JPH10302018A - バーコードリーダ - Google Patents

バーコードリーダ

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JPH10302018A
JPH10302018A JP9110740A JP11074097A JPH10302018A JP H10302018 A JPH10302018 A JP H10302018A JP 9110740 A JP9110740 A JP 9110740A JP 11074097 A JP11074097 A JP 11074097A JP H10302018 A JPH10302018 A JP H10302018A
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Japan
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JP9110740A
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English (en)
Inventor
Seigo Tagami
清吾 田上
Junichi Yamamoto
順一 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バーコードリーダの先端カバーが着脱可能
で、かつ本体ケースと先端カバーとが確実に係合可能な
バーコードリーダを提供することを目的とする。 【解決手段】 本体ケース10に本体ケース側係合部1
3を、先端カバー12に先端カバー側係合部14をそれ
ぞれ設け、先端カバー側係合部14を含む先端カバー本
体22を硬質樹脂で形成するとともに、バーコード読み
取り口15の先端を軟質樹脂で形成することによって、
本体ケース10と先端カバー12とは確実に係合できる
とともに、落下時等にもバーコード読み取り口15が欠
けたり破損したりすることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はPOS、物流、生産
管理などで利用されているバーコードリーダに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バーコードリーダは耐落下性・
耐衝撃性を向上させるために、先端カバーを設け、この
材質に軟質樹脂を採用する場合が多い。
【0003】また従来のバーコードリーダは、本体ケー
ス側係合部として本体ケース外面の長軸面(なお、バー
コードリーダにおいて、略長方形のバーコード読み取り
口の短辺を含む方の面を短軸面、上記略長方形のバーコ
ード読み取り口の長辺を含む方の面を長軸面と呼ぶ、以
下同じ)に凹形状部を少なくとも1個所形成し、先端カ
バー側係合部として先端カバー内面の長軸面に凸形状部
を少なくとも1個所形成して、本体ケースを先端カバー
の内側に挿入して係合させると同時に、本体ケースと先
端カバーとを係合した時の本体ケースの先端と先端カバ
ーの内側の一部との間に透明保護カバーを挟持させる場
合がある。これは、バーコードリーダが厳しい環境・条
件などで使用されることで本体ケースと先端カバーとに
挟持された透明保護カバーに傷がつきバーコード読み取
り性能を低下させる場合があるために、本体ケース側係
合部と先端カバー側係合部を外すことによって透明保護
カバーを容易に交換できるようにするために設けられた
構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バーコードリーダでは先端カバーを着脱可能な構造とす
るために係合部を備えても、先端カバーの材質が軟質樹
脂であるために、先端カバーが抜け落ちやすいという問
題があった。
【0005】また、本体ケース側係合部が本体ケース外
面の長軸面に設けられた凹形状部であるために、凹形状
部の分だけ短軸面長を長くしなければならなくなり、こ
のために特にバーコードの高さが小さいものにおいてバ
ーコードの視認性あるいはバーコードの読み取り操作性
が悪くなるといった問題点を有していた。
【0006】本発明は、先端カバーが抜けやすくなるこ
とを防止したり、バーコードの視認性あるいはバーコー
ドの読み取り操作性を向上させたバーコードリーダを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の第1のバーコードリーダは、先端に先端カバ
ーと係合する本体側係合部を備えたバーコードリーダ本
体と、後端に前記本体側係合部と係合する先端カバー側
係合部を備えた先端カバーとを備え、前記先端カバーは
前記先端カバー側係合部を含む先端カバー本体が硬質樹
脂で形成されるとともにバーコード読み取り口の先端が
軟質樹脂で形成され、前記本体側係合部と前記先端カバ
ー側係合部とを係合してなるものである。
【0008】また、本発明の第2のバーコードリーダ
は、両短軸面の先端に先端カバーと係合する本体側係合
部を備えたバーコードリーダ本体と、両短軸面の後端に
前記本体側係合部と係合する先端カバー側係合部を備え
た先端カバーとを備え、前記本体側係合部と前記先端カ
バー側係合部とを係合してなるものである。
【0009】また、本発明の第3のバーコードリーダ
は、先端カバーは先端カバー側係合部を設けた面の肉厚
を前記先端カバー側係合部を設けていない面の肉厚に対
して薄く形成したものである。
【0010】また、本発明の第4のバーコードリーダ
は、先端カバー側係合部を先端カバーの後端より突出さ
せるとともに、本体側係合部をバーコードリーダ本体先
端より奥側の内面に形成したものである。
【0011】また、本発明の第5のバーコードリーダ
は、先端に先端カバーと係合する本体側係合部を備えた
バーコードリーダ本体と、後端に前記本体側係合部と係
合する先端カバー側係合部を備えた先端カバーと、前記
バーコードリーダ本体内部への異物の侵入を防止する保
護カバーとを備え、前記先端カバー後端が前記バーコー
ドリーダ本体の内部に挿入されるとともに、前記先端カ
バー後端と前記バーコードリーダ本体内部の少なくとも
一部とにより前記保護カバーを挟持してなるものであ
る。
【0012】また、本発明の第6のバーコードリーダ
は、先端に先端カバーと係合する本体側係合部を備えた
バーコードリーダ本体と、後端に前記本体側係合部と係
合する先端カバー側係合部を備えた先端カバーとを備
え、前記先端カバーを前記バーコードリーダ本体の長手
方向に対して傾斜させるとともに、前記先端カバーのバ
ーコード読み取り口と前記バーコードリーダ本体部の後
端との双方に滑り防止部材を設けたものである。
【0013】また、本発明の第7のバーコードリーダ
は、バーコードリーダ本体の後端の下面側に突出部を設
けるとともに前記突出部の先端部分に略平面部を設け、
前記略平面部に滑り止め部材を設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】上記構成により本発明の第1のバ
ーコードリーダは、先端カバーは先端カバー側係合部を
含む先端カバー本体が硬質樹脂で形成されるとともにバ
ーコード読み取り口の先端が軟質樹脂で形成されるの
で、先端カバーとバーコードリーダ本体との係合が確実
に行えるとともに、バーコード読み取り口が軟質樹脂に
より保護されているので、落下時等にもバーコード読み
取り口が欠けたり破損したりすることを防ぐことができ
る。
【0015】また、本発明の第2のバーコードリーダ
は、本体側係合部および先端カバー側係合部がバーコー
ドリーダの両短軸面に存在することとなるため、バーコ
ード読み取り口の開口厚さを薄くすることができ、バー
コードの視認性を高めることができ、バーコードの操作
性を向上することができる。
【0016】また、本発明の第3のバーコードリーダ
は、先端カバー側係合部を設けた面の肉厚を先端カバー
を設けていない面の肉厚に対して薄く形成しているの
で、肉薄部を押圧することによって先端カバーがたわ
み、先端カバーとバーコードリーダ本体との着脱が簡単
に行えるものである。
【0017】また、本発明の第4のバーコードリーダ
は、先端カバー側係合部を先端カバーの後端より突出さ
せるとともに、本体側係合部をバーコードリーダ本体先
端より奥側の内面に形成したので、肉薄部の押圧時のた
わみの効果をよりいっそう得やすいものである。
【0018】また、本発明の第5のバーコードリーダ
は、先端カバー後端がバーコードリーダ本体の内部に挿
入されるとともに、前記先端カバー後端と前記バーコー
ドリーダ本体内部の少なくとも一部とにより前記保護カ
バーを挟持しているので、先端カバーを外す際に先端カ
バーが押圧されてたわんだとしても、保護カバーをたわ
ませることがなく、照射光や反射光への保護カバーの変
形による悪影響を防止することができる。
【0019】また、本発明の第6のバーコードリーダ
は、先端カバーのバーコード読み取り口とバーコードリ
ーダ本体部の後端との双方に滑り防止部材を設けたこと
により、少なくとも2点での滑り防止が行われ、滑り防
止の効果が大なるものである。
【0020】また、本発明の第7のバーコードリーダ
は、バーコードリーダ本体の後端の下面側に突出部を設
けるとともに前記突出部の先端部分に略平面部を設け、
前記略平面部に滑り止め部材を設けたので、さらに滑り
防止の効果が大となるものである。
【0021】(実施の形態1)以下、本発明の第1の実
施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0022】図1は本発明の第1の実施の形態における
バーコードリーダの読み取り口の構成を示す図である。
図において、10は本体ケース(バーコードリーダ本
体)であり、先端21の内面に凹形状の本体ケース側係
合部13を有している。12は先端カバーであり、後端
20より突出させた凸形状の先端カバー側係合部14を
有する先端カバー本体22とバーコードを読み取る読み
取り口先端部15からなっている。11は本体ケース1
0と先端カバー12とを嵌め合わせた時に本体ケース1
0の先端21と先端カバー12の先端カバー内面端23
とに挟持される透明保護カバーであり、バーコードリー
ダ内部への異物の侵入を防止する役目を果たしている。
なお図2は同バーコードリーダの本体ケースと透明保護
カバーと先端カバーとを嵌め合わせた状態における図1
のA−A断面を示す第1の図である。
【0023】また、図3は同バーコードリーダの構成を
示すブロック図である。図3において検出部4は光源1
と受光素子3を有し、バーコード2を検出する。情報処
理部8は光電変換部5、デコード処理部6および出力部
7を有し、検出部4で検出したバーコード2の情報を処
理する。前記処理した情報を出力部7を出力手段として
外部機器9に出力する。
【0024】以上のようなバーコードリーダにおいて、
先端カバー12の先端カバー側係合部14を含む先端カ
バー本体22は硬質樹脂としてアクリロニトリル・ブタ
ジエン・スチレン樹脂(以下ABS樹脂という)からな
り、読み取り口先端部15は軟質樹脂として熱可塑性エ
ラストマー樹脂(以下エラストマー樹脂という)からな
る成形品である。
【0025】先端カバー12をABS樹脂とエラストマ
ー樹脂とで形成する方法としては、まずABS樹脂を射
出成形する装置にて先端カバー側係合部14を含む先端
カバー本体22を形成する。次にエラストマー樹脂を射
出成形する装置に前記形成したABS樹脂(先端カバー
本体22)を挿入した後、エラストマー樹脂を射出し読
み取り口先端部15を形成する。これによって、ABS
樹脂とエラストマー樹脂の境界面が熱溶着し、ABS樹
脂とエラストマー樹脂が一体化された先端カバー12を
得ることができる。
【0026】この他にも先端カバー12を形成する方法
として、ABS樹脂とエラストマー樹脂のそれぞれを射
出成形する装置にて先端カバー側係合部14を含む先端
カバー本体22と読み取り口先端部15とをそれぞれ別
に形成した後、接着剤にて先端カバー側係合部14を含
む先端カバー本体22と読み取り口先端部15とを接着
する方法、あるいはABS樹脂とエラストマー樹脂を同
時に射出成形する装置にて先端カバー側係合部14を含
む先端カバー本体22と読み取り口先端部15とを同時
に形成する方法がある。
【0027】なお、本体ケース10および本体ケース側
係合部13の材質はABS樹脂である。
【0028】以上のようにして得られた先端カバー12
と本体ケース側係合部13を有する本体ケース10を係
合させることによって、本実施の形態では先端カバー1
2の先端カバー側係合部14を含む先端カバー本体22
を硬質樹脂とし、先端カバー12の読み取り口先端部1
5を軟質樹脂とすることで、耐落下性・耐衝撃性を確保
しながらも、先端カバーが本体ケースから抜けやすくな
ることを防止することができる。
【0029】(実施の形態2)以下、本発明の第2の実
施の形態について説明する。
【0030】図4は本発明の第2の実施の形態における
バーコードリーダの読み取り口の構成を示す図、図5は
同バーコードリーダの本体ケースと透明保護カバーと先
端カバーを嵌め合わせた状態における図4のB−B断面
図である。また、図6は上記本実施の形態の比較例とし
て、第1の実施の形態に記載のバーコードリーダの本体
ケースと透明保護カバーと先端カバーを嵌め合わせた状
態における図1のA−A断面を示す第2の図であり、先
端カバー側係合部14の先端カバー内壁より突出した部
分の外形寸法(厚み)をL1およびL2で表現したもの
である。
【0031】本実施の形態は、上記第1の実施の形態で
用いた先端カバー側係合部14および本体ケース側係合
部13をバーコードリーダの短軸面24(なお、バーコ
ードリーダにおいて、略長方形のバーコード読み取り口
15の短辺を含む方の面を短軸面、上記略長方形のバー
コード読み取り口15の長辺を含む方の面を長軸面と呼
ぶ、以下同じ)に形成することによって、第1の実施の
形態における先端カバー側係合部14の先端カバー内壁
25より突出した部分の厚みL1およびL2の分だけバ
ーコード読み取り口15の短軸面長(略長方形のバーコ
ード読み取り口15の短辺の長さ)を小さくすることが
できるものであり、特にバーコードの高さが小さいもの
においてバーコードの視認性あるいはバーコードの読み
取り操作性を向上させることができる。
【0032】具体的には、一般のバーコードリーダにお
いて、上記先端カバー側係合部14の厚みL1およびL
2を考慮して第1の実施の形態と読み取り口15の短軸
面長を比較すると、本実施の形態ではバーコード読み取
り口15の短軸面長を2mm〜5mm小さくすることが
できる。
【0033】また、本実施の形態では先端カバー本体2
2の短軸面24のABS樹脂の肉厚を薄く形成し、その
表面(外側面)にエラストマー樹脂を設けている。これ
により、先端カバー12の取り外し時に両短軸面24を
押すことによって、先端カバー12にたわみが生じ、先
端カバー側係合部14が本体ケース側係合部13から容
易に外れることとなり、透明保護カバー11の交換を簡
単に行うことができる。
【0034】また、先端カバー側係合部14を先端カバ
ー後端20より突出させるとともに、本体ケース側係合
部13を本体ケース先端21より内面奥側に形成させる
ことによって、着脱が容易となる。
【0035】なお、本実施の形態では、バーコードリー
ダ本体内部への異物の侵入を防止する透明保護カバー1
1を本体ケース先端21と先端カバー内面端23とで挟
持しているので、本体ケース側係合部13と先端カバー
側係合部14とを外すことで、透明保護カバー11を容
易に交換することができるのであるが、図5に示した先
端カバー12の後端側の構成と本体ケース10側の構成
とを逆に設けることにより、すなわち先端カバー12の
後端側の構成(特に、先端カバー後端20および先端カ
バー内面端23の構成)を本体ケース10側にて実施
し、図5に示す本体ケース10側の構成(特に、本体ケ
ース先端21の構成)を先端カバー12側にて実施する
ことにより、先端カバー12を外す際に先端カバー12
が押圧されてたわんだとしても、保護カバー11をたわ
ませることがなく、照射光や反射光への保護カバー11
の変形による悪影響を防止することができる。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態の全体構
成について説明する。図7(a)は本発明の第2の実施
の形態におけるバーコードリーダの側面図、同(b)は
同バーコードリーダの底面図である。なお、図7(b)
に見える面をバーコードリーダの下面とする。
【0037】図において、16はケーブルプロテクタを
示し、17は本体ケース10のケーブルプロテクタ挿入
部底面部(本体ケースの突出部の略平面部)である。な
お、ケーブルプロテクタ挿入部底面部17の材質はエラ
ストマー樹脂である。また、本体ケース10のABS樹
脂と本体ケース10のケーブルプロテクタ挿入部底面部
17のエラストマー樹脂とを形成する方法には第1の実
施の形態における先端カバー12の形成方法と同様の方
法を用いた。
【0038】本実施の形態のバーコードリーダを机やカ
ウンター上の水平あるいは緩やかに傾斜した設置面に置
く場合、バーコードリーダは本体ケース10のケーブル
プロテクタ挿入部底面部17と先端カバー12のバーコ
ード読み取り口15の2箇所で机やカウンターに接する
こととなるが、この接する部分が双方ともエラストマー
樹脂で形成され、エラストマー樹脂は密着性に優れてい
ることから操作者の不用意な取扱い等によって設置場所
から滑り落ちること等がなくなり、バーコードリーダを
保持するためのバーコードリーダ保持装置等は不要とな
る。
【0039】なお、本実施の形態では本体ケース10の
後端の下面側にケーブルプロテクタ挿入部底面部17を
設け(本体ケース10からケーブルプロテクタ挿入部底
面部17を突出させて)、ケーブルプロテクタ挿入部底
面部17の先端の略平面部を軟質樹脂にて形成したが、
ケーブルプロテクタ挿入部底面部17を設けずに本体ケ
ース10後端を直接軟質樹脂で形成しても、その部分
(本体ケース10の後端)の少なくとも一部と先端カバ
ー12のバーコード読み取り口15とで机やカウンター
等に接するのであれば、滑り防止の効果を得ることが可
能である。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第1のバーコードリーダは、先端カバーは先端カバー
側係合部を含む先端カバー本体が硬質樹脂で形成される
とともにバーコード読み取り口の先端が軟質樹脂で形成
されるので、先端カバーとバーコードリーダ本体との係
合が確実に行えるとともに、バーコード読み取り口が軟
質樹脂により保護されているので、落下時等にもバーコ
ード読み取り口が欠けたり破損したりすることを防ぐこ
とができる。
【0041】また、本発明の第2のバーコードリーダ
は、本体側係合部および先端カバー側係合部がバーコー
ドリーダの両短軸面に存在することとなるため、バーコ
ード読み取り口の開口厚さを薄くすることができ、バー
コードの視認性を高めることができ、バーコードの操作
性を向上することができる。
【0042】また、本発明の第3のバーコードリーダ
は、先端カバー側係合部を設けた面の肉厚を先端カバー
を設けていない面の肉厚に対して薄く形成しているの
で、肉薄部を押圧することによって先端カバーがたわ
み、先端カバーとバーコードリーダ本体との着脱が簡単
に行えるものである。
【0043】また、本発明の第4のバーコードリーダ
は、先端カバー側係合部を先端カバーの後端より突出さ
せるとともに、本体側係合部をバーコードリーダ本体先
端より奥側の内面に形成したので、肉薄部の押圧時のた
わみの効果をよりいっそう得やすいものである。
【0044】また、本発明の第5のバーコードリーダ
は、先端カバー後端がバーコードリーダ本体の内部に挿
入されるとともに、前記先端カバー後端と前記バーコー
ドリーダ本体内部の少なくとも一部とにより前記保護カ
バーを挟持しているので、先端カバーを外す際に先端カ
バーが押圧されてたわんだとしても、保護カバーをたわ
ませることがなく、照射光や反射光への保護カバーの変
形による悪影響を防止することができる。
【0045】また、本発明の第6のバーコードリーダ
は、先端カバーのバーコード読み取り口とバーコードリ
ーダ本体部の後端との双方に滑り防止部材を設けたこと
により、少なくとも2点での滑り防止が行われ、滑り防
止の効果が大なるものである。
【0046】また、本発明の第7のバーコードリーダ
は、バーコードリーダ本体の後端の下面側に突出部を設
けるとともに前記突出部の先端部分に略平面部を設け、
前記略平面部に滑り止め部材を設けたので、さらに滑り
防止の効果が大となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるバーコード
リーダの読み取り口の構成を示す図
【図2】同バーコードリーダの本体ケースと透明保護カ
バーと先端カバーとを嵌め合わせた状態における図1の
A−A断面を示す第1の図
【図3】同バーコードリーダの構成を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施の形態におけるバーコード
リーダの読み取り口の構成を示す図
【図5】同バーコードリーダの本体ケースと透明保護カ
バーと先端カバーとを嵌め合わせた状態における図4の
B−B断面図
【図6】本発明の第2の実施の形態における比較例とし
て用いた、本発明の第1の実施の形態に記載のバーコー
ドリーダの本体ケースと透明保護カバーと先端カバーと
を嵌め合わせた状態における図1のA−A断面を示す第
2の図
【図7】(a)は本発明の第2の実施の形態におけるバ
ーコードリーダの側面図 (b)は同バーコードリーダの底面図
【符号の説明】
10 本体ケース 11 透明保護カバー 12 先端カバー 13 本体ケース側係合部 14 先端カバー側係合部 15 読み取り口先端部 16 ケーブルプロテクタ 17 ケーブルプロテクタ挿入部底面部 20 先端カバー後端 21 本体ケース先端 22 先端カバー本体 23 先端カバー内面端 24 短軸面 25 先端カバー内壁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に先端カバーと係合する本体側係合部
    を備えたバーコードリーダ本体と、後端に前記本体側係
    合部と係合する先端カバー側係合部を備えた先端カバー
    とを備え、前記先端カバーは前記先端カバー側係合部を
    含む先端カバー本体が硬質樹脂で形成されるとともにバ
    ーコード読み取り口の先端が軟質樹脂で形成され、前記
    本体側係合部と前記先端カバー側係合部とを係合してな
    るバーコードリーダ。
  2. 【請求項2】両短軸面の先端に先端カバーと係合する本
    体側係合部を備えたバーコードリーダ本体と、両短軸面
    の後端に前記本体側係合部と係合する先端カバー側係合
    部を備えた先端カバーとを備え、前記本体側係合部と前
    記先端カバー側係合部とを係合してなるバーコードリー
    ダ。
  3. 【請求項3】先端カバーは先端カバー側係合部を設けた
    面の肉厚を前記先端カバー側係合部を設けていない面の
    肉厚に対して薄く形成した請求項1または2記載のバー
    コードリーダ。
  4. 【請求項4】先端カバー側係合部を先端カバーの後端よ
    り突出させるとともに、本体側係合部をバーコードリー
    ダ本体先端より奥側の内面に形成した請求項3記載のバ
    ーコードリーダ。
  5. 【請求項5】先端に先端カバーと係合する本体側係合部
    を備えたバーコードリーダ本体と、後端に前記本体側係
    合部と係合する先端カバー側係合部を備えた先端カバー
    と、前記バーコードリーダ本体内部への異物の侵入を防
    止する保護カバーとを備え、前記先端カバー後端が前記
    バーコードリーダ本体の内部に挿入されるとともに、前
    記先端カバー後端と前記バーコードリーダ本体内部の少
    なくとも一部とにより前記保護カバーを挟持してなるバ
    ーコードリーダ。
  6. 【請求項6】先端に先端カバーと係合する本体側係合部
    を備えたバーコードリーダ本体と、後端に前記本体側係
    合部と係合する先端カバー側係合部を備えた先端カバー
    とを備え、前記先端カバーを前記バーコードリーダ本体
    の長手方向に対して傾斜させるとともに、前記先端カバ
    ーのバーコード読み取り口と前記バーコードリーダ本体
    部の後端との双方に滑り防止部材を設けたバーコードリ
    ーダ。
  7. 【請求項7】バーコードリーダ本体の後端の下面側に突
    出部を設けるとともに前記突出部の先端部分に略平面部
    を設け、前記略平面部に滑り止め部材を設けた請求項6
    記載のバーコードリーダ。
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JP (1) JPH10302018A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008257672A (ja) * 2007-03-09 2008-10-23 Denso Wave Inc 光学情報読取装置
JP2013080382A (ja) * 2011-10-04 2013-05-02 Denso Wave Inc 光学的情報読取装置

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