JPH10295955A - 鋏装置 - Google Patents

鋏装置

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Publication number
JPH10295955A
JPH10295955A JP12501697A JP12501697A JPH10295955A JP H10295955 A JPH10295955 A JP H10295955A JP 12501697 A JP12501697 A JP 12501697A JP 12501697 A JP12501697 A JP 12501697A JP H10295955 A JPH10295955 A JP H10295955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
pair
scissors
inner case
outer case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12501697A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Murakami
誠 村上
Takashi Ichikawa
隆司 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mega House KK
Original Assignee
Mega House KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Mega House KK filed Critical Mega House KK
Priority to JP12501697A priority Critical patent/JPH10295955A/ja
Publication of JPH10295955A publication Critical patent/JPH10295955A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 安全性を確保しつつ細かな作業もできるよう
にする。 【解決手段】 一対の鋏構成体3,5は刃部と柄部との
あいだの交差部4で交差されている。ケース体9は回動
軸部を中心にして回動可能に設けられる内ケース113
a,13bと外ケース15a,15bとを有する。内ケ
ースは回動軸部を中心に回動されて外ケースに出し入れ
自在に設けられ、内ケースを回動させて外ケースから押
し出すように附勢する第1の弾発部材(バネ21)が内
ケースと外ケースとの間に設けられている。交差した一
方の鋏構成体3の柄部3bを内ケース側に連係させ、他
方の鋏構成体5の柄部5bを外ケース側に連係させた状
態で交差部に形成した軸孔7が回動軸に軸着されてい
る。一対の刃部3a,5aを開く方向に附勢する第2の
弾発部材(バネ23)が一対の柄部3b,5b間に設け
られている。第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して
内ケースを外ケース内に押し込めたときに一対の刃部が
閉じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、動物や人形の形
状を模した鋏装置に関し、特に動物や人形の形状を保持
しつつ安全性を向上させるようにした鋏装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、安全性を考慮した種々の鋏装置が
提案され販売されている。従来のこの種の鋏装置として
は、例えば、実公昭58ー39663号公報に示すよう
なものが知られている。この従来例によると、保護ケー
スが鋏の把持部を除いた刃部全体を覆うように設けられ
ている。この保護ケースは、刃部の開閉動作を可能とす
るような内部空間を有し、その側面には刃部の刃先に沿
ってスリットが形成されている。従って、この鋏を用い
ると、保護ケースを装着したままの状態でスリットから
紙を導入して当該紙を切断することができ、不慣れな幼
児も安全に鋏を扱うことができるという効果を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例は、保護ケースが鋏の把持部を除いた刃部全体を
覆うように設けられているので、細かな作業を行う場
合、例えば紙や布等の被切断物を型に合わせて断ち切
る、いわゆる裁断を行う場合や立体的な被切断物を切断
する場合は、保護ケースが被切断物に接触して扱いづら
いという問題点を有していた。また、上記従来の鋏は、
保護ケースに設けたスリットによって被切断物の形状が
制限されてしまい、偏平な紙を単に切断する等の単純な
作業しかできないので、やがて飽きられてしまうという
問題点を有していた。
【0004】本願発明は、上記問題点に鑑みて案出され
たもので、安全性を確保しつつ立体的な被切断物をも切
断することができ、細かな作業もできるようにした興趣
性の高い鋏装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する請求項
1に係る鋏装置は、上記目的を達成するために、下記の
要件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)一対の鋏構成体と、一対のケース体とを有するこ
と。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
ること。 (ニ)前記一対のケース体は、回動軸部を中心にして回
動可能に設けられる一方のケースと他方のケースとを有
すること。 (ホ)前記一方のケースは、前記回動軸部を中心に回動
されて他方のケースに出し入れ自在に設けられているこ
と。 (ヘ)前記一方のケースを回動させて他方のケースから
押し出すように附勢する第1の弾発部材が一方のケース
と他方のケースとの間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を一方のケー
ス側に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を他方のケース
側に連係させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記
回動軸部に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して一
方のケースを他方のケース内に押し込めたときに前記一
対の刃部が閉じられること。
【0006】また、請求項2に係る鋏装置は、下記の要
件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)一対の鋏構成体と、ケース体とを有すること。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
ること。 (ニ)前記ケース体は、回動軸部を中心にして回動可能
に設けられる内ケースと外ケースとを有すること。 (ホ)前記内ケースは、前記回動軸部を中心に回動され
て外ケースに出し入れ自在に設けられていること。 (ヘ)前記内ケースを回動させて外ケースから押し出す
ように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外ケースと
の間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を内ケース側
に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を外ケース側に連係
させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記回動軸部
に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
ケースを外ケース内に押し込めたときに前記一対の刃部
が閉じられること。
【0007】また、請求項3に係る鋏装置は、下記の要
件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)一対の鋏構成体と、ケース体とを有すること。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
ること。 (ニ)前記ケース体は、回動軸部を中心にして回動可能
に設けられる内ケースと外ケースとを有すること。 (ホ)前記内ケースは、前記回動軸部を中心に回動され
て外ケースに出し入れ自在に設けられていること。 (ヘ)前記内ケースを回動させて外ケースから押し出す
ように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外ケースと
の間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を内ケース側
に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を外ケース側に連係
させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記回動軸部
に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
ケースを外ケース内に押し込めたときに前記一対の刃部
が閉じられること。 (ヌ)前記第2の弾発部材の弾発力に抗して前記一対の
刃部だけを閉じた状態に保持する保持部材を有するこ
と。
【0008】また、請求項4に係る鋏装置は、下記の要
件を備えたことを特徴とする。すなわち、 (イ)一対の鋏構成体と、ケース体とを有すること。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
ること。 (ニ)前記ケース体は、回動軸部を中心にして回動可能
に設けられる内ケースと外ケースとを有すること。 (ホ)前記内ケースは、前記回動軸部を中心に回動され
て外ケースに出し入れ自在に設けられていること。 (ヘ)前記内ケースを回動させて外ケースから押し出す
ように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外ケースと
の間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を内ケース側
に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を外ケース側に連係
させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記回動軸部
に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
ケースを外ケース内に押し込めたときに前記一対の刃部
が閉じられること。 (ヌ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
ケースを外ケース内に押し込めた状態で当該内ケースを
外ケースにロックするロック部材を有すること。
【0009】また、請求項5に係る鋏装置は、請求項1
乃至請求項3に下記の要件を備えたことを特徴とする。
すなわち、 (イ)前記内ケースを外ケース内に押し込めたときの押
圧力により動作する押圧スイッチ手段を有すること。 (ロ)前記押圧スイッチ手段が動作したときに音を発生
する音発生手段を有すること。
【0010】また、請求項6に係る鋏装置は、請求項1
乃至請求項3に下記の要件を備えたことを特徴とする。
すなわち、 (イ)前記ケース体を振動させたときに動作する振動ス
イッチ手段を有すること。 (ロ)前記振動スイッチ手段が動作したときに音を発生
する音発生手段を有すること。
【0011】
【発明の実施の形態】本願発明に係る鋏装置の実施の形
態を図面に基づいて説明する。請求項1に係る鋏装置
1,2は、一対の鋏構成体3,5と、一対のケース体9
とを有する。一方の鋏構成体3は、刃部3aと当該刃部
3aに続く柄部3bとを有する。同様に、他方の鋏構成
体5は、刃部5aと当該刃部5aに続く柄部5bとを有
する。そして、前記一対の鋏構成体3,5は、それぞれ
の刃部と柄部とのあいだの交差部4で交差され、当該交
差部4には軸孔7が形成されている。前記一対のケース
体9は、回動軸部6を中心にして回動可能に設けられる
一方のケースである内ケース13と、他方のケースであ
る外ケース15とを有する。内ケース13は、二つ割り
にされた内ケース形成体13aと13bとで構成されて
いる。同様に、外ケース15は、二つ割りにされた外ケ
ース形成体15aと15bとで構成されている。この外
ケース15の外観形状は、ペンギンの全体形状を模して
形成されると共に、内ケース13の外観形状は、ペンギ
ンの腹部を模した形状に形成されている。内ケース形成
体13aと13bとで構成された内ケース13は、前記
回動軸部6を中心に回動されて外ケース15に出し入れ
自在に設けられている。内ケース13の外壁と外ケース
15の内壁との間には、バネ21が設けられている。こ
のバネ21は、内ケース13を回動させて当該内ケース
13を外ケース15から外方向へ押し出すように附勢す
る第1の弾発部材である。この第1の弾発部材として
は、つるまきバネ、コイルスプリング、板状バネ等の適
宜のバネが用いられる。
【0012】本願発明に係る鋏装置1,2は、内ケース
13及び外ケース15を回動させることなくその意匠を
保持したままの状態で、一対の鋏構成体3,5だけを独
立して開閉できるように構成されている。すなわち、交
差した一方の鋏構成体3の柄部3bを内ケース13側に
連係させると共に、他方の鋏構成体5の柄部5bを外ケ
ース15側に連係させた状態で交差部4に形成した軸孔
7が回動軸11に軸着されている。そして、一対の柄部
3bと5bとの間には、バネ23が設けられている。こ
のバネ23は、一対の刃部3aと5aを開く方向に附勢
する第2の弾発部材である。この第2の弾発部材として
は、つるまきバネ、コイルスプリング、板状バネ等の適
宜のバネが用いられる。前述の第1及び第2の弾発部材
であるバネ21,23の弾発力に抗して内ケース13を
外ケース15内に押し込めたときに、一対の刃部3a,
5aが閉じられるようになっている。
【0013】尚、内ケース13と外ケース15とで構成
されるケース体9の外観形状は、上記ペンギンを模した
形状には限定されず、他の適宜の動植物や人形等の形態
に形成することができる。また、上記では一方のケース
を内ケース13とし、他方のケースを外ケース15とし
て構成したが、逆に、他方のケースを内ケース13と
し、一方のケースを外ケース15として構成しても良
い。すなわち、内ケース13内に外ケース15を出し入
れ自在に設けても良い。もちろん、双方のケースを互い
に出し入れ自在に設けて構成しても良い。
【0014】請求項2に係る鋏装置1,2は、一対の鋏
構成体3,5と、ケース体9とを有する。一方の鋏構成
体3は、刃部3aと当該刃部3aに続く柄部3bとを有
する。同様に、他方の鋏構成体5は、刃部5aと当該刃
部5aに続く柄部5bとを有する。そして、前記一対の
鋏構成体3,5は、それぞれの刃部と柄部とのあいだの
交差部4で交差され、当該交差部4には軸孔7が形成さ
れている。前記ケース体9は、回動軸部6を中心にして
回動可能に設けられる内ケース13と外ケース15とを
有する。内ケース13は、二つ割りにされた内ケース形
成体13aと13bとで構成されている。同様に、外ケ
ース15は、二つ割りにされた外ケース形成体15aと
15bとで構成されている。この外ケース15の外観形
状は、ペンギンの全体形状を模して形成されると共に、
内ケース13の外観形状は、ペンギンの腹部を模した形
状に形成されている。内ケース形成体13aと13bと
で構成された内ケース13は、前記回動軸部6を中心に
回動されて外ケース15に出し入れ自在に設けられてい
る。内ケース13の外壁と外ケース15の内壁との間に
は、バネ21が設けられている。このバネ21は、内ケ
ース13を回動させて当該内ケース13を外ケース15
から外方向へ押し出すように附勢する第1の弾発部材で
ある。この第1の弾発部材としては、つるまきバネ、コ
イルスプリング、板状バネ等の適宜のバネが用いられ
る。
【0015】本願発明に係る鋏装置1,2は、内ケース
13及び外ケース15を回動させることなくその意匠を
保持したままの状態で、一対の鋏構成体3,5だけを独
立して開閉できるように構成されている。すなわち、交
差した一方の鋏構成体3の柄部3bを内ケース13側に
連係させると共に、他方の鋏構成体5の柄部5bを外ケ
ース15側に連係させた状態で交差部4に形成した軸孔
7が回動軸11に軸着されている。そして、一対の柄部
3bと5bとの間には、バネ23が設けられている。こ
のバネ23は、一対の刃部3aと5aを開く方向に附勢
する第2の弾発部材である。この第2の弾発部材として
は、つるまきバネ、コイルスプリング、板状バネ等の適
宜のバネが用いられる。前述の第1及び第2の弾発部材
であるバネ21,23の弾発力に抗して内ケース13を
外ケース15内に押し込めたときに、一対の刃部3a,
5aが閉じられるようになっている。
【0016】尚、内ケース13と外ケース15とで構成
されるケース体9の外観形状は、上記ペンギンを模した
形状には限定されず、他の適宜の動植物や人形等の形態
に形成することができる。
【0017】次に、請求項3に係る鋏装置1を説明す
る。鋏装置1,2は一対の鋏構成体3,5と、ケース体
9とを有する。一方の鋏構成体3は、刃部3aと当該刃
部3aに続く柄部3bとを有する。同様に、他方の鋏構
成体5は、刃部5aと当該刃部5aに続く柄部5bとを
有する。そして、前記一対の鋏構成体3,5は、それぞ
れの刃部と柄部とのあいだの交差部4で交差され、当該
交差部4には軸孔7が形成されている。前記ケース体9
は、回動軸部6を中心にして回動可能に設けられる内ケ
ース13と外ケース15とを有する。内ケース13は、
二つ割りにされた内ケース形成体13aと13bとで構
成されている。同様に、外ケース15は、二つ割りにさ
れた外ケース形成体15aと15bとで構成されてい
る。この外ケース15の外観形状は、ペンギンの形状を
模して形成され、内ケース13の外観形状は、ペンギン
の腹部を模して形成されている。内ケース形成体13a
と13bとで構成された内ケース13は、前記回動軸部
6を中心に回動されて外ケース15に出し入れ自在に設
けられている。内ケース13の外壁と外ケース15の内
壁との間には、バネ21が設けられている。このバネ2
1は、内ケース13を回動させて当該内ケース13を外
ケース15から外方向へ押し出すように附勢する第1の
弾発部材である。この第1の弾発部材としては、つるま
きバネ、コイルスプリング、板状バネ等の適宜のバネが
用いられる。
【0018】本願発明に係る鋏装置1,2は、一対の鋏
構成体3,5だけを独立して開閉できるように構成され
ている。すなわち、交差した一方の鋏構成体3の柄部3
bを内ケース13側に連係させると共に、他方の鋏構成
体5の柄部5bを外ケース15側に連係させた状態で交
差部4に形成した軸孔7が前記回動軸11に軸着されて
いる。そして、一対の柄部3bと5bとの間には、バネ
23が設けられている。このバネ23は、一対の刃部3
aと5aを開く方向に附勢する第2の弾発部材である。
この第2の弾発部材としては、つるまきバネ、コイルス
プリング、板状バネ等の適宜のバネが用いられる。前述
の第1及び第2の弾発部材であるバネ21,23の弾発
力に抗して内ケース13を外ケース15内に押し込めた
ときに、一対の刃部3a,5aが閉じられるようになっ
ている。そして、一対の刃部3a,5bを閉じた状態で
当該刃部3a,5bを覆うように被せるキャップ25を
有する。このキャップ25は、前述の第2の弾発部材で
あるバネ23の弾発力に抗して一対の刃部3a,5bだ
けを閉じた状態に保持する保持部材である。
【0019】次に、請求項4に係る鋏装置1を説明す
る。請求項3に係る鋏装置2は、一対の鋏構成体3,5
と、ケース体9とを有する。一方の鋏構成体3は、刃部
3aと当該刃部3aに続く柄部3bとを有する。同様
に、他方の鋏構成体5は、刃部5aと当該刃部5aに続
く柄部5bとを有する。そして、前記一対の鋏構成体
3,5は、それぞれの刃部と柄部とのあいだの交差部4
で交差され、当該交差部4には軸孔7が形成されてい
る。前記ケース体9は、回動軸部6を中心にして回動可
能に設けられる内ケース13と外ケース15とを有す
る。内ケース13は、二つ割りにされた内ケース形成体
13aと13bとで構成されている。同様に、外ケース
15は、二つ割りにされた外ケース形成体15aと15
bとで構成されている。この外ケース15の外観形状
は、ペンギンを模した形状に形成され、内ケース13の
外観形状は、ペンギンの腹部を模した形状に形成されて
いる。内ケース形成体13aと13bとで構成された内
ケース13は、前記回動軸部6を中心に回動されて外ケ
ース15に出し入れ自在に設けられている。内ケース1
3の外壁と外ケース15の内壁との間には、バネ28が
設けられている。このバネ28は、内ケース13を回動
させて当該内ケース13を外ケース15から外方向へ押
し出すように附勢する第1の弾発部材である。この第1
の弾発部材としては、つるまきバネ、コイルスプリン
グ、板状バネ等の適宜のバネが用いられる。
【0020】本願発明に係る鋏装置2は、内ケース13
及び外ケース15を回動させることなくそのままの状態
で、一対の鋏構成体3,5だけを独立して開閉できるよ
うに構成されている。すなわち、交差した一方の鋏構成
体3の柄部3bを内ケース13側に連係させると共に、
他方の鋏構成体5の柄部5bを外ケース15側に連係さ
せた状態で交差部4に形成した軸孔7が前記回動軸11
に軸着されている。そして、一対の柄部3bと5bとの
間には、バネ23が設けられている。このバネ23は、
一対の刃部3aと5aを開く方向に附勢する第2の弾発
部材である。この第2の弾発部材としては、つるまきバ
ネ、コイルスプリング、板状バネ等の適宜のバネが用い
られる。前述の第1及び第2の弾発部材であるバネ2
3,28の弾発力に抗して内ケース13を外ケース15
内に押し込めたときに、一対の刃部3a,5aが閉じら
れるようになっている。そして、前記第1及び第2の弾
発部材であるバネ23,28の弾発力に抗して内ケース
13を外ケース15内に押し込めた状態で当該内ケース
13を外ケース15にロックするロック部材を有する。
すなわち、内ケース13を外ケース15内に押し込めた
状態で嵌合部材85をスライドさせることにより、内ケ
ース13側に設けられたリブ79a,79bが嵌合部材
85に嵌合される。
【0021】尚、内ケース13と外ケース15とで構成
されるケース体9の外観形状は、上記ペンギンを模した
形状には限定されず、他の適宜の動植物や人形等の形態
に形成することができる。
【0022】次に、請求項5に係る鋏装置1を説明す
る。内ケース13を外ケース15内に押し込めたときの
押圧力により動作する押圧スイッチ73と、この押圧ス
イッチ73が動作したときに音を発生する音発生手段を
有するので、鋏装置を操作する毎に音を発生させること
ができる。
【0023】次に、請求項6に係る鋏装置1を説明す
る。ケース体9を振動させたときに動作する振動スイッ
チ75を有し、この振動スイッチ75が動作したときに
音発生手段が音を発生するので、鋏装置を使用していな
いときでも振動を与えることにより音を発生させること
ができ、興趣性が向上する。
【0024】尚、上記音発生手段は内ケース13または
外ケース15内の適宜の位置に設けることができ、ま
た、バネ部材等の反発力によってクリック音を発生させ
る発音体を用いて構成することができる。
【0025】
【実施例】次に、本願発明に係る鋏装置1の第1の実施
例を図1乃至図5を参照して説明する。鋏装置1は、一
対の鋏構成体3,5と、ケース体9とを有する。各鋏構
成体3,5は、それぞれ4cm乃至20cmの長さに形
成される。また、ケース体9は、高さが5cm乃至20
cmに形成される。一方の鋏構成体3は、刃部3aと当
該刃部3aに続く柄部3bとを有する。同様に、他方の
鋏構成体5は、刃部5aと当該刃部5aに続く柄部5b
とを有する。そして、前記一対の鋏構成体3,5は、そ
れぞれの刃部と柄部とのあいだの交差部4で交差され、
当該交差部4の中心部には軸孔7が形成されている。こ
の軸孔7の径は、後で説明する回動軸11の径と同一か
僅かに大きく形成されている。また、鋏装置1は、全体
の高さが6cm乃至36cmに形成される。前記ケース
体9は、回動軸部6を中心にして回動可能に設けられる
内ケース13と外ケース15とを有する。内ケース13
は、二つ割りにされた内ケース形成体13aと13bと
で構成されている。同様に、外ケース15は、二つ割り
にされた外ケース形成体15aと15bとで構成されて
いる。この外ケース15の外観形状は、ペンギンを模し
た形状に形成され、内ケース13の外観形状は、ペンギ
ンの腹部を模した形状に形成されている。また、外ケー
ス15の底面は、平坦に形成されるので机上などに鋏装
置1を正立させることができ、置物や飾り物として用い
ることができる。
【0026】内ケース形成体13aと13bとで構成さ
れた内ケース13は、前記回動軸部6を中心に回動され
て外ケース15に出し入れ自在に設けられる。一方の内
ケース形成体13aには、ボス31が設けられ、当該ボ
ス31の中心部には回動軸11を挿入して装着する凹部
31aが形成されている。同様に、他方の内ケース形成
体13bには、前記ボス31と対向する位置にボス(図
示せず)が設けられ、当該ボスの中心部には回動軸11
を挿入して装着する凹部(図示せず)が形成されてい
る。交差した一方の鋏構成体3の柄部3bを内ケース1
3側に連係させると共に、他方の鋏構成体5の柄部5b
を外ケース15側に連係させた状態で交差部4に形成さ
れた軸孔7が前記回動軸11に軸着されている。ここ
で、一方の内ケース形成体13aの頭部には欠切部39
が形成されると共に、他方の内ケース形成体13bの対
応する位置にも欠切部(図示せず)が形成されている。
同様に、一方の外ケース形成体15aの頭部には欠切部
59が形成されると共に、他方の外ケース形成体15b
の対応する位置にも欠切部(図示せず)が形成されてい
る。これにより、鋏構成体3,5の軸孔7が回動軸部6
に軸着されたときに、当該鋏構成体3,5の刃部3a,
5aが上記欠切部39,59から突出される。また、一
方の内ケース形成体13aには支柱33が設けられ、当
該支柱33に一方の鋏構成体3の柄部3bが連係されて
いる。また、外ケース形成体15aには、支柱53が設
けられており、当該支柱53に他方の鋏構成体5の柄部
5bが当接している。そして、軸孔7から突出する回動
軸11にはバネ23のコイル状部分が装着され、当該バ
ネ23の一端が柄部3bに連係されると共に、バネ23
の他端が柄部5bに連係されている。このようにバネ2
3が一対の柄部3bと5bとの間に設けられているの
で、このバネ23の弾発力によって一対の刃部3aと5
aを開く方向に附勢する。
【0027】内ケース形成体13aのボス31が設けら
れた反対側の位置、すなわち外ケース形成体15aと対
向する面の回動軸部6には、回動軸となるボス(図示し
ない)が設けられている。そして、このボスを枢着する
枢着部51が外ケース形成体15aの対向する位置に設
けられている。また、同様に、内ケース形成体13bの
外側、すなわち外ケース形成体15bと対向する面の回
動軸部6には、回動軸となるボス41が設けられてい
る。そして、このボス41を枢着する枢着部61が外ケ
ース形成体15bの対向する位置に設けられている。こ
のように枢着部51,61がそれぞれ対応するボスと回
動自在に枢着されているので、内ケース13と外ケース
15とが前記回動軸部6を中心にして回動可能に設けら
れる。これにより、内ケース13は、回動軸部6の回動
中心に設けられた回動軸11を中心に回動されて外ケー
ス15に出し入れ自在に設けられる。すなわち、回動軸
部6は、回動軸11、ボス31,41、枢着部51,6
1を有し、この回動軸部6を中心にして鋏構成体3,5
が開閉すると共に、内ケース13と外ケース15とが回
動する。内ケース13の外壁と外ケース15の内壁との
間には、バネ21が設けられている。すなわち、外ケー
ス形成体15aには前記支柱53の近傍に支柱57が設
けられ、当該支柱57にはバネ21のコイル状部分が装
着される。そして、バネ21の一端が内ケース13の外
壁に当接すると共に、他端が外ケース15の内壁に当接
している。このバネ21は、内ケース13を回動させて
当該内ケース13を外ケース15から外方向へ押し出す
ように附勢する第1の弾発部材である。このように、内
ケース13の外壁と外ケース15の内壁とのあいだに
は、バネ21が設けられると共に、一対の柄部3bと5
bとの間には、バネ23が設けられているので、これら
のバネ21,23の弾発力に抗して内ケース13を外ケ
ース15内に押し込めたときに、一対の刃部3a,5a
が閉じられるようになっている。
【0028】また、内ケース形成体13aには、前記回
動軸11を中心とする同心円上に長孔35が設けられて
いる。同様に、内ケース形成体13bには、前記長孔3
5と対向する位置、すなわち、回動軸11を中心とする
同心円上に長孔45が設けられている。また、外ケース
形成体15aには、前記長孔35と対向する位置に支柱
55が設けられ、外ケース形成体15bには、前記長孔
45と対向する位置に支柱65が設けられている。この
一対の内ケース形成体13a,13bを挟んだ状態で外
ケース形成体15aと15bとを合致させたときに支柱
55が長孔35へ挿入されると共に、支柱65が長孔4
5へ挿入される。これにより、内ケース13の回動範囲
が規制される。
【0029】また、本願発明に係る鋏装置1は、一対の
鋏構成体3,5だけを独立して開閉できるように構成さ
れている。すなわち、一対の柄部3bと5bとの間に
は、バネ23が設けられており、このバネ23の弾発力
に抗して一対の刃部3a,5aだけを閉じることができ
る。このように、一対の刃部3a,5bを閉じた状態で
当該刃部3a,5bを覆うように被せるキャップ25を
有する。このキャップ25は、前述の第2の弾発部材で
あるバネ23の弾発力に抗して一対の刃部3a,5bだ
けを閉じた状態に保持する保持部材である。
【0030】一方の外ケース形成体15aにはシャフト
27を挿入するための孔(図示せず)が形成されると共
に、他方の外ケース形成体15bの対応する位置にも孔
67が形成されている。このシャフト27の一端に装着
されるキャップ22が外ケース形成体15a側に設けら
れると共に、シャフト27の他端に装着されるキャップ
24が外ケース形成体15b側に設けられる。このキャ
ップ22,24は、ペンギンの足に見立てて形成され
る。また、内ケース13又は外ケース15の適宜の位置
には、内ケース13を外ケース15内に押し込めたとき
の押圧力により動作する押圧スイッチが設けられ、この
押圧スイッチが動作したときに音を発生させる音発生体
が設けられている。尚、上記押圧スイッチの代わりに、
ケース体9を振動させたときに動作する振動スイッチを
設け、この振動スイッチが動作したときに音を発生させ
る音発生体を設けて構成してもよい。
【0031】次に、本発明に係る第1の実施例の作用を
説明する。まず、鋏装置1の組み立てを説明する。交差
した一方の鋏構成体3の柄部3bを内ケース13側に連
係させた状態で交差部4に形成した軸孔7を回動軸11
に軸着させる。このとき、鋏構成体3,5の刃部3a,
5aが欠切部39から突出する。そして、軸孔7から突
出する回動軸11にはバネ23のコイル状部分を装着
し、当該バネ23の一端を柄部3bに連係させると共
に、バネ23の他端を柄部5bに連係させる。そして、
内ケース形成体13aを内ケース形成体13bに合致さ
せ、内ケース13内に鋏構成体3,5を収納する。ま
た、支柱57にはバネ21のコイル状部分を装着し、バ
ネ21の一端を内ケース13の外壁に当接させると共
に、他端を外ケース15の内壁に当接させる。そして、
シャフト27を孔67に挿入し、枢着部51,61をそ
れぞれ対応するボスと回動自在に枢着させた状態で、外
ケース形成体15aを外ケース形成体15bに合致させ
る。外ケース形成体15a側からキャップ22をシャフ
ト27の一端に装着すると共に、外ケース形成体15b
側からキャップ24をシャフト27の他端に装着する。
【0032】次に、鋏装置1を使用する場合の作用を説
明する。通常時においては、図3に示すようにバネ21
が内ケース13を時計方向に回動させて当該内ケース1
3を外ケース15から外方向へ押し出すように附勢して
いる。このような状態で鋏装置1を使用する場合は、図
4に示すようにケース体9を握り締めることにより紙や
布を切断することができる。すなわち、内ケース13と
外ケース15とのあいだには、バネ21が設けられると
共に、一対の柄部3bと5bとの間には、バネ23が設
けられているので、これらのバネ21,23の弾発力に
抗して内ケース13を外ケース15内に押し込めたとき
に、一対の刃部3a,5aが閉じて紙等を切断すること
ができる。また、刃部3a,3bを大きく広げて切断作
業をすることができるので、細かな作業をも確実に行う
ことができる。
【0033】鋏装置1を紙や布の切断に使用しないとき
は、外ケース15の底面が平坦に形成されているので机
上などに鋏装置1を正立させることができ、そのまま飾
り物や置物として用いることができる。すなわち、鋏装
置1を使用しない状態では、バネ21が内ケース13を
時計方向に回動させてペンギンの腹部を模した形状の内
ケース13を外ケース15から外方向へ押し出すように
附勢しており、ケース体9全体があたかもペンギンが立
っているかのごとき様相を呈する。このとき、本願発明
に係る鋏装置1は、一対の鋏構成体3,5だけを独立し
て開閉できるように構成されている。すなわち、一対の
柄部3bと5bとの間には、バネ23が設けられてお
り、このバネ23の弾発力に抗して一対の刃部3a,5
aだけを閉じることができる。このように、一対の刃部
3a,5bを閉じた状態で当該刃部3a,5bを覆うよ
うにキャップ25を被せることにより、安全性を確保し
つつ、ペンギンの意匠を保持することができる。
【0034】次に、本発明に係る第2の実施例を図6乃
至図12を参照して説明する。本実施例に係る鋏装置2
は、ロック部材(リブ79a,79b及び嵌合部材8
5)を設け第1および第2の弾発部材(バネ28,2
3)の弾発力に抗して内ケース13を外ケース15内に
押し込めた状態でロックするようにしたことを特徴とす
る。内ケース形成体13bには基板71が設けられ、当
該基板71には振動を検知して動作する振動スイッチ7
5と、選択スイッチ77が設けられている。また、基板
71には図示しない音発生手段が設けられている。この
音発生手段はブザーと、当該ブザーを駆動する駆動回路
等から構成されている。振動スイッチ75は図8乃至図
10に示すように、それぞれ導電性の部材から形成され
る固定接片75aと、遊動接片75bと、固定接片75
cとで構成されている。固定接片75aと75cは同一
形状の部材が用いられているので、コストの低減に寄与
することができる。略コ字状に形成された固定接片75
aと75cは互いに直交する方向に取り付けられる。そ
して、遊動接片75bの一端側には略三角形状の切欠部
が形成され、当該切欠部に前記固定接片75cが挿入さ
れると共に、遊動接片75bの他端側が前記固定接片7
5aと基板71との間に位置している。このように遊動
接片75bは自由に動ける状態、すなわち遊動状態に設
けられているので、鋏装置2全体又は内ケース13、外
ケース15に振動が加えられると、遊動接片75bが遊
動して当該遊動接片75bが固定接片75a及び固定接
片75cと導通する。ここで、前記遊動接片75bに形
成される切欠部の形状を適宜変更することにより、遊動
接片75bの動く自由度を調整することができる。
【0035】一方の内ケース形成体13aの側壁には欠
切部32が設けられると共に、他方の内ケース形成体1
3b側の対応する側壁にも欠切部が設けられ、当該欠切
部に押圧スイッチ73が取り付けられている。前述の選
択スイッチ77は押圧スイッチ73と振動スイッチ75
との内、いずれかを選択するための選択用スイッチであ
る。尚、選択スイッチ77のスライドレバー77aを鋏
装置2の外部へ突出させると、鋏装置2の外部から選択
スイッチ77を操作することができる。また、一方の内
ケース形成体13aの側壁にはリブ79aが設けられる
と共に、他方の内ケース形成体13b側の対応する側壁
にもリブ79bが設けられている。このリブ79aと7
9bとを合致させた状態で後述する嵌合部材85に嵌合
される。
【0036】外ケース形成体15bには、スリット81
aを有する支持板81と、バネ28が取り付けられる支
柱83が設けられている。バネ28の一端28aはスリ
ット81aに係止され、他端28bは内ケース13の外
壁に当接されている。また、バネ28の他端28bは前
述の押圧スイッチ73の押圧部と対応する位置に配置さ
れており、内ケース13が外ケース15内に押し込めら
れたときに押圧スイッチ73の押圧部がバネ28の他端
28bによって押圧されるようになっている。また、バ
ネ28は、内ケース13を回動させて当該内ケース13
を外ケース15から外方向へ押し出すように附勢する第
1の弾発部材である。一方の外ケース形成体15aの側
壁には欠切部52が形成されると共に、他方の外ケース
形成体15bの側壁にも欠切部54が形成されており、
この欠切部52,54には嵌合部材85がスライド可能
に設けられる。この外ケース15側に設けられる嵌合部
材85は、前記内ケース13側に設けられるリブ79
a,79bと共にロック部材を構成し、バネ23,28
の弾発力に抗して内ケース13を外ケース15内に押し
込めた状態で当該内ケース13を外ケース15にロック
するものである。
【0037】尚、鋏装置2の上述した構成以外の構成に
ついては、鋏装置1と同様であり、同一の装置構成につ
いては同一の番号を付して詳細な説明を省略する。
【0038】次に、本発明に係る第2の実施例の作用を
説明する。まず、選択スイッチ77によって押圧スイッ
チ73が選択されている場合の作用を説明する。鋏装置
2を操作して内ケース13が外ケース15内に押し込ま
れると、当該内ケース13が押し込まれるに応じて押圧
スイッチ73がバネ28の他端28bによって押圧され
る。これにより、押圧スイッチ73が動作すると、ブザ
ーを鳴動させて鋏装置2が操作されたことを知らせる。
すなわち、紙などの被切断物を切断する毎に音を発生さ
せることができる。
【0039】次に、選択スイッチ77によって振動スイ
ッチ75が選択されている場合の作用を説明する。鋏装
置2を叩いたり振るなどして内ケース13又は外ケース
15に振動を与えると、振動スイッチ75がこれを検知
して動作する。すなわち、遊動接片75bが振動に応じ
て遊動し、当該遊動接片75bを介して固定接片75a
と固定接片75cとが導通する。このように遊動する遊
動接片75bによって固定接片75aと固定接片75c
とが導通したときだけ、ブザーを鳴動させる。従って、
鋏装置2の使用の有無に関わらず、鋏装置2を振動させ
たときに音を発生させることができる。
【0040】次に、鋏装置2を使用しないときの状態を
説明する。内ケース13を外ケース15内に押し込めた
状態で嵌合部材85をスライドさせることにより、内ケ
ース13側に設けられたリブ79a,79bが嵌合部材
85に嵌合される。これにより、バネ23,28の弾発
力に抗して内ケース13を外ケース15内に押し込めた
状態で当該内ケース13を外ケース15にロックするこ
とができる。このとき閉じた一対の刃部3a,5aには
キャップ25が被せられる。このように、内ケース13
を外ケース15内に押し込めて一対の刃部3a,5bを
閉じた状態で鋏装置2全体をロックすると同時に、キャ
ップ25によって一対の刃部3a,5aを被せるので、
二重に安全性を確保することができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように請求項1に係る
発明は、一対の鋏構成体と一対のケース体とを有し、各
鋏構成体は刃部と当該刃部に続く柄部とを有し、一対の
鋏構成体は刃部と柄部とのあいだの交差部で交差され、
当該交差部には軸孔が形成されている。そして、ケース
体は回動軸部を中心にして回動可能に設けられる一方の
ケースと他方のケースとを有し、一方のケースは回動軸
部を中心に回動されて他方のケースに出し入れ自在に設
けられ、一方のケースを回動させて他方のケースから押
し出すように附勢する第1の弾発部材が一方のケースと
他方のケースとの間に設けられている。また、交差した
一方の鋏構成体の柄部を一方のケース側に連係させ、他
方の鋏構成体の柄部を他方のケース側に連係させた状態
で前記交差部に形成した軸孔が前記回動軸部に軸着され
ている。鋏装置を操作する者がケース体を握り締めるこ
とにより、第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して一
方のケースが他方のケース内に押し込められるので、一
対の刃部が閉じて紙等を切断することができる。また、
刃部を大きく広げて切断作業をすることができるので、
細かな作業をも確実に行うことができるという効果を有
する。また、他方のケースの底面が平坦に形成されてい
るので、鋏装置を紙や布の切断に使用しないときは机上
などに正立させて、そのまま飾り物や置物として用いる
ことができる。この場合、刃部だけを独立して開閉する
ことができるので、一対の刃部を閉じた状態で当該刃部
を覆うようにキャップを被せることにより、安全性を確
保することができるという効果を有する。
【0042】また、請求項2に係る発明は、一対の鋏構
成体とケース体とを有し、各鋏構成体は刃部と当該刃部
に続く柄部とを有し、一対の鋏構成体は刃部と柄部との
あいだの交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成
されている。そして、ケース体は回動軸部を中心にして
回動可能に設けられる内ケースと外ケースとを有し、内
ケースは回動軸部を中心に回動されて外ケースに出し入
れ自在に設けられ、内ケースを回動させて外ケースから
押し出すように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外
ケースとの間に設けられている。また、交差した一方の
鋏構成体の柄部を内ケース側に連係させ、他方の鋏構成
体の柄部を外ケース側に連係させた状態で前記交差部に
形成した軸孔が前記回動軸部に軸着されている。鋏装置
を操作する者がケース体を握り締めることにより、第1
及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内ケースが外ケー
ス内に押し込められるので、一対の刃部が閉じて紙等を
切断することができる。また、刃部を大きく広げて切断
作業をすることができるので、細かな作業をも確実に行
うことができるという効果を有する。また、外ケースの
底面が平坦に形成されているので、鋏装置を紙や布の切
断に使用しないときは机上などに正立させて、そのまま
飾り物や置物として用いることができる。この場合、刃
部だけを独立して開閉することができるので、一対の刃
部を閉じた状態で当該刃部を覆うようにキャップを被せ
ることにより、安全性を確保することができるという効
果を有する。
【0043】また、請求項3に係る発明は、一対の鋏構
成体とケース体とを有し、各鋏構成体は刃部と当該刃部
に続く柄部とを有し、一対の鋏構成体は刃部と柄部との
あいだの交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成
されている。そして、ケース体は回動軸部を中心にして
回動可能に設けられる内ケースと外ケースとを有し、内
ケースは回動軸部を中心に回動されて外ケースに出し入
れ自在に設けられ、内ケースを回動させて外ケースから
押し出すように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外
ケースとの間に設けられている。また、交差した一方の
鋏構成体の柄部を内ケース側に連係させ、他方の鋏構成
体の柄部を外ケース側に連係させた状態で前記交差部に
形成した軸孔が前記回動軸部に軸着されている。操作す
る者がケース体を握り締めることにより、第1及び第2
の弾発部材の弾発力に抗して内ケースが外ケース内に押
し込められるので、一対の刃部が閉じて紙等を切断する
ことができる。また、刃部を大きく広げて切断作業をす
ることができるので、細かな作業をも確実に行うことが
できるという効果を有する。また、外ケースの底面が平
坦に形成されているので、鋏装置を紙や布の切断に使用
しないときは机上などに正立させて、そのまま飾り物や
置物として用いることができる。このとき、刃部だけを
独立して開閉することができるので、一対の刃部を閉じ
た状態で当該刃部を覆うようにキャップを被せることに
より、安全性を確保することができるという効果を有す
る。
【0044】また、請求項4に係る発明は、一対の鋏構
成体とケース体とを有し、各鋏構成体は刃部と当該刃部
に続く柄部とを有し、一対の鋏構成体は刃部と柄部との
あいだの交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成
されている。そして、ケース体は回動軸部を中心にして
回動可能に設けられる内ケースと外ケースとを有し、内
ケースは回動軸部を中心に回動されて外ケースに出し入
れ自在に設けられ、内ケースを回動させて外ケースから
押し出すように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外
ケースとの間に設けられている。また、交差した一方の
鋏構成体の柄部を内ケース側に連係させ、他方の鋏構成
体の柄部を外ケース側に連係させた状態で前記交差部に
形成した軸孔が前記回動軸部に軸着されている。操作す
る者がケース体を握り締めることにより、第1及び第2
の弾発部材の弾発力に抗して内ケースが外ケース内に押
し込められるので、一対の刃部が閉じて紙等を切断する
ことができる。また、刃部を大きく広げて切断作業をす
ることができるので、細かな作業をも確実に行うことが
できるという効果を有する。また、第1及び第2の弾発
部材の弾発力に抗して内ケースを外ケース内に押し込め
た状態で当該内ケースを外ケースにロックするロック部
材を設けたので、一対の刃部を閉じた状態で鋏装置全体
をロックすることができ、鋏装置全体の容積を小さくす
ることができるので、携帯に便利である。刃部だけを独
立して開閉することができるので、一対の刃部を閉じた
状態で当該刃部を覆うようにキャップを被せることによ
り、安全性を確保することができるという効果を有す
る。また、第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
ケースを外ケース内に押し込めた状態で当該内ケースを
外ケースにロックするロック部材を設けたので、一対の
刃部を閉じた状態で鋏装置全体をロックすると同時に、
キャップによって一対の刃部を被せるので、二重に安全
性を確保することができるという効果を有する。
【0045】また、請求項5に係る発明は、内ケースを
外ケース内に押し込めたときの押圧力により動作する押
圧スイッチ手段と、当該押圧スイッチ手段が動作したと
きに音を発生する音発生手段とを有するので、鋏装置を
操作する幼児に注意を喚起することができるという効果
を有する。
【0046】また、請求項6に係る発明は、ケース体を
振動させたときに動作する振動スイッチ手段を有し、こ
の振動スイッチ手段が動作したときに音を発生する音発
生手段を有するので、鋏装置を操作する幼児に注意を喚
起することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施例の鋏装置の分解斜視
図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例の鋏装置の外観斜視
図である。
【図3】本発明に係る第1の実施例の鋏装置の縦断面図
である。
【図4】本発明に係る第1の実施例の鋏装置の使用状態
を示した説明図である。
【図5】本発明に係る第1の実施例の鋏装置を飾り物や
置物として用いる場合の説明図である。
【図6】本発明に係る第2の実施例の鋏装置の分解斜視
図である。
【図7】本発明に係る第2の実施例の鋏装置の要部斜視
図である。
【図8】図7の実施例の振動スイッチの平面図である。
【図9】図7の実施例の振動スイッチの側面図である。
【図10】図7の実施例の振動スイッチの正面図であ
る。
【図11】図7の実施例の使用状態を示した説明図であ
る。
【図12】図7の実施例を飾り物や置物として用いる場
合の説明図である。
【符号の説明】
1 鋏装置 3 鋏構成体 3a 刃部 3b 柄部 4 交差部 5 鋏構成体 5a 刃部 5b 柄部 7 軸孔 9 ケース体 11 回動軸 13 内ケース 13a 内ケース形成体 13b 内ケース形成体 15 外ケース 15a 外ケース形成体 15b 外ケース形成体 21 バネ 23 バネ 31 ボス 33 支柱 35 長孔 41 枢着部 43 支柱 45 長孔 51 枢着部 61 枢着部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る鋏装置。 (イ)一対の鋏構成体と、一対のケース体とを有するこ
    と。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
    を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
    交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
    ること。 (ニ)前記一対のケース体は、回動軸部を中心にして回
    動可能に設けられる一方のケースと他方のケースとを有
    すること。 (ホ)前記一方のケースは、前記回動軸部を中心に回動
    されて他方のケースに出し入れ自在に設けられているこ
    と。 (ヘ)前記一方のケースを回動させて他方のケースから
    押し出すように附勢する第1の弾発部材が一方のケース
    と他方のケースとの間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を一方のケー
    ス側に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を他方のケース
    側に連係させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記
    回動軸部に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
    部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して一
    方のケースを他方のケース内に押し込めたときに前記一
    対の刃部が閉じられること。
  2. 【請求項2】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る鋏装置。 (イ)一対の鋏構成体と、ケース体とを有すること。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
    を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
    交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
    ること。 (ニ)前記ケース体は、回動軸部を中心にして回動可能
    に設けられる内ケースと外ケースとを有すること。 (ホ)前記内ケースは、前記回動軸部を中心に回動され
    て外ケースに出し入れ自在に設けられていること。 (ヘ)前記内ケースを回動させて外ケースから押し出す
    ように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外ケースと
    の間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を内ケース側
    に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を外ケース側に連係
    させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記回動軸部
    に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
    部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
    ケースを外ケース内に押し込めたときに前記一対の刃部
    が閉じられること。
  3. 【請求項3】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る鋏装置。 (イ)一対の鋏構成体と、ケース体とを有すること。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
    を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
    交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
    ること。 (ニ)前記ケース体は、回動軸部を中心にして回動可能
    に設けられる内ケースと外ケースとを有すること。 (ホ)前記内ケースは、前記回動軸部を中心に回動され
    て外ケースに出し入れ自在に設けられていること。 (ヘ)前記内ケースを回動させて外ケースから押し出す
    ように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外ケースと
    の間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を内ケース側
    に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を外ケース側に連係
    させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記回動軸部
    に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
    部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
    ケースを外ケース内に押し込めたときに前記一対の刃部
    が閉じられること。 (ヌ)前記第2の弾発部材の弾発力に抗して前記一対の
    刃部だけを閉じた状態に保持する保持部材を有するこ
    と。
  4. 【請求項4】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る鋏装置。 (イ)一対の鋏構成体と、ケース体とを有すること。 (ロ)前記各鋏構成体は、刃部と当該刃部に続く柄部と
    を有すること。 (ハ)前記一対の鋏構成体は、刃部と柄部とのあいだの
    交差部で交差され、当該交差部には軸孔が形成されてい
    ること。 (ニ)前記ケース体は、回動軸部を中心にして回動可能
    に設けられる内ケースと外ケースとを有すること。 (ホ)前記内ケースは、前記回動軸部を中心に回動され
    て外ケースに出し入れ自在に設けられていること。 (ヘ)前記内ケースを回動させて外ケースから押し出す
    ように附勢する第1の弾発部材が内ケースと外ケースと
    の間に設けられていること。 (ト)前記交差した一方の鋏構成体の柄部を内ケース側
    に連係させ、他方の鋏構成体の柄部を外ケース側に連係
    させた状態で前記交差部に形成した軸孔が前記回動軸部
    に軸着されていること。 (チ)前記一対の刃部を開く方向に附勢する第2の弾発
    部材が一対の柄部間に設けられていること。 (リ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
    ケースを外ケース内に押し込めたときに前記一対の刃部
    が閉じられること。 (ヌ)前記第1及び第2の弾発部材の弾発力に抗して内
    ケースを外ケース内に押し込めた状態で当該内ケースを
    外ケースにロックするロック部材を有すること。
  5. 【請求項5】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3に記載の鋏装置。 (イ)前記内ケースを外ケース内に押し込めたときの押
    圧力により動作する押圧スイッチ手段を有すること。 (ロ)前記押圧スイッチ手段が動作したときに音を発生
    する音発生手段を有すること。
  6. 【請求項6】 下記の要件を備えてなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3に記載の鋏装置。 (イ)前記ケース体を振動させたときに動作する振動ス
    イッチ手段を有すること。 (ロ)前記振動スイッチ手段が動作したときに音を発生
    する音発生手段を有すること。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004187892A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 ▲高▼木 孝之 カッター

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JP2004187892A (ja) * 2002-12-11 2004-07-08 ▲高▼木 孝之 カッター

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