JPH10301009A - 光学装置 - Google Patents

光学装置

Info

Publication number
JPH10301009A
JPH10301009A JP10965797A JP10965797A JPH10301009A JP H10301009 A JPH10301009 A JP H10301009A JP 10965797 A JP10965797 A JP 10965797A JP 10965797 A JP10965797 A JP 10965797A JP H10301009 A JPH10301009 A JP H10301009A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
functional element
supporting
optical device
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10965797A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Fujii
英昭 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP10965797A priority Critical patent/JPH10301009A/ja
Publication of JPH10301009A publication Critical patent/JPH10301009A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 組み立て工程が簡単でしかも部品数が少ない
パッケージ型光学装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 光学素子を支持する支持具に設けられた
突起部を機能素子を支持する支持台に設けられた凹部に
係合させ支持具を支持台に対して軸線方向に移動し次に
軸線周りに回転させることによって光学素子部は機能素
子部に装着される。支持具の突起部と支持台の凹部には
それぞれ傾斜面が設けられ、光学素子部を機能素子部に
装着するとそれぞれの傾斜面は係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレンズの如き光学素
子とCCD撮像素子の如き機能素子とが1つのユニット
として一体的に組み込まれたパッケージ型の光学装置に
関し、より詳細には、光学素子部を機能素子部に装着す
る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図3〜図5を参照して従来のパッケージ
型光学装置の例を説明する。このパッケージ型光学装置
はレンズ部10と機能素子部30とを有し両者は一体的
なユニットとして構成されている。レンズ部10はレン
ズ11とそれを支持する支持具13を含み、機能素子部
30は、固体撮像素子の如き機能素子21とそれを支持
する支持台35とを有する。機能素子21は支持台35
の凹部35Aに装着されている。この凹部35Aはカバ
ーガラス37によって覆われ内部に気密空間が形成され
ている。機能素子21はこの気密空間に密閉されてい
る。機能素子21のリード線33は支持台35より外部
に延在している。
【0003】図3の例では、レンズ部10は支持台35
に接着剤41によって接着され、図4の例では、レンズ
部10は支持台35にねじ43によって取り付けられて
いる。図5の例では、支持具13はフック用の係合部1
3−1を有し、この係合部13−1はプリント配線基板
50に係合している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のパッケージ型光
学装置では、レンズ部10を機能素子部30の装着する
工程又は方法が複雑で時間又は手数がかかる欠点があっ
た。例えば図3の例では、接着剤41を使用するため、
接着剤41を硬化させるために紫外線を照射したり、接
着剤41が硬化するまで装置を所定の位置に保持する必
要があり、組み立て工程に時間がかかった。また図4の
例ではねじ43を使用するため、支持具13及び支持台
35にねじ孔を形成する必要があり、作業工程が多くな
る。
【0005】図5の例では、支持具13にフック用の係
合部13Aを設ける必要があり、また、レンズ部10の
装着を基板の実装工程にて行うため、組み立て工程が複
雑となる。
【0006】本発明は斯かる点に鑑み、組み立て工程が
簡単でしかも部品数が少ないパッケージ型光学装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、光学素
子と該光学素子を支持する支持具とを有する光学素子部
と機能素子と該機能素子を支持する支持台とを有する機
能素子部を含む光学装置において、支持具に設けられた
突起部を支持台に設けられた凹部に係合させ支持具を支
持台に対して軸線方向に移動し次に軸線周りに回転させ
ることによって光学素子部は機能素子部に装着されるよ
うに構成されている。
【0008】従って、光学素子部を機能素子部より取り
外す場合には、支持具を支持台に対して軸線周りに反対
方向に回転させ次に軸線方向に引き抜くことが必要であ
り、自然に外れることはない。
【0009】本発明によると、支持台の凹部は軸線方向
部分と円周方向部分とを有し、支持具の突起部を先ず凹
部の軸線方向部分に係合させ次に凹部の円周方向部分に
係合させるように構成されている。支持台の凹部の円周
方向部分は傾斜面を有し、支持具の突起部は傾斜面を有
し、2つの傾斜面は互いに係合するように構成されてい
る。従って、支持具を支持台に対して軸線周りに回転さ
せると、両者は強固に係合する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照して本発明に
よるパッケージ型光学装置の例を説明する。本例の光学
装置は、レンズ部10と機能素子部20とを有する。レ
ンズ部10はレンズ11とそれを支持する円筒状の支持
具13を含み、支持具13には突起部13Aが設けられ
ている。突起部13Aは支持具13の円筒状外面に2〜
4個設けられる。
【0011】機能素子部20は機能素子21とそれを支
持する支持台25とを有する。機能素子21には固体撮
像素子、光電素子等の能動素子の他、フィルタ等の受動
素子が含まれる。また、どのような光学素子又は電子素
子であってもよい。本例では固体撮像素子が特に好まし
いが、固体撮像素子に限定されない。機能素子21のリ
ード線23は支持台25より外部に延在している。
【0012】支持台25は、円筒部26と下端部27と
を有し、両者は一体的に形成されてよい。下端部27は
正方形の板状の形成され、その上面、即ち、円筒部26
の底面に機能素子21が装着されている。
【0013】円筒部26の円筒状内面26Aには凹部2
6Bが設けられ、この凹部26Bに支持具13の突起部
13Aが係合するように構成されている。凹部26Bは
突起部13Aに対応して2〜4個設けられる。凹部26
Bは縦方向、即ち、軸線方向部26B−1と横方向、即
ち、円周方向部26B−2とを有する。円周方向部26
B−2には傾斜面26aが形成されている。支持具13
の突起部13Aにも傾斜面13aが形成されている。
【0014】図2を参照してレンズ部10を機能素子部
20に組み付ける方法を説明する。レンズ部10の支持
具13を機能素子部20の支持台25の円筒部26の孔
26Aに挿入することによって、レンズ部10は機能素
子部20に装着される。機能素子部20の支持台25の
円筒部26の内径とレンズ部10の支持具13の外径の
差は0〜数十μmである。
【0015】先ず、支持具13の突起部13Aを支持台
25の円筒部26の凹部26Bの軸線方向部26B−1
に係合し、軸線方向に挿入し、次に、支持具13を回転
させる。それによって支持具13の突起部13Aの傾斜
面13aが凹部26Bの傾斜面26aに係合し、レンズ
部10は機能素子部20に保持される。
【0016】こうして光学装置が組み立てられた後に、
レンズ部10に対して単に軸線方向の引き抜き力を加え
ても、支持具13の突起部13Aと支持台25の凹部2
6Bは係合しているから、レンズ部10を機能素子部2
0より取り外すことは出来ない。レンズ部10を機能素
子部20より取り外す場合には、支持具13を軸線周り
に回転させてから、引き抜かなければならない。従っ
て、レンズ部10に対して人為的な力を加えない限り、
レンズ部10が機能素子部20より外れることはない。
【0017】図示の例では、支持具13の突起部13A
の傾斜面13aは、突起部13Aの上側面にのみ形成さ
れている。しかしながら、傾斜面を、突起部13Aの上
側面と下側面の両者に設けてもよい。同様に、凹部26
Bの円周方向部26B−2の傾斜面26aは、円周方向
部26B−2の上側壁面にのみ形成されている。しかし
ながら、傾斜面を、円周方向部26B−2の上側壁面と
下側壁面の両者に設けてもよい。
【0018】突起部13Aの上側面と下側面の両者に傾
斜面を設け、円周方向部26B−2の上側壁面と下側壁
面の両者に傾斜面を設けると、組み立て時に、支持具1
3を回転させると、支持具13はねじが進むように、軸
線方向に進み、レンズ部10と機能素子部20は互いに
密接に係合する。
【0019】レンズ部10を機能素子部20の間にOリ
ング29が配置されてよい。支持台25の下端部27の
上面に、円筒状内面26Aに沿って、円周状の肩部27
Aが形成され、その上のOリング29が配置されてよ
い。支持具13の円筒状外面と支持台25の円筒部26
の円筒状内面26Aの間に隙間があっても、Oリング2
9によって密閉され、レンズ部10と支持台25の間に
気密な密閉空間が形成される。支持台25の下端部27
の上面に配置された機能素子21は気密な密閉空間内に
保持される。
【0020】レンズ部10の支持具13と機能素子部2
0の支持台25は、好ましくは、プラスチック、樹脂等
の適当な材料にて成型法によってそれぞれ一体物として
製造されてよい。従って、支持具13の突起部13Aは
支持具13の本体と一体的に成形されてよい。また、支
持台25の凹部26Bは支持台25の本体と同時に形成
されてよい。
【0021】以上本発明の実施の形態について詳細に説
明したが、本発明はこれらの例に限定されることなく特
許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更等
が可能であることは当業者にとって理解されよう。
【0022】上述の光学装置はレンズ11を含むレンズ
部10と機能素子部20とを有するように構成されてい
る。しかしながら、本発明はレンズ11の代わりの他の
光学素子又は光学機器、例えば、光学フィルタを有する
光学装置に適用されることができる。
【0023】本発明の光学装置は、光ピックアップのレ
ンズの取り付け部、ビデオカメラの防止パックの覗き窓
の取り付け部、CCDカメラの光学ローパスフィルタ又
はIRカットフィルタの取り付け部等に適用可能であ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、光学素子の支持具に設
けられた突起部を機能素子の支持台に設けられた凹部に
係合させ支持具を支持台に対して軸線方向に移動し次に
軸線周りに回転させることによって光学素子部は機能素
子部に装着されから、組み立て工程が簡略化される利点
を有する。
【0025】本発明によると、接着剤、ねじ等の特別な
物を用いることなく光学素子部を機能素子部に装着され
から、製造費が節約できる利点を有する。
【0026】本発明によると、光学装置が組み立てられ
た後に、光学素子部に対して単に軸線方向の引き抜き力
を加えても、光学素子部を軸線周りに回転させないなら
光学素子部が機能素子部より外れることはない利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学装置の例を示す図である。
【図2】本発明による光学装置の分解組み立て図であ
る。
【図3】従来の光学装置の例を示す図である。
【図4】従来の光学装置の他の例を示す図である。
【図5】従来の光学装置の更に他の例を示す図である。
【符号の説明】 10 レンズ部 、11 レンズ 、13 支持具 、
13−1 係合部 、13A 突起部 、20 機能素
子部 、21 機能素子 、23 リード線 、25
支持台 、26 円筒部 、26A 孔 、26B 凹
部 、27 下端部 、27A 肩部 、29 Oリン
グ 、30 機能素子部 、33 リード線 、35
支持台 、35A 凹部 、37 カバーガラス 、4
1 接着剤、43 ねじ 、50 プリント配線基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子と該光学素子を支持する支持具
    とを有する光学素子部と機能素子と該機能素子を支持す
    る支持台とを有する機能素子部を含み、上記支持具に設
    けられた突起部を上記支持台に設けられた凹部に係合さ
    せ上記支持具を上記支持台に対して軸線方向に移動し次
    に軸線周りに回転させることによって上記光学素子部は
    上記機能素子部に装着されるように構成された光学装
    置。
  2. 【請求項2】 上記支持台の凹部は軸線方向部分と円周
    方向部分とを有し、上記上記支持具の突起部を先ず上記
    凹部の軸線方向部分に係合させ次に上記凹部の円周方向
    部分に係合させるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の光学装置。
  3. 【請求項3】 上記支持台の凹部の円周方向部分は傾斜
    面を有し、上記支持具の突起部は傾斜面を有し、上記2
    つの傾斜面は互いに係合するように構成されている特徴
    とする請求項2記載の光学装置。
JP10965797A 1997-04-25 1997-04-25 光学装置 Pending JPH10301009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10965797A JPH10301009A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 光学装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10965797A JPH10301009A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 光学装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10301009A true JPH10301009A (ja) 1998-11-13

Family

ID=14515852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10965797A Pending JPH10301009A (ja) 1997-04-25 1997-04-25 光学装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10301009A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483652B2 (en) 2000-08-17 2002-11-19 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing solid-state imaging device
JP2006523326A (ja) * 2003-03-24 2006-10-12 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ レンズとイメージセンサチップとの間の距離を正確に固定するための手段を備えたカメラ
JP2007506148A (ja) * 2003-09-26 2007-03-15 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 光学モジュールおよび光学システム
WO2012014465A1 (ja) * 2010-07-29 2012-02-02 パナソニック株式会社 光学ユニット
EP2653917A1 (de) * 2012-04-17 2013-10-23 Balser AG Objektivadapter für Kameras
JP2016051076A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 日本電産コパル株式会社 レンズ鏡筒及び撮像装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6483652B2 (en) 2000-08-17 2002-11-19 Sharp Kabushiki Kaisha Method for producing solid-state imaging device
JP2006523326A (ja) * 2003-03-24 2006-10-12 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ レンズとイメージセンサチップとの間の距離を正確に固定するための手段を備えたカメラ
JP2007506148A (ja) * 2003-09-26 2007-03-15 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 光学モジュールおよび光学システム
WO2012014465A1 (ja) * 2010-07-29 2012-02-02 パナソニック株式会社 光学ユニット
EP2653917A1 (de) * 2012-04-17 2013-10-23 Balser AG Objektivadapter für Kameras
JP2016051076A (ja) * 2014-08-29 2016-04-11 日本電産コパル株式会社 レンズ鏡筒及び撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102360319B1 (ko) 카메라 모듈, 그 감광성 부품 및 그 제조 방법
TWI708972B (zh) 定焦攝像模組及其製造方法
US20210144279A1 (en) Integrated Sensor and Lens Assembly with Post-tuning Optical Alignment
JP2007006475A (ja) 移動通信装置のカメラモジュール
JPH10321827A (ja) 撮像装置及びカメラ
WO2001065838A1 (fr) Module de prise de vue de petite taille
KR102465474B1 (ko) 일체형 패키징 공정 기반 카메라 모듈, 그 일체형 기저 부품 및 그 제조 방법
TWI484241B (zh) 成像模組及其組裝方法
JP2007006502A (ja) デジタルカメラモジュール
US6664125B2 (en) Solid-state image pickup device and a method of manufacturing the same
JPH10301009A (ja) 光学装置
TW202026742A (zh) 鏡頭模組及電子裝置
JP2006081043A (ja) 固体撮像装置およびこれを備えた電子機器
JP2006126800A (ja) カメラモジュール
JP2007274230A (ja) カメラモジュール
JP2007312270A (ja) カメラモジュール及びその製造方法
JP2007264115A (ja) カメラモジュール
TWI701492B (zh) 定焦攝像模組及其調焦裝置和調焦方法
JP2004055574A (ja) カメラモジュール
TW201811014A (zh) 分體式陣列攝像模組及其製造方法
US20200192192A1 (en) Camera module
JP2000111777A (ja) ボードカメラ
JP2007208918A (ja) カメラモジュール
TWI776081B (zh) 具有熱變型材料的攝像模組
CN217543640U (zh) 投影设备