JPH1029692A - 排水構造を有する液化ガスの地下タンク - Google Patents
排水構造を有する液化ガスの地下タンクInfo
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- JPH1029692A JPH1029692A JP8187907A JP18790796A JPH1029692A JP H1029692 A JPH1029692 A JP H1029692A JP 8187907 A JP8187907 A JP 8187907A JP 18790796 A JP18790796 A JP 18790796A JP H1029692 A JPH1029692 A JP H1029692A
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- insulating material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 液化ガスの地下タンクのメンブレン背面の気
密性を保ちつつ、地下水の滲出水とアンモニアガスとが
水和して生成したアンモニア水を排出できる手段の両立
が困難であった。 【解決手段】 側壁11と底版12とからなる鉄筋コン
クリート造の躯体13と、躯体13の内側に設けられた
断熱材充填層14と、断熱材充填層14の内側に設けら
れ、その内部が液化ガス貯留空間とされた金属製のメン
ブレン15と、断熱材充填層14内の水分を排出する底
部ドレイン溝排水管16とを備えた液化ガスの地下タン
クであって、底部ドレイン溝排水管16に断熱材充填層
14内の気密を保つ水封装置18が設けられていること
を特徴とする。
密性を保ちつつ、地下水の滲出水とアンモニアガスとが
水和して生成したアンモニア水を排出できる手段の両立
が困難であった。 【解決手段】 側壁11と底版12とからなる鉄筋コン
クリート造の躯体13と、躯体13の内側に設けられた
断熱材充填層14と、断熱材充填層14の内側に設けら
れ、その内部が液化ガス貯留空間とされた金属製のメン
ブレン15と、断熱材充填層14内の水分を排出する底
部ドレイン溝排水管16とを備えた液化ガスの地下タン
クであって、底部ドレイン溝排水管16に断熱材充填層
14内の気密を保つ水封装置18が設けられていること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水構造を有する
液化ガスの地下タンクに関するものである。
液化ガスの地下タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、LNG等の液化ガスは地下タン
クに貯蔵される。図4に従来の液化ガスの地下タンクの
構造の一例として、LNG(−162℃)の地下タンク
の構造を示す。
クに貯蔵される。図4に従来の液化ガスの地下タンクの
構造の一例として、LNG(−162℃)の地下タンク
の構造を示す。
【0003】図に示す地下タンクAは、地盤1中に設け
られた側壁2と底版3とからなる鉄筋コンクリート造の
躯体4と、該躯体4の内側に設けられた硬質ポリウレタ
ンからなる断熱材充填層5と、該断熱材充填層5の内側
に設けられたステンレス薄鋼板製のメンブレン6と、タ
ンク上部に設けられたドーム屋根7とから構成されてお
り、その内部にLNG8が充填される。
られた側壁2と底版3とからなる鉄筋コンクリート造の
躯体4と、該躯体4の内側に設けられた硬質ポリウレタ
ンからなる断熱材充填層5と、該断熱材充填層5の内側
に設けられたステンレス薄鋼板製のメンブレン6と、タ
ンク上部に設けられたドーム屋根7とから構成されてお
り、その内部にLNG8が充填される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のLNG地下タン
クAでは、メンブレン6の各金属板をラップ溶接により
現場溶接しているため、タンクの施工後に溶接部の気密
性を検査する必要がある。 この検査のためには、LN
G8をタンク内に充填する前に、アンモニアガスをメン
ブレン6の背面の断熱材充填層5中に密封して、リーク
の有無により気密性を確認する。従って、この気密検査
を確実に行うためには、メンブレン6の背面も気密性を
有していることが必要である。
クAでは、メンブレン6の各金属板をラップ溶接により
現場溶接しているため、タンクの施工後に溶接部の気密
性を検査する必要がある。 この検査のためには、LN
G8をタンク内に充填する前に、アンモニアガスをメン
ブレン6の背面の断熱材充填層5中に密封して、リーク
の有無により気密性を確認する。従って、この気密検査
を確実に行うためには、メンブレン6の背面も気密性を
有していることが必要である。
【0005】一方、LNG地下タンクは鉄筋コンクリー
ト造の側壁2を有する地下構造物であるため、地下水を
完全に遮水することは困難であり、前記メンブレン6の
背面には僅かながら滲出水が見られるのが通常である。
従来は、この滲出水を放置していたが、滲出水を放置し
ておくと、メンブレンン6の背面の断熱材充填層5が硬
質ポリウレタン等からなるため、この層5が滲出水によ
り湿潤するとともに、低温のLNGの影響で凍結し、こ
の断熱材充填層5の保冷・断熱性能が低下するという問
題点があった。
ト造の側壁2を有する地下構造物であるため、地下水を
完全に遮水することは困難であり、前記メンブレン6の
背面には僅かながら滲出水が見られるのが通常である。
従来は、この滲出水を放置していたが、滲出水を放置し
ておくと、メンブレンン6の背面の断熱材充填層5が硬
質ポリウレタン等からなるため、この層5が滲出水によ
り湿潤するとともに、低温のLNGの影響で凍結し、こ
の断熱材充填層5の保冷・断熱性能が低下するという問
題点があった。
【0006】上記問題点を解決するために、図4に併せ
て示したように、断熱材充填層5からの排水を行うため
の排水管9を設けることも考えられるが、前述のように
リークテストのためには、メンブレン6の背面は気密性
を保つ必要があり、排水管9を設けた場合には、気密性
をどのように保つかが問題点の一つになっていた。
て示したように、断熱材充填層5からの排水を行うため
の排水管9を設けることも考えられるが、前述のように
リークテストのためには、メンブレン6の背面は気密性
を保つ必要があり、排水管9を設けた場合には、気密性
をどのように保つかが問題点の一つになっていた。
【0007】さらに、LNG地下タンクの気密性を検査
した後には、断熱材充填層5に気密性検査用のアンモニ
アガスが2〜3%程度残留する。このため、LNG充填
後、メンブレン6の背面の滲出水が低温のLNGによる
吸熱で凍結するまでの、通常約6カ月の間は、アンモニ
ア水が排水管9から排出され、このアンモニア水をどう
処理するかも問題となっていた。
した後には、断熱材充填層5に気密性検査用のアンモニ
アガスが2〜3%程度残留する。このため、LNG充填
後、メンブレン6の背面の滲出水が低温のLNGによる
吸熱で凍結するまでの、通常約6カ月の間は、アンモニ
ア水が排水管9から排出され、このアンモニア水をどう
処理するかも問題となっていた。
【0008】本発明は、上記の従来技術の種々の問題点
を解決し、液化ガス地下タンクにおいて、メンブレン背
面の気密性を保ちつつ、アンモニア水を含む滲出水をス
ムーズに排出できる排水構造を有する液化ガスの地下タ
ンクを提供するものである。本発明の新しい排水構造を
有する液化ガスの地下タンクでは、上記の課題を解決す
るために、以下のような手段を採用した。
を解決し、液化ガス地下タンクにおいて、メンブレン背
面の気密性を保ちつつ、アンモニア水を含む滲出水をス
ムーズに排出できる排水構造を有する液化ガスの地下タ
ンクを提供するものである。本発明の新しい排水構造を
有する液化ガスの地下タンクでは、上記の課題を解決す
るために、以下のような手段を採用した。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の排水構造
を有する液化ガスの地下タンクにおいては、側壁と底版
とからなる鉄筋コンクリート造の躯体と、該躯体の内側
に設けられた断熱材充填層と、該断熱材充填層の内側に
設けられ、その内部が液化ガス貯留空間とされた金属製
のメンブレンと、前記断熱材充填層内の水分を排出する
排水管とを備えた液化ガスの地下タンクにおいて、前記
排水管に前記断熱材充填層内の気密を保つ水封装置が設
けられていることを特徴とする。
を有する液化ガスの地下タンクにおいては、側壁と底版
とからなる鉄筋コンクリート造の躯体と、該躯体の内側
に設けられた断熱材充填層と、該断熱材充填層の内側に
設けられ、その内部が液化ガス貯留空間とされた金属製
のメンブレンと、前記断熱材充填層内の水分を排出する
排水管とを備えた液化ガスの地下タンクにおいて、前記
排水管に前記断熱材充填層内の気密を保つ水封装置が設
けられていることを特徴とする。
【0010】この排水構造を有する液化ガスの地下タン
クにおいては、断熱材充填層内の水分を排出する排水管
が設けられており、該排水管には、前記断熱材充填層内
の気密を保つ水封装置が設けられている。前記水封装置
は、気体の流通は遮断するが液体の流通は封水を介して
可能なため、メンブレン背面の前記断熱剤充填層内のは
気密性が保たれ、かつ、前記断熱材充填層内の水分は、
前記排水管及び前記水封装置を通して速やかに排水され
る。
クにおいては、断熱材充填層内の水分を排出する排水管
が設けられており、該排水管には、前記断熱材充填層内
の気密を保つ水封装置が設けられている。前記水封装置
は、気体の流通は遮断するが液体の流通は封水を介して
可能なため、メンブレン背面の前記断熱剤充填層内のは
気密性が保たれ、かつ、前記断熱材充填層内の水分は、
前記排水管及び前記水封装置を通して速やかに排水され
る。
【0011】請求項2記載の排水構造を有する液化ガス
の地下タンクにおいては、請求項1記載の排水構造を有
する液化ガスの地下タンクにおいて、前記水封装置が、
水封手段により気体の流通を遮断する水封部と、該水封
部の水位を示す透明または半透明の管路と、該水位を観
察するためのカメラとを備えていることを特徴とする。
この排水構造を有する液化ガスの地下タンクにおいて
は、前記水封部の水位を示す管路が設けられ、その管路
が透明または半透明なため、外部より前記水封部の水位
の観察が可能であり、また、該水位を観察するためのカ
メラが設けられているため、該水位の遠隔監視が可能と
なる。
の地下タンクにおいては、請求項1記載の排水構造を有
する液化ガスの地下タンクにおいて、前記水封装置が、
水封手段により気体の流通を遮断する水封部と、該水封
部の水位を示す透明または半透明の管路と、該水位を観
察するためのカメラとを備えていることを特徴とする。
この排水構造を有する液化ガスの地下タンクにおいて
は、前記水封部の水位を示す管路が設けられ、その管路
が透明または半透明なため、外部より前記水封部の水位
の観察が可能であり、また、該水位を観察するためのカ
メラが設けられているため、該水位の遠隔監視が可能と
なる。
【0012】請求項3記載の排水構造を有する液化ガス
の地下タンクにおいては、請求項1または2記載の排水
構造を有する液化ガスの地下タンクにおいて、前記水封
装置の前記水封部から溢出した水を貯留する水貯留部が
設けられ、該水貯留部内にアンモニア水中和剤が設置さ
れていることを特徴とする。従って、アンモニア水が前
記水封装置内に入り、前記水封部の水位が上がって、前
記水封装置から溢れ出しても、それを貯留するための水
貯留部が設けられているため、アンモニア水は一時的に
前記水貯留部内に保持されるとともに、前記水貯留部内
のアンモニア中和剤が設置されているため、前記水貯留
部外には濃度の低いアンモニア水が排出される。
の地下タンクにおいては、請求項1または2記載の排水
構造を有する液化ガスの地下タンクにおいて、前記水封
装置の前記水封部から溢出した水を貯留する水貯留部が
設けられ、該水貯留部内にアンモニア水中和剤が設置さ
れていることを特徴とする。従って、アンモニア水が前
記水封装置内に入り、前記水封部の水位が上がって、前
記水封装置から溢れ出しても、それを貯留するための水
貯留部が設けられているため、アンモニア水は一時的に
前記水貯留部内に保持されるとともに、前記水貯留部内
のアンモニア中和剤が設置されているため、前記水貯留
部外には濃度の低いアンモニア水が排出される。
【0013】請求項4記載の排水構造を有する液化ガス
の地下タンクにおいては、請求項3記載の排水構造を有
する液化ガスの地下タンクにおいて、前記水貯留部内に
溜まった水を地上に汲み上げるエアリフト装置が設けら
れていることを特徴とする。この排水構造を備えた液化
ガスの地下タンクにおいては、前記水貯留部が大深度に
ある場合にも、貯留水を地上に汲み上げることが可能で
ある。
の地下タンクにおいては、請求項3記載の排水構造を有
する液化ガスの地下タンクにおいて、前記水貯留部内に
溜まった水を地上に汲み上げるエアリフト装置が設けら
れていることを特徴とする。この排水構造を備えた液化
ガスの地下タンクにおいては、前記水貯留部が大深度に
ある場合にも、貯留水を地上に汲み上げることが可能で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1ないし図3は、本発明の排
水構造を有する液化ガスの地下タンクの実施の形態を示
す概略構成図である。図3に示すように、LNG地下タ
ンクBは、側壁11と底版12とからなる鉄筋コンクリ
ート造の躯体13と、躯体13の内側に設けられた硬質
ポリウレタンからなる断熱材充填層14と、断熱材充填
層14の内側に設けられ、その内部がLNGの貯留空間
とされたステンレス製の鋼板からなる溶接されたメンブ
レン15と、タンク上部に設けられたドーム屋根100
とから構成されている。
面に基づいて説明する。図1ないし図3は、本発明の排
水構造を有する液化ガスの地下タンクの実施の形態を示
す概略構成図である。図3に示すように、LNG地下タ
ンクBは、側壁11と底版12とからなる鉄筋コンクリ
ート造の躯体13と、躯体13の内側に設けられた硬質
ポリウレタンからなる断熱材充填層14と、断熱材充填
層14の内側に設けられ、その内部がLNGの貯留空間
とされたステンレス製の鋼板からなる溶接されたメンブ
レン15と、タンク上部に設けられたドーム屋根100
とから構成されている。
【0015】地下タンクBの底版12の上面であって断
熱材充填層14の底部には、底部ドレイン溝排水管16
が側壁11中を斜め下方に向かって設けられている。側
壁11の側方には揚水ピット101が鉛直方向に設けら
れており、排水管16の先端部17は、揚水ピット10
1内に配設された水封装置18に連結されている。水封
装置18の詳細は図1に示されている。図1に示すよう
に、水封装置18は、外部容器19と、この外部容器1
9内に設けられた内部容器20と、内部容器20を仕切
る仕切壁21と、内部容器20に設けられたホース22
(管路)とを主な要素として構成されたものである。
熱材充填層14の底部には、底部ドレイン溝排水管16
が側壁11中を斜め下方に向かって設けられている。側
壁11の側方には揚水ピット101が鉛直方向に設けら
れており、排水管16の先端部17は、揚水ピット10
1内に配設された水封装置18に連結されている。水封
装置18の詳細は図1に示されている。図1に示すよう
に、水封装置18は、外部容器19と、この外部容器1
9内に設けられた内部容器20と、内部容器20を仕切
る仕切壁21と、内部容器20に設けられたホース22
(管路)とを主な要素として構成されたものである。
【0016】内部容器20内は、仕切壁21によって第
1室23、第2室24に区画されており、これら第1室
23、第2室24は仕切壁21下方の開口部25を通し
て連通している。
1室23、第2室24に区画されており、これら第1室
23、第2室24は仕切壁21下方の開口部25を通し
て連通している。
【0017】排水管16から流入する水(アンモニア成
分を含む水)は、まず第1室23内に入り、そして、開
口部25を通って第2室24に入る。ここで、開口部2
5で連通する第1室23、第2室24は、水をU字状に
貯留させるU字管型の水封式トラップ(水封部)26を
構成し、気体の流通を遮断する。すなわち、第1室2
3、第2室24内に一定量以上の水が貯留されると、断
熱材充填層14に通じる排水管16側と外部との間の気
体の流通が水封手段によって遮断され、断熱材充填層1
4が気密状態となるように構成されている。ホース22
は、水封式トラップ26内の水位を外部から観察するた
めに設けられたものであって、透明または半透明な材質
からなるものであり、内部容器20に第1室23、第2
室24を連通するように設けられている。
分を含む水)は、まず第1室23内に入り、そして、開
口部25を通って第2室24に入る。ここで、開口部2
5で連通する第1室23、第2室24は、水をU字状に
貯留させるU字管型の水封式トラップ(水封部)26を
構成し、気体の流通を遮断する。すなわち、第1室2
3、第2室24内に一定量以上の水が貯留されると、断
熱材充填層14に通じる排水管16側と外部との間の気
体の流通が水封手段によって遮断され、断熱材充填層1
4が気密状態となるように構成されている。ホース22
は、水封式トラップ26内の水位を外部から観察するた
めに設けられたものであって、透明または半透明な材質
からなるものであり、内部容器20に第1室23、第2
室24を連通するように設けられている。
【0018】内部容器20の第2室24を形成する壁部
27は、第2室24内の水位が定められた高さ以上にな
った場合に、第2室24内の水が外部容器19側に溢流
するように高さ設定がされている。壁部27からの溢流
水は外部容器19内に貯留され、外部容器19内は水貯
留部19aを構成している。
27は、第2室24内の水位が定められた高さ以上にな
った場合に、第2室24内の水が外部容器19側に溢流
するように高さ設定がされている。壁部27からの溢流
水は外部容器19内に貯留され、外部容器19内は水貯
留部19aを構成している。
【0019】外部容器19には、3つの排水口28、2
9、30が設けられている。この場合、排水口30の近
傍には水量計量ゲージ102が設けられている。また、
水貯留部19a内には、水を透過可能とする袋中に充填
されたアンモニア中和用イオン交換樹脂31(アンモニ
ア水中和剤)が配設されている。
9、30が設けられている。この場合、排水口30の近
傍には水量計量ゲージ102が設けられている。また、
水貯留部19a内には、水を透過可能とする袋中に充填
されたアンモニア中和用イオン交換樹脂31(アンモニ
ア水中和剤)が配設されている。
【0020】図2は、水封装置18の具体的構成を示す
図である。この図に示すように、水封装置18は、外部
容器19内に内部容器20及び仕切壁21を設けて、排
水管16からの水が矢印に示すように第1室23、開口
部25、第2室24を通って外部容器19内に溢流する
構造となっており、この構造においてホース22は内部
・外部容器19、20の共通の壁部32の外側に引き出
されて設けられている。
図である。この図に示すように、水封装置18は、外部
容器19内に内部容器20及び仕切壁21を設けて、排
水管16からの水が矢印に示すように第1室23、開口
部25、第2室24を通って外部容器19内に溢流する
構造となっており、この構造においてホース22は内部
・外部容器19、20の共通の壁部32の外側に引き出
されて設けられている。
【0021】またこの図に示すように、第2室24上の
空間部には、上部から注水用のホース51とエア抜き用
のホース52が挿入配置され、さらに水貯留部19a内
にはエア給気とアンモニア水揚水兼用のホース55が配
置されている。
空間部には、上部から注水用のホース51とエア抜き用
のホース52が挿入配置され、さらに水貯留部19a内
にはエア給気とアンモニア水揚水兼用のホース55が配
置されている。
【0022】水封装置18の上方には、図1に示すよう
にホース22内の水位を観察するための高感度CCDカ
メラ41が配設されている。この高感度CCDカメラ4
1の信号線路は、図3に示すように地上部の監視用モニ
タ61に接続されている。また、ホース55は水封装置
18から地上に引き出されてエアリフト駆動部57に接
続されており、これらホース55、エアリフト駆動部5
7はエアリフト装置58を構成している。さらに、揚水
ピット101中には、地上部に設置された大型ポンプ7
1のホースの先端部72が挿入されている。
にホース22内の水位を観察するための高感度CCDカ
メラ41が配設されている。この高感度CCDカメラ4
1の信号線路は、図3に示すように地上部の監視用モニ
タ61に接続されている。また、ホース55は水封装置
18から地上に引き出されてエアリフト駆動部57に接
続されており、これらホース55、エアリフト駆動部5
7はエアリフト装置58を構成している。さらに、揚水
ピット101中には、地上部に設置された大型ポンプ7
1のホースの先端部72が挿入されている。
【0023】次に、上記排水構造を有するLNG地下タ
ンクの作用について述べる。断熱材充填層14に残留し
たアンモニアガスと地下水による滲出水との水和により
生成したアンモニア水は、底部ドレイン溝排水口16を
通って、水封装置18の第1室23に流れ込む。
ンクの作用について述べる。断熱材充填層14に残留し
たアンモニアガスと地下水による滲出水との水和により
生成したアンモニア水は、底部ドレイン溝排水口16を
通って、水封装置18の第1室23に流れ込む。
【0024】第1室23と第2室24の間の仕切壁21
の下部には開口部25が設けられているため、第1室2
3に流入したアンモニア水は、開口部25を通って第2
室24に至る。第2室24内のアンモニア水の水位が、
壁部27の高さを越えると、アンモニア水は壁部27の
上部から溢れ出す。
の下部には開口部25が設けられているため、第1室2
3に流入したアンモニア水は、開口部25を通って第2
室24に至る。第2室24内のアンモニア水の水位が、
壁部27の高さを越えると、アンモニア水は壁部27の
上部から溢れ出す。
【0025】壁部27上から溢れ出したアンモニア水
は、外部容器19内の水貯留部19aに落下して、貯留
される。水貯留部19aの下部には、アンモニア中和用
イオン交換樹脂31が配置されているため、落下してき
たアンモニア水の濃度を低下させる。
は、外部容器19内の水貯留部19aに落下して、貯留
される。水貯留部19aの下部には、アンモニア中和用
イオン交換樹脂31が配置されているため、落下してき
たアンモニア水の濃度を低下させる。
【0026】上記のようにアンモニア水が移動する過程
において、透明なホース22の水位を、高感度CCDカ
メラ41により撮影することにより、水封部26の水位
を外部から監視する。ここで、前述の水封部26の封水
量が少なくなった場合には、第2室24の上部に設けら
れた注水用のホース51で水を補充する。一方、エア抜
き用のホース52により、第2室24内の空間部の圧力
を調整して、第1室23と第2室24の封水の水位のバ
ランスをとる。
において、透明なホース22の水位を、高感度CCDカ
メラ41により撮影することにより、水封部26の水位
を外部から監視する。ここで、前述の水封部26の封水
量が少なくなった場合には、第2室24の上部に設けら
れた注水用のホース51で水を補充する。一方、エア抜
き用のホース52により、第2室24内の空間部の圧力
を調整して、第1室23と第2室24の封水の水位のバ
ランスをとる。
【0027】水貯留部19aに貯留されたアンモニア水
は、通常、第1の排水口28から、外部に排出される。
かくして、この水封装置18は、気体の流通は遮断する
が、液体の流通は封水を介して可能なため、メンブレン
背面は気密性が保たれ、かつ、アンモニア水を含む滲出
水は速やかに排水される。第1の排水口28から排出さ
れるアンモニア水の濃度が排出後において悪影響の生じ
る限界の濃度、例えば1%以上と高い時には、透明なホ
ース(図示せず)により第1の排水口28と第2の排水
口29の間を連結し、第1の排水口28からのアンモニ
ア水の排出をなくす。内部容器20中の貯留水の水位
は、前述のホース22とともに、CCDカメラ41を用
いて監視しておく。
は、通常、第1の排水口28から、外部に排出される。
かくして、この水封装置18は、気体の流通は遮断する
が、液体の流通は封水を介して可能なため、メンブレン
背面は気密性が保たれ、かつ、アンモニア水を含む滲出
水は速やかに排水される。第1の排水口28から排出さ
れるアンモニア水の濃度が排出後において悪影響の生じ
る限界の濃度、例えば1%以上と高い時には、透明なホ
ース(図示せず)により第1の排水口28と第2の排水
口29の間を連結し、第1の排水口28からのアンモニ
ア水の排出をなくす。内部容器20中の貯留水の水位
は、前述のホース22とともに、CCDカメラ41を用
いて監視しておく。
【0028】貯留量が定められた量以上となった場合に
は、エア給気とアンモニア水揚水兼用のホース55を介
して、エアリフト装置58を用いて水貯留部19aに溜
まったアンモニア水を地上へ揚水する。異常増水時に
は、水が第3排水口29から大量に排水される。
は、エア給気とアンモニア水揚水兼用のホース55を介
して、エアリフト装置58を用いて水貯留部19aに溜
まったアンモニア水を地上へ揚水する。異常増水時に
は、水が第3排水口29から大量に排水される。
【0029】水封装置18及び水貯留部19aは、揚水
ピット101中に設置されているため、水貯留部19a
から第1の排水口28または第3の排水口30を介して
排水されたアンモニア水は、揚水ピット101中に落下
して貯留される。この際、揚水ピット101の塗装剤で
ある例えばタールエポキシ樹脂の耐アンモニア性がアン
モニア濃度として3%程度が限界なので、揚水ピット8
1に貯留されるアンモニア水の許容濃度としては安全を
みて前述のように1%としている。尚、アンモニア水の
濃度のモニタは、地上部に組み上げた揚水をサンプリン
グして、その揚水の濃度をpHメータ等により検査する
ことにより判断することができる。
ピット101中に設置されているため、水貯留部19a
から第1の排水口28または第3の排水口30を介して
排水されたアンモニア水は、揚水ピット101中に落下
して貯留される。この際、揚水ピット101の塗装剤で
ある例えばタールエポキシ樹脂の耐アンモニア性がアン
モニア濃度として3%程度が限界なので、揚水ピット8
1に貯留されるアンモニア水の許容濃度としては安全を
みて前述のように1%としている。尚、アンモニア水の
濃度のモニタは、地上部に組み上げた揚水をサンプリン
グして、その揚水の濃度をpHメータ等により検査する
ことにより判断することができる。
【0030】揚水ピット101の水量が定められた貯留
量を越えた場合には、地上に設置された揚水用の大型真
空ポンプ71で地上に揚水する。以上の作用により、本
発明の排水構造を有する液化ガスの地下タンクにおいて
は、メンブレン背面の気密性を保ちつつ、アンモニア水
を排出することができ、さらにアンモニア水の濃度を低
下させることができるとともに、水封の状況及び排水の
状況を監視することが可能となる。
量を越えた場合には、地上に設置された揚水用の大型真
空ポンプ71で地上に揚水する。以上の作用により、本
発明の排水構造を有する液化ガスの地下タンクにおいて
は、メンブレン背面の気密性を保ちつつ、アンモニア水
を排出することができ、さらにアンモニア水の濃度を低
下させることができるとともに、水封の状況及び排水の
状況を監視することが可能となる。
【0031】さらに、高感度CCDカメラ41が、地上
に設置された監視用モニタ部61に接続されているた
め、水貯留部19aに溜まる滲出水の貯留量等を地上部
から監視できるようになり、映像を電気信号に変換して
カメラコントローラまで長尺ケーブルで信号伝送し、モ
ニタに映し出して監視できる。従って、本排水構造を有
する液化ガス地下タンクにおいては、地上部からの監視
システムにより、滲出水の貯留量や水封状態等を監視す
ることができ、監視に手間がかからないという効果があ
る。さらにエアリフト装置58により、従来は困難であ
った地下60m程度にある水貯留部19a内の貯留水の
揚水が可能となった。
に設置された監視用モニタ部61に接続されているた
め、水貯留部19aに溜まる滲出水の貯留量等を地上部
から監視できるようになり、映像を電気信号に変換して
カメラコントローラまで長尺ケーブルで信号伝送し、モ
ニタに映し出して監視できる。従って、本排水構造を有
する液化ガス地下タンクにおいては、地上部からの監視
システムにより、滲出水の貯留量や水封状態等を監視す
ることができ、監視に手間がかからないという効果があ
る。さらにエアリフト装置58により、従来は困難であ
った地下60m程度にある水貯留部19a内の貯留水の
揚水が可能となった。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の排水構造
を有する液化ガス地下タンクによれば、地下タンクのリ
ークテストを行う場合に、アンモニアガスが水封装置に
おいて遮断されるため、地下タンクのリークテストが正
確に行えるとともに、残留アンモニアガスと地下水との
水和によって生成されたアンモニア水を地下タンクの断
熱剤充填層外にスムーズに排出することができ、断熱剤
の湿潤による保冷・断熱性能の低下を防止することがで
きる
を有する液化ガス地下タンクによれば、地下タンクのリ
ークテストを行う場合に、アンモニアガスが水封装置に
おいて遮断されるため、地下タンクのリークテストが正
確に行えるとともに、残留アンモニアガスと地下水との
水和によって生成されたアンモニア水を地下タンクの断
熱剤充填層外にスムーズに排出することができ、断熱剤
の湿潤による保冷・断熱性能の低下を防止することがで
きる
【0033】請求項2記載の排水構造を有する液化ガス
の地下タンクにおいては、水封部の水位を示す透明また
は半透明の管路と、その水位を外部から観察するための
カメラが備えられているため、水封部の水位を監視する
ことができ、その結果により、外部から水封部に水を注
入したり、水封部分上部の空間部にエアを注入したりし
て、水封部の水位を調整することが可能となり、上述の
請求項1記載の発明の効果をより有効に維持することが
できる。
の地下タンクにおいては、水封部の水位を示す透明また
は半透明の管路と、その水位を外部から観察するための
カメラが備えられているため、水封部の水位を監視する
ことができ、その結果により、外部から水封部に水を注
入したり、水封部分上部の空間部にエアを注入したりし
て、水封部の水位を調整することが可能となり、上述の
請求項1記載の発明の効果をより有効に維持することが
できる。
【0034】請求項3記載の排水構造を有する液化ガス
の地下タンクにおいては、水封装置の外部容器の水貯留
部の下部にアンモニア水の中和剤が設置されているた
め、アンモニア水の濃度を低減することができ、水封装
置から溢れ出たアンモニア水を低濃度にすることができ
る。
の地下タンクにおいては、水封装置の外部容器の水貯留
部の下部にアンモニア水の中和剤が設置されているた
め、アンモニア水の濃度を低減することができ、水封装
置から溢れ出たアンモニア水を低濃度にすることができ
る。
【0035】請求項4記載の排水構造を有する液化ガス
の地下タンクにおいては、水貯留部に溜まったアンモニ
ア水を揚水するためにエアリフト装置を設置しており、
従来に比べて大深度からの揚水ができ、排水処理がスム
ーズにできる。
の地下タンクにおいては、水貯留部に溜まったアンモニ
ア水を揚水するためにエアリフト装置を設置しており、
従来に比べて大深度からの揚水ができ、排水処理がスム
ーズにできる。
【図1】本発明の排水構造を有する液化ガスの地下タン
クの実施の形態を示す要部の断面図である。
クの実施の形態を示す要部の断面図である。
【図2】図1に示す水封装置及びその周辺部分の具体的
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の排水構造を有する液化ガスの地下タン
クの実施の形態を示す断面図である。
クの実施の形態を示す断面図である。
【図4】従来の液化ガスの地下タンクの概略断面図であ
る。
る。
B…地下タンク 11…側壁 12…底版 13…躯体 14…断熱材充填層 15…メンブレン 16…排水管(底部ドレイン溝排水管) 18…水封装置 19a…水貯留部 22…管路(ホース) 26…水封部(水封式トラップ) 31…アンモニア水中和剤(アンモニア中和用イオン交
換樹脂) 41…カメラ(高感度CCDカメラ) 58…エアリフト装置
換樹脂) 41…カメラ(高感度CCDカメラ) 58…エアリフト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和賀 秀悦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 上野 衛 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 中下 兼次 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 側壁と底版とからなる鉄筋コンクリート
造の躯体と、該躯体の内側に設けられた断熱材充填層
と、該断熱材充填層の内側に設けられ、その内部が液化
ガス貯留空間とされた金属製のメンブレンと、前記断熱
材充填層内の水分を排出する排水管とを備えた液化ガス
の地下タンクであって、前記排水管に前記断熱材充填層
内の気密を保つ水封装置が設けられていることを特徴と
する排水構造を有する液化ガスの地下タンク。 - 【請求項2】 請求項1記載の排水構造を有する液化ガ
スの地下タンクにおいて、前記水封装置が、水封手段に
より気体の流通を遮断する水封部と、該水封部の水位を
示す透明または半透明の管路と、該水位を観察するため
のカメラとを備えていることを特徴とする排水構造を有
する液化ガスの地下タンク。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の排水構造を有す
る液化ガスの地下タンクにおいて、前記水封装置の前記
水封部から溢出した水を貯留する水貯留部が設けられ、
該水貯留部内にアンモニア水中和剤が設置されているこ
とを特徴とする排水構造を有する液化ガスの地下タン
ク。 - 【請求項4】 請求項3記載の排水構造を有する液化ガ
スの地下タンクにおいて、前記水貯留部内の水を地上に
汲み上げるエアリフト装置が設けられていることを特徴
とする排水構造を有する液化ガスの地下タンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8187907A JPH1029692A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 排水構造を有する液化ガスの地下タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8187907A JPH1029692A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 排水構造を有する液化ガスの地下タンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029692A true JPH1029692A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16214299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8187907A Withdrawn JPH1029692A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 排水構造を有する液化ガスの地下タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1029692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114486361A (zh) * | 2022-01-26 | 2022-05-13 | 北京京诚泽宇能源环保工程技术有限公司 | 气态危化品仓库废水收集系统及监控方法 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP8187907A patent/JPH1029692A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114486361A (zh) * | 2022-01-26 | 2022-05-13 | 北京京诚泽宇能源环保工程技术有限公司 | 气态危化品仓库废水收集系统及监控方法 |
CN114486361B (zh) * | 2022-01-26 | 2024-04-30 | 北京京诚泽宇能源环保工程技术有限公司 | 气态危化品仓库废水收集系统及监控方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |