JPH10291056A - 浸漬ノズルと連続鋳造粉末とにより特に溶鋼からスラブを連続鋳造するための振動鋳型 - Google Patents
浸漬ノズルと連続鋳造粉末とにより特に溶鋼からスラブを連続鋳造するための振動鋳型Info
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- JPH10291056A JPH10291056A JP10063497A JP6349798A JPH10291056A JP H10291056 A JPH10291056 A JP H10291056A JP 10063497 A JP10063497 A JP 10063497A JP 6349798 A JP6349798 A JP 6349798A JP H10291056 A JPH10291056 A JP H10291056A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/04—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into open-ended moulds
- B22D11/0408—Moulds for casting thin slabs
-
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 浸漬ノズルと連続鋳造粉末とにより特に溶鋼
からスラブを連続鋳造するための振動鋳型を提供するこ
と 【解決手段】振動鋳型において内方の流動断面8.4、
壁厚8.5、出口断面8.3.1、幅8.6と厚み8.
2.1を有する外方断面形8.1とを備えている浸漬ノ
ズル8;広幅側板1の線状であり、鋳型全長にわたって
平坦であり、中心対称的でありかつ凹状である形状1.
1;運動自在な幅狭側1.3;および中心対称的であり
かつ付加的に広幅側に設けられ、浸漬ノズル8の外方断
面形8.1に少なくとも鋳込みレベル領域6に相当しか
つ鋳型出口の方向で少なくとも部分的に形状退行されて
いるホッパー5とを備えている
からスラブを連続鋳造するための振動鋳型を提供するこ
と 【解決手段】振動鋳型において内方の流動断面8.4、
壁厚8.5、出口断面8.3.1、幅8.6と厚み8.
2.1を有する外方断面形8.1とを備えている浸漬ノ
ズル8;広幅側板1の線状であり、鋳型全長にわたって
平坦であり、中心対称的でありかつ凹状である形状1.
1;運動自在な幅狭側1.3;および中心対称的であり
かつ付加的に広幅側に設けられ、浸漬ノズル8の外方断
面形8.1に少なくとも鋳込みレベル領域6に相当しか
つ鋳型出口の方向で少なくとも部分的に形状退行されて
いるホッパー5とを備えている
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、浸漬ノズルと鋳造
粉末とにより特に鋼材からスラブを連続鋳造するための
振動鋳型に関する。
粉末とにより特に鋼材からスラブを連続鋳造するための
振動鋳型に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造は、特に20mmから250m
m、特に40mmから150mmの厚み範囲のサイズ
(薄スラブ)と500mmから3,300mm、特に5
00mmから1,800mm間幅サイズで最高10m/
分の鋳造速度で行われる。従来公知のホッパー或いはト
ラフを介して鋳込みレベル領域内に開口している公知の
スラブ用鋳型もしくは薄スラブ用鋳型は、利点につけ或
いは欠点につけ以下に述べるような群に分けられる。
m、特に40mmから150mmの厚み範囲のサイズ
(薄スラブ)と500mmから3,300mm、特に5
00mmから1,800mm間幅サイズで最高10m/
分の鋳造速度で行われる。従来公知のホッパー或いはト
ラフを介して鋳込みレベル領域内に開口している公知の
スラブ用鋳型もしくは薄スラブ用鋳型は、利点につけ或
いは欠点につけ以下に述べるような群に分けられる。
【0003】ドイツ連邦共和国特許第887 990号
公報には、長方形の鋳型出口を備えたホッパー型鋳型が
開示されている。このホッパー型鋳型は成形体から成
り、広幅側に無関係な幅狭側を備えていない。この鋳型
は、幅狭側のテーパが連続鋳造速度と鋼材の品質が異な
っている際に、幅方向でビレットの収縮寸法に鋳型高さ
にわたって適合すること、および異なった幅のビレット
を鋳造することを許容しない。このことからビレット凝
固シエルが鋳型内にとどまってしまう危険が生じ、これ
により搬出の際のビレット凝固シエルのわれを招く。
公報には、長方形の鋳型出口を備えたホッパー型鋳型が
開示されている。このホッパー型鋳型は成形体から成
り、広幅側に無関係な幅狭側を備えていない。この鋳型
は、幅狭側のテーパが連続鋳造速度と鋼材の品質が異な
っている際に、幅方向でビレットの収縮寸法に鋳型高さ
にわたって適合すること、および異なった幅のビレット
を鋳造することを許容しない。このことからビレット凝
固シエルが鋳型内にとどまってしまう危険が生じ、これ
により搬出の際のビレット凝固シエルのわれを招く。
【0004】ドイツ連邦共和国特許第34 00 22
0号公報には、広幅側壁と幅狭側壁とを備えているホッ
パー型鋳型が開示されており、このホッパー型鋳型にあ
ってはホッパー状の鋳込み領域の側方に平行な領域が存
在しており、この領域は少なくとも鋳造される帯鋼或い
は薄スラブの厚みに相当する。この鋳型により上記のド
イツ連邦共和国特許第887 990号公報に開示の鋳
型の欠点が排除される。
0号公報には、広幅側壁と幅狭側壁とを備えているホッ
パー型鋳型が開示されており、このホッパー型鋳型にあ
ってはホッパー状の鋳込み領域の側方に平行な領域が存
在しており、この領域は少なくとも鋳造される帯鋼或い
は薄スラブの厚みに相当する。この鋳型により上記のド
イツ連邦共和国特許第887 990号公報に開示の鋳
型の欠点が排除される。
【0005】日本国特開昭58−86906号には、浸
漬ノズルの形状に関係なく凹状に形成されており、かつ
鋳型出口に残存テーパを備えている鋳型が開示れてい
る。鋳型全長にわたるテーパの形状退行(Ruecknahme)は
鋳型幅全体にわたるスラブの収縮よりも大きく、従って
幅狭側のテーパは不利とされており、鋳型出口にけるビ
レット幅は鋳込みレベル領域内におけるよりも大きい。
更に、この構成はビレット幅全体にわたる均一なスラグ
形成を保証しない。何故なら、鋳込みレベル領域内の有
効ビレットの厚みが鋳造粉末の溶融に関して一様ではな
いからである。この不一様なスラグ形成はドイツ連邦共
和国特許第36 27 991号による発明にあっても
認められる。
漬ノズルの形状に関係なく凹状に形成されており、かつ
鋳型出口に残存テーパを備えている鋳型が開示れてい
る。鋳型全長にわたるテーパの形状退行(Ruecknahme)は
鋳型幅全体にわたるスラブの収縮よりも大きく、従って
幅狭側のテーパは不利とされており、鋳型出口にけるビ
レット幅は鋳込みレベル領域内におけるよりも大きい。
更に、この構成はビレット幅全体にわたる均一なスラグ
形成を保証しない。何故なら、鋳込みレベル領域内の有
効ビレットの厚みが鋳造粉末の溶融に関して一様ではな
いからである。この不一様なスラグ形成はドイツ連邦共
和国特許第36 27 991号による発明にあっても
認められる。
【0006】ドイツ連邦共和国特許第41 31 82
9号公報にあっては、4板型薄スラブ用鋳型が開示され
ている。この鋳型は最も小さいスラブ幅の領域内で凹状
に形成されている。この開口は鋳込みレベル領域とスラ
ブ中央にあって1,000mmのスラブ幅当たり最高1
2mmである。この鋳型の形状は、鋳型広幅領域と浸漬
管の領域−この領域は浸漬管の外部の領域に対して極め
て幅狭に(最大2×0,25スラブ幅+12mmに)形
成されているに過ぎない−内で、鋳込みスラグの欠乏並
びに新鮮な溶鋼の欠如が生じ、このことは高い熱流れと
収縮挙動並びにビレット凝固シエルと浸漬ノズル間の過
冷却と橋絡形成を招くと言う欠点を有している。これら
の欠点はスラブ中央を中心とした領域内でスラブ表面に
縦われ発生を招く。
9号公報にあっては、4板型薄スラブ用鋳型が開示され
ている。この鋳型は最も小さいスラブ幅の領域内で凹状
に形成されている。この開口は鋳込みレベル領域とスラ
ブ中央にあって1,000mmのスラブ幅当たり最高1
2mmである。この鋳型の形状は、鋳型広幅領域と浸漬
管の領域−この領域は浸漬管の外部の領域に対して極め
て幅狭に(最大2×0,25スラブ幅+12mmに)形
成されているに過ぎない−内で、鋳込みスラグの欠乏並
びに新鮮な溶鋼の欠如が生じ、このことは高い熱流れと
収縮挙動並びにビレット凝固シエルと浸漬ノズル間の過
冷却と橋絡形成を招くと言う欠点を有している。これら
の欠点はスラブ中央を中心とした領域内でスラブ表面に
縦われ発生を招く。
【0007】ドイツ連邦共和国特許第44 03 04
5号公報とドイツ連邦共和国特許第44 03 050
号公報には凹状鋳型形状が開示されているが、これらの
公報は凹状鋳型形状と外方および内方浸漬ノズル形状間
の関連に関しては何等示唆を与えていない。これらの形
状相互間の最適化がなされていないと言うことは、鋳型
幅と鋳型高さにわたる熱の流れ並びに鋳込みレベル領域
内および下方における溶鋼の流れ−これはまた縦われの
形成の危険を促す−に支障を来す。
5号公報とドイツ連邦共和国特許第44 03 050
号公報には凹状鋳型形状が開示されているが、これらの
公報は凹状鋳型形状と外方および内方浸漬ノズル形状間
の関連に関しては何等示唆を与えていない。これらの形
状相互間の最適化がなされていないと言うことは、鋳型
幅と鋳型高さにわたる熱の流れ並びに鋳込みレベル領域
内および下方における溶鋼の流れ−これはまた縦われの
形成の危険を促す−に支障を来す。
【0008】ヨーロッパ公開特許第0 109 357
号公報には、凹状鋳型形状を選択する際に浸漬ノズルも
浸漬管も何等考慮されていない。更に、この発明にあっ
ては、電磁石による磁界を使用してアルミニウムを鋳造
するための鋳型が主題である。即ち、ビレットは凝固シ
エルの形成の際鋳型とは接触しない。更に、鋳造粉末は
使用されておらず、従って鋳型は振動しない。更に、鋳
造は連続的に行われず、鋼塊鋳造の様式で行なわれる。
号公報には、凹状鋳型形状を選択する際に浸漬ノズルも
浸漬管も何等考慮されていない。更に、この発明にあっ
ては、電磁石による磁界を使用してアルミニウムを鋳造
するための鋳型が主題である。即ち、ビレットは凝固シ
エルの形成の際鋳型とは接触しない。更に、鋳造粉末は
使用されておらず、従って鋳型は振動しない。更に、鋳
造は連続的に行われず、鋼塊鋳造の様式で行なわれる。
【0009】これらの薄スラブ用鋳型以外になお、例え
ば200mm×200mmの長方形の形状の古典的なス
ラブ用鋳型を用いている例がある。鋳造速度が最大2m
/分にすぎず、そして熱の流れとこれに伴う収縮率が約
1MW/m2 で、かつ約1%あるにすぎないことは別と
して、この標準鋳型システムは、ビレット凝固シエルと
鋳型間に存在しているスラグ層の厚みが例えば1から2
mm厚みと比較的厚いにもかかわらず以下に述べるよう
な欠点を有している。即ち、 ・浸漬管の領域内のビレット幅のわたって不均一なスラ
グが形成されること、 ・浸漬管の傍らの領域に比して浸漬ノズル領域内におい
て鋼が過冷却されること、 ・鋳型形状が並列であることによる、特に幅広なスラブ
形状の際の水平方向でビレット凝固シエルの収縮が妨げ
られること、 である。
ば200mm×200mmの長方形の形状の古典的なス
ラブ用鋳型を用いている例がある。鋳造速度が最大2m
/分にすぎず、そして熱の流れとこれに伴う収縮率が約
1MW/m2 で、かつ約1%あるにすぎないことは別と
して、この標準鋳型システムは、ビレット凝固シエルと
鋳型間に存在しているスラグ層の厚みが例えば1から2
mm厚みと比較的厚いにもかかわらず以下に述べるよう
な欠点を有している。即ち、 ・浸漬管の領域内のビレット幅のわたって不均一なスラ
グが形成されること、 ・浸漬管の傍らの領域に比して浸漬ノズル領域内におい
て鋼が過冷却されること、 ・鋳型形状が並列であることによる、特に幅広なスラブ
形状の際の水平方向でビレット凝固シエルの収縮が妨げ
られること、 である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の根底をなす課
題は、或る浸漬ノズルにあって −鋳込み能力(鋳造速度) −内方および外方形状 −流動断面 −流出開口の大きさと配設 および −壁厚(最大鋳造時間、連続して鋳造〔二個以上の取鍋
を続けて連続して鋳造〕する際の溶鋼の数)に関して、
以下の要件、即ち −スラブ幅全体にわたる均一なスラグ形成、 −均一かつ鎮静な溶鋼運動 −スラブ幅全体にわたるビレット凝固シエルの摩擦の少
ないかつ均一な収縮 −鋳型による幅の異なるスラブの(大きな調節領域で
の)鋳造 −制御による、また調整にもよる幅狭側の異なる円錐形
の配設の調節 が充足されるように、この浸漬ノズルを構成することで
ある。
題は、或る浸漬ノズルにあって −鋳込み能力(鋳造速度) −内方および外方形状 −流動断面 −流出開口の大きさと配設 および −壁厚(最大鋳造時間、連続して鋳造〔二個以上の取鍋
を続けて連続して鋳造〕する際の溶鋼の数)に関して、
以下の要件、即ち −スラブ幅全体にわたる均一なスラグ形成、 −均一かつ鎮静な溶鋼運動 −スラブ幅全体にわたるビレット凝固シエルの摩擦の少
ないかつ均一な収縮 −鋳型による幅の異なるスラブの(大きな調節領域で
の)鋳造 −制御による、また調整にもよる幅狭側の異なる円錐形
の配設の調節 が充足されるように、この浸漬ノズルを構成することで
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、浸漬ノズルと連続鋳造粉末とにより、特に溶鋼から
スラブを連続鋳造するための振動鋳型において、以下の
構成、即ち以下の要件、即ち ・内方の流動断面、 ・壁厚 ・出口断面、 および ・幅と厚みを有する外方断面形 とを備えている浸漬ノズル、 ・広幅側板の線状であり、鋳型全長にわたって平坦であ
り、中心対称的でありかつ凹状である形状、 ・運動自在な幅狭側、 ・中心対称的でありかつ付加的に広幅側に設けられ、浸
漬ノズルの外方断面形に少なくとも鋳込みレベル領域に
相当しかつ鋳型出口の方向で少なくとも部分的に形状退
行されているホッパーとを備えていること によって解決される。
り、浸漬ノズルと連続鋳造粉末とにより、特に溶鋼から
スラブを連続鋳造するための振動鋳型において、以下の
構成、即ち以下の要件、即ち ・内方の流動断面、 ・壁厚 ・出口断面、 および ・幅と厚みを有する外方断面形 とを備えている浸漬ノズル、 ・広幅側板の線状であり、鋳型全長にわたって平坦であ
り、中心対称的でありかつ凹状である形状、 ・運動自在な幅狭側、 ・中心対称的でありかつ付加的に広幅側に設けられ、浸
漬ノズルの外方断面形に少なくとも鋳込みレベル領域に
相当しかつ鋳型出口の方向で少なくとも部分的に形状退
行されているホッパーとを備えていること によって解決される。
【0012】本発明の他の有利な構成は、特許請求の範
囲の請求項2から15に記載した。上記の本発明による
構成は、鋳型の形式が、例えば垂直型鋳型、垂直湾曲型
鋳型或いはアーチ型鋳型であるかに関係なく、どのよう
な鋳型にも適応可能である。以下に添付した図面に図示
した発明の実施の形態につき本発明を詳細に説明する。
囲の請求項2から15に記載した。上記の本発明による
構成は、鋳型の形式が、例えば垂直型鋳型、垂直湾曲型
鋳型或いはアーチ型鋳型であるかに関係なく、どのよう
な鋳型にも適応可能である。以下に添付した図面に図示
した発明の実施の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を創意工夫するためになさ
れた多くの試行と集積された多くの鋳造経験により、例
えば最高24時間にわたる長時間の所望の鋳造時間と最
高10m/分の鋳造速度により、欠陥のないビレット表
面が得られるように、溶鋼氾濫を伴うことのない鋳造と
連続した鋳造(二個以上の取鍋から続けて連続して行う
鋳造)を行うには、鋳型の形状が浸漬ノズルの方案/形
態(形状)との組合せにより所望の鋳造能力にとって極
めて重要なものとなることが分かった。
れた多くの試行と集積された多くの鋳造経験により、例
えば最高24時間にわたる長時間の所望の鋳造時間と最
高10m/分の鋳造速度により、欠陥のないビレット表
面が得られるように、溶鋼氾濫を伴うことのない鋳造と
連続した鋳造(二個以上の取鍋から続けて連続して行う
鋳造)を行うには、鋳型の形状が浸漬ノズルの方案/形
態(形状)との組合せにより所望の鋳造能力にとって極
めて重要なものとなることが分かった。
【0014】図1から図4には本発明をその特徴に倣っ
て例示した。鋳型広幅側1は中心軸線2に対して対称的
で、凹状でかつ線状である、もしくは平坦な形状1.1
を全鋳型高さ3にわたって備えている。凹状でかつ線状
のこの形状は鋳型広幅側調節の領域を経て、鋳込みレベ
ル領域6内のホッパー5の縁部5.1と鋳型7の上縁部
にまで延在している。鋳型1.2の菱形の形状に相当す
る形状の、この凹状でかつ平坦な開口は、長方形鋳型に
比して幅狭側1.3の厚みの或いは幅狭側の領域内の鋳
込み厚さの最大約4%に相当する。
て例示した。鋳型広幅側1は中心軸線2に対して対称的
で、凹状でかつ線状である、もしくは平坦な形状1.1
を全鋳型高さ3にわたって備えている。凹状でかつ線状
のこの形状は鋳型広幅側調節の領域を経て、鋳込みレベ
ル領域6内のホッパー5の縁部5.1と鋳型7の上縁部
にまで延在している。鋳型1.2の菱形の形状に相当す
る形状の、この凹状でかつ平坦な開口は、長方形鋳型に
比して幅狭側1.3の厚みの或いは幅狭側の領域内の鋳
込み厚さの最大約4%に相当する。
【0015】最適な幅調節とテーパ調整とを保証するた
めに、鋳型広幅側1は液圧による位置調整と動力調整と
により、幅狭側1.3方向に接近させられる。鋳込みレ
ベル領域内におけるホッパー5の形状5.2は浸漬ノズ
ル8の形状8.1に相当し、半分の浸漬ノズル厚み8.
2の特に140%、もしくは浸漬ノズル厚み8.2.1
の70%の開口5.3を有している。
めに、鋳型広幅側1は液圧による位置調整と動力調整と
により、幅狭側1.3方向に接近させられる。鋳込みレ
ベル領域内におけるホッパー5の形状5.2は浸漬ノズ
ル8の形状8.1に相当し、半分の浸漬ノズル厚み8.
2の特に140%、もしくは浸漬ノズル厚み8.2.1
の70%の開口5.3を有している。
【0016】浸漬ノズル自体は、所望の最大鋳造時間
(例えば24時間の連続した鋳造)と例えば5t/分の
鋳造速度〔鋳造能力〕(t/分)と、これらの条件と関
連した開口断面8.3.1を備えた浸漬ノズル開口8.
3における例えば1m/秒の最適な流動速度によって条
件付けられはするが、例えば9.000mm2 の所望の
内方流動断面8.4、例えば30mmの所望の浸漬ノズ
ル壁厚と例えば7.000mm2 の開口断面8.3.1
を有している。
(例えば24時間の連続した鋳造)と例えば5t/分の
鋳造速度〔鋳造能力〕(t/分)と、これらの条件と関
連した開口断面8.3.1を備えた浸漬ノズル開口8.
3における例えば1m/秒の最適な流動速度によって条
件付けられはするが、例えば9.000mm2 の所望の
内方流動断面8.4、例えば30mmの所望の浸漬ノズ
ル壁厚と例えば7.000mm2 の開口断面8.3.1
を有している。
【0017】浸漬ノズルの形状−これは本質的に鋳造速
度(鋳造能力)と所望の最大鋳造時間によって定まる−
は、鋳込みレベル領域6内のおよびこの鋳込みレベル領
域の下方におけるホッパー5の形状を決定する。特に、
鋳込みレベル領域内におけるホッパー5.3の開口はほ
ぼ半分の浸漬ノズル壁厚に、ホッパー幅5.4はほぼ浸
漬ノズル幅8.6に相当し、これにより鋳造粉末9は溶
鋼面における均一なスラグ厚み10と、これに伴いビレ
ット凝固シエルと鋳型広幅側1間の均一なスラグ層11
を形成する。鋳込みレベル領域内におけるホッパーの開
口の最大は、幅広側当たり全開口断面8.3.1の70
%でなければならない。何故なら、耐火性材(アルミナ
−グラフアイトをベースとした)の比導熱性が、約50
W/°Kの鋼に対して、約1W/°Kのスラグに対し
て、約360W/°KでCuに対して約7から10W/
°K・mであり、この比較的低い導熱性が、特に長方形
の鋳型である場合、ビレットの著しい過冷却を招くから
である。鋳型のホッパーを経る開口は、浸漬ノズル材の
僅かな導熱性に左右されるが、浸漬ノズル8と鋳型壁1
間でこの過冷却に反作用し、浸漬ノズル厚みの5.3>
50%のホッパー開口の場合この過冷却を補償する。
度(鋳造能力)と所望の最大鋳造時間によって定まる−
は、鋳込みレベル領域6内のおよびこの鋳込みレベル領
域の下方におけるホッパー5の形状を決定する。特に、
鋳込みレベル領域内におけるホッパー5.3の開口はほ
ぼ半分の浸漬ノズル壁厚に、ホッパー幅5.4はほぼ浸
漬ノズル幅8.6に相当し、これにより鋳造粉末9は溶
鋼面における均一なスラグ厚み10と、これに伴いビレ
ット凝固シエルと鋳型広幅側1間の均一なスラグ層11
を形成する。鋳込みレベル領域内におけるホッパーの開
口の最大は、幅広側当たり全開口断面8.3.1の70
%でなければならない。何故なら、耐火性材(アルミナ
−グラフアイトをベースとした)の比導熱性が、約50
W/°Kの鋼に対して、約1W/°Kのスラグに対し
て、約360W/°KでCuに対して約7から10W/
°K・mであり、この比較的低い導熱性が、特に長方形
の鋳型である場合、ビレットの著しい過冷却を招くから
である。鋳型のホッパーを経る開口は、浸漬ノズル材の
僅かな導熱性に左右されるが、浸漬ノズル8と鋳型壁1
間でこの過冷却に反作用し、浸漬ノズル厚みの5.3>
50%のホッパー開口の場合この過冷却を補償する。
【0018】鋳込みレベル領域6内における鋳型広幅側
の中央において重塁しているこのような凹状で、線状で
かつ平坦なこの広幅側形状は二者択一的に、本質的に溶
鋼面の下方における浸漬ノズル形状5.2によって定ま
る三つの様式で形状退行される。凹状でかつ平坦な鋳型
広幅側形状1.1へのホッパーの形状退行は包絡曲線1
3で描かれる。即ち、ホッパーは例えば1.200mm
の全鋳型高さ3の場合鋳型高さ13.1の一部分−特に
75%−にわたって形状退行されている。また、短い鋳
型或いは傷みやすい品質の溶鋼の場合、ホッパーの形状
を浅く形状退行させることが可能である。
の中央において重塁しているこのような凹状で、線状で
かつ平坦なこの広幅側形状は二者択一的に、本質的に溶
鋼面の下方における浸漬ノズル形状5.2によって定ま
る三つの様式で形状退行される。凹状でかつ平坦な鋳型
広幅側形状1.1へのホッパーの形状退行は包絡曲線1
3で描かれる。即ち、ホッパーは例えば1.200mm
の全鋳型高さ3の場合鋳型高さ13.1の一部分−特に
75%−にわたって形状退行されている。また、短い鋳
型或いは傷みやすい品質の溶鋼の場合、ホッパーの形状
を浅く形状退行させることが可能である。
【0019】これは、包絡曲線13.2が全鋳型高さ3
にわたって或いは鋳型出口14を越えるほどに伸びてい
ることによって達することができる。即ち、鋳型出口に
おいて残存ホッパー15が凹状でかつ線状のこの広幅側
形状1.1と中心対称的に重塁されている。ビレット
は、鋳型高さ3内において包絡曲線13.1或いは1
3.2にわたってホッパー5が形状退行されている場
合、その凹状で、線状でかつ中心対称的な広幅側形状
1.1でもってビレット案内部16の端部にまで、もし
くは圧延機内に案内されるか、或いはビレットはビレッ
ト案内部16の領域内で長方形の形状に成形される。
にわたって或いは鋳型出口14を越えるほどに伸びてい
ることによって達することができる。即ち、鋳型出口に
おいて残存ホッパー15が凹状でかつ線状のこの広幅側
形状1.1と中心対称的に重塁されている。ビレット
は、鋳型高さ3内において包絡曲線13.1或いは1
3.2にわたってホッパー5が形状退行されている場
合、その凹状で、線状でかつ中心対称的な広幅側形状
1.1でもってビレット案内部16の端部にまで、もし
くは圧延機内に案内されるか、或いはビレットはビレッ
ト案内部16の領域内で長方形の形状に成形される。
【0020】残存ホッパー(Resttrichter) 15に相当
して残存球形(Restballigkeit) を有している鋳型出口
4において凹状のビレットサイズの場合、この形状はビ
レット案内部の端部にまで維持されか、部分的に維持さ
るか、或いは長方形の形状に形状退行される。特別なホ
ッパー形状を有しているこの様式の本発明による鋳型
は、 ・流れ、 ・湯運動 ・スラグ案内 ・熱の流れ および ・収縮挙動 に関しての最適な条件以外に、鋳型内とビレット案内部
内の鋳型の調心と、そしてこのこと共に高い鋳造信頼性
(溶鋼が氾濫するのが回避される)に寄与する。このこ
とは特に10m/分の高い鋳造速度にあってそうであ
る。
して残存球形(Restballigkeit) を有している鋳型出口
4において凹状のビレットサイズの場合、この形状はビ
レット案内部の端部にまで維持されか、部分的に維持さ
るか、或いは長方形の形状に形状退行される。特別なホ
ッパー形状を有しているこの様式の本発明による鋳型
は、 ・流れ、 ・湯運動 ・スラグ案内 ・熱の流れ および ・収縮挙動 に関しての最適な条件以外に、鋳型内とビレット案内部
内の鋳型の調心と、そしてこのこと共に高い鋳造信頼性
(溶鋼が氾濫するのが回避される)に寄与する。このこ
とは特に10m/分の高い鋳造速度にあってそうであ
る。
【0021】薄スラブとスラブの鋳造の際、特に高い鋳
造速度での鋳造の際の極めて複雑なこれらの鋳造工程要
件は、特許請求の範囲に記載した特徴により考慮されて
いる。
造速度での鋳造の際の極めて複雑なこれらの鋳造工程要
件は、特許請求の範囲に記載した特徴により考慮されて
いる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、公知技術に比して薄スラブの
鋳造にあっても、またスラブの鋳造にあっても以下の特
徴、即ち −特徴『凹状で線状でかつ平坦な鋳型広幅側形状』は以
下の利点、 ・水平方向でのビレット凝固シエルの摩擦の少ない収
縮、 ・全ビレット幅(例えば500から200mm)に無関
係に最小のホッパー形状により最大の幅調節領域、 ・鋳造の間でも可能な幅調節 ・鋳造の間の幅狭側のテーパの制御と調節 ・縦われのないスラブ表面 と言う利点をもたらし; −特徴『ホッパー』は以下の利点、浸漬ノズル内と浸漬
ノズルの開口における流動断面を介しての ・−最大の鋳造速度(t/分)、 −流動速度(m/秒)、浸漬ノズル壁厚(1mm/時間
スラグ摩耗にあって30mm)を自由選択したことによ
る −最大鋳造時間/連続した鋳造(例えば24時間)の点
での浸漬ノズル形状の選択の自由; ・均一な溶鋼レベル運動と乱れの抑制 ・鋳型中央部の溶鋼レベル内の全鋳型幅にわたるビレッ
ト凝固シエルに対する均一な温度勾配 ・ビレット凝固殻と浸漬ノズル壁間に橋絡の危険が生じ
ない ・溶鋼レベルの幅全体にわたるスラグの均一な溶融 ・ビレット凝固殻と鋳型広幅側−鋳型板間のスラグ層の
均一な形成 ・鋳型広幅側にわたる均一な熱流れ密度 ・鋳型広幅側にわたる、特に水平方向での、ビレット凝
固シエルの均一な収縮挙動 ・縦われし易い品質の溶鋼、例えば包晶鋼においてすら
割れのない良好なスラブ表面、 ・鋳型とビレット案内部内におけるビレットの調心 ・高い鋳造信頼性と極めて僅かな溶鋼の氾濫 ・凹状で中央対称的なスラブが得られる可能性 と言う利点がもたらされる。
鋳造にあっても、またスラブの鋳造にあっても以下の特
徴、即ち −特徴『凹状で線状でかつ平坦な鋳型広幅側形状』は以
下の利点、 ・水平方向でのビレット凝固シエルの摩擦の少ない収
縮、 ・全ビレット幅(例えば500から200mm)に無関
係に最小のホッパー形状により最大の幅調節領域、 ・鋳造の間でも可能な幅調節 ・鋳造の間の幅狭側のテーパの制御と調節 ・縦われのないスラブ表面 と言う利点をもたらし; −特徴『ホッパー』は以下の利点、浸漬ノズル内と浸漬
ノズルの開口における流動断面を介しての ・−最大の鋳造速度(t/分)、 −流動速度(m/秒)、浸漬ノズル壁厚(1mm/時間
スラグ摩耗にあって30mm)を自由選択したことによ
る −最大鋳造時間/連続した鋳造(例えば24時間)の点
での浸漬ノズル形状の選択の自由; ・均一な溶鋼レベル運動と乱れの抑制 ・鋳型中央部の溶鋼レベル内の全鋳型幅にわたるビレッ
ト凝固シエルに対する均一な温度勾配 ・ビレット凝固殻と浸漬ノズル壁間に橋絡の危険が生じ
ない ・溶鋼レベルの幅全体にわたるスラグの均一な溶融 ・ビレット凝固殻と鋳型広幅側−鋳型板間のスラグ層の
均一な形成 ・鋳型広幅側にわたる均一な熱流れ密度 ・鋳型広幅側にわたる、特に水平方向での、ビレット凝
固シエルの均一な収縮挙動 ・縦われし易い品質の溶鋼、例えば包晶鋼においてすら
割れのない良好なスラブ表面、 ・鋳型とビレット案内部内におけるビレットの調心 ・高い鋳造信頼性と極めて僅かな溶鋼の氾濫 ・凹状で中央対称的なスラブが得られる可能性 と言う利点がもたらされる。
【図1】二つの変形された浸漬ノズルを備えているホッ
パー型鋳型の平面図である。
パー型鋳型の平面図である。
【図2】三つの異なったホッパー形状を備えているホッ
パー型鋳型の側面図である。
パー型鋳型の側面図である。
【図3】二つの出口形状を備えているホッパー型鋳型の
平面図である。
平面図である。
【図4】三つの異なったホッパー形状と二つの変形され
た浸漬ノズルを備えているホッパー鋳型の側面図であ
る。
た浸漬ノズルを備えているホッパー鋳型の側面図であ
る。
1 鋳型広幅側−鋳型板 1.1 凹状で、中心対称的で、線状でかつ平坦な鋳型
広幅側形状 1.2 凹状で、線状でかつ平坦な鋳型広幅側形状の開
口 1.3 幅狭側 2 鋳造方向での中心軸線 2.1 鋳型広幅側に対して平行な、鋳造方向での中心
軸線 2.2 鋳型広幅側に対して垂直な、鋳造方向での中心
軸線 3 鋳型高さ 4 鋳型広幅側の調節領域 5 ホッパー 5.1 凹状かつ線状の鋳型広幅側形状とホッパー形状
間の移行部 5.2 ホッパー形状 5.3 鋳込みレベル領域内でのホッパーの開口 5.4 鋳込みレベル領域内でのホッパーの幅 6 鋳込みレベル領域 7 鋳型の上縁部 8 浸漬ノズル 8.1 浸漬ノズル形状 8.2 半浸漬ノズルの厚み 8.2.1 浸漬ノズルの厚み 8.3 浸漬ノズルの開口 8.3.1 開口断面 8.4 内方流動断面 8.5 浸漬ノズル厚み 8.6 浸漬ノズルの幅 9 溶鋼レベル上の鋳造粉末 10 鋳込みレベルにおけるスラグの厚み 11 ビレット凝固殻と幅広側−鋳型板間のスラグ層 12 ビレット凝固殻 13 ホッパー5と凹状でかつ平坦な幅広側形状1.2
間の包絡曲線 13.1 鋳型高さ3の一部分にわたる包絡曲線、即ち
削減 13.2 全鋳型高さ3にわたる包絡曲線、即ち削減 13.3 鋳型出口における包絡曲線、即ち残存ホッパ
ー 14 鋳型出口 15 鋳型出口における残存ホッパーの形状 16 ビレット案内部
広幅側形状 1.2 凹状で、線状でかつ平坦な鋳型広幅側形状の開
口 1.3 幅狭側 2 鋳造方向での中心軸線 2.1 鋳型広幅側に対して平行な、鋳造方向での中心
軸線 2.2 鋳型広幅側に対して垂直な、鋳造方向での中心
軸線 3 鋳型高さ 4 鋳型広幅側の調節領域 5 ホッパー 5.1 凹状かつ線状の鋳型広幅側形状とホッパー形状
間の移行部 5.2 ホッパー形状 5.3 鋳込みレベル領域内でのホッパーの開口 5.4 鋳込みレベル領域内でのホッパーの幅 6 鋳込みレベル領域 7 鋳型の上縁部 8 浸漬ノズル 8.1 浸漬ノズル形状 8.2 半浸漬ノズルの厚み 8.2.1 浸漬ノズルの厚み 8.3 浸漬ノズルの開口 8.3.1 開口断面 8.4 内方流動断面 8.5 浸漬ノズル厚み 8.6 浸漬ノズルの幅 9 溶鋼レベル上の鋳造粉末 10 鋳込みレベルにおけるスラグの厚み 11 ビレット凝固殻と幅広側−鋳型板間のスラグ層 12 ビレット凝固殻 13 ホッパー5と凹状でかつ平坦な幅広側形状1.2
間の包絡曲線 13.1 鋳型高さ3の一部分にわたる包絡曲線、即ち
削減 13.2 全鋳型高さ3にわたる包絡曲線、即ち削減 13.3 鋳型出口における包絡曲線、即ち残存ホッパ
ー 14 鋳型出口 15 鋳型出口における残存ホッパーの形状 16 ビレット案内部
Claims (15)
- 【請求項01】 浸漬ノズルと連続鋳造粉末とにより特
に溶鋼からスラブを連続鋳造するための振動鋳型におい
て、以下の構成、即ち ・内方の流動断面(8.4)、 ・壁厚(8.5) ・出口断面(8.3.1)、 および ・幅(8.6)と厚み(8.2.1)を有する外方断面
形(8.1)とを備えている浸漬ノズル(8)、 ・広幅側板(1)の線状であり、鋳型全長にわたって平
坦であり、中心対称的でありかつ凹状である形状(1.
1)、 ・運動自在な幅狭側(1.3)、 ・中心対称的でありかつ付加的に広幅側に設けられ、浸
漬ノズル(8)の外方断面形(8.1)に少なくとも鋳
込みレベル領域(6)に相当しかつ鋳型出口の方向で少
なくとも部分的に形状退行されているホッパー(5)と
を備えていることを特徴とする振動鋳型。 - 【請求項02】 幅広側板(1)内の凹状の、線状のも
しくは平坦な領域(1.1)が幅狭側(1.3)の厚み
の4%の最大開口(1.2)を占めていることを特徴と
する振動鋳型。 - 【請求項03】 ホッパー(5)が少なくとも鋳込みレ
ベル領域(6)内において外方断面形(8.1)に続い
て設けられていることを特徴とする請求項1或いは2に
記載の振動鋳型。 - 【請求項04】 ホッパーの開口(5.3)が鋳込みレ
ベル領域(6)内において浸漬ノズルの厚み(8.2.
1)の最大70%或いは半分の浸漬ノズルの厚み(8.
2)の最大140%を占めていることを特徴とする請求
項1から3までのいずれか一つに記載の振動鋳型。 - 【請求項05】 ホッパー形状(5.2)が鋳型内にお
いて形状(13.1と13.2)のように完全に形状退
行されており、かつ鋳型が鋳型出口(14)において凹
状でかつ線状の形状(1.1)を備えていることを特徴
とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の振動
鋳型。 - 【請求項06】 凹状で、対称的でかつ線状の断面
(1.1)を備えているビレットが少なくとも部分的に
ビレット案内部(16)内で得られるように構成されて
いることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一
つに記載の振動鋳型。 - 【請求項07】 凹状で、対称的でかつ線状の断面を備
えているビレットがビレット案内部(16)内で長方形
の形状に移行するように構成されていることを特徴とす
る請求項1から5までのいずれか一つに記載の振動鋳
型。 - 【請求項08】 ホッパー形状(5.2)が鋳型内にお
いて部分的にのみ鋳型出口(14)まで形状(13.
3)で形状退行されており、かつビレットが凹状で、対
称的でかつ線状の断面(1.1)以外に更に残部ホッパ
ー形状(15)に相当して中央対称的な球形を備えてい
ることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つ
に記載の振動鋳型。 - 【請求項09】 ビレット案内部(16)内で凹状で、
中央対称的な断面(15)を備えているビレットが少な
くとも部分的に得られるように構成されていることを特
徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の振
動鋳型。 - 【請求項10】 凹状で、中央対称的な断面を備えてい
るビレットがビレット案内部(16)内で長方形の形状
に移行するように構成されていることを特徴とする請求
項1から4までのいずれか一つ或いは8或いは9に記載
の振動鋳型。 - 【請求項11】 幅狭側(1.3)およびこれと共にビ
レット幅調節領域が凹状のかつ線状の幅広側形状とホッ
パー(5)間の移行部(5.1)に最小限接近可能であ
りかつこの移行部に達するように構成されていることを
特徴とする請求項1から10までのいずれか一つに記載
の振動鋳型。 - 【請求項12】 ホッパー(5)が500mmの最小幅
を有していることを特徴とする請求項1から11までの
いずれか一つに記載の振動鋳型。 - 【請求項13】 幅広側鋳型板(1)が液圧により位置
制御され、かつ動力の調節の下に幅狭側に接近するよう
に構成されていることを特徴とする請求項1から12ま
でのいずれか一つに記載の振動鋳型。 - 【請求項14】 浸漬ノズル(8)が20.000mm
2 以下の、特に約9.000mm2 の内方流動断面
(8.4)、20mmから40mm、特に30mmの浸
漬ノズル壁厚(8.5)並びに浸漬ノズル出口において
15.000mm 2 以下の、特に約7.000mm2 の
全体開口断面(8.3.1)を有していることを特徴と
する請求項1から13までのいずれか一つに記載の振動
鋳型。 - 【請求項15】 一つ或いは多数の浸漬ノズル開口
(8.3)が所与の鋳造能力に関して、これらの浸漬ノ
ズル開口(8.3)において2m/秒以下の、特に約1
m/秒の流動速度が得られるように断面が最適に構成さ
れていることを特徴とする請求項1から14までのいず
れか一つに記載の振動鋳型。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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DE19710791A DE19710791C2 (de) | 1997-03-17 | 1997-03-17 | Zueinander optimierte Formen der Stranggießkokille und des Tauchausgusses zum Gießen von Brammen aus Stahl |
DE19710791:5 | 1997-03-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10291056A true JPH10291056A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=7823483
Family Applications (1)
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JP10063497A Withdrawn JPH10291056A (ja) | 1997-03-17 | 1998-03-13 | 浸漬ノズルと連続鋳造粉末とにより特に溶鋼からスラブを連続鋳造するための振動鋳型 |
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EP (1) | EP0865849B1 (ja) |
JP (1) | JPH10291056A (ja) |
KR (1) | KR19980080236A (ja) |
AT (1) | ATE208670T1 (ja) |
BR (1) | BR9806388A (ja) |
CA (1) | CA2232216A1 (ja) |
DE (2) | DE19710791C2 (ja) |
ES (1) | ES2167819T3 (ja) |
ZA (1) | ZA982226B (ja) |
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DE19742795A1 (de) * | 1997-09-27 | 1999-04-01 | Schloemann Siemag Ag | Trichtergeometrie einer Kokille zum Stranggießen von Metall |
DE10009073A1 (de) | 1999-11-10 | 2001-05-17 | Sms Demag Ag | Kokille zum Stranggießen von Metall mit einem gekühlte Breitseitenwände und Schmalseitenwände aufweisenden, trichterförmig verjüngten Eingießbereich |
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DE10304543B3 (de) * | 2003-02-04 | 2004-05-27 | Sms Demag Ag | Verfahren und Einrichtung zum Stranggießen von flüssigen Metallen, insbesondere von flüssigen Stahlwerkstoffen |
CN1292858C (zh) * | 2004-01-17 | 2007-01-03 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种水冷的金属连铸结晶器 |
CN103781572B (zh) * | 2011-11-09 | 2016-09-07 | 新日铁住金株式会社 | 钢的连续铸造装置 |
ITMI20120046A1 (it) * | 2012-01-18 | 2013-07-19 | Arvedi Steel Engineering S P A | Impianto e procedimento per la colata continua veloce di bramme sottili di acciaio e di bramme di acciaio |
DE102017220616A1 (de) | 2017-11-17 | 2019-05-23 | Sms Group Gmbh | Dünnbrammengießanlage mit wechselbarem Maschinenkopf |
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DE3400220A1 (de) * | 1984-01-05 | 1985-07-18 | SMS Schloemann-Siemag AG, 4000 Düsseldorf | Kokille zum stranggiessen von stahlband |
DE3627991A1 (de) * | 1986-08-18 | 1988-02-25 | Mannesmann Ag | Verfahren zum stranggiessen von brammen und einrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
GB8814331D0 (en) * | 1988-06-16 | 1988-07-20 | Davy Distington Ltd | Continuous casting of steel |
DE4131829C2 (de) * | 1990-10-02 | 1993-10-21 | Mannesmann Ag | Flüssigkeitsgekühlte Kokille für das Stranggießen von Strängen aus Stahl im Brammenformat |
DE4403050C1 (de) * | 1994-01-28 | 1995-09-28 | Mannesmann Ag | Stranggießkokille zum Führen von Strängen |
DE4403049C1 (de) * | 1994-01-28 | 1995-09-07 | Mannesmann Ag | Stranggießanlage und Verfahren zur Erzeugung von Dünnbrammen |
DE4403045C1 (de) * | 1994-01-28 | 1995-09-07 | Mannesmann Ag | Stranggießanlage zum Führen von Strängen |
DE4435218C2 (de) * | 1994-09-30 | 2002-12-05 | Sms Demag Ag | Kokille zum Stranggießen von Dünnbrammen oder Stahlbändern |
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