JPH10295832A - 生体刺激装置および生体刺激方法 - Google Patents

生体刺激装置および生体刺激方法

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JPH10295832A
JPH10295832A JP10500297A JP10500297A JPH10295832A JP H10295832 A JPH10295832 A JP H10295832A JP 10500297 A JP10500297 A JP 10500297A JP 10500297 A JP10500297 A JP 10500297A JP H10295832 A JPH10295832 A JP H10295832A
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JP
Japan
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pulse
stimulation
living body
stimulus
destruction
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Application number
JP10500297A
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English (en)
Inventor
Koji Asakawa
広次 浅川
Toyokatsu Okamoto
豊勝 岡本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺激処理当初から設定電気量の刺激パルスを
生体に与えることができて、刺激パルスによる筋肉強化
やその新陳代謝を効果的に行う。 【解決手段】 制御手段2は、起動時に、まず、信号発
生手段4を制御して信号発生手段4から破壊エネルギー
の高い破壊パルスa1を発生させて、パルス伝達導子7
さらに綿棒先端部32を介して皮膚表面の刺激位置に供
給することによって、皮膚表面に形成されている皮膚抵
抗バリアを破るため、その後の刺激パルスa2を刺激処
理当初から設定電気量で生体に供給することができて、
美容のための筋肉運動の時間を短縮化して効率よく筋肉
強化や皮下組織や筋肉の血行をよくしてその新陳代謝を
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば美容機器、
特に美顔機器などに用いられ、人間の顔などの生体に電
気的低周波刺激を与えて筋肉を強制運動させる生体刺激
装置および生体刺激方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生体刺激装置は、種々の
美容処理に用いられ、特に、人間の顔などの生体に所定
電圧の刺激パルスによって電気的低周波刺激を与えるこ
とで皮下の筋肉を強制的に運動させ、これによって、皮
下の筋肉を強化させてその健全さを保つと共に、皮下組
織および皮下の筋肉の保水能力を維持して張りのある弾
力性に富んだ皮膚となるようにするために用いられてい
た。また、この電気的低周波刺激と共に、皮膚を叩いた
り振動させたりする機械的刺激を皮下組織や筋肉に与え
ることで皮下組織や筋肉をほぐして血行をよくし、電気
的低周波刺激による筋肉運動の疲労を柔らげていた。
【0003】例えば特開平4−312472号公報や特
開昭62−32973号公報には、肩こりの治療や美容
を目的として、生体に低周波の刺激パルスによる電気的
刺激を与えるパルス伝達導子を備えた生体刺激装置が提
案されている。
【0004】これらの生体刺激装置は、電気的低周波刺
激による強制的な筋肉運動によって筋肉を強化すること
と、皮下組織や筋肉への血行をよくし表皮活性化のため
の新陳代謝を盛んにすることで、皮下組織および皮下の
筋肉の健全さを向上させると共に、皮下組織および皮下
の筋肉の保水能力を向上させて弾力性を増進させる電気
的刺激効果を実現していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、電気的低周波刺激処理の開始時において、図
11(a)に示すように、生体に電気的低周波刺激を与
える低周波周期T1の刺激パルスaは所定のパルス幅b
および所定の設定電圧Vであるが、生体の皮膚表面には
何らかの皮膚抵抗バリアが存在するため、この皮膚抵抗
バリアが刺激パルスaによって破れるまでは、図11
(b)に示すように、刺激パルスa2の設定電圧Vが生
体に印加されても電気的低周波刺激による筋肉運動に必
要な設定電流Iが生体に流れず、刺激処理当初はしばら
くの間、刺激パルスaの設定電圧Vに対する刺激電流
I′(I>I′)となって、起動時すぐには刺激パルス
aによる効果的な筋肉強化やその新陳代謝などを行うこ
とができないという問題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、刺激処理当初から設定電気量の刺激パルスを生体に
与えることができて、刺激パルスによる筋肉強化やその
新陳代謝を効果的に行うことができる生体刺激装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の生体刺激装置
は、生体に電気的低周波刺激を与える電気的低周波刺激
処理を行う生体刺激装置において、低周波の刺激信号を
生体に与える電気的低周波刺激処理の起動時に、皮膚表
面に形成されている皮膚抵抗バリアを破る作用を生体に
与える皮膚抵抗バリア破壊手段を有することを特徴とす
るものである。
【0008】この構成により、皮膚抵抗バリア破壊手段
が美容などのための電気的低周波刺激処理の起動時に皮
膚抵抗バリアを破ったり取り除いたりするので、その生
体刺激処理当初から所定の設定電気量の刺激パルスを生
体に与えることが可能となって、刺激パルスによる筋肉
強化やその新陳代謝を効果的に行うことが可能となる。
【0009】また、好ましくは、本発明の生体刺激装置
における皮膚抵抗バリア破壊手段は、電気的低周波刺激
処理毎の起動時に、皮膚表面に形成されている皮膚抵抗
バリアを破る電気的破壊信号を生成する信号発生手段
と、この信号発生手段からの破壊信号を生体に与える信
号伝達導子とを有することを特徴とする。
【0010】この構成により、美容などのための電気的
低周波刺激処理用の刺激信号を発生する信号発生手段
に、電気的破壊信号を生成させる機能を付加するだけの
簡単な構成で、その刺激パルスによる筋肉強化やその新
陳代謝を効果的に行うことが可能となる。
【0011】さらに、好ましくは、本発明の生体刺激装
置における皮膚抵抗バリアを破る刺激は、皮膚抵抗バリ
アを破る電気量の破壊パルスである。
【0012】この構成により、信号発生手段は電圧が刺
激信号よりも高い破壊パルスを発生させて、信号伝達導
子を介して皮膚表面の刺激位置に供給することによっ
て、皮膚表面に形成されている皮膚抵抗バリアを破るの
で、その後の刺激信号としての刺激パルスを刺激処理当
初から所定の設定電気量で生体に供給することが可能と
なり、美容のための筋肉運動の時間が短縮され効率よく
筋肉強化や新陳代謝が行なわれることになる。
【0013】さらに、好ましくは、本発明の生体刺激装
置における皮膚抵抗バリアを破る刺激は、皮膚抵抗バリ
アを破る電気量の破壊パルス群であり、この破壊パルス
群の周波数は刺激信号の周波数よりも高い周波数であ
る。
【0014】この構成により、信号発生手段は周波数が
刺激信号の周波数よりも高い破壊パルス群を発生させ
て、信号伝達導子を介して皮膚表面の刺激位置に供給す
ることによって、皮膚表面に形成されている皮膚抵抗バ
リアを破るので、その後の刺激信号としての刺激パルス
を刺激処理当初から所定の設定電気量で生体に供給する
ことが可能となり、美容のための筋肉運動の時間が短縮
され効率よく筋肉強化や新陳代謝が行なわれることにな
る。
【0015】さらに、好ましくは、本発明の生体刺激装
置における皮膚抵抗バリアを破る刺激は、皮膚抵抗バリ
アを破る電気量のパルス幅を持つ破壊パルスである。
【0016】この構成により、信号発生手段はパルス幅
が刺激信号のパルス幅よりも大きく、皮膚抵抗バリアを
破る電気量の破壊パルスを発生させて、信号伝達導子を
介して皮膚表面の刺激位置に供給することによって、皮
膚表面に形成されている皮膚抵抗バリアを破るので、そ
の後の刺激信号としての刺激パルスを刺激処理当初から
所定の設定電気量で生体に供給することが可能となり、
美容のための筋肉運動の時間が短縮され効率よく筋肉強
化や新陳代謝が行なわれることになる。
【0017】次に、本発明の生体刺激方法は、生体に電
気的低周波刺激を与える電気的低周波刺激処理を行う生
体刺激方法において、皮膚表面から低周波の刺激信号を
生体に与えて電気的低周波刺激処理を行う起動前に、皮
膚表面に形成されている皮膚抵抗バリアに物理的刺激を
与えて皮膚抵抗バリアを破るようにしたことを特徴とす
るものである。
【0018】この構成により、美容のための電気的低周
波刺激処理の起動する前に、刺激ポイントを含む皮膚位
置に対して、物理的刺激を与えて皮膚抵抗バリアを破る
ので、その後の刺激信号としての刺激パルスを刺激処理
当初から所定の設定電気量で生体に供給することが可能
となり、美容のための筋肉運動の時間が短縮され効率よ
く筋肉強化や新陳代謝が行なわれることになる。
【0019】また、好ましくは、本発明の生体刺激方法
における物理的刺激として、生体の刺激部位に粘着物を
貼付て剥がす。
【0020】この構成により、美容のための電気的低周
波刺激処理の起動する前に、刺激ポイントを含む皮膚位
置に対して、粘着物を貼付て剥がすテープストリッピン
グなどをすることによって古い角質層を取り除いて皮膚
抵抗バリアを取り除くので、その後の刺激信号としての
刺激パルスを刺激処理当初から所定の設定電気量で生体
に供給することが可能となり、美容のための筋肉運動の
時間が短縮され効率よく筋肉強化や新陳代謝が行なわれ
ることになる。
【0021】さらに、好ましくは、本発明の生体刺激方
法における物理的刺激として、生体の刺激部位に皮膚の
角質分解液を付与する。
【0022】この構成により、美容のための電気的低周
波刺激処理の起動する前に、刺激ポイントを含む皮膚位
置に対して、皮膚の角質分解液で古い角質層を拭き取る
ことで皮膚抵抗バリアを取り除くので、その後の刺激信
号としての刺激パルスを刺激処理当初から所定の設定電
気量で生体に供給することが可能となり、美容のための
筋肉運動の時間が短縮され効率よく筋肉強化や新陳代謝
が行なわれることになる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る生体刺激装置
の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明
は以下に示す実施形態に限定されるものではない。
【0024】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1の生体刺激装置の制御構成を示すブロック図であり、
図2(a)は、図1の生体刺激装置における破壊パルス
と刺激パルスの電圧出力タイミングの一例を示すタイム
チャートであり、図2(b)は、図2(a)の破壊パル
スa1と刺激パルスa2の電流出力タイミングの一例を
示すタイムチャートである。
【0025】図1において、電池などの電源手段1は、
各部を制御する刺激制御手段2、モータなどの回転駆動
手段3および、皮膚表面に形成されている皮膚抵抗バリ
アを破る電気的破壊信号として図2(a)に示す破壊パ
ルスa1や、美容のための刺激パルスa2を生成して発
生させる信号発生手段4に接続されており、これらに対
して直流電力を供給している。また、刺激制御手段2
は、陽極と陰極の一組のパルス伝達導子7にそれぞれ接
続された信号発生手段4に接続されており、刺激パルス
a2による刺激処理の起動時に、信号発生手段4から所
定電圧V1で所定パルス幅bの破壊パルスa1を一定の
低周波周期T1(本実施形態では5Hzで周期T1は2
00msec)で発生させて一組のパルス伝達導子7に
出力して生体に電気的破壊刺激を与えるように制御し、
これによって、皮膚抵抗バリアを破るようになってい
る。所定電圧V1で所定パルス幅bの破壊パルスa1
や、所定電圧V2で所定パルス幅bの刺激パルスa2に
対する電流値はそれぞれ、図2(b)に示すようにI
1,I2とそれぞれなる。
【0026】また、この信号発生手段4は、皮膚抵抗バ
リアを破る破壊パルスa1を生成する破壊信号生成部
(図示せず)と、美容のための刺激パルスa2を低周波
で生成する刺激信号生成部(図示せず)とから構成され
ている。この場合の破壊パルスa1の電気量とは、皮膚
抵抗バリアを破るのに必要な所定値以上の電気量であ
り、1パルス幅b×電流I1である。この破壊パルスa
1の電圧値V1または電流値I1はそれぞれ、美容のた
めの刺激処理時の刺激パルスa2の電圧値V2または電
流値I2よりもそれぞれ高い高電圧値または高電流値で
ある。
【0027】また、刺激制御手段2は、たたき機構部6
を駆動する回転駆動手段3と、陽極と陰極の一組のパル
ス伝達導子7にそれぞれ接続された信号発生手段4とに
接続されており、破壊パルスa1の出力後に、信号発生
手段4から所定電圧V2で所定パルス幅bの刺激パルス
a2を低周波で発生させて一組のパルス伝達導子7に出
力して生体に電気的低周波刺激を与えて筋肉を強制運動
させると共に、回転駆動手段3の回転駆動力でたたき機
構部6を駆動させて生体に機械的なたたき刺激を与えて
皮下の筋肉をほぐすように構成している。この場合、刺
激制御手段2は、たたき機構部6を駆動させる回転駆動
手段3への電力供給タイミングを、信号発生手段4から
出力される刺激パルスa2による筋肉収縮が終わって筋
肉が弛緩を始めるタイミング以降とするべく制御するよ
うになっている。
【0028】さらに、この刺激制御手段2に接続されて
いる操作手段5には、電源のオン/オフキー、スタート
キー、電気的低周波刺激の強度設定キー、機械的刺激の
強度設定キーおよび各種駆動プログラム選択キー(モー
ド選択キー)などが配設されており、使用者のキー操作
による指令に基づいて、刺激制御手段2が制御されて各
部を制御するようになっている。また、パルス伝達導子
7には刺激体10が着脱自在に構成されており、パルス
伝達導子7に刺激体10が取り付けられて一体構成さ
れ、この刺激体10を介して、皮膚抵抗バリアを破る電
気的破壊刺激と、筋肉強化や新陳代謝などの美容のため
の電気的低周波刺激および機械的刺激とが生体に付与可
能に構成されている。
【0029】このとき、電気的低周波刺激の強度制御
は、刺激制御手段2が信号発生手段4からの刺激パルス
a2のパルス幅または刺激パルスa2の電圧値、電流値
を可変することで制御している。要は、その電気的刺激
が痛いなどの不快感がないように最大電流1mAに制限
して制御している。この1mAの制限は、定電流ダイオ
ード(図示せず)と、1mAを越えた場合にパルス出力
を停止する出力停止回路(図示せず)との両方で行って
いる。刺激パルスa2の電圧値や電流値を可変すること
で、電気的低周波刺激の強度を制御する場合には、低周
波の刺激パルスa2のパルス幅は0.4msecとして
いるが、0.1msec〜0.4msecであればよ
い。この刺激パルスaの電圧値や電流値の可変は、オペ
アンプ(図示せず)のゲインを変えることによって基準
パルスを増幅して変化させている。また、刺激パルスa
のパルス幅はマイクロコンピュータにて可変させること
ができる。この刺激パルスa2のパルス幅が0.1ms
ecよりも小さければ、皮下の筋肉に充分な刺激を与え
ることができない。つまり、筋肉が収縮反応するのに
0.1msec程度の時間が必要なためである。また、
刺激パルスa2のパルス幅が0.4msecを越える
と、使用者やその使用状態にもよるが、皮下の筋肉への
刺激が強くなって痛く感じたり不快感を感じる場合があ
るためである。また、刺激制御手段2は、信号発生手段
4に対して低周波の刺激パルスa2を発生させるように
制御しているが、操作手段5からの選択操作によって、
その刺激パルスa2の周波数を選択制御するかまたは可
変可能に制御するようになっている。
【0030】また、機械的刺激は、回転駆動手段3への
電力供給を駆動パルスによって行っているが、モータな
どの回転駆動手段3の回転駆動による、後述するが偏心
カムなどのたたき機構部によって、刺激プローブ9の先
端部が揺動して皮膚に押し当てている刺激体10を介し
て叩かれることで皮下組織および筋肉がほぐされて血行
および筋肉の弛緩が促進されるようになっている。この
場合、回転駆動手段3への電力供給用の駆動パルスのパ
ルス幅は回転駆動手段3のモータ回転軸などを介して、
後述する偏心カムが少なくとも略1回転する程度のパル
ス幅に設定されており、刺激体10で1回だけ皮膚を叩
いて皮下の筋肉をほぐすように構成されている。この叩
き動作は、本実施形態では筋肉弛緩後に1回としている
が、信号発生手段4から次の低周波の刺激パルスa2を
出力させるまで連続的に複数回行っても良い。また、こ
の叩き動作は、これよりも振幅が小さくて周波数が高
い、筋肉をほぐす効果のある振動動作であってもよい。
さらに、機械的刺激の強度制御は、後述する偏心カム3
0の場合には、回転駆動手段3の回転速度を可変するこ
とで制御可能である。
【0031】これらの電源手段1、刺激制御手段2、信
号発生手段4および操作手段5は、装置本体8に配設さ
れ、また、回転駆動手段3、たたき機構部6および陽極
と陰極の一組のパルス伝達導子7は刺激プローブ9に配
設されており、これらの装置本体8と刺激プローブ9は
4芯ケーブル11で接続されている。この4芯ケーブル
11は伸び縮み自在なスパイラル状に構成されており、
装置本体8を机上などに置いて刺激プローブ9の後述す
るグリップ部を手で握って一組のパルス伝達導子7を、
目的とする例えば目元などの皮膚上に押し当てて、一組
のパルス伝達導子7の間に、起動時に破壊パルスa1を
与えた後に刺激パルスa2を低周波で与えることで皮膚
組織および筋肉に電気的低周波刺激を与えて筋肉運動と
新陳代謝を行わせるようになっている。
【0032】図3(a)は図1の生体刺激装置における
刺激プローブ9の構成を示す縦断面図であり、図3
(b)は図3(a)のAA線の断面図である。
【0033】図3(a)において、この生体刺激装置の
刺激プローブ9は、上側のプラスチック製カバー部材で
ある外壁部材21と、下側のプラスチック製カバー部材
である断面略楕円形状でグリップ部22を兼ねた外壁部
材23とが、ゴムなどの弾性体によりなる連結部材24
で互いに揺動可能なように連結されている。これらの外
壁部材21,23はそれぞれ縦方向に開くように分割さ
れた筐体状に構成されており、これらの分割された筐体
状の外壁部材21は貫通孔21aを通して、図示しない
ねじとナットで両側から固定可能に構成されている。ま
た同様に、これらの分割された筐体状の外壁部材23は
貫通孔23aを通して、図示しないねじとナットで両側
から固定可能に構成されている。もちろん、これらの図
示しないねじとナットは外壁部材21,23の凹部内に
入って外壁部材21,23の外壁表面からは出ないよう
になっている。また、連結部材24は、中央部に上下に
貫通孔を有する筒状に構成されており、その外形は、外
壁部材21,23と同様の断面略楕円形状である。ま
た、この連結部材24の外周部には上下位置にそれぞ
れ、外壁部材21,23のつば部21b,23bをそれ
ぞれ外周に亘って嵌合可能な各溝部24a,24bがそ
れぞれ形成されている。
【0034】この下側の外壁部材23内には、その下方
端部から内部に引き込まれ、機械的刺激用の駆動パルス
と電気的刺激用の破壊パルスa1および刺激パルスa2
との4芯ケーブル11と、この4芯ケーブル11の駆動
パルス用の2本のリード線に接続され、上方に伸びたモ
ータ回転軸25を回転駆動させる回転駆動手段3として
のモータ26とが配設されている。また、上側の外壁部
材21内には、モータ26の回転軸25の回転力を伝達
する弾性体で構成された連結部材27を介して連結され
た回転軸28と、この回転軸28を回転自在に2個所で
軸支している各軸受部材29と、これらの各軸受部材2
9の間の回転軸28に図3(b)に示すように偏心した
状態で貫通して取り付けられ、回転軸28の回転による
遠心力で外壁部材21と共にパルス伝達導子7を揺動さ
せる偏心分銅である偏心カム30と、4芯ケーブル11
の刺激パルス用の残る2本のリード線に接続されてお
り、刺激プローブ9の長手方向に所定間隔を空けて2個
所外部に突出するように配設されると共に、その突出先
端部が開放された刺激子用の取付穴31が形成された陽
極と陰極の一組のパルス伝達導子7とが配設されてい
る。このパルス伝達導子7の取付穴31には、本実施形
態では、刺激子10として綿棒先端部32が水分を含ま
せた状態で挿入されて取り付け可能な構成となってい
る。これらの回転軸28、各軸受部材29および偏心カ
ム30でたたき機構部6が構成されており、偏心した状
態で回転軸28に取り付けられた偏心カム30の回転に
よって、その遠心力で偏心カム30と共に外壁部材21
およびパルス伝達導子7を連結部材24を境として刺激
プローブ9の先端部を振り回して、パルス伝達導子7に
取り付けられた綿棒先端部32で皮下の筋肉などに対し
てたたき刺激を与えるように構成されている。
【0035】ここで、皮膚抵抗バリアを破るのに必要な
電気量、つまり刺激パルスa2の電圧値V2(10V)
よりも高い破壊パルスa1の電圧値V2(35V)の場
合であって、その周期T1が200msec(周波数5
Hz)の場合において、図4(a)に示すように刺激パ
ルスa2、破壊パルスa1さらに刺激パルスa2′の順
に出力して、刺激パルスa2の電流値I2、破壊パルス
a1の電流値I1、さらに刺激パルスa2′の電流値I
2′および、それぞれの皮膚抵抗バリアを含む各皮膚抵
抗値を測定する本実施形態1の実験を行った。その実験
結果を次の(表1)に示している。
【0036】
【表1】
【0037】この(表1)から明らかのように、電圧が
高い破壊パルスa1の後の刺激パルスa2′が印加され
た場合、その電流値I2′およびその皮膚抵抗値は大き
く下がっており、皮膚抵抗バリアが破られたことが判
る。つまり、当初は刺激パルスa2の皮膚抵抗値が67
kΩあったが、破壊パルスa1の印加後の刺激パルスa
2′の皮膚抵抗値は45kΩとなって皮膚抵抗バリアの
抵抗値として約22kΩ程度下がったことになる。
【0038】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。
【0039】40才台の人で歳を感じる体の部分は目元
のシワやたるみというのが多く、そのシワやたるみの原
因は皮下の筋肉が衰えることである。ここでは、目元周
りの筋肉である眼輪筋やこの眼輪筋を引き上げる額の前
頭筋に対して、電気的低周波刺激処理と機械的刺激処理
とを行って筋肉の強化とその新陳代謝の向上を図ること
で目元のシワやたるみを予防する場合について説明す
る。
【0040】まず、図3(a)の刺激プローブ9の両パ
ルス伝達導子7における取付穴31内にそれぞれ、水分
を含ませた綿棒先端部32をそれぞれ挿入してセットす
る。このように、刺激子10としての綿棒先端部32に
水分を含ませるのは、両パルス伝達導子7に出力される
破壊パルスa1や刺激パルスa2を綿棒先端部32を介
して生体に伝えるためである。
【0041】次に、陽極と陰極の綿棒先端部32を目元
の皮膚に押し当てて、両綿棒先端部32を介して起動時
の皮膚抵抗バリアを破る破壊処理と、その後の電気的低
周波刺激処理と機械的刺激処理とを行うことになる。
【0042】図5は、図3(a)の刺激プローブ9で目
元の筋肉に電気的刺激および機械的刺激を与える刺激ポ
イントの一例を示す図であり、これらの刺激ポイント
(●が陰極位置で○が陽極位置)が、筋肉を効率的に動
かすことができるモータポイントと呼ばれる刺激位置で
ある。
【0043】図5のX(1)に示す目元の皮膚位置に、
まず、各綿棒先端部32を押し当てて装置本体8の操作
手段5のスタートキーを押下すると、その起動時に、刺
激制御部2はこれを検出して、信号発生手段4に破壊パ
ルスa1を生成して発生させ、その破壊パルスa1をパ
ルス伝達導子7さらに綿棒先端部32を介して刺激位置
の皮膚表面に与えることによって、皮膚表面に形成され
ている皮膚抵抗バリアを破る。その後、制御部2は信号
発生手段4に刺激パルスa2を生成させて発生させ、そ
の刺激パルスa2をパルス伝達導子7さらに綿棒先端部
32を介して刺激位置の皮膚表面に与える。このとき、
使用者は、その操作手段5で低周波電気的刺激の強度を
徐々に上げて適度の刺激強度のところにセットすること
ができる。
【0044】さらに、この図5のX(1)に示す目元の
皮膚位置に対する適度な時間の美容刺激処理終了後に、
刺激ポイントを次の刺激ポイントに移動させるのに必要
な適当な休止期間が設けられ、その休止期間が挟んで、
次の図5のX(2)に示す目元の刺激ポイントに対する
適度な時間の美容刺激処理を開始することになる。この
場合にも、刺激ポイントの皮膚位置が異なるので、上記
と同様に、陽極と陰極の綿棒先端部32を図5のX
(2)に示す目元の皮膚位置に押し当てて、両綿棒先端
部32を介して起動時の皮膚抵抗バリアを破る破壊処理
と、その後の電気的低周波刺激処理と機械的刺激処理と
を行うことになる。
【0045】このようにして、順次、X(1)〜X
(6)に示す目元の各皮膚位置にそれぞれ、各綿棒先端
部32を順次押し当てて、目元の各皮膚位置に対する起
動時毎に皮膚抵抗バリアを破るバリア破壊処理をした後
に低周波の刺激パルスa2による電気的刺激によって目
元の筋肉を収縮させ、その後の筋肉の弛緩期間に、皮膚
に押し当てた各綿棒先端部32を介した叩き動作を行な
わせて皮下の筋肉をほぐす機械的刺激を、繰り返して実
施する。
【0046】したがって、制御手段2は、起動時に、ま
ず、信号発生手段4を制御して信号発生手段4から破壊
エネルギーの高い破壊パルスa1を発生させて、パルス
伝達導子7さらに綿棒先端部32を介して皮膚表面の刺
激位置に供給することによって、皮膚表面に形成されて
いる皮膚抵抗バリアを破るため、その後の刺激パルスa
2を刺激処理当初から設定電気量で生体に供給すること
ができて、美容のための筋肉運動の時間を短縮化して効
率よく筋肉強化や皮下組織や筋肉の血行をよくしてその
新陳代謝を行うことができる。
【0047】(実施形態2)本実施形態2では、皮膚抵
抗バリアを破る電気的刺激が、皮膚抵抗バリアを破る電
気量の破壊パルス群である。
【0048】図6(a)は、本発明の実施形態2の生体
刺激装置における破壊パルス群と刺激パルスの電圧出力
タイミングの一例を示すタイムチャートであり、図6
(b)は、図6(a)の破壊パルス群nと刺激パルスa
2の電流出力タイミングの一例を示すタイムチャートで
ある。なお、図1および図3の各部材と同様の作用効果
を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0049】図6(a)および図6(b)に示すよう
に、操作手段5が接続される制御手段2は、陽極と陰極
の一組のパルス伝達導子7にそれぞれ接続された信号発
生手段4aに接続されており、刺激処理の起動に、信号
発生手段4から所定電圧V2で所定パルス幅bの破壊パ
ルス群nを発生させて一組のパルス伝達導子7に出力し
て生体に電気的破壊刺激を与えるように制御し、これに
よって、皮膚抵抗バリアを破るようになっている。
【0050】また、この信号発生手段4aも上記実施形
態1の信号発生手段4と同様に、皮膚抵抗バリアを破る
破壊パルス群nを生成する破壊信号生成部(図示せず)
と、美容のための刺激パルスa2を一定の低周波周期T
1(本実施形態では5Hzで周期T1は200mse
c)で生成する刺激信号生成部(図示せず)とから構成
されている。この場合の破壊パルス群nの電気量とは、
皮膚抵抗バリアを破るのに必要な所定値以上の電気量で
あり、1パルス幅b×周波数(1/T2)×電流I2×
印加時間T1である。
【0051】この破壊パルス群nの電圧値は、上記実施
形態1では1パルスで、美容のための刺激処理時の刺激
パルスa2の電圧値V2よりも高い電圧値としたが、本
実施形態2では、肌にやさしいために電圧値を下げて刺
激パルスa2と同じ電圧値とする代りに、刺激パルスa
2の低周波周期T1の始めの周期に5パルスの破壊パル
ス群nを出力することで皮膚抵抗バリアを破るのに必要
な電気量としている。なお、本実施形態2では、低周波
周期T1の始めの周期内の破壊パルス群nのパルス数は
5パルスで刺激パルスa2と同じ電圧値としたが、これ
に限らず、複数パルスで他の電圧値としてもよく、要
は、1パルス幅b×周波数(1/T2)×電流I2×印
加時間T1で表される電気量が多いほど確実に皮膚抵抗
バリアを破ることができる。
【0052】ここで、皮膚抵抗バリアを破るのに必要な
電気量、つまり刺激パルスa2の電圧値V2(10V)
と同一で周波数が100Hzの破壊パルス群nの場合で
あって、図4(b)に示す周期T1が200msec
(周波数5Hz)の場合において、図4(b)に示すよ
うに刺激パルスa2、破壊パルス群n、刺激パルスa2
さらに刺激パルスa2′の順に出力して、刺激パルスa
2の電流値I2、破壊パルス群nの電流値、さらに刺激
パルスa2′の電流値I2′および、それぞれの皮膚抵
抗バリアを含む各皮膚抵抗値を測定する本実施形態2の
実験を行った。その実験結果を次の表(数2)に示して
いる。
【0053】
【数2】
【0054】この表(数2)から明らかのように、周波
数の高い破壊パルス群nの出力後の刺激パルスa2′が
印加された場合、その皮膚抵抗値は大きく下がってお
り、皮膚抵抗バリアが破られたことが判る。つまり、当
初は刺激パルスa2の皮膚抵抗値が63kΩあったが、
破壊パルス群nの印加後の刺激パルスa2′の皮膚抵抗
値は50kΩとなって皮膚抵抗バリアの抵抗値として約
13kΩ程度下がったことになる。
【0055】上記構成により、低周波の刺激信号a2を
生体に与える美容のための電気的低周波刺激処理の起動
時に、複数の破壊パルス(本実施形態2では5パルス)
からなる破壊パルス群nをパルス伝達導子7さらに綿棒
先端部32を介して生体に加えることで、皮膚表面に形
成されている皮膚抵抗バリアを破る。この場合、起動当
初の破壊パルスの電圧値V2に対する電流値I2′(I
2>I2′)は、皮膚抵抗バリアが破られていないこと
に起因して小さい電流しか流れないが、破壊パルスの電
圧値V2に対する電流値I2′によって、皮膚抵抗バリ
アは徐々に破られて、起動当初の破壊パルスの電圧値V
2に対する電流値I2となる。したがって、次の低周波
の刺激信号a2の所定の電圧値V2に対して所定の電流
値I2が起動当初から流れることになる。このように、
破壊パルス群nの電圧値V2は刺激信号a2の電圧値と
同様であっても、刺激信号a2の周波数5Hzよりも高
い周波数(本実施形態2では25Hz)であることか
ら、より短時間で皮膚抵抗バリアを破ることができて、
刺激パルスa2を刺激処理当初から設定電気量で生体に
供給することができて、美容のための筋肉運動の時間を
短縮化して効率よく筋肉強化や皮下組織や筋肉の血行を
よくしてその新陳代謝を行うことができる。つまり、電
圧値V2、パルス幅b、周波数1/T2(T1>T2)
で構成される破壊パルスをn個短時間で破壊パルス群n
として出力することによって、より短時間で皮膚抵抗バ
リアが破壊されて、効率よく筋肉強化や新陳代謝を行う
ことができる。
【0056】また、図7(a)および図7(b)に示す
ように、高周波数の破壊パルス群nでより早く皮膚抵抗
バリアを破り、美容のための電気的低周波刺激処理を行
った後に、休止期間THを介して、高周波数の破壊パル
ス群nでより早く皮膚抵抗バリアを破り、美容のための
電気的低周波刺激処理を行うように、美容のための電気
的低周波刺激処理毎の起動時に、皮膚表面に形成されて
いる皮膚抵抗バリアを破るのに必要な電気的破壊信号と
しての所定電圧V2の破壊パルス群nを生体に印加する
ようになっている。
【0057】ここで、休止期間THを設けているのは、
強制運動を続けていた筋肉を休ませて筋肉疲労を取り除
き、休止期間TH後に筋肉をリフレッシュさせた状態で
再度筋肉運動をさせるためである。つまり、生体に与え
ている刺激パルスa2の波形やエネルギーによっては、
長い休止期間THを必要とする場合があり、このような
場合には、皮膚抵抗バリアの抵抗値が元の値に戻ってし
まう虞があるからである。
【0058】(実施形態3)本実施形態3では、皮膚抵
抗バリアを破る電気的刺激が、皮膚抵抗バリアを破るの
に必要な電気量のパルス幅を持つ破壊パルスの場合であ
る。
【0059】図8(a)は、本発明の実施形態3の生体
刺激装置における破壊パルスと刺激パルスの電圧出力タ
イミングの一例を示すタイムチャートであり、図8
(b)は、図8(a)の破壊パルスa3と刺激パルスa
2の電流出力タイミングの一例を示すタイムチャートで
ある。なお、図1および図3の各部材と同様の作用効果
を奏する部材には同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0060】図8(a)および図8(b)に示すよう
に、操作手段5が接続される刺激制御手段2は、陽極と
陰極の一組のパルス伝達導子7にそれぞれ接続された信
号発生手段4bに接続されており、刺激処理の起動に、
信号発生手段4から所定電圧V2で所定パルス幅b′の
破壊パルスa3を発生させて一組のパルス伝達導子7に
出力して生体に電気的破壊刺激を与えるように制御し、
これによって、皮膚抵抗バリアを破るように構成されて
いる。
【0061】また、この信号発生手段4bも上記実施形
態1の信号発生手段4と同様に、皮膚抵抗バリアを破る
破壊パルスa3を生成する破壊信号生成部(図示せず)
と、美容のための刺激パルスa2を一定の低周波周期T
1(本実施形態では5Hzで周期T1は200mse
c)で生成する刺激信号生成部(図示せず)とから構成
されている。この場合の破壊パルスa3の電気量とは、
皮膚抵抗バリアを破るのに必要な所定値以上の電気量で
あり、1パルス幅b′×電流I2である。
【0062】この破壊パルスの電圧値は、上記実施形態
1では、美容のための刺激処理時の刺激パルスa2の電
圧値V2よりも高い電圧値としたが、本実施形態3で
は、肌にやさしいために電圧値を下げて刺激パルスa2
と同じ電圧値とする代りに、刺激パルスa2の低周波周
期T1の始めの周期に高デューティのパルス幅b′を持
つ破壊パルスa3を出力することで皮膚抵抗バリアを破
るのに必要な電気量としている。なお、本実施形態3で
は、低周波周期T1の始めの周期内の破壊パルスa3の
電圧値を刺激パルスa2と同じ電圧値としたが、これに
限らず、他の電圧値としてもよく、要は、1パルス幅b
×周波数(1/T2)×電流I2×印加時間T1で表さ
れる電気量が多いほど確実に皮膚抵抗バリアを破ること
ができる。
【0063】ここで、皮膚抵抗バリアを破るのに必要な
電気量、つまり刺激パルスa2の電圧値V2(10V)
と同一でそのパルス幅0.4msecよりも大きいパル
ス幅100msecの破壊パルスa3の場合であって、
その周期T1が200msec(周波数5Hz)の場合
において、図4(c)に示すように刺激パルスa2、破
壊パルスa3さらに刺激パルスa2′の順に出力して、
刺激パルスa2の電流値I2、破壊パルスa3の電流
値、さらに刺激パルスa2′の電流値I2′および、そ
れぞれの皮膚抵抗バリアを含む各皮膚抵抗値を測定する
本実施形態3の実験を行った。その実験結果を次の表
(数3)に示している。
【0064】
【数3】
【0065】この表(数3)から明らかのように、パル
ス幅が大きい破壊パルスa3の出力後に刺激パルスa
2′が印加された場合、その皮膚抵抗値は大きく下がっ
ており、皮膚抵抗バリアが破られたことが判る。つま
り、当初は刺激パルスa2の皮膚抵抗値が63kΩあっ
たが、破壊パルスa3の印加後の刺激パルスa2′の皮
膚抵抗値は47kΩとなって皮膚抵抗バリアの抵抗値と
して約16kΩ程度下がったことになる。
【0066】上記構成により、低周波の刺激信号a2を
生体に与える美容のための電気的低周波刺激処理の起動
時に、その破壊パルスa3を各パルス伝達導子7さらに
各綿棒先端部32を介して生体に加えることで、皮膚表
面に形成されている皮膚抵抗バリアを破る。この場合、
起動当初の破壊パルスa3の電圧値V2に対する電流値
I2′(I2>I2′)は、皮膚抵抗バリアが破られて
いないことに起因して小さい電流しか流れないが、破壊
パルスa3の電圧値V2に対する電流値I2′によっ
て、皮膚抵抗バリアは徐々に破られて、起動当初の破壊
パルスa3の電圧値V2に対する電流値I2となる。し
たがって、次の低周波の刺激信号a2の所定の電圧値V
2に対して所定の電流値I2が起動当初から流れること
になる。このように、刺激信号a3の電圧値は刺激信号
a2の電圧値と同様であっても、パルス幅b′が大きい
ことから電気量としては大きく、1パルスで皮膚抵抗バ
リアを破ることができて、刺激パルスa2を刺激処理当
初から設定電気量で生体に供給することができ、美容の
ための筋肉運動の時間を短縮化して効率よく筋肉強化や
皮下組織や筋肉の血行をよくしてその新陳代謝を行うこ
とができる。
【0067】また、図7(a)および図7(b)の場合
と同様に、休止期間THを設けた場合には、美容のため
の電気的低周波刺激処理毎の起動時に、皮膚表面に形成
されている皮膚抵抗バリアを破る電気的破壊信号として
の所定電圧V2の破壊パルスa3を生体に印加するよう
になっている。
【0068】(実施形態4)本実施形態4では、皮膚抵
抗バリアを破る物理的刺激として、生体の刺激部位に粘
着物を貼付て剥がす場合である。
【0069】図9は皮膚の縦断面構造を示す図であり、
図10は、図9の皮膚表面側の角質層の状態変化を示す
縦断面図である。
【0070】図9および図10に示すように、皮膚表面
側に角質層41が位置しており、この角質層41の厚み
および並び方は部位や人によって異なっているが、古い
角質層41aが残っていると、角質層41の厚みが増す
と共に皮膚抵抗も大きくなって、皮膚抵抗バリアのよう
に働くことになる。この皮膚抵抗バリアを取り除くべ
く、刺激ポイントを含む皮膚位置にテープ(皮膚抵抗バ
リア破壊手段)を貼り付けて剥がすことによって、古い
角質層41aをテープ(皮膚抵抗バリア破壊手段)側に
付着させて角質層41の厚みを薄くすると共に、皮膚表
面に新しい角質層41bが現れて古い角質層41aによ
る凹凸部42が滑らかになる。これにより、角質層41
の電気的抵抗を小さくすることができて、皮膚抵抗バリ
アが破られることになって、その後の電気的低周波刺激
処理時における低周波の刺激信号a2の所定電圧値V2
に対して所定の電流値I2が起動当初から流れることに
なる。
【0071】したがって、美容のための電気的低周波刺
激処理の起動する前に、刺激ポイントを含む皮膚位置に
対して、テープストリッピングをすることによって古い
角質層41aを取り除くことで皮膚抵抗バリアを取り除
くことができて、次の低周波の刺激信号a2による電気
的低周波刺激処理時には、起動当初から所定の設定電圧
値V2に対する所定の設定電流値I2が流れることにな
って、強制的な筋肉運動による筋肉強化や新陳代謝を効
率よく行うことができる。
【0072】(実施形態5)本実施形態5では、皮膚抵
抗バリアを破る物理的刺激として、生体の刺激部位に皮
膚の角質分解液を付与する場合である。
【0073】図10に示すように、刺激ポイントを含む
皮膚位置をアルコールや石鹸水などの皮膚の角質分解液
を染み込ませた綿(皮膚抵抗バリア破壊手段)などで拭
くことによって、古い角質層41aを角質分解液で溶か
してその綿(皮膚抵抗バリア破壊手段)などで拭き取っ
て角質層41の厚みを薄くすると共に、皮膚表面に新し
い角質層41bがその表面に現れて、古い角質層41a
による凹凸部42が滑らかになる。これにより、角質層
41の電気的抵抗を小さくすることができて、皮膚抵抗
バリアが破られたことになって、その後の電気的低周波
刺激処理時における低周波の刺激信号a2の所定電圧値
V2に対して所定の電流値I2が起動当初から流れるこ
とになる。
【0074】したがって、美容のための電気的低周波刺
激処理の起動する前に、刺激ポイントを含む皮膚位置に
対して、皮膚の角質分解液を染み込ませた綿(皮膚抵抗
バリア破壊手段)で古い角質層41aを拭き取ることで
皮膚抵抗バリアを取り除くことができて、次の低周波の
刺激信号a2による電気的低周波刺激処理時には、起動
当初から所定の設定電圧値V2に対する所定の設定電流
値I2が流れることになって、強制的な筋肉運動による
筋肉強化や新陳代謝を効率よく行うことができる。
【0075】なお、上記実施形態1〜5では、皮膚抵抗
バリア破壊手段として、電圧の高い破壊パルス、電圧は
低くてもパルス幅の大きい破壊パルス、電圧は低くパル
ス幅も小さくても高周波数の複数パルスよりなる破壊パ
ルス群、さらには、テープストリッピングや、皮膚の角
質分解液を染み込ませた綿などで拭き取ることなど各バ
リア破壊項目を具体的に示したが、これらの各バリア破
壊項目は一つ一つ用いてもよいが、各バリア破壊項目の
うち少なくとも2項目を用いて皮膚抵抗バリア破壊手段
としてもよく、より皮膚抵抗バリア破壊効果が向上する
ことになる。
【0076】また、上記実施形態1〜5では、皮膚抵抗
バリア破壊手段として、電圧の高い破壊パルス、電圧は
低くてもパルス幅の大きい破壊パルス、電圧は低くパル
ス幅も小さくても高周波数の複数パルスよりなる破壊パ
ルス群、さらには、テープストリッピングや、皮膚の角
質分解液を染み込ませた綿などで拭き取ることなど各バ
リア破壊項目を具体的に示したが、これに限定されず、
皮膚表面に形成されている皮膚抵抗バリアを破る作用を
生体に与える皮膚抵抗バリア破壊手段であればよい。
【0077】さらに、上記実施形態1〜3では、皮膚抵
抗バリアを破壊する電気的破壊信号として、電圧の高い
破壊パルス、電圧は低くてもパルス幅の大きい破壊パル
ス、電圧は低くパルス幅も小さくても高周波数の複数パ
ルスよりなる破壊パルス群を、刺激パルスa2の低周波
周期T1の始めの周期内に破壊パルス出力をするように
したが、刺激パルスa2の低周波周期T1の始めの周期
から複数の周期に亘っての周期的に破壊パルス出力する
ように構成してもよい。要は、1パルス幅×周波数×電
流×印加時間で表される電気量が皮膚抵抗バリアを破る
のに必要な電気量であればよいことになる。
【0078】さらに、上記実施形態1〜3では、信号発
生手段4,4a,4bはそれぞれ、皮膚抵抗バリアを破
る破壊パルスを生成する破壊信号生成部(図示せず)
と、美容のための刺激パルスを一定の低周波周期T1で
生成する刺激信号生成部(図示せず)とから別々に構成
し、刺激制御手段2が刺激信号生成部(図示せず)の起
動時に破壊信号生成部(図示せず)を先に駆動させるよ
うに制御する構成としたが、信号発生手段4,4a,4
bをそれぞれ、皮膚抵抗バリアを破る破壊パルスおよ
び、美容用の刺激パルスを一定の低周波周期T1で生成
する信号生成部(図示せず)で構成し、刺激制御手段2
がこの信号生成部(図示せず)の起動時に、実施形態1
であれば出力電圧値が高くなるように制御し、実施形態
2であれば低周波周期T1を短くするように制御し、さ
らに、実施形態3であれば、パルス幅を大きくなるよう
にデューティを制御することで破壊信号を出力させるよ
うにすることができる。
【0079】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、皮膚抵
抗バリア破壊手段が美容などのための電気的低周波刺激
処理の起動時に皮膚抵抗バリアを破るため、その生体刺
激処理当初から所定の設定電気量の刺激パルスを生体に
与えることができて、刺激パルスによる筋肉強化やその
新陳代謝を効果的に行うことができる。
【0080】また、請求項2によれば、電気的破壊信号
を生成させる機能を信号発生手段に付加すれば、簡単な
構成で、その刺激パルスによる筋肉強化やその新陳代謝
を効果的に行うことができる。
【0081】さらに、請求項3によれば、美容のための
刺激処理起動時において、信号発生手段は電圧が刺激信
号よりも高い破壊パルスを発生させて、信号伝達導子を
介して皮膚表面の刺激位置に供給することによって、皮
膚表面に形成されている皮膚抵抗バリアを破るため、そ
の後の刺激信号としての刺激パルスを刺激処理当初から
所定の設定電気量で生体に供給することができて、美容
のための筋肉運動の時間が短縮され効率よく筋肉強化や
新陳代謝を行うことができる。
【0082】さらに、請求項4によれば、美容のための
刺激処理起動時において、信号発生手段は周波数が刺激
信号の周波数よりも高い破壊パルス群を発生させて、信
号伝達導子を介して皮膚表面の刺激位置に供給すること
によって、皮膚表面に形成されている皮膚抵抗バリアを
破るため、その後の刺激信号としての刺激パルスを刺激
処理当初から所定の設定電気量で生体に供給することが
できて、美容のための筋肉運動の時間が短縮され効率よ
く筋肉強化や新陳代謝を行うことができる。
【0083】さらに、請求項5によれば、美容のための
刺激処理起動時において、信号発生手段はパルス幅が刺
激信号のパルス幅よりも大きく、皮膚抵抗バリアを破る
電気量の破壊パルスを発生させて、信号伝達導子を介し
て皮膚表面の刺激位置に供給することによって、皮膚表
面に形成されている皮膚抵抗バリアを破るため、その後
の刺激信号としての刺激パルスを刺激処理当初から所定
の設定電気量で生体に供給することができて、美容のた
めの筋肉運動の時間が短縮され効率よく筋肉強化や新陳
代謝を行うことができる。
【0084】さらに、請求項6によれば、美容のための
電気的低周波刺激処理の起動する前に、刺激ポイントを
含む皮膚位置に対して、物理的刺激を与えて皮膚抵抗バ
リアを破るため、その後の刺激信号としての刺激パルス
を刺激処理当初から所定の設定電気量で生体に供給する
ことができて、美容のための筋肉運動の時間が短縮され
効率よく筋肉強化や新陳代謝を行うことができる。
【0085】さらに、請求項7によれば、美容のための
電気的低周波刺激処理の起動する前に、刺激ポイントを
含む皮膚位置に対して、粘着物を貼付て剥がすテープス
トリッピングなどをすることによって古い角質層を取り
除いて皮膚抵抗バリアを取り除くため、その後の刺激信
号としての刺激パルスを刺激処理当初から所定の設定電
気量で生体に供給することができて、美容のための筋肉
運動の時間が短縮され効率よく筋肉強化や新陳代謝を行
うことができる。
【0086】さらに、請求項8によれば、美容のための
電気的低周波刺激処理の起動する前に、刺激ポイントを
含む皮膚位置に対して、皮膚の角質分解液で古い角質層
を拭き取ることで皮膚抵抗バリアを取り除くため、その
後の刺激信号としての刺激パルスを刺激処理当初から所
定の設定電気量で生体に供給することができて、美容の
ための筋肉運動の時間が短縮され効率よく筋肉強化や新
陳代謝を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の生体刺激装置の制御構成
を示すブロック図である。
【図2】(a)は、図1の生体刺激装置における破壊パ
ルスおよび刺激パルスの電圧出力タイミングの一例を示
すタイムチャート、(b)は(a)の破壊パルスおよび
刺激パルスの電流出力タイミングの一例を示すタイムチ
ャートである。
【図3】図1の刺激プローブの構成を示す縦断面図であ
る。
【図4】(a)は実施形態1の実験におけるパルス出力
条件を示すタイムチャート、(b)は実施形態2の実験
におけるパルス出力条件を示すタイムチャート、(c)
は実施形態3の実験におけるパルス出力条件を示すタイ
ムチャートである。
【図5】図1の刺激プローブで目元の筋肉に刺激を与え
る刺激ポイントの一例を示す図である。
【図6】(a)は、本発明の実施形態2の生体刺激装置
における破壊パルス群および刺激パルスの電圧出力タイ
ミングの一例を示すタイムチャート、(b)は(a)の
破壊パルス群および刺激パルスの電流出力タイミングの
一例を示すタイムチャートである。
【図7】図6(a)および図6(b)に休止期間を設け
た場合の一例を示すタイムチャートである。
【図8】(a)は、本発明の実施形態3の生体刺激装置
における破壊パルスおよび刺激パルスの電圧出力タイミ
ングの一例を示すタイムチャート、(b)は(a)の破
壊パルスおよび刺激パルスの電流出力タイミングの一例
を示すタイムチャートである。
【図9】皮膚の縦断面構造を示す図である。
【図10】図9の皮膚表面側の角質層の状態変化を示す
縦断面図である。
【図11】(a)は、従来の生体刺激装置における破壊
パルスおよび刺激パルスの電圧出力タイミングの一例を
示すタイムチャート、(b)は(a)の破壊パルスおよ
び刺激パルスの電流出力タイミングの一例を示すタイム
チャートである。
【符号の説明】
1 電源手段 2 刺激制御手段 3 回転駆動手段 4 刺激信号発生手段 5 操作手段 6 たたき機構部 7 パルス伝達導子 8 装置本体 9 刺激プローブ 10 刺激体 11 4芯ケーブル 21,23 外壁部材 22 グリップ部 24 連結部材 25 モータ回転軸 26 モータ 27 連結部材 28 回転軸 29 軸受部材 30 偏心カム 31 取付穴 32 綿棒先端部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に電気的低周波刺激を与える電気的
    低周波刺激処理を行う生体刺激装置において、 低周波の刺激信号を生体に与える前記電気的低周波刺激
    処理の起動時に、皮膚表面に形成されている皮膚抵抗バ
    リアを破る作用を生体に与える皮膚抵抗バリア破壊手段
    を有することを特徴とする生体刺激装置。
  2. 【請求項2】 前記皮膚抵抗バリア破壊手段は、前記電
    気的低周波刺激処理毎の起動時に、皮膚表面に形成され
    ている皮膚抵抗バリアを破る電気的破壊信号を生成する
    信号発生手段と、この信号発生手段からの破壊信号を生
    体に与える信号伝達導子とを有することを特徴とする請
    求項1に記載の生体刺激装置。
  3. 【請求項3】 皮膚抵抗バリアを破る刺激は、前記皮膚
    抵抗バリアを破る電気量の破壊パルスであることを特徴
    とする請求項1または2に記載の生体刺激装置。
  4. 【請求項4】 皮膚抵抗バリアを破る刺激は、前記皮膚
    抵抗バリアを破る電気量の破壊パルス群であり、この破
    壊パルス群の周波数は前記刺激信号の周波数よりも高い
    周波数であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の生体刺激装置。
  5. 【請求項5】 皮膚抵抗バリアを破る刺激は、前記皮膚
    抵抗バリアを破る電気量のパルス幅を持つ破壊パルスで
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の生体刺
    激装置。
  6. 【請求項6】 生体に電気的低周波刺激を与える電気的
    低周波刺激処理を行う生体刺激方法において、 皮膚表面から低周波の刺激信号を生体に与えて前記電気
    的低周波刺激処理を行う起動前に、皮膚表面に形成され
    ている皮膚抵抗バリアに物理的刺激を与えて皮膚抵抗バ
    リアを破るようにしたことを特徴とする生体刺激方法。
  7. 【請求項7】 前記物理的刺激として、生体の刺激部位
    に粘着物を貼付て剥がすことを特徴とする請求項6に記
    載の生体刺激方法。
  8. 【請求項8】 前記物理的刺激として、生体の刺激部位
    に皮膚の角質分解液を付与することを特徴とする請求項
    6に記載の生体刺激方法。
JP10500297A 1997-04-22 1997-04-22 生体刺激装置および生体刺激方法 Pending JPH10295832A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016515887A (ja) * 2013-03-14 2016-06-02 サイメディカ インコーポレイテッド 人体関節又は人体の一部分を治療又は支持するためのシステム及び方法
JPWO2016125312A1 (ja) * 2015-02-06 2017-11-09 国立大学法人名古屋大学 電気刺激装置

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