JPH1029A - 植物成育鉢 - Google Patents
植物成育鉢Info
- Publication number
- JPH1029A JPH1029A JP9027040A JP2704097A JPH1029A JP H1029 A JPH1029 A JP H1029A JP 9027040 A JP9027040 A JP 9027040A JP 2704097 A JP2704097 A JP 2704097A JP H1029 A JPH1029 A JP H1029A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- plant
- inner pot
- soil
- plant growing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G9/00—Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
- A01G9/14—Greenhouses
- A01G9/16—Dismountable or portable greenhouses ; Greenhouses with sliding roofs
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01G—HORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
- A01G27/00—Self-acting watering devices, e.g. for flower-pots
- A01G27/04—Self-acting watering devices, e.g. for flower-pots using wicks or the like
- A01G27/06—Self-acting watering devices, e.g. for flower-pots using wicks or the like having a water reservoir, the main part thereof being located wholly around or directly beside the growth substrate
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】適度の水分または湿気を連続的に種子、苗、切
り枝、切り花、土壌、植物の根へ供給する植物育成鉢を
提供する。 【解決手段】水を保有する外側の鉢14;接続リング3
6;外側の鉢14と連通する土と種子、植物を入れる内
側の鉢52;補強リング24およびカバーまたはドーム
20とを備えている。
り枝、切り花、土壌、植物の根へ供給する植物育成鉢を
提供する。 【解決手段】水を保有する外側の鉢14;接続リング3
6;外側の鉢14と連通する土と種子、植物を入れる内
側の鉢52;補強リング24およびカバーまたはドーム
20とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、植物成育鉢、特
に種子、苗または切り枝を発芽させたり、チョウセンニ
ンジンなどの植物を成育させる植物成育鉢に関するもの
である。
に種子、苗または切り枝を発芽させたり、チョウセンニ
ンジンなどの植物を成育させる植物成育鉢に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】種々の種子、苗または切り枝などの発
芽、育苗、成育のための植物成育鉢に関しての従来技術
は、数多く知られている。種子、苗または切り枝などを
発芽させ、成育させるためには、種子、苗、切り枝など
に適当な湿気、温度条件下におき、これらの自然の発
芽、成育を助けなければならない。後記の米国特許は、
そのような従来技術の鉢の例である:2,138,18
8号(発明者モーリー);3,704,545号(発明
者ライセン);4,291,493号(発明者モンサ
ン);5,094,033号(ドルー);および5,3
75,372(発明者リー他)。
芽、育苗、成育のための植物成育鉢に関しての従来技術
は、数多く知られている。種子、苗または切り枝などを
発芽させ、成育させるためには、種子、苗、切り枝など
に適当な湿気、温度条件下におき、これらの自然の発
芽、成育を助けなければならない。後記の米国特許は、
そのような従来技術の鉢の例である:2,138,18
8号(発明者モーリー);3,704,545号(発明
者ライセン);4,291,493号(発明者モンサ
ン);5,094,033号(ドルー);および5,3
75,372(発明者リー他)。
【0003】前記発明者モーリの特許には、苗木育成植
木鉢が記載されており、この植木鉢は、土を入れる容
器、所望のときに該植木鉢の内部へ通気させる開口が設
けられたガラスのカバーまたはドーム及び通気が望まし
くないときに空気の流入を遮断するための前記開口の閉
止手段を備えている。前記発明者ライセンの特許には、
植物のためのプラスチック容器が記載されており、この
容器は、球根用鉢とカプリングロゼットおよび鉢のため
のカバーとを有している。発明者モンサンの特許には、
種子発芽装置が記載されており、この装置は、外側容器
と内側容器とにより構成され、内側容器で種子を発芽さ
せるものであって、前記内側容器には、複数のスリット
が設けてあり、これらスリットを介して余剰の水分を内
側容器から外側容器へ滴下させ、複数の開口を設けたカ
バーまたはドームを内側容器にかぶせて、内側容器内へ
通気作用を営ませ、さらに、入れ子構造を採用し、前記
内外側容器間の空気通路を確保する構成になっている。
前記発明者ドルーの特許には、種子発芽器が記載され、
この発芽器は、土を入れて、種子をまくための容器とカ
バーとを備え、このカバーには、頂部面に小さな孔があ
けてある凹部が作られていて、この凹部に液体を入れる
と、前記小さな孔から前記液体が土を入れた容器へ滴下
される構成になっている。前記発明者リー他の特許に
は、組織及び種苗培養ボトルが記載してあり、このボト
ルは、培地と種苗を納める下位の容器と一つまたは複数
の通気路をもつカバーまたはドームを備えており、前記
通気路の少なくとも一つには、滅菌された脱脂綿が詰め
られていて、この脱脂綿を介して、種苗培養または成育
の間に前記ボトル内に発生した空気およびガスを前記ボ
トルから発散させると共に前記ボトル内へのバクテリ
ア、ヴィールスの侵入を防ぐようになっている。
木鉢が記載されており、この植木鉢は、土を入れる容
器、所望のときに該植木鉢の内部へ通気させる開口が設
けられたガラスのカバーまたはドーム及び通気が望まし
くないときに空気の流入を遮断するための前記開口の閉
止手段を備えている。前記発明者ライセンの特許には、
植物のためのプラスチック容器が記載されており、この
容器は、球根用鉢とカプリングロゼットおよび鉢のため
のカバーとを有している。発明者モンサンの特許には、
種子発芽装置が記載されており、この装置は、外側容器
と内側容器とにより構成され、内側容器で種子を発芽さ
せるものであって、前記内側容器には、複数のスリット
が設けてあり、これらスリットを介して余剰の水分を内
側容器から外側容器へ滴下させ、複数の開口を設けたカ
バーまたはドームを内側容器にかぶせて、内側容器内へ
通気作用を営ませ、さらに、入れ子構造を採用し、前記
内外側容器間の空気通路を確保する構成になっている。
前記発明者ドルーの特許には、種子発芽器が記載され、
この発芽器は、土を入れて、種子をまくための容器とカ
バーとを備え、このカバーには、頂部面に小さな孔があ
けてある凹部が作られていて、この凹部に液体を入れる
と、前記小さな孔から前記液体が土を入れた容器へ滴下
される構成になっている。前記発明者リー他の特許に
は、組織及び種苗培養ボトルが記載してあり、このボト
ルは、培地と種苗を納める下位の容器と一つまたは複数
の通気路をもつカバーまたはドームを備えており、前記
通気路の少なくとも一つには、滅菌された脱脂綿が詰め
られていて、この脱脂綿を介して、種苗培養または成育
の間に前記ボトル内に発生した空気およびガスを前記ボ
トルから発散させると共に前記ボトル内へのバクテリ
ア、ヴィールスの侵入を防ぐようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記説明のものを含め
て、植物の発芽、育成のための従来技術の鉢類は、種々
の問題点を抱有しているものであって、前記従来技術の
ものは、特に、土と種子、苗、苗木や切り枝とを納めた
容器にカバーをかぶせたとき、これら土、種子、苗、苗
木、切り枝、根の部分が適度に吸水できるようにする機
能を果たすことができない難点があり、この難点を解決
することが、この発明の解決課題である。
て、植物の発芽、育成のための従来技術の鉢類は、種々
の問題点を抱有しているものであって、前記従来技術の
ものは、特に、土と種子、苗、苗木や切り枝とを納めた
容器にカバーをかぶせたとき、これら土、種子、苗、苗
木、切り枝、根の部分が適度に吸水できるようにする機
能を果たすことができない難点があり、この難点を解決
することが、この発明の解決課題である。
【0005】
【課題を解決するための具体的手段】したがって、この
発明は、種子や植物の発芽、成育に不可欠の水分供給を
円滑に行い、種子を無事に発芽させ、植物を見事に成育
させることができる植物育成鉢を提供し、従来技術にお
ける問題点を解決するものであって、この発明に係る植
物育成鉢は、鉢内に納めた種子または植物に対し、該鉢
に内蔵の貯水部から適度の水分、湿気をほぼ一定の基準
で連続的に供給する機構を備えているものである。
発明は、種子や植物の発芽、成育に不可欠の水分供給を
円滑に行い、種子を無事に発芽させ、植物を見事に成育
させることができる植物育成鉢を提供し、従来技術にお
ける問題点を解決するものであって、この発明に係る植
物育成鉢は、鉢内に納めた種子または植物に対し、該鉢
に内蔵の貯水部から適度の水分、湿気をほぼ一定の基準
で連続的に供給する機構を備えているものである。
【0006】この発明によれば、植物育成鉢は、適度の
水分または湿気を連続的に、かつ、一定の分量で、鉢に
納めた種子、苗、切り枝、切り花、土壌、植物の根へ供
給し、これらの発芽、成長を促進させる機能を備えてい
る。この植物育成鉢は、テーブルや飾り棚などの上に置
いたり、フックなどを用いて部屋の天井から吊り下げる
ことができる。
水分または湿気を連続的に、かつ、一定の分量で、鉢に
納めた種子、苗、切り枝、切り花、土壌、植物の根へ供
給し、これらの発芽、成長を促進させる機能を備えてい
る。この植物育成鉢は、テーブルや飾り棚などの上に置
いたり、フックなどを用いて部屋の天井から吊り下げる
ことができる。
【0007】この発明による植物育成鉢は、外側の鉢、
接続リング、土を入れる内側の鉢、補強リングおよびカ
バーまたはドームとを備えている。発明の一つの実施形
態においては、内側の鉢を支える支持カラーが設けられ
ている。内側の鉢に土を入れ、種子、苗、切り枝または
植物を蒔いたり、植えたりし、外側の鉢に液体を入れ
て、外側の鉢へ内側の鉢を重ねれば、種子、苗、切り枝
または植物が発芽したり、成長するにつれて、外側の鉢
内にある水分が内側の鉢の周面に間隔をおいて多数設け
られた小さな開口を介して内側の鉢の土と種子、苗、切
り枝、植物、植物の根などに吸水されるもので、この吸
水作用は、休みなく、ほぼ一定の状態で営まれる。
接続リング、土を入れる内側の鉢、補強リングおよびカ
バーまたはドームとを備えている。発明の一つの実施形
態においては、内側の鉢を支える支持カラーが設けられ
ている。内側の鉢に土を入れ、種子、苗、切り枝または
植物を蒔いたり、植えたりし、外側の鉢に液体を入れ
て、外側の鉢へ内側の鉢を重ねれば、種子、苗、切り枝
または植物が発芽したり、成長するにつれて、外側の鉢
内にある水分が内側の鉢の周面に間隔をおいて多数設け
られた小さな開口を介して内側の鉢の土と種子、苗、切
り枝、植物、植物の根などに吸水されるもので、この吸
水作用は、休みなく、ほぼ一定の状態で営まれる。
【0008】このように、この発明によれば、前記鉢の
土に蒔かれたり、植えられたり種子、苗、植物などへの
水分の供給が円滑に行える植物育成鉢が提供される。
土に蒔かれたり、植えられたり種子、苗、植物などへの
水分の供給が円滑に行える植物育成鉢が提供される。
【0009】さらに、この発明によれば、前記水分の供
給は、連続的かつ一定の量で行われる植物育成鉢が提供
される。
給は、連続的かつ一定の量で行われる植物育成鉢が提供
される。
【0010】さらにまた、この発明によれば、種子、
苗、切り枝の発芽を促し、植物を成長させることができ
る構造が簡単で、製造価格も安く、手軽に家庭内などで
使用できる植物育成鉢が提供される。
苗、切り枝の発芽を促し、植物を成長させることができ
る構造が簡単で、製造価格も安く、手軽に家庭内などで
使用できる植物育成鉢が提供される。
【0011】この発明の前記目的ならびに他の目的、利
点、特長は、添付の図面を参照しての以下記載の実施形
態により、さらによく理解されるものである。
点、特長は、添付の図面を参照しての以下記載の実施形
態により、さらによく理解されるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図2に示すように、符号10は、
この発明の植物育成鉢を示す。図1と図2とにおいて
は、植物育成鉢10は、外側の鉢12、接続リング3
6、内側の鉢52、支持カラー68、補強リング24及
びカバーまたはドーム20を備えている。外側の鉢12
は、閉止した底部16を備えた鉢本体14;その上面の
開口部18;下面の開口部22と頂部の開口部23およ
び補強リング24を備えているカバーまたはドーム20
を含んでいる。図8に最もよく示されているように、補
強リング24は、中央開口部26、第1の環状肩部2
7、第2の環状肩部29、環状の外側溝28および上位
のテーパー部30を備えている。補強リング24は、カ
バーまたはドーム20の下面の開口部22に嵌合される
か、または、通常の接着剤により接合される。図1に示
すように、孔34が中央にあけられたリング状のキャッ
プ32がカバーまたはドーム20の頂部の開口部23に
螺合または接着される。接続リング36により外側の鉢
の鉢本体14とカバーまたはドーム20とが図1、6、
7に示されているように接続される。接続リング36に
は、中央開口部38、内側環状肩部39、上位環状部4
0、外側環状溝46の上位壁の一部である肩部47、外
側環状溝46を有する下位環状部44および内側環状棚
部48が設けられている。符号42は、手掛けハンドル
を示し、これらハンドル42には、孔43が貫通してい
るが、これについては後記する。
この発明の植物育成鉢を示す。図1と図2とにおいて
は、植物育成鉢10は、外側の鉢12、接続リング3
6、内側の鉢52、支持カラー68、補強リング24及
びカバーまたはドーム20を備えている。外側の鉢12
は、閉止した底部16を備えた鉢本体14;その上面の
開口部18;下面の開口部22と頂部の開口部23およ
び補強リング24を備えているカバーまたはドーム20
を含んでいる。図8に最もよく示されているように、補
強リング24は、中央開口部26、第1の環状肩部2
7、第2の環状肩部29、環状の外側溝28および上位
のテーパー部30を備えている。補強リング24は、カ
バーまたはドーム20の下面の開口部22に嵌合される
か、または、通常の接着剤により接合される。図1に示
すように、孔34が中央にあけられたリング状のキャッ
プ32がカバーまたはドーム20の頂部の開口部23に
螺合または接着される。接続リング36により外側の鉢
の鉢本体14とカバーまたはドーム20とが図1、6、
7に示されているように接続される。接続リング36に
は、中央開口部38、内側環状肩部39、上位環状部4
0、外側環状溝46の上位壁の一部である肩部47、外
側環状溝46を有する下位環状部44および内側環状棚
部48が設けられている。符号42は、手掛けハンドル
を示し、これらハンドル42には、孔43が貫通してい
るが、これについては後記する。
【0013】図1と図4に示すように、内側の鉢52の
下位部分54と中間部分58それぞれには、比較的小さ
な孔56、60が複数個設けてあり、上位部分62の上
面は、開口部64になっており、下位部分54の底部に
あけた孔56に吸水芯66が挿通されている。図4,5
に示すように、支持カラー68が内側の鉢52を支持す
るために設けられている。支持カラー68には、中央開
口部70、間隔をおいたタブ71、上位の環状突起7
2、さらに図5に示す下位テーパー部76、外側環状溝
78および外側環状隆起部79が設けてある。支持カラ
ー68は、内側の鉢52の上位部分62の開口部64に
嵌合されて、内側の鉢52の一部を構成する。
下位部分54と中間部分58それぞれには、比較的小さ
な孔56、60が複数個設けてあり、上位部分62の上
面は、開口部64になっており、下位部分54の底部に
あけた孔56に吸水芯66が挿通されている。図4,5
に示すように、支持カラー68が内側の鉢52を支持す
るために設けられている。支持カラー68には、中央開
口部70、間隔をおいたタブ71、上位の環状突起7
2、さらに図5に示す下位テーパー部76、外側環状溝
78および外側環状隆起部79が設けてある。支持カラ
ー68は、内側の鉢52の上位部分62の開口部64に
嵌合されて、内側の鉢52の一部を構成する。
【0014】図2,3に示すように、内側の鉢52は、
植物82を植える栽培用の土80を入れるもので、外側
の鉢の鉢本体14に水84(発芽促進剤、植物成長剤な
どがプレミックスされた溶液を含む)を入れて、植物8
2を育成する。
植物82を植える栽培用の土80を入れるもので、外側
の鉢の鉢本体14に水84(発芽促進剤、植物成長剤な
どがプレミックスされた溶液を含む)を入れて、植物8
2を育成する。
【0015】図2に示すように、外側の鉢12は、内側
の鉢52よりも大径のものであって、両者の間に水、湿
気を保つスペースが介在し、内側の鉢52の孔56,6
0を介して、内側の鉢に植えられた植物の根の部分が前
記スペースへ張り出るようになっている。内側の鉢52
に設けた多数の孔56,60から外側へ張り出た前記根
の太り、成長により、前記孔は、適度にしまり、内側の
鉢の土へ水分が絶えず浸透してゆきながら、浸透する水
分は、低めに抑えられる。さらに吸水芯66により、外
側の鉢12から水分が吸い上げられて、内側の鉢52内
の土80および/または植物の根へ水分を供給するが、
該吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、不可欠な
ものではない。
の鉢52よりも大径のものであって、両者の間に水、湿
気を保つスペースが介在し、内側の鉢52の孔56,6
0を介して、内側の鉢に植えられた植物の根の部分が前
記スペースへ張り出るようになっている。内側の鉢52
に設けた多数の孔56,60から外側へ張り出た前記根
の太り、成長により、前記孔は、適度にしまり、内側の
鉢の土へ水分が絶えず浸透してゆきながら、浸透する水
分は、低めに抑えられる。さらに吸水芯66により、外
側の鉢12から水分が吸い上げられて、内側の鉢52内
の土80および/または植物の根へ水分を供給するが、
該吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、不可欠な
ものではない。
【0016】この発明の植物育成鉢10を組み立てるに
は、図2に示すように、まず最初に外側の鉢12に水ま
たは発芽促進剤、植物成長剤などをプレミックスした溶
液を入れる。この水の水位は、内側の鉢52の孔56の
部分が水没する程度でよい。ついで接続リング36を外
側の鉢12の鉢本体14の開口部18へ嵌合し、接続リ
ング36の外側環状隆起部44を前記開口部18に隣接
の外側の鉢12の鉢本体14の内側壁にぴったり係合さ
せ、接続リング36の肩部47を前記開口部18の縁部
に合わせる。ついで、支持カラー68を内側の鉢52の
上部の開口部64へ嵌合し、支持カラー68の環状隆起
部79を前記開口部64に隣接の内側の鉢52の内壁に
水密状に係合させる。このようにした後、土80と種
子、苗または切り枝などを入れた内側の鉢52を外側の
鉢12に取り付けた接続リング36へ落とし込めば、支
持カラー68の上位環状突起72が接続リング36の内
側環状棚部48に係合し、内側の鉢52は、外側の鉢1
2の内部に吊り下げられた状態になって、内側の鉢52
の下位の孔56の部分は、外側の鉢12の鉢本体14に
入っている水またはプレミックスされた前記溶液中に水
没する。ついで、補強リング24が開口部22を介して
嵌合され、キャップ32が取付られたカバーまたはドー
ム20を接続リング36に被着すれば、カバーまたはド
ーム20の下位部分(開口部22に嵌合している補強リ
ング24に近接している)が接続リング36の内側環状
肩部39に当接し、内側の鉢52を覆う。このようにし
て、植物育成鉢は、組み立てられ、種子の発芽、植物の
成育が行われるが、植物育成鉢使用中に水または前記溶
液の補給が必要になった場合は、前記カバーまたはドー
ムのキャップ32にあけた孔34から内側の鉢へ補給し
たり、または、該カバーまたはドームを外して補給する
ことができる。
は、図2に示すように、まず最初に外側の鉢12に水ま
たは発芽促進剤、植物成長剤などをプレミックスした溶
液を入れる。この水の水位は、内側の鉢52の孔56の
部分が水没する程度でよい。ついで接続リング36を外
側の鉢12の鉢本体14の開口部18へ嵌合し、接続リ
ング36の外側環状隆起部44を前記開口部18に隣接
の外側の鉢12の鉢本体14の内側壁にぴったり係合さ
せ、接続リング36の肩部47を前記開口部18の縁部
に合わせる。ついで、支持カラー68を内側の鉢52の
上部の開口部64へ嵌合し、支持カラー68の環状隆起
部79を前記開口部64に隣接の内側の鉢52の内壁に
水密状に係合させる。このようにした後、土80と種
子、苗または切り枝などを入れた内側の鉢52を外側の
鉢12に取り付けた接続リング36へ落とし込めば、支
持カラー68の上位環状突起72が接続リング36の内
側環状棚部48に係合し、内側の鉢52は、外側の鉢1
2の内部に吊り下げられた状態になって、内側の鉢52
の下位の孔56の部分は、外側の鉢12の鉢本体14に
入っている水またはプレミックスされた前記溶液中に水
没する。ついで、補強リング24が開口部22を介して
嵌合され、キャップ32が取付られたカバーまたはドー
ム20を接続リング36に被着すれば、カバーまたはド
ーム20の下位部分(開口部22に嵌合している補強リ
ング24に近接している)が接続リング36の内側環状
肩部39に当接し、内側の鉢52を覆う。このようにし
て、植物育成鉢は、組み立てられ、種子の発芽、植物の
成育が行われるが、植物育成鉢使用中に水または前記溶
液の補給が必要になった場合は、前記カバーまたはドー
ムのキャップ32にあけた孔34から内側の鉢へ補給し
たり、または、該カバーまたはドームを外して補給する
ことができる。
【0017】支持カラー68の上位環状突起72を接続
リング36の前記環状棚部48に係合し、さらに、カバ
ーまたはドーム20の下位部分(開口部22に隣接)を
接続リング36の前記環状肩部39に係合することで、
植物育成鉢10は、密封されるが、前記キャップ32の
孔34が内部への通気口になる。なお、内側の鉢52と
外側の鉢12との間のスペースには、常に空気が存在す
るものであるが、必要に応じて、前記孔34に栓をし
て、ふさぐこともできる。
リング36の前記環状棚部48に係合し、さらに、カバ
ーまたはドーム20の下位部分(開口部22に隣接)を
接続リング36の前記環状肩部39に係合することで、
植物育成鉢10は、密封されるが、前記キャップ32の
孔34が内部への通気口になる。なお、内側の鉢52と
外側の鉢12との間のスペースには、常に空気が存在す
るものであるが、必要に応じて、前記孔34に栓をし
て、ふさぐこともできる。
【0018】図9から図12には、この発明の第2の実
施の形態が図示されている。なお、前記実施形態と同一
の部分には、同じ符号を付す。図9〜図12に示した実
施形態は、支持カラーと接続リングを一つの部材にした
点で、図1〜図8に示した実施形態と異なるもので、以
下、この部材を接続リング90とする。第2の実施形態
においては、図1〜図8の実施形態の支持カラー68
は、除かれ、さらに、図1〜図8の実施形態の接続リン
グ36の棚部48も除かれている。図9〜図12に示し
た実施形態では、図示されてはいないが、前記第1の実
施の形態におけると同様に、カバーまたはドーム20、
補強リング24およびキャップ32を備えているもので
ある。
施の形態が図示されている。なお、前記実施形態と同一
の部分には、同じ符号を付す。図9〜図12に示した実
施形態は、支持カラーと接続リングを一つの部材にした
点で、図1〜図8に示した実施形態と異なるもので、以
下、この部材を接続リング90とする。第2の実施形態
においては、図1〜図8の実施形態の支持カラー68
は、除かれ、さらに、図1〜図8の実施形態の接続リン
グ36の棚部48も除かれている。図9〜図12に示し
た実施形態では、図示されてはいないが、前記第1の実
施の形態におけると同様に、カバーまたはドーム20、
補強リング24およびキャップ32を備えているもので
ある。
【0019】図9〜図12に示す第2の実施の形態にお
いては、植物育成鉢は、外側の鉢12、接続リング9
0、内側の鉢52、補強リング24及びカバーまたはド
ーム20を備えている。外側の鉢12は、底部が閉止さ
れている鉢本体14、頂面の開口部18を備え、外側の
鉢の一部を構成するカバーまたはドーム20は、底面の
開口部22、頂面の開口部23および補強リング24を
含む。接続リング90が鉢本体14と前記カバーまたは
ドーム20とを接続し、さらに、内側の鉢52を支持す
る。図11と図12に示すように、接続リング90は、
中央開口部38、内側環状肩部39、上位環状部40、
この環状部に取り付けられた一対のハンドル42、外側
環状溝46の上位壁の一部をなす肩部47および外側環
状溝46をもつ下位環状部44を備えている。各ハンド
ル42には、後記する目的で孔43があけられている。
いては、植物育成鉢は、外側の鉢12、接続リング9
0、内側の鉢52、補強リング24及びカバーまたはド
ーム20を備えている。外側の鉢12は、底部が閉止さ
れている鉢本体14、頂面の開口部18を備え、外側の
鉢の一部を構成するカバーまたはドーム20は、底面の
開口部22、頂面の開口部23および補強リング24を
含む。接続リング90が鉢本体14と前記カバーまたは
ドーム20とを接続し、さらに、内側の鉢52を支持す
る。図11と図12に示すように、接続リング90は、
中央開口部38、内側環状肩部39、上位環状部40、
この環状部に取り付けられた一対のハンドル42、外側
環状溝46の上位壁の一部をなす肩部47および外側環
状溝46をもつ下位環状部44を備えている。各ハンド
ル42には、後記する目的で孔43があけられている。
【0020】図9に示すように、内側の鉢52は、比較
的小さな孔56を複数個あけた下位部分54、比較的小
さな孔60を複数個あけた中間部分58、頂面の開口部
64を有する上位部分62を備え、下位部分54に開け
た孔56に吸水芯66が挿通されている。接続リング9
0は、内側の鉢52の上位部分62の開口部64に嵌合
される。
的小さな孔56を複数個あけた下位部分54、比較的小
さな孔60を複数個あけた中間部分58、頂面の開口部
64を有する上位部分62を備え、下位部分54に開け
た孔56に吸水芯66が挿通されている。接続リング9
0は、内側の鉢52の上位部分62の開口部64に嵌合
される。
【0021】図10に示すように、外側の鉢12は、内
側の鉢52よりも大径であって、両者の間に水、湿気を
保つスペースが介在し、内側の鉢52の孔56,60を
介して、内側の鉢に植えられた植物の根の部分が前記ス
ペースへ張り出るようになっている。内側の鉢52に設
けた多数の孔56,60から外側へ張り出た前記根の太
り、成長により、前記孔は、適度にしまり、内側の鉢の
土へ水分が絶えず浸透してゆきながら、浸透する水分
は、低めに抑えられる。さらに吸水芯66により、外側
の鉢12から水分が吸い上げられて、内側の鉢52内の
土80および/または植物の根へ水分を供給するが、該
吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、不可欠なも
のではない。
側の鉢52よりも大径であって、両者の間に水、湿気を
保つスペースが介在し、内側の鉢52の孔56,60を
介して、内側の鉢に植えられた植物の根の部分が前記ス
ペースへ張り出るようになっている。内側の鉢52に設
けた多数の孔56,60から外側へ張り出た前記根の太
り、成長により、前記孔は、適度にしまり、内側の鉢の
土へ水分が絶えず浸透してゆきながら、浸透する水分
は、低めに抑えられる。さらに吸水芯66により、外側
の鉢12から水分が吸い上げられて、内側の鉢52内の
土80および/または植物の根へ水分を供給するが、該
吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、不可欠なも
のではない。
【0022】第2の実施形態の植物育成鉢を図10の状
態に組み立てるには、まず最初に外側の鉢12に水また
は発芽促進剤、植物成長剤などをプレミックスした溶液
を入れる。この水の水位は、内側の鉢52の孔56の部
分が水没する程度でよい。ついで接続リング90を内側
の鉢52の開口部64へ嵌合するが、この内側の鉢に
は、土80が入れてあり、さらに種子、苗、切り枝など
の植物が蒔かれていたり、植えられたりしている。そし
て嵌合によって、接続リング90の環状隆起部44が前
記開口部64に隣接の内側の鉢52の内側壁にぴったり
係合し、接続リング90が内側の鉢52に固定される。
ついで、接続リング90と内側の鉢52とを外側の鉢1
2の鉢本体14の開口部18に落とし込めば、接続リン
グ90の肩部47が開口部18を囲む外側の鉢12の鉢
本体14の内壁に水密状に係合し、内側の鉢52は、外
側の鉢12の内部に吊り下げられた状態になって、内側
の鉢52の下位の孔56、60の部分は、外側の鉢12
の鉢本体14に入っている水またはプレミックスされた
前記溶液中に水没する。ついで、補強リング24が開口
部22を介して嵌合され、キャップ32が取付られたカ
バーまたはドーム20を接続リング90の開口部38に
被着すれば、カバーまたはドーム20の下位部分(開口
部22に嵌合している補強リング24に近接している)
が接続リング90の内側環状肩部39に当接し、内側の
鉢52を覆う。このようにして、植物育成鉢は、組み立
てられ、種子の発芽、植物の成育が行われるが、植物育
成鉢使用中に水または前記溶液の補給が必要になった場
合は、前記カバーまたはドームのキャップ32にあけた
孔34から内側の鉢へ補給できる。
態に組み立てるには、まず最初に外側の鉢12に水また
は発芽促進剤、植物成長剤などをプレミックスした溶液
を入れる。この水の水位は、内側の鉢52の孔56の部
分が水没する程度でよい。ついで接続リング90を内側
の鉢52の開口部64へ嵌合するが、この内側の鉢に
は、土80が入れてあり、さらに種子、苗、切り枝など
の植物が蒔かれていたり、植えられたりしている。そし
て嵌合によって、接続リング90の環状隆起部44が前
記開口部64に隣接の内側の鉢52の内側壁にぴったり
係合し、接続リング90が内側の鉢52に固定される。
ついで、接続リング90と内側の鉢52とを外側の鉢1
2の鉢本体14の開口部18に落とし込めば、接続リン
グ90の肩部47が開口部18を囲む外側の鉢12の鉢
本体14の内壁に水密状に係合し、内側の鉢52は、外
側の鉢12の内部に吊り下げられた状態になって、内側
の鉢52の下位の孔56、60の部分は、外側の鉢12
の鉢本体14に入っている水またはプレミックスされた
前記溶液中に水没する。ついで、補強リング24が開口
部22を介して嵌合され、キャップ32が取付られたカ
バーまたはドーム20を接続リング90の開口部38に
被着すれば、カバーまたはドーム20の下位部分(開口
部22に嵌合している補強リング24に近接している)
が接続リング90の内側環状肩部39に当接し、内側の
鉢52を覆う。このようにして、植物育成鉢は、組み立
てられ、種子の発芽、植物の成育が行われるが、植物育
成鉢使用中に水または前記溶液の補給が必要になった場
合は、前記カバーまたはドームのキャップ32にあけた
孔34から内側の鉢へ補給できる。
【0023】前記植物育成鉢10は、一つ、または、複
数をテーブル、飾り棚、棚板、窓の下枠などのフラット
な台上に置いたり、ラックに配置したり、屋内やポー
チ、テラスなどの屋外に吊るすことができ、このように
吊るす場合には、前記接続リング36のハンドル42に
あけた孔43に吊り紐などを通して吊り下げればよい。
そして、育成している植物が成長したときは、前記カバ
ーまたはドームを取り外す。
数をテーブル、飾り棚、棚板、窓の下枠などのフラット
な台上に置いたり、ラックに配置したり、屋内やポー
チ、テラスなどの屋外に吊るすことができ、このように
吊るす場合には、前記接続リング36のハンドル42に
あけた孔43に吊り紐などを通して吊り下げればよい。
そして、育成している植物が成長したときは、前記カバ
ーまたはドームを取り外す。
【0024】図13と図14は、この発明の植物育成鉢
110の第3の実施の形態を示すものである。この第3
の実施形態の植物育成鉢110は、第1の実施形態の植
物育成鉢10(第1図から第8図)および第2の実施形
態の植物育成鉢10(第9図から第12図)と、外側の
鉢12、内側の鉢52の構造の点、さらには、接続リン
グ(第1の実施形態では接続リング36、第2の実施形
態では接続リング90)を除いた点で相違している。第
3の実施形態のこれらの違いについては、以下に述べ
る。
110の第3の実施の形態を示すものである。この第3
の実施形態の植物育成鉢110は、第1の実施形態の植
物育成鉢10(第1図から第8図)および第2の実施形
態の植物育成鉢10(第9図から第12図)と、外側の
鉢12、内側の鉢52の構造の点、さらには、接続リン
グ(第1の実施形態では接続リング36、第2の実施形
態では接続リング90)を除いた点で相違している。第
3の実施形態のこれらの違いについては、以下に述べ
る。
【0025】第3の実施形態の植物育成鉢110は、外
側の鉢112、内側の鉢124およびカバーまたはドー
ム140を備えている。外側の鉢112は、閉止された
底部114をもつ鉢本体113、側壁118、上面の開
口部116、上部リム120および内側へ張り出た肩部
または棚部122を備えている。内側の鉢124の下位
部分126、中間部分130、上位部分134それぞれ
には、比較的小さな孔128、132、136が複数あ
けられている。そして、内側の鉢124の上位部分13
4には、外側へ張り出したリング138が形成してあ
る。図13に示すように、第3の実施形態の植物育成鉢
110にもカバーまたはドーム140が用いられるもの
で、このカバーまたはドームによって、種子や植物14
2の発芽、成育を促進するようになっている。図14に
示すように、内側の鉢124には、種子を発芽させ、植
物142を成育させるために土144が入れられる。水
またはプレミックス溶液146を外側の鉢112の鉢本
体113に入れ、土144に蒔いた種子の発芽、植えた
植物142の成育に備える。
側の鉢112、内側の鉢124およびカバーまたはドー
ム140を備えている。外側の鉢112は、閉止された
底部114をもつ鉢本体113、側壁118、上面の開
口部116、上部リム120および内側へ張り出た肩部
または棚部122を備えている。内側の鉢124の下位
部分126、中間部分130、上位部分134それぞれ
には、比較的小さな孔128、132、136が複数あ
けられている。そして、内側の鉢124の上位部分13
4には、外側へ張り出したリング138が形成してあ
る。図13に示すように、第3の実施形態の植物育成鉢
110にもカバーまたはドーム140が用いられるもの
で、このカバーまたはドームによって、種子や植物14
2の発芽、成育を促進するようになっている。図14に
示すように、内側の鉢124には、種子を発芽させ、植
物142を成育させるために土144が入れられる。水
またはプレミックス溶液146を外側の鉢112の鉢本
体113に入れ、土144に蒔いた種子の発芽、植えた
植物142の成育に備える。
【0026】図14に示すように、外側の鉢112は、
内側の鉢124よりも大径であって、両者の間に水、湿
気を保つスペースが介在し、内側の鉢124の孔12
8,132を介して、内側の鉢に植えられた植物142
の根の部分が前記スペースへ張り出るようになってい
る。内側の鉢124に設けた多数の孔128,132か
ら外側へ張り出た前記根の太り、成長により、前記孔
は、適度にしまり、内側の鉢の土へ水分が絶えず浸透し
てゆきながら、浸透する水分は、低めに抑えられる。さ
らに第1、第2の実施形態に示した吸水芯により、外側
の鉢112から水分が吸い上げられて、内側の鉢124
内の土144及び/または植物へ水分を供給するが、該
吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、不可欠なも
のではない。
内側の鉢124よりも大径であって、両者の間に水、湿
気を保つスペースが介在し、内側の鉢124の孔12
8,132を介して、内側の鉢に植えられた植物142
の根の部分が前記スペースへ張り出るようになってい
る。内側の鉢124に設けた多数の孔128,132か
ら外側へ張り出た前記根の太り、成長により、前記孔
は、適度にしまり、内側の鉢の土へ水分が絶えず浸透し
てゆきながら、浸透する水分は、低めに抑えられる。さ
らに第1、第2の実施形態に示した吸水芯により、外側
の鉢112から水分が吸い上げられて、内側の鉢124
内の土144及び/または植物へ水分を供給するが、該
吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、不可欠なも
のではない。
【0027】第3の実施形態の植物育成鉢を図13の状
態から図14の状態へ組み立てるには、まず最初に外側
の鉢112に水または発芽促進剤、植物成長剤などをプ
レミックスした溶液146を入れる。この水の水位は、
内側の鉢124の下位部分126の孔128、そして、
必要に応じ、中間部分130の孔132が水没する程度
でよい。ついで土144が入れてあり、さらに種子、
苗、切り枝などの植物が蒔かれていたり、植えられたり
している内側の鉢124を外側の鉢112の開口部11
6へ落とし込む。この落とし込みによって、内側の鉢1
24の前記リング138が外側の鉢112の前記肩部ま
たは棚部122に係合し、内側の鉢124は、外側の鉢
112の内部に吊り下げられた状態になって、内側の鉢
124の孔128、さらには孔132は、外側の鉢11
2の鉢本体113に入っている水またはプレミックス溶
液144中に水没する。ついで、カバーまたはドーム1
40を内側の鉢124の環状リング138にのせ、内側
の鉢124を覆う。このようにして、植物育成鉢は、組
み立てられ、種子の発芽、植物の成育が行われるが、植
物育成鉢使用時に水または前記溶液の補給が必要になっ
た場合は、前記カバーまたはドームを外して、内側の鉢
124へ直接補給するか、または、内側の鉢を外して、
外側の鉢112へ補給する。
態から図14の状態へ組み立てるには、まず最初に外側
の鉢112に水または発芽促進剤、植物成長剤などをプ
レミックスした溶液146を入れる。この水の水位は、
内側の鉢124の下位部分126の孔128、そして、
必要に応じ、中間部分130の孔132が水没する程度
でよい。ついで土144が入れてあり、さらに種子、
苗、切り枝などの植物が蒔かれていたり、植えられたり
している内側の鉢124を外側の鉢112の開口部11
6へ落とし込む。この落とし込みによって、内側の鉢1
24の前記リング138が外側の鉢112の前記肩部ま
たは棚部122に係合し、内側の鉢124は、外側の鉢
112の内部に吊り下げられた状態になって、内側の鉢
124の孔128、さらには孔132は、外側の鉢11
2の鉢本体113に入っている水またはプレミックス溶
液144中に水没する。ついで、カバーまたはドーム1
40を内側の鉢124の環状リング138にのせ、内側
の鉢124を覆う。このようにして、植物育成鉢は、組
み立てられ、種子の発芽、植物の成育が行われるが、植
物育成鉢使用時に水または前記溶液の補給が必要になっ
た場合は、前記カバーまたはドームを外して、内側の鉢
124へ直接補給するか、または、内側の鉢を外して、
外側の鉢112へ補給する。
【0028】前記植物育成鉢10は、一つ、または、複
数をテーブル、飾り棚、棚板、窓の下枠などのフラット
な台上に置いたり、ラックに配置したり、屋内やポー
チ、テラスなどの屋外に吊るすことができ、このように
吊るす場合には、前記接続リング36のハンドル42に
あけた孔43に吊り紐などを通して吊り下げればよい。
そして、育成している植物が成長したときは、前記カバ
ーまたはドーム140を取り外す。
数をテーブル、飾り棚、棚板、窓の下枠などのフラット
な台上に置いたり、ラックに配置したり、屋内やポー
チ、テラスなどの屋外に吊るすことができ、このように
吊るす場合には、前記接続リング36のハンドル42に
あけた孔43に吊り紐などを通して吊り下げればよい。
そして、育成している植物が成長したときは、前記カバ
ーまたはドーム140を取り外す。
【0029】第15図と第16図は、この発明の植物育
成鉢の第4の実施の形態を示す。第4の実施形態の植物
育成鉢210は、第3の実施形態の植物育成鉢110
(第13図、第14図)のものとよく似ており、第1の
実施形態の植物育成鉢10(第1図から第8図)および
第2実施形態の植物育成鉢10(第9図から第12図)
とは、外側の鉢12、内側の鉢52の構造の点、さらに
は、接続リング(第1の実施形態では接続リング36、
第2の実施形態では接続リング90)を除いた点で相違
している。第4の実施形態のこれらの違いについては、
以下に述べる。
成鉢の第4の実施の形態を示す。第4の実施形態の植物
育成鉢210は、第3の実施形態の植物育成鉢110
(第13図、第14図)のものとよく似ており、第1の
実施形態の植物育成鉢10(第1図から第8図)および
第2実施形態の植物育成鉢10(第9図から第12図)
とは、外側の鉢12、内側の鉢52の構造の点、さらに
は、接続リング(第1の実施形態では接続リング36、
第2の実施形態では接続リング90)を除いた点で相違
している。第4の実施形態のこれらの違いについては、
以下に述べる。
【0030】第4の実施形態の植物育成鉢210は、外
側の鉢212と内側の鉢224を備え、さらには、第3
の実施形態のカバーまたはドーム140に類似したカバ
ーまたはドームをを備えることもできる。外側の鉢21
2は、閉止された底部214をもつ鉢本体213、側壁
218、上面の開口部216、上部リム220を備えて
いる。内側の鉢224の下位部分226、中間部分23
0、上位部分234それぞれには、比較的小さな孔22
8、232、236が複数あけられている。そして、内
側の鉢224の上位部分234には、外側へ張り出した
リング238が形成してある。第4の実施形態の植物育
成鉢210にも第3の実施形態のカバーまたはドーム1
40を用いることができるもので、このカバーまたはド
ームによって、種子や植物242の発芽、成育を促進す
るようになっている。図16に示すように、内側の鉢2
24には、種子を発芽させ、植物242を成育させるた
めに土244が入れられる。水またはプレミックス溶液
246を外側の鉢212の鉢本体213に入れ、土24
4に蒔いた種子の発芽、植えた植物142の成育に備え
る。
側の鉢212と内側の鉢224を備え、さらには、第3
の実施形態のカバーまたはドーム140に類似したカバ
ーまたはドームをを備えることもできる。外側の鉢21
2は、閉止された底部214をもつ鉢本体213、側壁
218、上面の開口部216、上部リム220を備えて
いる。内側の鉢224の下位部分226、中間部分23
0、上位部分234それぞれには、比較的小さな孔22
8、232、236が複数あけられている。そして、内
側の鉢224の上位部分234には、外側へ張り出した
リング238が形成してある。第4の実施形態の植物育
成鉢210にも第3の実施形態のカバーまたはドーム1
40を用いることができるもので、このカバーまたはド
ームによって、種子や植物242の発芽、成育を促進す
るようになっている。図16に示すように、内側の鉢2
24には、種子を発芽させ、植物242を成育させるた
めに土244が入れられる。水またはプレミックス溶液
246を外側の鉢212の鉢本体213に入れ、土24
4に蒔いた種子の発芽、植えた植物142の成育に備え
る。
【0031】図16に示すように、外側の鉢212は、
内側の鉢124よりも大径であって、両者の間に水、湿
気を保つスペースが介在し、内側の鉢224の孔22
8,232を介して、内側の鉢に植えられた植物242
の根の部分が前記スペースへ張り出るようになってい
る。内側の鉢224に設けた多数の孔228,232か
ら外側へ張り出た前記根の太り、成長により、前記孔
は、適度にしまり、内側の鉢の土へ水分が絶えず浸透し
てゆきながら、浸透する水分は、低めに抑えられる。さ
らに第1、第2の実施形態に示した吸水芯により、外側
の鉢212から水分が吸い上げられて、内側の鉢224
内の土244及び/または植物242の根へ水分を供給
するが、該吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、
不可欠なものではない。
内側の鉢124よりも大径であって、両者の間に水、湿
気を保つスペースが介在し、内側の鉢224の孔22
8,232を介して、内側の鉢に植えられた植物242
の根の部分が前記スペースへ張り出るようになってい
る。内側の鉢224に設けた多数の孔228,232か
ら外側へ張り出た前記根の太り、成長により、前記孔
は、適度にしまり、内側の鉢の土へ水分が絶えず浸透し
てゆきながら、浸透する水分は、低めに抑えられる。さ
らに第1、第2の実施形態に示した吸水芯により、外側
の鉢212から水分が吸い上げられて、内側の鉢224
内の土244及び/または植物242の根へ水分を供給
するが、該吸水芯は、補助的な水供給の手段であって、
不可欠なものではない。
【0032】第4の実施形態の植物育成鉢を図15の状
態から図16の状態へ組み立てるには、まず最初に外側
の鉢212に水または発芽促進剤、植物成長剤などをプ
レミックスした溶液246を入れる。この水の水位は、
内側の鉢224の下位部分226の孔128、そして、
必要に応じ、中間部分230の孔232が水没する程度
でよい。ついで土244が入れてあり、さらに種子、
苗、切り枝などの植物が蒔かれていたり、植えられたり
している内側の鉢224を外側の鉢212の開口部21
6へ落とし込む。この落とし込みによって、内側の鉢2
24の前記リング238が外側の鉢212の前記リム2
20に係合し、内側の鉢224は、外側の鉢212の内
部に吊り下げられた状態になって、内側の鉢224の孔
228、さらには孔232は、外側の鉢212の鉢本体
213に入っている水またはプレミックス溶液244中
に水没する。ついで、第3の実施形態で示したようなカ
バーまたはドーム140を使用する場合には、これを内
側の鉢224のL形状リング238の棚部239にの
せ、内側の鉢224を覆う。このようにして、植物育成
鉢は、組み立てられ、種子の発芽、植物の成育が行われ
るが、植物育成鉢使用時に水または前記溶液の補給が必
要になった場合は、前記カバーまたはドームを外して、
内側の鉢124へ直接補給するか、または、内側の鉢を
外して、外側の鉢212へ補給する。
態から図16の状態へ組み立てるには、まず最初に外側
の鉢212に水または発芽促進剤、植物成長剤などをプ
レミックスした溶液246を入れる。この水の水位は、
内側の鉢224の下位部分226の孔128、そして、
必要に応じ、中間部分230の孔232が水没する程度
でよい。ついで土244が入れてあり、さらに種子、
苗、切り枝などの植物が蒔かれていたり、植えられたり
している内側の鉢224を外側の鉢212の開口部21
6へ落とし込む。この落とし込みによって、内側の鉢2
24の前記リング238が外側の鉢212の前記リム2
20に係合し、内側の鉢224は、外側の鉢212の内
部に吊り下げられた状態になって、内側の鉢224の孔
228、さらには孔232は、外側の鉢212の鉢本体
213に入っている水またはプレミックス溶液244中
に水没する。ついで、第3の実施形態で示したようなカ
バーまたはドーム140を使用する場合には、これを内
側の鉢224のL形状リング238の棚部239にの
せ、内側の鉢224を覆う。このようにして、植物育成
鉢は、組み立てられ、種子の発芽、植物の成育が行われ
るが、植物育成鉢使用時に水または前記溶液の補給が必
要になった場合は、前記カバーまたはドームを外して、
内側の鉢124へ直接補給するか、または、内側の鉢を
外して、外側の鉢212へ補給する。
【0033】前記植物育成鉢210は、一つ、または、
複数をテーブル、飾り棚、棚板、窓の下枠などのフラッ
トな台上に置いたり、ラックに配置したりして使用でき
る。育成している植物が成長したときは、前記カバーま
たはドーム140を取り外す。
複数をテーブル、飾り棚、棚板、窓の下枠などのフラッ
トな台上に置いたり、ラックに配置したりして使用でき
る。育成している植物が成長したときは、前記カバーま
たはドーム140を取り外す。
【0034】この発明の前記した各実施形態における植
物育成鉢10,110,210は、金属やプラスチック
スなどの種々の素材で作ることができる。鉢本体14,
113,213、さらには、カバーまたはドームが含ま
れる外側の鉢12,112,212に適している成形素
材は、クリアーで、透明なプラスチックスであって、こ
れにより前記鉢内へ光または太陽光が透過される。例え
ば、グリーンやブラックに着色された透光性のプラスチ
ックスは、内側の鉢52,124,224の成形素材と
して好ましい。内側の鉢52,124.224における
孔56,60,128,132,136の数ならびにサ
イズは、外側の鉢10,110,210の全体のサイズ
に応じて設定される。前記した内外側の鉢の形状は、円
形、角形、矩形その他の任意の形状であって、植物育成
鉢として体裁がよく、見栄えがする形状であればよい。
第1と第2の実施形態における補強リング24の成形素
材は、プラスチックスでもよければ、アルミニウムのよ
うな軽量の金属でもよい。第1と第2の実施形態におけ
る接続リング36,90、支持カラー68の成形素材
は、アルミニウムのような軽量の金属が好ましいが、適
当なプラスチックスでよい。第1と第2の実施形態にお
ける前記キャッ32の成形素材は、適当なプラスチック
スでよい。第1と第2の実施形態における内側の鉢52
と支持カラー68は、第3と第4の実施形態におけるよ
うに成形素材がプラスチックスであれば、一体構造にす
ることができる。第1と第2の実施形態における外側の
鉢本体14と接続リング36とは、プラスチックスを成
形素材として、一体構造のものに成形できる。
物育成鉢10,110,210は、金属やプラスチック
スなどの種々の素材で作ることができる。鉢本体14,
113,213、さらには、カバーまたはドームが含ま
れる外側の鉢12,112,212に適している成形素
材は、クリアーで、透明なプラスチックスであって、こ
れにより前記鉢内へ光または太陽光が透過される。例え
ば、グリーンやブラックに着色された透光性のプラスチ
ックスは、内側の鉢52,124,224の成形素材と
して好ましい。内側の鉢52,124.224における
孔56,60,128,132,136の数ならびにサ
イズは、外側の鉢10,110,210の全体のサイズ
に応じて設定される。前記した内外側の鉢の形状は、円
形、角形、矩形その他の任意の形状であって、植物育成
鉢として体裁がよく、見栄えがする形状であればよい。
第1と第2の実施形態における補強リング24の成形素
材は、プラスチックスでもよければ、アルミニウムのよ
うな軽量の金属でもよい。第1と第2の実施形態におけ
る接続リング36,90、支持カラー68の成形素材
は、アルミニウムのような軽量の金属が好ましいが、適
当なプラスチックスでよい。第1と第2の実施形態にお
ける前記キャッ32の成形素材は、適当なプラスチック
スでよい。第1と第2の実施形態における内側の鉢52
と支持カラー68は、第3と第4の実施形態におけるよ
うに成形素材がプラスチックスであれば、一体構造にす
ることができる。第1と第2の実施形態における外側の
鉢本体14と接続リング36とは、プラスチックスを成
形素材として、一体構造のものに成形できる。
【0035】以上のような前記実施形態は、この発明を
限定するものではなく、この発明の理解を深めるための
ものであって、この発明の改変形、モディフィケーショ
ンなどは、この発明の範囲ならびに精神を逸脱すること
なく、当業者により極めて容易に行われるものである。
限定するものではなく、この発明の理解を深めるための
ものであって、この発明の改変形、モディフィケーショ
ンなどは、この発明の範囲ならびに精神を逸脱すること
なく、当業者により極めて容易に行われるものである。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
簡単な構造で、しかも製造価格が安く、取り扱いが容易
で、種子、苗、苗木、切り枝などの植物の成育に適した
植物育成鉢が提供される。
簡単な構造で、しかも製造価格が安く、取り扱いが容易
で、種子、苗、苗木、切り枝などの植物の成育に適した
植物育成鉢が提供される。
【図1】 この発明の第1の実施の形態における植物育
成鉢の分解斜視図である。
成鉢の分解斜視図である。
【図2】 前記第1の実施形態における植物育成鉢に
土、植物、水を入れた状態のの一部切断正面図である。
土、植物、水を入れた状態のの一部切断正面図である。
【図3】 図2に示したものからカバーを取り外した状
態の斜視図である。
態の斜視図である。
【図4】 前記第1の実施形態における植物育成鉢の一
部を構成する内側の鉢に、支持カラーまたはスリーブと
吸水芯を取り付けた状態の斜視図である。
部を構成する内側の鉢に、支持カラーまたはスリーブと
吸水芯を取り付けた状態の斜視図である。
【図5】 前記支持カラーまたはスリーブの一部切断正
面図である。
面図である。
【図6】 前記第1の実施形態における植物育成鉢の一
部を構成する接続リングの一部切断正面図である。
部を構成する接続リングの一部切断正面図である。
【図7】 前記接続リングの平面図である。
【図8】 前記第1の実施形態における植物育成鉢の一
部を構成する補強リングの一部切断正面図である。
部を構成する補強リングの一部切断正面図である。
【図9】 第2の実施形態における、カバーまたはドー
ム、補強リングが含まれていない状態の植物育成鉢の分
解斜視図である。
ム、補強リングが含まれていない状態の植物育成鉢の分
解斜視図である。
【図10】 第2の実施形態における、カバーまたはド
ームが外されている状態の植物育成鉢の一部切断正面図
である。
ームが外されている状態の植物育成鉢の一部切断正面図
である。
【図11】 第2の実施形態における接続リングの一部
切断正面図である。
切断正面図である。
【図12】 第2の実施形態における接続リングの平面
図である。
図である。
【図13】 第3の実施形態における植物育成鉢の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図14】 第3の実施形態における植物育成鉢の一部
切断正面図であって、水が入れられ、土に植物が植えら
れていおり、カバーが外されている状態を示すものであ
る。
切断正面図であって、水が入れられ、土に植物が植えら
れていおり、カバーが外されている状態を示すものであ
る。
【図15】 第4の実施形態における植物育成鉢の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図16】 第4の実施形態における植物育成鉢の一部
切断正面図であって、水が入れられ、土に植物が植えら
れていおり、カバーが外されている状態を示すものであ
る。
切断正面図であって、水が入れられ、土に植物が植えら
れていおり、カバーが外されている状態を示すものであ
る。
10 植物育成鉢 12 外側の鉢 14 外側の鉢本体 16 鉢本体の底部 18 上面の開口部 20 カバーまたはドーム 22 カバーまたはドーム下面の開口部 23 頂部の開口部 24 補強リング 26 中央開口部 27 第1の環状肩部 28 環状の外側溝 29 第2の環状肩部 30 上位のテーパー部 32 キャップ 34 孔 36 接続リング 38 接続リングの中央開口部 39 接続リングの内側環状肩部 40 接続リングの上位環状部 42 ハンドル 43 ハンドルの孔 44 接続リングの下位環状部 46 接続リングの外側環状部 47 接続リングの肩部 48 接続リングの内側環状棚部 52 内側の鉢 54 内側の鉢の下位部分 56,60 孔 58 内側の鉢の中間部分 62 上位部分 64 開口部 66 吸水芯 68 支持カラー 70 支持カラーの中央開口部 71 タブ 72 環状突起 76 下位テーパー部 78 側環状溝 79 び外側環状隆起部 80 土 82 植物 84 水 90 接続リング 110 植物育成鉢 112 外側の鉢 113 鉢本体 114 底部 116 上面の開口部 118 側壁 120 上部リム 124 内側の鉢 126 内側の鉢の下位部分 128,132,136 孔 130 中間部分 134 上位部分 138 リング 140 カバーまたはドーム 142 種子や植物 144 土 146 水またはプレミックス溶液 210 植物育成鉢 212 外側の鉢 213 鉢本体 214 底部 216 開口部 218 側壁 220 上部リム 224 内側の鉢 226 下位部分 228,232,236 孔 230 中間部分 234 上位部分 238 リング 242 植物 244 土 246 水または溶液
Claims (24)
- 【請求項1】以下の構成を有する種子、苗を含む植物の
植物育成鉢:内部に液体を保有するために底部が閉止さ
れ、上部が開口している外側の鉢;前記外側の鉢内に空
間を介して納められ、内部に土を保有する内側の鉢であ
って、該鉢の底面と周面に通水のための孔が複数開けら
ていて、前記土に種子、苗、苗木その他の植物を植えて
栽培を行う内側の鉢;前記内側の鉢を前記外側の鉢の内
部に吊り下げ状態で納め、前記外側の鉢に保有された液
体が前記内側の鉢の内部へ浸透するように構成した前記
内側の鉢の支持手段;および前記植物育成鉢の開放され
た上部を覆うカバーまたはドームからなる開閉自由の閉
止手段。 - 【請求項2】前記内側の鉢の支持手段は、前記外側の鉢
と内側の鉢とを接続する接続リングを含む請求項1の植
物育成鉢。 - 【請求項3】前記接続リングは、中央開口部と、この開
口部内にある環状肩部とを含む請求項2の植物育成鉢。 - 【請求項4】前記接続リングは、さらに、上位外側環状
部、下位外側環状部、外側環状溝を含む請求項3の植物
育成鉢。 - 【請求項5】前記カバーは、上位開口部、下位開口部、
この下位開口部を補強する補強リングを備え、下位開口
部と補強リングとが前記接続リングの環状肩部に係合す
る請求項4の植物育成鉢。 - 【請求項6】前記閉止手段には、前記カバーの上位開口
部に被着するキャップが含まれている請求項5の植物育
成鉢。 - 【請求項7】前記内側の鉢を支持する手段には、前記内
側の鉢の前記開口部に装着されるカラーが含まれ、この
カラーは、中央開口部、上位環状突起、環状隆起部およ
び環状溝を備える請求項1の植物育成鉢。 - 【請求項8】前記内側の鉢を支持する手段には、前記外
側の鉢と前記内側の鉢とを連結するリングが含まれる請
求項7の植物育成鉢。 - 【請求項9】前記接続リングには、中央開口部、前記中
央開口部内の環状肩部、前記中央開口部内の環状棚部が
含まれる請求項8の植物育成鉢。 - 【請求項10】前記接続リングには、上位外側環状部、
下位外側環状部、外側環状溝が含まれる請求項9の植物
育成鉢。 - 【請求項11】前記カラーの前記環状突起は、前記接続
リングの前記環状棚部に係合し、前記外側の鉢を密閉
し、水分の蒸発を防ぐ構成になっている請求項10の植
物育成鉢。 - 【請求項12】前記カバーには、上位開口部と、前記下
位開口部に納まる補強リングとが含まれ、前記下位開口
部と前記補強リングとが前記接続リングの前記環状肩部
に係合する請求項11の植物育成鉢。 - 【請求項13】前記植物育成鉢の内外側の鉢を覆う閉止
手段には、前記カバーの上位開口部に被着されるキャッ
プが含まれる請求項12の植物育成鉢。 - 【請求項14】前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有
されている液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透さ
せる通水手段となる少なくとも一つの孔が設けてある請
求項5の植物育成鉢。 - 【請求項15】前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有
されている液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透さ
せる通水手段となる少なくとも一つの孔が設けてあり、
この孔に前記内側の鉢に植えてある植物の根が張り出し
て、前記内側と外側との鉢の間のスペース内に根を張る
構成になっている請求項14の植物育成鉢。 - 【請求項16】前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有
されている液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透さ
せる通水手段となる複数の孔が適宜の配列で設けてある
請求項5の植物育成鉢。 - 【請求項17】前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有
されている液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透さ
せる通水手段となる複数の孔が適宜の配列で設けてあ
り、これらの孔に前記内側の鉢に植えてある植物の根が
張り出して、前記内側と外側との鉢の間のスペース内に
根を張る構成になっている請求項16の植物育成鉢。 - 【請求項18】前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有
されている液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透さ
せる吸水芯が設けてある請求項16の植物育成鉢。 - 【請求項19】前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有
されている液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透さ
せる通水手段となる複数の孔が適宜の配列で設けてあ
り、これらの孔に前記内側の鉢に植えてある植物の根が
張り出して、前記内側と外側との鉢の間のスペース内に
根を張る構成になっている請求項1の植物育成鉢。 - 【請求項20】以下の構成を有する種子、苗を含む植物
の植物育成鉢:内部に液体を保有するために底部が閉止
され、上部が開口している外側の鉢;前記外側の鉢内に
空間を介して納められ、内部に土を保有する内側の鉢で
あって、該鉢の底面と周面に通水のための孔が複数開け
らていて、前記土に種子、苗、苗木その他の植物を植え
て栽培を行う内側の鉢;前記内側の鉢を前記外側の鉢の
内部に吊り下げ状態で納め、前記外側の鉢に保有された
液体が前記内側の鉢の内部へ浸透するように構成した前
記内側の鉢の支持手段であって、この支持手段で支持さ
れた前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有されている
液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透させる通水手
段となる複数の孔が適宜の配列で設けてあり、これらの
孔に前記内側の鉢に植えてある植物の根が張り出して、
前記内側と外側との鉢の間のスペース内に根を張る構成
になっており、前記支持手段は、さらに、前記外側の鉢
と内側の鉢とを接続する接続リングを含み、前記接続リ
ングは、中央開口部と、この開口部内にある環状肩部と
を含み、さらに、上位外側環状部、下位外側環状部、外
側環状溝を含んでいて、前記下位の外側環状部が前記外
側の鉢の前記上位の開口部に位置されるもの。 - 【請求項21】以下の構成を有する種子、苗を含む植物
の植物育成鉢:内部に液体を保有するために底部が閉止
され、上部が開口している外側の鉢;前記外側の鉢内に
空間を介して納められ、内部に土を保有する内側の鉢で
あって、該鉢の底面と周面に通水のための孔が複数開け
らていて、前記土に種子、苗、苗木その他の植物を植え
て栽培を行う内側の鉢;および前記内側の鉢を前記外側
の鉢の内部に吊り下げ状態で納め、前記外側の鉢に保有
された液体が前記内側の鉢の内部へ浸透するように構成
した前記内側の鉢の支持手段。 - 【請求項22】前記内側の鉢の支持手段には、中央開口
部を有するリングが含まれ、前記内側の鉢の内部と連通
する構成になっており、さらに、前記内外側の鉢を覆う
閉止手段を備えている請求項21の植物育成鉢。 - 【請求項23】以下の構成を有する種子、苗を含む植物
の植物育成鉢:内部に液体を保有するために底部が閉止
され、上部が開口している外側の鉢;前記外側の鉢内に
空間を介して納められ、内部に土を保有する内側の鉢で
あって、該鉢の底面と周面に通水のための孔が複数開け
らていて、前記土に種子、苗、苗木その他の植物を植え
て栽培を行う内側の鉢;前記内側の鉢を前記外側の鉢の
内部に吊り下げ状態で納め、前記外側の鉢に保有された
液体が前記内側の鉢の内部へ浸透するように構成した前
記内側の鉢の支持手段であって、この支持手段で支持さ
れた前記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有されている
液体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透させる通水手
段となる複数の孔が適宜の配列で設けてあり、これらの
孔に前記内側の鉢に植えてある植物の根が張り出して、
前記内側と外側との鉢の間のスペース内に根を張る構成
になっており、前記支持手段は、さらに、中央開口部を
有するリングが含まれ、前記内側の鉢の内部と連通する
構成になっているもの。 - 【請求項24】前記内外側の鉢を覆う手段を有し、さら
に、記内側の鉢には、前記外側の鉢に保有されている液
体を前記内側の鉢内にある前記土へ浸透させる通水手段
が設けてあり、該通水手段を介して前記内側の鉢に植え
てある植物の根が張り出して、前記内側と外側との鉢の
間のスペース内に根を張る構成になっている請求項23
の植物育成鉢。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US59846996A | 1996-02-08 | 1996-02-08 | |
US08/598,469 | 1996-10-31 | ||
US08/741,532 US5806242A (en) | 1996-02-08 | 1996-10-31 | Plant sprouting pot |
US08/741,532 | 1996-10-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029A true JPH1029A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=27083080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9027040A Pending JPH1029A (ja) | 1996-02-08 | 1997-02-10 | 植物成育鉢 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0788734A1 (ja) |
JP (1) | JPH1029A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101225181B1 (ko) | 2012-06-22 | 2013-01-22 | 오준성 | 다공성 경량 소결체를 이용한 식생구조체 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2862487B1 (fr) * | 2003-11-21 | 2006-01-06 | Alain Perchat | Dispositif de conteneur pour jeune plant |
US7587859B2 (en) | 2006-05-18 | 2009-09-15 | Grobal, Llc | Capillary hydration system and method |
US10292344B2 (en) * | 2014-04-01 | 2019-05-21 | Jose Antonio Flores Garcia | Hydro planter |
CN107135711A (zh) * | 2017-04-27 | 2017-09-08 | 厦门市极物文化设计有限公司 | 一种植物种植器及其制造方法 |
US11691807B1 (en) * | 2019-02-14 | 2023-07-04 | Nathan Rudnick | Packaged plant delivery system with sterile growing medium |
CN111937554B (zh) * | 2020-07-17 | 2021-08-20 | 云南奇机农林科技有限公司 | 一种增效减施的预埋式化肥播撒装置及使用方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2138188A (en) | 1936-08-10 | 1938-11-29 | Morley Cornelius Cecil | Flowerpot |
CH342399A (de) * | 1954-11-29 | 1959-11-15 | Hoffmann Otto | Zuchttopf für Maiblumen oder dergleichen |
US3704545A (en) | 1970-04-21 | 1972-12-05 | George Van Zonneveld | Plastic container for bulbous plants |
US4291493A (en) | 1980-01-07 | 1981-09-29 | Eugene Monson | Apparatus for sprouting seeds |
DE3527755A1 (de) * | 1985-08-02 | 1987-02-26 | Vetter Jakob Gmbh & Co | Pflanzentopf fuer pflanzen mit einem verringerten wurzelvolumen |
US5094033A (en) | 1989-08-14 | 1992-03-10 | Drew Richard G | Seed germinator |
DE9112058U1 (de) * | 1991-09-24 | 1991-11-21 | Gertz, Dieter, O-9071 Chemnitz | Behälter für die Einzelpflanzung von Orchideen |
US5375372A (en) | 1993-10-22 | 1994-12-27 | Lee; Tso-Cheng | Bicomponent tissue and seedling culture bottle |
-
1997
- 1997-01-21 EP EP97100854A patent/EP0788734A1/en not_active Withdrawn
- 1997-02-10 JP JP9027040A patent/JPH1029A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101225181B1 (ko) | 2012-06-22 | 2013-01-22 | 오준성 | 다공성 경량 소결체를 이용한 식생구조체 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0788734A1 (en) | 1997-08-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5806242A (en) | Plant sprouting pot | |
EP2836064B1 (en) | A holder for plants and a plant cultivation method | |
US20080282610A1 (en) | Devices and methods for growing plants | |
US20190045730A1 (en) | Self Watering Bottle Planter Insert | |
JPH1029A (ja) | 植物成育鉢 | |
JP5216614B2 (ja) | 養液栽培ユニット | |
KR200309893Y1 (ko) | 수경재배기 | |
KR101798945B1 (ko) | 지속적 양분 및 산소 공급 가능형 토양 양액 재배 겸용 화분 | |
KR101659908B1 (ko) | 수경식물 재배용 화분 키트를 사용한 식물 재배 장치 | |
JP2799663B2 (ja) | 水耕栽培用装置 | |
JP2006174829A (ja) | 簡易式養液栽培容器 | |
JP2005040009A (ja) | 底面給水式植物栽培容器 | |
JP2014030377A (ja) | 栽培装置 | |
KR101864596B1 (ko) | 절수형 토양 양액 재배 겸용 화분 | |
JPH10313716A (ja) | 植物の栽培方法及び栽培装置 | |
JPH06327357A (ja) | 育苗装置 | |
CN212184347U (zh) | 方便播种扦插和栽植的花盆 | |
MXPA96006684A (en) | Pots for plan development | |
KR102381872B1 (ko) | 벼 재배용 화분장치 | |
CN214853149U (zh) | 一种光照培养番茄种苗的培养架 | |
JPH055881Y2 (ja) | ||
KR960001057Y1 (ko) | 관상용 화분 | |
KR200395445Y1 (ko) | 어항용 받침분이 구비된 농작물재배화분 | |
KR200414410Y1 (ko) | 관상용 화분 | |
CN201088045Y (zh) | 新型育苗盆 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040210 |
|
A072 | Dismissal of procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20040914 |