JPH1029251A - 糊付け装置 - Google Patents
糊付け装置Info
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- JPH1029251A JPH1029251A JP20321296A JP20321296A JPH1029251A JP H1029251 A JPH1029251 A JP H1029251A JP 20321296 A JP20321296 A JP 20321296A JP 20321296 A JP20321296 A JP 20321296A JP H1029251 A JPH1029251 A JP H1029251A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 糊ロ−ルの糊付けの両端の位置を紙の両端の
位置に完全に対応させると共に、糊ロ−ルの糊付け位置
からはみ出した糊を直ちに排除できるようにした糊付け
装置を提供する。 【解決手段】 糊ロ−ル１と、ドクタ−ロ−ル２と、糊
ロール面上の糊付け位置を規制する一対の糊ダム３４と
を設けた糊付け装置において、前記糊ロ−ル１の軸方向
に移動する一対の移動体３３と、糊ロール面に対向し
て、この移動体３３と一体的にそれぞれ移動する一対の
吸引口５１と、この吸引口５１とそれぞれ連通する一対
の吸引パイプ５２とを設け、紙の両端位置の検出信号に
基づいて前記一対の移動体３３をそれぞれ移動させて、
紙の両端位置に対応した糊ロ−ル面上の糊付け位置より
外側面にはみ出した付着糊を、前記吸引口５１でそれぞ
れ吸引排除するもの。
位置に完全に対応させると共に、糊ロ−ルの糊付け位置
からはみ出した糊を直ちに排除できるようにした糊付け
装置を提供する。 【解決手段】 糊ロ−ル１と、ドクタ−ロ−ル２と、糊
ロール面上の糊付け位置を規制する一対の糊ダム３４と
を設けた糊付け装置において、前記糊ロ−ル１の軸方向
に移動する一対の移動体３３と、糊ロール面に対向し
て、この移動体３３と一体的にそれぞれ移動する一対の
吸引口５１と、この吸引口５１とそれぞれ連通する一対
の吸引パイプ５２とを設け、紙の両端位置の検出信号に
基づいて前記一対の移動体３３をそれぞれ移動させて、
紙の両端位置に対応した糊ロ−ル面上の糊付け位置より
外側面にはみ出した付着糊を、前記吸引口５１でそれぞ
れ吸引排除するもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、糊付け装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、コルゲ−タ−の糊付け装
置において、糊ロ−ルの糊付けの両端の位置を、走行す
るライナ−又は中芯等の紙の、両端の位置に対応させる
方法として、光電管等で紙の両端の位置を検出し、この
信号によって一対の可逆回転電動機を駆動することによ
り、一対の糊ダムを移動させ、糊ロ−ルの糊付けの両端
の位置を、紙の両端の位置に対応させるものがあった
が、特に紙速度が速くなると、糊付けの両端の位置を紙
の両端の位置に完全に対応させる事が困難であった。そ
こで、この問題を改善するために、糊の粘度、紙の速度
が与える影響の実績にもとづいて、紙の両端の位置に対
し糊ダムの位置の補正を行う、特公昭６０−５８０１９
号公報に記載の装置や、光電管を複数個配置して紙の速
度により糊ダムの位置の補正を行う、実開平４−９４４
３３号公報に記載の装置などが考えられた。
置において、糊ロ−ルの糊付けの両端の位置を、走行す
るライナ−又は中芯等の紙の、両端の位置に対応させる
方法として、光電管等で紙の両端の位置を検出し、この
信号によって一対の可逆回転電動機を駆動することによ
り、一対の糊ダムを移動させ、糊ロ−ルの糊付けの両端
の位置を、紙の両端の位置に対応させるものがあった
が、特に紙速度が速くなると、糊付けの両端の位置を紙
の両端の位置に完全に対応させる事が困難であった。そ
こで、この問題を改善するために、糊の粘度、紙の速度
が与える影響の実績にもとづいて、紙の両端の位置に対
し糊ダムの位置の補正を行う、特公昭６０−５８０１９
号公報に記載の装置や、光電管を複数個配置して紙の速
度により糊ダムの位置の補正を行う、実開平４−９４４
３３号公報に記載の装置などが考えられた。
【０００３】しかしながら、通常、糊ロ−ルとドクタ−
ロ−ルとの間隙部の糊に生じる液圧は、ロ−ルの回転速
度により常に異なり、この液圧の変化によって、糊ロ−
ル面へ転移、付着された糊の糊ダムからのはみ出し幅は
変化する。また、紙の種類によって糊ロール面への糊の
転移量を変えるために、糊ロールとドクターロールとの
間隙は、常には一定でなく制御されるので、この点にお
いても糊の液圧は変化すると共に糊のはみ出し幅も変化
する。
ロ−ルとの間隙部の糊に生じる液圧は、ロ−ルの回転速
度により常に異なり、この液圧の変化によって、糊ロ−
ル面へ転移、付着された糊の糊ダムからのはみ出し幅は
変化する。また、紙の種類によって糊ロール面への糊の
転移量を変えるために、糊ロールとドクターロールとの
間隙は、常には一定でなく制御されるので、この点にお
いても糊の液圧は変化すると共に糊のはみ出し幅も変化
する。
【０００４】ところが、前記特公昭６０−５８０１９号
および実開平４−９４４３３号の双方の公報に開示され
ている装置はいずれも、このような糊の液圧変化に起因
する糊ダムからの糊のはみ出し幅については、何ら配慮
が払われておらず、従って、糊ロールの糊付けの両端の
位置と紙の両端の位置とを、完全に一致させるには至っ
ていなかった。また、前記特公昭６０−５８０１９号公
報による装置においては、糊の粘度の実績に基づくデー
タについても考慮はなされているが、装置において糊の
使用中、その粘度は常に微妙に変化するものであり、現
実的には、粘度に関係する総てのデータを事前に取っ
て、このデータに基づきながら装置を制御することは極
めて困難である。従って、この公報の記載においても、
粘度については、せいぜい三段階のデータについて記載
してあるのみであって、どのような粘度の場合であって
も、糊ロールの糊付けの両端の位置と紙の両端の位置と
を完全に対応させることはできない上に、この装置にお
ける制御は複雑となってくる。さらに、前記実開平４−
９４４３３号公報による装置の場合には、糊ロールの周
速度を数段階に分け、これに対応させて、数段階に設け
た光電管を作動させて糊ダムの位置を決めるようにして
いるのみであって、どのような周速度の場合であって
も、糊ロールの糊付けの両端の位置と紙の両端の位置と
を完全に対応させることはできず、制御装置が複雑とな
る。
および実開平４−９４４３３号の双方の公報に開示され
ている装置はいずれも、このような糊の液圧変化に起因
する糊ダムからの糊のはみ出し幅については、何ら配慮
が払われておらず、従って、糊ロールの糊付けの両端の
位置と紙の両端の位置とを、完全に一致させるには至っ
ていなかった。また、前記特公昭６０−５８０１９号公
報による装置においては、糊の粘度の実績に基づくデー
タについても考慮はなされているが、装置において糊の
使用中、その粘度は常に微妙に変化するものであり、現
実的には、粘度に関係する総てのデータを事前に取っ
て、このデータに基づきながら装置を制御することは極
めて困難である。従って、この公報の記載においても、
粘度については、せいぜい三段階のデータについて記載
してあるのみであって、どのような粘度の場合であって
も、糊ロールの糊付けの両端の位置と紙の両端の位置と
を完全に対応させることはできない上に、この装置にお
ける制御は複雑となってくる。さらに、前記実開平４−
９４４３３号公報による装置の場合には、糊ロールの周
速度を数段階に分け、これに対応させて、数段階に設け
た光電管を作動させて糊ダムの位置を決めるようにして
いるのみであって、どのような周速度の場合であって
も、糊ロールの糊付けの両端の位置と紙の両端の位置と
を完全に対応させることはできず、制御装置が複雑とな
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、糊ロ−ルの
糊付けの両端の位置を紙の両端の位置に完全に対応させ
る、簡単な制御による装置を備えた、糊付け装置を提供
するものである。また、本発明は、糊ロ−ルの糊付け位
置からはみ出した糊を直ちに排除できるようにした装置
を備えた、糊付け装置を提供するものである。
糊付けの両端の位置を紙の両端の位置に完全に対応させ
る、簡単な制御による装置を備えた、糊付け装置を提供
するものである。また、本発明は、糊ロ−ルの糊付け位
置からはみ出した糊を直ちに排除できるようにした装置
を備えた、糊付け装置を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明糊付け装置は、上
記目的を達成するため、糊ロ−ルと、ドクタ−ロ−ル
と、糊ロール面上の糊付け位置を規制する一対の糊ダム
とを設けた糊付け装置において、前記糊ロ−ルの軸方向
に移動する一対の移動体と、糊ロール面に対向して、前
記一対の移動体と一体的にそれぞれ移動する一対の吸引
口と、前記一対の吸引口とそれぞれ連通する一対の吸引
パイプとを設け、紙の両端位置の検出信号に基づいて、
前記一対の移動体をそれぞれ移動させて、紙の両端位置
に対応した糊ロ−ル面上の糊付け位置より外側面にはみ
出した付着糊を、前記一対の吸引口でそれぞれ吸引排除
するものである。
記目的を達成するため、糊ロ−ルと、ドクタ−ロ−ル
と、糊ロール面上の糊付け位置を規制する一対の糊ダム
とを設けた糊付け装置において、前記糊ロ−ルの軸方向
に移動する一対の移動体と、糊ロール面に対向して、前
記一対の移動体と一体的にそれぞれ移動する一対の吸引
口と、前記一対の吸引口とそれぞれ連通する一対の吸引
パイプとを設け、紙の両端位置の検出信号に基づいて、
前記一対の移動体をそれぞれ移動させて、紙の両端位置
に対応した糊ロ−ル面上の糊付け位置より外側面にはみ
出した付着糊を、前記一対の吸引口でそれぞれ吸引排除
するものである。
【０００７】本発明において、吸引口は、糊ロール面に
正規の位置よりはみ出して付着した糊を吸引排除するも
のであれば、その構造及び形状はいかなるものでもよ
い。また、紙の両端の位置に対応した位置に移動する吸
引口は、ダムを移動させる移動体に一体的に取り付けて
もよいし、ダムを移動させる移動体とは別に設けた移動
体に一体的に取り付けてもよい。
正規の位置よりはみ出して付着した糊を吸引排除するも
のであれば、その構造及び形状はいかなるものでもよ
い。また、紙の両端の位置に対応した位置に移動する吸
引口は、ダムを移動させる移動体に一体的に取り付けて
もよいし、ダムを移動させる移動体とは別に設けた移動
体に一体的に取り付けてもよい。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態が、図１、図
２及び図３に示されている。本発明例のシングルフェー
サの糊付装置は、糊ロール１、ドクターロール２、糊ダ
ム装置３、糊槽４及び糊ロール補助装置５からなってい
る。糊ロール１及びドクターロール２は、公知であるの
で詳細説明は省略する。糊ダム装置３は、本例では、中
芯紙６の両端の位置を検出する一対の光電管３１と、光
電管３１により検出された信号により駆動される一対の
可逆回転電動機３２と、前記可逆回転電動機３２をそれ
ぞれ固定している一対の移動体３３と、前記移動体３３
と軸受を介して回転可能に嵌入され、後記ねじ軸３５に
螺合している可動部材３９と、機械本体に回動不能に固
定されたねじ軸３５と、前記一対の可逆回転電動機３２
の駆動軸にそれぞれ取り付けられた、一対のスプロケッ
トホイール３８と、前記一対の可動部材３９にそれぞれ
取り付けられた、一対のスプロケットホイール３７と、
一対のスプロケットホイール３７、３８に回動可能に噛
合している一対のチェイン３６と、前記一対の移動体３
３にそれぞれ取り付けられている、一対の糊ダム３４と
からなっている。糊ロール補助装置５は、糊ロール面１
２に対向させて両側の糊ロール付着糊７を吸引して排除
できるようにした一対の吸引口５１と、それぞれの吸引
口５１に連通した一対の吸引パィプ５２と、吸引パイプ
５２を取り付けて支持すると共に糊ダム装置３の前記移
動体３３に一体的に取り付けた、支持体５３とからなっ
ている。なお、６は中芯紙、８は上段ロール、９は下段
ロール、１０は圧力ロール、１１はライナー紙であっ
て、これらで構成されるシングルフェーサおよびその作
用は公知であるので詳細説明は省略する。
２及び図３に示されている。本発明例のシングルフェー
サの糊付装置は、糊ロール１、ドクターロール２、糊ダ
ム装置３、糊槽４及び糊ロール補助装置５からなってい
る。糊ロール１及びドクターロール２は、公知であるの
で詳細説明は省略する。糊ダム装置３は、本例では、中
芯紙６の両端の位置を検出する一対の光電管３１と、光
電管３１により検出された信号により駆動される一対の
可逆回転電動機３２と、前記可逆回転電動機３２をそれ
ぞれ固定している一対の移動体３３と、前記移動体３３
と軸受を介して回転可能に嵌入され、後記ねじ軸３５に
螺合している可動部材３９と、機械本体に回動不能に固
定されたねじ軸３５と、前記一対の可逆回転電動機３２
の駆動軸にそれぞれ取り付けられた、一対のスプロケッ
トホイール３８と、前記一対の可動部材３９にそれぞれ
取り付けられた、一対のスプロケットホイール３７と、
一対のスプロケットホイール３７、３８に回動可能に噛
合している一対のチェイン３６と、前記一対の移動体３
３にそれぞれ取り付けられている、一対の糊ダム３４と
からなっている。糊ロール補助装置５は、糊ロール面１
２に対向させて両側の糊ロール付着糊７を吸引して排除
できるようにした一対の吸引口５１と、それぞれの吸引
口５１に連通した一対の吸引パィプ５２と、吸引パイプ
５２を取り付けて支持すると共に糊ダム装置３の前記移
動体３３に一体的に取り付けた、支持体５３とからなっ
ている。なお、６は中芯紙、８は上段ロール、９は下段
ロール、１０は圧力ロール、１１はライナー紙であっ
て、これらで構成されるシングルフェーサおよびその作
用は公知であるので詳細説明は省略する。
【０００９】従って、前記一対の可逆回転電動機３２の
駆動軸のそれぞれの回転によって、固定されたねじ軸３
５に螺合する一対の移動体３３の、それぞれの可動部材
３９が回転して左右いずれかの方向へ移動し、この時、
一対の移動体３３の移動と一緒に、それぞれ取り付けた
糊ダム３４は移動する。一対の糊ダム３４のそれぞれの
移動によって糊槽４内の糊の幅と位置が規制される。一
対の移動体３３に一対の吸引口５１及び一対の糊ダム３
４が取り付けられてあり、前記一対の光電管３１が紙の
両端位置を検出し、その信号によって、前記一対の可逆
回転電動機３２が駆動され、一対の吸引口５１の内側及
び一対の糊ダム３４は、紙の両端の位置に対応する位置
に移動する。前記一対の吸引口５１は、内側が前記紙の
両端の位置に対応する位置７１で前記糊ロール１に対向
して設けてあるので、前記紙の両端の位置に対応する位
置７１より外側にはみ出した糊７２を、一対の前記吸引
パイプ５２を経由して吸引排除することにより、前記糊
ロール１の糊付けの両端位置を紙の両端の位置に対応さ
せることができる。 なお、吸引口５１を糊ロール面１
１に当接させて、外側にはみ出した糊７２をかき取るよ
うにすれば、より能率よく排除できる。
駆動軸のそれぞれの回転によって、固定されたねじ軸３
５に螺合する一対の移動体３３の、それぞれの可動部材
３９が回転して左右いずれかの方向へ移動し、この時、
一対の移動体３３の移動と一緒に、それぞれ取り付けた
糊ダム３４は移動する。一対の糊ダム３４のそれぞれの
移動によって糊槽４内の糊の幅と位置が規制される。一
対の移動体３３に一対の吸引口５１及び一対の糊ダム３
４が取り付けられてあり、前記一対の光電管３１が紙の
両端位置を検出し、その信号によって、前記一対の可逆
回転電動機３２が駆動され、一対の吸引口５１の内側及
び一対の糊ダム３４は、紙の両端の位置に対応する位置
に移動する。前記一対の吸引口５１は、内側が前記紙の
両端の位置に対応する位置７１で前記糊ロール１に対向
して設けてあるので、前記紙の両端の位置に対応する位
置７１より外側にはみ出した糊７２を、一対の前記吸引
パイプ５２を経由して吸引排除することにより、前記糊
ロール１の糊付けの両端位置を紙の両端の位置に対応さ
せることができる。 なお、吸引口５１を糊ロール面１
１に当接させて、外側にはみ出した糊７２をかき取るよ
うにすれば、より能率よく排除できる。
【００１０】本発明の実施の形態では、一対の糊ダム３
４に一体化した前記一対の移動体３３を介して前記一対
の吸引口５１の位置が制御されているが、糊ダム装置３
の一対の移動体３３と別の一対の移動体を設けて、これ
に吸引口５１を取り付け、紙の両端位置の検出信号に基
づいて、この別の一対の移動体をそれぞれ移動させるこ
とによって、一対の吸引口のそれぞれを、紙の両端位置
に対応する位置に移動させるようにしてもよい。なお、
糊ダムや移動体を移動させる機構は、前記の実施の形態
に限定されるものではなく、前記特公昭６０−５８０１
９号や実開平４−９４４３３号の公報に記載の従来の移
動機構等のようなものであってもよい。
４に一体化した前記一対の移動体３３を介して前記一対
の吸引口５１の位置が制御されているが、糊ダム装置３
の一対の移動体３３と別の一対の移動体を設けて、これ
に吸引口５１を取り付け、紙の両端位置の検出信号に基
づいて、この別の一対の移動体をそれぞれ移動させるこ
とによって、一対の吸引口のそれぞれを、紙の両端位置
に対応する位置に移動させるようにしてもよい。なお、
糊ダムや移動体を移動させる機構は、前記の実施の形態
に限定されるものではなく、前記特公昭６０−５８０１
９号や実開平４−９４４３３号の公報に記載の従来の移
動機構等のようなものであってもよい。
【００１１】
【発明の効果】本発明によれば、糊ロールの周速度、糊
の粘度や液圧等が変化したとしても、吸引口を紙の両端
位置に対応した位置で糊ロール面に対向させておくのみ
で、紙の両端の位置に対応した糊付けの両端の位置から
はみ出した、糊ロール面上の糊を確実にそして直ちに吸
引排除することができるので、紙の幅と位置に対応した
糊ロール面上のみに極めて正確に糊を付着することがで
きる。また、本発明の装置は簡単に、安価に製作できる
と共に、糊ロールの周速度、糊の粘度や液圧の変化に対
応するための複雑な糊ダム位置補正制御装置が不要とな
る。
の粘度や液圧等が変化したとしても、吸引口を紙の両端
位置に対応した位置で糊ロール面に対向させておくのみ
で、紙の両端の位置に対応した糊付けの両端の位置から
はみ出した、糊ロール面上の糊を確実にそして直ちに吸
引排除することができるので、紙の幅と位置に対応した
糊ロール面上のみに極めて正確に糊を付着することがで
きる。また、本発明の装置は簡単に、安価に製作できる
と共に、糊ロールの周速度、糊の粘度や液圧の変化に対
応するための複雑な糊ダム位置補正制御装置が不要とな
る。
【図１】本発明の概略を示す側面図である。
【図２】図１を正面からみたときの説明図である。
【図３】図１の糊ダム駆動機構の説明図である。
１ 糊ロール １２ 糊ロール面 ２ ドクターロール ３ 糊ダム装置 ３３ 移動体 ３４ 糊ダム ５１ 吸引口 ５２ 吸引パイプ ７１ 糊ロール面上の紙の両端の位置に対応する位置 ７２ 紙の両端の位置に対応する位置より外側にはみ出
した糊
した糊
Claims (1)
- 【請求項１】 糊ロ−ルと、ドクタ−ロ−ルと、糊ロー
ル面上の糊付け位置を規制する一対の糊ダムとを設けた
糊付け装置において、前記糊ロ−ルの軸方向に移動する
一対の移動体と、糊ロール面に対向して、前記一対の移
動体と一体的にそれぞれ移動する一対の吸引口と、前記
一対の吸引口とそれぞれ連通する一対の吸引パイプとを
設け、紙の両端位置の検出信号に基づいて、前記一対の
移動体をそれぞれ移動させて、紙の両端位置に対応した
糊ロ−ル面上の糊付け位置より外側面にはみ出した付着
糊を、前記一対の吸引口でそれぞれ吸引排除することを
特徴とする糊付け装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8203212A JP2887473B2 (ja) | 1996-07-13 | 1996-07-13 | 糊付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8203212A JP2887473B2 (ja) | 1996-07-13 | 1996-07-13 | 糊付け装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1029251A true JPH1029251A (ja) | 1998-02-03 |
| JP2887473B2 JP2887473B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=16470329
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8203212A Expired - Fee Related JP2887473B2 (ja) | 1996-07-13 | 1996-07-13 | 糊付け装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2887473B2 (ja) |
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| JP2011212919A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery Ltd | 段ボール製造装置の糊付方法及び装置 |
| JP2014012260A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-23 | Fujifilm Corp | 塗布装置及び塗布方法 |
| WO2014080685A1 (ja) * | 2012-11-26 | 2014-05-30 | 三菱重工印刷紙工機械株式会社 | ウェブの糊付装置及び糊付方法並びに段ボールシートの製造装置 |
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| JPH0494433U (ja) * | 1990-12-26 | 1992-08-17 |
-
1996
- 1996-07-13 JP JP8203212A patent/JP2887473B2/ja not_active Expired - Fee Related
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