JPH1028888A - 食品、嗜好品、化学物質、医薬物質及び鉱物質物質を粉砕するためのミル - Google Patents

食品、嗜好品、化学物質、医薬物質及び鉱物質物質を粉砕するためのミル

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Publication number
JPH1028888A
JPH1028888A JP8784697A JP8784697A JPH1028888A JP H1028888 A JPH1028888 A JP H1028888A JP 8784697 A JP8784697 A JP 8784697A JP 8784697 A JP8784697 A JP 8784697A JP H1028888 A JPH1028888 A JP H1028888A
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JP
Japan
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section
rotor
grinding tool
tool
grinding
Prior art date
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Pending
Application number
JP8784697A
Other languages
English (en)
Inventor
Jehle Wolfgang
イェーレ ヴォルフガング
Holl Wolfgang
ホル ヴォルフガング
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bauermeister & Co Verfahrenste
Gebr BAUERMEISTER & CO VERFAHRENSTECHNIK & CO GmbH
Original Assignee
Bauermeister & Co Verfahrenste
Gebr BAUERMEISTER & CO VERFAHRENSTECHNIK & CO GmbH
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Application filed by Bauermeister & Co Verfahrenste, Gebr BAUERMEISTER & CO VERFAHRENSTECHNIK & CO GmbH filed Critical Bauermeister & Co Verfahrenste
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Pending legal-status Critical Current

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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 6モースまでの比較的大きな硬度の物質を粉
砕するために使用可能となるだけでなく、セラミック材
料から成る粉砕工具が材料に合わせて形成されていて、
しかも確実で簡単で交換可能な固定が可能となるように
する。 【解決手段】 粉砕工具3が形状接続、つまり嵌合によ
る係合によってのみロータに固定されるように粉砕工具
3が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品、嗜好品、化
学物質、医学物質及び鉱物質物質を粉砕するためのミル
であって、ステータとローラとが設けられており、ステ
ータの内部に回転駆動されるロータが支承されており、
該ロータに全セラミック製の粉砕工具が交換可能に取付
けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式のミルには種々様々の構
造が知られている。これらの公知のミルはカカオの種子
やその他の食品を微粉砕するために使用される。このよ
うなミルはさらに化学工業及び製薬工業においても、例
えば石膏、木くず、重晶石、石灰石、白陶土、顔料を粉
砕するために使用される。食品工業ではカカオの他に砂
糖、粉乳、米並びにこれらの材料等から成る混合物が粉
砕される。
【0003】ステータと共に粉砕ギャップを形成してい
る粉砕工具は、外装を有するか又は外装を有しない合金
鋼、はだ焼き鋼又は焼結金属から製造されている。これ
らの粉砕工具は摩耗するので交換可能である。
【0004】これまで、この種のミルを用いると、3〜
3.5モース(Mohs)の硬度までの物質しか粉砕す
ることができなかった。これにより、このミルの使用分
野は制約され、それに応じた高い摩耗が生じていた。
【0005】ドイツ連邦共和国実用新案第863277
7号明細書に基づき、冒頭で述べた形式の衝撃ミルが公
知である。粉砕工具は、ミルの対応部分にねじ締結され
た金属ピンによって固定されている。すなわちこの公知
のミルでは、固有の粉砕工具を固定するために非セラミ
ック材料から成る特別な固定部材が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式のミルを改良して、6モース(Mohs)
までの比較的大きな硬度の物質を粉砕するために使用可
能となるだけでなく、セラミック材料から成る粉砕工具
が材料に合わせて形成されていて、しかも確実で簡単で
交換可能な固定が可能となるようなミルを提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、粉砕工具が形状接続、つまり嵌合
による係合によってのみロータに固定されるように粉砕
工具が形成されているようにした。
【0008】
【発明の効果】セラミック材料は8ないし9.8モース
の硬度を有するセラミック材料であるので、許容しえな
い摩耗が生じることなしに、より硬い多種の物質を粉砕
することができる。使用されるセラミック材料はオキサ
イドセラミックであれ、ノンオキサイドセラミックであ
れ、混合セラミックであれ、化学的および機械的な耐性
を有している。粉砕物はいかなる形であれ化学的な影響
を受けない。
【0009】粉砕工具がもはやピン、ねじ又はその他の
保持部材により固定されずに、対応して形成されたスリ
ット内への差込みにより形状接続的に、つまり嵌合によ
る係合により固定されることにより、固定部は単純とな
り、その形状付与は複雑でなくなり、かつセラミックと
いう材料に適合されている。粉砕工具は容易に交換する
ことができる。さらに、粉砕工具の交換後にロータをバ
ランスさせることも、もはや必要とならない。なぜなら
ば、このセラミック材料が小さな固有重量しか有しない
からである。
【0010】請求項2以下には、粉砕工具の有利な構成
が記載されている。横断面が対称的に形成され、かつ厚
肉部を備えており、かつこれに対応して保持スリットが
ロータに形成されていると、条片状の粉砕工具はロータ
の回転方向に対してほぼ直角に簡単にこの保持スリット
内へ差し込まれ、かつ厚肉部によりスリットの対応する
拡大部内て形状接続的に保持される。交換が必要な場合
には、粉砕工具を簡単に引き出し、再び差し込むことが
できる。ロータ回転速度が高い場合でも、形状接続的な
構成により粉砕工具は確実に保持される。
【0011】請求項4及び請求項5に記載したような対
称的な構成又は、例えば三角形、ひし形などに形成され
る対称的な構成は、所要の嵌合係合が保証するという利
点だけでなく、1つの粉砕工具で、順次に使用すること
のできる複数の、例えば4つのカッティングエッジと、
それに隣合う衝撃面とが提供されるという利点をも有し
ている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0013】図1及び図2にはロータだけが部分的に示
されている。このロータはステータ(図示しない)内で
回転しモータによって駆動される。ロータとロータ軸と
の結合は直接的又は間接的に行われる。ロータ軸の受容
部は符号4で示されている。
【0014】ロータ1は互いに上下に配置された複数の
工具保持リング2又は工具保持板により形成される。こ
れらの工具保持リングには、互いに上下に、つまり回転
軸線に対して直角に保持スリット6が形成されており、
この保持スリット6の横断面は使用される粉砕工具3の
横断面形状に相当している。この保持スリット6には複
数の粉砕工具3が並んで差し込まれるので、これらの粉
砕工具3は重なり合って位置する。
【0015】粉砕工具3は形状接続的に、つまり嵌合に
よる係合により保持される。このためには、粉砕工具が
横断面で見て厚肉部5を備えており、この厚肉部は図示
の実施例(図3及び図4)では円形に形成されている。
保持スリット6もこれに対応して成形されている。
【0016】図3及び図4から判るように、粉砕工具は
その横断面で見て二重に対称的に形成されている。粉砕
工具は4つのカッティングエッジ7と、これに隣り合う
衝撃面8とを備えている。粉砕工具3がどのように保持
スリット6内に差し込まれるのかに応じて、4つのカッ
ティングエッジのいずれか1つを使用することができ
る。すなわち粉砕工具3は高い寿命を有している。なぜ
ならば、一面においてはこの粉砕工具が極めて硬質の材
料、つまりセラミック材料から成っており、他面におい
ては順次に使用されることのできる4つのカッティング
エッジ7とこれに隣り合う衝撃面とを備えているからで
ある。
【0017】図4に示した横断面形状の代わりに、ひし
形、三角形のようなその他の横断面形状及びその他の形
状も考えられる。
【0018】円錐形のロータの図示の構造の代わりに、
円筒状のロータを備えた別の構成、例えば複数の粉砕工
具が相並んで配置されるターボミルも考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す、ロータの片側の横断
図である。
【図2】図1のロータの平面図。
【図3】セラミック材料から成る粉砕工具の1実施例を
示す側面図である。
【図4】図3の粉砕工具を上方から見た平面図である。
【符号の説明】
1 ロータ、 2 工具保持リング、 3 粉砕工具、
4 ロータ軸の受容部、 5 厚肉部、 6 保持ス
リット、 7 カッティングエッジ、 8 衝撃面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴォルフガング ホル ドイツ連邦共和国 グーデルハントフィー ルテル ヴェッテルンヴェーク 5 ベー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品、嗜好品、化学物質、医薬物質及び
    鉱物質物質を粉砕するためのミルであって、ステータと
    ロータとが設けられており、ステータの内部に回転駆動
    されるロータが支承されており、該ロータに全セラミッ
    ク製の粉砕工具が交換可能に取付けられている形式のも
    のにおいて、粉砕工具(3)が形状接続、つまり嵌合に
    よる係合によってのみロータに固定されるように粉砕工
    具(3)が形成されていることを特徴とする、食品、嗜
    好品、化学物質、医薬物質及び鉱物質物質を粉砕するた
    めのミル。
  2. 【請求項2】 ロータ(1)が、互いに間隔をおいて配
    置された工具保持リング(2)を備えており、該工具保
    持リング(2)に、回転軸線に対してほぼ直角に延びる
    保持スリット(6)が形成されており、該保持スリット
    内に、全セラミック製の粉砕工具が形状接続的、つまり
    嵌合による係合により差込み可能である、請求項1記載
    のミル。
  3. 【請求項3】 粉砕工具(3)が形状接続の形成のため
    に横断面で見て厚肉部(5)を備えており、保持スリッ
    ト(6)の横断面が粉砕工具(3)のこの横断面に対応
    している、請求項1又は2記載のミル。
  4. 【請求項4】 粉砕工具(3)が横断面で見て対称的に
    形成されており、かつ横断面中央部に厚肉部(5)を備
    えている、請求項3記載のミル。
  5. 【請求項5】 厚肉部(5)が円形に形成されており、
    その両側で円形の厚肉部(5)を越えて比較的細い粉砕
    区分が突出している、請求項3又は4記載のミル。
JP8784697A 1996-04-06 1997-04-07 食品、嗜好品、化学物質、医薬物質及び鉱物質物質を粉砕するためのミル Pending JPH1028888A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE29606424U DE29606424U1 (de) 1996-04-06 1996-04-06 Mühle zum Mahlen von Nahrungsmitteln, Genußmitteln sowie für chemische, pharmazeutische und mineralische Stoffe
DE19649338.2 1996-11-28
DE29606424.6 1996-11-28
DE19649338A DE19649338A1 (de) 1996-04-06 1996-11-28 Mühle zum Mahlen von Nahrungsmiteln, Genußmitteln sowie für chemische, pharmazeutische und mineralische Stoffe

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1028888A true JPH1028888A (ja) 1998-02-03

Family

ID=26031692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8784697A Pending JPH1028888A (ja) 1996-04-06 1997-04-07 食品、嗜好品、化学物質、医薬物質及び鉱物質物質を粉砕するためのミル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1028888A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102389878A (zh) * 2011-09-30 2012-03-28 景旺电子科技(龙川)有限公司 Pcb磨板机的水清洗系统及水处理方法

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