏡面からなる第2の面とを有する偏
    向手段と、 前記偏向手段によって偏向された画像を確認するための
    ファインダ部とを備え、前記第1の面は、前記ファイン
    ダ部に前記画像の光束を伝達するために前記第2の面か
    らの光束を反射し、前記入射領域と前記反射領域との境
    界近傍部における前記前記反射領域の反射率を、前記入
    射領域に近づくにつれて高くするように構成されている
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
    ファインダ部は、凹レンズ及び凸レンズを有し、前記偏
    向手段によって偏向された光束は、凹レンズに入射した
    後に凸レンズに入射するように構成されていることを特
    徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 画像を表示するための表示手段上に装着
    してファインダとしての機能を果たすための表示装置に
    おいて、 前記画像の光束を入射可能とする第1の面と、前記第1
    の面から入射した前記画像の光束を反射し、鏡面からな
    る第2の面とを有し、前記第1の面は前記第2の面から
    の前記画像の光束を全反射するように構成されている偏
    向手段と、 前記第1の面によって全反射された前記画像の光束を屈
    折する凹レンズと、 前記凹レンズによって屈折された前記画像の光束を屈折
    する凸レンズと、 アイカップと、 前記凸レンズと前記アイカップとが一体的に光軸方向に
    移動することによって視度調節を行う視度調節手段とを
    備えることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、前記凹レンズは前記
    画像の光束をその入射光軸と略平行となるように屈折す
    ることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれか一項
    において、前記偏向手段はプリズムであることを特徴と
    する表示装置。
  7. 【請求項7】 画像を表示するための表示手段と、前記
    表示手段上に装着してファインダとしての機能を果たす
    ための表示装置を備える撮像装置において、 前記表示装置は、 前記画像の光束を入射可能とする入射領域と金属薄膜に
    よって形成される鏡面領域とを有する第1の面と、前記
    第1の面から入射した前記画像の光束を反射し、鏡面か
    らなる第2の面とを有する偏向手段と、 前記偏向手段によって偏向された画像を確認するための
    ファインダ部とを備え、前記第1の面は、前記ファイン
    ダ部に前記画像の光束を伝達するために前記第2の面か
    らの光束を反射し、前記入射領域と前記鏡面領域との境
    界部における前記金属薄膜の膜厚を、前記入射領域に近
    づくにつれて薄くするように構成されていることを特徴
    とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 画像を表示するための表示手段と、前記
    表示手段上に装着してファインダとしての機能を果たす
    ための表示装置を備える撮像装置において、 前記表示装置は、 前記画像の光束を入射可能とする第1の面と、前記第1
    の面から入射した前記画像の光束を反射し、鏡面からな
    る第2の面とを有し、前記第1の面は前記第2の面から
    の前記画像の光束を全反射するように構成されている偏
    向手段と、 前記第1の面によって全反射された前記画像の光束を屈
    折する凹レンズと、 前記凹レンズによって屈折された前記画像の光束を屈折
    する凸レンズと、 アイカップと、 前記凸レンズと前記アイカップとが一体的に光軸方向に
    移動することによって視度調節を行う視度調節手段とを
    備えることを特徴とする撮像装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記凹レンズは前記
    画像の光束をその入射光軸と略平行となるように屈折す
    ることを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9において、前
    記偏向手段はプリズムであることを特徴とする撮像装
    置。
JP9106070A 1997-04-23 1997-04-23 表示装置および撮像装置 Withdrawn JPH10304228A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7180675B2 (en) 2003-09-08 2007-02-20 Sony Corporation Viewfinder and image pickup apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7180675B2 (en) 2003-09-08 2007-02-20 Sony Corporation Viewfinder and image pickup apparatus

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