JPH102887A - 被検査体傷判定方法及び装置 - Google Patents

被検査体傷判定方法及び装置

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JPH102887A
JPH102887A JP8153573A JP15357396A JPH102887A JP H102887 A JPH102887 A JP H102887A JP 8153573 A JP8153573 A JP 8153573A JP 15357396 A JP15357396 A JP 15357396A JP H102887 A JPH102887 A JP H102887A
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reflected echo
bolt holes
longitudinal direction
flaw
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JP8153573A
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Kingo Ozawa
金吾 小沢
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Tokimec Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄道レールなどの被検査材の継目部分のレー
ル遊間部での反射エコーを確実に識別して、信頼性の高
いレール探傷を可能にする。 【解決手段】 多チャネル超音波送受信部12、超音波
探触器11を通じてレール10に超音波パルスを放射
し、超音波パルスの反射の受信信号から反射エコーを反
射エコー検出部13で検出する。反射エコー検出部13
で検出した反射エコーに基づいてボルト穴をボルト穴検
出部16で検出する。ボルト穴検出部16で検出したボ
ルト穴の中で、レール10が延在する長手方向における
所定間隔で二つのボルト穴が存在する際に、二つのボル
ト穴のレール10の長手方向における中心位置をレール
10の継目における遊間部poであると遊間位置判定部
17で判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波レール探傷
車におけるレール傷判定装置などに適用して鉄道レール
などの傷の判定を行う被検査体傷判定方法及び装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の鉄道などのレール(被検査
材)を超音波で探傷する際の計測状態を示す斜視図であ
り、図4は図3中の超音波探傷装置の構成を示すブロッ
ク図である。図3及び図4において、この例では、探傷
対象のレール(被検査材)1上を、超音波探傷装置2と
接続されるケーブル3の先端に設けられた超音波探触子
4を移動させてレール1の探傷を行っている。
【0003】図4に示す超音波探傷装置2では、超音波
探触子4がレール1上を接触して移動している。この
際、送信部2aから一定周期で出力される送信信号が超
音波探触子4に入力され、内部の図しない振動子からの
超音波パルスがレール1に放射される。この超音波パル
スがレール1の傷で反射し、この反射波が超音波探触子
4内の振動子で受信される。
【0004】この受信信号が受信部2bに入力され、こ
こで増幅などを行って信号処理部2cに入力される。信
号処理部2cでは、ここに設けられたゲート回路によっ
て所定のビーム路程範囲のみを検出範囲として選択し、
さらに、アナログ受信信号をデジタル信号に変換し、受
信信号レベルを判定レベルと比較して反射エコーを検出
する。この検出した反射エコーデータと図示しない移動
距離センサからの移動量データに基づいて、レール1の
傷の位置や、その重大性の判定を行い、この結果データ
をブラウン管(CRT)などの表示部2dで画面表示し
ている。また、記録部2eのメモリなどに記憶して保存
し、さらに、必要に応じて記録紙に印刷して出力してい
る。
【0005】このようなレール探傷では、超音波探触子
4を複数個設け、この複数のチャネルから傷の発生部位
と方向性を考慮した超音波パルスをレール1に放射し、
その反射エコーから探傷が行われる。複数のチャネルと
して、重要なレール傷に合わせ、例えば、レール1の頭
部から底部にかけての水平裂に対しては垂直チャネル
(0°)、また、腹部から底部についての横裂には、±
45°チャネル、頭部横裂に対しては±70°チャネル
といった複数の各チャネルから傷の発生部位と方向性を
考慮した超音波を放射し、その反射エコーに注目して探
傷が行われる。
【0006】このようなレール探傷では、レール1中の
傷のみではなく、例えば、レール1の継目部におけるボ
ルト穴やレール遊間部などからの反射エコーも検出され
る。図5はレール1の継目部の構成を説明するための図
である。図5において、レール1a,1bが遊間部po
を形成して継目板1cで固定されている。この場合、レ
ール1a,1bと継目板1cに合計四つのボルト穴1d
が形成され、このボルト穴1dに図示しないボルトに貫
通させて、レール1a,1b及び継目板1cを締結して
いる。
【0007】この場合のボルト穴1dとレール1a,1
bの端面の間隔a、ボルト穴1dの間隔b、及び、ボル
ト穴1dの個数は、そのレール1a,1bの種別によっ
て予め決まっている。したがって、傷のみを検出する信
頼性が高いレール探傷を行うためには、これらの反射エ
コーを識別することが不可欠であり、ボルト穴1dから
の反射エコーを識別するためには、例えば、特許出願番
号08−075502号をもって当出願人が提案した
「被検査体傷判定方法及び装置」記載の方法を用いれ
ば、より信頼性の高い傷判定が可能である。
【0008】この方法では、ボルト穴1dは垂直(0
°)チャネルと±45°チャネルとによって、図6に示
すようなBスコープ画像が得られることが判明している
ことから、垂直(0°)チャネル及び±45°チャネル
の反射エコーのBスコープ画像上で連結領域を抽出し
て、それぞれの重心を求め、この三つの重心の位置関係
からボルト穴1dを認識する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、レール遊間部からの反射エコーを識別でき
ず、より高精度にレール傷を判定するため、この点の改
善が課題となっている。図5中のレール1a,1bにお
ける遊間部poでは、例えば、±45°チャネルと±7
0°チャネルごとの反射エコーが得られる。
【0010】図7は、このレール1a,1bにおける遊
間部poの各チャネルの反射エコーを説明するための図
である。図7において、レール1a,1bにおける遊間
部poでの±45°チャネル及び±70°チャネルのそ
れぞれの反射エコーは極めて不安定であり、確実に検出
できない。したがって、ボルト穴1dの場合と同様に、
±45°チャネルと±70°チャネルの反射エコーが検
出できることを条件として、そのレール1a,1bにお
ける遊間部poを認識することは出来ない。
【0011】この場合、遊間部poの反射エコーが全く
検出されなければ、その問題が生じないが、この反射エ
コーが検出されると、レール1a,1bにおける遊間部
poからの反射エコーであると識別されないため、傷が
存在するとの判定が行われてしまい、レール探傷の判定
における信頼性が大きく損なわれてしまうことになる。
本発明は、このような従来の技術における欠点を解決す
るものであり、鉄道レールなどの被検査材の継目部分の
レール遊間部での反射エコーが確実に識別でき、信頼性
の高いレール探傷が可能になる被検査体傷判定方法及び
装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を達成するため
に、本発明は、継目板及びボルトで締結され、且つ遊間
を形成する継目を有する被検査体を対象として、この被
検査体に複数チャネルの超音波パルスを放射して得られ
た反射エコーから被検査体の傷を判定する被検査体傷判
定方法であり、反射エコーに基づいてボルト穴を検出
し、この検出したボルト穴の中で、被検査体が延在する
長手方向における所定間隔で二つのボルト穴が存在する
際に、二つのボルト穴の被検査体の長手方向の中心位置
を被検査体の継目における遊間部であると判定してい
る。
【0013】また、本発明の被検査体傷判定方法では、
反射エコーに基づいてボルト穴を検出し、この検出した
ボルト穴の中で、被検査体が延在する長手方向における
連続した所定間隔で所定数のボルト穴が存在する際に、
所定数のボルト穴の被検査体の長手方向における中心位
置を被検査体の継目における遊間部であると判定してい
る。
【0014】さらに、本発明の被検査体傷判定方法は、
反射エコーに基づいてボルト穴を検出し、この検出した
ボルト穴の中で、被検査体が延在する長手方向における
所定間隔で二つのボルト穴が存在する際に、二つのボル
ト穴の被検査体の長手方向における中心位置を被検査体
の継目における遊間部であると判定し、その二つのボル
ト穴が存在しない場合に、被検査体が延在する長手方向
における他の所定間隔で所定数のボルト穴が存在する際
に、所定数のボルト穴の被検査体の長手方向における中
心位置を被検査体の継目における遊間部であると判定し
ている。
【0015】また、本発明の被検査体傷判定方法は、判
定された被検査体の継目における遊間部の位置を中心と
する被検査体の長手方向の所定範囲に位置する反射源か
らの反射エコーを、遊間部からの反射エコーと判定して
いる。さらに、本発明は、継目板及びボルトで締結さ
れ、且つ遊間を形成する継目を有する被検査体を対象と
して、この被検査体に複数チャネルの超音波パルスを放
射して得られた反射エコーから被検査体の傷を判定する
被検査体傷判定装置であり、反射エコー検出部が被検査
体に放射した超音波パルスの反射の受信信号から反射エ
コーを検出する。この反射エコー検出部で検出した反射
エコーに基づいてボルト穴をボルト穴検出部が検出す
る。そして、ボルト穴検出部で検出したボルト穴の中
で、被検査体が延在する長手方向における所定間隔で二
つのボルト穴が存在する際に、二つのボルト穴の被検査
体の長手方向における中心位置を被検査体の継目におけ
る遊間部であると遊間位置判定部が判定する。
【0016】また、本発明の被検査体傷判定装置は、被
検査体に放射した超音波パルスの反射の受信信号から反
射エコーを反射エコー検出部が検出する。また、ボルト
穴検出部が反射エコー検出部で検出した反射エコーに基
づいてボルト穴を検出し、このボルト穴検出部で検出し
たボルト穴の中で、被検査体が延在する長手方向におけ
る連続した所定間隔で所定数のボルト穴が存在する際
に、所定数のボルト穴の被検査体の長手方向における中
心位置を被検査体の継目における遊間部であると遊間位
置判定部によって判定する。
【0017】さらに、本発明の被検査体傷判定装置は、
被検査体に放射した超音波パルスの反射の受信信号から
反射エコーを反射エコー検出部で検出する。この反射エ
コー検出部で検出した反射エコーに基づいてボルト穴を
ボルト穴検出部で検出し、また、ボルト穴検出部で検出
したボルト穴の中で、被検査体が延在する長手方向にお
ける所定間隔で二つのボルト穴が存在する際に、二つの
ボルト穴の被検査体の長手方向における中心位置を被検
査体の継目における遊間部であると判定し、その二つの
ボルト穴が存在しない場合に、被検査体が延在する長手
方向における他の所定間隔で所定数のボルト穴が存在す
る際に、所定数のボルト穴の被検査体の長手方向におけ
る中心位置を被検査体の継目における遊間部であると遊
間位置判定部によって判定する。
【0018】また、本発明の被検査体傷判定方装置は、
反射エコー検出部で検出した反射エコーの中で、遊間位
置判定部で判定された被検査体の継目における遊間部の
位置を中心とする、被検査体の長手方向の所定範囲に位
置する反射源からの反射エコーを遊間部からの反射エコ
ーと判定する遊間エコー判定部を備えている。さらに、
本発明の被検査体傷判定方法及び装置は、被検査体をレ
ールとしている。
【0019】また、本発明の被検査体傷判定方法及び装
置を、超音波レール探傷車におけるレール傷判定装置に
適用している。このような本発明の被検査体傷判定方法
及び装置では、不安定なレール遊間部からの反射エコー
によって遊間部を認識するのではなく、鉄道レールなど
の被検査材の継目部分のレール遊間部の周辺のボルト穴
を認識した後に、ボルト穴の位置関係から遊間部を認識
する。すなわち、被検査体の遊間部の両側のボルト穴
を、この間隔を条件として認識し、この中心を被検査体
の継目の遊間部の位置とする。又は、被検査体の種類に
よって、被検査体の遊間部の両側のボルト穴の間隔と、
他のボルト穴間の間隔が略等しいため、この間隔を条件
として被検査体の継目部のボルト穴群を認識し、この中
心を被検査体の遊間部の位置と判定している。したがっ
て、被検査体の継目における遊間部を確実に認識でき、
レール遊間部での反射エコーが正確に識別できるように
なり、その信頼性の高いレール探傷が可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の被検査体傷判定方
法及び装置の実施形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明の被検査体傷判定方法及び装置の実施
形態の構成を示すブロック図である。図1において、こ
の被検査体傷判定装置には、検査対象のレール10上を
移動しながら超音波パルスをレール10内部に放射し、
かつ、反射エコーを受信する多チャネル超音波探触器1
1が設けられている。また、多チャネル超音波探触器1
1へ移動における一定間隔で送信信号を送出するととも
に、多チャネル超音波探触器11で受信される受信信号
を増幅して出力する多チャネル超音波送受信部12を有
している。レール10は従前の図5と同様の構成であ
る。
【0021】さらに、この被検査体傷判定装置には、多
チャネル超音波送受信部12が出力する受信信号から所
定のビーム路程の範囲のみを検出範囲として選択し、か
つ、デジタル信号に変換した後、受信信号レベルを所定
の判定レベルと比較し、この受信信号レベルにおける判
定レベル以上の部分を反射エコーとして検出し、この検
出した反射エコーの受信信号レベル、ビーム路程及び多
チャネル超音波探触器11の移動距離を示す移動距離デ
ータを出力する。
【0022】また、反射エコー検出部13で検出した反
射エコーのBスコープ画像上での連結領域を抽出する連
結領域抽出部14を有し、さらに、この連結領域抽出部
14で抽出された反射エコーのBスコープ画像上での連
結領域の特徴量として、Bスコープ画像上での大きさと
重心を抽出する特徴量抽出部15が設けられている。さ
らに、この被検査体傷判定装置には、特徴量抽出部15
で抽出した各連結領域の重心に基づいてボルト穴を検出
するボルト穴検出部16が設けられるとともに、ボルト
穴検出部16で検出したボルト穴の位置関係からレール
10の図5に示す遊間部poの位置を判定する遊間位置
判定部17が設けられている。また、連結領域をレール
10の遊間部poからの反射エコーと判定するための遊
間エコー判定部18及び特徴量抽出部15で抽出した特
徴量に基づいてレール傷としての判定を行う傷判定部1
9が設けられている。
【0023】さらに、この被検査体傷判定装置には、ボ
ルト穴、遊間部の位置、遊間部からの反射エコー及び傷
の判定結果などを画面表示するブラウン管(CRT)な
どで構成される表示部20、及び、この結果をハードデ
ィスク(HDD)などに記憶し、かつ、印刷したハード
コピー(記録紙)を出力する記録部21が設けられてい
る。さらに、多チャネル超音波探触器11がレール10
上を移動した際の移動距離データを出力する移動距離セ
ンサ22が設けられている。
【0024】なお、反射エコー検出部13、連結領域抽
出部14、特徴量抽出部15、ボルト穴検出部16、遊
間位置判定部17、遊間エコー判定部18及び傷判定部
19は、ゲート回路、A/D変換器、カウンタ、CP
U、メモリ、I/O回路及びデバイスコントローラ等で
構成することが出来る。図2は図1中の多チャネル超音
波探触器11の詳細な構成を示す側面図である。図2に
おいて、この多チャネル超音波探触器11は、垂直チャ
ネル(0°)用の超音波探触子11aと、±45°チャ
ネル用の超音波探触子11b,11cと、±70°チャ
ネル用の超音波探触子11d,11eとで構成されてい
る。
【0025】次に、この実施形態の構成における動作に
ついて説明する。図1及び図2において、多チャネル超
音波探触器11が、その構造を従前の図5に示した検査
対象のレール10上を接触しながら移動し、この移動距
離が移動距離センサ22で検出される。この際、多チャ
ネル超音波送受信部12は、移動距離センサ22からの
移動距離データに基づいて、移動における一定間隔で送
信信号を多チャネル超音波探触器11内の超音波探触子
11a〜11eへ出力する。
【0026】その結果、チャネル超音波探触器11の超
音波探触子11a〜11eの図示しない振動子から超音
波パルスがレール10に放射される。この超音波パルス
がレール10の傷などで反射し、この反射エコーが多チ
ャネル超音波探触器11における超音波探触子11a〜
11e内の振動子で受信される。この受信信号が多チャ
ネル超音波送受信部12で増幅されて、反射エコー検出
部13に出力される。反射エコー検出部13では、多チ
ャネル超音波送受信部12からの0°,±45°及び±
70°チャネル(以下、各チャネルと記載する)の各受
信信号を、図示しないゲート回路によって各チャネルご
とに所定のビーム路程の範囲のみを検出範囲として選択
し、アナログ受信信号をデジタル信号に変換する。
【0027】さらに、反射エコー検出部13は受信信号
レベルを所定の判定レベルと比較し、受信信号レベルに
おける判定レベル以上の部分を反射エコーとして検出す
る。この検出した反射エコーのチャネルの種類、受信信
号レベル、ビーム路程及び移動距離センサ22で得られ
る多チャネル超音波探触器11の移動距離データを連結
領域抽出部14へ出力する。
【0028】ここでビーム路程は、超音波パルスが多チ
ャネル超音波探触器11からレール10へ放射されてか
ら、傷などで反射して受信されるまでの伝播時間と等価
であり、この時間をカウンタなどで計数することによっ
て求める。連結領域抽出部14では、反射エコー検出部
13で検出した各チャネルの反射エコーのBスコープ画
像上での連結領域を抽出する。このBスコープ画像は、
多チャネル超音波探触器11の移動距離、すなわち、超
音波パルスの入射位置とビーム路程(伝播時間)とを縦
横軸として反射エコーが存在する位置の画素の値を一
定、例えば、「1」とし、又は、反射エコーの受信信号
レベルに応じた値とし、あるいは反射エコーが存在しな
い位置の画素値を、例えば、「0」としたものである。
【0029】このBスコープ画像を、そのまま用いても
良いが、理解を容易にするためレール10が延在する長
手方向を横軸、レール10の表面からの深さを縦軸とす
るBスコープ画像に変換することによって、例えば、垂
直(0°)チャネル,±45°チャネルの三つのBスコ
ープ画像を重ね合わせると、ボルト穴が従前の図6に示
す画像として得られ、また、図5中の遊間部poが従前
の図7に示す画像として得られる。
【0030】この変換は、レール10の長手方向の位置
をx、レール10の表面からの深さをy、超音波パルス
の放射ビームのレール10の長手方向における入射位置
をp、ビーム路程をq、及び、超音波パルスの放射ビー
ムの入射角をθとすると位置x、深さyが次式(1)
(2)で表される。 x=p+q・sinθ ・・・ (1) y=q・cosθ ・・・ (2) このBスコープ画像上での連結領域、すなわち、Bスコ
ープ画像上で相互に連結関係を有する反射エコーの画素
の集合を一つの連結領域として抽出する。これは、例え
ば、ラベリングと呼称される画像処理手法を用いて行う
ことが出来る。このラベリングについては、例えば、
「コンピュータ画像処理入門」(田村監修総研出版 1
985年)に記載があり、連結領域ごとにラベル(番
号)を割り付ける処理を行うものである。また、別の方
法として、当出願人が特許出願番号第8ー075501
号をもって提案した「Bスコープ画像の連結領域抽出方
法及び装置」記載の方法を用いることも可能である。
【0031】以下、後者の方法に基づく連結領域抽出処
理について簡単に説明する。まず、反射エコー検出部1
3で反射エコーが検出されるごとに、超音波パルスの入
射位置とビーム路程で規定されるBスコープ画像上での
位置に注目し、この位置と、すでに使用されている割付
番号を最後に割り付けられた反射エコーのBスコープ画
像上での位置とを比較して、両者の距離が所定範囲であ
る際に、検出した反射エコーに、その既に使用されてい
る割付番号を割り付ける。また、前記の条件で検出した
反射エコーに、そのすでに使用されている割付番号が割
り付けられなかった場合、前記検出された反射エコーに
未使用の割付番号を割り付ける。
【0032】この処理手順によって、Bスコープ画像上
での連結領域ごとに異なる割付番号が割り付けられ、そ
の連結領域が抽出されることになる。なお、連結条件
は、反射エコーを有する際の画素が隣接するとともに、
例えば、反射エコーを有する際の画素間に存在する反射
エコーが無い際の画素が所定数以下であることを条件と
しても良い。この場合、反射エコーが多少欠落しても一
つの連結領域とみなすことが出来る。
【0033】次に、特徴量抽出部15は、連結領域抽出
部14で抽出された各チャネルの反射エコーのBスコー
プ画像上での連結領域の特徴量として、Bスコープ画像
上での大きさと重心を求める。これらは、例えば、連結
領域の両端点間の距離及び両端点の中心として算出する
ことが出来る。ここで連結領域の両端点位置は、連結領
域抽出部14での連結領域抽出処理において、ある割付
番号を最初に割り付けた反射エコーと、最後に割り付け
られた反射エコーの、それぞれのBスコープ画像上での
位置として求められる。
【0034】ボルト穴検出部16では特徴量抽出部15
で抽出した各連結領域の重心に基づいてボルト穴を検出
する。前記のようにボルト穴に対しては垂直(0°)チ
ャネル及び±45°チャネルによって、図6のようなB
スコープ画像が得られることが判明している。すなわ
ち、三つのチャネルのボルト穴を反射源とする連結領域
の位置関係が決まっている。さらに、ボルト穴はレール
10の腹部に存在することも判っている。そこで、例え
ば、次の条件でボルト穴と判定できる。
【0035】「垂直チャネルの連結領域の重心が、レー
ル10の腹部に相当する所定の縦軸上の位置(レール1
0の表面からの深さ)であり、かつ、その重心位置に対
して、所定位置の範囲内を重心位置とする+45°チャ
ネルの連結領域及び−45°チャネルの連結領域がとも
に存在する」 この条件でボルト穴と判定して、その検出が出来るよう
になる。この際のレール10の長手方向におけるボルト
穴の位置は、垂直(0°)チャネルの連結領域の重心位
置とすれば良い。
【0036】次に、遊間位置判定部17では、ボルト穴
検出部16で検出したボルト穴の位置関係からレール1
0の遊間部poの位置を判定する。従前の図5に示した
ボルト穴1dとレール10の端面の間隔a、ボルト穴1
d間の間隔b及びレール10の継目部のボルト穴1dの
個数は、レール10の種類(60kg,50T,50k
gN,40kgN,50kgPS,37kg及び30k
g)ごとに定められており間隔a,bの値によって、次
の二種類のグループに区分け出来る。 (1)60kg,50T,50kgN,40kgN a=77mm,b=130mm,ボルト穴数=4又は6 (2)50kgPS,37kg,30kg a=60.5mm,b=127mm,ボルト穴数=4 したがって、(1)のグループのレール10では、遊間
部poの両側のボルト穴の間隔は154mm+遊間部の
間隔(通常、数mm〜20mm程度)となり、他のボル
ト穴の間隔と明白な差異があるため、例えば、150m
m以上180mm以下の間隔であることを条件として、
レール10の遊間部poの両側のボルト穴を認識するこ
とが出来る。このボルト穴が認識できれば、その中心を
レール10の遊間部poと判定すれば良い。
【0037】一方、(2)のグループのレール10で
は、遊間部poの両側のボルト穴の間隔は121mm+
遊間部poの間隔であり、他のボルト穴間の間隔と略等
しく、レール10の遊間部poの両側のボルト穴を直接
認識することが困難である。しかし、このグループで
は、ボルト穴数が「4」と定められている。このことか
ら四つのボルト穴が略一定間隔で存在することになる。
そこで、例えば、120mm以上145mm以下の間隔
で四つのボルト穴が検出された場合に、これをレール継
目部のボルト穴群と認識することが出来る。この中心を
レール10の遊間部poとすれば良い。
【0038】以上のようにレール10の種類に応じた方
法でレール10の遊間部poの位置を判定すれば良い
が、(1)のグループのレール10の遊間部poの両側
のボルト穴の間隔は、(2)のグループのボルト穴の間
隔とも差があるため、まず、(1)のグループ対象とし
た方法で、遊間部poの両側のボルト穴の認識を試み、
識別できた際には、それをもとに遊間部poを判定す
る。また、識別できなかった場合、(2)グループを対
象とした方法で、レール継目部のボルト穴群を認識して
レール10の遊間部poの位置を判定することによっ
て、レール10の種類によらない、レール10の遊間部
poの位置判定が可能となる。
【0039】遊間エコー判定部18では特徴量抽出部1
5で抽出した各連結領域の重心が、遊間位置判定部17
で判定したレール10の遊間部poを中心とする所定範
囲に位置するとき、その連結領域をレール10の遊間部
poからの反射エコーと判定する。この判定処理によっ
て、従前の図7に示したレール10の遊間部poからの
反射エコーを識別することが出来る。
【0040】傷判定部19では、ボルト穴及びレール1
0の遊間部poからの反射エコーと判定されなかった連
結領域に対して、特徴量抽出部15で抽出した特徴量に
基づいてレール傷としての判定を行う。この判定は、例
えば、次のようにして行う。まず、各チャネルの種類に
よって、垂直チャネル(0°)では水平裂と判定し、ま
た、±45°及び±70°チャネルでは横裂と判定す
る。また、連結領域の重心の縦軸上の位置(レール10
の表面からの深さ)によって、発生部位の頭部、腹部、
底部を識別する。さらに、連結領域の大きさによって、
傷の重大性を判定する。
【0041】このようにして得られたボルト穴、遊間部
の位置、遊間部からの反射エコー及び傷の判定結果など
を表示部20で画面表示し、また、この結果を記録部2
1でハードディスク(HDD)などに記憶し、かつ、印
刷したハードコピー(記録紙)を出力する。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の被検査体傷判定方法及び装置によれば、鉄道レールな
どの被検査材の継目部分のレール遊間部の周辺のボルト
穴を認識した後に、ボルト穴の位置関係から遊間部を認
識しており、不安定な遊間部からの反射エコーによらな
いため、遊間部を確実に識別でき、鉄道レールなどの被
検査材の継目部分のレール遊間部での反射エコーが正確
に識別できるようになり、その信頼性の高いレール探傷
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被検査体傷判定方法及び装置の実施形
態の構成を示すブロック図
【図2】図1中の多チャネル超音波探触器の詳細な構成
を示す側面図
【図3】従来例にあって被検査材を超音波で探傷する際
の計測状態を示す斜視図
【図4】図3中の超音波探傷装置の構成を示すブロック
【図5】レールの継目部の構成の説明図
【図6】従来例にあってボルト穴のBスコープ画像図
【図7】従来例にあってレールにおける遊間部の各チャ
ネルの反射エコーの説明図
【符号の説明】
10:レール 11:多チャネル超音波探触器 11a〜11e:超音波探触子 12:多チャネル超音波送受信部 13:反射エコー検出部 14:連結領域抽出部 15:特徴量抽出部 16:ボルト穴検出部 17:遊間位置判定部 18:遊間エコー判定部 19:傷判定部 20:表示部 21:記録部 22:移動距離センサ po:遊間部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】継目板及びボルトで締結され、且つ遊間を
    形成する継目を有する被検査体を対象として、この被検
    査体に複数チャネルの超音波パルスを放射して得られた
    反射エコーから前記被検査体の傷を判定する被検査体傷
    判定方法において、 反射エコーに基づいてボルト穴を検出し、この検出した
    ボルト穴の中で、前記被検査体が延在する長手方向にお
    ける所定間隔で二つのボルト穴が存在する際に、前記二
    つのボルト穴の前記被検査体の長手方向の中心位置を前
    記被検査体の継目における遊間部であると判定すること
    を特徴とする被検査体傷判定方法。
  2. 【請求項2】継目板及びボルトで締結され、且つ遊間を
    形成する継目を有する被検査体を対象として、この被検
    査体に複数チャネルの超音波パルスを放射して得られた
    反射エコーから前記被検査体の傷を判定する被検査体傷
    判定方法において、 反射エコーに基づいてボルト穴を検出し、この検出した
    ボルト穴の中で、前記被検査体が延在する長手方向にお
    ける連続した所定間隔で所定数のボルト穴が存在する際
    に、前記所定数のボルト穴の前記被検査体の長手方向に
    おける中心位置を前記被検査体の継目における遊間部で
    あると判定することを特徴とする被検査体傷判定方法。
  3. 【請求項3】継目板及びボルトで締結され、且つ遊間を
    形成する継目を有する被検査体を対象として、この被検
    査体に複数チャネルの超音波パルスを放射して得られた
    反射エコーから前記被検査体の傷を判定する被検査体傷
    判定方法において、 反射エコーに基づいてボルト穴を検出し、この検出した
    ボルト穴の中で、前記被検査体が延在する長手方向にお
    ける所定間隔で二つのボルト穴が存在する際に、前記二
    つのボルト穴の前記被検査体の長手方向における中心位
    置を前記被検査体の継目における遊間部であると判定
    し、前記二つのボルト穴が存在しない場合、前記被検査
    体が延在する長手方向における他の所定間隔で所定数の
    ボルト穴が存在する際に、前記所定数のボルト穴の前記
    被検査体の長手方向における中心位置を前記被検査体の
    継目における遊間部であると判定することを特徴とする
    被検査体傷判定方法。
  4. 【請求項4】前記請求項1,2又は3記載の被検査体傷
    判定方法において、判定された前記被検査体の継目にお
    ける遊間部の位置を中心とする前記被検査体の長手方向
    の所定範囲に位置する反射源からの反射エコーを、前記
    遊間部からの反射エコーと判定することを特徴とする被
    検査体傷判定方法。
  5. 【請求項5】継目板及びボルトで締結され、且つ遊間を
    形成する継目を有する被検査体を対象として、この被検
    査体に複数チャネルの超音波パルスを放射して得られた
    反射エコーから前記被検査体の傷を判定する被検査体傷
    判定装置において、 前記被検査体に放射した超音波パルスの反射の受信信号
    から反射エコーを検出する反射エコー検出部と、 前記反射エコー検出部で検出した反射エコーに基づいて
    ボルト穴を検出するボルト穴検出部と、 前記ボルト穴検出部で検出したボルト穴の中で、前記被
    検査体が延在する長手方向における所定間隔で二つのボ
    ルト穴が存在する際に、前記二つのボルト穴の前記被検
    査体の長手方向における中心位置を前記被検査体の継目
    における遊間部であると判定する遊間位置判定部と、 を備えることを特徴とする被検査体傷判定装置。
  6. 【請求項6】継目板及びボルトで締結され、且つ遊間を
    形成する継目を有する被検査体を対象として、この被検
    査体に複数チャネルの超音波パルスを放射して得られた
    反射エコーから前記被検査体の傷を判定する被検査体傷
    判定装置において、 前記被検査体に放射した超音波パルスの反射の受信信号
    から反射エコーを検出する反射エコー検出部と、 前記反射エコー検出部で検出した反射エコーに基づいて
    ボルト穴を検出するボルト穴検出部と、 前記ボルト穴検出部で検出したボルト穴の中で、前記被
    検査体が延在する長手方向における連続した所定間隔で
    所定数のボルト穴が存在する際に、前記所定数のボルト
    穴の前記被検査体の長手方向における中心位置を前記被
    検査体の継目における遊間部であると判定する遊間位置
    判定部と、 を備えることを特徴とする被検査体傷判定装置。
  7. 【請求項7】継目板及びボルトで締結され、且つ遊間を
    形成する継目を有する被検査体を対象として、この被検
    査体に複数チャネルの超音波パルスを放射して得られた
    反射エコーから前記被検査体の傷を判定する被検査体傷
    判定装置において、 前記被検査体に放射した超音波パルスの反射の受信信号
    から反射エコーを検出する反射エコー検出部と、 前記反射エコー検出部で検出した反射エコーに基づいて
    ボルト穴を検出するボルト穴検出部と、 前記ボルト穴検出部で検出したボルト穴の中で、前記被
    検査体が延在する長手方向における所定間隔で二つのボ
    ルト穴が存在する際に、前記二つのボルト穴の前記被検
    査体の長手方向における中心位置を前記被検査体の継目
    における遊間部であると判定し、前記二つのボルト穴が
    存在しない場合に、前記被検査体が延在する長手方向に
    おける他の所定間隔で所定数のボルト穴が存在する際
    に、前記所定数のボルト穴の前記被検査体の長手方向に
    おける中心位置を前記被検査体の継目における遊間部で
    あると判定する遊間位置判定部と、 を備えることを特徴とする被検査体傷判定装置。
  8. 【請求項8】前記請求項5,6又は7記載の被検査体傷
    判定装置において、前記反射エコー検出部で検出した反
    射エコーの中で、前記遊間位置判定部で判定された前記
    被検査体の継目における遊間部の位置を中心とする前記
    被検査体の長手方向の所定範囲に位置する反射源からの
    反射エコーを前記遊間部からの反射エコーと判定する遊
    間エコー判定部を備えることを特徴とする被検査体傷判
    定装置。
  9. 【請求項9】前記請求項1,2,3,4,5,6,7又
    は8記載の被検査体傷判定方法及び装置において、 前記被検査体がレールであることを特徴とする被検査体
    傷判定方法及び装置。
  10. 【請求項10】前記請求項1,2,3,4,5,6,7
    又は8記載の被検査体傷判定方法及び装置を超音波レー
    ル探傷車におけるレール傷判定装置に適用することを特
    徴とする被検査体傷判定方法及び装置。
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