JPH102925A - 故障点標定システム - Google Patents

故障点標定システム

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JPH102925A
JPH102925A JP8154436A JP15443696A JPH102925A JP H102925 A JPH102925 A JP H102925A JP 8154436 A JP8154436 A JP 8154436A JP 15443696 A JP15443696 A JP 15443696A JP H102925 A JPH102925 A JP H102925A
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JP
Japan
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fault
resistance
point
ground
current
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JP8154436A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Yamamoto
康弘 山本
Hiroyasu Matsumori
広泰 松森
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication of JPH102925A publication Critical patent/JPH102925A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/50Systems or methods supporting the power network operation or management, involving a certain degree of interaction with the load-side end user applications
    • Y04S10/52Outage or fault management, e.g. fault detection or location

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高抵抗系と低抵抗系とが混在した送配電系統に
おいて、低抵抗系に地絡故障が発生した場合に、変圧器
の中性点抵抗NGRが高抵抗から低抵抗に切り替わった
後の安定した大きな電流電圧データに基づいて、精度の
高い故障点標定演算を行うことができる故障点標定シス
テムを実現する。 【解決手段】低抵抗系に地絡事故が発生し、地絡方向リ
レー67GFLが故障検出信号を出力してもこの故障検出
信号をトリガとして電流電圧データを取得するのでな
く、当該地絡方向リレー67GFLの故障検出信号の消滅
を検出した時点より所定時間前の電流電圧データを取得
し、当該電流電圧データに基づいて、故障点標定演算を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送配電線に高抵抗
系と低抵抗系との2種類が混在していて、母線に設置さ
れた変圧器の中性点抵抗が、高抵抗と低抵抗とで切替え
可能となっている送配電系統の低抵抗接地系に設置され
る故障点標定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】変電所低圧側母線には多数の送配電線が
接続されているが、送配電線には高抵抗系と低抵抗系と
の2種類があり、混在している場合がある。この場合の
地絡事故保護方式として、次のような方式が採用されて
いる。図1は、高抵抗系と低抵抗系との2種類が混在し
ている送配電線系統図である。高抵抗系と低抵抗系の各
送配電線に、母線の零相電圧と送配電線の零相電流とを
入力とする地絡方向リレー67GH と地絡方向リレー6
7GL をそれぞれ設置している。母線に接続された変圧
器の中性点抵抗器NGRは、母線に設けた地絡過電圧リ
レー64Tにより高抵抗と低抵抗の切替えができるよう
にし、常時は高抵抗接地にしておく。
【0003】また、一線地絡故障が起こった場合に故障
点を速やかに探索する必要があり、このために低抵抗系
には、故障点標定装置( Fault Locator;FL)が設置
されている。この故障点標定装置FLは、故障点標定演
算開始のタイミングを与える専用地絡方向リレー67G
FLを備えている。前記の送配電線系統で、低抵抗系送配
電線に地絡事故が発生した場合の動作をタイムチャート
(図2)を用いて説明する。
【0004】地絡事故が発生した時点A(図2(a) 参
照)では、高抵抗接地のため十分な地絡電流が流れない
ので、当該線路に設置した地絡方向リレー67GL は動
作しないことがある。そこで、地絡過電圧リレー64T
により母線の零相電圧V0 をチェックし、一定値以上の
0 が現れると一定時間後、中性点抵抗器NGRを低抵
抗接地に切り換える(時点B参照)。これにより、十分
大きな地絡電流が流れるので当該低抵抗系送配電線の地
絡方向リレー67GL が動作し(図2(d) 時点C参
照)、タイマーが時間Txをカウントした後、トリップ
信号が発生し(図2(e) 時点D参照)、回線を遮断す
る。その時V0 が消滅するので、高抵抗接地に復旧す
る。
【0005】なお、前記の送配電線系統で、高抵抗系送
配電線に地絡事故が発生した場合は、地絡過電圧リレー
64Tは動作しないが、このときは、やや遅れた時限で
地絡方向リレー67GH が動作する。このようにして、
高抵抗系と低抵抗系の2種類のいずれの送配電線の地絡
事故に対応できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、地絡方向リレー
67GFLは、前述したように遮断器を動作させるリレー
ではなく、故障点標定演算開始のタイミングを与えるリ
レーであるので、樹木との接触等の微地絡時にも応動し
て、故障点を探索できることが,送配電線の維持管理上
望ましい。
【0007】したがって、地絡方向リレー67GFLは比
較的高感度に整定されている。このため、中性点抵抗器
NGRが高抵抗のときに低抵抗系送配電線に地絡事故が
発生した場合は、地絡事故が起こった時点A(図2(a)
参照)で発生する微少な地絡電流に応動し、故障点標定
演算開始のタイミング信号を発生する(図2(b) 時点E
参照)。
【0008】そして、故障点標定装置FLはこの時点E
より所定時間前後の電流電圧データをセーブする(図2
(f) 参照)。このように、故障点標定装置FLは、微少
かつ不安定な電圧電流データに基づいて、故障点の標定
演算をしてしまい、標定誤差が拡大するおそれがある。
特に遮断が必要なほどの大きな地絡事故時には、確実で
精度のよい標定ができることが望ましい。
【0009】本発明は、高抵抗系と低抵抗系とが混在し
た送配電系統において、低抵抗系に地絡故障が発生した
場合に、安定した大きな電流電圧データに基づいて、精
度の高い故障点標定演算を行うことができる故障点標定
システムを実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の故障点標定シス
テムは、母線の電圧と低抵抗接地系の電流とに基づいて
地絡故障を検出することにより故障点標定演算開始のタ
イミングを与える第1の地絡方向リレーと、前記第1の
地絡方向リレーの故障検出信号の消滅時点を検出し、当
該消滅時点より所定時間T前の電流電圧データを取得
し、当該電流電圧データに基づいて、故障点標定演算を
行う故障点標定装置とを有し、前記所定時間Tは、当該
低抵抗接地系に地絡故障が検出され、変圧器の中性点抵
抗が高抵抗から低抵抗に切り替わった後、前記第1の地
絡方向リレーが故障検出信号の消滅を検出するまでの時
間Tm よりも長くない時間に設定されている(請求項
1)。
【0011】この発明が前提としている送配電線には高
抵抗系と低抵抗系との2種類が混在していて、母線に設
置された変圧器の中性点抵抗が、高抵抗と低抵抗とで切
替え可能となっている。この発明によれば、低抵抗系に
地絡事故が発生し、第1の地絡方向リレーが故障検出信
号を出力してもこの故障検出信号をトリガとして電流電
圧データを取得するのでなく、当該第1の地絡方向リレ
ーの故障検出信号の消滅を検出した時点より所定時間T
前の電流電圧データを取得し、当該電流電圧データに基
づいて、故障点標定演算を行うようにしている。
【0012】この所定時間Tは、当該低抵抗接地系に地
絡故障が検出され、変圧器の中性点抵抗が高抵抗から低
抵抗に切り替わった後、当該第1の地絡方向リレーが故
障検出信号の消滅を検出するまでの時間Tm よりも長く
ない時間である。したがって、故障点標定装置は、中性
点抵抗を低抵抗接地に切り換えた後の、安定した大きな
電流電圧データを取得することができるので、当該電流
電圧データに基づいて、精度の高い故障点標定演算を行
うことができる。
【0013】また、本発明の故障点標定システムは、母
線の電圧と低抵抗接地系の電流とに基づいて地絡故障を
検出することにより故障点標定演算開始のタイミングを
与える第1の地絡方向リレーと、母線の電圧と低抵抗接
地系の電流とに基づいて地絡故障を検出することにより
一定時間Tx後に当該始系統を遮断する遮断指令信号を
与える第2の地絡方向リレーと、前記第2の地絡方向リ
レーの遮断指令信号の発生時点を検出し、当該発生時点
より所定時間T前の電流電圧データを取得し、当該電流
電圧データに基づいて、故障点標定演算を行う故障点標
定装置とを有し、前記所定時間Tは、当該低抵抗接地系
に地絡故障が検出され、変圧器の中性点抵抗が高抵抗か
ら低抵抗に切り替わった後、前記第2の地絡方向リレー
の遮断指令信号が発生するまでの時間Tm ′よりも長く
ない時間に設定されている(請求項2)。
【0014】この発明によれば、第1の地絡方向リレー
が故障検出信号を出力してもこの故障検出信号をトリガ
として電流電圧データを取得するのでなく、第2の地絡
方向リレーの遮断指令信号の発生時点を検出し、当該発
生時点より所定時間T前の電流電圧データを取得し、当
該電流電圧データに基づいて、故障点標定演算を行うよ
うにしている。
【0015】この所定時間Tは、当該低抵抗接地系に地
絡故障が検出され、変圧器の中性点抵抗が高抵抗から低
抵抗に切り替わった後、当該第2の地絡方向リレーの遮
断指令信号が発生するまでの時間Tm ′よりも長くない
時間であるので、故障点標定装置は、請求項1記載の故
障点標定システムと同様、中性点抵抗を低抵抗接地に切
り換えた後の、安定した大きな電流電圧データを取得す
ることができる。
【0016】したがって、当該電流電圧データに基づい
て、精度の高い故障点標定演算を行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。 <第1の実施形態>再掲する図1は、高抵抗系の送配電
線と低抵抗系の送配電線との2種類が混在した単回線送
配電系統に設置された故障点標定システムを示す系統図
である。
【0018】高抵抗系には、地絡方向リレー67G
H と、このリレーの指令によって開閉する遮断器CBH
が設置され、低抵抗系には、地絡方向リレー67G
L と、このリレーの指令によって開閉する遮断器CBL
が設置されている。なお、高抵抗系の本数と低抵抗系の
本数は、それぞれ1本ずつ図示されているが、これに限
られるものではなく、複数本ある場合にも本発明の適用
は可能である。
【0019】故障点標定装置FLは、前記低抵抗系に設
置され、母線の電圧データを零相変圧器GPTから取得
し、低抵抗系の電流データを変流器CTから取得してい
る。この故障点標定装置FLは、故障点標定演算開始の
タイミングを与える専用地絡方向リレー67GFLを備え
ている。そして、地絡方向リレー67GFLの故障検出信
号の消滅時点を検出し、当該消滅時点より所定時間前の
電流電圧データを取得し、当該電流電圧データに基づい
て故障点標定演算を行うものである。
【0020】詳しく説明すると、故障点標定装置FL
は、図3に示すように、電流電圧データを変流器CT及
び零相変圧器GPTから得て、常時レジスタ12に入力
している。さらに故障点標定装置FLは、地絡方向リレ
ー67GFLから「故障検出信号」を入力している。そし
て、故障点標定装置FLは、この「故障検出信号」の消
滅時点を、検出器11で検出し、当該消滅時点より所定
時間前の電流電圧データをレジスタ12から読み出し
て、メモリ(図示せず)にセーブし、このセーブされた
電流電圧データに基づき、標定演算部14によって、故
障点標定演算を行い、その結果を出力している。
【0021】図4は、低抵抗系送配電線に地絡事故が発
生した場合の動作を説明するタイムチャートである。中
性点抵抗器NGRが高抵抗のときに低抵抗系送配電線に
地絡事故が発生した場合、地絡方向リレー67GFLは、
地絡事故が起こった時点A(図4(a) 参照)で発生する
微少な地絡電流に応動し、故障検出信号を発生する(図
4(b) 参照)。
【0022】そして、地絡過電圧リレー64Tにより母
線の零相電圧V0 をチェックし、一定値以上のV0 が現
れると一定時間後、中性点抵抗器NGRを低抵抗接地に
切り換える(図4(c) 時点B参照)。これにより、十分
大きな地絡電流が流れるので当該低抵抗系送配電線の地
絡方向リレー67GL が動作し(図4(d) 時点C参
照)、タイマーが時間Txをカウントした後、トリップ
信号を発生し(図4(e) 時点D参照)、回線を遮断す
る。
【0023】これにより、地絡方向リレー67GFLの故
障検出信号は消滅する(図4(b) 参照)。検出器11は
この故障検出信号の消滅を検出し、当該消滅時点より所
定時間T前の電流電圧データを取得する(図4(f) 参
照)。標定演算部14は、このセーブされた電流電圧デ
ータに基づき故障点標定演算を行い、その結果を出力す
る。
【0024】前記所定時間Tは、当該低抵抗接地系に地
絡故障が検出され、変圧器の中性点抵抗が高抵抗から低
抵抗に切り替わった後、当該第1の地絡方向リレーが故
障検出信号の消滅を検出するまでの時間Tm (図4(e)
参照)よりも長くない時間に設定されている。以上のよ
うに故障点標定装置FLは、地絡方向リレー67GFL
「故障検出信号」の消滅時点を基準にして、低抵抗接地
時の故障時点の、比較的波形の安定した電流電圧データ
を得ることができ、このデータに基づいて所定の故障点
標定演算を行うことができる。 <第2の実施形態>次に、第2の実施形態に係る故障点
標定システムを説明する。
【0025】この故障点標定システムの構成を図5に示
す。この故障点標定システムの構成が、第2の実施形態
に係る故障点標定システムの構成(図3)と異なるとこ
ろは、検出器11aが、地絡方向リレー67GFLの故障
検出信号の消滅時点を検出するのではなく、地絡方向リ
レー67GL のタイマーが時間Txをカウントした後、
トリップ信号を発生した時点を検出している点である。
【0026】図6は、第2の実施形態に係るタイムチャ
ートである。このタイムチャートによれば、検出器11
aは、地絡故障の発生後、中性点抵抗器NGRが低抵抗
接地に切り換わったことにより、低抵抗系送配電線の地
絡方向リレー67GL が動作しタイマーが時間Txをカ
ウントした後トリップ信号を発生した時点を検出し(図
5(e) 参照)、この検出時点より所定時間T前の電流電
圧データを取得しセーブしている(図5(f) 参照)。標
定演算部14は、このセーブされた電流電圧データに基
づき故障点標定演算を行い、その結果を出力する。
【0027】前記所定時間Tは、当該低抵抗接地系に地
絡故障が検出され、変圧器の中性点抵抗が高抵抗から低
抵抗に切り替わった後、低抵抗系送配電線の地絡方向リ
レー67GL が動作し、タイマーが時間Txをカウント
した後、トリップ信号を発生した時点までの時間Tm
(図5(e) 参照)よりも長くない時間に設定されてい
る。
【0028】したがって、この実施形態においても、故
障点標定装置FLは、トリップ信号を発生時点を基準に
して、低抵抗接地時の故障時点の、比較的波形の安定し
た電流電圧データを得ることができ、このデータに基づ
いて所定の故障点標定演算を行うことができる。なお、
本発明は、前記の実施形態に限られるものではなく、例
えば図1に示したもの以外に、分岐を有するT型、π型
などの他の形態の単回線送配電線系統にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の故障点標定システ
ムによれば、中性点抵抗を低抵抗接地に切り換えた後
の、信号対雑音比のよい安定した波形の電流電圧データ
を取得することができるので、当該電流電圧データに基
づいて、精度の高い故障点標定演算を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】高抵抗系の送配電線と低抵抗系の送配電線との
2種類が混在した単回線送配電系統に設置された故障点
標定システムを示す系統図である。
【図2】低抵抗系送配電線に地絡事故が発生した場合の
従来の動作を説明するタイムチャートである。
【図3】第1の実施形態に係る、故障点標定装置FLの
内部構成の示す概略ブロック図である。
【図4】第1の実施形態に係る、地絡方向リレーの故障
検出信号の消滅時点を検出し、当該消滅時点より所定時
間前に遡って電流電圧データを取得する動作を説明する
タイムチャートである。
【図5】第2の実施形態に係る、故障点標定装置FLの
内部構成の示す概略ブロック図である。
【図6】第2の実施形態に係る、地絡方向リレーのトリ
ップ信号の発生時点を検出し、当該発生時点より所定時
間前に遡って電流電圧データを取得する動作を説明する
タイムチャートである。
【符号の説明】
11,11a 検出器 12 レジスタ 14,14a 標定演算装置 67GFL (第1の)地絡方向リレー 67GL (第2の)地絡方向リレー CB 遮断器 CT 変流器 FL 故障点標定装置 NGR 中性点抵抗 Tx トリップリレー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送配電線に高抵抗系と低抵抗系との2種類
    が混在していて、母線に設置された変圧器の中性点抵抗
    が、高抵抗と低抵抗とで切替え可能となっている送配電
    系統の低抵抗接地系に設置される故障点標定システムで
    あって、 母線の電圧と低抵抗接地系の電流とに基づいて地絡故障
    を検出することにより故障点標定演算開始のタイミング
    を与える第1の地絡方向リレーと、 前記第1の地絡方向リレーの故障検出信号の消滅時点を
    検出し、当該消滅時点より所定時間T前の電流電圧デー
    タを取得し、当該電流電圧データに基づいて、故障点標
    定演算を行う故障点標定装置とを有し、 前記所定時間Tは、当該低抵抗接地系に地絡故障が検出
    され、変圧器の中性点抵抗が高抵抗から低抵抗に切り替
    わった後、前記第1の地絡方向リレーが故障検出信号の
    消滅を検出するまでの時間Tm よりも長くない時間に設
    定されていることを特徴とする故障点標定システム。
  2. 【請求項2】送配電線に高抵抗系と低抵抗系との2種類
    が混在していて、母線に設置された変圧器の中性点抵抗
    が、高抵抗と低抵抗とで切替え可能となっている送配電
    系統の低抵抗接地系に設置される故障点標定システムで
    あって、 母線の電圧と低抵抗接地系の電流とに基づいて地絡故障
    を検出することにより故障点標定演算開始のタイミング
    を与える第1の地絡方向リレーと、 母線の電圧と低抵抗接地系の電流とに基づいて地絡故障
    を検出することにより一定時間Tx後に当該始系統を遮
    断する遮断指令信号を与える第2の地絡方向リレーと、 前記第2の地絡方向リレーの遮断指令信号の発生時点を
    検出し、当該発生時点より所定時間T前の電流電圧デー
    タを取得し、当該電流電圧データに基づいて、故障点標
    定演算を行う故障点標定装置とを有し、 前記所定時間Tは、当該低抵抗接地系に地絡故障が検出
    され、変圧器の中性点抵抗が高抵抗から低抵抗に切り替
    わった後、前記第2の地絡方向リレーの遮断指令信号が
    発生するまでの時間Tm ′よりも長くない時間に設定さ
    れていることを特徴とする故障点標定システム。
JP8154436A 1996-06-14 1996-06-14 故障点標定システム Pending JPH102925A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106526415A (zh) * 2016-10-17 2017-03-22 国网福建省电力有限公司 一种小电流接地系统高阻接地故障选线方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106526415A (zh) * 2016-10-17 2017-03-22 国网福建省电力有限公司 一种小电流接地系统高阻接地故障选线方法

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