JPH10293933A - 光ヘッドアクチュエータ - Google Patents

光ヘッドアクチュエータ

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JPH10293933A
JPH10293933A JP9101913A JP10191397A JPH10293933A JP H10293933 A JPH10293933 A JP H10293933A JP 9101913 A JP9101913 A JP 9101913A JP 10191397 A JP10191397 A JP 10191397A JP H10293933 A JPH10293933 A JP H10293933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens holder
optical head
lens
head actuator
tracking
Prior art date
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Pending
Application number
JP9101913A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Kato
賢二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速化に対応する光ヘッドアクチュエータを
提供すること。 【解決手段】 レンズホルダ4はその中央部分の開口5
5aに設けた前記レンズ50と、側周囲に設けたフォー
カシングコイル14と前記側周面の一対の側面上にそれ
ぞれ設けた一対のトラッキングコイル45a,45b,
45c,45dとを有し、前記レンズ50の下方には前
記レンズ50と所定間隔をもって配置した立上げミラー
80が設けられており、前記レンズホルダ4の重心と前
記レンズホルダ4の駆動中心とが互いに一致し位置にあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
バのような光記録媒体への記録再生用の光ヘッドアクチ
ュエータに属し、特に、ピックアップ用のレンズを保持
しているレンズホルダを改良した光ヘッドアクチュエー
タに属する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ヘッドアクチュエータの一例に
ついて、図5を参照して説明する。図6において、光ヘ
ッドアクチュエータは、対物レンズ131を保持するレ
ンズホルダ130と、このレンズホルダ130に備えら
れたコイルボビンに巻回されたフォーカシングコイル1
32a及びトラッキングコイル132bと、このレンズ
ホルダ130をダンパベース133に対して、フォーカ
シング方向F及びトラッキング方向Trに移動可能に支
持するサスペンションワイヤ134と、ダンパベース1
33をラジアル方向Rに揺動調整可能に支持するピック
アップベース135と、このピックアップベース135
をタンジェンシャル方向Taに揺動調整可能に支持する
アクチュエータベース140とから構成されている。
【0003】サスペンションワイヤ134は、図示の場
合、全体として二対、計4本が配設されており、それぞ
れレンズホルダ130の両側にて、レンズホルダ130
とダンパベース133とを連結することにより、機械的
及び電気的に接続するようになっている。
【0004】ピックアップベース135には、二本のヨ
ーク135a,135bが一体に形成されている。この
ヨーク135aのヨーク135bと対向する面には、マ
グネット136が備えられている。このマグネット13
6と共にヨーク135aは、フォーカシングコイル13
2aに挿通されている。一方、ヨーク135bは、その
ヨーク135aと対向する面でトラッキングコイル13
2bと対向し、丁度、ヨーク135aと共同してトラッ
キングコイル132bをトラッキング方向Trに垂直な
水平方向Xで間隔をあけて挟むように配設されている。
【0005】ピックアップベース135は更に、ダンパ
ベース133をX方向から固定するための立上り部13
5cと、立上り部135cを貫通してダンパベース13
3に設けられたネジ穴133aに螺合するネジ135d
と、下方からピックアップベース135を貫通してダン
パベース133の下面に当接するネジ135eと、ダン
パベース133の下面を上方に付勢するコイルバネ(図
示せず)とを備えている。
【0006】アクチュエータベース140は、ピックア
ップベース135をタンジェンシャル方向Taに調整可
能に支持するように、ピックアップベース135のため
の支持部140aを備えている。アクチュエータベース
140は更に、レーザーダイオード140b、ビームス
プリッタ140c、立上げミラー140d、及びフォト
ダイオード140eを備えている。更に、アクチュエー
タベース140は、下方からアクチュエータベース14
0を貫通してピックアップベース135の下面に設けら
れたネジ穴に螺合するネジ140fと、ピックアップベ
ース135の下面を上方に付勢するコイルバネ(図示せ
ず)とを備えている。
【0007】なお、複数のサスペンションワイヤ134
の一端側を固定しているダンパベース133の長手方向
の両端には、複数のサスペンションワイヤ134の振動
を抑制するためのゲル状の制振材の収容空間を構成する
ゲルカバー137が取り付けられる。このゲルカバー1
37は、サスペンションワイヤ134の固定部に近い部
分を収容し、このゲルカバー137とダンパベース13
3との間に構成される収容空間内にゲル状の制振材(図
示せず)が注入される。このように従来では、ダンパベ
ース133とゲルカバー137とは、別体に構成されて
いる。
【0008】以上のように構成された光ヘッドアクチュ
エータによれば、レーザダイオード140bから出た光
は、ビームスプリッタ140cにより反射された後、立
上げミラー140dにより反射されて、対物レンズ13
1を介して、光記録媒体(図示せず)の信号面に集光さ
れる。そして、光記録媒体の信号面で反射された光は、
再び対物レンズ131を介して立上げミラー140dで
反射され、ビームスプリッタ140cを透過した後、フ
ォトダイオード140eに入射する。これにより、フォ
トダイオード140eからの出力信号に基づいて、光記
録媒体の信号面に記録された情報が検出され得るように
なっている。
【0009】ところで、この光ヘッドアクチュエータ
は、次のステップを経て組み立てられる。まず、レンズ
ホルダ130を組み立てる。次に、レンズホルダ130
に複数のサスペンションワイヤ134の一端を取り付け
る。続いて、複数のサスペンションワイヤ134の他端
にダンパベース133を取り付け、ダンパベース133
にはゲルカバー137を取り付ける。そして、ゲルカバ
ー137内にゲル状の制振材を注入する。この制振材の
注入には、注射器のような治具が用いられる。更に、上
記のように組み立てられた組立体をピックアップベース
135に組み付け、更にこれをアクチュエータベース1
40に取り付ける。
【0010】更に詳しく言えば、レンズホルダ130の
組合わせは、対物レンズ131の受け部に、対物レンズ
131の中心位置を規定するための互いに直交する基準
線C1,C2を設定し、その交点に対物レンズ131の
中心が一致するように対物レンズ131を組み込む。
【0011】一方、ダンパベース133は、その中心線
が基準線C2に一致するようにレンズホルダ130に組
み合わされる。また、ダンパベース133は、その中心
線がピックアップベース135の立上り部135cに設
定された基準位置に一致するようにしたうえでピックア
ップベース135に固定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の光ヘッドアクチュエータでは、トラッキングのための
トラッキングコイル132b及びフォーカシングのため
のフォーカシングコイル132aがレンズホルダ130
に固定されている。
【0013】そして、対物レンズ131はトラッキング
コイル132b及びフォーカシングコイル132aによ
る磁力の駆動中心(作用点)からずれた位置に位置し、
対物レンズ131の下に立上げミラー140dが配置さ
れているので、駆動中心とレンズホルダ130との重心
もずれている。
【0014】したがって、トラッキングもしくはフォー
カシングを行うためにレンズホルダ130を駆動したと
きに、駆動中心と対物レンズ131とが位置ずれしてい
ることからバランスを保つことが難しく、機械的な共振
が起こってしまうという問題もある。
【0015】したがって、従来の光ヘッドアクチュエー
タでは、高次共振や副共振が発生しやすくトラッキング
もしくはフォーカシングを行うための高速化が困難とな
る。
【0016】ところで、この種の光ヘッドアクチュエー
タにおいては、可動部分、すなわちレンズホルダの軽量
化が重要な課題となっている。これは光ディスクドライ
バでは読み出しの速度、すなわちディスクの回転速度が
増加する傾向にあり、このような傾向に対応するために
はレンズホルダの変位の高速応答性が不可欠であるから
である。言い換えれば、レンズホルダが軽量化されるほ
ど高速応答性が実現し易くなる。
【0017】また、レンズホルダ及びその回りの部品点
数の削減化も重要な課題である。これはレンズホルダの
軽量化につながるだけでなく、組み立て作業の簡略化に
つながるからである。
【0018】それ故に、本発明の課題は、共振が発生し
憎く、レンズホルダの剛性を高く設計できる光ヘッドア
クチュエータを提供することにある。
【0019】また、本発明の他の課題は、製造の際の組
み立て作業性の向上を図ることができる光ヘッドアクチ
ュエータを提供することにある。
【0020】また、本発明の他の課題は、高速化に対応
できる薄形のピックアップ構成をもつ光ヘッドアクチュ
エータを提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、光ピッ
クアップ用のレンズを保持しているレンズホルダと、該
レンズホルダを複数のサスペンションワイヤを介して上
下左右に変位可能に支持するためのダンパベースと含む
光ヘッドアクチュエータにおいて、前記レンズホルダは
その中央部分の開口に設けた前記レンズと、側周面に設
けたフォーカシングコイルと前記側周面の一対の側面上
にそれぞれ設けた一対のトラッキングコイルとを有し、
前記レンズの下方には前記レンズと所定間隔をもって配
置した立上げミラーが設けられており、前記レンズホル
ダの重心と前記レンズホルダの駆動中心とが互いに一致
した位置にあることを特徴とする光ヘッドアクチュエー
タが得られる。
【0022】また、本発明によれば、前記レンズホルダ
の下面にかつ前記一対のトラッキングコイルの間には切
り欠き部が形成されていることを特徴とする光ヘッドア
クチュエータが得られる。
【0023】また、本発明によれば、前記立上げミラー
が前記切り欠き部に対応した位置に設けられていること
を特徴とする光ヘッドアクチュエータが得られる。
【0024】さらに、本発明によれば、前記レンズホル
ダの長手方向の互いに対向する側面の一方側面には第1
及び第2のトラッキングコイル巻枠部が突設され、他方
側面には第3及び第4のトラッキングコイル巻枠部が突
設されており、前記一方面及び他方面の第1乃至第4の
トラッキングコイル巻枠部のそれぞれに前記トラッキン
グコイルが巻回されており、前記トラッキングコイル及
び第1乃至第4のトラッキングコイル巻枠部は前記前記
一方面及び他方面よりも外側へ突き出していいるととも
に、前記レンズホルダの長手方向の両側にかつ前記切り
欠き部よりも外側に位置していることを特徴とする光ヘ
ッドアクチュエータが得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
による光ヘッドアクチュエータを示した平面図であり、
図2は図1に示した光ヘッドアクチュエータのレンズホ
ルダ部分の構成を簡略的に示した斜視図であり、図3及
び図4のそれぞれは図1の断面図である。
【0026】図1乃至図4を参照して、この光ヘッドア
クチュエータは、対物レンズ50を保持するホルダとし
て機能するレンズホルダ4、上下方向及び左右方向に変
位可能となるようにレンズホルダ4を支持する固定ベー
スとして機能するアクチュエータベース2と、これらに
設けられた駆動装置とを備えている。
【0027】レンズホルダ4には対物レンズ50、トラ
ッキングコイル45a,45b,45c,45d及びフ
ォーカシングコイル14が備えられている。レンズホル
ダ4及びダンパベース70はアクチュエータフレーム7
2に収容されている。
【0028】さらに、光ヘッドアクチュエータは、レー
ザ光を発生するレーザダイオードのようなレーザ部11
を備えている。レーザ部11から発したレーザ光はビー
ムスプリッタ12から対物レンズ50を介して光記録媒
体である光ディスク13(図3及び図4を参照)に照射
される。また光ディスク13からの反射光は対物レンズ
50からビームスプリッタ12を介してフォトダイオー
ドのような受光装置(図示せず)に入射する。即ち、受
光装置は光ディスク13からの反射光を受光する。
【0029】レーザ部11及びビームスプリッタ12は
アクチュエータベース2に保持されている。なお、アク
チュエータベース2は、更に光ディスクドライブの筐体
に保持固定される。このアクチュエータベース2の側面
には回路基板(図示せず)が固定されている。回路基板
はそれに搭載されたコネクタにより光ディスクドライブ
の他の回路要素に電気的に接続される。
【0030】レンズホルダ4とダンパベース70との間
は、複数のサスペンションワイヤ47で連結され、これ
らの組立体がアクチュエータフレーム72に収容されて
いる。
【0031】一方、アクチュエータベース2には、重ね
合わされたヨークとマグネットからなる2組の磁気発生
部15が、レンズホルダ4内に挿入され、アクチュエー
タベース2に固定されている。
【0032】図2にもっともよく理解できるように示し
たレンズホルダ4は、この略箱形状であるレンズホルダ
4の側周面に4つのトラッキングコイル45a,45
b,45c,45dが巻かれており、さらに一対の側面
にフォーカシングコイル14が設けられている。レンズ
ホルダ4は樹脂製であって、その中心部に上下方向に貫
かれた開口55aを有し、この開口55aに対物レンズ
50を保持するようにしている。
【0033】レンズホルダ4の側周面には全周にわたる
ように凹溝によるフォーカシングコイル受部40が形成
され、フォーカシングコイル14がこのフォーカシング
コイル受部40に沿って巻回されている。レンズホルダ
4の長手方向の互いに対向する一対の側面の一方面には
第1及び第2のトラッキングコイル巻枠部41及び42
が突設されており、他方には第3のトラッキングコイル
巻枠部43及び第4のトラッキングコイル巻枠部43,
44が突設されている。第1、第2、第3のトラッキン
グコイル巻枠部41,42、43、及び第4のトラッキ
ングコイル巻枠部44には第1乃至第4のトラッキング
コイル45a,45b、45c及び45dがそれぞれ巻
回されている。即ち、トラッキングコイル45a,45
b、45c及び45dはレンズホルダ4の外側面よりも
外に位置している。
【0034】対物レンズ50は、前述したように、レン
ズホルダ4の中央に設けられており、図2乃至図4に示
したように、対物レンズ50の下方にはこの対物レンズ
50と所定間隔をもって配置されている立上げミラー8
0が配置されている。即ち、レンズホルダ4の重心Gは
駆動するレンズホルダ4の駆動中心Cとは互いに一致す
るように構成されており、駆動中心Cの下方に立上げミ
ラー80が配置されている。
【0035】さらに、レンズホルダ4の下面にかつトラ
ッキングコイル45a,45b、45c及び45dの間
には切り欠き部4cが形成されている。立上げミラー8
0は切り欠き部4cに対応した位置に設けられている。
レンズホルダ4にはトラッキングコイル45a,45
b、45c及び45dが切り欠き部4c両側よりも外側
に位置するように設けられている。この切り欠き部4c
は立上げミラー80を通過する光路Lを確保するため
に、またトラッキングコイル45a,45b、45c及
び45dが光路Lをを妨げないようにする役目を果たし
ている。
【0036】図1に戻り、レンズホルダ4は4本(2本
のみ図示)のサスペンションワイヤ47により変位可能
に支持されている。レンズホルダ4の上下両面には、そ
の両側縁部寄りの位置にそれぞれサスペンションワイヤ
47を固定するための突部48(合計4個)が設けられ
ている。
【0037】サスペンションワイヤ47はその一端がダ
ンパベース70に固定される。ダンパベース70には、
サスペンションワイヤ47の振動抑制のために半液状の
樹脂製制振材を充填したダンパホルダ(図示せず)が設
けられ、サスペンションワイヤ47はこの制振材中を通
ってレンズホルダ4側に延びている。
【0038】上記のようなレンズホルダ4、ダンパベー
ス70に適用するサスペンションワイヤ47は、導電性
の金属で作られており、フォーカシングコイル14とト
ラッキングコイル45a,45b、45c及び45dに
電流を供給する導線としても作用する。
【0039】なお、レンズホルダ4を変位させるための
駆動装置は、レンズホルダ4に構成されたトラッキング
コイル45a,45b、45c及び45d及びフォーカ
シングコイル14と、アクチュエータベース2に設けら
れた磁気発生部15とによって構成される。この駆動装
置によって、レンズホルダ4はアクチュエータベース2
に対して、上下方向、すなわちフォーカス方向、及び左
右方向、すなわちトラッキング方向に変位可能に構成さ
れている。
【0040】なお、対物レンズ50で受光された光信号
は、光の経路を経由して光−電気変換部に導かれる。レ
ンズホルダ4の上方にはモニタ用のカメラが設けられて
対物レンズ50への参照用のレーザ光の入射点がモニタ
される。このモニタ用のカメラでモニタしながら、参照
用のレーザ光が対物レンズ50の中心に入射、すなわち
対物レンズ50の光軸が光軸に一致するようにレンズホ
ルダ4を保持している治具を位置調整することにより、
レンズホルダ4をアクチュエータフレーム72内に位置
決めする。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の光ヘ
ッドアクチュエータのにおけるレンズホルダを用いるこ
とにより、レンズホルダの駆動中心に対物レンズを位置
させているので副共振が発生し憎くなる構造となり、レ
ンズホルダの剛性を高く設計できるので高次共振周波数
が高くなる。
【0042】また、レンズホルダの動的バンラスが良く
なるので、高度のシュミレーションが必要なくなる。
【0043】また、このようなレンズホルダを用いるこ
とにより、トラッキングコイル、フォーカシングコイル
共に直接レンズホルダに巻回することができるので、従
来のように別に作成したトラッキングコイルをレンズホ
ルダに貼り付けたり接着したりする必要がなくなり、製
造の際の作業性の向上を図ることができる。
【0044】したがって、高速化に対応できる薄形のピ
ックアップ構成をもつ光ヘッドアクチュエータが得られ
る。
【0045】さらに、本発明による光ヘッドアクチュエ
ータは必要最小限の部品で構成しているので、可動部分
の軽量化を実現することができる。そして、可動部分が
軽量になると、6倍速、8倍速といったディスク回転速
度に追従できるようになる。また、部品点数を少なくで
きるので、コストダウンを実現できると共に、組立て性
が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による光ヘッドアクチュ
エータを示す平面図である。
【図2】本発明に使用される光ヘッドアクチュエータの
レンズホルダの構成を説明するための斜視図である。
【図3】図1に示した光ヘッドアクチュエータのIII−I
II線断面図である。
【図4】図1に示した光ヘッドアクチュエータの側面を
一部断面して示した側面図である。
【図5】従来の光ヘッドアクチュエータを示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
2,140 アクチュエータベース 4,130 レンズホルダ 4c 切り欠き部 11 レーザ部 12,140c ビムスプリッッタ 14,132a フォーカシングコイル 40 フォーカシングコイル受部 41,42,43,44 第1〜第4のトラッキング
コイル巻枠部 45a,45b,45c,45d 第1〜第4のトラ
ッキングコイル 47,134 サスペンションワイヤ 50,131 対物レンズ 70,133 ダンパベース 72 アクチュエータフレーム 80,140d 立上げミラー 132b トラッキングコイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ピックアップ用のレンズを保持してい
    るレンズホルダと、該レンズホルダを複数のサスペンシ
    ョンワイヤを介して上下左右に変位可能に支持するため
    のダンパベースと含む光ヘッドアクチュエータにおい
    て、 前記レンズホルダはその中央部分の開口に設けた前記レ
    ンズと、側周面に設けたフォーカシングコイルと前記側
    周面の一対の側面上にそれぞれ設けた一対のトラッキン
    グコイルとを有し、前記レンズの下方には前記レンズと
    所定間隔をもって配置した立上げミラーが設けられてお
    り、前記レンズホルダの重心と前記レンズホルダの駆動
    中心とが互いに一致した位置にあることを特徴とする光
    ヘッドアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ヘッドアクチュエータ
    において、前記レンズホルダの下面にかつ前記一対のト
    ラッキングコイルの間には切り欠き部が形成されている
    ことを特徴とする光ヘッドアクチュエータ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光ヘッドアクチュエータ
    において、前記立上げミラーが前記切り欠き部に対応し
    た位置に設けられていることを特徴とする光ヘッドアク
    チュエータ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の光ヘッドアクチュエータ
    において、前記レンズホルダの長手方向の互いに対向す
    る側面の一方側面には第1及び第2のトラッキングコイ
    ル巻枠部が突設され、他方側面には第3及び第4のトラ
    ッキングコイル巻枠部が突設されており、前記一方面及
    び他方面の第1乃至第4のトラッキングコイル巻枠部の
    それぞれに前記トラッキングコイルが巻回されており、
    前記トラッキングコイル及び第1乃至第4のトラッキン
    グコイル巻枠部は前記前記一方面及び他方面よりも外側
    へ突き出しているとともに、前記レンズホルダの長手方
    向の両側にかつ前記切り欠き部よりも外側に位置してい
    ることを特徴とする光ヘッドアクチュエータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006127586A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 光ピックアップ

Cited By (2)

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