JPH10304159A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH10304159A
JPH10304159A JP9114080A JP11408097A JPH10304159A JP H10304159 A JPH10304159 A JP H10304159A JP 9114080 A JP9114080 A JP 9114080A JP 11408097 A JP11408097 A JP 11408097A JP H10304159 A JPH10304159 A JP H10304159A
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JP
Japan
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lan
image data
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printer
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JP9114080A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Fujio
充男 藤生
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手書きの文書や印刷された原稿などをデータ
ファイルとしてLANを介して接続されている汎用コン
ピュータが制御する記憶装置へ転送したり蓄積すること
が困難であるという課題があった。 【解決手段】 原稿読取装置が原稿から読み取った画像
データを、LAN接続インタフェースを介して汎用コン
ピュータにより制御される記憶装置へファイルとして転
送し蓄積するLAN上記憶装置転送・蓄積手段を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、構内ネットワー
ク網に接続するためのインタフェースを備え、機能性を
向上させたファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は構内ネットワーク網に接続するた
めのインタフェースを備えた従来のファクシミリ装置の
構成を示すブロック図である。図において、20は汎用
コンピュータ、21は汎用コンピュータ20に設けられ
たFAXモデム装置、22は汎用コンピュータ20にイ
ンストールされているFAXサーバソフトウェアであ
る。このような構成の汎用コンピュータ20はFAXサ
ーバ装置とも言われている。23は前記FAXサーバソ
フトウェア22に接続された電話回線網、24は汎用コ
ンピュータ20が接続されたLANである。30はLA
N24に接続された他の汎用コンピュータ、31は汎用
コンピュータ30にインストールされたFAXクライア
ントソフトウェア、32は汎用コンピュータ30にイン
ストールされたワープロや表計算などの汎用アプリケー
ションソフトウェアである。このような構成の汎用コン
ピュータ30はFAXクライアント装置とも言われてい
る。
【0003】次に動作について説明する。汎用コンピュ
ータ30の前記ワープロや表計算などの汎用アプリケー
ションソフトウェア32で作成した文書ファイルを、汎
用コンピュータ30のFAXクライアントソフトウェア
31により汎用コンピュータ20へ送信するファクシミ
リ送信操作を行うと、当該ファクシミリ送信操作に対応
した指示がLAN24を介して汎用コンピュータ20へ
通知される。汎用コンピュータ20は、FAXサーバソ
フトウェア22が取得した前記指示に従って、FAXモ
デム装置21を介して電話回線網23に対しファクシミ
リ送信を行う。
【0004】なお、LAN24への接続インタフェース
を有していないファクシミリ装置においては、電話回線
網に対するファクシミリ通信が標準機能であり、また原
稿読取装置(スキャナ装置ともいう)においてもファク
シミリ通信機能は有していないのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置は以上のように構成されているので、汎用コンピュー
タ30で作成した文書や表データを印刷することなく電
話回線網23に対しファクシミリ送信することは出来て
も、原稿読取装置を有していないため手書きの文書や印
刷された原稿などをファクシミリ送信できないという課
題があった。また、前記手書きの文書や印刷された原稿
などをデータファイルとしてLAN24を介して接続さ
れている汎用コンピュータが制御する記憶装置へ転送し
蓄積することが困難であるという課題があった。
【0006】一方また、LAN24への接続インタフェ
ースを有していないファクシミリ装置においては電話回
線網に対するファクシミリ通信が標準機能であるため、
読み取った前記手書きの文書や印刷された原稿などをデ
ータファイルとしてLAN24を介して接続されている
汎用コンピュータが制御する記憶装置へ転送したり蓄積
することは困難であるという課題があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、原稿読取装置により原稿を読み取
ってファクシミリ送信可能なデータを、LANを介して
記憶装置へ転送・蓄積したり、LANを介してプリント
アウトできるなどの機能性を向上させたファクシミリ装
置を得ることを目的とする。また、この発明は、原稿読
取装置により原稿を読み取ってファクシミリ送信可能な
データを、LANを介して記憶装置へ転送・蓄積した
り、LANを介してプリントアウトする機能を自由に選
択できるなどの機能性を向上させたファクシミリ装置を
得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るファクシミリ装置は、原稿を読み取り画像データを出
力する原稿読取装置と、通信回線網への接続を行う接続
インタフェースと、該接続インタフェースを介して前記
通信回線網へ前記画像データをファクシミリ送信するフ
ァクシミリ送信手段と、汎用コンピュータを収容する構
内ネットワーク網に接続するためのLAN接続インタフ
ェースと、画像をプリントして出力するプリンタ装置
と、該プリンタ装置へ画像データを出力するプリンタ出
力手段と、前記原稿読取装置が前記原稿から読み取った
画像データを、前記LAN接続インタフェースを介して
前記汎用コンピュータにより制御される記憶装置へファ
イルとして転送し蓄積するLAN上記憶装置転送・蓄積
手段を備えるようにしたものである。
【0009】請求項2記載の発明に係るファクシミリ装
置は、LAN接続インタフェースを介して汎用コンピュ
ータにより制御される記憶装置へ転送し蓄積される画像
データのファイル形式を選択するファイル形式選択手段
を備えるようにしたものである。
【0010】請求項3記載の発明に係るファクシミリ装
置は、原稿読取装置が原稿から読み取った画像データを
LAN接続インタフェースを介して、ネットワーク上の
ネットワークプリンタへ転送し出力するLAN上ネット
ワークプリンタ転送・出力手段を備えるようにしたもの
である。
【0011】請求項4記載の発明に係るファクシミリ装
置は、LAN上記憶装置転送・蓄積手段、ファクシミリ
送信手段、プリンタ出力手段またはLAN上ネットワー
クプリンタ転送・出力手段のうちのいずれかを選択し動
作させる選択手段を備えるようにしたものである。
【0012】請求項5記載の発明に係るファクシミリ装
置は、LAN上記憶装置転送・蓄積手段、ファクシミリ
送信手段、プリンタ出力手段またはLAN上ネットワー
クプリンタ転送・出力手段のうちから複数の手段を選択
し同時的に動作させる制御手段を備えるようにしたもの
である。
【0013】請求項6記載の発明に係るファクシミリ装
置は、原稿読取装置が画像データを読み取る際の解像度
を選択するための解像度選択手段を備えるようにしたも
のである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるL
ANに接続されたファクシミリ装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1はファクシミリ装置、3
は汎用コンピュータ、4は汎用コンピュータ3により制
御される記憶装置、5はネットワークプリンタである。
11はファクシミリ装置1が備えている原稿読取装置、
12は同様にプリンタ装置、12aは挿入された原稿か
ら原稿読取装置11が読み取った画像データなどを前記
プリンタ装置12へ出力するプリンタ出力手段、13は
ファクシミリ装置1を電話回線網(通信回線網)17へ
接続している電話回線網接続インタフェース(接続イン
タフェース)、14はファクシミリ装置1をLAN(構
内ネットワーク網)18へ接続しているLAN接続イン
タフェース、15は機械的な各種操作キーやタッチパネ
ルが表面に配置され各種操作キーが表示される液晶表示
パネルなどを有した操作部、16は操作部15の前記各
種操作キーの操作により入力された指示・情報を解析
し、解析した指示・情報に応じた実行処理を行う解析・
処理部である。16aは原稿読取装置11で読み取った
画像データをLAN18上の汎用コンピュータ3の記憶
装置4へ転送・蓄積するためのLAN上記憶装置転送・
蓄積手段、16gは原稿読取装置11で読み取った画像
データを電話回線網17へファクシミリ送信するための
ファクシミリ送信手段である。
【0015】これら原稿読取装置11、プリンタ装置1
2、電話回線網接続インタフェース13、LAN接続イ
ンタフェース14、操作部15、解析・処理部16など
はファクシミリ装置1として一体的に構成されている。
汎用コンピュータ3、ネットワークプリンタ5およびフ
ァクシミリ装置1はLAN18により接続されている。
ファクシミリ装置1は電話回線網接続インタフェース1
3を介して電話回線網17とも接続されており、原稿読
取装置11が読み取った画像データの電話回線網17に
対するファクシミリ送信を、操作部15の操作キーによ
る入力をもとに実行することが可能である。
【0016】次に動作について説明する。このファクシ
ミリ装置1では、原稿読取装置11により読み取られた
画像データを汎用コンピュータ3により制御される記憶
装置4へ転送し蓄積するための指示・情報を操作部15
から入力する操作を行う。この指示・情報の入力操作が
操作部15で行われると、解析・処理部16は前記指示
・情報を解析し、前記指示・情報の解析結果に応じた処
理を行い原稿読取装置11やLAN接続インタフェース
14などを制御する。この結果、原稿読取装置11は前
記文書や原稿などを読み取る。解析・処理部16のLA
N上記憶装置転送・蓄積手段16aは、原稿読取装置1
1により読み取られた画像データを、LAN接続インタ
フェース14を介してLAN18に接続された汎用コン
ピュータ3の記憶装置4へファイルとして転送し蓄積す
る。
【0017】図2はこの発明の実施の形態1によるファ
クシミリ装置におけるLAN上記憶装置転送・蓄積手段
16aの動作を示すフローチャートである。このフロー
チャートによれば、原稿読取装置11へ挿入された手書
きの文書や印刷された原稿などから読み取られた画像デ
ータに対し例えばページ毎のファイル名の自動設定を行
う(ステップST1)。次に、読み取った画像データの
ファイルとしての転送先アドレス、この場合には汎用コ
ンピュータ3の記憶装置4のアドレスを設定する(ステ
ップST2)。このアドレスの設定は、操作部15にお
いて行われたキー操作をもとに自動的に行われる。続い
て前記ファイルをLAN18を介して前記記憶装置4へ
転送するための転送処理を行い(ステップST4)、前
記画像データをLAN18を介して汎用コンピュータ3
の記憶装置4へ転送し、蓄積する(ステップST5)。
【0018】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、汎用コンピュータ3により制御される記憶装置4へ
LAN18を介して、原稿読取装置11により読み取ら
れた画像データを転送・蓄積できるファクシミリ装置が
得られる効果がある。
【0019】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
よるファクシミリ装置は、原稿読取装置11により読み
取られた画像データをLAN18を介して接続されたネ
ットワークプリンタへ転送し、プリントアウトするLA
N上ネットワークプリンタ転送・出力手段を備えてい
る。なお、この実施の形態2によるファクシミリ装置の
構成は前記実施の形態1のファクシミリ装置の構成で説
明した図1と同一であり、前記実施の形態1のファクシ
ミリ装置と異なっているのはLAN上ネットワークプリ
ンタ転送・出力手段を備えていることであり、図1にお
ける16bは前記LAN上ネットワークプリンタ転送・
出力手段である。
【0020】次に動作について説明する。このファクシ
ミリ装置1では、原稿読取装置11により読み取られた
画像データをLAN18を介してネットワークプリンタ
5からプリントアウトするための指示・情報を操作部1
5から入力する操作を行う。この指示・情報の入力操作
が操作部15で行われると、解析・処理部16は前記指
示・情報を解析し、前記指示・情報の解析結果に応じた
処理を行い原稿読取装置11やLAN接続インタフェー
ス14などを制御する。この結果、原稿読取装置11は
前記文書や原稿などを読み取る。解析・処理部16のL
AN上ネットワークプリンタ転送・出力手段16bは、
原稿読取装置11により読み取られた画像データを、L
AN接続インタフェース14を介してLAN18に接続
されたネットワークプリンタ5へ転送し出力する。
【0021】図3はこの発明の実施の形態2によるファ
クシミリ装置におけるLAN上ネットワークプリンタ転
送・出力手段16bの動作を示すフローチャートであ
る。このフローチャートによれば、原稿読取装置11へ
挿入された手書きの文書や印刷された原稿などから読み
取られた画像データに対しネットワークプリンタ5との
間で授受可能にするためのフォーマット設定などを、操
作部15におけるキー操作に応じて行う(ステップST
12)。そして、前記画像データの転送先アドレス、こ
の場合にはネットワークプリンタ5のアドレスを設定す
る(ステップST14)。続いて前記画像データをLA
N18を介して前記ネットワークプリンタ5へ転送する
ための転送処理を行い(ステップST16)、前記画像
データをLAN18を介してネットワークプリンタ5へ
転送し、ネットワークプリンタ5からプリントアウトす
る(ステップST17)。
【0022】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、LAN18を介して接続されたネットワークプリン
タ5へ、原稿読取装置11により読み取られた画像デー
タを転送しプリントアウトできるファクシミリ装置が得
られる効果がある。
【0023】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
よるファクシミリ装置は、原稿読取装置11により読み
取られた画像データをLAN18を介して接続された汎
用コンピュータの記憶装置へ転送し蓄積する際に、前記
画像データの例えばBMP形式やTIFF形式などのフ
ァイル形式を選択することが可能である。なお、この実
施の形態3によるファクシミリ装置の構成は前記実施の
形態1のファクシミリ装置の構成で説明した図1と同一
であり、前記実施の形態1のファクシミリ装置と異なっ
ているのは、操作部15からの所定の操作キーの操作を
もとに前記ファイル形式を選択するファイル形式選択手
段16cを備えていることである。
【0024】次に動作について説明する。このファクシ
ミリ装置1では、原稿読取装置11により読み取られた
画像データをLAN18を介して汎用コンピュータ3に
より制御される記憶装置4へ転送し蓄積するための指示
・情報を操作部15から入力操作する。この指示・情報
の入力操作が操作部15で行われると、解析・処理部1
6は前記指示・情報を解析し、前記指示・情報の解析結
果に応じた処理を行い原稿読取装置11やLAN接続イ
ンタフェース14などを制御する。この結果、原稿読取
装置11は前記文書や原稿などを読み取る。解析・処理
部16のLAN上記憶装置転送・蓄積手段16aでは、
操作部15における所定の操作キーの操作に応じて、原
稿読取装置11により読み取られた画像データをLAN
接続インタフェース14を介してLAN18に接続され
た汎用コンピュータ3の記憶装置4へ転送し蓄積する
が、この際、操作部15からの所定の操作キーの操作を
もとにファイル形式選択手段16cにより選択された前
記ファイル形式で前記画像データを記憶装置4へ転送し
蓄積する。
【0025】図4はこの発明の実施の形態3によるファ
クシミリ装置におけるLAN上記憶装置転送・蓄積手段
16aの動作を示すフローチャートであり、図2に示す
フローチャートと同一または相当のステップについては
同一符号を付し説明を省略する。このフローチャートに
よれば、先ず、原稿読取装置11へ挿入された手書きの
文書や印刷された原稿などから読み取られた画像データ
の前記ファイル形式の選択・設定がファイル形式選択手
段16cにより行われる(ステップST21)。前記画
像データのファイルとしての転送先アドレス、この場合
には汎用コンピュータ3の記憶装置4のアドレスの設
定、さらに前記画像データの転送処理、前記画像データ
を汎用コンピュータ3の記憶装置4へ転送し、蓄積する
動作は前記実施の形態1と同様である。
【0026】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、原稿読取装置11により読み取られた画像データを
操作部15の所定の操作キーの操作により選択されたフ
ァイル形式で、汎用コンピュータ3により制御される記
憶装置4へLAN18を介して転送・蓄積できるファク
シミリ装置が得られる効果がある。
【0027】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
よるファクシミリ装置は、原稿読取装置11により画像
データを読み取る際の解像度を操作部15でのキー操作
をもとに選択することが可能である。なお、この実施の
形態4によるファクシミリ装置の構成は前記実施の形態
1のファクシミリ装置の構成で説明した図1と同一であ
り、前記実施の形態1のファクシミリ装置と異なってい
るのは、前記解像度を選択するための解像度選択手段1
6dを備えていることである。
【0028】この解像度選択手段16dは、操作部15
で操作されたキーに応じて原稿読取装置11が画像デー
タを読み取る際の解像度を選択して、当該選択された解
像度により原稿読取装置11による画像データの読み取
りを実現する。
【0029】実施の形態5.この発明の実施の形態5に
よるファクシミリ装置は、原稿読取装置11により読み
取られた画像データをLAN18により接続された汎用
コンピュータ3の記憶装置4へ転送し蓄積する図2に示
すLAN上記憶装置転送・蓄積処理、図3に示すネット
ワークプリンタ5へ転送しプリントアウトするLAN上
ネットワークプリンタ転送・出力処理、電話回線網17
へのファクシミリ送信処理またはファクシミリ装置のプ
リンタ装置12から画像をプリントアウトするプリンタ
出力処理のうちのいずれかを、操作部15の操作キーの
操作に応じて選択する選択手段16eを備えている。な
お、この実施の形態5によるファクシミリ装置の構成は
前記実施の形態1のファクシミリ装置の構成で説明した
図1と同一であり、前記実施の形態1のファクシミリ装
置と異なっているのは前記選択手段16eを備えている
ことである。
【0030】図5はこの発明の実施の形態5による選択
手段16eの動作を示すフローチャートである。このフ
ローチャートによれば、操作部15の操作キーに対し選
択操作が行われると(ステップST41)、操作された
キーに応じた選択操作入力を記憶する(ステップST4
2)。続いて、記憶した選択操作入力が、原稿読取装置
11により読み取った画像データの記憶装置4に対する
転送・蓄積を指示しているか否かを判定する(ステップ
ST44)。この結果、記憶装置4に対する転送・蓄積
を指示していれば、図2に示すLAN上記憶装置転送・
蓄積処理を実行する(ステップST45)。
【0031】ステップST44の判定結果が記憶装置4
に対する転送・蓄積に対する指示でないことを示してい
れば、次に電話回線網17に対するファクシミリ送信に
ついての指示であるか否かを判定する(ステップST4
6)。この結果、電話回線網17に対するファクシミリ
送信についての指示であれば、原稿読取装置11により
読み取った画像データを電話回線網17に対しファクシ
ミリ送信する(ステップST47)。一方、ステップS
T46における判定結果がファクシミリ送信についての
指示でないことを示していれば、続いてネットワークプ
リンタ5へのプリントアウトについての指示であるか否
かを判定する(ステップST48)。この判定結果がネ
ットワークプリンタ5へのプリントアウトについての指
示であれば、図3に示すLAN上ネットワークプリンタ
転送出力処理を実行する(ステップST49)。
【0032】一方、ステップST48の判定結果がネッ
トワークプリンタ5へのプリントアウトについての指示
でないことを示していれば、原稿読取装置11により読
み取った画像データをプリンタ装置12へ出力する指示
であるか否かを判定する(ステップST50)。この結
果、プリンタ装置12へ出力する指示であれば、原稿読
取装置11により読み取った画像を、ファクシミリ装置
自身に備えられたプリンタ装置12からプリンタ出力手
段12aによりプリントアウトする(ステップST5
1)。
【0033】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、操作部15のキー操作に応じてLAN上記憶装置転
送・蓄積処理、LAN上ネットワークプリンタ転送・出
力処理、電話回線網17へのファクシミリ送信処理また
はプリンタ出力手段12aによるプリンタ装置12から
のプリント出力処理のうちのいずれかを選択できるファ
クシミリ装置が得られる効果がある。
【0034】実施の形態6.上記この発明の実施の形態
1から実施の形態5によるファクシミリ装置では、操作
部15からの操作入力に応じて図2に示すLAN上記憶
装置転送・蓄積処理、図3に示すLAN上ネットワーク
プリンタ転送・出力処理、電話回線網17へのファクシ
ミリ送信処理またはプリンタ出力手段12aによるプリ
ンタ装置12からのプリント出力処理のうちのいずれか
を実行できるが、この実施の形態6のファクシミリ装置
では、各部を制御するCPUにマルチタスク処理可能な
CPUを用いる。そして、このマルチタスク処理により
前記LAN上記憶装置転送・蓄積処理、LAN上ネット
ワークプリンタ転送・出力処理、ファクシミリ送信処理
またはプリント出力処理のうちから操作部15の操作キ
ーの操作により複数の処理を選択し同時的に一括して実
行処理する。図1における16fは前記マルチタスク処
理を実現するCPU(制御手段)である。
【0035】また、操作部15の各種操作キーのうちの
ダイヤルスイッチによる操作は、マニュアルによる入
力、短縮ボタン方式による入力またはワンタッチ方式に
よる入力のうちからいずれか1つの方式を、操作部15
の所定の操作キーを用いて選択できる。
【0036】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、操作部15の所定の操作キーにより前記LAN上記
憶装置転送・蓄積処理、LAN上ネットワークプリンタ
転送・出力処理、ファクシミリ送信処理またはプリント
出力処理のうちから選択された複数の処理を一括して同
時的に実行することが出来るため、例えばファクシミリ
送信中の内容をラインプリンタ5やプリンタ装置12か
ら印刷し出力させるなどの機能性を向上させたファクシ
ミリ装置が得られる効果がある。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、原稿読取装置が原稿から読み取った画像データ
を、LAN接続インタフェースを介して汎用コンピュー
タにより制御される記憶装置へファイルとして転送し蓄
積するLAN上記憶装置転送・蓄積手段を備えるように
構成したので、ファクシミリ装置自体が備えた前記原稿
読取装置が原稿から読み取った画像データを、LAN上
の汎用コンピュータにより制御される記憶装置へファイ
ルとして記憶し蓄積するなどの機能性を向上できる効果
がある。
【0038】請求項2記載の発明によれば、LAN接続
インタフェースを介して汎用コンピュータにより制御さ
れる記憶装置へ転送し蓄積される画像データのファイル
形式を選択するファイル形式選択手段を備えるように構
成したので、前記画像データを前記選択されたファイル
形式で蓄積でき、蓄積した画像データを処理する際の柔
軟性が向上するなどの機能性を向上できる効果がある。
【0039】請求項3記載の発明によれば、原稿読取装
置が原稿から読み取った画像データをLAN接続インタ
フェースを介して、ネットワーク上のネットワークプリ
ンタへ転送し出力するLAN上ネットワークプリンタ転
送・出力手段を備えるように構成したので、前記原稿読
取装置が原稿から読み取った画像データを前記ネットワ
ークプリンタから印刷出力するなどの機能性を向上でき
る効果がある。
【0040】請求項4記載の発明によれば、LAN上記
憶装置転送・蓄積手段、ファクシミリ送信手段、プリン
タ出力手段またはLAN上ネットワークプリンタ転送・
出力手段のうちのいずれかを選択し動作させる選択手段
を備えるように構成したので、前記各手段により実現さ
れる各処理を前記選択手段により自由に選択するなどの
機能性を向上できる効果がある。
【0041】請求項5記載の発明によれば、LAN上記
憶装置転送・蓄積手段、ファクシミリ送信手段、プリン
タ出力手段またはLAN上ネットワークプリンタ転送・
出力手段のうちから複数の手段を選択し同時的に動作さ
せる制御手段を備えるように構成したので、前記各手段
により実現される各処理のうちから選択した複数の処理
を前記制御手段により同時に実行するなどの機能性を向
上できる効果がある。
【0042】請求項6記載の発明によれば、原稿読取装
置が画像データを読み取る際の解像度を選択するための
解像度選択手段を備えるように構成したので、原稿読取
装置が画像データを読み取る際の解像度を原稿に応じて
選択でき、また前記読み取られた画像データ量を記憶手
段の記憶容量に応じて調整できるなどの機能性を向上で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるファクシミリ
装置のLAN上記憶装置転送・蓄積手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2によるファクシミリ
装置のファクシミリ装置におけるLAN上ネットワーク
プリンタ転送・出力手段の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 この発明の実施の形態3によるファクシミリ
装置のLAN上記憶装置転送・蓄積手段の動作を示すフ
ローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態5による選択手段の動
作を示すフローチャートである。
【図6】 構内ネットワーク網に接続するためのインタ
フェースを備えた従来のファクシミリ装置の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置、3 汎用コンピュータ、4 記
憶装置、11 原稿読取装置、12 プリンタ装置、1
2a プリンタ出力手段、13 電話回線網接続インタ
フェース(接続インタフェース)、14 LAN接続イ
ンタフェース、16a LAN上記憶装置転送・蓄積手
段、16b LAN上ネットワークプリンタ転送・出力
手段、16c ファイル形式選択手段、16d 解像度
選択手段、16e 選択手段、16f CPU(制御手
段)、16g ファクシミリ送信手段、17 電話回線
網(通信回線網)、18 LAN(構内ネットワーク
網)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 107 H04N 1/00 107A 1/32 1/32 Z 1/387 101 1/387 101

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り画像データを出力する原
    稿読取装置と、通信回線網への接続を行う接続インタフ
    ェースと、該接続インタフェースを介して前記通信回線
    網へ前記画像データをファクシミリ送信するファクシミ
    リ送信手段と、汎用コンピュータを収容する構内ネット
    ワーク網に接続するためのLAN接続インタフェース
    と、画像をプリントして出力するプリンタ装置と、該プ
    リンタ装置へ画像データを出力するプリンタ出力手段
    と、前記原稿読取装置が前記原稿から読み取った画像デ
    ータを、前記LAN接続インタフェースを介して前記汎
    用コンピュータにより制御される記憶装置へファイルと
    して転送し蓄積するLAN上記憶装置転送・蓄積手段を
    備えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 LAN接続インタフェースを介して汎用
    コンピュータにより制御される記憶装置へ転送し蓄積さ
    れる画像データのファイル形式を選択するファイル形式
    選択手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿読取装置が原稿から読み取った画像
    データをLAN接続インタフェースを介して、ネットワ
    ーク上のネットワークプリンタへ転送し出力するLAN
    上ネットワークプリンタ転送・出力手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載のファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】 LAN上記憶装置転送・蓄積手段、ファ
    クシミリ送信手段、プリンタ出力手段またはLAN上ネ
    ットワークプリンタ転送・出力手段のうちのいずれかを
    選択し動作させる選択手段を備えていることを特徴とす
    る請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 LAN上記憶装置転送・蓄積手段、ファ
    クシミリ送信手段、プリンタ出力手段またはLAN上ネ
    ットワークプリンタ転送・出力手段のうちから複数の手
    段を選択し同時的に動作させる制御手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 原稿読取装置が画像データを読み取る際
    の解像度を選択するための解像度選択手段を備えている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれ
    か1項記載のファクシミリ装置。
JP9114080A 1997-05-01 1997-05-01 ファクシミリ装置 Pending JPH10304159A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009260903A (ja) * 2008-03-18 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

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JP2009260903A (ja) * 2008-03-18 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

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