JPH10287969A - 真空成膜装置 - Google Patents

真空成膜装置

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JPH10287969A
JPH10287969A JP9917197A JP9917197A JPH10287969A JP H10287969 A JPH10287969 A JP H10287969A JP 9917197 A JP9917197 A JP 9917197A JP 9917197 A JP9917197 A JP 9917197A JP H10287969 A JPH10287969 A JP H10287969A
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JP
Japan
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substrate holder
substrate
film forming
vacuum
forming apparatus
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JP9917197A
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Hideo Fujii
秀雄 藤井
Kiyoshi Araki
清 荒木
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】真空槽と;複数の蒸着穴を有し、この真空槽内
部で回転駆動される基板ホルダーと;この基板ホルダー
より下方に位置させて上記真空槽内に設けた蒸発源と;
を備え、この蒸発源から蒸発した物質を上記基板ホルダ
ーの各蒸着穴上に置いた複数の被蒸着基板に蒸着する真
空成膜装置において、被蒸着基板の温度上昇を抑制でき
る装置を得ること。 【構成】 基板ホルダーが中空構造をなし、この中空構
造の基板ホルダー内に、冷媒を供給する冷媒供給手段を
有する真空成膜装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、真空成膜装置に関し、特に多数
の被蒸着基板を低温に温度制御しながら同時に単層膜や
多層膜を形成して所望の物性を得るのに好適な真空成膜
装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】半導体素子や光学素子等
の被蒸着基板に単層膜や多層膜を形成する方法として、
一般に真空蒸着法、スパッタ法、CVD法が知られてい
る。多層膜光学素子の生産では膜厚制御の容易さ、成膜
速度の速さ、装置構成の簡易さ等の利点があるため、真
空成膜装置(真空蒸着装置)がよく使用されている。
【0003】真空成膜装置は、複数の蒸着穴を有し回転
駆動される基板ホルダーを真空槽内で回転駆動し、この
基板ホルダーより下方に位置させて真空槽内に蒸発源を
設け、この蒸発源から蒸発した物質を基板ホルダーの各
蒸着穴上に置いた複数の被蒸着基板に蒸着するという基
本構成を有する。基板ホルダーを回転させるのは、一度
に多数の被蒸着基板に所望の物性を満足するような単層
膜や多層膜を形成するには、基板ホルダーを回転させて
回転円周方向の膜厚を均一にする必要があるからであ
る。
【0004】このような真空成膜装置においては、蒸発
源から被蒸着基板への輻射熱と、蒸発物が被蒸着基板へ
堆積したときの蒸着物から被蒸着基板への熱の移動のた
めに、被蒸着基板の温度が上昇する。特に、多層膜を形
成する場合には、形成膜厚(膜数)の増加に伴って、被
蒸着基板温度の上昇が著しい。このため被蒸着基板が低
融点材料である場合には、被蒸着基板の温度が予め定め
た上限温度に達したら蒸着を停止し、蒸着可能温度に下
がるまで待ってから再び蒸着を開始するという手間のか
かる方法を行っていた。
【0005】このような問題点を解決するためには、例
えば特開平8−239755号公報は、基板ホルダーの
移動案内用のレールを冷却する装置を提案している。し
かし、この場合にはレールが冷却されても、基板ホルダ
ーに保持される被蒸着基板が冷却されるまでには時間が
かかり、被蒸着基板の温度制御の応答性が悪い。
【0006】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、被蒸着基板を
効果的に冷却でき、所望の物性を満足するような単層膜
や多層膜を良好に形成することができる真空成膜装置を
提供することである。
【0007】
【発明の概要】本発明は、基板ホルダーの各蒸着穴上に
載置する被蒸着基板を効果的に冷却するには、基板ホル
ダー自体を冷却すれば、熱伝導により被蒸着基板を効果
的に、かつ応答性高く冷却できるという着想によってな
されたもので、基板ホルダーを中空構造となし、このこ
の中空構造の基板ホルダー内に、冷媒を供給する冷媒供
給手段を設けたことを特徴としている。真空槽内部の被
蒸着基板の温度を上げることは、ヒーターの輻射加熱で
簡単に行なうことができ、一方、本発明の冷却構造によ
れば、基板ホルダーを冷媒により直接冷却することがで
きるので、被蒸着基板の温度制御が容易にでき、よっ
て、膜物性コントロールも容易かつ正確に行なうことが
できる。
【0008】冷媒供給手段の好ましい態様の一つは、基
板ホルダーの回転軸を、気密手段を介して真空槽壁を貫
通する中空回転軸となし、この中空回転軸を介して中空
構造の基板ホルダーに冷媒を供給する態様である。この
構成によれば、冷媒の温度、循環等の制御を真空槽外部
で行なうことができる。
【0009】冷媒としては、例えば、水、アルコール、
液体アンモニウム、液体酸素、液体窒素、液体水素、液
体ヘリウム等を用いることができる。
【0010】本発明は、さらに、被蒸着基板の温度をよ
り正確に制御するための構成を提案する。中空構造の基
板ホルダーに流す冷媒の温度を一定とすれば、被蒸着基
板の温度はこの冷媒温度によってほぼ一定に決まってし
まう。本発明の別の形態によれば、被蒸着基板の温度を
より細かく制御するために、さらに、基板ホルダーの少
なくとも一部の蒸着穴近傍に、温度センサとペルチエ素
子を配設し、この温度センサの出力に応じ、このペルチ
エ素子への電力量を制御する基板温度制御装置を設けた
ことを特徴としている。温度センサの示す温度に応じて
ペルチエ素子への電力量を変えることで被蒸着基板の温
度を細かく制御することができる。
【0011】ペルチエ素子と温度センサを真空槽外部の
基板温度制御装置と接続するために、例えば次のように
構成することができる。基板ホルダーの回転軸を、気密
手段を介して真空槽壁を貫通させ、真空槽外部に一体に
回転電極座を設ける。そして、基板ホルダーの温度セン
サとペルチエ素子の配線は、基板ホルダーの回転軸を通
して、この回転電極座に円輪状電極として取り出す。こ
の構成によれば、円輪状電極に温度制御装置からのブラ
シを接触させることにより、基板ホルダーが回転しても
温度センサによって被蒸着基板の温度が測定され、その
温度に応じて温度制御装置からペルチエ素子へ供給する
電力量を制御できるようになる。ペルチエ素子として
は、例えばn型としてビスマステールル系、p型として
ビスマス−アンチモン−テルル系の化合物半導体を組み
合わせた素子を用いることができる。
【0012】
【発明の実施態様】内部に基板ホルダー1aを有する真
空槽2aは、排気口2bを備えている。基板ホルダー1
aの中空回転軸1bは、垂直方向を向いていて、真空槽
2aの上壁をOリング8bを介して気密に貫通し、真空
槽2aの外部に一体に回転電極座1cを備えている。回
転電極座1cの外周には、ギヤ7bが形成されており、
このギヤ7bがモータ6aの出力ギヤ6bと噛み合って
いる。中空回転軸1bの外周面は、熱絶縁性の良いセラ
ミックスやテフロンから構成することが望ましい。
【0013】基板ホルダー1aは、低温に耐えられ熱伝
導の良い材料、例えばステンレスやアルミニウム系合金
からなるもので、多数の蒸着穴3aが形成されている。
そしてこの基板ホルダー1aは、中空構造となってい
て、蒸着穴3aを除く部分が冷媒通路3cとなってい
る。この冷媒通路3cは、中空回転軸1bの軸部の冷媒
通路8aと連通している。冷媒通路8aは、冷媒の温度
を制御し循環させる、真空槽2aの外の冷媒制御装置3
1に連なっている。冷媒制御装置31には、冷却器、ヒ
ーター、循環ポンプ等が備えられている。被蒸着基板W
は、基板ホルダー1aの各蒸着穴3a上にそれぞれセッ
トされる。
【0014】基板ホルダー1aの上面には、図3に示す
ように、各蒸着穴3aの近傍に位置させて、ペルチエ素
子4aと温度センサ5aが配設されており、このペルチ
エ素子4aと温度センサ5aからの配線4bと5bは、
回転軸1bを通って回転電極座1cに導かれ、回転軸1
cの軸を中心とする円形状をなす円輪状電極4c、5c
に接続されている。接地端子は、円臨場接地端子GND
に接続されている。図では、ペルチエ素子4aと温度セ
ンサ5a、配線4bと5b、及び円輪状電極4c、5c
を一つのみ描いているが、実際には、すべての蒸着穴3
aに関連して、これらが設けられている。そして、円輪
状電極4c、5cは、固定ブラシ4d、5dと摺接し、
固定ブラシ4d、5dは、基板温度制御装置32に接続
されている。
【0015】基板ホルダー1aの下方一部には、膜厚補
正板9bが位置している。この膜厚補整板9bは、基板
ホルダー1a上の被蒸着基板3bの回転半径方向の膜厚
を均一にするような形状をしている。
【0016】この膜厚補正板9bの下方には、膜厚モニ
ター支持体10bが設けられている。この膜厚モニター
支持体10bには、この上に載置する膜厚モニター基板
11bの蒸着領域に穴が開いている。この膜厚モニター
基板11bは、膜厚モニター移動シャフト12bによ
り、その未蒸着面を蒸着領域へ移動させることができ
る。膜厚モニター移動シャフト12bと真空槽2aの間
にはOリング13bが介在して、膜厚モニター移動シャ
フト12bを使っても大気が真空槽2aに流入するのを
防いでいる。
【0017】真空槽2aの底部には、図示例では二種類
の蒸発源14b、15bと、各々の蒸発源に対するシャ
ッター16b、17bが配設されている。シャッター1
6b、17bは、電子ビームを点線矢印のように蒸着材
料に向けて蒸発させる蒸発源14b、15bの上部に位
置する状態(閉状態)と退避する状態(開状態)とに移
動させることができる。真空槽2aの底部には膜厚モニ
ター窓18bが設けられており、膜厚モニター窓18b
の下部には光源19bがある。光源19bからの光は、
一点鎖線のように膜厚モニター窓18bを透過し膜厚モ
ニター基板11bの蒸着領域で反射した後再び膜厚モニ
ター窓18bを透過して分光器20bを通過し、単色光
とされて光検出器21bへ入斜して反射率が測定され
る。
【0018】このような構成の真空成膜装置において成
膜は次のように行われる。まず真空槽2aが、排気口2
bを介してロータリーポンプにより5Paの真空に排気
される。また基板ホルダー1aの冷媒通路3cに、中空
回転軸1bの冷媒通路8aを介して、冷媒制御装置31
からの温度制御された冷媒を供給する。さらに真空槽2
a内は油拡散ポンプにより10-3Pa以下に排気され
る。
【0019】排気が終了したら、蒸発源の一方、例えば
蒸発源14bを動作させ、被蒸着基板Wを各蒸着穴3a
上にセットした基板ホルダー1aをモーター6aにより
回転させながら、シャッター16bを開くことにより被
蒸着基板W並びに膜厚モニター基板11bの蒸着領域へ
蒸着を開始する。蒸着が始まると、膜厚モニター基板1
1bの蒸着領域での反射率変化が生じる。被蒸着基板W
での光学膜厚Qaと膜厚モニター基板11bの蒸着領域
での光学膜厚Qbとの比S=Qb/Qaは予め調べてお
き、被蒸着基板Wへ蒸着しようとする光学膜厚Qcに対
して、膜厚モニター基板11bの蒸着領域に蒸着しなけ
ればならない光学膜厚Qdを、Qd=Qc×Sとして求
める。
【0020】膜厚モニター基板11bの屈折率をNm、
分光器20bによる単色波長をLm、蒸着材料の屈折率
をNeとしたときの位相膜厚は、Dd=2πQd/Lm
となる。この時の蒸着膜の特性行列Meは、 であり、ここでiは単位虚数である。この特性行列を用
いて、蒸着膜の行列式は、 となり、蒸着領域での光学膜厚がQdとなる反射率Rd
は、上式のB,Cを使い、 により求めらることができる。ここで、*は共役複素数
を表す。膜厚モニター基板11bの蒸着領域での反射率
がRdに達したときにシャッター16bを閉じる。
【0021】この結果、被蒸着基板Wには蒸着しようと
している光学膜厚Qcが形成される。さらに、次層を被
蒸着基板Wに形成するために上記操作と同様に膜厚モニ
ター基板11bの未蒸着面を蒸着領域に移動させてから
蒸着源15b上のシャッター17bを開いて蒸着を行
う。以上の操作を繰り返すことにより一度に多数の被蒸
着基板Wに多層膜を形成することができる。
【0022】以上の成膜作業において、被蒸着基板W
は、冷媒制御装置31及び中空回転軸1bの冷媒通路8
aを介して、基板ホルダー1aの冷媒通路3cに供給さ
れる冷媒により冷却されるので、多層膜を形成する場合
にも、被蒸着基板Wの温度上昇を抑制することができ
る。
【0023】次に、ペルチエ素子4aと温度センサ5a
を用いて、より狭い温度範囲に被蒸着基板Wの温度を制
御する制御態様を説明する。基板ホルダー1aの各蒸着
穴3a(被蒸着基板W)周辺の温度は、温度センサ5
a、配線5b、円輪状電極5c及びブラシ5dを介し
て、基板温度制御装置32によって検出される。蒸着を
始める前に基板ホルダー1aの各蒸着穴3a(被蒸着基
板W)の温度が、冷媒通路3cを流れる冷媒と同程度と
なったら、ペルチエ素子4aに、基板温度制御装置3
2、ブラシ4d、円輪状電極4c及び配線4bを介して
電力を供給し、成膜に適した温度に維持する。
【0024】成膜作業において、シャッター16bまた
は17bを開くと、蒸発源14bまたは15bからの輻
射熱と蒸発物が基板2aへ堆積したときの熱の移動とに
よって基板温度が上昇する。この温度変化は温度センサ
5aにより検知され、即座に基板温度制御装置32から
ペルチエ素子4aへの電力量が調整されて基板2aの温
度が変化しないように維持される。
【0025】次に本発明の真空成膜装置を使用した具体
的な実施例を説明する。被蒸着基板Wとして2mm厚の
PMMAプラスチック基板24個を使用し、蒸着材料と
してTiO2 、SiO2 を使用した。膜厚モニター基板
11bとして1mm厚のBK7ガラス基板を使用した。
この被蒸着基板の成膜中の適切な温度は60℃以下なの
で、冷媒として水を用いて基板2aの温度を約60℃に
維持制御して、10層の多層膜を形成した。この被蒸着
基板は24個いずれも膜表面に異常もなく同一な光学特
性を示した。
【0026】次に比較例を述べる。被蒸着基板Wとして
2mm厚のPMMAプラスチック基板24個を使用し、
蒸着材料としてTiO2 、SiO2 を使用した。膜厚モ
ニター基板として1mm厚のBK7ガラス基板を使用し
た。被蒸着基板の温度制御をしないで10層の多層膜を
形成したところ、最終的に120℃まで基板温度が上昇
し、被蒸着基板は24個いずれも変形して発砲状態を示
し、使い物にならなくなった。
【0027】以上の実施例と比較例とから、本発明の真
空成膜装置によれば一度に多数の被蒸着基板を低温に温
度制御することができ、このため所望の物性を満足する
単層膜や多層膜を形成できることがわかる。以上の実施
例は、冷媒として水を用い被蒸着基板温度を約60℃に
維持制御した場合を述べたが、冷媒としてアルコール、
液体アンモニウム、液体酸素、液体窒素、液体水素、液
体ヘリウム等を用いれば、さらに低い温度で温度制御し
ながら成膜できる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、真空中で一度に多数の
被蒸着基板を冷却し低温で温度制御しながら単層膜や多
層膜を成膜することができるので、低融点被蒸着基板を
用いても基板に傷害を及ぼすことがないという効果があ
る。さらに単層膜や多層膜を所望の物性を満足するよう
に多数の被蒸着基板に成膜できるので応用分野が広く産
業的価値は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空成膜装置の一実施形態を示す
縦断面図であって、基板ホルダーについては、図2のI
−I線に沿う断面図である。
【図2】基板ホルダーの平面図である。
【図3】基板ホルダーの蒸着穴部分の拡大図である。
【符号の説明】
W 被蒸着基板 1a 基板ホルダー 1b 中空回転軸 1c 回転電極座 2a 真空槽 3a 蒸着穴 3c 冷媒通路 4a ペルチエ素子 5a 温度センサ 4b 5b 配線 4c 5c 円輪状電極 14b 15b 蒸発源 16b 17b シャッタ 31 冷媒制御装置 32 基板温度制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空槽と;複数の蒸着穴を有し、この真
    空槽内部で回転駆動される基板ホルダーと;この基板ホ
    ルダーより下方に位置させて上記真空槽内に設けた蒸発
    源と;を備え、この蒸発源から蒸発した物質を上記基板
    ホルダーの各蒸着穴上に置いた複数の被蒸着基板に蒸着
    する真空成膜装置において、 基板ホルダーが中空構造をなしていること;及びこの中
    空構造の基板ホルダー内に、冷媒を供給する冷媒供給手
    段を有すること;を特徴とする真空成膜装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の真空成膜装置において、
    基板ホルダーの回転軸が、気密手段を介して真空槽壁を
    貫通する中空回転軸からなり、この中空回転軸が、上記
    冷媒供給手段の一部をなしている真空成膜装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の真空成膜装置に
    おいて、冷媒は、水、アルコール、液体アンモニウム、
    液体酸素、液体窒素、液体水素、液体ヘリウムのいずれ
    か一種である真空成膜装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載の
    真空成膜装置において、さらに、基板ホルダーの少なく
    とも一部の蒸着穴近傍に、温度センサとペルチエ素子が
    配設されていること;及びこの温度センサの出力に応
    じ、このペルチエ素子への電力量を制御する基板温度制
    御装置が備えられていること;を特徴とする真空成膜装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の真空成膜装置において、
    基板ホルダーの回転軸が、気密手段を介して真空槽壁を
    貫通していて、真空槽外部に一体に回転電極座を有し、
    基板ホルダーの温度センサとペルチエ素子の配線は、基
    板ホルダーの回転軸を通ってこの回転電極座に円輪状電
    極として取り出されている真空成膜装置。
JP9917197A 1997-04-16 1997-04-16 真空成膜装置 Withdrawn JPH10287969A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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