JPH1028976A - 廃汚水処理装置 - Google Patents
廃汚水処理装置Info
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- JPH1028976A JPH1028976A JP18758696A JP18758696A JPH1028976A JP H1028976 A JPH1028976 A JP H1028976A JP 18758696 A JP18758696 A JP 18758696A JP 18758696 A JP18758696 A JP 18758696A JP H1028976 A JPH1028976 A JP H1028976A
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- wall
- waste sewage
- stirring
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/52—Treatment of water, waste water, or sewage by flocculation or precipitation of suspended impurities
Landscapes
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンパクトかつ低コストで廃汚水を浄化でき
る廃汚水処理装置を提供すること。 【解決手段】 底壁2、天井壁3、及び、底壁2と天井
壁3との間を囲う側壁4、を備えた外側壁1と、外側壁
1内を3室の部屋に区画する仕切壁7・8と、を備え
る。各仕切壁7・8は、処理した液体を流通可能な流通
孔7a・8aを備える。各部屋は、流入させた廃汚水に
凝集沈降剤Yを注入して撹拌する撹拌槽10、フロック
を形成する凝集槽15、及び、フロックを沈殿させて放
流可能な処理液を形成する沈殿槽17とされる。側壁4
の撹拌槽10の部位には、廃汚水を撹拌槽10に流入可
能な流入口5が配設され、側壁4の沈殿槽17の部位に
は、処理した液体を流出可能な流出口6が配設される。
流入口6の近傍には、凝集沈降剤Yとの融合を良好にす
るように、廃汚水を磁化させる磁石21が配設されてい
る。
る廃汚水処理装置を提供すること。 【解決手段】 底壁2、天井壁3、及び、底壁2と天井
壁3との間を囲う側壁4、を備えた外側壁1と、外側壁
1内を3室の部屋に区画する仕切壁7・8と、を備え
る。各仕切壁7・8は、処理した液体を流通可能な流通
孔7a・8aを備える。各部屋は、流入させた廃汚水に
凝集沈降剤Yを注入して撹拌する撹拌槽10、フロック
を形成する凝集槽15、及び、フロックを沈殿させて放
流可能な処理液を形成する沈殿槽17とされる。側壁4
の撹拌槽10の部位には、廃汚水を撹拌槽10に流入可
能な流入口5が配設され、側壁4の沈殿槽17の部位に
は、処理した液体を流出可能な流出口6が配設される。
流入口6の近傍には、凝集沈降剤Yとの融合を良好にす
るように、廃汚水を磁化させる磁石21が配設されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場や家庭等から
排出される廃水や汚水等の廃汚水を、凝集沈降剤によ
り、浄化して流出させることのできる廃汚水処理装置に
関する。
排出される廃水や汚水等の廃汚水を、凝集沈降剤によ
り、浄化して流出させることのできる廃汚水処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】従来、廃汚水の浄化を行なう
処理装置としては、凝集沈降剤を利用しても、好気性若
しくは嫌気性のバクテリアを利用する生物処理する槽を
備えていた。
処理装置としては、凝集沈降剤を利用しても、好気性若
しくは嫌気性のバクテリアを利用する生物処理する槽を
備えていた。
【0003】すなわち、従来の廃汚水処理装置では、廃
汚水に凝集沈降剤を注入して撹拌する撹拌槽、フロック
を形成する凝集槽、フロックを沈殿させる沈殿槽、の3
槽のみならず、生物処理する例えば曝気槽、生物処理し
た後の放流可能な上澄み液を形成する沈殿槽、が必要と
なっていた。
汚水に凝集沈降剤を注入して撹拌する撹拌槽、フロック
を形成する凝集槽、フロックを沈殿させる沈殿槽、の3
槽のみならず、生物処理する例えば曝気槽、生物処理し
た後の放流可能な上澄み液を形成する沈殿槽、が必要と
なっていた。
【0004】そのため、従来の廃汚水処理装置では、大
型のものになって、配置するためには、大きなスペース
が必要となっていた。ちなみに、従来の廃汚水処理装置
では、各槽で処理した液体を次の槽に導く連結パイプを
配設させて、各槽が独立して配置されていたため、一
層、大きな配置スペースが必要となっていた。
型のものになって、配置するためには、大きなスペース
が必要となっていた。ちなみに、従来の廃汚水処理装置
では、各槽で処理した液体を次の槽に導く連結パイプを
配設させて、各槽が独立して配置されていたため、一
層、大きな配置スペースが必要となっていた。
【0005】さらに、従来の廃汚水処理装置では、生物
処理する関係上、バクテリアの活動を停止させないよう
に、処理する液体の温度・PH・栄養等の管理が必要と
なって、イニシャルコストのみならずランニングコスト
がかかっていた。
処理する関係上、バクテリアの活動を停止させないよう
に、処理する液体の温度・PH・栄養等の管理が必要と
なって、イニシャルコストのみならずランニングコスト
がかかっていた。
【0006】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、コンパクトかつ低コストで廃汚水を浄化できる廃汚
水処理装置を提供することを目的とする。
り、コンパクトかつ低コストで廃汚水を浄化できる廃汚
水処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る廃汚水処理
装置は、流入させた廃汚水に凝集沈降剤を注入して撹拌
する撹拌槽、フロックを形成する凝集槽、前記フロック
を沈殿させて放流可能な処理液を形成する沈殿槽、の少
なくとも3槽を備えた廃汚水処理装置であって、底壁、
該底壁と対向する天井壁、及び、前記底壁と前記天井壁
との周縁全周を囲う側壁、を備えた外側壁と、該外側壁
の内部に配置されて、前記外側壁内を3室以上の部屋に
区画する複数の仕切壁と、を備えて構成され、前記仕切
壁に、処理した液体を流通可能な流通孔が形成されて、
前記各部屋が、それぞれ、前記撹拌槽、凝集槽、及び、
沈殿槽とされるとともに、前記側壁における前記撹拌槽
の周囲の部位に、前記廃汚水を前記撹拌槽に流入可能な
流入口が配設され、前記側壁における前記沈殿槽の周囲
の部位に、処理した液体を流出可能な流出口が配設さ
れ、さらに、前記流入口の近傍に、前記廃汚水を磁化さ
せる磁石が配設されていることを特徴とする。
装置は、流入させた廃汚水に凝集沈降剤を注入して撹拌
する撹拌槽、フロックを形成する凝集槽、前記フロック
を沈殿させて放流可能な処理液を形成する沈殿槽、の少
なくとも3槽を備えた廃汚水処理装置であって、底壁、
該底壁と対向する天井壁、及び、前記底壁と前記天井壁
との周縁全周を囲う側壁、を備えた外側壁と、該外側壁
の内部に配置されて、前記外側壁内を3室以上の部屋に
区画する複数の仕切壁と、を備えて構成され、前記仕切
壁に、処理した液体を流通可能な流通孔が形成されて、
前記各部屋が、それぞれ、前記撹拌槽、凝集槽、及び、
沈殿槽とされるとともに、前記側壁における前記撹拌槽
の周囲の部位に、前記廃汚水を前記撹拌槽に流入可能な
流入口が配設され、前記側壁における前記沈殿槽の周囲
の部位に、処理した液体を流出可能な流出口が配設さ
れ、さらに、前記流入口の近傍に、前記廃汚水を磁化さ
せる磁石が配設されていることを特徴とする。
【0008】複数の仕切壁で区画される部屋としては、
直列的に3室だけ形成しても良いし、並列的に2室ずつ
並んだ4室として、各部屋を、それぞれ、撹拌槽、凝集
槽、第1沈殿槽、及び、第2沈殿槽としても良い。さら
に、複数の仕切壁で区画される部屋としては、並列的に
3室ずつの6室として、各部屋を、それぞれ、廃汚水を
処理する順に、第1撹拌槽、第1凝集槽、第2撹拌槽、
第2凝集槽、第1沈殿槽、第2沈殿槽としても良い。
直列的に3室だけ形成しても良いし、並列的に2室ずつ
並んだ4室として、各部屋を、それぞれ、撹拌槽、凝集
槽、第1沈殿槽、及び、第2沈殿槽としても良い。さら
に、複数の仕切壁で区画される部屋としては、並列的に
3室ずつの6室として、各部屋を、それぞれ、廃汚水を
処理する順に、第1撹拌槽、第1凝集槽、第2撹拌槽、
第2凝集槽、第1沈殿槽、第2沈殿槽としても良い。
【0009】
【発明の効果】本発明に係る廃汚水処理装置では、廃汚
水は、磁石により磁化されて、流入口を経て撹拌槽に流
入される。撹拌槽内では、凝集沈降剤を注入されるとと
もに撹拌される。その際、廃汚水は、磁化されて凝集沈
降剤との融合が良好となっているため、フロックを形成
し易い状態となる。
水は、磁石により磁化されて、流入口を経て撹拌槽に流
入される。撹拌槽内では、凝集沈降剤を注入されるとと
もに撹拌される。その際、廃汚水は、磁化されて凝集沈
降剤との融合が良好となっているため、フロックを形成
し易い状態となる。
【0010】ついで、仕切壁の流通孔を経て、撹拌槽か
ら凝集槽に流入した液体は、良質のフロックを形成する
こととなる。
ら凝集槽に流入した液体は、良質のフロックを形成する
こととなる。
【0011】その後、仕切壁の流通孔を経て、凝集槽か
ら沈殿槽に流入した液体は、フロックを沈殿させて、浄
化された上澄み液に形成されて、流出口から流出される
こととなる。
ら沈殿槽に流入した液体は、フロックを沈殿させて、浄
化された上澄み液に形成されて、流出口から流出される
こととなる。
【0012】本発明に係る廃汚水処理装置では、以上の
ように、凝集沈降剤を注入して撹拌する撹拌槽に流入す
る前に、廃汚水を磁化させて凝集沈降剤と融合し易くし
ているため、生物処理を行なわなくとも、廃汚水を浄化
でき、生物処理の処理槽を不要にして、装置をコンパク
トにすることができるとともに、バクテリアの管理も不
要となることから、装置のイニシャルコストやランニン
グコストを低減することができる。
ように、凝集沈降剤を注入して撹拌する撹拌槽に流入す
る前に、廃汚水を磁化させて凝集沈降剤と融合し易くし
ているため、生物処理を行なわなくとも、廃汚水を浄化
でき、生物処理の処理槽を不要にして、装置をコンパク
トにすることができるとともに、バクテリアの管理も不
要となることから、装置のイニシャルコストやランニン
グコストを低減することができる。
【0013】さらに、一つの箱状の外側壁内に、所定の
仕切壁を設けて隣合せで撹拌槽等の処理槽を設けてお
り、従来のような処理した液体を連結パイプで供給しな
くとも良く、装置を一層コンパクトにすることができ
る。
仕切壁を設けて隣合せで撹拌槽等の処理槽を設けてお
り、従来のような処理した液体を連結パイプで供給しな
くとも良く、装置を一層コンパクトにすることができ
る。
【0014】したがって、本発明に係る廃汚水処理装置
では、コンパクトかつ低コストで廃汚水を浄化できる。
では、コンパクトかつ低コストで廃汚水を浄化できる。
【0015】そして、複数の仕切壁で区画される部屋と
しては、直列的に3室だけ形成しても良いし、並列的に
2室ずつ並んだ4室として、各部屋を、それぞれ、撹拌
槽、凝集槽、第1沈殿槽、及び、第2沈殿槽としても良
い。
しては、直列的に3室だけ形成しても良いし、並列的に
2室ずつ並んだ4室として、各部屋を、それぞれ、撹拌
槽、凝集槽、第1沈殿槽、及び、第2沈殿槽としても良
い。
【0016】ちなみに、仕切壁で区画した部屋を並列的
に4室として、各部屋を、それぞれ、撹拌槽、凝集槽、
第1沈殿槽、及び、第2沈殿槽とした場合には、コンパ
クトであっても、大量の廃汚水の浄化処理が可能とな
る。
に4室として、各部屋を、それぞれ、撹拌槽、凝集槽、
第1沈殿槽、及び、第2沈殿槽とした場合には、コンパ
クトであっても、大量の廃汚水の浄化処理が可能とな
る。
【0017】さらに、複数の仕切壁で区画される部屋と
しては、並列的に3室ずつの6室として、各部屋を、そ
れぞれ、廃汚水を処理する順に、第1撹拌槽、第1凝集
槽、第2撹拌槽、第2凝集槽、第1沈殿槽、第2沈殿槽
とした場合には、廃汚水の汚れが著しくとも、装置をコ
ンパクトにした状態で、浄化処理が可能となる。
しては、並列的に3室ずつの6室として、各部屋を、そ
れぞれ、廃汚水を処理する順に、第1撹拌槽、第1凝集
槽、第2撹拌槽、第2凝集槽、第1沈殿槽、第2沈殿槽
とした場合には、廃汚水の汚れが著しくとも、装置をコ
ンパクトにした状態で、浄化処理が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0019】第1実施形態の廃汚水処理装置M1は、図
1・2に示すように、略直方体の箱状とした外側壁1内
に、2枚の仕切壁7・8が配設されて構成されている。
1・2に示すように、略直方体の箱状とした外側壁1内
に、2枚の仕切壁7・8が配設されて構成されている。
【0020】外側壁1は、略長方形形状の底壁2、底壁
2と対向する長方形形状の天井壁3、及び、底壁2と天
井壁3との周縁全周を囲う四角筒形状の側壁4、を備え
て構成されている。
2と対向する長方形形状の天井壁3、及び、底壁2と天
井壁3との周縁全周を囲う四角筒形状の側壁4、を備え
て構成されている。
【0021】仕切壁7・8は、外側壁1内を3室の部屋
に区画するとともに、各部屋を直列的に配置させるよう
に、配設されている。
に区画するとともに、各部屋を直列的に配置させるよう
に、配設されている。
【0022】そして、区画された3室の部屋は、左方か
ら順に、撹拌槽10、凝集槽15、沈殿槽17とされて
いる。ちなみに、第1実施形態の廃汚水処理装置M1の
場合には、各槽10・15・17は、縦横の寸法を約4
00mmとし、高さ寸法を約900〜1200mmとして、
毎時5tの廃汚水W0の処理能力を確保している。
ら順に、撹拌槽10、凝集槽15、沈殿槽17とされて
いる。ちなみに、第1実施形態の廃汚水処理装置M1の
場合には、各槽10・15・17は、縦横の寸法を約4
00mmとし、高さ寸法を約900〜1200mmとして、
毎時5tの廃汚水W0の処理能力を確保している。
【0023】仕切壁7は、撹拌槽10と凝集槽15とを
区画するものであり、上部に、処理した液体W2を撹拌
槽10から凝集槽15に移行させるための流通孔7aを
備えて構成されている。また、仕切壁7は、底壁2との
間に隙間7bを設けて配設されており、この隙間7b
は、撹拌槽10内で堆積した汚泥Dを凝集槽15側に移
行させるために設けられている。
区画するものであり、上部に、処理した液体W2を撹拌
槽10から凝集槽15に移行させるための流通孔7aを
備えて構成されている。また、仕切壁7は、底壁2との
間に隙間7bを設けて配設されており、この隙間7b
は、撹拌槽10内で堆積した汚泥Dを凝集槽15側に移
行させるために設けられている。
【0024】仕切壁8は、凝集槽15と沈殿槽17とを
区画するものであり、下部に、処理した液体W3を凝集
槽15から沈殿槽17に移行させるための、底壁2と隙
間を開けた流通孔8aを備えて構成されている。
区画するものであり、下部に、処理した液体W3を凝集
槽15から沈殿槽17に移行させるための、底壁2と隙
間を開けた流通孔8aを備えて構成されている。
【0025】そして、外側壁1の側壁4における撹拌槽
10の周囲の部位には、上部に、廃汚水W1を撹拌槽1
0に流入可能な流入口5が配設されている。
10の周囲の部位には、上部に、廃汚水W1を撹拌槽1
0に流入可能な流入口5が配設されている。
【0026】また、外側壁1の側壁4における沈殿槽1
7の周囲の部位には、上部に、処理した上澄み液W4を
流出可能な流出口6が配設されている。
7の周囲の部位には、上部に、処理した上澄み液W4を
流出可能な流出口6が配設されている。
【0027】さらに、外側壁1の側壁4における沈殿槽
17の周囲の部位には、下部に、沈殿した汚泥Dを排出
可能な排出口18が配設されている。排出口18には、
汚泥抜きポンプ19が接続されている。ちなみに、凝集
槽15から沈殿槽17にかけては、汚泥Dが堆積するこ
とから、その汚泥Dを排出口18側へ導くように、底壁
2が傾斜して形成され、また、汚泥抜きポンプ19が、
図示しないタイマーを利用して、一定時間毎に作動さ
れ、汚泥Dを自動排出するように構成されている。
17の周囲の部位には、下部に、沈殿した汚泥Dを排出
可能な排出口18が配設されている。排出口18には、
汚泥抜きポンプ19が接続されている。ちなみに、凝集
槽15から沈殿槽17にかけては、汚泥Dが堆積するこ
とから、その汚泥Dを排出口18側へ導くように、底壁
2が傾斜して形成され、また、汚泥抜きポンプ19が、
図示しないタイマーを利用して、一定時間毎に作動さ
れ、汚泥Dを自動排出するように構成されている。
【0028】また、外側壁1の天井壁3における撹拌槽
10の部位には、凝集沈降剤Yを注入可能な薬筒11が
配設されるとともに、撹拌羽根13を回転駆動軸12a
の下端に設けたモータ12が配設されている。なお、使
用する凝集沈降剤Yは、無機系のものであり、商品名
「SBR−10」(雪印ローリー(株)製)が使用され
ている。
10の部位には、凝集沈降剤Yを注入可能な薬筒11が
配設されるとともに、撹拌羽根13を回転駆動軸12a
の下端に設けたモータ12が配設されている。なお、使
用する凝集沈降剤Yは、無機系のものであり、商品名
「SBR−10」(雪印ローリー(株)製)が使用され
ている。
【0029】そしてさらに、実施形態の廃汚水処理装置
M1では、流入口5の近傍に、廃汚水W0を磁化させる
磁石21が配設されている。磁石21は、側壁4から延
びるブラケット22に支持され、廃汚水W0を導くホー
スHの周囲で、廃汚水W0に圧力を欠けるように、ホー
スHを絞るとともに、同極を対向させて配置させてい
る。
M1では、流入口5の近傍に、廃汚水W0を磁化させる
磁石21が配設されている。磁石21は、側壁4から延
びるブラケット22に支持され、廃汚水W0を導くホー
スHの周囲で、廃汚水W0に圧力を欠けるように、ホー
スHを絞るとともに、同極を対向させて配置させてい
る。
【0030】この第1実施形態の廃汚水処理装置M1で
は、ホースHを介して流れてくる廃汚水W0は、磁石2
1により磁化され、磁化された廃汚水W1となって、流
入口5を経て撹拌槽10に流入される。
は、ホースHを介して流れてくる廃汚水W0は、磁石2
1により磁化され、磁化された廃汚水W1となって、流
入口5を経て撹拌槽10に流入される。
【0031】撹拌槽10内では、凝集沈降剤Yを注入さ
れるとともに、モータ12を利用して回転する撹拌羽根
13により、撹拌される。その際、廃汚水は、磁化され
て凝集沈降剤Yとの融合が良好な廃汚水W1となってい
るため、フロックFを形成し易い状態となる。
れるとともに、モータ12を利用して回転する撹拌羽根
13により、撹拌される。その際、廃汚水は、磁化され
て凝集沈降剤Yとの融合が良好な廃汚水W1となってい
るため、フロックFを形成し易い状態となる。
【0032】なお、凝集沈降剤Yを注入されて撹拌され
る廃汚水W1は、撹拌羽根13により、下向きに流れた
後、側壁4や仕切壁7に沿って上向きに流れて、撹拌さ
れることとなる。また、撹拌する時間が2分以上とする
と、撹拌中にフロックFが形成されて、そのフロックF
が撹拌で分解されてしまい、撹拌する時間が1分未満と
すると、廃汚水W1と凝集沈降剤Yとの融合が不十分と
なるため、1分30秒前後の滞留で次室の凝集槽15へ
移行できるようすることが望ましく、そのように、撹拌
槽10の容積を設定することが望ましい。
る廃汚水W1は、撹拌羽根13により、下向きに流れた
後、側壁4や仕切壁7に沿って上向きに流れて、撹拌さ
れることとなる。また、撹拌する時間が2分以上とする
と、撹拌中にフロックFが形成されて、そのフロックF
が撹拌で分解されてしまい、撹拌する時間が1分未満と
すると、廃汚水W1と凝集沈降剤Yとの融合が不十分と
なるため、1分30秒前後の滞留で次室の凝集槽15へ
移行できるようすることが望ましく、そのように、撹拌
槽10の容積を設定することが望ましい。
【0033】その後、廃汚水W1と凝集沈降剤Yとが融
合された処理液W2は、仕切壁7の流通孔7aを経て、
凝集槽15に流入し、良質のフロックFを形成すること
となる。
合された処理液W2は、仕切壁7の流通孔7aを経て、
凝集槽15に流入し、良質のフロックFを形成すること
となる。
【0034】さらに、フロックFを形成した処理液W3
は、仕切壁8の流通孔8aを経て、凝集槽15から沈殿
槽17に流入し、フロックFを沈殿させて、浄化された
上澄み液W4に形成され、流出口6から流出されること
となる。
は、仕切壁8の流通孔8aを経て、凝集槽15から沈殿
槽17に流入し、フロックFを沈殿させて、浄化された
上澄み液W4に形成され、流出口6から流出されること
となる。
【0035】以上のように、第1実施形態の廃汚水処理
装置M1では、凝集沈降剤Yを注入して撹拌する撹拌槽
10に流入する前に、廃汚水W0を磁化させて凝集沈降
剤Yと融合し易くしているため、生物処理を行なわなく
とも、廃汚水W0を浄化でき、生物処理の処理槽を不要
にして、装置をコンパクトにすることができるととも
に、バクテリアの管理も不要となることから、装置M1
のイニシャルコストやランニングコストを低減すること
ができる。
装置M1では、凝集沈降剤Yを注入して撹拌する撹拌槽
10に流入する前に、廃汚水W0を磁化させて凝集沈降
剤Yと融合し易くしているため、生物処理を行なわなく
とも、廃汚水W0を浄化でき、生物処理の処理槽を不要
にして、装置をコンパクトにすることができるととも
に、バクテリアの管理も不要となることから、装置M1
のイニシャルコストやランニングコストを低減すること
ができる。
【0036】さらに、一つの箱状の外側壁1内に、所定
の仕切壁7・8を設けて、隣合せで撹拌槽10等の処理
槽を設けており、従来のような処理した液体を連結パイ
プで供給しなくとも良く、装置M1を一層コンパクトに
することができ、既述の発明の作用・効果の欄で述べた
と同様な効果を奏する。
の仕切壁7・8を設けて、隣合せで撹拌槽10等の処理
槽を設けており、従来のような処理した液体を連結パイ
プで供給しなくとも良く、装置M1を一層コンパクトに
することができ、既述の発明の作用・効果の欄で述べた
と同様な効果を奏する。
【0037】ちなみに、第1実施形態の装置M1と同量
の廃汚水W0を浄化処理できる従来装置と比較すると、
装置M1では、設置スペースを1/5〜1/10とコン
パクトにでき、イニシャルコストを1/6〜1/8に抑
えることができ、さらに、ランニングコストを1/3程
度に抑えることができた。
の廃汚水W0を浄化処理できる従来装置と比較すると、
装置M1では、設置スペースを1/5〜1/10とコン
パクトにでき、イニシャルコストを1/6〜1/8に抑
えることができ、さらに、ランニングコストを1/3程
度に抑えることができた。
【0038】図3・4に示す第2実施形態の廃汚水処理
装置M2は、4枚の仕切壁7・8・27・28で区画さ
れる部屋が並列的に2室ずつ並んだ4室とされ、各部屋
が、それぞれ、撹拌槽10、凝集槽15、第1沈殿槽1
7A、及び、第2沈殿槽17Bとされたものである。な
お、第2実施形態の廃汚水処理装置M2では、各槽10
・15・17A・17Bが、縦横の寸法を約400mmと
し、高さ寸法を約1200〜1500mmとして、毎時1
0t以上の廃汚水W0を浄化処理できるようにしたもの
である。
装置M2は、4枚の仕切壁7・8・27・28で区画さ
れる部屋が並列的に2室ずつ並んだ4室とされ、各部屋
が、それぞれ、撹拌槽10、凝集槽15、第1沈殿槽1
7A、及び、第2沈殿槽17Bとされたものである。な
お、第2実施形態の廃汚水処理装置M2では、各槽10
・15・17A・17Bが、縦横の寸法を約400mmと
し、高さ寸法を約1200〜1500mmとして、毎時1
0t以上の廃汚水W0を浄化処理できるようにしたもの
である。
【0039】仕切壁7・8には、第1実施形態と同様な
流通孔7a・隙間7b・流通孔8aが形成されている。
仕切壁27には、上部に、天井壁3と隙間を開けて処理
液W4Aを第1沈殿槽17Aから第2沈殿槽17Bへ移
行させる流通孔27aが形成され、下部に、汚泥Dを排
出口18側に導く隙間27bが形成されている。仕切壁
28は、孔や隙間が設けられておらず、撹拌槽10と第
2沈殿槽17Bとを完全に遮断している。
流通孔7a・隙間7b・流通孔8aが形成されている。
仕切壁27には、上部に、天井壁3と隙間を開けて処理
液W4Aを第1沈殿槽17Aから第2沈殿槽17Bへ移
行させる流通孔27aが形成され、下部に、汚泥Dを排
出口18側に導く隙間27bが形成されている。仕切壁
28は、孔や隙間が設けられておらず、撹拌槽10と第
2沈殿槽17Bとを完全に遮断している。
【0040】この第2実施形態の廃汚水処理装置M2で
は、2室の沈殿槽17A・17Bを有しているため、凝
集槽15からの処理液W3が、第1沈殿槽17Aでフロ
ックFを沈殿させて上澄み液W4Aとなり、さらに、第
2沈殿槽17Bで沈殿の不十分であったフロックFを沈
殿させることができ、浄化した上澄み液W4Bを流出口
6から流出できることから、コンパクトであっても、大
量の廃汚水W0の浄化処理を行なうことができる。
は、2室の沈殿槽17A・17Bを有しているため、凝
集槽15からの処理液W3が、第1沈殿槽17Aでフロ
ックFを沈殿させて上澄み液W4Aとなり、さらに、第
2沈殿槽17Bで沈殿の不十分であったフロックFを沈
殿させることができ、浄化した上澄み液W4Bを流出口
6から流出できることから、コンパクトであっても、大
量の廃汚水W0の浄化処理を行なうことができる。
【0041】図5・6に示す第3実施形態の廃汚水処理
装置M3は、7枚の仕切壁7・8・7・8・27・28
・28で区画される部屋が並列的に3室ずつの6室とさ
れ、各部屋が、それぞれ、廃汚水を処理する順に、第1
撹拌槽10A、第1凝集槽15A、第2撹拌槽10B、
第2凝集槽15B、第1沈殿槽17A、第2沈殿槽17
Bとされたものである。そして、第3実施形態の廃汚水
処理装置M3では、各槽10A・10B・15A・15
B・17A・17Bが、縦横の寸法を約400mmとし、
高さ寸法を約1200〜1500mmとして、毎時10t
以上の廃汚水W0の浄化処理を行なうように構成されて
いる。
装置M3は、7枚の仕切壁7・8・7・8・27・28
・28で区画される部屋が並列的に3室ずつの6室とさ
れ、各部屋が、それぞれ、廃汚水を処理する順に、第1
撹拌槽10A、第1凝集槽15A、第2撹拌槽10B、
第2凝集槽15B、第1沈殿槽17A、第2沈殿槽17
Bとされたものである。そして、第3実施形態の廃汚水
処理装置M3では、各槽10A・10B・15A・15
B・17A・17Bが、縦横の寸法を約400mmとし、
高さ寸法を約1200〜1500mmとして、毎時10t
以上の廃汚水W0の浄化処理を行なうように構成されて
いる。
【0042】各仕切壁7・8・27は、第1・2実施形
態と同様に、流通孔7a・隙間7b・流通孔8a・流通
孔27a・隙間27bを備え、各仕切壁28には、孔や
隙間が形成されていない。
態と同様に、流通孔7a・隙間7b・流通孔8a・流通
孔27a・隙間27bを備え、各仕切壁28には、孔や
隙間が形成されていない。
【0043】この第3実施形態の廃汚水処理装置M3で
は、廃汚水W1を2段階で凝集沈降剤Yで撹拌して凝集
させることから、装置M3のコンパクトさを維持して、
汚れの著しい廃汚水W0でも、浄化処理することが可能
となる。
は、廃汚水W1を2段階で凝集沈降剤Yで撹拌して凝集
させることから、装置M3のコンパクトさを維持して、
汚れの著しい廃汚水W0でも、浄化処理することが可能
となる。
【0044】なお、装置M3では、第2撹拌槽10Bに
おいて、第1凝集槽15Aで形成したフロックFを破砕
してしまうが、第2撹拌槽10Bで凝集沈降剤Yを注入
しており、第2凝集槽15Bで、一層、良質のフロック
Fを形成することができることとなる。
おいて、第1凝集槽15Aで形成したフロックFを破砕
してしまうが、第2撹拌槽10Bで凝集沈降剤Yを注入
しており、第2凝集槽15Bで、一層、良質のフロック
Fを形成することができることとなる。
【図1】本発明の第1実施形態の縦断面図であり、図2
のI−I部位に対応する。
のI−I部位に対応する。
【図2】同実施形態の横断面図であり、図1のII−II部
位に対応する。
位に対応する。
【図3】第2実施形態の横断面図である。
【図4】同実施形態の概略縦断面図であり、図3のIV−
IV部位に対応する。
IV部位に対応する。
【図5】第3実施形態の横断面図である。
【図6】同実施形態の概略縦断面図であり、図5のVI−
VI部位に対応する。
VI部位に対応する。
1…外側壁、 2…底壁、 3…天井壁、 4…側壁、 5…流入口、 6…流出口、 7・8・27・28…仕切壁、 7a・8a・27a…流通孔、 10…撹拌槽、 10A…第1撹拌槽、 10B…第2撹拌槽、 13…撹拌羽根、 15…凝集槽、 15A…第1凝集槽、 15B…第2凝集槽、 17…沈殿槽、 17A…第1沈殿槽、 17B…第2沈殿槽、 21…磁石、 Y…凝集沈降剤、 F…フロック、 M1・M2・M3…廃汚水処理装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C02F 1/48 C02F 1/48 A
Claims (4)
- 【請求項1】 流入させた廃汚水に凝集沈降剤を注入し
て撹拌する撹拌槽、フロックを形成する凝集槽、前記フ
ロックを沈殿させて放流可能な処理液を形成する沈殿
槽、の少なくとも3槽を備えた廃汚水処理装置であっ
て、 底壁、該底壁と対向する天井壁、及び、前記底壁と前記
天井壁との周縁全周を囲う側壁、を備えた外側壁と、 該外側壁の内部に配置されて、前記外側壁内を3室以上
の部屋に区画する複数の仕切壁と、を備えて構成され、 前記仕切壁に、処理した液体を流通可能な流通孔が形成
されて、前記各部屋が、それぞれ、前記撹拌槽、凝集
槽、及び、沈殿槽とされるとともに、 前記側壁における前記撹拌槽の周囲の部位に、前記廃汚
水を前記撹拌槽に流入可能な流入口が配設され、 前記側壁における前記沈殿槽の周囲の部位に、処理した
液体を流出可能な流出口が配設され、 さらに、前記流入口の近傍に、前記廃汚水を磁化させる
磁石が配設されていることを特徴とする廃汚水処理装
置。 - 【請求項2】 複数の前記仕切壁で区画される部屋が直
列的に3室だけ形成されていることを特徴とする請求項
1記載の廃汚水処理装置。 - 【請求項3】 複数の前記仕切壁で区画される部屋が並
列的に2室ずつ並んだ4室とされ、各部屋が、それぞ
れ、前記撹拌槽、凝集槽、第1沈殿槽、及び、第2沈殿
槽とされることを特徴とする請求項1記載の廃汚水処理
装置。 - 【請求項4】 複数の前記仕切壁で区画される部屋が並
列的に3室ずつの6室とされ、各部屋が、それぞれ、廃
汚水を処理する順に、第1撹拌槽、第1凝集槽、第2撹
拌槽、第2凝集槽、第1沈殿槽、第2沈殿槽とされるこ
とを特徴とする請求項1記載の廃汚水処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18758696A JPH1028976A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 廃汚水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18758696A JPH1028976A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 廃汚水処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1028976A true JPH1028976A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16208706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18758696A Withdrawn JPH1028976A (ja) | 1996-07-17 | 1996-07-17 | 廃汚水処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1028976A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002336602A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 濁水処理装置および濁水処理方法 |
KR101157578B1 (ko) | 2009-07-07 | 2012-06-18 | 고려종합건설 주식회사 | 가압식 진공분리 폐수처리시스템 |
JP2017100233A (ja) * | 2015-12-01 | 2017-06-08 | 小池酸素工業株式会社 | 切断装置に於ける排水処理装置 |
CN111701328A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-09-25 | 杭州金知科技有限公司 | 城市生活污水的处理装置及方法 |
-
1996
- 1996-07-17 JP JP18758696A patent/JPH1028976A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002336602A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-26 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 濁水処理装置および濁水処理方法 |
KR101157578B1 (ko) | 2009-07-07 | 2012-06-18 | 고려종합건설 주식회사 | 가압식 진공분리 폐수처리시스템 |
JP2017100233A (ja) * | 2015-12-01 | 2017-06-08 | 小池酸素工業株式会社 | 切断装置に於ける排水処理装置 |
CN111701328A (zh) * | 2020-06-18 | 2020-09-25 | 杭州金知科技有限公司 | 城市生活污水的处理装置及方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |