JPH10293716A - メモリ使用方式 - Google Patents

メモリ使用方式

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JPH10293716A
JPH10293716A JP10218897A JP10218897A JPH10293716A JP H10293716 A JPH10293716 A JP H10293716A JP 10218897 A JP10218897 A JP 10218897A JP 10218897 A JP10218897 A JP 10218897A JP H10293716 A JPH10293716 A JP H10293716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
program
space
memory
signal
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP10218897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Shiga
隆広 志賀
Tatsuya Kawamoto
達也 河本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH10293716A publication Critical patent/JPH10293716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 主記憶空間のある固定領域をプログラム格納
用メモリ空間として利用し、プログラム格納用主記憶空
間のアドレスとプログラム実行用主記憶空間のアドレス
を共有する回路と、プログラム格納用主記憶空間への読
み込み信号と同一タイミングで、プログラム実行用主記
憶空間への書き込み信号を出力する回路を追加すること
で、プログラム格納用主記憶空間に配置したプログラム
コードのプログラム実行用主記憶空間へのプログラムコ
ードの複写に要する時間を短縮する。 【構成】 プログラム格納用メモリ空間となる主記憶回
路2、プログラム実行用メモリ空間となる主記憶回路3
と制御プロセッサ1との間に、動作モード設定回路5、
切替回路6、7及び8を追加する。これにより、主記憶
回路2をプログラムコードを格納するための読み込み専
用のメモリ空間として、また主記憶回路3を主記憶回路
2の複写データを実行するメモリ空間として動作させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリ使用方式に関
し、特に、主記憶空間上に確保したプログラム格納用空
間からプログラム実行用空間にプログラムコードを複写
して動作するメモリ使用方式において、プログラムコー
ドの複写に要する時間を短縮するメモリ使用方式に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、不揮発性メモリはアクセス速度
が劣るために、不揮発性メモリ上に格納されたプログラ
ムは、一度よりアクセス速度の優れた揮発性メモリ上に
複写され、揮発性メモリ上でアクセスが実行されること
が多い。
【0003】プログラム格納用メモリ空間からプログラ
ム実行用メモリ空間へのプログラムコードの複写を、ソ
フトウェアによるメモリ転送で行う従来のメモリ使用方
式では、プログラム格納用メモリ空間から制御プロセッ
サのレジスタへデータを読み込んだ後に、レジスタから
プログラム実行用メモリ空間へデータを書き込む動作を
繰り返していた。
【0004】この従来の方式を図3に示された従来の動
作フローチャートを用いて説明するに、先ずステップS
11で、主記憶回路A(図示せず)に格納されたプログ
ラムコードは制御プロセッサへ読み込まれ、制御プロセ
ッサ上でこのプログラムコードの妥当性がチェックされ
る(ステップS12)。
【0005】次にステップS13において主記憶回路A
から主記憶回路B(図示せず)へデータが転送され、こ
の主記憶回路B上でプログラムコードが実行される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のCPU
が介在するメモリ使用方式では、データをプログラム格
納用メモリ空間からレジスタへ、レジスタからプログラ
ム実行用メモリ空間へという2回の転送を必要とするた
めに、プログラムコードの大規模化に従い、メモリ転送
に時間がかかるようになってきた。
【0007】本発明は従来の上記実情に鑑み、従来の技
術に内在する上記欠点を解消する為になされたものであ
り、従って本発明の目的は、プログラムコードのメモリ
転送に要する時間を短縮することを可能とした新規なメ
モリ使用方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明に係るメモリ使用方式は、主記憶空間上の一
部分に確保したプログラム格納空間およびプログラム実
行空間へのアクセスモードを決定するための動作モード
を設定する手段と、プログラム格納空間のアドレスとプ
ログラム実行空間のアドレスを共有する手段と、動作モ
ードによって、プログラム格納空間への読み込み信号と
同じタイミングでプログラム実行空間への書き込み信号
を出力する手段とを備えて構成される(請求項2に対応
している)。
【0009】前記動作モード設定手段は、データの転送
方向を設定する機能を有し、制御プロセッサからモード
制御信号を入力し、プログラム格納モード信号またはプ
ログラム実行モード信号のいずれかの動作モード信号を
出力する動作モード設定回路であることを特徴としてい
る(請求項3に対応している)。
【0010】前記書き込み信号出力手段は、前記動作モ
ード設定回路から出力される動作モード信号に応じて前
記プログラム格納空間及びプログラム実行空間がアドレ
スを共有するか否かを選択する第1の切替回路と、前記
動作モード信号に応じて前記プログラム実行空間の書き
込み動作を制御する第2の切替回路と、前記動作モード
信号に応じて前記プログラム実行空間の読み込み動作を
制御する第3の切替回路と、を備えている(請求項4に
対応している)。
【0011】前記第2の切替回路は、プログラム格納モ
ードの場合には前記制御プロセッサから与えられる前記
プログラム格納空間への読み込み信号をそのまま前記プ
ログラム実行空間への書き込み信号として出力すること
を特徴としている(請求項5に対応している)。
【0012】前記アドレス共有手段は、前記プログラム
格納空間、前記プログラム実行空間および制御プロセッ
サを同一アドレス信号のアドレスバスに接続することに
より実現される(請求項6に対応している)。
【0013】
【実施例】次に、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照して具体的に説明する。
【0014】図1は、本発明に係るメモリ使用方式の一
実施例を示すブロック構成図である。
【0015】図1を参照するに、1は制御プロセッサ、
2および3は主記憶回路、4はアドレスデコーダ、5は
動作モード設定回路、6、7および8は切替回路であ
る。
【0016】本発明では、制御プロセッサ1、プログラ
ム格納空間となる主記憶回路2、プログラム実行空間と
なる主記憶回路3、アドレスデコーダ4からなる基本構
成に、動作モード設定回路5、切替回路6、切替回路7
及び切替回路8を追加することで、プログラムコードの
複写に要する時間を短縮するメモリ使用方式を実現して
いる。
【0017】動作モード設定回路5は、主制御回路の動
作モードを制御し、データの転送方向を設定するもので
あり、制御プロセッサ1からモード制御信号22を入力
し、プログラム格納モード信号あるいはプログラム実行
モード信号のいずれかの動作モード信号23を、切替回
路6、切替回路7および切替回路8に出力する。
【0018】ここで、プログラム格納モードとは、制御
プロセッサ1が主記憶回路2からプログラムコードを読
み出すと同時に主記憶回路3に格納するモードであり、
プログラム実行モードとは、制御プロセッサ1が主記憶
回路3からプログラムコードを読み出してそのプログラ
ムを実行するモードをいう。
【0019】切替回路6は、アドレスデコーダ4から出
力される主記憶選択信号12を入力し、動作モード信号
23に応じた主記憶選択信号16を主記憶回路2に出力
する。
【0020】すなわち、切替回路6はプログラム格納モ
ードの場合には、切替回路6のA端子に入力された主記
憶選択信号12をそのまま主記憶回路2への主記憶選択
信号16として出力する。主記憶回路3には主記憶選択
信号12が直接主記憶選択信号17として印加される。
従って、プログラム格納モードの場合には、主記憶回路
2および3の両方に主記憶選択信号が出力される。
【0021】プログラム実行モードの場合には、切替回
路6のB端子“0”が選択され、主記憶回路2への主記
憶選択信号16は出力されない。
【0022】切替回路7は、制御プロセッサ1からの読
み込み信号18および書き込み信号20を入力し、動作
モード信号23に応じた書き込み信号21を主記憶回路
3に出力する。
【0023】すなわち、切替回路7は、プログラム格納
モードの場合には、切替回路7のC端子に入力された読
み込み信号18をそのまま主記憶回路3への書き込み信
号21として出力する。
【0024】プログラム実行モードの場合には、切替回
路7のD端子に入力された書き込み信号20を主記憶回
路3への書き込み信号21として出力する。
【0025】切替回路8は、制御プロセッサ1からの読
み込み信号18を入力し、動作モード信号23に応じた
読み込み信号19を出力する。
【0026】すなわち、プログラム格納モードの場合に
は、切替回路8のE端子“0”を選択し、主記憶回路3
への読み込み信号19は出力しない。
【0027】プログラム実行モードの場合には、切替回
路8のF端子に入力された読み込み信号18をそのまま
主記憶回路3への読み込み信号19として出力する。
【0028】従って、主記憶回路2は、プログラム格納
モードの場合にのみ読み込み専用のメモリとして動作す
る。
【0029】一方、主記憶回路3はプログラム格納モー
ドの場合に、主記憶回路2のバックアップとして動作
し、プログラム実行モードの場合には、読み込み、書き
込み可能な通常の主記憶回路として動作する。
【0030】主記憶回路2にプログラムコードを格納し
た不揮発性メモリを割り付け、主記憶回路3に揮発性メ
モリを割り付けてプログラムコードを格納する。主記憶
回路2上のプログラムコードのデータ正当性を確認する
ために、主記憶回路2上のすべてのデータを制御プロセ
ッサ1に読み込む。この動作をプログラム格納モードで
実行することにより、主記憶回路2上のプログラムコー
ドの複写をダイレクトメモリ転送により主記憶回路3上
に作成することができる。
【0031】図3は本発明の動作フローを示すフローチ
ャートである。
【0032】図3を参照するに、ステップS01におい
て、動作モードが“プログラム格納モード”に設定され
る。ステップS02で主記憶回路2に格納されたプログ
ラムコードが制御プロセッサ1へ読み込まれると同時
に、このプログラムコードがDMA転送により主記憶回
路3へ書き込まれる。
【0033】続いて、ステップS03に進み、制御プロ
セッサ1上でプログラムコードの妥当性がチェックされ
る。
【0034】次にステップS04で動作モードが“プロ
グラム実行モード”に設定される。ステップS05にお
いては主記憶回路3上でプログラムコードが実行され
る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プログラム格納用主記憶空間からの読みだしと同じタイ
ミングでプログラム実行用主記憶空間への書き込みを行
うダイレクトメモリ転送を使用することにより、プログ
ラム格納用主記憶空間からプログラム実行用主記憶空間
へのプログラムコードの転送に要する時間を短縮できる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメモリ使用方式を実現する一実施
例を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の動作フローを示すフローチャートであ
る。
【図3】従来方式の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…制御プロセッサ 2、3…主記憶回路 4…アドレスデコーダ 5…動作モード設定回路 6、7、8…切替回路 9…データ信号 10、11…アドレス信号 12、13、14、15、16、17…主記憶選択信号 18、19…読み込み信号 20、21…書き込み信号 22…モード制御信号 23…動作モード信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶空間の一部分をプログラムコード
    格納用メモリ空間とし、他の一部分をプログラムコード
    実行用メモリ空間とし、前記プログラムコード格納用メ
    モリ空間から前記プログラムコード実行用メモリ空間に
    プログラムコードを複写した後に、前記プログラム実行
    用メモリ空間上でプログラムを動作させるメモリ使用方
    式において、 プログラム格納用とプログラム実行用の2種類の主記憶
    回路でアドレスを共有し、前記プログラム格納用メモリ
    空間からの読み出しと同じタイミングで前記プログラム
    実行用メモリ空間への書き込みを行うダイレクトメモリ
    転送を使用することにより、プログラムコードの複写に
    要する時間を短縮することを特徴としたメモリ使用方
    式。
  2. 【請求項2】 主記憶空間上の一部分に確保したプログ
    ラム格納空間およびプログラム実行空間へのアクセスモ
    ードを決定するための動作モードを設定する手段と、 前記プログラム格納空間のアドレスと前記プログラム実
    行空間のアドレスを共有する手段と、 前記動作モードによって、前記プログラム格納空間への
    読み込み信号と同じタイミングで前記プログラム実行空
    間への書き込み信号を出力する手段と、 を有することを特徴としたメモリ使用方式。
  3. 【請求項3】 前記動作モード設定手段は、データの転
    送方向を設定する機能を有し、制御プロセッサからモー
    ド制御信号を入力し、プログラム格納モード信号または
    プログラム実行モード信号のいずれかの動作モード信号
    を出力する動作モード設定回路であることを更に特徴と
    する請求項2に記載のメモリ使用方式。
  4. 【請求項4】 前記書き込み信号出力手段は、前記動作
    モード設定回路から出力される動作モード信号に応じて
    前記プログラム格納空間及びプログラム実行空間がアド
    レスを共有するか否かを選択する第1の切替回路と、 前記動作モード信号に応じて前記プログラム実行空間の
    書き込み動作を制御する第2の切替回路と、 前記動作モード信号に応じて前記プログラム実行空間の
    読み込み動作を制御する第3の切替回路と、 を有することを更に特徴とする請求項2に記載のメモリ
    使用方式。
  5. 【請求項5】 前記第2の切替回路は、プログラム格納
    モードの場合には前記制御プロセッサから与えられる前
    記プログラム格納空間への読み込み信号をそのまま前記
    プログラム実行空間への書き込み信号として出力するこ
    とを更に特徴とする請求項4に記載のメモリ使用方式。
  6. 【請求項6】 前記アドレス共有手段を、前記プログラ
    ム格納空間、前記プログラム実行空間および制御プロセ
    ッサを同一アドレス信号のアドレスバスに接続すること
    により実現することを更に特徴とする請求項2に記載の
    メモリ使用方式。
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