JPH10295454A - ロッカー - Google Patents

ロッカー

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Publication number
JPH10295454A
JPH10295454A JP10709297A JP10709297A JPH10295454A JP H10295454 A JPH10295454 A JP H10295454A JP 10709297 A JP10709297 A JP 10709297A JP 10709297 A JP10709297 A JP 10709297A JP H10295454 A JPH10295454 A JP H10295454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
welding
partition plate
locker
partitioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP10709297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Tanaka
好弘 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Corp
Original Assignee
Seiko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Corp filed Critical Seiko Corp
Priority to JP10709297A priority Critical patent/JPH10295454A/ja
Publication of JPH10295454A publication Critical patent/JPH10295454A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕切板を取り付ける作業がしやすく、しかも
スポット溶接作業をするときに溶接治具が不要となる、
作業性のよい構造のロッカーを提供することを目的とし
ている。 【解決手段】 天板1、底板2、後面板3、左右の側面
板4,5を組み合わせて前面が開放された箱体を形成
し、さらに前記箱体内を縦長の仕切板6,6で仕切って
内部に複数の小室を形成すると共に、仕切られた小室ご
とに扉を取り付けた金属製のロッカーであって、天板1
の下側面に二つの平行な突条1a,1aを形成し、その間に
仕切板6の上端を嵌入することにより仕切板6の上端を
固定すると共に、底板2に爪嵌入穴2a,2aを形成し、そ
こに仕切板6の下端に形成した爪6e,6eを嵌入すること
により仕切板6の下端を固定し、さらに仕切板6の後端
に溶接しろ6cを形成して溶接しろ6cを後面板3に溶接す
ることにより仕切板6の後端を後面板3に固定するよう
にしたロッカーとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工場や会社等で使用
されている複数人用のロッカーに関し、詳しくは内部を
複数の小室に仕切る仕切板を簡単に取り付けできるよう
にした構造のロッカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のロッカーは、天板1、底板2、後
面板3、左右の側面板4,5を組み合わせて前面が開放
された箱体を形成し、さらに前記箱体を縦長の仕切板60
で仕切って内部に複数の小室を形成すると共に、仕切ら
れた小室ごとに扉7を取り付けたものであった。
【0003】さらに、前記仕切板60は、上端及び後端
に、L字状に折り曲げた溶接しろ60a,60b が形成され
ていた。さらに、仕切板60の下端には、爪60e が二つ形
成されていた。また、底板2には、前記爪60e を嵌入す
るための爪嵌入穴2a,2aが穿設されていた。
【0004】そして、仕切板6は、下端の爪60e ,60e
を底板2の爪嵌入穴2a,2aに嵌入することにより下端の
位置が決められ、溶接治具11により上端の位置が決めら
れた後、仕切板60の後端の溶接しろ60b と後面板3とが
スポット溶接され、さらに天板1に当て板10が当てられ
て天板1と上端の溶接しろ60a とがスポット溶接される
ことにより箱体に取り付けられていた。
【0005】そして、前記スポット溶接作業は、次のよ
うにして行われていた。まず、図5の説明図に示すよう
に、箱体は、銅製の溶接用の当て板9の上に開口部を上
にして置かれる。
【0006】次に、仕切板60の後端の溶接しろ60b を後
面板3に押しつけてスポットガン(図示せず)によりス
ポット溶接する。そして、天板1に当て板10が当てら
れ、仕切板60の上端の溶接しろ60a を天板1に押しつけ
てスポットガン(図示せず)によりスポット溶接されて
いた。
【0007】この溶接作業は、仕切板60の後端の溶接し
ろ60b を後面板3に押しつける方向と、仕切板60の上端
の溶接しろ60a を天板1に押しつける方向とが90度異
なるだけでなく、溶接しろ60a を天板1に溶接する場合
には、押しつける方向が横向きになるため、重量の重い
スポットガン(図示せず)を手で支えながら溶接しろ60
a に押し当てなければならず、溶接作業が非常にしにく
いという問題点があった。
【0008】さらに、仕切板60の溶接位置を正確に決め
るためには溶接治具11が必要であり、溶接治具11の着脱
作業が面倒であり、作業性が悪いという問題点があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
仕切板を取り付ける作業がしやすく、しかもスポット溶
接作業をするときに溶接治具が不要となる、作業性のよ
い構造のロッカーを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、天板1、底板2、後面板3、左右の側面板4,5を
組み合わせて前面が開放された箱体を形成し、さらに前
記箱体内を縦長の仕切板6,6で仕切って内部に複数の
小室を形成すると共に、仕切られた小室ごとに扉7,
7,7を取り付けた金属製のロッカーであって、天板1
の下側面に二つの平行な突条1a,1aを形成し、その間に
仕切板6の上端を嵌入することにより仕切板6の上端を
固定すると共に、底板2に爪嵌入穴2a,2aを形成し、そ
こに仕切板6の下端に形成した爪6e,6eを嵌入すること
により仕切板6の下端を固定し、さらに仕切板6の後端
に溶接しろ6cを形成して溶接しろ6cを後面板3に溶接す
ることにより仕切板6の後端を後面板3に固定するよう
にしたロッカーとした。
【0011】前記二つの平行な突条1a,1aは、金属板を
W字状に折り曲げて形成されたレール1bを、天板1の下
側面に溶接することにより形成されたものとすることが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明のロッカーの実施
例について図面に基づき説明する。
【0013】この発明のロッカーは、図1に示すよう
に、天板1、底板2、後面板3、左右の側面板4,5を
組み合わせて前面が開放された箱体を形成し、さらに前
記箱体内を縦長の仕切板6,6で仕切って内部に3つの
小室を形成し、さらに仕切られた小室ごとに扉7,7,
7を取り付けた金属製のロッカーである。
【0014】天板1の下側面には、矩形の金属板をW字
状に折り曲げることにより二つの平行な突条1a,1aが形
成されたレール1bが2本溶接されている。
【0015】この突条1a,1aは、図2の天板1と仕切板
6の関係を示す説明図にあらわれているように、仕切板
6の上端6dを嵌入するためのものである。
【0016】仕切板6は、一枚の金属板を所定の形状に
打ち抜いた後、折曲して形成したものであり、前側端6a
は、鉤状に折り曲げて柱状に形成されている。さらに、
柱状に形成された前側端6aの後方には、隣の小室との間
の壁となる壁板部6bが形成されている。またさらに、仕
切板6の後端には、端部をL字状に折り曲げて形成され
た溶接しろ6cが形成されている。
【0017】また、仕切板6の上端6dは、前側端6aより
上方に突出しており、図3に示すように、仕切板6を箱
体内に嵌め入んだときに、天板1の下側面の突条1a,1a
の間に嵌入されるようになっている。またさらに、仕切
板6の下端には、爪6eが二つ形成されており、底板2に
穿設された爪嵌入穴2a,2aに嵌入されるようになってい
る。
【0018】以上のような構成からなる仕切板6は、図
4の説明図に示すようにして組み立てられる。
【0019】まず、箱体を、銅製の溶接用の当て板9の
上に開口部を上にして置く。次に、仕切板6の下端の爪
6e,6eを底板2の爪嵌入穴2a,2aに嵌入し、仕切板6の
上端6dを天板1の下側面の突条1a,1aの間に嵌入する。
すると、仕切板6の取り付け位置が決められる。
【0020】仕切板6の上端6dの突条1a,1a間への嵌入
は、レール1bの突条1aを弾力変形させて行うこともでき
るし、嵌入を容易にするために、天板1又は底板2の後
面板3及び左右の側面板4,5への固定を、仕切板6の
上端6dをレール1bの突条1a,1a間に嵌め込んでからにす
ることもできる。
【0021】次に、仕切板6の後端の溶接しろ6cを後面
板3に押しつけてスポットガンによりスポット溶接する
と、仕切板6の取り付けが完了する。
【0022】このとき、スポットガンを下向きにして溶
接するだけであり、スポットガンを横向きにして手で支
えながら溶接することがないので、溶接作業が楽にな
る。
【0023】さらに、仕切板6を取り付けるときに溶接
治具を使用しないので、溶接治具の着脱作業がなくな
る。
【0024】
【発明の効果】この発明のロッカーでは、上述のよう
に、仕切板6の上端6dが天板1の下側面の突条1a,1aの
間に嵌入されることにより固定されており、仕切板6の
下端が爪6e,6eを底板2の爪嵌入穴2a,2aに嵌入される
ことにより固定されているので、溶接作業が仕切板6の
後端に形成された溶接しろ6cと後面板3との溶接だけで
あり、スポットガンを横向きにして溶接する作業がな
く、溶接作業がしやすくなる。さらに、仕切板6の上端
と下端が嵌入されて固定されており、予め位置決めされ
ているので、溶接作業をするときに溶接治具が不要とな
るだけでなく、溶接治具の着脱作業がなくなるので、作
業性が良くなる。
【0025】請求項2に記載のように、天板の下側面に
形成された二つの平行な突条1a,1aを、金属板をW字状
に折り曲げて形成されたレール1bを、天板1の下側面に
溶接することにより形成されたものとすれば、簡単に突
条1a,1aが形成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロッカーの斜視図である。
【図2】この発明のロッカーの天板と仕切板の関係を示
す説明図である。
【図3】この発明のロッカーの突条の間に仕切板の上端
を嵌入した状態を示す拡大断面図である。
【図4】この発明のロッカーの仕切板を取り付ける工程
を示す説明図である。
【図5】従来のロッカーの仕切板を取り付ける工程を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 天板 1a 突条 1b レール 2 底板 2a 爪嵌入穴 3 後面板 4 側面板 5 側面板 6 仕切板 6c 溶接しろ 6d 上端 6e 爪 7 扉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板(1)、底板(2)、後面板
    (3)、左右の側面板(4,5)を組み合わせて前面が
    開放された箱体を形成し、さらに前記箱体内を縦長の仕
    切板(6,6)で仕切って内部に複数の小室を形成する
    と共に、仕切られた小室ごとに扉(7,7,7)を取り
    付けた金属製のロッカーであって、天板(1)の下側面
    に二つの平行な突条(1a,1a)を形成し、その間に仕切
    板(6)の上端を嵌入することにより仕切板(6)の上
    端を固定すると共に、底板(2)に爪嵌入穴(2a,2a)
    を形成し、そこに仕切板(6)の下端に形成した爪(6
    e,6e)を嵌入することにより仕切板(6)の下端を固
    定し、さらに仕切板(6)の後端に溶接しろ(6c)を形
    成して溶接しろ(6c)を後面板(3)に溶接することに
    より仕切板(6)の後端を後面板(3)に固定するよう
    にしたことを特徴とするロッカー。
  2. 【請求項2】 二つの平行な突条(1a,1a)が、金属板
    をW字状に折り曲げて形成されたレール(1b)を、天板
    (1)の下側面に溶接することにより形成されたもので
    あることを特徴とする請求項1記載のロッカー。
JP10709297A 1997-04-24 1997-04-24 ロッカー Pending JPH10295454A (ja)

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JP10709297A JPH10295454A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 ロッカー

Applications Claiming Priority (1)

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JP10709297A JPH10295454A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 ロッカー

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JPH10295454A true JPH10295454A (ja) 1998-11-10

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ID=14450266

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JP10709297A Pending JPH10295454A (ja) 1997-04-24 1997-04-24 ロッカー

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JP (1) JPH10295454A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7256550B2 (en) 2001-11-15 2007-08-14 Lg Electronics Inc. Plasma display panel
KR101029595B1 (ko) * 2010-07-21 2011-04-15 하정완 반도체 칠러용 탱크

Cited By (2)

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US7256550B2 (en) 2001-11-15 2007-08-14 Lg Electronics Inc. Plasma display panel
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