JPH10288199A - 気液混相流用ポンプ - Google Patents

気液混相流用ポンプ

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JPH10288199A
JPH10288199A JP11014697A JP11014697A JPH10288199A JP H10288199 A JPH10288199 A JP H10288199A JP 11014697 A JP11014697 A JP 11014697A JP 11014697 A JP11014697 A JP 11014697A JP H10288199 A JPH10288199 A JP H10288199A
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gas
pump
impeller
phase
liquid
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JP11014697A
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English (en)
Inventor
Takashi Takemura
隆 竹村
Hideki Jinno
秀基 神野
Hiroyuki Kato
弘之 加藤
Masanori Aoki
正則 青木
Akira Goto
彰 後藤
Hidenobu Okamoto
秀伸 岡本
Kazuyuki Egashira
和幸 江頭
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SEKIYU KODAN
SEKYU KODAN
Original Assignee
SEKIYU KODAN
SEKYU KODAN
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本来、斜流ポンプの領域であるポンプ比速度
の領域を完全軸流型形式で実現し、気液混相流の昇圧と
輸送の性能を高める。 【解決手段】 気相と液相を含む気液混相流体を昇圧し
輸送するための気液混相流用ポンプにおいて、回転軸1
2と一体のインペラ24と固定側のガイドベーン26と
を有するディフューザ型の軸流型ポンプであって、比速
度が1000[m,m3/min,min-1]以下であることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、海底油
井から油分とガス分とを含む気液混相流体をそれぞれの
成分に分離せずに昇圧し、輸送するための気液混相流用
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】気液混相流体を、気相と液相を分離する
ことなく同時に昇圧・輸送するためには、気相部の気泡
を可能な限り微細化し、液相部に気相部を均質に混合さ
せること、および気相部の気泡の内部滞留を抑制するこ
とが重要である。
【0003】従来の気液混相流用のポンプとしては、主
に設計・製作の比較的容易さから遠心型の二次元翼のポ
ンプが用いられていた。気相と液相を均質に混合するた
めの技術としては、前後する翼が相反する方向に回転し
ポンプ内を流れる気泡を粉砕・微細化するもの(二重反
転型インペラまたはコントラ・ローテーティングポン
プ)や、吸込上流部に気相と液相の均質混合のための混
合器(ミキサー)を設置したものがある。
【0004】気相部の気泡の内部滞留を抑制するための
技術としては、主に気泡が滞留しやすいインペラにおい
てインペラ翼を短くして滞留領域を制限するものや、イ
ンペラの中間翼により気泡滞留部を小さく分断するも
の、インペラのシュラウドを取り除きインペラ翼先端の
漏れ流れの作用により滞留域を抑制するもの、インペラ
翼枚数を3枚と少翼でかつ翼形状がインデューサーに類
似して長くした軸斜流型の形式のものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の技術においては、以下のような課題が残さ
れていた。すなわち、遠心型ポンプは一段当たりの昇圧
量が高いことから多段の場合でも他のポンプ形式にくら
べ少ない段数で高圧を得ることができるが、ポンプの外
径が他の形式のものに比べ大きくなってしまう。
【0006】一方、外径を小さくすれば一段当たりの昇
圧量は低下し、同じ昇圧量を得るには回転数を増加させ
なければならない。しかしながら、インペラを高速回転
すると、遠心力による径方向の圧力差が生じて液相部と
気相部の分離および気相部の気泡の内部滞留を生むこと
になる。つまり、遠心型ポンプではその昇圧機構そのも
のが気液混相流体の昇圧・輸送にとって大きな妨げとな
っている。
【0007】一方、軸流型は、遠心型に比べて上記のよ
うな問題はなく、気液混相流体の昇圧・輸送に好適であ
ると想定される。しかしながら、ポンプの比速度が80
0[m,m3/min,min-1]以下であるような領域で完全
な軸流型として設計したものはなく、気液混相流体用の
軸流系のポンプとしてはポンプハブを傾斜した斜流と軸
流の中間の形状のものの範囲をでていない。
【0008】本発明は、気液混相流体用のポンプにおい
て、液相部と気相部の均質混合および気相部の気泡の内
部滞留抑制に対し能動的処置を施し、気相と液相を可能
な限り均質混合化した状態で昇圧及び/または輸送し、
かつ本来、斜流ポンプの領域であるポンプ比速度の領域
を完全軸流型形式で実現し、気液混相流の昇圧と輸送の
性能を高めることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、気相と液相を含む気液混相流体を昇圧し輸送するた
めの気液混相流用ポンプにおいて、回転軸と一体のイン
ペラと固定側のガイドベーンとを有するディフューザ型
の軸流型ポンプであって、比速度が1000[m,m3/
min,min-1]以下で、かつ、インペラの翼枚数が11枚
以上であることを特徴とする気液混相流用ポンプであ
る。
【0010】比速度が大きいと一段当たりの昇圧量が低
下してポンプ全体の段数が増加し、ポンプが大型化する
ので、構造上好ましくない。従って、比速度は、600
[m,m3/min,min-1]以下であることが好ましく、さ
らには560[m,m3/min,min-1]以下であることが
好ましい。
【0011】これにより、本来斜流のポンプ形式である
ようなポンプ比速度の領域までを完全軸流型で実現でき
る。従って、遠心力による径方向の圧力差が少なく、液
相部と気相部の分離および気相部の気泡の内部滞留が起
きにくいので、気泡の生成を抑制して混相流を効率良く
昇圧及び/または輸送することができる。また、完全軸
流型であるので多段にすることが容易であり、占有スペ
ースが小さい等の利点もある。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記ガイドベー
ンの翼枚数が12枚以上であることを特徴とする請求項
1に記載の気液混相流用ポンプである。
【0013】請求項3に記載の発明は、前記ガイドベー
ンの翼枚数がインペラの翼枚数の2倍以上であることを
特徴とする請求項1に記載の気液混相流用ポンプであ
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、気相と液相を含
む気液混相流体を昇圧し輸送するための気液混相流用ポ
ンプにおいて、回転軸と一体のインペラと固定側のガイ
ドベーンとを有するディフューザ型の軸流型ポンプであ
って、インペラのソリディティーが1.8以上であるこ
とを特徴とする気液混相流用ポンプである。
【0015】請求項5に記載の発明は、前記ガイドベー
ンのソリディティーが2.1以上であることを特徴とす
る請求項4に記載の気液混相流用ポンプである。
【0016】請求項6に記載の発明は、前記インペラと
ガイドベーンが同一の内外径を有することを特徴とする
請求項1ないし5のいずれかに記載の気液混相流用ポン
プである。
【0017】請求項7に記載の発明は、前記インペラ及
び/又はガイドベーンのハブ比が0.7以上であること
を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の気液
混相流用ポンプである。このようにハブ比を大きくとる
ことにより、ポンプ内に流入する流体の流入状態をほぼ
均一なものとすることができる。
【0018】請求項8に記載の発明は、前記ポンプが多
段の軸流型であることを特徴とする請求項1ないし7の
いずれかに記載の気液混相流用ポンプである。
【0019】請求項9に記載の発明は、前記インペラと
ガイドベーンが、同一段においては同一の内外径を有す
ることを特徴とする請求項8に記載の気液混相流用ポン
プである。
【0020】請求項10に記載の発明は、ハブ比が後段
になるに従い大きくなることを特徴とする請求項9に記
載の気液混相流用ポンプである。
【0021】請求項11に記載の発明は、前記インペラ
および/またはガイドベーンの最大翼弦長さがチップ径
の0.5以下であることを特徴とする請求項1ないし1
0のいずれかに記載の気液混相流用ポンプである。
【0022】
【発明の実施の形態】図1ないし図4は、本発明の1つ
の実施の形態の気液混相流用の軸流ポンプを示すもので
ある。図1は全体の構成を概観する断面図であって、上
側にモータ部10が、下側にポンプ部20がシャフト1
2を共通として配置されている。ポンプ部10は、円筒
状のポンプケーシング22に多段(例では15段)の軸
流ポンプが構成されているもので、シャフト12に固定
されたインペラ24とケーシング22に固定されたガイ
ドベーン26とが軸方向に交互に配置され、ケーシング
22の下端には吸込口28が、上端には吐出口30が設
けられている。
【0023】図2及び図3は、ポンプ部20の1段の軸
流ポンプを構成するインペラ24とガイドベーン26を
示すもので、インペラ24は、シャフト12と一体のハ
ブ32の外周面に回転翼34が形成されて構成されてい
る。一方、ガイドベーン26は、ケーシング22に取り
付けられた固定翼36の内端に、シャフト12を挿通さ
せる穴を有するリング状のハブ(固定ハブ)38が取り
付けられて構成されている。この例では、一段当たりに
回転翼34は12枚、固定翼36は25枚が設けられて
いる。
【0024】図4は、ポンプ部を軸線を含む断面で破断
した模式的な断面図を示すもので、それぞれの段におい
ては、インペラ24とガイドベーン26の内径(ハブ3
2,38の外径R1)及び外径(翼34,36の外径
2)はそれぞれ等しくなっている。これにより、同一
段の軸流ポンプの中での遠心流れを抑制して気相の生成
を防止している。
【0025】また、各段のハブ比(ν=R1/R2)はそ
れぞれ0.7以上に設定されている。このように、ハブ
比νを0.7以上に設定することにより、ポンプに流入
する流体の径方向の流入状態の差異を抑え、本来、斜流
型であるポンプ比速度の領域までを完全軸流型で必要十
分に実現することができる。
【0026】ハブ比νは、多段ポンプの後段になるに従
い増加している。これにより、後段側で気液混相流体中
の気相部が圧縮されて全体積流量が減少しても、ハブ比
νが増加して流路面積が減少するので、各段への流入条
件を平均化して安定な昇圧を行わせる。
【0027】これらのインペラ24及びガイドベーン2
6は、図4に示すように、それぞれソリディティーσ
i,σg、すなわち、弦長(li,lg)とピッチ(t
i,tg)の比が、それぞれ一定の値以上になるように
設定されている( いずれもハブ32,38を基準)。
すなわち、インペラ24のソリディティーσiは1.8
以上であり、ガイドベーン26のソリディティーσgは
2.1以上に設定されている。
【0028】前記のソリディティーの値は、単段の軸流
ポンプを用いて数値実験により定めたものである。図5
は、ソリディティーを変化させた場合のポンプ効率を示
すもので、これによると、 σi=li/ ti≧1.8 σg=lg/ tg≧2.1 の領域において最適な効率が得られることが分かった。
【0029】さらに、この実施の形態では、インペラ2
4の回転翼34及びガイドベーン26の固定翼36の形
状を以下のような考え方に基づいて設計している。すな
わち、液相または気相のどちらかの単相流を扱う場合に
おいて、インペラ24入口から出口までの間で圧力がほ
ぼ一定の勾配で増加するように翼形状を設計している。
これにより、インペラ24内の圧力場を平均化して大き
な圧力勾配の発生を防止し、インペラ24の負圧面に気
泡が局所的に滞留する傾向を軽減し、または抑制するこ
とができる。
【0030】さらに、上記の実施の形態では、インペラ
24及びガイドベーン26ともに、最大翼弦長さのチッ
プ径(翼の最外径)に対する比を0.5以下になるよう
に設定している。このように比較的短い翼構造とするこ
とで、混相流から分離して生成した気泡が翼にトラップ
されにくくなり、内部滞留せずにポンプから吐出され
る。
【0031】さらにこの多翼構造は、気液混相流体の気
泡をインペラ24の回転翼34の剪断作用により微細化
し、均質混合化することができる。インペラ24からガ
イドベーン26に流入する場合でも同様の作用が得られ
る。
【0032】
【実施例】翼面圧力分布がポンプの気液二相流特性に与
える影響を検討するために、以下に示すように、比速度
が600[m,m3/min,min-1]の二種類の翼負荷分布
を持つインペラ24を設計した。 すなわち、同一の子午
面形状を持ち、図6 (a)に示す様な、翼の前半で翼負
荷(圧力差)が大きい「前半負荷形」のインペラ24
と、同図 (b) に示す翼後半で翼負荷が大きい「後半負
荷形」のインペラ24を設計した。
【0033】前半負荷形のインペラ24では、翼負圧面
側の圧力の谷間(図6(a)A部)に気泡が滞留しやす
い。後半負荷形のインペラ24では、上述のような圧力
の谷間はないが、翼後縁付近の負圧面側で大きな圧力勾
配が生じる。
【0034】上記のような圧力分布を持つインペラを、
三次元粘性流れ解析コード(Walker, Dawes, 199
0) によってインペラ24内流れと性能を確認し、翼
形状を修正した反復設計を行ってインペラ24の設計を
行った。また、ガイドについても同様に設計した。
【0035】実験装置は、図7に示すように、貯水槽P
の水をブースターポンプ40で汲上げ、ベンチュリー流
量計42、流量調節弁44を経て供試ポンプ46へ導
く。供試ポンプ46を出た気液混合流体を吐出側流量調
節弁48を経て貯水タンク50に導き、気体を分離した
後、貯水槽Pへ戻す配管系統である。空気は、圧縮機か
ら空気タンク、減圧弁、流量調節弁、空気流量計をへ
て、供試ポンプインペラ直前に設けた吐出ノズルより水
中に混入させる。
【0036】図8,9に、前半負荷形及び後半負荷形の
インペラに空気を混入させた場合の性能試験結果を示
す。 ここで、試験回転数は15OOrpm で一定とし、体
積ボイド率αは0%〜35%(吸込圧力換算)の範囲で
変化させた。いずれの場合も、体積ボイド率αの増加に
伴い、効率のピーク位置が過少流量側にシフトし、最高
効率値が低下することが認められる。
【0037】体積ボイド率αが30%の場合、前半負荷
形でηmax =33%、後半負荷形ではηmax =30%程
度の結果が得られた。通常の遠心型インペラの同程度の
体積ボイド率αにおける効率が10%程度であることと
比較すると、本発明の型式のインペラの方が混相流に対
して良好な特性を有することがわかる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、本来斜流のポンプ形式であるようなポンプ比速度の
領域までを完全軸流型で実現したので、気泡の生成を抑
制して混相流を効率良く昇圧及び/または輸送すること
ができ、かつ、多段にすることが容易であり、占有スペ
ースが小さい気液混相流用ポンプを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態の気液混相流ポンプの
構成を模式的に示す図である。
【図2】図1の実施の形態の1段のポンプ部の構成を示
す図である。
【図3】図2のポンプ部の側面図である。
【図4】図1の実施の形態のポンプ部の構成を模式的に
示す断面図である。
【図5】(a)インペラのソリディティーとポンプ効率
の関係を示すグラフ、(b)ガイドベーンのソリディテ
ィーとポンプ効率の関係を示すグラフである。
【図6】この発明の実施例のインペラの断面形状を示す
図である。
【図7】この発明の混相流用ポンプの実験装置を示す図
である。
【図8】この発明の混相流用ポンプの試験結果を示すグ
ラフである。
【図9】この発明の混相流用ポンプの試験結果を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
12 シャフト 22 ケーシング 24 インペラ 26 ガイドベーン 28 吸込口 30 吐出口 32,38 ハブ 34,36 翼 σ ソリディティー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 正則 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 後藤 彰 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 岡本 秀伸 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 江頭 和幸 神奈川県川崎市川崎区南渡田町1番1号 NKKエンジニアリング研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気相と液相を含む気液混相流体を昇圧し
    輸送するための気液混相流用ポンプにおいて、 回転軸と一体のインペラと固定側のガイドベーンとを有
    するディフューザ型の軸流型ポンプであって、 比速度が1000[m,m3/min,min-1]以下で、か
    つ、インペラの翼枚数が11枚以上であることを特徴と
    する気液混相流用ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ガイドベーンの翼枚数が12枚以上
    であることを特徴とする請求項1に記載の気液混相流用
    ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記ガイドベーンの翼枚数がインペラの
    翼枚数の2倍以上であることを特徴とする請求項1に記
    載の気液混相流用ポンプ。
  4. 【請求項4】 気相と液相を含む気液混相流体を昇圧し
    輸送するための気液混相流用ポンプにおいて、 回転軸と一体のインペラと固定側のガイドベーンとを有
    するディフューザ型の軸流型ポンプであって、 インペラのソリディティーが1.8以上であることを特
    徴とする気液混相流用ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記ガイドベーンのソリディティーが
    2.1以上であることを特徴とする請求項4に記載の気
    液混相流用ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記インペラとガイドベーンは、同一の
    内外径を有することを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の気液混相流用ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記インペラ及び/又はガイドベーンの
    ハブ比が0.7以上であることを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれかに記載の気液混相流用ポンプ。
  8. 【請求項8】 前記ポンプは多段の軸流型であることを
    特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の気液混
    相流用ポンプ。
  9. 【請求項9】 前記インペラとガイドベーンは、同一段
    においては同一の内外径を有することを特徴とする請求
    項8に記載の気液混相流用ポンプ。
  10. 【請求項10】 ハブ比が後段になるに従い大きくなる
    ことを特徴とする請求項9に記載の気液混相流用ポン
    プ。
  11. 【請求項11】 前記インペラおよび/またはガイドベ
    ーンの最大翼弦長さがチップ径の0.5以下であること
    を特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の気
    液混相流用ポンプ。
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