JPH10302681A - 投写型陰極線管 - Google Patents

投写型陰極線管

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Publication number
JPH10302681A
JPH10302681A JP10750297A JP10750297A JPH10302681A JP H10302681 A JPH10302681 A JP H10302681A JP 10750297 A JP10750297 A JP 10750297A JP 10750297 A JP10750297 A JP 10750297A JP H10302681 A JPH10302681 A JP H10302681A
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JP
Japan
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ray tube
cathode ray
film
face plate
projection type
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Application number
JP10750297A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunekichi Nakayama
恒吉 中山
Nobuhiro Koseki
悦弘 小関
Emiko Hayakawa
恵美子 早川
Koji Sakakibara
幸治 榊原
Hisamitsu Watanabe
尚光 渡辺
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Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フェースプレート1F内面に単色螢光膜4C
と反射膜4Rとからなる螢光面4を形成し、単色螢光膜
4Cを透過した電子ビーム8の多くを反射膜4Rで反射
させて単色螢光膜4Cに再投射し、表示画像の明るさを
大幅に向上させた投写型陰極線管9を提供する。 【解決手段】 パネル部1フェースプレート1F内面に
形成された螢光面4と、ネック部2内に収納され、電子
ビーム8を放射する電子銃9と、ファンネル部3外周に
装着された偏向ヨーク6とを備えた投写型陰極線管6に
おいて、螢光面4は、緑色、青色、赤色のいずれかから
なる単色螢光膜4Cと、単色螢光膜4Cとフェースプレ
ート1F内面との間に設けられ、平均粒径が0.1乃至
1.0μmの範囲内の金属微粒子を含有し、投射される
電子ビーム8に対して高い反射特性を有する反射膜4R
との2層構造になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、投写型陰極線管に
係わり、特に、フェースプレート内面に形成した螢光面
を、少なくとも、緑色、青色、赤色のいずれかからなる
単色螢光膜と電子ビームに対して高い反射特性を持つ反
射膜との2層構造にし、高輝度の投写画像を表示させる
ことを可能にした投写型陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、投写型陰極線管を用いた投写型
テレビジョン装置は、緑色画像用、青色画像用、赤色画
像用の3本の投写型陰極線管を映写スクリーンから所定
距離だけ離れた位置に配置し、3本の投写型陰極線管の
フェースプレートに表示された再生画像を映写スクリー
ンに重ね合わせて投写表示し、前記再生画像よりも拡大
された投写画像を表示させるものである。
【0003】ここで、図3は、このような既知の投写型
テレビジョン装置の要部の概略構成を示す説明図であ
り、また、図4(a)、(b)は既知の投写型テレビジ
ョン装置の主要な構成部分を示す構成図であって、
(a)は正面図、(b)は横断面図である。
【0004】図3及び図4(a)、(b)において、3
1Gは緑色画像用投写型陰極線管、31Bは青色画像用
投写型陰極線管、31Rは赤色画像用投写型陰極線管、
32Gは緑色画像用投写型陰極線管31Gのパネル部フ
ェースプレート、32Bは青色画像用投写型陰極線管3
1Bのパネル部フェースプレート、32Rは赤色画像用
投写型陰極線管31Rのパネル部フェースプレート、3
3Gは緑色画像用投写レンズ、33Bは青色画像用投写
レンズ、33Rは赤色画像用投写レンズ、34は映写ス
クリーン、35は反射ミラー、36はレンズカップラで
ある。
【0005】そして、緑色画像用投写レンズ33Gは、
緑色画像用投写型陰極線管31Gのパネル部フェースプ
レート32Gにその中心軸を一致させた状態で離間して
対向配置され、青色画像用投写レンズ33Bは、青色画
像用投写型陰極線管31Bのパネル部フェースプレート
32Bにその中心軸を一致させた状態で離間して対向配
置され、赤色画像用投写レンズ33Rは、赤色画像用投
写型陰極線管31Rのパネル部フェースプレート32R
にその中心軸を一致させた状態で離間して対向配置され
る。映写スクリーン34は、緑色画像用投写型陰極線管
31G及び緑色画像用投写レンズ33Gの各中心軸にそ
の中心軸を一致させた状態で所定距離を介して対向配置
され、反射ミラー35は、映写スクリーン34と緑色画
像用投写レンズ33Gとの間にその中心軸を一致させた
状態で配置される。なお、図3においては、この反射ミ
ラー35についての図示が省略されている。また、青色
画像用投写型陰極線管31B及び青色画像用投写レンズ
33B、それに赤色画像用投写型陰極線管31R及び赤
色画像用投写レンズ33Rは、それらの中心軸が緑色画
像用投写レンズ33Gの中心軸に対してごく僅かに傾い
た状態に設定されている。レンズカップラ36は、緑色
画像用投写レンズ33G、青色画像用投写レンズ33
B、赤色画像用投写レンズ33Rを物理的に結合保持す
るものである。
【0006】前記構成による投写型テレビジョン装置
は、緑色画像用投写型陰極線管31Gのパネル部フェー
スプレート32Gに表示された緑色画像、青色画像用投
写型陰極線管31Bのパネル部フェースプレート32B
に表示された青色画像、赤色画像用投写型陰極線管31
Rのパネル部フェースプレート32Rに表示された赤色
画像の3つの画像が、それぞれ、レンズカップラ36に
よって結合保持された対応する3色の投写レンズ33
G、33B、33Rを通して集光及び拡大された後で、
反射ミラー35を介して映写スクリーン34上に投写さ
れ、赤色、緑色、青色の3色の画像が重なり合ったカラ
ー画像が表示される。
【0007】次に、図5は、既知の投写型テレビジョン
装置に用いられる投写型陰極線管の構成の一例を示す断
面構成図である。
【0008】図5において、40は投写型陰極線管、4
1はパネル部、41Fはフェースプレート、42はネッ
ク部、43はファンネル部、44は螢光面(単色螢光
膜)、45はアルミニウム蒸着膜、46は偏向ヨーク、
47は電子銃、48は電子ビームである。
【0009】そして、投写型陰極線管40を構成するガ
ラス製の真空外囲器(バルブ)は、フェースプレート4
1Fを有するパネル部41と、内部に電子銃47を収納
したネック部42と、パネル部41とネック部42とを
連接するファンネル部43とからなる。パネル部41
は、フェースプレート41F内面に単色螢光面44とア
ルミニウム蒸着膜45が形成される。ここで、螢光面4
4は、投写型陰極線管40が、緑色画像用投写型陰極線
管31Gであるときに緑色の単色螢光膜を有し、青色画
像用投写型陰極線管31Bであるときに青色の単色螢光
膜を有し、赤色画像用投写型陰極線管31Rであるとき
に赤色の単色螢光膜を有している。ネック部42とファ
ンネル部43との連接部分の外側には、偏向ヨーク47
が装着される。電子銃47から放射された1本の電子ビ
ーム48は、偏向ヨーク47で所定方向に偏向された
後、緑色、青色、赤色のいずれかからなる単色螢光膜に
投写される。
【0010】この場合、前記既知の投写型陰極線管40
におけるフェースプレート41F内面の螢光面44は、
例えば、次のような工程を経ることにより形成される。
【0011】始めに、パネル部41とファンネル部42
を連接したバルブ構成体を準備し、同時に、微量の酢酸
バリウム水溶液及び純水を混合した第1水溶液と、緑色
螢光体粒子を純水に懸濁した懸濁液及びケイ酸カリウム
(水ガラス)水溶液を混合した第2水溶液、青色螢光体
粒子を純水に懸濁させた懸濁液及びケイ酸カリウム(水
ガラス)水溶液を混合した第3水溶液、赤色螢光体粒子
を純水に懸濁させた懸濁液及びケイ酸カリウム(水ガラ
ス)水溶液を混合した第4水溶液をそれぞれ用意する。
【0012】ここで、投写型陰極線管40が緑色画像用
投写型陰極線管31Gである場合には、バルブ構成体の
パネル部41フェースプレート41Fの内側に、第1水
溶液を注入し、注入してから所定時間が経過した後に第
2水溶液を注入する。この状態で5分乃至10分間静置
し、緑螢光体粒子をフェースプレート41F面に沈降さ
せ、バインダ材となる水ガラスによるバインダ作用によ
りフェースプレート41F内面に緑色螢光体粒子膜状体
を形成する。この後、バルブ構成体を傾けて内部に注入
した溶液を排出し、緑色螢光体粒子膜状体に炭酸ガスを
吹付けて水ガラスの接着力を強化し、次いで、緑色螢光
体粒子膜状体にエアーを吹付けて乾燥し、緑色画像用螢
光膜を形成する。続いて、この緑色画像用螢光膜上に既
知の手段によってアルミニウム蒸着膜45を被着し、緑
色画像用螢光面44を形成する。
【0013】また、投写型陰極線管40が青色画像用投
写型陰極線管31Bである場合には、前記各工程の中
で、第2水溶液を注入する代わりに第3水溶液を注入
し、前述の工程と同様な工程を経て青色画像用螢光面4
4を形成し、その上にアルミニウム蒸着膜45を被着
し、青色画像用螢光面44を形成する。
【0014】さらに、投写型陰極線管40が赤色画像用
投写型陰極線管31Rである場合には、同じく前記各工
程の中で、第2水溶液を注入する代わりに第4水溶液を
注入し、やはり前述の場合と同様な工程を経て、赤色画
像用螢光面44を形成し、その上にアルミニウム蒸着膜
45を被着し、赤色画像用螢光面44を形成する。
【0015】ところで、前記既知の投写型陰極線管40
においては、緑色画像用、青色画像用、赤色画像用のい
ずれかからなる単色螢光膜を形成する際に、前記単色螢
光膜44の輝度特性、及び、前記単色螢光膜の電子ビー
ム48の透過度特性等の観点から、前記単色螢光膜は、
通常、螢光膜を構成する緑色、青色、赤色の各螢光体粒
子として5乃至14μmの径のものを用いており、その
膜厚も螢光体粒子一層の3.5倍程度になるように形成
している。そして、前記既知の投写型陰極線管40は、
これら単色螢光膜が極めて薄い膜厚のものであるため、
パネル部41のフェースプレート41F内面における緑
色、青色、赤色のいずれかの単色螢光膜の被覆率はそれ
ぞれ約90%程度になっている。
【0016】この場合、前記既知の投写型陰極線管は、
電子ビーム48が緑色、青色、赤色のいずれかからなる
単色螢光膜に投射されたとき、いずれの単色螢光膜も約
90%程度の被覆率であるため、単色螢光膜に投射され
た電子ビーム48の内、単色螢光膜内の螢光体粒子に当
たらず、螢光体粒子の隙間を通して直接フェースプレー
ト41Fに投射されるものの割合が約5乃至10%にも
なり、その他にも、単色螢光膜の螢光体粒子間を散乱し
ながら透過し、フェースプレート41Fに投射されるも
のの割合が約10%あって、全電子ビーム48中で、螢
光体粒子の発光に寄与することなしに、フェースプレー
ト41Fに投射されてしまうものが約15乃至20%に
も達するようになる。そして、フェースプレート41F
に投射される電子ビーム48の割合が約15%を超える
ようになると、フェースプレート41Fに電子ビームが
衝突して、フェースプレート41Fが茶色味を帯びる現
象、いわゆる、フェースプレート41Fにブラウニング
が生じるようになる。
【0017】このように、前記既知の投写型陰極線管
は、電子ビーム48中で、螢光体粒子の発光に寄与しな
いものが比較的多く存在することと、その発光に寄与し
ないものがフェースプレート41Fにブラウニングに生
じさせることから、明るい表示画像を有する投写型陰極
線管を得ることが難しいものである。
【0018】このような難点を克服するために、通常の
カラー陰極線管における技術手段であるけれども、フェ
ースプレート内面に形成する螢光面として、フェースプ
レート内面側に高反射粒子層を形成し、その高反射粒子
層上に緑色、青色、赤色の3色螢光膜を形成した2層構
造のものを用いるカラー陰極線管が特開6−76754
号によって提案されている。
【0019】この特開平6−76754号に開示された
カラー陰極線管は、フェースプレート内面に螢光面を形
成する際に、始めに、平均粒径が8.0μm程度の緑色
螢光体粒子と平均粒径2.0μm程度の酸化ビスマス
(Bi23)微粒子とを含有した緑色螢光体スラリーを
フェースプレート内面に回転塗布し、フェースプレート
内面に緑色塗布膜を形成し、この緑色塗布膜をシャドウ
マスクを用いて露光した後、純水によって現像し、残留
した露光部分を乾燥する際に、比重の大きい酸化ビスマ
ス(Bi23)微粒子をフェースプレート内面に最初に
沈着させ、酸化ビスマス(Bi23)微粒子を主成分と
する高反射粒子層と緑色螢光膜とからなる2層構造のも
のを形成し、次に、平均粒径が8.5μm程度の青色螢
光体粒子と平均粒径2.0μm程度の酸化ビスマス(B
23)微粒子とを含有した青色螢光体スラリーをフェ
ースプレート内面に回転塗布し、フェースプレート内面
に青色塗布膜を形成し、この青色塗布膜をシャドウマス
クを用いて露光した後、純水によって現像し、残留した
露光部分を乾燥する際に、比重の大きい酸化ビスマス
(Bi23)微粒子をフェースプレート内面に最初に沈
着させて、酸化ビスマス(Bi23)微粒子を主成分と
する高反射粒子層と青色螢光膜とからなる2層構造のも
のを形成し、次いで、平均粒径が8.7μm程度の赤色
螢光体粒子と平均粒径2.0μm程度の酸化ビスマス
(Bi23)微粒子とを含有した赤色螢光体スラリーを
フェースプレート内面に回転塗布し、フェースプレート
内面に赤色塗布膜を形成し、この赤色塗布膜をシャドウ
マスクを用いて露光した後、純水によって現像し、残留
した露光部分を乾燥する際に、比重の大きい酸化ビスマ
ス(Bi23)微粒子をフェースプレート内面に最初に
沈着させて、酸化ビスマス(Bi23)微粒子を主成分
とする高反射粒子層と赤色螢光膜とからなる2層構造の
ものを形成している。
【0020】かかる構成を有するカラー陰極線管は、螢
光面を、高反射粒子層と3色螢光膜とからなる2層構造
にしたことにより、電子銃から放射された電子ビームが
3色螢光膜に投射された際に、3色螢光膜を構成する螢
光体粒子の間隙を透過した電子ビームの一部が高反射粒
子層で反射され、反射した電子ビームの一部が螢光体粒
子に当たり、その螢光体粒子を発光させるので、高反射
粒子層を有しない螢光面を有するカラー陰極線管に比べ
て、螢光面の明るさを向上させることができるようにな
る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平6−767
54号に開示のカラー陰極線管は、螢光面を、高反射粒
子層と3色螢光膜とからなる2層構造にしたため、一応
のところ、螢光面の明るさを向上させることができるも
のの、高反射粒子層に用いられている酸化ビスマス(B
23)微粒子の平均粒径が2.0μm程度の比較的大
きな粒径のものであり、しかも、高反射粒子層が3色螢
光膜と同時に形成されるものであることから、高反射粒
子層と3色螢光膜との境界が明白でなく、高反射粒子層
において3色螢光膜を透過した電子ビームの多くを3色
螢光膜方向に反射させることが難しいばかりか、この技
術手段を投写型陰極線管にそのまま適用しようとしたと
き、カラー陰極線管の電子ビームの投射エネルギーに比
べて投写型陰極線管の電子ビームの投射エネルギーが高
いため、電子ビームの多くを高反射粒子層で反射させる
ことが難しく、依然として、十分な明るさの螢光面を持
つ投写型陰極線管を得ることができないという問題があ
る。
【0022】本発明は、これらの問題点を解決するもの
で、その目的は、フェースプレート内面に単色螢光膜と
反射膜とからなる螢光面を形成し、単色螢光膜を透過し
た電子ビームの多くを反射膜で反射させて単色螢光膜に
再投射し、表示画像の明るさを大幅に向上させた投写型
陰極線管を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の投写型陰極線管は、フェースプレート内面
に形成される螢光面を、緑色、青色、赤色のいずれかか
らなる単色螢光膜と、単色螢光膜とフェースプレート内
面との間にあって、平均粒径が0.1乃至1.0μmの
範囲内の金属微粒子を含有し、投射される電子ビームに
対して高い反射特性を有する反射膜との2層構造にした
手段を具備する。
【0024】前記手段によれば、フェースプレート内面
と単色螢光膜との間に、平均粒径が0.1乃至1.0μ
mの範囲内にある非常に細かい金属微粒子を含有した反
射膜を設けるようにしたので、単色螢光膜に投射され、
単色螢光膜を透過した電子ビームの多くがこの反射膜に
よって反射され、反射した電子ビームが、再度単色螢光
膜に投射される。このとき、単色螢光膜からは、直接投
射された電子ビームによる発光と、反射膜における反射
によって再投射された電子ビームによる発光とが得られ
て単色発光膜の発光量が増大し、その上に、フェースプ
レートに投射される電子ビームの割合の低減により、フ
ェースプレートに生じるブラウニングが低減し、フェー
スプレートにおける光透過率が向上するので、投写型陰
極線管における表示画像の明るさを大幅に向上させるこ
とができる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態において、投
写型陰極線管は、パネル部フェースプレート内面に形成
された螢光面と、ネック部内に収納され、電子ビームを
放射する電子銃と、ファンネル部外周に装着された偏向
ヨークとを備えるものであって、螢光面は、少なくと
も、緑色、青色、赤色のいずれかからなる単色螢光膜
と、この単色螢光膜とフェースプレート内面との間に設
けられ、平均粒径が0.1乃至1.0μmの範囲内の金
属微粒子を含有し、投射される電子ビームに対して高い
反射特性を有する反射膜との2層構造になっているもの
である。
【0026】本発明の実施の形態の具体例によれば、金
属微粒子は原子番号が70を超える金属元素の化合物か
らなり、好ましくは、酸化ビスマス(Bi23)からな
るものである。
【0027】本発明の実施の形態の特性例によれば、反
射膜は光透過率が90%以上のものである。
【0028】これらの本発明の実施の形態によれば、フ
ェースプレート内面と緑色、青色、赤色のいずれかから
なる単色螢光膜との間に、平均粒径が0.1乃至1.0
μmの範囲内の非常に細かく粉砕した金属微粒子、具体
的に原子番号が70を超える金属元素の化合物からなる
金属微粒子、好ましくは酸化ビスマス(Bi23)超微
粒子を含有した反射膜を有するので、単色螢光膜を透過
した電子ビームの多くが反射膜によって反射され、反射
された電子ビームが、再度単色螢光膜に投射されるよう
になる。このとき、単色螢光膜からは、直接投射された
電子ビームによって得られる発光と、反射膜で反射し、
再投射された電子ビームによって得られる発光とが得ら
れるので、単色螢光膜からの発光量は、これまでの投写
型陰極線管や前記特開平6−76754号に開示のカラ
ー陰極線管の発光量に比べてかなり増大するようにな
り、同時に、フェースプレートに投射される電子ビーム
の割合が低減したことによって、フェースプレートのブ
ラウニングの発生割合が大きく低減し、フェースプレー
トにおける光透過率が向上するので、投写型陰極線管に
おける表示画像の明るさを大幅に向上させることが可能
になる。
【0029】この場合、反射膜を構成する金属微粒子と
して酸化ビスマス(Bi23)の超微粒子を用いるよう
にすれば、超微粒子化することが容易であり、比較的安
価に反射膜を形成することが可能になる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0031】図1は、本発明による投写型陰極線管の一
実施例の構成の概略を示す断面図である。
【0032】図1において、1はパネル部、1Fはフェ
ースプレート、2はネック部、3はファンネル部、4は
螢光面、4Cは単色螢光膜、4Rは反射膜、5はアルミ
ニウム蒸着膜、6は偏向ヨーク、7は電子銃、8は電子
ビーム、9は投写型陰極線管である。
【0033】そして、投写型陰極線管9を構成するガラ
ス製の真空外囲器(バルブ)は、大径のフェースプレー
ト1Fを有するパネル部1と、内部に電子銃7を収納し
た細長い円筒状のネック部2と、パネル部1とネック部
2とを連接する略漏斗形状のファンネル部3とからなっ
ている。パネル部1は、フェースプレート1F内面に形
成された螢光膜4C及び反射膜4Rの2層構造からなる
螢光面4と、螢光面4上に形成されたアルミニウム蒸着
膜5とを有している。ここで、螢光膜4Cは、投写型陰
極線管9が緑色画像用投写型陰極線管であるときは緑色
の単色螢光膜を構成し、投写型陰極線管9が青色画像用
投写型陰極線管であるときは青色の単色螢光膜を構成
し、投写型陰極線管9が赤色画像用投写型陰極線管であ
るときは赤色の単色螢光膜を構成する。反射膜4Rは、
フェースプレート1F内面と単色螢光膜4Cとの間に設
けられるもので、電子銃7から投射された電子ビーム8
に対して高い反射特性を示すように構成されており、後
述するように、例えば、平均粒径が0.2μmの酸化ビ
スマス(Bi23)超微粒子を含有している。ネック部
2とファンネル部3との連接部分の外側には、偏向ヨー
ク6が装着される。電子銃7から放射された1本の電子
ビーム8は、偏向ヨーク6で所定方向に偏向された後、
螢光面4に投写される。
【0034】前記構成による投写型陰極線管9における
画像表示動作は、既知の投写型陰極線管における画像表
示動作と殆んど同じであり、また、緑色画像表示用投写
型陰極線管、青色画像表示用投写型陰極線管、それに赤
色画像表示用投写型陰極線管を用いて、映写スクリーン
上にそれらの表示画像を合成状態で投写させ、拡大され
た合成カラー画像を表示させる投写型テレビジョン装置
の動作も既知のこの種の投写型テレビジョン装置の動作
と同じであるので、これらの動作についての説明は、い
ずれも省略する。
【0035】次に、図2は、図1に図示された投写型陰
極線管のフェースプレート1F及び螢光面4の一部Aの
具体的構成を拡大して示した断面図である。
【0036】図2において、図1に図示された構成要素
と同じ構成要素については同じ記号を付けている。
【0037】そして、フェースプレート1F内面には、
フェースプレート1F内面上に設けられた反射膜4R
と、反射膜4R上に設けられた緑色、青色、赤色のいず
れかからなる単色螢光膜4Cとが配置される。この場
合、反射膜4Rは、平均粒径が0.2μmの酸化ビスマ
ス(Bi23)超微粒子を主成分とするものであり、単
色螢光膜4Cは、前述のように、緑色の単色螢光膜、青
色の単色螢光膜、赤色の単色螢光膜のいずれかからなる
ものである。
【0038】前記構成による螢光面4は、次のような工
程を経ることにより形成される。
【0039】最初に、パネル部1とファンネル部3を連
接したバルブ構成体を準備する。また、300gの市販
の酸化ビスマス(Bi23)粒子と、71gの28%ケ
イ酸カリウム(水ガラス)とを629g純水中に加えて
混合し、その混合液を粉砕用ボール(φ3mm、3K
g)とともにボールミルポットに入れ、6日間にわたる
ボールミルを行い、平均粒径0.2μmの酸化ビスマス
(Bi23)の超微粒子を含有した酸化ビスマス(Bi
23)のスラリーを準備する。さらに、微量の酢酸バリ
ウム水溶液及び純水を混合した第1水溶液と、緑色螢光
体粒子を純水に懸濁した懸濁液及びケイ酸カリウム(水
ガラス)水溶液を混合した第2水溶液、青色螢光体粒子
を純水に懸濁させた懸濁液及びケイ酸カリウム(水ガラ
ス)水溶液を混合した第3水溶液、赤色螢光体粒子を純
水に懸濁させた懸濁液及びケイ酸カリウム(水ガラス)
水溶液を混合した第4水溶液をそれぞれ準備する。
【0040】次に、高圧空気を利用して、この酸化ビス
マス(Bi23)のスラリーをフェースプレート1F内
面にスプレー塗布し、例えば、膜厚0.4μm程度(粒
子層で2倍程度)の酸化ビスマス(Bi23)の超微粒
子膜を含有した反射膜4Rを形成する。この場合、反射
膜4Rは、白色光による光透過率が、例えば、約95%
になる。
【0041】続いて、反射膜4R上に螢光膜4Cを形成
する工程に移行する。
【0042】ここで、投写型陰極線管9が緑色画像用投
写型陰極線管である場合は、バルブ構成体における反射
膜4Rを形成したパネル部1フェースプレート1F内側
に、第1水溶液を注入し、注入してから所定時間が経過
した後に第2水溶液を注入する。この状態で5分乃至1
0分間静置し、緑色螢光体粒子をフェースプレート1F
面に沈降させ、バインダ材となる水ガラスによるバイン
ダ作用によりフェースプレート1F内面に緑色螢光体粒
子膜状体を形成する。この後で、バルブ構成体を傾けて
フェースプレート1F内面に注入した溶液を排出し、緑
色螢光体粒子膜状体に炭酸ガスを吹付けて水ガラスの接
着力を強化し、次いで、緑色螢光体粒子膜状体にエアー
を吹付けて乾燥し、反射膜4R上に緑色画像用螢光膜4
Cを形成する。続いて、この緑色画像用螢光膜4C上に
既知の手段によってアルミニウム蒸着膜5を被着し、フ
ェースプレート1F内面に螢光面4とアルミニウム蒸着
膜5とを形成する。
【0043】また、投写型陰極線管9が青色画像用投写
型陰極線管である場合は、前記各工程の中で、第2水溶
液を注入する代わりに第3水溶液を注入し、前述の工程
と同様な工程を経て反射膜4R上に青色画像用螢光膜4
Cを形成する。その後、青色画像用螢光膜4C上にアル
ミニウム蒸着膜5を被着し、フェースプレート1F内面
に螢光面4とアルミニウム蒸着膜5とを形成する。
【0044】さらに、投写型陰極線管9が赤色画像用投
写型陰極線管である場合は、同じく前記各工程の中で、
第2水溶液を注入する代わりに第4水溶液を注入し、や
はり前述の場合と同様な工程を経て反射膜4R上に赤色
画像用螢光面4Cを形成する。その後、赤色画像用螢光
面4C上にアルミニウム蒸着膜5を被着し、フェースプ
レート1F内面に螢光面4とアルミニウム蒸着膜5とを
形成する。
【0045】このようにして得られた反射膜4Rは、単
色螢光膜4Cからの発光を、少なくとも90%以上透過
させるものであって、好ましくは、95%以上透過させ
るものである。
【0046】前記構成による本実施例の投写型陰極線管
9は、螢光面4を形成する際に、反射膜4Rを平均粒径
が0.2μmの酸化ビスマス(Bi23)の超微粒子に
よって構成したので、単色螢光膜4Cを透過した電子ビ
ームの多くを反射膜4Rによって反射させ、反射した電
子ビームを単色螢光膜4Cに再投射させて、単色螢光膜
4Cを構成している螢光体粒子に当てることができるの
で、単色螢光膜4Cを構成している螢光体粒子からの発
光量を、既知の投写型陰極線管における同発光量、及
び、前記特開平6−76754号に開示されたカラー陰
極線管における同発光量に比べて、増大させることがで
きる。
【0047】また、本実施例の投写型陰極線管9は、単
色螢光膜4Cを透過した電子ビームの多くが反射膜4R
によって反射することにより、フェースプレート1F内
面に投射される電子ビームがかなり低減するので、電子
ビームの投射によって生じるフェースプレート1Fのブ
ラウニングの発生が大幅に低減され、フェースプレート
1Fの光透過率を、既知の投写型陰極線管における同光
透過率よりもかなり向上させることができる。
【0048】このように、本実施例の投写型陰極線管9
によれば、単色螢光膜4Cからの発光量の増大及びフェ
ースプレート1Fの光透過率の向上により、螢光面の明
るさを既知のこの種の投写型陰極線管の螢光面の明るさ
に比べて格段に増大させることが可能になる。
【0049】なお、前記実施例においては、反射膜4R
を構成している酸化ビスマス(Bi23)の超微粒子と
して、平均粒径が0.2μmのものを用いた例を挙げて
説明したが、本発明に用いられる酸化ビスマス(Bi2
3)の超微粒子は平均粒径が0.2μmのものに限ら
れず、平均粒径が0.1乃至1.0μmの範囲内であれ
ば、ほぼ同様の効果を達成させることができる。
【0050】即ち、本発明において使用可能な酸化ビス
マス(Bi23)の超微粒子の平均粒径は、小さいもの
であるほどよいが、通常の粒子粉砕手段であるボールミ
ルによる粉砕手段を用いた場合、平均粒径が0.1μm
以下の酸化ビスマス(Bi23)の超微粒子を得ること
が難しいことから、平均粒径の下限値は0.1μmであ
り、一方、平均粒径が1.0μmを超えると、反射膜4
Rにおける電子ビームの反射率が低下し、かつ、薄膜化
することが難しいことから、平均粒径の上限値は1.0
μmである。
【0051】また、前記実施例においては、反射膜4R
を構成している金属微粒子が酸化ビスマス(Bi23
である例を挙げて説明したが、本発明による金属微粒子
は酸化ビスマス(Bi23)に限られるものではなく、
ビスマス(Bi)の他に、電子ビームに対する反射率が
大きい金属、即ち、元素番号が70以上の金属の化合物
を用いることができ、例えば、その例として、タングス
テン(W)、鉛(Pb)等の金属化合物を用いることが
できる。
【0052】さらに、前記実施例においては、反射膜4
Rを形成する手段として、水ガラスを用いた酸化ビスマ
ス(Bi23)のスラリーを、スプレー塗布法でフェー
スプレート1F内面に形成する手段を例に挙げて説明し
たが、本発明による反射膜4Rの形成手段はこのような
スラリーを用いたスプレー塗布法に限られるものではな
く、他の形成手段、例えば、高分子樹脂や界面活性剤、
感光剤を含有させた酸化ビスマス(Bi23)のスラリ
ーを用いてもよく、スプレー塗布法に代えてスピン塗布
法を用いてもよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、フェー
スプレート内面と緑色、青色、赤色のいずれかからなる
単色螢光膜との間に、平均粒径が0.1乃至1.0μm
の範囲内の金属微粒子を含有した反射膜を設けているの
で、単色螢光膜を透過した電子ビームの多くが反射膜に
よって反射され、反射された電子ビームが、再度単色螢
光膜に投射される。このとき、単色螢光膜からは、直接
投射された電子ビームによって得られる発光と、反射膜
で反射し、再投射された電子ビームによって得られる発
光とが得られるので、単色螢光膜からの発光量は、既知
の投写型陰極線管や前記特開平6−76754号に開示
のカラー陰極線管の3色螢光膜からの発光量に比べてか
なり増大するようになり、同時に、フェースプレートに
投射される電子ビームの割合が低減したことにより、フ
ェースプレートのブラウニングの発生割合が大きく低減
し、フェースプレートにおける光透過率が向上するの
で、投写型陰極線管における表示画像の明るさを大幅に
向上させることができるという効果がある。
【0054】また、本発明によれば、反射膜を構成する
金属微粒子として、酸化ビスマス(Bi23)の超微粒
子を用いるようにすれば、超微粒子化することが容易で
あり、比較的安価に反射膜を形成することができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投写型陰極線管の一実施例の構成
の概略を示す断面図である。
【図2】図1に図示された投写型陰極線管のフェースプ
レート及び螢光面の一部Aの具体的構成を拡大して示し
た断面図である。
【図3】既知の投写型テレビジョン装置の要部の概略構
成を示す説明図である。
【図4】既知の投写型テレビジョン装置の主要な構成部
分を示す構成図である。
【図5】既知の投写型テレビジョン装置に用いられる投
写型陰極線管の構成の一例を示す断面構成図である。
【符号の説明】
1 パネル部 1F フェースプレート 2 ネック部 3 ファンネル部 4 螢光面 4C 単色螢光膜 4R 反射膜 5 アルミニウム蒸着膜 6 偏向ヨーク 7 電子銃 8 電子ビーム 9 投写型陰極線管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 恵美子 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 榊原 幸治 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイス エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 渡辺 尚光 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル部フェースプレート内面に形成さ
    れた螢光面と、ネック部内に収納され、電子ビームを放
    射する電子銃と、ファンネル部外周に装着された偏向ヨ
    ークとを備えた投写型陰極線管において、前記螢光面
    は、少なくとも、緑色、青色、赤色のいずれかからなる
    単色螢光膜と、前記単色螢光膜と前記フェースプレート
    内面との間に設けられ、平均粒径が0.1乃至1.0μ
    mの範囲内の金属微粒子を含有し、投射される電子ビー
    ムに対して高い反射特性を有する反射膜との2層構造に
    なっていることを特徴とする投写型陰極線管。
  2. 【請求項2】 前記金属微粒子は、原子番号が70を超
    える金属元素の化合物であることを特徴とする請求項1
    に記載の投写型陰極線管。
  3. 【請求項3】 前記金属微粒子は、酸化ビスマス(Bi
    23)であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の
    投写型陰極線管。
  4. 【請求項4】 前記反射膜は、光透過率が90%以上の
    ものであることを特徴とする請求項1乃至3に記載の投
    写型陰極線管。
JP10750297A 1997-04-24 1997-04-24 投写型陰極線管 Pending JPH10302681A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839407B1 (ko) * 2002-01-21 2008-06-19 삼성에스디아이 주식회사 프로젝션 시스템용 모노크롬 음극선관 및 이의 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100839407B1 (ko) * 2002-01-21 2008-06-19 삼성에스디아이 주식회사 프로젝션 시스템용 모노크롬 음극선관 및 이의 제조 방법

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