JPH10296336A - 金 型 - Google Patents
金 型Info
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- JPH10296336A JPH10296336A JP12473897A JP12473897A JPH10296336A JP H10296336 A JPH10296336 A JP H10296336A JP 12473897 A JP12473897 A JP 12473897A JP 12473897 A JP12473897 A JP 12473897A JP H10296336 A JPH10296336 A JP H10296336A
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- mold
- die
- molded body
- metal
- metal molded
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 曲げ加工時における素板及び金型の損傷や汚
れを防止することができ、また、必要に応じて金型ダイ
や金型ポンチ及びこれらに冠着される金属成形体の損傷
をも有効に防止し、その耐久性を大幅に向上させること
ができる金型を提供する。 【解決手段】 略Ｖ字状の溝を有する金型ダイの上に素
板を載せ、該素板の上から金型ポンチで素板を押圧する
ことで素板を所定形状に折り曲げ形成するために用いら
れる金型を技術的前提とし、上記金型ダイ及び／又は金
型ポンチの押圧部表面に、金属成形体及び／又は被覆成
形体を冠着した。
れを防止することができ、また、必要に応じて金型ダイ
や金型ポンチ及びこれらに冠着される金属成形体の損傷
をも有効に防止し、その耐久性を大幅に向上させること
ができる金型を提供する。 【解決手段】 略Ｖ字状の溝を有する金型ダイの上に素
板を載せ、該素板の上から金型ポンチで素板を押圧する
ことで素板を所定形状に折り曲げ形成するために用いら
れる金型を技術的前提とし、上記金型ダイ及び／又は金
型ポンチの押圧部表面に、金属成形体及び／又は被覆成
形体を冠着した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、素板（被加工
物）を折り曲げるために用いられる金型（ダイス）に係
り、特に、折り曲げ加工によって素板表面が傷つくのを
有効に防止することができると共に、金型寿命及び加工
精度維持の改善を図ることができる金型に関する。
物）を折り曲げるために用いられる金型（ダイス）に係
り、特に、折り曲げ加工によって素板表面が傷つくのを
有効に防止することができると共に、金型寿命及び加工
精度維持の改善を図ることができる金型に関する。
【０００２】
【従来技術とその課題】従来、素板（被加工物）を折り
曲げるには、Ｖ溝が形成された金型ダイの上に上記素板
をのせ、その上から金型ポンチで押圧するが、変形の過
程が純粋曲げ、塑性曲げ、すべり込み、矯正成形完了の
順に行われ、その際に、素板が金型ダイの両肩の２点で
支えられる純粋曲げ過程で、該素板の表面に傷がついて
しまい、商品価値を著しく損なう、という問題を有し、
この傷を消すために傷が付いた部分を研磨する工程が必
要となるため、作業工程が非常に複雑になり非能率的で
ある、という問題も有していた。
曲げるには、Ｖ溝が形成された金型ダイの上に上記素板
をのせ、その上から金型ポンチで押圧するが、変形の過
程が純粋曲げ、塑性曲げ、すべり込み、矯正成形完了の
順に行われ、その際に、素板が金型ダイの両肩の２点で
支えられる純粋曲げ過程で、該素板の表面に傷がついて
しまい、商品価値を著しく損なう、という問題を有し、
この傷を消すために傷が付いた部分を研磨する工程が必
要となるため、作業工程が非常に複雑になり非能率的で
ある、という問題も有していた。
【０００３】また、被加工物に傷をつけないために必要
な金型ダイのＶ幅は、被加工物の板厚の５〜６倍の大き
さを必要とするもので、一般的には、１種類の板厚にし
か対応させることができない。
な金型ダイのＶ幅は、被加工物の板厚の５〜６倍の大き
さを必要とするもので、一般的には、１種類の板厚にし
か対応させることができない。
【０００４】このような問題を解決する手段として、本
出願人は、特願平７−２１０１８２号に示す技術を先に
提案している。
出願人は、特願平７−２１０１８２号に示す技術を先に
提案している。
【０００５】この先に提示した技術は、略Ｖ字状の溝を
有する金型ダイの上に素板を載せ、該素板の上から金型
ポンチでを押圧することでを所定形状に折り曲げ形成す
るために用いられる金型ダイの当り面を、少なくとも潤
滑性・耐圧性・耐摩耗性などの物性に優れた素材で正面
形状が略Ｍ字状に形成することで、従来の汎用型の金型
ダイの溝形状を変更することなく、かつ、に傷を付けず
に曲げ加工を行なうことができる金型を提供しようとす
るものである。
有する金型ダイの上に素板を載せ、該素板の上から金型
ポンチでを押圧することでを所定形状に折り曲げ形成す
るために用いられる金型ダイの当り面を、少なくとも潤
滑性・耐圧性・耐摩耗性などの物性に優れた素材で正面
形状が略Ｍ字状に形成することで、従来の汎用型の金型
ダイの溝形状を変更することなく、かつ、に傷を付けず
に曲げ加工を行なうことができる金型を提供しようとす
るものである。
【０００６】この発明は、上記先の提案に係る発明を更
に発展させたものであって、その目的とするところは、
曲げ加工時における素板及び金型の損傷や汚れを防止す
ることができ、また、必要に応じて金型ダイや金型ポン
チ及びこれらに冠着される金属成形体の損傷をも有効に
防止し、その耐久性を大幅に向上させることができる金
型を提供しようとするものである。
に発展させたものであって、その目的とするところは、
曲げ加工時における素板及び金型の損傷や汚れを防止す
ることができ、また、必要に応じて金型ダイや金型ポン
チ及びこれらに冠着される金属成形体の損傷をも有効に
防止し、その耐久性を大幅に向上させることができる金
型を提供しようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る金型は、略Ｖ字状の溝を有する金型
ダイの上に素板を載せ、該素板の上から金型ポンチで素
板を押圧することで素板を所定形状に折り曲げ形成する
ために用いられる金型において、上記金型ダイ及び／又
は金型ポンチの押圧部表面に、金属成形体及び／又は被
覆成形体を冠着したことを特徴とするものである。
め、この発明に係る金型は、略Ｖ字状の溝を有する金型
ダイの上に素板を載せ、該素板の上から金型ポンチで素
板を押圧することで素板を所定形状に折り曲げ形成する
ために用いられる金型において、上記金型ダイ及び／又
は金型ポンチの押圧部表面に、金属成形体及び／又は被
覆成形体を冠着したことを特徴とするものである。
【０００８】即ち、この発明では、金型ダイ及び／又は
金型ポンチの押圧部表面に、金属成形体を冠着したこと
を第１の特徴とするものであり、第２の特徴は、この金
型ダイ及び／又は金型ポンチの押圧部表面に冠着された
金属成形体の表面にさらに被覆成形体を冠着したことを
特徴とするものである。
金型ポンチの押圧部表面に、金属成形体を冠着したこと
を第１の特徴とするものであり、第２の特徴は、この金
型ダイ及び／又は金型ポンチの押圧部表面に冠着された
金属成形体の表面にさらに被覆成形体を冠着したことを
特徴とするものである。
【０００９】勿論、上記金型ダイ又は金型ポンチに冠着
される金属成形体は、冠着される金型ダイまたは金型ポ
ンチの冠着部位に密着する形状に成形されている。
される金属成形体は、冠着される金型ダイまたは金型ポ
ンチの冠着部位に密着する形状に成形されている。
【００１０】具体的には、上記金型ダイに冠着される前
記金属成形体は、金型ダイの上面及び両側面を覆う形状
に成形されている。
記金属成形体は、金型ダイの上面及び両側面を覆う形状
に成形されている。
【００１１】また、上記金型ダイに冠着される金属成形
体の他の具体的構成としては、Ｖ溝部分で左右に２分割
して構成してもよい。
体の他の具体的構成としては、Ｖ溝部分で左右に２分割
して構成してもよい。
【００１２】この発明において用いられる金属成形体の
材料としては、金型ダイと同じ材質で形成することがで
き、例えば、スチール等が好適である。
材料としては、金型ダイと同じ材質で形成することがで
き、例えば、スチール等が好適である。
【００１３】一方、上記金型ダイに冠着された金属成形
体の表面に冠着される被覆成形体は、該金属成形体の冠
着部位に密着する形状に成形されていることを特徴とす
るものである。
体の表面に冠着される被覆成形体は、該金属成形体の冠
着部位に密着する形状に成形されていることを特徴とす
るものである。
【００１４】勿論、上記被覆成形体は、上記金属成形体
の上面に密着するように成形されている。
の上面に密着するように成形されている。
【００１５】具体的には、上記被覆成形体は、上記金属
成形体の上面及び両側面を覆う形状に成形するのが望ま
しい。
成形体の上面及び両側面を覆う形状に成形するのが望ま
しい。
【００１６】また、上記金属成形体に冠着される被覆成
形体の他の具体的構成としては、Ｖ溝部分で左右に２分
割して構成してもよい。
形体の他の具体的構成としては、Ｖ溝部分で左右に２分
割して構成してもよい。
【００１７】さらに、上記金型ポンチに冠着された金属
成形体に冠着される上記被覆成形体は、上記金属成形体
のＶ溝と接する面部に冠着されていることを特徴とする
ものである。
成形体に冠着される上記被覆成形体は、上記金属成形体
のＶ溝と接する面部に冠着されていることを特徴とする
ものである。
【００１８】この発明に用いられる上記被覆成形体は、
少なくとも潤滑性・耐圧性・耐摩耗性等の物性に優れた
素材で形成されており、具体的には、ポリアセタール、
フッソ樹脂、ポリイミド、ポリアミド等が好適である
が、他の材料としては、ポリカーボネイト、ポリプチレ
ンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイド、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエーテルスルフォン、ポリウレタンまたはポリアリ
レートのいずれかを用いることも可能であり、これら各
材料は、１種または２種以上を組み合わせて形成され
る。勿論、上記潤滑性及び物性に優れた素材を、上記単
一材料または複数材料と、不織布状や織布状またはフェ
ルト状に形成させ、１種または２種以上の機能プラスチ
ック材または紙質との組み合わせて、単一材料またはシ
ート状に形成してもよい。また、これに代えて、潤滑性
に優れた素材を、不織布状や織布状またはフェルト状に
形成された炭素繊維、アラミド繊維またはガラス繊維と
上記単一材料または複数材料および紙とで形成してもよ
い。このように材料や形状を適宜選択することで、金型
の素板当り面に所望の特性を付与することができる。
少なくとも潤滑性・耐圧性・耐摩耗性等の物性に優れた
素材で形成されており、具体的には、ポリアセタール、
フッソ樹脂、ポリイミド、ポリアミド等が好適である
が、他の材料としては、ポリカーボネイト、ポリプチレ
ンテレフタレート、ポリフェニレンオキサイド、ポリフ
ェニレンサルファイド、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエーテルスルフォン、ポリウレタンまたはポリアリ
レートのいずれかを用いることも可能であり、これら各
材料は、１種または２種以上を組み合わせて形成され
る。勿論、上記潤滑性及び物性に優れた素材を、上記単
一材料または複数材料と、不織布状や織布状またはフェ
ルト状に形成させ、１種または２種以上の機能プラスチ
ック材または紙質との組み合わせて、単一材料またはシ
ート状に形成してもよい。また、これに代えて、潤滑性
に優れた素材を、不織布状や織布状またはフェルト状に
形成された炭素繊維、アラミド繊維またはガラス繊維と
上記単一材料または複数材料および紙とで形成してもよ
い。このように材料や形状を適宜選択することで、金型
の素板当り面に所望の特性を付与することができる。
【００１９】尚、この発明に用いられる金属成形体の金
型ダイへの固定及び被覆成形体の金属成形体への固定手
段としては、粘着テープや両面テープ、ファスナーシー
ト、磁気シート、或は、各部材をネジまたはピン等、適
宜の手段を採用することができる。
型ダイへの固定及び被覆成形体の金属成形体への固定手
段としては、粘着テープや両面テープ、ファスナーシー
ト、磁気シート、或は、各部材をネジまたはピン等、適
宜の手段を採用することができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す形態例に基
づき、この発明を詳細に説明する。
づき、この発明を詳細に説明する。
【００２１】図１と図２は、この発明の第１形態例に係
る金型を示しており、この金型の一方を構成する金型ダ
イＤは、プレスに取り付けられる形状に形成されてお
り、上面にはＶ字状の溝１が連設されている。
る金型を示しており、この金型の一方を構成する金型ダ
イＤは、プレスに取り付けられる形状に形成されてお
り、上面にはＶ字状の溝１が連設されている。
【００２２】このように構成された金型ダイＤには、正
面形状が略Ｍ字状に形成された金属成形体２が嵌着され
ている。
面形状が略Ｍ字状に形成された金属成形体２が嵌着され
ている。
【００２３】この金属成形体２は、金型ダイＤと同質の
金属材、例えば、スチールで形成されており、その厚さ
は、例えば、０．１ｔ〜０．５ｔの範囲を基本とし、熱
処理を施して機械的強度とバネ性を向上させたものを用
いるのが望ましい。
金属材、例えば、スチールで形成されており、その厚さ
は、例えば、０．１ｔ〜０．５ｔの範囲を基本とし、熱
処理を施して機械的強度とバネ性を向上させたものを用
いるのが望ましい。
【００２４】即ち、この金属成形体２は、上記金型ダイ
ＤのＶ字状の溝１に当接する素板当り面部であるＶ溝２
ａと、金型ダイＤの両側面に当接する垂直面部２ｂ，２
ｃと、で金型ダイＤの素板当り面の形状とほぼ同様の略
Ｍ字状に形成されている。
ＤのＶ字状の溝１に当接する素板当り面部であるＶ溝２
ａと、金型ダイＤの両側面に当接する垂直面部２ｂ，２
ｃと、で金型ダイＤの素板当り面の形状とほぼ同様の略
Ｍ字状に形成されている。
【００２５】尚、この形態例では、上記両側壁部２ｂ，
２ｃをやや内側に付勢する力を付与することで、該金属
成形体２を金型ダイＤに嵌合したときにクリップ作用で
密に嵌着されるように構成されている。
２ｃをやや内側に付勢する力を付与することで、該金属
成形体２を金型ダイＤに嵌合したときにクリップ作用で
密に嵌着されるように構成されている。
【００２６】この形態例に係る金型は、以上のように構
成されているので、金属成形体２を上記金型ダイＤに嵌
装した後、該金型ダイＤと金属成形体２を固定部材（図
示せず）に嵌合し、ビス等の固定手段（図示せず）で固
定部材を金型ダイＤに固定すると共に、金属成形体２の
垂直面部２ｂ，２ｃを、例えば、固定部材の各側壁面と
金型ダイＤの各側壁面間に挟着させる。
成されているので、金属成形体２を上記金型ダイＤに嵌
装した後、該金型ダイＤと金属成形体２を固定部材（図
示せず）に嵌合し、ビス等の固定手段（図示せず）で固
定部材を金型ダイＤに固定すると共に、金属成形体２の
垂直面部２ｂ，２ｃを、例えば、固定部材の各側壁面と
金型ダイＤの各側壁面間に挟着させる。
【００２７】次に、金属成形体２の上面に素板を載置
し、ポンチで素板を押圧することで、素板が純粋曲げさ
れた後、塑性曲げが行われ、次にすべり込みを経てい矯
正成形完了の順に行われる。
し、ポンチで素板を押圧することで、素板が純粋曲げさ
れた後、塑性曲げが行われ、次にすべり込みを経てい矯
正成形完了の順に行われる。
【００２８】この形態例に係る金型は、以上説明したよ
うに構成されているので、バネ性を利用して極めて容易
に金属成形体２を金型ダイＤに嵌合固定することがで
き、また、摩耗・損傷した場合にも、新たな金属成形体
２と交換が容易である、という効果が得られる。
うに構成されているので、バネ性を利用して極めて容易
に金属成形体２を金型ダイＤに嵌合固定することがで
き、また、摩耗・損傷した場合にも、新たな金属成形体
２と交換が容易である、という効果が得られる。
【００２９】加えて、この形態例に係る金型にあって
は、曲げ加工時に、金型ダイＤが直接摩耗・損傷しない
ので、該金型ダイＤの耐久性を大幅に向上させることが
できると共に、摩耗した場合には、新たな金属成形体２
と交換することで、加工精度を維持することが可能とな
り、加工品質を均質化することができ、また、素板の汚
れや損傷を有効に防止することができる。
は、曲げ加工時に、金型ダイＤが直接摩耗・損傷しない
ので、該金型ダイＤの耐久性を大幅に向上させることが
できると共に、摩耗した場合には、新たな金属成形体２
と交換することで、加工精度を維持することが可能とな
り、加工品質を均質化することができ、また、素板の汚
れや損傷を有効に防止することができる。
【００３０】図３と図４は、この発明の第２形態例に係
る金型を示しており、この形態例に係る金型は、第１形
態例に係る金属成形体２の表面側に被覆成形体３を冠着
したもので、この形態例に係る被覆成形体３は、上記金
属成形体２と相似形に形成されている。
る金型を示しており、この形態例に係る金型は、第１形
態例に係る金属成形体２の表面側に被覆成形体３を冠着
したもので、この形態例に係る被覆成形体３は、上記金
属成形体２と相似形に形成されている。
【００３１】即ち、この被覆成形体３は、上記金属成形
体２のＶ溝２ｂに当接する素板当り面部であるＶ溝３ａ
と金属成形体２の両側壁部２ｂ，２ｃに当接する垂直面
部３ｂ，３ｃとで、金属成形体２の素板当り面の形状と
略同様の略Ｍ字状に形成されている。尚、この形態例に
用いられる金型ダイＤ及び金属成形体２は、第１形態例
で用いたものと同様に構成されているので、図面には第
１形態例と同一の符号を付して、その詳細な説明をここ
では省略する。
体２のＶ溝２ｂに当接する素板当り面部であるＶ溝３ａ
と金属成形体２の両側壁部２ｂ，２ｃに当接する垂直面
部３ｂ，３ｃとで、金属成形体２の素板当り面の形状と
略同様の略Ｍ字状に形成されている。尚、この形態例に
用いられる金型ダイＤ及び金属成形体２は、第１形態例
で用いたものと同様に構成されているので、図面には第
１形態例と同一の符号を付して、その詳細な説明をここ
では省略する。
【００３２】ところで、この被覆成形体３は、潤滑性に
優れ、摩擦係数が小さく、耐切創性を有し、非研磨性
（相手部材を摩耗および損傷させない性質）を有し、か
つ、耐水性、耐油性、耐薬品性に優れた材料で形成され
ている。
優れ、摩擦係数が小さく、耐切創性を有し、非研磨性
（相手部材を摩耗および損傷させない性質）を有し、か
つ、耐水性、耐油性、耐薬品性に優れた材料で形成され
ている。
【００３３】この被覆成形体３に具体的に要求される引
張強度としては、スチール（熱処理品）１５０〜２００
ｋｇ／ｍｍ2 と同等かその近似値であり、破断伸度はス
チール１．１％と同等かその近似値であり、また、圧縮
強度は、金型材料に使用されるＳＣＭ材料１〜２ｔｏｎ
／ｃｍ2 と同等かその近似値である。
張強度としては、スチール（熱処理品）１５０〜２００
ｋｇ／ｍｍ2 と同等かその近似値であり、破断伸度はス
チール１．１％と同等かその近似値であり、また、圧縮
強度は、金型材料に使用されるＳＣＭ材料１〜２ｔｏｎ
／ｃｍ2 と同等かその近似値である。
【００３４】尚、この被覆成形体３は、好ましくは、ポ
リアセタール（ＰＯＭ）、フッソ樹脂、ポリイミド（Ｐ
Ｉ）、ポリアミド（ＰＡ）等が好適であるが、他の材料
としては、ポリカーボネイト（ＰＣ）、ポリプチレンテ
レフタレート（ＰＢＴ）、ポリフェニレンオキサイド
（変形ＰＰＯ）、ポリフェニレンサルファイド（ＰＰ
Ｓ）、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、ポリエ
ーテルスルフォン（ＰＥＳ）、ポリウレタン（ＰＵＲ）
またはポリアリレート（ＰＡＬ）のいずれかを用いるこ
とも可能であり、これら各材料は、１種または２種以上
を組み合わせて形成することもできる。
リアセタール（ＰＯＭ）、フッソ樹脂、ポリイミド（Ｐ
Ｉ）、ポリアミド（ＰＡ）等が好適であるが、他の材料
としては、ポリカーボネイト（ＰＣ）、ポリプチレンテ
レフタレート（ＰＢＴ）、ポリフェニレンオキサイド
（変形ＰＰＯ）、ポリフェニレンサルファイド（ＰＰ
Ｓ）、ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、ポリエ
ーテルスルフォン（ＰＥＳ）、ポリウレタン（ＰＵＲ）
またはポリアリレート（ＰＡＬ）のいずれかを用いるこ
とも可能であり、これら各材料は、１種または２種以上
を組み合わせて形成することもできる。
【００３５】例えば、潤滑性を向上させ、かつ、摩擦係
数を小さくする場合には、フッソ樹脂やポリアミド（Ｐ
Ａ）、ポリアセタール（ＰＯＭ）、ポリイミド（ＰＩ）
と組み合わせた複合材料を用いるのが望ましい。勿論、
他の特性を得る場合には、上記各材料の中から複数種類
の材料を選択して組み合わせた複合材料を用いることが
できる。
数を小さくする場合には、フッソ樹脂やポリアミド（Ｐ
Ａ）、ポリアセタール（ＰＯＭ）、ポリイミド（ＰＩ）
と組み合わせた複合材料を用いるのが望ましい。勿論、
他の特性を得る場合には、上記各材料の中から複数種類
の材料を選択して組み合わせた複合材料を用いることが
できる。
【００３６】このような複合材料が有利な点は、要求さ
れる曲げ加工品質を維持し、金属成形体２の耐久性を向
上させようとする場合、該被覆成形体３を交換するだけ
で達成することができる点にあり、また、コストも大幅
にダウンさせることができる点にある。
れる曲げ加工品質を維持し、金属成形体２の耐久性を向
上させようとする場合、該被覆成形体３を交換するだけ
で達成することができる点にあり、また、コストも大幅
にダウンさせることができる点にある。
【００３７】従って、この被覆成形体３は、上記単一材
料または複数材料からなる単一部材に限定されるもので
はなく、上記単一材料または複数材料と、不織布状や織
布状またはフェルト状に形成された炭素繊維、アラミド
繊維又はガラス繊維とを、単体部材又はシート材に形成
した複合材料で形成することもできる。
料または複数材料からなる単一部材に限定されるもので
はなく、上記単一材料または複数材料と、不織布状や織
布状またはフェルト状に形成された炭素繊維、アラミド
繊維又はガラス繊維とを、単体部材又はシート材に形成
した複合材料で形成することもできる。
【００３８】また、被覆成形体３は、不織布状や織布状
またはフェルト状に形成された炭素繊維、アラミド繊維
またはガラス繊維と上記単一材料または複合材料および
紙質とで形成するのが望ましい。
またはフェルト状に形成された炭素繊維、アラミド繊維
またはガラス繊維と上記単一材料または複合材料および
紙質とで形成するのが望ましい。
【００３９】この形態例に係る金型は、以上のように構
成されているので、被覆成形体３を上記金属成形体２に
嵌装した後、該金属成形体２と被覆成形体３を固定部材
（図示せず）に嵌合し、ビス等の固定手段で金属成形体
２と被覆成形体３とを金型ダイＤに固定する。
成されているので、被覆成形体３を上記金属成形体２に
嵌装した後、該金属成形体２と被覆成形体３を固定部材
（図示せず）に嵌合し、ビス等の固定手段で金属成形体
２と被覆成形体３とを金型ダイＤに固定する。
【００４０】次に、金属成形体２の上面に素板を載置
し、ポンチで素板を押圧することで、素板が純粋曲げさ
れた後、塑性曲げ、すべり込み、矯正成形完了の順に行
われる。このとき、素板が被覆成形体３のＶ溝３ａの両
肩の２点で支えられるが、該被覆成形体３の当り面は潤
滑性に優れた素材で形成されており、素板と被覆成形体
３との間に滑り摩擦が発生するので、素材の表面が傷つ
くことがなく、その結果、傷を研磨する工程を省略でき
るので作業が簡略化される。
し、ポンチで素板を押圧することで、素板が純粋曲げさ
れた後、塑性曲げ、すべり込み、矯正成形完了の順に行
われる。このとき、素板が被覆成形体３のＶ溝３ａの両
肩の２点で支えられるが、該被覆成形体３の当り面は潤
滑性に優れた素材で形成されており、素板と被覆成形体
３との間に滑り摩擦が発生するので、素材の表面が傷つ
くことがなく、その結果、傷を研磨する工程を省略でき
るので作業が簡略化される。
【００４１】図５は、この発明の第３形態例に係る金型
を示しており、この形態例に係る金型は、第２形態例に
係る被覆成形体３の垂直面部３ｂ，３ｃを廃止し、上記
金属成形体２のＶ溝２ａ及び上面に当接するＶ溝３ａと
水平面部とで構成した他は、他の構成・作用・効果は第
２形態例に係る被覆成形体３と同様に構成されているの
で、図面には上記第２形態例で用いた符号と同一の符号
を付してその詳細な説明をここでは省略する。
を示しており、この形態例に係る金型は、第２形態例に
係る被覆成形体３の垂直面部３ｂ，３ｃを廃止し、上記
金属成形体２のＶ溝２ａ及び上面に当接するＶ溝３ａと
水平面部とで構成した他は、他の構成・作用・効果は第
２形態例に係る被覆成形体３と同様に構成されているの
で、図面には上記第２形態例で用いた符号と同一の符号
を付してその詳細な説明をここでは省略する。
【００４２】図６は、この発明の第４形態例に係る金型
を示しており、この形態例に係る金型は、第２形態例に
係る被覆成形体３とほぼ同様に構成されているが、異な
る点は、被覆成形体３のＶ溝３ａの底部分を切除し、左
右の被覆成形体３Ａ，３Ｂで構成した他は、他の構成は
前記第２形態例と同様であるので、図面には第２形態例
と同様の符号を付して、その詳細な説明をここでは省略
する。
を示しており、この形態例に係る金型は、第２形態例に
係る被覆成形体３とほぼ同様に構成されているが、異な
る点は、被覆成形体３のＶ溝３ａの底部分を切除し、左
右の被覆成形体３Ａ，３Ｂで構成した他は、他の構成は
前記第２形態例と同様であるので、図面には第２形態例
と同様の符号を付して、その詳細な説明をここでは省略
する。
【００４３】即ち、この形態例に係る被覆成形体３Ａ，
３Ｂは、上記金属成形体２の溝２ａの一方の傾斜面に当
接する素板当り面部と金属成形体２の側面２ｂに当接す
る垂直面部３ｂとで略逆レ字状に形成した一方の被覆成
形体３Ａと、上記金属成形体２の溝２ａの他方の傾斜面
に当接する素板当り面部と金属成形体２の側面２ｃに当
接する垂直面部３ｃとで略逆レ字状に形成した他の被覆
成形体３Ｂと、で金属成形体２の素板当り面の形状とほ
ぼ同様の形状に成形されており、上記被覆成形体３Ａ
は、例えば、金属成形体２の右側面に冠着され、また、
被覆成形体３Ｂは金属成形体２の左側面に冠着され、従
って、これら被覆成形体３Ａ，３Ｂの素板当り面部の先
端部間には、逃げのための間隙３ｄが形成される。
３Ｂは、上記金属成形体２の溝２ａの一方の傾斜面に当
接する素板当り面部と金属成形体２の側面２ｂに当接す
る垂直面部３ｂとで略逆レ字状に形成した一方の被覆成
形体３Ａと、上記金属成形体２の溝２ａの他方の傾斜面
に当接する素板当り面部と金属成形体２の側面２ｃに当
接する垂直面部３ｃとで略逆レ字状に形成した他の被覆
成形体３Ｂと、で金属成形体２の素板当り面の形状とほ
ぼ同様の形状に成形されており、上記被覆成形体３Ａ
は、例えば、金属成形体２の右側面に冠着され、また、
被覆成形体３Ｂは金属成形体２の左側面に冠着され、従
って、これら被覆成形体３Ａ，３Ｂの素板当り面部の先
端部間には、逃げのための間隙３ｄが形成される。
【００４４】この形態例に係る金型は、以上のように構
成されているので、被覆成形体３Ａ，３Ｂの上面に素板
を載置し、ポンチで素板を押圧することで、素板が純粋
曲げされた後、塑性曲げ、すべり込み、矯正成形完了の
順に行われる。このとき、素板が被覆成形体３Ａ，３Ｂ
のＶ溝部両肩の２点で支えられるが、該被覆成形体３
Ａ，３Ｂの当り面は潤滑性に優れた素材で形成されてお
り、金属成形体２と被覆成形体３Ａ，３Ｂとの間に滑り
摩擦が発生するので、素材の表面が傷つくことがなく、
その結果、傷を研磨する工程を省略できるので作業が簡
略化され、しかも、被覆成形体３Ａ，３ＢのＶ溝３ａの
先端部間には、逃げのための間隙３ｄが形成されている
ので、該被覆成形体３Ａ，３Ｂの変形を防止し、耐久性
を向上させることができる。
成されているので、被覆成形体３Ａ，３Ｂの上面に素板
を載置し、ポンチで素板を押圧することで、素板が純粋
曲げされた後、塑性曲げ、すべり込み、矯正成形完了の
順に行われる。このとき、素板が被覆成形体３Ａ，３Ｂ
のＶ溝部両肩の２点で支えられるが、該被覆成形体３
Ａ，３Ｂの当り面は潤滑性に優れた素材で形成されてお
り、金属成形体２と被覆成形体３Ａ，３Ｂとの間に滑り
摩擦が発生するので、素材の表面が傷つくことがなく、
その結果、傷を研磨する工程を省略できるので作業が簡
略化され、しかも、被覆成形体３Ａ，３ＢのＶ溝３ａの
先端部間には、逃げのための間隙３ｄが形成されている
ので、該被覆成形体３Ａ，３Ｂの変形を防止し、耐久性
を向上させることができる。
【００４５】図７は、この発明の第５形態例に係る金型
を示しており、この形態例に係る金型は、前記第４形態
例に係る被覆成形体３Ａ，３Ｂが冠着される金属成形体
２も同様に左右に２分割された金属成形体２Ａ，２Ｂで
形成し、該金属成形体２Ａ，２ＢのＶ溝部底部分を切除
して、その先端部間に逃げのための間隙２ｄを形成する
ことで、該金属成形体２Ａ，２Ｂの変形を防止し、耐久
性を向上させるように構成した他は、他の構成・作用・
効果は前記第４形態例と同様であるので、その詳細な説
明をここでは省略する。
を示しており、この形態例に係る金型は、前記第４形態
例に係る被覆成形体３Ａ，３Ｂが冠着される金属成形体
２も同様に左右に２分割された金属成形体２Ａ，２Ｂで
形成し、該金属成形体２Ａ，２ＢのＶ溝部底部分を切除
して、その先端部間に逃げのための間隙２ｄを形成する
ことで、該金属成形体２Ａ，２Ｂの変形を防止し、耐久
性を向上させるように構成した他は、他の構成・作用・
効果は前記第４形態例と同様であるので、その詳細な説
明をここでは省略する。
【００４６】図８と図９は、この発明の第６形態例に係
る金型を示しており、この形態例に係る金型は、前記第
１形態例乃至第５形態例に係る金型ダイＤに用いられる
金型ポンチＰの押圧部分５の表面に、該金型ポンチＰと
同質の金属材、例えば、スチールで形成された金属成形
体６を嵌着して構成されており、該金属成形体６の厚さ
は、例えば、０．１ｔ〜０．５ｔの範囲を基本とし、熱
処理を施して機械的強度を向上させたものを用いるのが
望ましい。
る金型を示しており、この形態例に係る金型は、前記第
１形態例乃至第５形態例に係る金型ダイＤに用いられる
金型ポンチＰの押圧部分５の表面に、該金型ポンチＰと
同質の金属材、例えば、スチールで形成された金属成形
体６を嵌着して構成されており、該金属成形体６の厚さ
は、例えば、０．１ｔ〜０．５ｔの範囲を基本とし、熱
処理を施して機械的強度を向上させたものを用いるのが
望ましい。
【００４７】このように構成することで、この形態例に
あっては、摩耗や損傷が激しい金型ポンチＰの押圧部分
５が金属成形体６で保護され、しかも、該金属成形体６
は金型ポンチＰとは別体で形成されているので、金属成
形体６が摩耗し、或は、損傷した場合には交換すればよ
いので、金型ポンチＰの耐久性を大幅に向上させること
ができる。
あっては、摩耗や損傷が激しい金型ポンチＰの押圧部分
５が金属成形体６で保護され、しかも、該金属成形体６
は金型ポンチＰとは別体で形成されているので、金属成
形体６が摩耗し、或は、損傷した場合には交換すればよ
いので、金型ポンチＰの耐久性を大幅に向上させること
ができる。
【００４８】図１０は、この発明の第７形態例に係る金
型を示しており、この形態例に係る金型は、前記第６形
態例で金属成形体６が押圧部分５に嵌着された金型ポン
チＰの上記金属成形体６の表面、即ち、前記金属成形体
２のＶ溝２ａ或は被覆成形体３のＶ溝３ａに当たる部分
に、被覆成形体７を固着した他は、他の構成・作用は上
記第６形態例と同様であるので、その詳細な説明をここ
では省略する。
型を示しており、この形態例に係る金型は、前記第６形
態例で金属成形体６が押圧部分５に嵌着された金型ポン
チＰの上記金属成形体６の表面、即ち、前記金属成形体
２のＶ溝２ａ或は被覆成形体３のＶ溝３ａに当たる部分
に、被覆成形体７を固着した他は、他の構成・作用は上
記第６形態例と同様であるので、その詳細な説明をここ
では省略する。
【００４９】尚、この形態例では、上記被覆成形体７の
材質や作用・効果は、前記被覆成形体３と同様である。
材質や作用・効果は、前記被覆成形体３と同様である。
【００５０】
【発明の効果】この発明に係る金型は、以上説明したよ
うに構成されているので、曲げ加工時における素板及び
金型の損傷や汚れを防止することができ、また、必要に
応じて金型ダイや金型ポンチ及びこれらに冠着される金
属成形体の損傷をも有効に防止し、その耐久性を大幅に
向上させることができる等、幾多の優れた効果が得られ
る。
うに構成されているので、曲げ加工時における素板及び
金型の損傷や汚れを防止することができ、また、必要に
応じて金型ダイや金型ポンチ及びこれらに冠着される金
属成形体の損傷をも有効に防止し、その耐久性を大幅に
向上させることができる等、幾多の優れた効果が得られ
る。
【図１】この発明の第１形態例に係る金型の構成部材で
ある金属成形体の構成を示す斜視図である。
ある金属成形体の構成を示す斜視図である。
【図２】同金属成形体が冠着された金型ダイの斜視図で
ある。
ある。
【図３】この発明の第２形態例に係る金型の構成部材で
ある金属成形体と被覆成形体の構成を示す斜視図であ
る。
ある金属成形体と被覆成形体の構成を示す斜視図であ
る。
【図４】同金属成形体と被覆成形体が冠着された金型ダ
イの斜視図である。
イの斜視図である。
【図５】この発明の第３形態例に係る金型の構成部材で
ある金属成形体と他の構成からなる被覆成形体の構成を
示す斜視図である。
ある金属成形体と他の構成からなる被覆成形体の構成を
示す斜視図である。
【図６】この発明の第４形態例に係る金型の構成部材で
ある金属成形体とさらに他の構成からなる被覆成形体の
構成を示す斜視図である。
ある金属成形体とさらに他の構成からなる被覆成形体の
構成を示す斜視図である。
【図７】この発明の第５形態例に係る金型の構成部材で
ある他の構成からなる金属成形体と第４形態例の構成か
らなる被覆成形体の構成を示す斜視図である。
ある他の構成からなる金属成形体と第４形態例の構成か
らなる被覆成形体の構成を示す斜視図である。
【図８】この発明の第６形態例に係る金型の構成部材で
ある金型ポンチの斜視図である。
ある金型ポンチの斜視図である。
【図９】同金型ポンチの先端部の構成を示す部分拡大説
明図である。
明図である。
【図１０】この発明の第７形態例に係る金型の構成部材
である金型ポンチの先端部の構成を示す部分拡大説明図
である。
である金型ポンチの先端部の構成を示す部分拡大説明図
である。
Ｄ 金型ダイ １ Ｖ字状の溝 ２，２Ａ，２Ｂ，６ 金属成形体 ２ａ Ｖ溝 ３，３Ａ，３Ｂ，７ 被覆成形体 ３ａ Ｖ溝
Claims (10)
- 【請求項１】 略Ｖ字状の溝を有する金型ダイの上に素
板を載せ、該素板の上から金型ポンチで素板を押圧する
ことで素板を所定形状に折り曲げ形成するために用いら
れる金型において、上記金型ダイ及び／又は金型ポンチ
の押圧部表面に、金属成形体及び／又は被覆成形体を冠
着したことを特徴とする金型。 - 【請求項２】 前記金型ダイ又は金型ポンチに冠着され
る金属成形体は、冠着される金型ダイまたは金型ポンチ
の冠着部位に密着する形状に成形されていることを特徴
とする請求項１に記載の金型。 - 【請求項３】 前記金型ダイに冠着される前記金属成形
体は、金型ダイの上面及び両側面を覆う形状に成形され
ていることを特徴とする請求項２に記載の金型。 - 【請求項４】 前記金型ダイに冠着される金属成形体
は、Ｖ溝部分で左右に２分割されて構成されていること
を特徴とする請求項２または請求項３のいずれかに記載
の金型。 - 【請求項５】 請求項２乃至請求項４のいずれかに記載
された金型ダイに冠着された金属成形体の表面に冠着さ
れる被覆成形体は、該金属成形体の冠着部位に密着する
形状に成形されていることを特徴とする請求項１に記載
の金型。 - 【請求項６】 前記金型ダイに冠着された金属成形体に
冠着される被覆成形体は、前記金属成形体の上面に密着
するように成形されていることを特徴とする請求項５に
記載の金型。 - 【請求項７】 前記金型ダイに冠着された金属成形体に
冠着される被覆成形体は、前記金属成形体の上面及び両
側面を覆う形状に成形されていることを特徴とする請求
項５または請求項６のいずれかに記載の金型。 - 【請求項８】 前記金型ダイに冠着された金属成形体に
冠着される被覆成形体は、請求項４に記載された金属成
形体と同様に、Ｖ溝部分で左右に２分割されて構成され
ていることを特徴とする金型。 - 【請求項９】 前記金型ポンチに冠着された金属成形体
に冠着される被覆成形体は、上記金属成形体のＶ溝と接
する面部に冠着されていることを特徴とする金型。 - 【請求項１０】 前記被覆成形体は、少なくとも潤滑性
・耐圧性・耐摩耗性等の物性に優れた素材で形成したこ
とを特徴とする請求項６乃至請求項９のいずれかに記載
の金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12473897A JPH10296336A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 金 型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12473897A JPH10296336A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 金 型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10296336A true JPH10296336A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14892901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12473897A Pending JPH10296336A (ja) | 1997-04-30 | 1997-04-30 | 金 型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10296336A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001097993A1 (fr) * | 2000-06-23 | 2001-12-27 | Yuugenkaisha Taigaa Koosan | Plieuse de tole a fonction antirotation |
| JP2002001435A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-08 | Tiger Kosan:Kk | 回転抑制機能付金属板折曲装置 |
| KR20070023329A (ko) * | 2005-08-24 | 2007-02-28 | 주식회사 아이 피 유 | 조형물제조장치 |
| EP2018912A1 (en) | 2007-06-01 | 2009-01-28 | Torben Kirk Hansen | A protective tool for a bending tool |
| JP2009022154A (ja) * | 2007-06-14 | 2009-01-29 | Honda Motor Co Ltd | 蛇行巻線コイルの成形法 |
| CN106862323A (zh) * | 2017-02-14 | 2017-06-20 | 德阳凯达门业有限公司 | 能缩短门框弯折工序时间的机械装置 |
| IT201700053608A1 (it) * | 2017-05-17 | 2018-11-17 | Rolleri S P A | Utensile per una pressa piegatrice |
| WO2019234183A1 (de) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Werkzeug und verfahren zum bearbeiten von plattenförmigen werstücken, insbesondere von blechen |
-
1997
- 1997-04-30 JP JP12473897A patent/JPH10296336A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001097993A1 (fr) * | 2000-06-23 | 2001-12-27 | Yuugenkaisha Taigaa Koosan | Plieuse de tole a fonction antirotation |
| JP2002001435A (ja) * | 2000-06-23 | 2002-01-08 | Tiger Kosan:Kk | 回転抑制機能付金属板折曲装置 |
| GB2368304A (en) * | 2000-06-23 | 2002-05-01 | Taigaa Koosan Yuugenkaisha | Metal sheet bending device with rotation inhibiting function |
| US6672127B2 (en) | 2000-06-23 | 2004-01-06 | Yuugenkaisha Taigaa Koosan | Metal sheet bending device with rotation inhibiting function |
| JP4698799B2 (ja) * | 2000-06-23 | 2011-06-08 | 有限会社タイガー恒産 | 回転抑制機能付金属板折曲装置 |
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| EP2018912A1 (en) | 2007-06-01 | 2009-01-28 | Torben Kirk Hansen | A protective tool for a bending tool |
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| IT201700053608A1 (it) * | 2017-05-17 | 2018-11-17 | Rolleri S P A | Utensile per una pressa piegatrice |
| WO2018211428A1 (en) * | 2017-05-17 | 2018-11-22 | Rolleri S.P.A. | Tool for a press brake |
| WO2019234183A1 (de) * | 2018-06-06 | 2019-12-12 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Werkzeug und verfahren zum bearbeiten von plattenförmigen werstücken, insbesondere von blechen |
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