JPH10295826A - 生体刺激装置 - Google Patents
生体刺激装置Info
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- JPH10295826A JPH10295826A JP10500497A JP10500497A JPH10295826A JP H10295826 A JPH10295826 A JP H10295826A JP 10500497 A JP10500497 A JP 10500497A JP 10500497 A JP10500497 A JP 10500497A JP H10295826 A JPH10295826 A JP H10295826A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 刺激ポイント変更時にも、グリップ部の握り
を変える必要がなく操作性が良好で、かつ刺激パルスに
よる痛みなどの不快感を防止する。 【解決手段】 陰極側のパルス伝達導子7がグリップ部
側に、陽極側のパルス伝達導子7がプローブ先端側に配
設されており、目元下で鼻側のモータポイントに、刺激
感度の大きいグリップ部側の陰極用刺激信号伝達導子を
位置させ、グリップ部を鼻側に向けた状態から目元周囲
の眼輪筋の筋目方向に目尻部分まで皮膚表面から刺激体
10を浮かすことなくスライドさせて刺激ポイントを順
次変更し、さらに、眉毛の上の前頭筋の刺激ポイントま
で皮膚表面から刺激体10を浮かすことなくスライドさ
せて位置変更が可能なため、皮膚表面から刺激体10を
浮かすことによる電気的刺激の痛みなどの不快感を防止
し、かつ、刺激ポイント変更時にも、グリップ部の握り
を変える必要がなく握りが一定で良好な操作性となる。
を変える必要がなく操作性が良好で、かつ刺激パルスに
よる痛みなどの不快感を防止する。 【解決手段】 陰極側のパルス伝達導子7がグリップ部
側に、陽極側のパルス伝達導子7がプローブ先端側に配
設されており、目元下で鼻側のモータポイントに、刺激
感度の大きいグリップ部側の陰極用刺激信号伝達導子を
位置させ、グリップ部を鼻側に向けた状態から目元周囲
の眼輪筋の筋目方向に目尻部分まで皮膚表面から刺激体
10を浮かすことなくスライドさせて刺激ポイントを順
次変更し、さらに、眉毛の上の前頭筋の刺激ポイントま
で皮膚表面から刺激体10を浮かすことなくスライドさ
せて位置変更が可能なため、皮膚表面から刺激体10を
浮かすことによる電気的刺激の痛みなどの不快感を防止
し、かつ、刺激ポイント変更時にも、グリップ部の握り
を変える必要がなく握りが一定で良好な操作性となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば美容機器、
特に美顔機器などに用いられ、人間の顔などの生体に電
気的低周波刺激を与えて筋肉を強制運動させる生体刺激
装置に関する。
特に美顔機器などに用いられ、人間の顔などの生体に電
気的低周波刺激を与えて筋肉を強制運動させる生体刺激
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の生体刺激装置は、種々の
美容処理に用いられ、特に、人間の顔などの生体に所定
電圧の刺激パルスによって電気的低周波刺激を与えるこ
とで皮下の筋肉を強制的に運動させ、これによって、皮
下の筋肉を強化させてその健全さを保つと共に、皮下組
織および皮下の筋肉の保水能力を維持して張りのある弾
力性に富んだ皮膚となるようにするために用いられてい
た。また、この電気的低周波刺激と共に、皮膚を叩いた
り振動させたりする機械的刺激を皮下組織や筋肉に与え
ることで皮下組織や筋肉をほぐして血行をよくし、電気
的低周波刺激による筋肉運動の疲労を柔らげていた。
美容処理に用いられ、特に、人間の顔などの生体に所定
電圧の刺激パルスによって電気的低周波刺激を与えるこ
とで皮下の筋肉を強制的に運動させ、これによって、皮
下の筋肉を強化させてその健全さを保つと共に、皮下組
織および皮下の筋肉の保水能力を維持して張りのある弾
力性に富んだ皮膚となるようにするために用いられてい
た。また、この電気的低周波刺激と共に、皮膚を叩いた
り振動させたりする機械的刺激を皮下組織や筋肉に与え
ることで皮下組織や筋肉をほぐして血行をよくし、電気
的低周波刺激による筋肉運動の疲労を柔らげていた。
【0003】例えば特開平4−312472号公報や特
開昭62−32973号公報には、肩こりの治療や美容
を目的として、生体に低周波の刺激パルスによる電気的
刺激を与えるパルス伝達導子を備えた生体刺激装置が提
案されている。
開昭62−32973号公報には、肩こりの治療や美容
を目的として、生体に低周波の刺激パルスによる電気的
刺激を与えるパルス伝達導子を備えた生体刺激装置が提
案されている。
【0004】これらの生体刺激装置は、電気的低周波刺
激による強制的な筋肉運動によって筋肉を強化すること
と、皮下組織や筋肉への血行をよくし表皮活性化のため
の新陳代謝を盛んにすることで、皮下組織および皮下の
筋肉の健全さを向上させると共に、皮下組織および皮下
の筋肉の保水能力を向上させて弾力性を増進させる電気
的刺激効果を実現していた。
激による強制的な筋肉運動によって筋肉を強化すること
と、皮下組織や筋肉への血行をよくし表皮活性化のため
の新陳代謝を盛んにすることで、皮下組織および皮下の
筋肉の健全さを向上させると共に、皮下組織および皮下
の筋肉の保水能力を向上させて弾力性を増進させる電気
的刺激効果を実現していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、刺激パルスによる電気的低周波刺激の刺激ポ
イント変更時に、刺激プローブのグリップ部の握りを変
えたりしなければならず、また、刺激パルスによる電気
的刺激を与えるパルス伝達導子が刺激皮膚位置から離間
または当接するとき、そのパルス伝達導子と刺激ポイン
トとの皮膚表面上の接触面積が狭くなって刺激パルスに
よる電流が強く流れ、痛みとなって使用者に不快感を与
えるという問題を有していた。
構成では、刺激パルスによる電気的低周波刺激の刺激ポ
イント変更時に、刺激プローブのグリップ部の握りを変
えたりしなければならず、また、刺激パルスによる電気
的刺激を与えるパルス伝達導子が刺激皮膚位置から離間
または当接するとき、そのパルス伝達導子と刺激ポイン
トとの皮膚表面上の接触面積が狭くなって刺激パルスに
よる電流が強く流れ、痛みとなって使用者に不快感を与
えるという問題を有していた。
【0006】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、刺激ポイント変更時にも、グリップ部の握りを変え
る必要がなく操作性が良好で、かつ刺激パルスによる痛
みなどの不快感を防止することができる生体刺激装置を
提供することを目的とする。
で、刺激ポイント変更時にも、グリップ部の握りを変え
る必要がなく操作性が良好で、かつ刺激パルスによる痛
みなどの不快感を防止することができる生体刺激装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の生体刺激装置
は、刺激信号を生体に出力して生体に電気的低周波刺激
を与える刺激信号伝達導子が先端部近傍位置に設けら
れ、先端部と反対側にグリップ部が設けられた刺激プロ
ーブを有し、刺激信号伝達導子を介して刺激信号を刺激
ポイントに供給する電気的低周波刺激処理を行う生体刺
激装置において、陰極側の刺激信号伝達導子がグリップ
部側に配設され、陽極側の刺激信号伝達導子が刺激プロ
ーブの先端側に配設されていることを特徴とするもので
ある。
は、刺激信号を生体に出力して生体に電気的低周波刺激
を与える刺激信号伝達導子が先端部近傍位置に設けら
れ、先端部と反対側にグリップ部が設けられた刺激プロ
ーブを有し、刺激信号伝達導子を介して刺激信号を刺激
ポイントに供給する電気的低周波刺激処理を行う生体刺
激装置において、陰極側の刺激信号伝達導子がグリップ
部側に配設され、陽極側の刺激信号伝達導子が刺激プロ
ーブの先端側に配設されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】目元の眼輪筋は目元を1周して鼻側だけで
繋がっているので、目元の鼻に近い側に最も大きい刺激
を感じるモータポイント(筋肉を効率的に動かすことが
できるポイント)が存在するが、目元の上方の眼輪筋は
幅が小さく眼球や眉毛があるので目元の上方の鼻側のモ
ータポイントは避けて、その代りその上の前頭筋に刺激
を与えるのがよい。このようにして、目元の眼輪筋およ
び額の前頭筋の筋目に平行に刺激を与えるのが本発明の
刺激ポイントである。
繋がっているので、目元の鼻に近い側に最も大きい刺激
を感じるモータポイント(筋肉を効率的に動かすことが
できるポイント)が存在するが、目元の上方の眼輪筋は
幅が小さく眼球や眉毛があるので目元の上方の鼻側のモ
ータポイントは避けて、その代りその上の前頭筋に刺激
を与えるのがよい。このようにして、目元の眼輪筋およ
び額の前頭筋の筋目に平行に刺激を与えるのが本発明の
刺激ポイントである。
【0009】上記構成により、陰極側の刺激信号伝達導
子がグリップ部側に、陽極側の刺激信号伝達導子がプロ
ーブ先端側に配設されており、目元下の鼻側のモータポ
イントに、刺激感度の大きいグリップ部側の陰極用刺激
信号伝達導子を位置させ、グリップ部を鼻側に向けた状
態から目元周囲の眼輪筋の筋目方向に目尻部分まで皮膚
表面から刺激信号伝達部を浮かすことなくスライドさせ
て各刺激ポイントを順次変更し、さらに、眉毛の上の前
頭筋の上下方向の刺激ポイントまで皮膚表面から刺激信
号伝達部を浮かすことなくスライドさせて位置変更が可
能であるので、皮膚表面から刺激信号伝達部を浮くこと
による電気的刺激の痛みなどの不快感が防止され、か
つ、刺激ポイント変更時にも、グリップ部の握りを変え
る必要がなくなり握りが一定で操作性もよい。
子がグリップ部側に、陽極側の刺激信号伝達導子がプロ
ーブ先端側に配設されており、目元下の鼻側のモータポ
イントに、刺激感度の大きいグリップ部側の陰極用刺激
信号伝達導子を位置させ、グリップ部を鼻側に向けた状
態から目元周囲の眼輪筋の筋目方向に目尻部分まで皮膚
表面から刺激信号伝達部を浮かすことなくスライドさせ
て各刺激ポイントを順次変更し、さらに、眉毛の上の前
頭筋の上下方向の刺激ポイントまで皮膚表面から刺激信
号伝達部を浮かすことなくスライドさせて位置変更が可
能であるので、皮膚表面から刺激信号伝達部を浮くこと
による電気的刺激の痛みなどの不快感が防止され、か
つ、刺激ポイント変更時にも、グリップ部の握りを変え
る必要がなくなり握りが一定で操作性もよい。
【0010】また、好ましくは、本発明の生体刺激装置
における全刺激ポイントが筋肉の筋目に平行な位置にな
るように、陰極および陽極の刺激信号伝達導子の間隔が
設定されている。目元を1周している眼輪筋の場合に
は、眼輪筋の筋目に平行な位置になる最大限に大きい寸
法となるように、陰極および陽極の刺激信号伝達導子の
間隔が設定される。その刺激信号伝達導子の間隔が小さ
いと、刺激ポイントが増えて刺激処理時間が長くなるの
で、最大限に大きい寸法とする必要がある。
における全刺激ポイントが筋肉の筋目に平行な位置にな
るように、陰極および陽極の刺激信号伝達導子の間隔が
設定されている。目元を1周している眼輪筋の場合に
は、眼輪筋の筋目に平行な位置になる最大限に大きい寸
法となるように、陰極および陽極の刺激信号伝達導子の
間隔が設定される。その刺激信号伝達導子の間隔が小さ
いと、刺激ポイントが増えて刺激処理時間が長くなるの
で、最大限に大きい寸法とする必要がある。
【0011】この構成により、電気的刺激は筋肉の筋目
の方向に平行に与えるのが最も効率がよく敏感に筋肉反
応する。したがって、全ての刺激ポイントで刺激信号を
筋肉の筋目方向に平行に与えれば、最も効率のよい電気
的刺激処理とすることが可能となる。
の方向に平行に与えるのが最も効率がよく敏感に筋肉反
応する。したがって、全ての刺激ポイントで刺激信号を
筋肉の筋目方向に平行に与えれば、最も効率のよい電気
的刺激処理とすることが可能となる。
【0012】さらに、好ましくは、本発明の生体刺激装
置における刺激プローブの長手方向と、陰極および陽極
の刺激信号伝達導子を結ぶ直線方向とが、使用時にグリ
ップ部が少なくとも鼻に接触しない程度の角度を有して
いる。
置における刺激プローブの長手方向と、陰極および陽極
の刺激信号伝達導子を結ぶ直線方向とが、使用時にグリ
ップ部が少なくとも鼻に接触しない程度の角度を有して
いる。
【0013】この構成により、簡単な構成で上記刺激ポ
イント変更時の操作性や、電気的刺激による痛み防止効
果を実現することが可能となる。
イント変更時の操作性や、電気的刺激による痛み防止効
果を実現することが可能となる。
【0014】さらに、好ましくは、本発明の生体刺激装
置における刺激信号伝達導子は綿棒先端部が着脱自在に
構成されている。
置における刺激信号伝達導子は綿棒先端部が着脱自在に
構成されている。
【0015】この構成により、金属である刺激信号伝達
導子を直接的に皮膚表面に当接すると、刺激信号による
電流が皮膚表面に急激に流れ込もうとして電気的刺激が
大きく痛いという不快感を使用者に与えることになる
が、水を含ませた綿棒先端部を介して電気的刺激を生体
に与えるようにすると、水を含ませた綿棒先端部が抵抗
体となって刺激信号による電流が皮膚表面に急激に流れ
込むことがないために、皮膚にやさしい使用感となる。
導子を直接的に皮膚表面に当接すると、刺激信号による
電流が皮膚表面に急激に流れ込もうとして電気的刺激が
大きく痛いという不快感を使用者に与えることになる
が、水を含ませた綿棒先端部を介して電気的刺激を生体
に与えるようにすると、水を含ませた綿棒先端部が抵抗
体となって刺激信号による電流が皮膚表面に急激に流れ
込むことがないために、皮膚にやさしい使用感となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る生体刺激装置
の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明
は以下に示す実施形態に限定されるものではない。
の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明
は以下に示す実施形態に限定されるものではない。
【0017】図1は、本発明の一実施形態の生体刺激装
置の制御構成を示すブロック図であり、また、図2は、
図1の生体刺激装置における電気的刺激の刺激パルスa
の出力タイミングの一例を示すタイムチャートである。
置の制御構成を示すブロック図であり、また、図2は、
図1の生体刺激装置における電気的刺激の刺激パルスa
の出力タイミングの一例を示すタイムチャートである。
【0018】図1において、電池などの電源手段1は、
各部を制御する中央演算処理装置(CPU)よりなるマ
イクロコンピュータおよびその周辺回路(図示せず)
や、制御プログラムおよびその制御データなどを記憶す
る記憶部(図示せず)などで構成された制御手段2、モ
ータなどの回転駆動手段3および、図2に示すような刺
激パルスa(図2では例えば周波数10Hzの刺激パル
スを示している)を発生する信号発生手段4に接続され
ており、これらに対して直流電力を供給している。ま
た、操作手段5が接続される制御手段2は、たたき機構
部6を駆動する回転駆動手段3と、陽極と陰極の一組の
パルス伝達導子7にそれぞれ接続された信号発生手段4
とに接続されており、操作手段5で設定された駆動条件
に基づいて、信号発生手段4から所定電圧で所定パルス
幅の刺激パルスaを低周波で発生させて一組のパルス伝
達導子7に出力して生体の筋肉に強制運動をさせる電気
的低周波刺激処理と、回転駆動手段3の回転駆動力でた
たき機構部6を駆動させて生体に機械的なたたき刺激を
与えて皮下の筋肉をほぐす機械的刺激処理とを行うこと
ができるようになっている。
各部を制御する中央演算処理装置(CPU)よりなるマ
イクロコンピュータおよびその周辺回路(図示せず)
や、制御プログラムおよびその制御データなどを記憶す
る記憶部(図示せず)などで構成された制御手段2、モ
ータなどの回転駆動手段3および、図2に示すような刺
激パルスa(図2では例えば周波数10Hzの刺激パル
スを示している)を発生する信号発生手段4に接続され
ており、これらに対して直流電力を供給している。ま
た、操作手段5が接続される制御手段2は、たたき機構
部6を駆動する回転駆動手段3と、陽極と陰極の一組の
パルス伝達導子7にそれぞれ接続された信号発生手段4
とに接続されており、操作手段5で設定された駆動条件
に基づいて、信号発生手段4から所定電圧で所定パルス
幅の刺激パルスaを低周波で発生させて一組のパルス伝
達導子7に出力して生体の筋肉に強制運動をさせる電気
的低周波刺激処理と、回転駆動手段3の回転駆動力でた
たき機構部6を駆動させて生体に機械的なたたき刺激を
与えて皮下の筋肉をほぐす機械的刺激処理とを行うこと
ができるようになっている。
【0019】この制御手段2が接続される操作手段5に
おけるコース選択、刺激強度設定部には、電源のオン/
オフキー、スタートキー、電気的低周波刺激の強度設定
用の強弱キー、機械的刺激の強度設定用の強弱キー、お
よび各種制御プログラムによるモード選択キーなどが配
設されており、また、この各種制御プログラムおよびそ
の制御データは制御手段2内の図示しない記憶部に記憶
されており、使用者のキー操作によるモードパターン選
択に応じた各種制御プログラムおよびその制御データを
選択し、この制御プログラムおよびその制御データに基
づいて制御手段2が制御されて各部を制御するようにな
っている。また、パルス伝達導子7には刺激体10が着
脱自在に構成されており、パルス伝達導子7に刺激体1
0が取り付けられて一体構成され、この刺激体10を介
して、筋肉強化や新陳代謝などの美容のための電気的低
周波刺激および機械的刺激とが生体に付与可能に構成さ
れている。
おけるコース選択、刺激強度設定部には、電源のオン/
オフキー、スタートキー、電気的低周波刺激の強度設定
用の強弱キー、機械的刺激の強度設定用の強弱キー、お
よび各種制御プログラムによるモード選択キーなどが配
設されており、また、この各種制御プログラムおよびそ
の制御データは制御手段2内の図示しない記憶部に記憶
されており、使用者のキー操作によるモードパターン選
択に応じた各種制御プログラムおよびその制御データを
選択し、この制御プログラムおよびその制御データに基
づいて制御手段2が制御されて各部を制御するようにな
っている。また、パルス伝達導子7には刺激体10が着
脱自在に構成されており、パルス伝達導子7に刺激体1
0が取り付けられて一体構成され、この刺激体10を介
して、筋肉強化や新陳代謝などの美容のための電気的低
周波刺激および機械的刺激とが生体に付与可能に構成さ
れている。
【0020】このように、陰極と陽極の一組のパルス伝
達導子7に綿棒先端部32が着脱自在に構成されている
のは、金属である両パルス伝達導子7を直接的に皮膚表
面に当接すると、刺激パルスによる電流が皮膚表面に急
激に流れ込もうとして電気的刺激が大きく痛いという不
快感を使用者に与えることになるが、水を含ませた綿棒
先端部32を介して電気的刺激を生体に与えると、水を
含ませた綿棒先端部32が抵抗体となって刺激パルスに
よる電流が皮膚表面に急激に流れ込むことがないためで
ある。金属である両パルス伝達導子7を直接的に皮膚表
面に当接する場合には刺激がきつく怖いイメージを使用
者に与えるが、皮膚表面に当接するのが綿棒先端部32
であれば肌にやさしいイメージを使用者に与えることに
なる。また、金属である両パルス伝達導子7を樹脂など
の絶縁部材でそれぞれ覆い、各綿棒先端部32だけをこ
の絶縁部材からそれぞれ突出させるように構成すれば、
上記綿棒先端部32によるソフト効果をいっそう発揮さ
せることができる。
達導子7に綿棒先端部32が着脱自在に構成されている
のは、金属である両パルス伝達導子7を直接的に皮膚表
面に当接すると、刺激パルスによる電流が皮膚表面に急
激に流れ込もうとして電気的刺激が大きく痛いという不
快感を使用者に与えることになるが、水を含ませた綿棒
先端部32を介して電気的刺激を生体に与えると、水を
含ませた綿棒先端部32が抵抗体となって刺激パルスに
よる電流が皮膚表面に急激に流れ込むことがないためで
ある。金属である両パルス伝達導子7を直接的に皮膚表
面に当接する場合には刺激がきつく怖いイメージを使用
者に与えるが、皮膚表面に当接するのが綿棒先端部32
であれば肌にやさしいイメージを使用者に与えることに
なる。また、金属である両パルス伝達導子7を樹脂など
の絶縁部材でそれぞれ覆い、各綿棒先端部32だけをこ
の絶縁部材からそれぞれ突出させるように構成すれば、
上記綿棒先端部32によるソフト効果をいっそう発揮さ
せることができる。
【0021】また、この各種制御プログラムによるモー
ド選択キーとしては、低周波領域でも比較的周波数が高
い100Hzの周波数で刺激パルスaを出力させて、皮
膚組織と皮下の筋肉の浅い部位に電気的低周波刺激を与
えるトリートメントモードのモード選択キーと、比較的
周波数が低い10Hzの周波数で刺激パルスaを出力さ
せて、皮下の筋肉の深い部位にまで電気的低周波刺激を
与えるエクササイズモードのモード選択キーとがある。
ド選択キーとしては、低周波領域でも比較的周波数が高
い100Hzの周波数で刺激パルスaを出力させて、皮
膚組織と皮下の筋肉の浅い部位に電気的低周波刺激を与
えるトリートメントモードのモード選択キーと、比較的
周波数が低い10Hzの周波数で刺激パルスaを出力さ
せて、皮下の筋肉の深い部位にまで電気的低周波刺激を
与えるエクササイズモードのモード選択キーとがある。
【0022】このトリートメントモードでは、制御手段
2は、上記した刺激信号による電気的低周波刺激処理と
機械的刺激処理とを行うべく各部を制御するようになっ
ており、また、エクササイズモードでは、制御手段2
は、電気的低周波刺激処理だけを行うべく各部を制御す
るようになっている。また、このトリートメントモード
においては、電気的低周波刺激による筋肉運動の収縮期
間中に機械的刺激によるほぐし効果で筋肉弛緩作用を筋
肉に与えると、筋肉の収縮運動が阻害されて筋肉の強化
効果が抑制されるため、制御手段2は、たたき機構部6
を駆動させる回転駆動手段3への電力供給タイミング
を、信号発生手段4から出力される刺激パルスaによる
筋肉収縮が終わって筋肉が弛緩を始めるタイミング以降
とするべく各部を制御するようになっている。周波数が
高い100Hzの刺激パルスaの場合には、例えばパル
ス出力期間を約2secとし、パルス休止期間を約1s
ecとしてこれを繰り返すように設定しており、このパ
ルス休止期間中の筋肉弛緩期間中にたたき機構部6によ
る機械的刺激を与えるようにしている。
2は、上記した刺激信号による電気的低周波刺激処理と
機械的刺激処理とを行うべく各部を制御するようになっ
ており、また、エクササイズモードでは、制御手段2
は、電気的低周波刺激処理だけを行うべく各部を制御す
るようになっている。また、このトリートメントモード
においては、電気的低周波刺激による筋肉運動の収縮期
間中に機械的刺激によるほぐし効果で筋肉弛緩作用を筋
肉に与えると、筋肉の収縮運動が阻害されて筋肉の強化
効果が抑制されるため、制御手段2は、たたき機構部6
を駆動させる回転駆動手段3への電力供給タイミング
を、信号発生手段4から出力される刺激パルスaによる
筋肉収縮が終わって筋肉が弛緩を始めるタイミング以降
とするべく各部を制御するようになっている。周波数が
高い100Hzの刺激パルスaの場合には、例えばパル
ス出力期間を約2secとし、パルス休止期間を約1s
ecとしてこれを繰り返すように設定しており、このパ
ルス休止期間中の筋肉弛緩期間中にたたき機構部6によ
る機械的刺激を与えるようにしている。
【0023】このとき、例えば電気的低周波刺激の強度
制御は、制御手段2が信号発生手段4からの刺激パルス
aのパルス幅または刺激パルスaの電圧値、電流値を可
変することで制御している。要は、その電気的刺激が痛
いなどの不快感がないように最大電流1mAに制限して
制御している。この1mAの制限は、定電流ダイオード
(図示せず)と、1mAを越えた場合にパルス出力を停
止する出力停止回路(図示せず)との両方で行ってい
る。刺激パルスaの電圧値や電流値を可変することで、
電気的低周波刺激の強度を制御する場合には、低周波の
刺激パルスaのパルス幅は0.4msecとしている
が、0.1msec〜0.4msecであればよい。こ
の刺激パルスaの電圧値や電流値の可変は、オペアンプ
(図示せず)のゲインを変えることによって基準パルス
を増幅して変化させている。また、刺激パルスaのパル
ス幅はマイクロコンピュータにて可変させることができ
る。この刺激パルスaのパルス幅が0.1msec以上
としているのは、そのパルス幅が0.1msecよりも
小さければ、皮下の筋肉の強制運動のために充分な刺激
を与えることができない。つまり、筋肉が収縮反応する
のに0.1msec程度の時間が必要なためである。ま
た、刺激パルスaのパルス幅が0.4msec以下とし
ているのは、そのパルス幅が0.4msecを越える
と、筋肉の強制運動に対する電気的刺激効果として同じ
効果しかなく、使用者やその使用状態にもよるが、皮下
の筋肉への刺激が強くなって痛く感じたり不快感を感じ
る場合があるためである。このように、最大パルス電流
1mAでパルス幅が0.1msec〜0.4msecの
範囲内の電気量(パルス電流×パルス幅)となるよう
に、制御手段2は、信号発生手段4に対して低周波の刺
激パルスaを発生させるように制御しており、その刺激
パルスaの周波数については、操作手段5からのモード
パターン選択操作によって選択制御するかまたは可変可
能に制御するようになっている。本実施形態では、操作
手段5からのモード選択操作によって、トリートメント
モードでは周波数100Hz、エクササイズモードでは
周波数10Hzの刺激パルスaが出力されるようになっ
ている。
制御は、制御手段2が信号発生手段4からの刺激パルス
aのパルス幅または刺激パルスaの電圧値、電流値を可
変することで制御している。要は、その電気的刺激が痛
いなどの不快感がないように最大電流1mAに制限して
制御している。この1mAの制限は、定電流ダイオード
(図示せず)と、1mAを越えた場合にパルス出力を停
止する出力停止回路(図示せず)との両方で行ってい
る。刺激パルスaの電圧値や電流値を可変することで、
電気的低周波刺激の強度を制御する場合には、低周波の
刺激パルスaのパルス幅は0.4msecとしている
が、0.1msec〜0.4msecであればよい。こ
の刺激パルスaの電圧値や電流値の可変は、オペアンプ
(図示せず)のゲインを変えることによって基準パルス
を増幅して変化させている。また、刺激パルスaのパル
ス幅はマイクロコンピュータにて可変させることができ
る。この刺激パルスaのパルス幅が0.1msec以上
としているのは、そのパルス幅が0.1msecよりも
小さければ、皮下の筋肉の強制運動のために充分な刺激
を与えることができない。つまり、筋肉が収縮反応する
のに0.1msec程度の時間が必要なためである。ま
た、刺激パルスaのパルス幅が0.4msec以下とし
ているのは、そのパルス幅が0.4msecを越える
と、筋肉の強制運動に対する電気的刺激効果として同じ
効果しかなく、使用者やその使用状態にもよるが、皮下
の筋肉への刺激が強くなって痛く感じたり不快感を感じ
る場合があるためである。このように、最大パルス電流
1mAでパルス幅が0.1msec〜0.4msecの
範囲内の電気量(パルス電流×パルス幅)となるよう
に、制御手段2は、信号発生手段4に対して低周波の刺
激パルスaを発生させるように制御しており、その刺激
パルスaの周波数については、操作手段5からのモード
パターン選択操作によって選択制御するかまたは可変可
能に制御するようになっている。本実施形態では、操作
手段5からのモード選択操作によって、トリートメント
モードでは周波数100Hz、エクササイズモードでは
周波数10Hzの刺激パルスaが出力されるようになっ
ている。
【0024】このように、電気的低周波刺激の刺激パル
スを、最大パルス電流1mAでパルス幅が0.1mse
c〜0.4msecの範囲内の電気量とするので、筋肉
運動に最適な刺激効果を奏すると共に、筋肉への刺激が
強くなって痛く感じたり不快感を感じるようなことはな
く、充分な安全性を考慮したものとなる。また、電気的
低周波刺激処理において、刺激開始当初の刺激パルスa
の電圧値を所定電圧値になるまで徐々に上げてソフトス
タートとし、また、刺激終了時の刺激パルスaの電圧値
を所定電圧値から徐々に下げてソフトエンドとすれば、
電気的低周波刺激処理の開始当初と終了時の刺激がソフ
トなものとなる。
スを、最大パルス電流1mAでパルス幅が0.1mse
c〜0.4msecの範囲内の電気量とするので、筋肉
運動に最適な刺激効果を奏すると共に、筋肉への刺激が
強くなって痛く感じたり不快感を感じるようなことはな
く、充分な安全性を考慮したものとなる。また、電気的
低周波刺激処理において、刺激開始当初の刺激パルスa
の電圧値を所定電圧値になるまで徐々に上げてソフトス
タートとし、また、刺激終了時の刺激パルスaの電圧値
を所定電圧値から徐々に下げてソフトエンドとすれば、
電気的低周波刺激処理の開始当初と終了時の刺激がソフ
トなものとなる。
【0025】また、機械的刺激は、回転駆動手段3への
電力供給を駆動パルスによって行っているが、モータな
どの回転駆動手段3の回転駆動による、後述するが偏心
カムなどのたたき機構部6によって、刺激プローブ9の
先端部が揺動して皮膚に押し当てている刺激体10を介
して叩かれることで皮下組織および筋肉がほぐされて血
行および筋肉の弛緩が促進されるようになっている。こ
の場合、回転駆動手段3への電力供給用の駆動パルスの
パルス幅は回転駆動手段3のモータ回転軸などを介し
て、後述する偏心カムが少なくとも略1回転する程度の
パルス幅に設定されており、刺激体10で少なくとも1
回だけ皮膚を叩いて皮下の筋肉をほぐすように構成され
ている。この叩き動作は、本実施形態では筋肉弛緩後に
1回としているが、信号発生手段4から次の低周波の刺
激パルスaを出力させるまで連続的に複数回行っても良
い。また、この叩き動作は、これよりも振幅が小さくて
周波数が高い、筋肉をほぐす効果のある振動動作であっ
てもよい。さらに、機械的刺激の強度制御は、後述する
偏心カムの場合には、回転駆動手段3の回転速度を可変
することで制御可能である。
電力供給を駆動パルスによって行っているが、モータな
どの回転駆動手段3の回転駆動による、後述するが偏心
カムなどのたたき機構部6によって、刺激プローブ9の
先端部が揺動して皮膚に押し当てている刺激体10を介
して叩かれることで皮下組織および筋肉がほぐされて血
行および筋肉の弛緩が促進されるようになっている。こ
の場合、回転駆動手段3への電力供給用の駆動パルスの
パルス幅は回転駆動手段3のモータ回転軸などを介し
て、後述する偏心カムが少なくとも略1回転する程度の
パルス幅に設定されており、刺激体10で少なくとも1
回だけ皮膚を叩いて皮下の筋肉をほぐすように構成され
ている。この叩き動作は、本実施形態では筋肉弛緩後に
1回としているが、信号発生手段4から次の低周波の刺
激パルスaを出力させるまで連続的に複数回行っても良
い。また、この叩き動作は、これよりも振幅が小さくて
周波数が高い、筋肉をほぐす効果のある振動動作であっ
てもよい。さらに、機械的刺激の強度制御は、後述する
偏心カムの場合には、回転駆動手段3の回転速度を可変
することで制御可能である。
【0026】これらの電源手段1、制御手段2、信号発
生手段4および操作手段5は装置本体8に配設され、ま
た、回転駆動手段3、たたき機構部6および陽極と陰極
の一組のパルス伝達導子7は刺激プローブ9に配設され
ており、これらの装置本体8と刺激プローブ9は4芯ケ
ーブル11で接続されている。この4芯ケーブル11は
伸び縮み自在なカールしたスパイラル状に構成されてお
り、装置本体8を机上などに置いて刺激プローブ9の後
述するグリップ部を手で握って一組のパルス伝達導子7
を、目的とする例えば目元などの皮膚上に押し当てて、
一組のパルス伝達導子7の間に刺激パルスaを与えて電
流を流すことで皮膚組織および筋肉に電気的低周波刺激
を与えて筋肉運動と新陳代謝を行わせるようになってい
る。また、この制御手段2には出力手段12が接続され
ており、以下の図3で説明するように制御プログラムに
よる各モードにおいて表示出力したり音声出力したりす
るようになっている。
生手段4および操作手段5は装置本体8に配設され、ま
た、回転駆動手段3、たたき機構部6および陽極と陰極
の一組のパルス伝達導子7は刺激プローブ9に配設され
ており、これらの装置本体8と刺激プローブ9は4芯ケ
ーブル11で接続されている。この4芯ケーブル11は
伸び縮み自在なカールしたスパイラル状に構成されてお
り、装置本体8を机上などに置いて刺激プローブ9の後
述するグリップ部を手で握って一組のパルス伝達導子7
を、目的とする例えば目元などの皮膚上に押し当てて、
一組のパルス伝達導子7の間に刺激パルスaを与えて電
流を流すことで皮膚組織および筋肉に電気的低周波刺激
を与えて筋肉運動と新陳代謝を行わせるようになってい
る。また、この制御手段2には出力手段12が接続され
ており、以下の図3で説明するように制御プログラムに
よる各モードにおいて表示出力したり音声出力したりす
るようになっている。
【0027】図3は、図1の制御手段2および出力手段
12の構成を示すブロック図である。
12の構成を示すブロック図である。
【0028】図3において、制御手段2は、上記したマ
イクロコンピュータなどの他に、カウンタなどの時間カ
ウント手段13と、この時間カウント手段13でカウン
トされたカウント時間に基づいてブザー音などの音声出
力を制御する音声制御手段14と、この時間カウント手
段13でカウントされたカウント時間に基づいて文字
(数字を含む)出力や点滅出力などの各種表示を制御す
る表示制御手段15とを有している。また、出力手段1
2は、音声制御手段14に接続され、ブザーなどの音声
出力を行う音声出力手段16と、表示制御手段15に接
続され、文字や数字の表示、それらの点滅表示などの各
種表示を行う表示手段17とを有している。
イクロコンピュータなどの他に、カウンタなどの時間カ
ウント手段13と、この時間カウント手段13でカウン
トされたカウント時間に基づいてブザー音などの音声出
力を制御する音声制御手段14と、この時間カウント手
段13でカウントされたカウント時間に基づいて文字
(数字を含む)出力や点滅出力などの各種表示を制御す
る表示制御手段15とを有している。また、出力手段1
2は、音声制御手段14に接続され、ブザーなどの音声
出力を行う音声出力手段16と、表示制御手段15に接
続され、文字や数字の表示、それらの点滅表示などの各
種表示を行う表示手段17とを有している。
【0029】また、制御手段2は、この各種制御プログ
ラムによるトリートメントモードやエクササイズモード
において、それぞれの制御プログラムに基づいて、低周
波の刺激パルスaを所定期間毎に出力するべく各部を制
御するようになっている。また、制御手段2は、それぞ
れの制御プログラムに基づいて、使用感を向上させるた
めに、その音声制御手段14を制御して刺激パルスaの
出力期間に音声出力手段16を介してパルス出力時の音
声出力としてのブザー音出力を行うように制御すると共
に、表示制御手段15を制御して刺激処理内容を表示手
段17に表示するべく制御するようになっている。
ラムによるトリートメントモードやエクササイズモード
において、それぞれの制御プログラムに基づいて、低周
波の刺激パルスaを所定期間毎に出力するべく各部を制
御するようになっている。また、制御手段2は、それぞ
れの制御プログラムに基づいて、使用感を向上させるた
めに、その音声制御手段14を制御して刺激パルスaの
出力期間に音声出力手段16を介してパルス出力時の音
声出力としてのブザー音出力を行うように制御すると共
に、表示制御手段15を制御して刺激処理内容を表示手
段17に表示するべく制御するようになっている。
【0030】この刺激ポイント変更時に、制御手段2
は、音声制御手段14を制御して、その刺激ポイントに
おける電気的低周波刺激処理の終了を表す特殊なブザー
音を音声出力手段16を介して出力するように制御する
と共に、表示制御手段15を制御して、刺激ポイント変
更を表示手段17に表示するべく制御するようになって
いる。また、制御手段2は、刺激ポイント変更後、操作
手段5のスタートキーを押下することによって次の刺激
ポイントにおける各モードの刺激処理を行うべく制御す
るようになっている。
は、音声制御手段14を制御して、その刺激ポイントに
おける電気的低周波刺激処理の終了を表す特殊なブザー
音を音声出力手段16を介して出力するように制御する
と共に、表示制御手段15を制御して、刺激ポイント変
更を表示手段17に表示するべく制御するようになって
いる。また、制御手段2は、刺激ポイント変更後、操作
手段5のスタートキーを押下することによって次の刺激
ポイントにおける各モードの刺激処理を行うべく制御す
るようになっている。
【0031】また、全刺激ポイントの終了時に、制御手
段2は、音声制御手段14を制御して、全刺激ポイント
における電気的低周波刺激処理の終了を表す特殊なブザ
ー音を音声出力手段16を介して出力するように制御す
ると共に、表示制御手段15を制御して、全刺激ポイン
トの終了を表示手段17に表示するべく制御するように
なっている。また、制御手段2は、全刺激ポイントの終
了後、操作手段5のスタートキーを押下することによっ
て次の全刺激ポイントにおける刺激処理やモードを行う
べく制御するようになっている。
段2は、音声制御手段14を制御して、全刺激ポイント
における電気的低周波刺激処理の終了を表す特殊なブザ
ー音を音声出力手段16を介して出力するように制御す
ると共に、表示制御手段15を制御して、全刺激ポイン
トの終了を表示手段17に表示するべく制御するように
なっている。また、制御手段2は、全刺激ポイントの終
了後、操作手段5のスタートキーを押下することによっ
て次の全刺激ポイントにおける刺激処理やモードを行う
べく制御するようになっている。
【0032】図4(a)は図1の生体刺激装置における
刺激プローブ9の構成を示す縦断面図であり、図4
(b)は図4(a)のAA線の断面図である。
刺激プローブ9の構成を示す縦断面図であり、図4
(b)は図4(a)のAA線の断面図である。
【0033】図4(a)において、この生体刺激装置の
刺激プローブ9は、上側のプラスチック製カバー部材で
ある外壁部材21と、下側のプラスチック製カバー部材
である断面略楕円形状でグリップ部22を兼ねた外壁部
材23とが、ゴムなどの弾性体によりなる連結部材24
で互いに揺動可能なように連結されている。これらの外
壁部材21,23はそれぞれ縦方向に開くように分割さ
れた筐体状に構成されており、これらの分割された筐体
状の外壁部材21は貫通孔21aを通して、図示しない
ねじとナットで両側から固定可能に構成されている。ま
た同様に、これらの分割された筐体状の外壁部材23は
貫通孔23aを通して、図示しないねじとナットで両側
から固定可能に構成されている。もちろん、これらの図
示しないねじとナットは外壁部材21,23の凹部内に
入って外壁部材21,23の外壁表面からは出ないよう
になっている。また、連結部材24は、中央部に上下に
貫通孔を有する筒状に構成されており、その外形は、外
壁部材21,23と同様の断面略楕円形状である。ま
た、この連結部材24の外周部には上下位置にそれぞ
れ、外壁部材21,23のつば部21b,23bをそれ
ぞれ外周に亘って嵌合可能な各溝部24a,24bがそ
れぞれ形成されている。
刺激プローブ9は、上側のプラスチック製カバー部材で
ある外壁部材21と、下側のプラスチック製カバー部材
である断面略楕円形状でグリップ部22を兼ねた外壁部
材23とが、ゴムなどの弾性体によりなる連結部材24
で互いに揺動可能なように連結されている。これらの外
壁部材21,23はそれぞれ縦方向に開くように分割さ
れた筐体状に構成されており、これらの分割された筐体
状の外壁部材21は貫通孔21aを通して、図示しない
ねじとナットで両側から固定可能に構成されている。ま
た同様に、これらの分割された筐体状の外壁部材23は
貫通孔23aを通して、図示しないねじとナットで両側
から固定可能に構成されている。もちろん、これらの図
示しないねじとナットは外壁部材21,23の凹部内に
入って外壁部材21,23の外壁表面からは出ないよう
になっている。また、連結部材24は、中央部に上下に
貫通孔を有する筒状に構成されており、その外形は、外
壁部材21,23と同様の断面略楕円形状である。ま
た、この連結部材24の外周部には上下位置にそれぞ
れ、外壁部材21,23のつば部21b,23bをそれ
ぞれ外周に亘って嵌合可能な各溝部24a,24bがそ
れぞれ形成されている。
【0034】この下側の外壁部材23内には、その下方
端部から内部に引き込まれ、機械的刺激用の駆動パルス
および電気的刺激用の刺激パルス用の4芯ケーブル11
と、この4芯ケーブル11の駆動パルス用の2本のリー
ド線に接続されており、上方に伸びたモータ回転軸25
を回転駆動させる回転駆動手段3としてのモータ26と
が配設されている。また、上側の外壁部材21内には、
モータ26の回転軸25の回転力を伝達する弾性体で構
成された連結部材27を介して連結された回転軸28
と、この回転軸28を回転自在に2個所で軸支している
各軸受部材29と、これらの各軸受部材29の間の回転
軸28に図4(b)に示すように偏心した状態で貫通し
て取り付けられ、回転軸28の回転による遠心力で外壁
部材21と共にパルス伝達導子7を揺動させる偏心分銅
である偏心カム30と、4芯ケーブル11の刺激パルス
用の残る2本のリード線に接続されており、刺激プロー
ブ9の長手方向に所定間隔を空けて2個所外部に突出す
るように配設されると共に、その突出先端部が開放され
た刺激子用の取付穴31が形成された陽極と陰極の一組
のパルス伝達導子7とが配設されている。このパルス伝
達導子7の取付穴31には、本実施形態では、刺激子1
0として綿棒先端部32が水分を含ませた状態で挿入さ
れて取り付け可能な構成となっている。これらの回転軸
28、各軸受部材29および偏心カム30でたたき機構
部6が構成されており、偏心した状態で回転軸28に取
り付けられた偏心カム30の回転によって、その遠心力
で偏心カム30と共に外壁部材21およびパルス伝達導
子7を連結部材24を境として刺激プローブ9の先端部
を振り回して、パルス伝達導子7に取り付けられた綿棒
先端部32で皮下の筋肉などに対してたたき刺激を与え
るように構成されている。
端部から内部に引き込まれ、機械的刺激用の駆動パルス
および電気的刺激用の刺激パルス用の4芯ケーブル11
と、この4芯ケーブル11の駆動パルス用の2本のリー
ド線に接続されており、上方に伸びたモータ回転軸25
を回転駆動させる回転駆動手段3としてのモータ26と
が配設されている。また、上側の外壁部材21内には、
モータ26の回転軸25の回転力を伝達する弾性体で構
成された連結部材27を介して連結された回転軸28
と、この回転軸28を回転自在に2個所で軸支している
各軸受部材29と、これらの各軸受部材29の間の回転
軸28に図4(b)に示すように偏心した状態で貫通し
て取り付けられ、回転軸28の回転による遠心力で外壁
部材21と共にパルス伝達導子7を揺動させる偏心分銅
である偏心カム30と、4芯ケーブル11の刺激パルス
用の残る2本のリード線に接続されており、刺激プロー
ブ9の長手方向に所定間隔を空けて2個所外部に突出す
るように配設されると共に、その突出先端部が開放され
た刺激子用の取付穴31が形成された陽極と陰極の一組
のパルス伝達導子7とが配設されている。このパルス伝
達導子7の取付穴31には、本実施形態では、刺激子1
0として綿棒先端部32が水分を含ませた状態で挿入さ
れて取り付け可能な構成となっている。これらの回転軸
28、各軸受部材29および偏心カム30でたたき機構
部6が構成されており、偏心した状態で回転軸28に取
り付けられた偏心カム30の回転によって、その遠心力
で偏心カム30と共に外壁部材21およびパルス伝達導
子7を連結部材24を境として刺激プローブ9の先端部
を振り回して、パルス伝達導子7に取り付けられた綿棒
先端部32で皮下の筋肉などに対してたたき刺激を与え
るように構成されている。
【0035】ここで、40才台の人で歳を感じる体の部
分は目元のシワやたるみというのが多く、そのシワやた
るみの原因は皮下の筋肉が衰えることである。ここで
は、目を開閉する目元周りの筋肉である眼輪筋やこの眼
輪筋を引き上げる額の前頭筋に対して、電気的低周波刺
激処理と機械的刺激処理とを行って筋肉の強化とその新
陳代謝の向上を図ることで目元のシワやたるみを予防す
る場合について説明する。
分は目元のシワやたるみというのが多く、そのシワやた
るみの原因は皮下の筋肉が衰えることである。ここで
は、目を開閉する目元周りの筋肉である眼輪筋やこの眼
輪筋を引き上げる額の前頭筋に対して、電気的低周波刺
激処理と機械的刺激処理とを行って筋肉の強化とその新
陳代謝の向上を図ることで目元のシワやたるみを予防す
る場合について説明する。
【0036】図5は、図4(a)の刺激プローブ9で目
元の筋肉に電気的刺激および機械的刺激を与える刺激ポ
イントの一例を示す図である。
元の筋肉に電気的刺激および機械的刺激を与える刺激ポ
イントの一例を示す図である。
【0037】図5に示す刺激ポイント(○が陰極位置で
●が陽極位置)が、生体刺激装置としての美容器の上蓋
の開いた内側に、目元を映す鏡と共に表示されており、
(1)〜(6)がモータポイントである第1〜第6の刺
激ポイントに対応している。この刺激ポイントの陰極位
置○に対応する皮膚位置に、図4(a)の刺激プローブ
9の中央(グリップ部22)側のパルス伝達導子7に付
けられた綿棒先端部32が来るように、また、刺激ポイ
ントの陽極位置●に対応する皮膚位置に、刺激プローブ
9の外(先端)側のパルス伝達導子7に付けられた綿棒
先端部32が来るように、陰極と陽極の綿棒先端部32
を目元の所定の刺激ポイントの皮膚位置に押し当てて刺
激処理を行うようになっている。第1の刺激ポイントに
刺激プローブ9の両綿棒先端部32を押し当てた場合
を、図6に示している。このよにして、使用者は、陽極
と陰極の綿棒先端部32を目元のモータポイントである
第1の刺激ポイントの皮膚位置に押し当てて、両綿棒先
端部32を介して電気的低周波刺激処理や機械的刺激処
理とを開始し、最終(本実施形態では第6)の刺激ポイ
ントまで順次位置を変更して刺激処理を行うようになっ
ている。
●が陽極位置)が、生体刺激装置としての美容器の上蓋
の開いた内側に、目元を映す鏡と共に表示されており、
(1)〜(6)がモータポイントである第1〜第6の刺
激ポイントに対応している。この刺激ポイントの陰極位
置○に対応する皮膚位置に、図4(a)の刺激プローブ
9の中央(グリップ部22)側のパルス伝達導子7に付
けられた綿棒先端部32が来るように、また、刺激ポイ
ントの陽極位置●に対応する皮膚位置に、刺激プローブ
9の外(先端)側のパルス伝達導子7に付けられた綿棒
先端部32が来るように、陰極と陽極の綿棒先端部32
を目元の所定の刺激ポイントの皮膚位置に押し当てて刺
激処理を行うようになっている。第1の刺激ポイントに
刺激プローブ9の両綿棒先端部32を押し当てた場合
を、図6に示している。このよにして、使用者は、陽極
と陰極の綿棒先端部32を目元のモータポイントである
第1の刺激ポイントの皮膚位置に押し当てて、両綿棒先
端部32を介して電気的低周波刺激処理や機械的刺激処
理とを開始し、最終(本実施形態では第6)の刺激ポイ
ントまで順次位置を変更して刺激処理を行うようになっ
ている。
【0038】つまり、陰極と陽極の一組のパルス伝達導
子7は、刺激プローブ9のグリップ部22側が陰極で、
刺激プローブ9の先端側が陽極となるように構成されて
いるのは、図5に示す目の下の鼻に近い側の第1の刺激
ポイントにおける○印位置(陰極側)が、最も刺激を感
じやすいモータポイントと呼ばれる特に重要なポイント
であり、この刺激ポイントを第1の刺激ポイントとし、
この第1の刺激ポイントに刺激プローブ9の両綿棒先端
部32を図6に示すように押し当て、グリップ部22を
鼻側に向けた状態から第6の刺激ポイントまで皮膚表面
から両綿棒先端部32を浮かすことなくスライドさせて
刺激ポイントを順次変更する一連の動作で、第1〜第6
の刺激ポイントにおける刺激処理を終えることができる
ためである。電気的刺激を与える眼輪筋が鼻側の目元で
繋がっているので、目元の鼻に近い側の第1の刺激ポイ
ントにおける○印位置が、最も大きく刺激を感じる位置
となり、しかも、○印位置を刺激感度の大きい陰極とし
て刺激パルスを与えるように構成している。陰極側(○
印)の刺激ポイントの方が刺激が大きいのは、陰極側
(○印)に陽イオンの電子が集まる関係で刺激が陽極側
(●印)の刺激ポイントよりも大となりやすいからであ
る。したがって、刺激ポイント変更時にも、グリップ部
の握りを変える必要がなく握りが一定で操作性がよく、
また、皮膚表面から両綿棒先端部32を浮かさないこと
から、刺激パルスによる痛みなどの不快感をも防止する
ことができる。
子7は、刺激プローブ9のグリップ部22側が陰極で、
刺激プローブ9の先端側が陽極となるように構成されて
いるのは、図5に示す目の下の鼻に近い側の第1の刺激
ポイントにおける○印位置(陰極側)が、最も刺激を感
じやすいモータポイントと呼ばれる特に重要なポイント
であり、この刺激ポイントを第1の刺激ポイントとし、
この第1の刺激ポイントに刺激プローブ9の両綿棒先端
部32を図6に示すように押し当て、グリップ部22を
鼻側に向けた状態から第6の刺激ポイントまで皮膚表面
から両綿棒先端部32を浮かすことなくスライドさせて
刺激ポイントを順次変更する一連の動作で、第1〜第6
の刺激ポイントにおける刺激処理を終えることができる
ためである。電気的刺激を与える眼輪筋が鼻側の目元で
繋がっているので、目元の鼻に近い側の第1の刺激ポイ
ントにおける○印位置が、最も大きく刺激を感じる位置
となり、しかも、○印位置を刺激感度の大きい陰極とし
て刺激パルスを与えるように構成している。陰極側(○
印)の刺激ポイントの方が刺激が大きいのは、陰極側
(○印)に陽イオンの電子が集まる関係で刺激が陽極側
(●印)の刺激ポイントよりも大となりやすいからであ
る。したがって、刺激ポイント変更時にも、グリップ部
の握りを変える必要がなく握りが一定で操作性がよく、
また、皮膚表面から両綿棒先端部32を浮かさないこと
から、刺激パルスによる痛みなどの不快感をも防止する
ことができる。
【0039】また、目元の下の第1の刺激ポイントにて
刺激強度調整処理を行えば、第1の刺激ポイントが最も
刺激を感じやすく使用者にとっても最も判り易いためで
ある。したがって、第1の刺激ポイント〜第6の刺激ポ
イントで刺激ポイント毎に刺激強度が調整可能なように
してもよいし、また、第1の刺激ポイント〜第6の刺激
ポイントのうち第1の刺激ポイントで刺激強度調整処理
を行った後に刺激ポイント毎に実験データから換算した
係数をかけて刺激強度を自動的に調整するようにしても
よい。
刺激強度調整処理を行えば、第1の刺激ポイントが最も
刺激を感じやすく使用者にとっても最も判り易いためで
ある。したがって、第1の刺激ポイント〜第6の刺激ポ
イントで刺激ポイント毎に刺激強度が調整可能なように
してもよいし、また、第1の刺激ポイント〜第6の刺激
ポイントのうち第1の刺激ポイントで刺激強度調整処理
を行った後に刺激ポイント毎に実験データから換算した
係数をかけて刺激強度を自動的に調整するようにしても
よい。
【0040】さらに、図6に示すように、刺激プローブ
9の長手方向Xと、陰極と陽極の一組のパルス伝達導子
7に取り付けられた刺激子10を結ぶ直線方向Yとが、
使用時にグリップ部22が少なくとも鼻に接触しない程
度の角度θを有している。これは、第1の刺激ポイント
に刺激子10としての綿棒先端部32を押し当てた場合
に、手を握るグリップ部22が鼻の凸部51を避ける程
度に傾いている必要があるためである。
9の長手方向Xと、陰極と陽極の一組のパルス伝達導子
7に取り付けられた刺激子10を結ぶ直線方向Yとが、
使用時にグリップ部22が少なくとも鼻に接触しない程
度の角度θを有している。これは、第1の刺激ポイント
に刺激子10としての綿棒先端部32を押し当てた場合
に、手を握るグリップ部22が鼻の凸部51を避ける程
度に傾いている必要があるためである。
【0041】さらに、陰極と陽極の一組のパルス伝達導
子7のピッチ間隔は3cm〜4cm前後に設定すればよ
いが、より好ましくは、このピッチ間隔は3cmであ
る。これは、電気的刺激を与える目元の眼輪筋が鼻側の
目元で繋がって目の周りを略楕円形状に一周している
が、電気的刺激は筋肉の筋目の方向に平行に与えるのが
最も効率がよく、この場合に、上記第1の刺激ポイント
〜第6の刺激ポイントまでの全ての刺激ポイントで電気
的刺激としての刺激パルスを筋肉の筋目方向に平行に与
えようとすれば、パルス伝達導子7のピッチ間隔が3c
m程度が好ましいことになる。パルス伝達導子7のピッ
チ間隔が3cm程度であれば、電気的刺激は筋肉の筋目
の方向に平行に与えることができて、ちょっとした電気
的刺激にも筋肉の深い部分に刺激が届いて筋肉は大きく
反応することになる。このとき、上記第1の刺激ポイン
ト〜第4の刺激ポイントが目元の眼輪筋に対する刺激ポ
イントであり、上記第5の刺激ポイントおよび第6の刺
激ポイントが前頭筋に対する刺激ポイントである。ま
た、パルス伝達導子7のピッチ間隔の3cm〜4cm
は、全刺激ポイントで筋肉の筋目に平行に電気的刺激が
与えることができて、かつ眼球内に入りにくい寸法とな
っている。
子7のピッチ間隔は3cm〜4cm前後に設定すればよ
いが、より好ましくは、このピッチ間隔は3cmであ
る。これは、電気的刺激を与える目元の眼輪筋が鼻側の
目元で繋がって目の周りを略楕円形状に一周している
が、電気的刺激は筋肉の筋目の方向に平行に与えるのが
最も効率がよく、この場合に、上記第1の刺激ポイント
〜第6の刺激ポイントまでの全ての刺激ポイントで電気
的刺激としての刺激パルスを筋肉の筋目方向に平行に与
えようとすれば、パルス伝達導子7のピッチ間隔が3c
m程度が好ましいことになる。パルス伝達導子7のピッ
チ間隔が3cm程度であれば、電気的刺激は筋肉の筋目
の方向に平行に与えることができて、ちょっとした電気
的刺激にも筋肉の深い部分に刺激が届いて筋肉は大きく
反応することになる。このとき、上記第1の刺激ポイン
ト〜第4の刺激ポイントが目元の眼輪筋に対する刺激ポ
イントであり、上記第5の刺激ポイントおよび第6の刺
激ポイントが前頭筋に対する刺激ポイントである。ま
た、パルス伝達導子7のピッチ間隔の3cm〜4cm
は、全刺激ポイントで筋肉の筋目に平行に電気的刺激が
与えることができて、かつ眼球内に入りにくい寸法とな
っている。
【0042】このとき、目元の上部分の眼輪筋に対する
刺激ポイントを設けていないのは、目元の上部分の眼輪
筋の幅が狭くその下部には眼球があり安全性を充分に確
保する観点から、また、眼球上方は眉毛になっているた
めに刺激パルスを与えても電流が流れにくいからであ
る。
刺激ポイントを設けていないのは、目元の上部分の眼輪
筋の幅が狭くその下部には眼球があり安全性を充分に確
保する観点から、また、眼球上方は眉毛になっているた
めに刺激パルスを与えても電流が流れにくいからであ
る。
【0043】上記構成により、以下、その作用を説明す
る。
る。
【0044】図7は、図1の生体刺激装置の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【0045】図7に示すように、まず、刺激プローブ9
の両パルス伝達導子7における取付穴31内にそれぞ
れ、水分を含ませた綿棒先端部32をそれぞれ挿入して
セットし、ステップS1で装置本体8の操作手段5にお
ける電源のオン/オフキーを押下することで電源オンと
する。このとき、図8(a)に示すように、表示手段1
7の液晶表示画面41には「コース選択」が表示され、
操作手段5のトリートメントモードおよびエクササイズ
モードの各モード選択キー42,43の近傍の表示ラン
プ44,45が共に点滅する。また、刺激子10として
の綿棒先端部32に水分を含ませるのは、両パルス伝達
導子7に出力される刺激パルスaを綿棒先端部32を介
して生体に伝えるためである。
の両パルス伝達導子7における取付穴31内にそれぞ
れ、水分を含ませた綿棒先端部32をそれぞれ挿入して
セットし、ステップS1で装置本体8の操作手段5にお
ける電源のオン/オフキーを押下することで電源オンと
する。このとき、図8(a)に示すように、表示手段1
7の液晶表示画面41には「コース選択」が表示され、
操作手段5のトリートメントモードおよびエクササイズ
モードの各モード選択キー42,43の近傍の表示ラン
プ44,45が共に点滅する。また、刺激子10として
の綿棒先端部32に水分を含ませるのは、両パルス伝達
導子7に出力される刺激パルスaを綿棒先端部32を介
して生体に伝えるためである。
【0046】次に、トリートメントモードのモード選択
キー42またはエクササイズモードのモード選択キー4
3を押下することによってステップS2のコース選択処
理を行う。このトリートメントモードは皮膚組織と皮下
の筋肉の浅い部位に与える電気的低周波刺激と、機械的
たたき刺激を行うものであり、また、エクササイズモー
ドは皮下の筋肉の深い部位まで電気的低周波刺激を与え
るものである。本実施形態の作用では、トリートメント
モードのモード選択キー42を押下した場合について説
明を行うことにする。
キー42またはエクササイズモードのモード選択キー4
3を押下することによってステップS2のコース選択処
理を行う。このトリートメントモードは皮膚組織と皮下
の筋肉の浅い部位に与える電気的低周波刺激と、機械的
たたき刺激を行うものであり、また、エクササイズモー
ドは皮下の筋肉の深い部位まで電気的低周波刺激を与え
るものである。本実施形態の作用では、トリートメント
モードのモード選択キー42を押下した場合について説
明を行うことにする。
【0047】このトリートメントモードのモード選択キ
ー42を押下した場合、図8(b)に示すように、液晶
表示画面41には「強弱調整OK?→スタート」が表示
されると共に、手入れポイントエリアに全刺激ポイント
1〜6の数字が表示され、かつ、モード選択キー42の
近傍の表示ランプ44が点灯すると共に、液晶表示画面
41における第1の刺激ポイントを示す数字「1」が点
滅することによって、その第1回目の刺激ポイントの刺
激処理における、機械的刺激(タッピング)と電気的低
周波刺激との強弱調整をするように指示が為されている
と共に、最初に両パルス伝達導子7を当ててほしい第1
の刺激ポイントをスタート前に指示しておく。また、図
8(b)に示すように、機械的刺激(タッピング)と電
気的低周波刺激の強度を段階的に示す最も左側の第1段
階目の機械的強度表示ランプ46aと電気的強度表示ラ
ンプ47aが点灯して、各強弱レベルは共に第1段階目
の最も小さい刺激レベルで出力され始めている。
ー42を押下した場合、図8(b)に示すように、液晶
表示画面41には「強弱調整OK?→スタート」が表示
されると共に、手入れポイントエリアに全刺激ポイント
1〜6の数字が表示され、かつ、モード選択キー42の
近傍の表示ランプ44が点灯すると共に、液晶表示画面
41における第1の刺激ポイントを示す数字「1」が点
滅することによって、その第1回目の刺激ポイントの刺
激処理における、機械的刺激(タッピング)と電気的低
周波刺激との強弱調整をするように指示が為されている
と共に、最初に両パルス伝達導子7を当ててほしい第1
の刺激ポイントをスタート前に指示しておく。また、図
8(b)に示すように、機械的刺激(タッピング)と電
気的低周波刺激の強度を段階的に示す最も左側の第1段
階目の機械的強度表示ランプ46aと電気的強度表示ラ
ンプ47aが点灯して、各強弱レベルは共に第1段階目
の最も小さい刺激レベルで出力され始めている。
【0048】さらに、使用者は、陽極と陰極の綿棒先端
部32を、図6に示すように、目元のモータポイントで
ある第1の刺激ポイントの皮膚位置に押し当てて、両綿
棒先端部32を介して電気的低周波刺激処理と機械的刺
激処理とをそれぞれ、第1段階目の最も小さい刺激レベ
ルからスタートしてステップS3の各刺激強度調整処理
を開始することになる。この第1段階目の最も小さい刺
激レベルで刺激が小さいと判断した場合には、機械的刺
激(タッピング)と電気的低周波刺激の強度を段階的に
上下可能な強弱キー48,49(強キー側を押下する毎
にその強度が段階的に上がり、弱キー側を押下する毎に
その強度が段階的に下がる)を押下することによって、
機械的刺激(タッピング)と電気的低周波刺激の強度を
それぞれ適宜調整することができる。本実施形態では、
図9(a)に示すように、機械的刺激(タッピング)が
第2段階目の刺激レベルで、かつ電気的低周波刺激が第
3段階目の刺激レベルで、使用者が適正であると判断と
した場合について説明を行うことにする。このとき、強
弱キー48,49による機械的刺激(タッピング)と電
気的低周波刺激の強度調整レベルに応じたLEDなどの
機械的強度表示ランプ46a〜46bと電気的強度表示
ランプ47a〜47cが点灯することになる。また、図
9(a)の場合においても、液晶表示画面41には、図
8(b)の場合と同様に、「強弱調整OK?→スター
ト」が表示されると共に、全刺激ポイント1〜6の数字
が表示され、かつ、モード選択キー42の近傍の表示ラ
ンプ44が点灯すると共に、液晶表示画面41における
第1の刺激ポイントを示す数字「1」が点滅している。
部32を、図6に示すように、目元のモータポイントで
ある第1の刺激ポイントの皮膚位置に押し当てて、両綿
棒先端部32を介して電気的低周波刺激処理と機械的刺
激処理とをそれぞれ、第1段階目の最も小さい刺激レベ
ルからスタートしてステップS3の各刺激強度調整処理
を開始することになる。この第1段階目の最も小さい刺
激レベルで刺激が小さいと判断した場合には、機械的刺
激(タッピング)と電気的低周波刺激の強度を段階的に
上下可能な強弱キー48,49(強キー側を押下する毎
にその強度が段階的に上がり、弱キー側を押下する毎に
その強度が段階的に下がる)を押下することによって、
機械的刺激(タッピング)と電気的低周波刺激の強度を
それぞれ適宜調整することができる。本実施形態では、
図9(a)に示すように、機械的刺激(タッピング)が
第2段階目の刺激レベルで、かつ電気的低周波刺激が第
3段階目の刺激レベルで、使用者が適正であると判断と
した場合について説明を行うことにする。このとき、強
弱キー48,49による機械的刺激(タッピング)と電
気的低周波刺激の強度調整レベルに応じたLEDなどの
機械的強度表示ランプ46a〜46bと電気的強度表示
ランプ47a〜47cが点灯することになる。また、図
9(a)の場合においても、液晶表示画面41には、図
8(b)の場合と同様に、「強弱調整OK?→スター
ト」が表示されると共に、全刺激ポイント1〜6の数字
が表示され、かつ、モード選択キー42の近傍の表示ラ
ンプ44が点灯すると共に、液晶表示画面41における
第1の刺激ポイントを示す数字「1」が点滅している。
【0049】さらに、ステップS4で刺激処理を開始す
る。つまり、操作手段5のスタートキーを押下すること
で、制御手段2は、その設定した各刺激強度に基づい
て、第1回目の刺激ポイントの皮膚位置において、信号
発生手段4に対して約2秒間のパルス出力期間(周波数
100Hzの刺激パルスaを出力する期間)と約1秒間
のパルス休止期間とを繰り返えすように刺激パルスaを
発生させ、水分を含んだ各綿棒先端部32を介して所定
位置の目元部の皮下の筋肉に収縮運動を強制的に起こさ
せる。この筋肉収縮運動の後の筋肉弛緩運動が始まる時
点に、制御手段2はモータ26への駆動パルスを出力す
る。この駆動パルスによってモータ26の回転軸25が
回転して偏心分銅である偏心カム30が回転することに
なる。このたたき機構部6を構成する偏心カム30の重
心の偏った回転による遠心力で刺激プローブ9の弾性体
よりなる連結部材24を境にして、それよりも刺激プロ
ーブ9の先端部が振り回されて揺動する。この揺動で、
各綿棒先端部32を介して所定皮膚位置の目元部位に叩
き動作が為されて皮下組織および筋肉がほぐされて血行
などがよくなる。このようにして、次のステップS5で
第1回目の刺激ポイントにおける皮膚位置への刺激処理
が所定時間(本実施形態では5分間)経過したかどうか
を判定し、その刺激処理が所定時間(本実施形態では5
分間)経過するまで行われることになる。
る。つまり、操作手段5のスタートキーを押下すること
で、制御手段2は、その設定した各刺激強度に基づい
て、第1回目の刺激ポイントの皮膚位置において、信号
発生手段4に対して約2秒間のパルス出力期間(周波数
100Hzの刺激パルスaを出力する期間)と約1秒間
のパルス休止期間とを繰り返えすように刺激パルスaを
発生させ、水分を含んだ各綿棒先端部32を介して所定
位置の目元部の皮下の筋肉に収縮運動を強制的に起こさ
せる。この筋肉収縮運動の後の筋肉弛緩運動が始まる時
点に、制御手段2はモータ26への駆動パルスを出力す
る。この駆動パルスによってモータ26の回転軸25が
回転して偏心分銅である偏心カム30が回転することに
なる。このたたき機構部6を構成する偏心カム30の重
心の偏った回転による遠心力で刺激プローブ9の弾性体
よりなる連結部材24を境にして、それよりも刺激プロ
ーブ9の先端部が振り回されて揺動する。この揺動で、
各綿棒先端部32を介して所定皮膚位置の目元部位に叩
き動作が為されて皮下組織および筋肉がほぐされて血行
などがよくなる。このようにして、次のステップS5で
第1回目の刺激ポイントにおける皮膚位置への刺激処理
が所定時間(本実施形態では5分間)経過したかどうか
を判定し、その刺激処理が所定時間(本実施形態では5
分間)経過するまで行われることになる。
【0050】このとき、スタートキーの押下に連動して
時間カウント手段13で例えば5分間の時間をカウント
を開始すると共に、使用感を向上させるべく2秒間のパ
ルス供給に同期して音声制御手段14を介して音声出力
手段16からビービービービーというブザー音を出力さ
せる。また、このとき、図9(b)に示すように、液晶
表示部41における刺激ポイント「1」の番号を点滅さ
せて第1回目の刺激ポイントにおける皮膚位置への刺激
処理であることを表示とすると共に、液晶表示部41に
おける時間エリアのドット50を点滅させて時間のカウ
ント表現としている。図9(b)に示す時間エリアの
「5分」の表示は時間経過に従って「1分」までは刺激
処理の時間経過と共に分毎に数字が減って行き、「1
分」未満は秒表示(このときドット50の表示はなくな
る)となるように制御される。
時間カウント手段13で例えば5分間の時間をカウント
を開始すると共に、使用感を向上させるべく2秒間のパ
ルス供給に同期して音声制御手段14を介して音声出力
手段16からビービービービーというブザー音を出力さ
せる。また、このとき、図9(b)に示すように、液晶
表示部41における刺激ポイント「1」の番号を点滅さ
せて第1回目の刺激ポイントにおける皮膚位置への刺激
処理であることを表示とすると共に、液晶表示部41に
おける時間エリアのドット50を点滅させて時間のカウ
ント表現としている。図9(b)に示す時間エリアの
「5分」の表示は時間経過に従って「1分」までは刺激
処理の時間経過と共に分毎に数字が減って行き、「1
分」未満は秒表示(このときドット50の表示はなくな
る)となるように制御される。
【0051】その後、ステップS5で、第1回目の刺激
ポイントにおける皮膚位置への刺激処理が所定時間(本
実施形態では5分間)経過したと判断した場合には、ス
テップS6で最後(本実施形態では第6回目)の刺激処
理が終了したかどうかを判断する。ステップS6で最後
(本実施形態では第6回目)の刺激処理が終了していな
ければ、次の刺激ポイントにおける皮膚位置への刺激処
理に変更することになる。
ポイントにおける皮膚位置への刺激処理が所定時間(本
実施形態では5分間)経過したと判断した場合には、ス
テップS6で最後(本実施形態では第6回目)の刺激処
理が終了したかどうかを判断する。ステップS6で最後
(本実施形態では第6回目)の刺激処理が終了していな
ければ、次の刺激ポイントにおける皮膚位置への刺激処
理に変更することになる。
【0052】このとき、ステップS7で、図10(a)
に示すように、液晶表示部41における手入れポイント
の表示エリア内の「1」の番号を消灯させると共に、
「2」の番号を点滅させて次の刺激ポイントが第2回目
の刺激ポイントであることを表示して知らせると共に、
音声制御手段14を介して音声出力手段16から刺激ポ
イント変更を示すビッ、ビッ、ビッ、ビッ、ビッという
ブザー音を出力させて、刺激ポイントの切り替えの案内
とする刺激ポイント変更指示を行う。このとき、刺激パ
ルスの出力は停止してもよいし、停止しなくともよい。
に示すように、液晶表示部41における手入れポイント
の表示エリア内の「1」の番号を消灯させると共に、
「2」の番号を点滅させて次の刺激ポイントが第2回目
の刺激ポイントであることを表示して知らせると共に、
音声制御手段14を介して音声出力手段16から刺激ポ
イント変更を示すビッ、ビッ、ビッ、ビッ、ビッという
ブザー音を出力させて、刺激ポイントの切り替えの案内
とする刺激ポイント変更指示を行う。このとき、刺激パ
ルスの出力は停止してもよいし、停止しなくともよい。
【0053】このステップS7の刺激ポイント変更指示
の後にステップS3の刺激強度調整処理に移行して、機
械的刺激(タッピング)と電気的低周波刺激の強弱変更
を行うことができる。この刺激強度調整処理を必要とし
ないときにはスタートキーによって次のステップS4の
刺激処理に移行することもできる。例えば本実施形態で
は、図10(a)に示すように、強弱キー48,49を
それぞれ操作することによって機械的刺激(タッピン
グ)の強度を1段階下げて最も小さい第1段階目のレベ
ルとし、また、電気的低周波刺激の強度を1段階上げて
第4段階目のレベルとする。このとき、LEDなどの機
械的強度表示ランプ46aと電気的強度表示ランプ47
a〜47dが点灯することになる。
の後にステップS3の刺激強度調整処理に移行して、機
械的刺激(タッピング)と電気的低周波刺激の強弱変更
を行うことができる。この刺激強度調整処理を必要とし
ないときにはスタートキーによって次のステップS4の
刺激処理に移行することもできる。例えば本実施形態で
は、図10(a)に示すように、強弱キー48,49を
それぞれ操作することによって機械的刺激(タッピン
グ)の強度を1段階下げて最も小さい第1段階目のレベ
ルとし、また、電気的低周波刺激の強度を1段階上げて
第4段階目のレベルとする。このとき、LEDなどの機
械的強度表示ランプ46aと電気的強度表示ランプ47
a〜47dが点灯することになる。
【0054】さらに、ステップS4で第2回目の刺激ポ
イントにおける刺激処理をスタートキーを押下すること
によって開始し、以上のようにして、最後(本実施形態
では第6回目)の刺激ポイントにおける刺激処理終了ま
でステップS3〜ステップS7の各処理を繰り返すこと
になる。図10(b)には、ステップS5で最後(本実
施形態では第6回目)の刺激ポイントにおいて、電気的
低周波刺激処理の時間カウントがあと13秒残っている
状態を示している。このとき、液晶表示部41における
手入れポイントの表示エリア内には「6」の番号しか残
っておらず、時間表示エリアには残時間として「13
秒」が表示されている。
イントにおける刺激処理をスタートキーを押下すること
によって開始し、以上のようにして、最後(本実施形態
では第6回目)の刺激ポイントにおける刺激処理終了ま
でステップS3〜ステップS7の各処理を繰り返すこと
になる。図10(b)には、ステップS5で最後(本実
施形態では第6回目)の刺激ポイントにおいて、電気的
低周波刺激処理の時間カウントがあと13秒残っている
状態を示している。このとき、液晶表示部41における
手入れポイントの表示エリア内には「6」の番号しか残
っておらず、時間表示エリアには残時間として「13
秒」が表示されている。
【0055】次に、ステップS6で最後(本実施形態で
は第6回目)の刺激ポイントであると判断した場合には
ステップS8の一連の刺激ポイントにおける刺激処理終
了の報知処理に移行する。このとき、図11(a)に示
すように、液晶表示部41の時間エリアの残り時間は
「0」と表示されると共に、手入れポイントの表示エリ
ア内の全数字が消えている。また、このとき、音声制御
手段14を介して音声出力手段16からピ、ピ、ピ、
ピ、ピッというブザー音を出力させて、最終の刺激ポイ
ントにおける刺激処理の終了のお知らせとし、機械的刺
激(タッピング)と電気的低周波刺激の刺激パルスaの
出力は停止する。これで片側の目元におけるトリートメ
ントモードが終了したことになる。
は第6回目)の刺激ポイントであると判断した場合には
ステップS8の一連の刺激ポイントにおける刺激処理終
了の報知処理に移行する。このとき、図11(a)に示
すように、液晶表示部41の時間エリアの残り時間は
「0」と表示されると共に、手入れポイントの表示エリ
ア内の全数字が消えている。また、このとき、音声制御
手段14を介して音声出力手段16からピ、ピ、ピ、
ピ、ピッというブザー音を出力させて、最終の刺激ポイ
ントにおける刺激処理の終了のお知らせとし、機械的刺
激(タッピング)と電気的低周波刺激の刺激パルスaの
出力は停止する。これで片側の目元におけるトリートメ
ントモードが終了したことになる。
【0056】さらに、ステップS9で両側の目元に対し
て、コース選択したトリートメントモードが終了したか
どうかを判定することになる。この判定は、2サイクル
行ったかどうかで判定することができる。
て、コース選択したトリートメントモードが終了したか
どうかを判定することになる。この判定は、2サイクル
行ったかどうかで判定することができる。
【0057】さらに、ステップS9で両方の目元におけ
るトリートメントモードが終了していないと判断した場
合には、残る反対側の目元におけるトリートメントモー
ドにおけるステップS10の反対側の目元の手入れ指示
に移行する。このとき、図11(b)に示すように、液
晶表示画面41には「反対側の手入れ→スタート」が表
示されると共に、手入れポイントの表示エリア内に全刺
激ポイント「1」〜「6」の数字が再び表示され、か
つ、トリートメントモードのモード選択キー42の近傍
の表示ランプ44が点灯すると共に、液晶表示画面41
における第1の刺激ポイントを示す数字「1」が点滅す
ることで反対側手入指示を行うことになる。さらに、ス
テップS3の刺激強度調整処理に移行して、また初めか
ら、その第1回目の刺激ポイントにおける機械的刺激
(タッピング)と電気的低周波刺激との強弱調整をする
ことができるが、前回の強弱レベルのままでよいのであ
れば、スタートキーを押下することによって、次のステ
ップS4の刺激処理を開始することができる。
るトリートメントモードが終了していないと判断した場
合には、残る反対側の目元におけるトリートメントモー
ドにおけるステップS10の反対側の目元の手入れ指示
に移行する。このとき、図11(b)に示すように、液
晶表示画面41には「反対側の手入れ→スタート」が表
示されると共に、手入れポイントの表示エリア内に全刺
激ポイント「1」〜「6」の数字が再び表示され、か
つ、トリートメントモードのモード選択キー42の近傍
の表示ランプ44が点灯すると共に、液晶表示画面41
における第1の刺激ポイントを示す数字「1」が点滅す
ることで反対側手入指示を行うことになる。さらに、ス
テップS3の刺激強度調整処理に移行して、また初めか
ら、その第1回目の刺激ポイントにおける機械的刺激
(タッピング)と電気的低周波刺激との強弱調整をする
ことができるが、前回の強弱レベルのままでよいのであ
れば、スタートキーを押下することによって、次のステ
ップS4の刺激処理を開始することができる。
【0058】このようにして、ステップS3〜ステップ
S7の処理を繰り返して、ステップS8の残る反対側の
目元におけるトリートメントモードにおいても刺激処理
終了の報知が為されることになる。さらに、ステップS
9で両方の目元におけるトリートメントモードが終了し
たかどうかを判断(2サイクル目が終了したかどうかを
判断)し、終了していれば、ステップS11で、スター
トキーが押下されたかどうかでコース選択をするかどう
かを判断する。ステップS11でコース選択をしないの
であれば、ステップS12で電源のオン/オフキーを押
下して電源を切って全刺激処理を終了することになる。
S7の処理を繰り返して、ステップS8の残る反対側の
目元におけるトリートメントモードにおいても刺激処理
終了の報知が為されることになる。さらに、ステップS
9で両方の目元におけるトリートメントモードが終了し
たかどうかを判断(2サイクル目が終了したかどうかを
判断)し、終了していれば、ステップS11で、スター
トキーが押下されたかどうかでコース選択をするかどう
かを判断する。ステップS11でコース選択をしないの
であれば、ステップS12で電源のオン/オフキーを押
下して電源を切って全刺激処理を終了することになる。
【0059】以上のように、複数の刺激ポイントの刺激
処理を左右の目元に対して手入するに際して、複数の刺
激モードから目的とする刺激モードを選択可能で、その
選択した刺激モードにおいて、刺激強度調整および所定
時間の刺激処理のうち少なくとも所定時間の刺激処理
を、最後の刺激ポイントまでその都度刺激ポイント変更
指示を行いつつ実施することを、両方の目元の全ての刺
激ポイントについて自動的に行うため、両方の目元の手
入れが適切なる指示でよりスムーズに容易に行うことが
できる。
処理を左右の目元に対して手入するに際して、複数の刺
激モードから目的とする刺激モードを選択可能で、その
選択した刺激モードにおいて、刺激強度調整および所定
時間の刺激処理のうち少なくとも所定時間の刺激処理
を、最後の刺激ポイントまでその都度刺激ポイント変更
指示を行いつつ実施することを、両方の目元の全ての刺
激ポイントについて自動的に行うため、両方の目元の手
入れが適切なる指示でよりスムーズに容易に行うことが
できる。
【0060】このとき、陰極側のパルス伝達導子7がグ
リップ部側に、陽極側のパルス伝達導子7がプローブ先
端側に配設されており、目元下で鼻側のモータポイント
に、刺激感度の大きいグリップ部側の陰極用刺激信号伝
達導子を位置させ、グリップ部を鼻側に向けた状態から
目元周囲の眼輪筋の筋目方向に沿って目尻部分まで皮膚
表面から刺激信号伝達部を浮かすことなくスライドさせ
て刺激ポイントを順次変更し、さらに、眉毛の上の前頭
筋の刺激ポイントまで皮膚表面から刺激信号伝達部を浮
かすことなくスライドさせて位置変更可能なため、皮膚
表面から刺激信号伝達部を浮くことによる痛みなどの不
快感を防止することができ、かつ、刺激ポイント変更時
にも、グリップ部の握りを変える必要がなく握りが一定
で良好な操作性とすることができる。また、全ての刺激
ポイントで刺激信号を筋肉の筋目方向に平行に与えるた
め、最も効率のよい電気的刺激処理とすることができ
る。刺激プローブの長手方向Xに対する各綿棒先端部3
2を結ぶ直線方向Yに角度θを持たせた簡単な構成で、
上記刺激ポイント変更時の良好な操作性や、痛み防止効
果を容易に実現することができる。
リップ部側に、陽極側のパルス伝達導子7がプローブ先
端側に配設されており、目元下で鼻側のモータポイント
に、刺激感度の大きいグリップ部側の陰極用刺激信号伝
達導子を位置させ、グリップ部を鼻側に向けた状態から
目元周囲の眼輪筋の筋目方向に沿って目尻部分まで皮膚
表面から刺激信号伝達部を浮かすことなくスライドさせ
て刺激ポイントを順次変更し、さらに、眉毛の上の前頭
筋の刺激ポイントまで皮膚表面から刺激信号伝達部を浮
かすことなくスライドさせて位置変更可能なため、皮膚
表面から刺激信号伝達部を浮くことによる痛みなどの不
快感を防止することができ、かつ、刺激ポイント変更時
にも、グリップ部の握りを変える必要がなく握りが一定
で良好な操作性とすることができる。また、全ての刺激
ポイントで刺激信号を筋肉の筋目方向に平行に与えるた
め、最も効率のよい電気的刺激処理とすることができ
る。刺激プローブの長手方向Xに対する各綿棒先端部3
2を結ぶ直線方向Yに角度θを持たせた簡単な構成で、
上記刺激ポイント変更時の良好な操作性や、痛み防止効
果を容易に実現することができる。
【0061】また、刺激ポイント変更時に刺激ポイント
の変更を示すブザー音などの音声出力するように制御す
るため、刺激ポイント変更が容易に報知され速やかに刺
激ポイントの変更を行うことができる。さらに、電気的
低周波刺激の強度は、電気的低周波刺激を最も弱い強度
レベルで生体に与えつつ調整を行うように制御可能なた
め、実際の肌感覚で適正と思われる程度に刺激強度を設
定することができて、その時々に応じた刺激強度調整を
行うことができる。
の変更を示すブザー音などの音声出力するように制御す
るため、刺激ポイント変更が容易に報知され速やかに刺
激ポイントの変更を行うことができる。さらに、電気的
低周波刺激の強度は、電気的低周波刺激を最も弱い強度
レベルで生体に与えつつ調整を行うように制御可能なた
め、実際の肌感覚で適正と思われる程度に刺激強度を設
定することができて、その時々に応じた刺激強度調整を
行うことができる。
【0062】なお、本実施形態では、第1の刺激ポイン
ト〜第6の刺激ポイントまで順次刺激ポイントを変更し
て操作するように構成したが、これに限定されず、例え
ば眼輪筋の第1の刺激ポイント〜第4の刺激ポイントだ
けの刺激処理を行ってもよいし、また、第6の刺激ポイ
ント〜第1の刺激ポイントまで逆方向に順次刺激ポイン
トを変更して操作するように刺激処理を行ってもよい。
要は、皮膚表面から刺激信号伝達部の綿棒先端部32を
浮かすことなくスライドさせて位置変更すれば、刺激パ
ルスによる痛さがなく、かつグリップ部22を持ち変え
ることなく良好な操作性となる。
ト〜第6の刺激ポイントまで順次刺激ポイントを変更し
て操作するように構成したが、これに限定されず、例え
ば眼輪筋の第1の刺激ポイント〜第4の刺激ポイントだ
けの刺激処理を行ってもよいし、また、第6の刺激ポイ
ント〜第1の刺激ポイントまで逆方向に順次刺激ポイン
トを変更して操作するように刺激処理を行ってもよい。
要は、皮膚表面から刺激信号伝達部の綿棒先端部32を
浮かすことなくスライドさせて位置変更すれば、刺激パ
ルスによる痛さがなく、かつグリップ部22を持ち変え
ることなく良好な操作性となる。
【0063】また、本実施形態では、陰極用のパルス伝
達導子7と陽極用のパルス伝達導子7との間隔を固定と
したが、この間隔を2種類以上持たせることもできる。
例えばその間隔が3cmまたは4cmというように、綿
棒先端部32の取付穴31が2個所設けられた陰極用の
パルス伝達導子7aの例を図12に示している。また、
図13には、陰極用と陽極用の両パルス伝達導子7bが
根本部7cで軸支されて両パルス伝達導子7bの先端部
を接近または離間させるように回動可能に構成されてお
り、両パルス伝達導子7bの各刺激子10bの間隔を可
変可能に構成している。両パルス伝達導子7bを所望の
間隔に回動させれば、その回動位置で動かない程度の摩
擦力がその根本部7cに作用している。
達導子7と陽極用のパルス伝達導子7との間隔を固定と
したが、この間隔を2種類以上持たせることもできる。
例えばその間隔が3cmまたは4cmというように、綿
棒先端部32の取付穴31が2個所設けられた陰極用の
パルス伝達導子7aの例を図12に示している。また、
図13には、陰極用と陽極用の両パルス伝達導子7bが
根本部7cで軸支されて両パルス伝達導子7bの先端部
を接近または離間させるように回動可能に構成されてお
り、両パルス伝達導子7bの各刺激子10bの間隔を可
変可能に構成している。両パルス伝達導子7bを所望の
間隔に回動させれば、その回動位置で動かない程度の摩
擦力がその根本部7cに作用している。
【0064】さらに、本実施形態では、パルス伝達導子
7と刺激体10とを一体的に構成し、この刺激体10を
介して電気的低周波刺激と機械的刺激を生体に付与可能
に構成したが、パルス伝達導子7と刺激体10とが別々
に独立して構成されていてもよい。
7と刺激体10とを一体的に構成し、この刺激体10を
介して電気的低周波刺激と機械的刺激を生体に付与可能
に構成したが、パルス伝達導子7と刺激体10とが別々
に独立して構成されていてもよい。
【0065】さらに、本実施形態では、陰極用のパルス
伝達導子7と陽極用のパルス伝達導子7の1組だけ設け
たが、陽極と陰極の各パルス伝達導子7を2組以上設け
てもよく、陰極用のパルス伝達導子7、陽極用のパルス
伝達導子7さらに陰極用のパルス伝達導子7を並べたパ
ルス伝達導子群を1組または2組以上設けてもよい。こ
の場合に、刺激ポイントの変更を省くことができると共
に、省時間とすることもできる。
伝達導子7と陽極用のパルス伝達導子7の1組だけ設け
たが、陽極と陰極の各パルス伝達導子7を2組以上設け
てもよく、陰極用のパルス伝達導子7、陽極用のパルス
伝達導子7さらに陰極用のパルス伝達導子7を並べたパ
ルス伝達導子群を1組または2組以上設けてもよい。こ
の場合に、刺激ポイントの変更を省くことができると共
に、省時間とすることもできる。
【0066】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、陰極側
の刺激信号伝達導子がグリップ部側に、陽極側の刺激信
号伝達導子がプローブ先端側に配設されているため、目
元下で鼻側のモータポイントに、刺激感度の大きいグリ
ップ部側の陰極用刺激信号伝達導子を位置させ、グリッ
プ部を鼻側に向けた状態から目元周囲の眼輪筋の筋目方
向に目尻部分まで皮膚表面から刺激信号伝達部を浮かす
ことなくスライドさせて刺激ポイントを順次変更し、さ
らに、眉毛の上の前頭筋の刺激ポイントまで皮膚表面か
ら刺激信号伝達部を浮かすことなくスライドさせて位置
変更が可能なため、皮膚表面から刺激信号伝達部を浮く
ことによる電気的刺激の痛みなどの不快感を防止するこ
とができ、かつ、刺激ポイント変更時にも、グリップ部
の握りを変える必要がなく握りが一定で良好な操作性と
することができる。
の刺激信号伝達導子がグリップ部側に、陽極側の刺激信
号伝達導子がプローブ先端側に配設されているため、目
元下で鼻側のモータポイントに、刺激感度の大きいグリ
ップ部側の陰極用刺激信号伝達導子を位置させ、グリッ
プ部を鼻側に向けた状態から目元周囲の眼輪筋の筋目方
向に目尻部分まで皮膚表面から刺激信号伝達部を浮かす
ことなくスライドさせて刺激ポイントを順次変更し、さ
らに、眉毛の上の前頭筋の刺激ポイントまで皮膚表面か
ら刺激信号伝達部を浮かすことなくスライドさせて位置
変更が可能なため、皮膚表面から刺激信号伝達部を浮く
ことによる電気的刺激の痛みなどの不快感を防止するこ
とができ、かつ、刺激ポイント変更時にも、グリップ部
の握りを変える必要がなく握りが一定で良好な操作性と
することができる。
【0067】また、請求項2によれば、全ての刺激ポイ
ントで刺激信号を筋肉の筋目方向に平行に与えることが
可能なため、最も効率のよい電気的刺激処理とすること
ができる。
ントで刺激信号を筋肉の筋目方向に平行に与えることが
可能なため、最も効率のよい電気的刺激処理とすること
ができる。
【0068】さらに、請求項3によれば、刺激プローブ
の長手方向に対して刺激信号伝達部に傾斜角度を持たせ
た簡単な構成で、上記刺激ポイント変更時の操作性や、
電気的刺激による痛みの防止効果を容易に実現すること
ができる。
の長手方向に対して刺激信号伝達部に傾斜角度を持たせ
た簡単な構成で、上記刺激ポイント変更時の操作性や、
電気的刺激による痛みの防止効果を容易に実現すること
ができる。
【0069】さらに、請求項4によれば、刺激信号伝達
導子は綿棒先端部が着脱自在なため、水を含ませた綿棒
先端部を刺激信号伝達導子に取り付けて、その綿棒先端
部を介して電気的刺激を生体に与えるようにすると、水
を含ませた綿棒先端部が抵抗体となって刺激信号による
電流が皮膚表面に急激に流れ込むことがないために、皮
膚にやさしい使用感とすることができる。
導子は綿棒先端部が着脱自在なため、水を含ませた綿棒
先端部を刺激信号伝達導子に取り付けて、その綿棒先端
部を介して電気的刺激を生体に与えるようにすると、水
を含ませた綿棒先端部が抵抗体となって刺激信号による
電流が皮膚表面に急激に流れ込むことがないために、皮
膚にやさしい使用感とすることができる。
【図1】本発明の一実施形態の生体刺激装置の制御構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】図1の生体刺激装置における電気的刺激の刺激
パルスaの出力タイミングの一例を示すタイムチャート
である。
パルスaの出力タイミングの一例を示すタイムチャート
である。
【図3】図1の制御手段および出力手段の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】図1の刺激プローブの構成を示す縦断面図であ
る。
る。
【図5】図1の刺激プローブで目元の筋肉に刺激を与え
る刺激ポイントの一表示例を示すガイド図である。
る刺激ポイントの一表示例を示すガイド図である。
【図6】図5の第1の刺激ポイントに綿棒先端部を押し
当てた場合にグリップ部が鼻の凸部を避けている状態を
示す図である。
当てた場合にグリップ部が鼻の凸部を避けている状態を
示す図である。
【図7】図1の生体刺激装置の動作を示すフローチャー
トである。
トである。
【図8】図1の生体刺激装置における液晶表示部および
コース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であって、
(a)は電源オン時の状態を示す図、(b)は刺激コー
ス選択時の状態を示す図である。
コース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であって、
(a)は電源オン時の状態を示す図、(b)は刺激コー
ス選択時の状態を示す図である。
【図9】図1の生体刺激装置における液晶表示部および
コース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であって、
(a)は刺激強度調整時の状態を示す図、(b)は刺激
処理開始時の状態を示す図である。
コース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であって、
(a)は刺激強度調整時の状態を示す図、(b)は刺激
処理開始時の状態を示す図である。
【図10】図1の生体刺激装置における液晶表示部およ
びコース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であっ
て、(a)は第1の刺激ポイントの刺激処理終了の報知
状態を示す図、(b)は最後の刺激ポイントの刺激処理
の残時間が13秒の状態を示す図である。
びコース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であっ
て、(a)は第1の刺激ポイントの刺激処理終了の報知
状態を示す図、(b)は最後の刺激ポイントの刺激処理
の残時間が13秒の状態を示す図である。
【図11】図1の生体刺激装置における液晶表示部およ
びコース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であっ
て、(a)は一方の目元の手入終了状態を示す図、
(b)は他方の目元の手入開始状態を示す図である。
びコース選択、刺激強度設定部の状態を示す図であっ
て、(a)は一方の目元の手入終了状態を示す図、
(b)は他方の目元の手入開始状態を示す図である。
【図12】本発明の他の実施形態の刺激プローブの先端
部構造を示す縦断面図である。
部構造を示す縦断面図である。
【図13】本発明のさらに他の実施形態の刺激プローブ
の先端部構造を示す縦断面図である。
の先端部構造を示す縦断面図である。
1 電源手段 2 制御手段 3 回転駆動手段 4 信号発生手段 5 操作手段 6 たたき機構部 7,7a,7b パルス伝達導子 7c 根本部 8 装置本体 9 刺激プローブ 10,10b 刺激体 11 4芯ケーブル 12 出力手段 13 時間カウント手段 14 音声出力制御手段 15 表示制御手段 16 音声出力手段 17 表示手段 21,23 外壁部材 22 グリップ部 24 連結部材 25 モータ回転軸 26 モータ 27 連結部材 28 回転軸 29 軸受部材 30 偏心カム 31 取付穴 32 綿棒先端部 41 液晶表示画面 42,43 モード選択キー 44,45 表示ランプ 46a〜46b 機械的強度表示ランプ 47a〜47d 電気的強度表示ランプ 48,49 強弱キー 50 ドット 51 鼻の凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 祐子 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 刺激信号を生体に出力して生体に電気的
低周波刺激を与える刺激信号伝達導子が先端部近傍位置
に設けられ、前記先端部と反対側にグリップ部が設けら
れた刺激プローブを有し、前記刺激信号伝達導子を介し
て刺激信号を刺激ポイントに供給する電気的低周波刺激
処理を行う生体刺激装置において、 陰極側の前記刺激信号伝達導子が前記グリップ部側に配
設され、陽極側の前記刺激信号伝達導子が刺激プローブ
の先端側に配設されていることを特徴とする生体刺激装
置。 - 【請求項2】 全刺激ポイントが筋肉の筋目に平行な位
置になるように、陰極および陽極の前記刺激信号伝達導
子の間隔が設定されていることを特徴とする請求項1に
記載の生体刺激装置。 - 【請求項3】 前記刺激プローブの長手方向と、前記陰
極および陽極の前記刺激信号伝達導子を結ぶ直線方向と
が、使用時に前記グリップ部が少なくとも鼻に接触しな
い程度の角度を有していることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載の生体刺激装置。 - 【請求項4】 前記刺激信号伝達導子は綿棒先端部が着
脱自在に構成されていることを特徴とする請求項1〜3
の何れかに記載の生体刺激装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10500497A JPH10295826A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 生体刺激装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10500497A JPH10295826A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 生体刺激装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10295826A true JPH10295826A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14395943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10500497A Pending JPH10295826A (ja) | 1997-04-22 | 1997-04-22 | 生体刺激装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10295826A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003339884A (ja) * | 2002-05-31 | 2003-12-02 | Fes:Kk | 顔面電気刺激装置 |
JP2008284204A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Ito Choutanpa Kk | 導子及びこれを備える電気刺激装置 |
JP2016039885A (ja) * | 2014-08-13 | 2016-03-24 | 浩二 田内 | 生体刺激装置を用いる方法 |
JP2017205401A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | 株式会社ステラ佐々木 | 身体用トリートメント装置及びそのプローブ |
JP2020068960A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | ヤーマン株式会社 | 刺激付与装置 |
-
1997
- 1997-04-22 JP JP10500497A patent/JPH10295826A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003339884A (ja) * | 2002-05-31 | 2003-12-02 | Fes:Kk | 顔面電気刺激装置 |
JP2008284204A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Ito Choutanpa Kk | 導子及びこれを備える電気刺激装置 |
JP2016039885A (ja) * | 2014-08-13 | 2016-03-24 | 浩二 田内 | 生体刺激装置を用いる方法 |
JP2017205401A (ja) * | 2016-05-20 | 2017-11-24 | 株式会社ステラ佐々木 | 身体用トリートメント装置及びそのプローブ |
JP2020068960A (ja) * | 2018-10-30 | 2020-05-07 | ヤーマン株式会社 | 刺激付与装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050519 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20050524 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20050706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051004 |