JPH10297335A - 跳上げシートに使用されるヒンジ - Google Patents

跳上げシートに使用されるヒンジ

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Publication number
JPH10297335A
JPH10297335A JP9124926A JP12492697A JPH10297335A JP H10297335 A JPH10297335 A JP H10297335A JP 9124926 A JP9124926 A JP 9124926A JP 12492697 A JP12492697 A JP 12492697A JP H10297335 A JPH10297335 A JP H10297335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hinge
bracket
fixed
hinge bracket
bearing hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9124926A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ito
宏司 伊東
Akifumi Satou
暁史 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP9124926A priority Critical patent/JPH10297335A/ja
Publication of JPH10297335A publication Critical patent/JPH10297335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減らし、そして、ブラケットとヒ
ンジ・ピンとの間の遊びを省いてがた付きや異音の発生
を未然に防ぎ、そして加えて、渋さを与えて操作性を向
上する。 【解決手段】 先端に軸受穴14を有して支持側23に
取り付けられる固定ヒンジ・ブラケット11と、先端に
軸受穴15,16を有してシート・クッション25に取
り付けられる可動ヒンジ・ブラケット12と、その固定
および可動ヒンジ・ブラケット11,12のその軸受穴
14,15,16の穴径よりも適宜に大きい軸径で板金
から縁17,18を開いて円筒曲げされ、そして、その
固定および可動ヒンジ・ブラケット11,12のその軸
受穴14,15,16に圧入されてその可動ヒンジ・ブ
ラケット12をその固定ヒンジ・ブラケット11にヒン
ジ結合するスプリング・ピン13とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の関係する分野】この発明は、乗り物の跳上げシ
ートに使用されるヒンジに関する。
【0002】
【背景技術】通常、セミダブル・キャブ型のピックアッ
プでは、跳上げシートがリア・シートに用いられる。そ
の跳上げシートは、そのセミダブル・キャブのバック・
パネルに一対のヒンジで跳上げ前倒し可能に取り付けら
れるシート・クッションと、そのヒンジの上方でそのバ
ック・パネルに固定的に取り付けられるシート・バック
とで構成されるのが一般である。そして、そのヒンジで
は、そのシート・クッションに取り付けられる可動ヒン
ジ・ブラケットがそのバック・パネルに取り付けられる
固定ヒンジ・ブラケットに頭付きピンでヒンジ結合さ
れ、そして、そのピンがアイ・リングで抜け止めされる
ので、それらブラケットの軸受穴とそのピンとの間には
遊びがあり、それに伴ってがた付きや異音が発生され、
そして加えて、渋さに乏しくて操作性が悪い。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、部品点数を減らし、
そして、ブラケットとヒンジ・ピンとの間の遊びを省い
てがた付きや異音の発生を未然に防ぎ、そして加えて、
渋さを与えて操作性を向上するところの跳上げシートに
使用されるヒンジの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
先端に軸受穴を有して支持側に取り付けられる固定ヒン
ジ・ブラケットと、先端に軸受穴を有してシート・クッ
ションに取り付けられる可動ヒンジ・ブラケットと、そ
の固定および可動ヒンジ・ブラケットのその軸受穴の穴
径よりも適宜に大きい軸径で板金から縁を開いて円筒曲
げされ、そして、その固定および可動ヒンジ・ブラケッ
トのその軸受穴に圧入されてその可動ヒンジ・ブラケッ
トをその固定ヒンジ・ブラケットにヒンジ結合するスプ
リング・ピンとを含み、そして、そのスプリング・ピン
の圧入によってそのブラケットおよびピンの間の遊びを
省いてそのシート・クッションを跳上げ前倒しする操作
に渋さを与える。
【0005】
【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に
基づいて、この発明の跳上げシートに使用されるヒンジ
を説明するに、図1ないし図4は、セミダブル・キャブ
型ピックアップ20のリア・シートである跳上げシート
24に適用されるところの発明の跳上げシートに使用さ
れるヒンジの具体例10を示し、そして、そのヒンジ1
0は、左右を別々にするシート・クッション25,25
および左右を一体にするシート・バック26で組み立て
られるところのその跳上げシート24に活用されてい
る。具体的には、その跳上げシート24は、その左右の
シート・クッション25,25がそのセミダブル・キャ
ブ21のバック・パネル23にそのヒンジ10,10−
10,10で跳上げ前倒し可能に結合され、そして、そ
のシート・バック26がそのヒンジ10,10−10,
10の上方でそのバック・パネル23に固定的に取り付
けられるところの構造である。そして、その跳上げシー
ト24は、そのシート・クッション25,25がそのシ
ート・バック26に跳上げられて格納され、また、フロ
ア・パネル22上に前倒しされて着座可能にされるとこ
ろで活用される。
【0006】そのヒンジ10では、固定ヒンジ・ブラケ
ット11が、先端に軸受穴14を備えてそのバック・パ
ネル23に取り付けられ、また、可動ヒンジ・ブラケッ
ト12が、先端に軸受穴15,16を備えてそのシート
・クッション25に取り付けられ、さらに、スプリング
・ピン13が、その固定および可動ヒンジ・ブラケット
11,12のその軸受穴14,15,16の穴径よりも
適宜に大きい軸径で板金から縁17,18を開いて円筒
曲げされ、そして、その固定および可動ヒンジ・ブラケ
ット11,12のその軸受穴14,15,16に圧入さ
れてその可動ヒンジ・ブラケット12をその固定ヒンジ
・ブラケット11にヒンジ結合する。
【0007】その固定ヒンジ・ブラケット11は、その
先端にその軸受穴14が折返し曲げされてそのバック・
パネル23に通常にねじ止めされる。さらに具体的に
は、その軸受穴14は、そのブラケット11の先端の左
右を切り欠き、そして、その残りの先端にカール曲げを
施して成形される。
【0008】その可動ヒンジ・ブラケット12は、その
先端にその軸受穴15,16が折返し曲げされてそのシ
ート・クッション25に通常にねじ止めされる。さらに
具体的には、その軸受穴15,16は、そのブラケット
12のセンタの中央を切り欠き、そして、その先端にカ
ール曲げを施して成形される。
【0009】そのスプリング・ピン13は、所定の寸法
に切断された短冊状板金からその縁17,18を開いた
円筒曲げされる。その縁17,18の開きは、スリット
状でそのスプリング・ピン13にすり割り機能を付与す
るところであってそのスプリング・ピン13がその軸径
を小さく変形させながらその固定および可動ヒンジ・ブ
ラケット11,12のその軸受穴14,15,16に圧
入可能にされるところで決定された。
【0010】そのように、そのヒンジ10は、そのスプ
リング・ピン13が互いに穴合せされたその軸受穴1
4,15,16に圧入されてその可動ヒンジ・ブラケッ
ト12がその固定ヒンジ・ブラケット11にヒンジ結合
されるところで組み立てられ、そして、使用されるの
で、ピンの構造が簡素化されてアイ・リングが省かれ、
そして、そのブラケット11,12とそのピン13との
間の遊びが省かれてがた付きや異音の発生が未然に防止
され、加えて、渋さが付与されてそのシート・クッショ
ン25の操作性が向上される。
【0011】その前述されたスプリング・ピン13は、
表面に樹脂コーティング、めっきなどが施されて適宜に
滑り安くされてもよい。
【0012】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0013】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
跳上げシートに使用されるヒンジは、先端に軸受穴を有
して支持側に取り付けられる固定ヒンジ・ブラケット
と、先端に軸受穴を有してシート・クッションに取り付
けられる可動ヒンジ・ブラケットと、その固定および可
動ヒンジ・ブラケットのその軸受穴の穴径よりも適宜に
大きい軸径で板金から縁を開いて円筒曲げされ、そし
て、その固定および可動ヒンジ・ブラケットのその軸受
穴に圧入されてその可動ヒンジ・ブラケットをその固定
ヒンジ・ブラケットにヒンジ結合するスプリング・ピン
とを含むので、この発明の跳上げシートに使用されるヒ
ンジでは、部品点数が減らされ、そして、そのブラケッ
トとそのピンとの間の遊びが省かれてがた付きや異音の
発生が未然に防止され、加えて、渋さが付与されてシー
トの操作性が向上され、その結果、跳上げシートにとっ
て非常に有用で実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の跳上げシートに使用されるヒンジの
具体例を用いるところのセミダブル・キャブ型ピックア
ップの跳上げシートを示した斜視図である。
【図2】図1に示されたそのヒンジのヒンジ結合部分を
示した分解斜視図である。
【図3】図2の3−3線に沿って示した断面図である。
【図4】図2の4−4線に沿って示した断面図である。
【符号の説明】
11 固定ヒンジ・ブラケット 12 可動ヒンジ・ブラケット 13 スプリング・ピン 14 軸受穴 15 軸受穴 16 軸受穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に軸受穴を有して支持側に取り付け
    られる固定ヒンジ・ブラケットと、先端に軸受穴を有し
    てシート・クッションに取り付けられる可動ヒンジ・ブ
    ラケットと、その固定および可動ヒンジ・ブラケットの
    その軸受穴の穴径よりも適宜に大きい軸径で板金から縁
    を開いて円筒曲げされ、そして、その固定および可動ヒ
    ンジ・ブラケットのその軸受穴に圧入されてその可動ヒ
    ンジ・ブラケットをその固定ヒンジ・ブラケットにヒン
    ジ結合するスプリング・ピンとを含む跳上げシートに使
    用されるヒンジ。
  2. 【請求項2】 そのスプリング・ピンが、表面に樹脂コ
    ーティングを施される請求項1に記載の跳上げシートに
    使用されるヒンジ。
  3. 【請求項3】 そのスプリング・ピンが、表面にめっき
    を施される請求項1に記載の跳上げシートに使用される
    ヒンジ。
JP9124926A 1997-04-28 1997-04-28 跳上げシートに使用されるヒンジ Pending JPH10297335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9124926A JPH10297335A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 跳上げシートに使用されるヒンジ

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JP9124926A JPH10297335A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 跳上げシートに使用されるヒンジ

Publications (1)

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JPH10297335A true JPH10297335A (ja) 1998-11-10

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ID=14897585

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9124926A Pending JPH10297335A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 跳上げシートに使用されるヒンジ

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JP (1) JPH10297335A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100651838B1 (ko) 2005-06-13 2006-12-01 엘지전자 주식회사 영상표시장치의 힌지 어셈블리

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100651838B1 (ko) 2005-06-13 2006-12-01 엘지전자 주식회사 영상표시장치의 힌지 어셈블리

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