JPH10287854A - 接着性樹脂組成物 - Google Patents

接着性樹脂組成物

Info

Publication number
JPH10287854A
JPH10287854A JP9544497A JP9544497A JPH10287854A JP H10287854 A JPH10287854 A JP H10287854A JP 9544497 A JP9544497 A JP 9544497A JP 9544497 A JP9544497 A JP 9544497A JP H10287854 A JPH10287854 A JP H10287854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
fine powder
adhesive resin
resin composition
silica fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9544497A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3628837B2 (ja
Inventor
Takeyoshi Shibazaki
武義 柴崎
Yumi Kato
由美 加藤
Hirokuni Kino
博州 城野
Nariyasu Ishibashi
成泰 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Aerosil Co Ltd
Original Assignee
Nippon Aerosil Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Aerosil Co Ltd filed Critical Nippon Aerosil Co Ltd
Priority to JP09544497A priority Critical patent/JP3628837B2/ja
Publication of JPH10287854A publication Critical patent/JPH10287854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3628837B2 publication Critical patent/JP3628837B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決課題】高い粘度とチキソトロピー性を有し、粘度
の経時安定性に優れ、しかも接着強度の高い接着性樹脂
組成物の提供。 【解決手段】接着性樹脂成分と反応する有機基(反応性
有機基)を表面に有するシリカ微粉末を接着性樹脂に配
合してなる接着性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業性に優れると
共に粘度の経時変化が少なく、しかも優れた接着強度を
発揮する接着性樹脂組成物に関する。本発明の接着性樹
脂組成物によって得られる接着剤は、構造用、工業用、
家庭用のいずれの用途においても有用である。また、そ
の樹脂成分がエポキシ樹脂である場合には、顔料等を添
加することによりエポキシ系塗料としても有用である。
【0002】
【従来の技術】一般に液体接着剤には、充填剤等の沈降
を防ぐためある程度の粘度が必要である。また、塗布時
には比較的低粘度で塗り展ばしやすいことが好ましい
が、塗布後硬化に至るまでは液垂れを防ぐために粘度が
高いことが望ましい。このため、増粘剤、および低せん
断条件下では高粘度で高せん断条件下では低粘度とする
チキソトロピー性(チキソ性)付与剤が添加される。
【0003】従来、構造用、工業用、家庭用等に用いら
れる接着剤には、その作業性を向上させる増粘剤あるい
はチキソ性付与剤として、シリカ微粉末、特にハロゲン
化珪素を酸素−水素炎中で加水分解して作られる乾式シ
リカが使われている。このようなシリカ微粉末の使用
は、例えば、特開平4-25588号、特開平4-28755号、特開
平4-33916号、およびデグサ社カタログ「無溶媒エポキ
シ接着剤用アエロジル」("AEROSIL fur loesemittelfre
ie Epoxyidharze" Degussa AG Schriftenreihe Pigment
e No.27)等に開示されている。
【0004】親水性シリカ微粉末による増粘機構は、微
粉末表面のシラノール基が水素結合等を介して微粉末ど
うしの網目構造を形成するものである。ところが、接着
性樹脂が親水基を多数含有する高分子である場合、例え
ばエポキシ系接着剤においては、樹脂による濡れ性が高
い。すなわち、樹脂中の親水基がシラノール基とも水素
結合を形成する。このため、少量のシリカ微粉末の添加
では希望する高い増粘性、チキソ性が発揮されない場合
がある。また、分散の程度により粘度の経時安定性が悪
いといった問題点がある(A METHOD OF IMPROVING THE S
TABILITY OF THIXOTROPIC EPOXY RESIN COMPOSIT,Rober
t J.Lippe Cabot Corp.H492 SPE Tech.Papers 15,66-71
1969)。
【0005】そこで、シリコーンオイルやシランカップ
リング剤により表面処理を施したシリカ微粉末も用いら
れている。このような表面処理剤は一般に長い鎖状の疎
水基を有しており、シリカ微粒子に疎水性を付与すると
ともに、高い粘度とチキソ性を接着剤に付与することが
でき、粘度の経時安定性も改善する。また、エポキシ系
接着剤ではアミン系硬化剤を添加するためアミンによる
稀釈効果により粘度の低下が見られたが、疎水性シリカ
を添加すると、このような不都合な粘度低下がほとんど
起こらないなどの特徴がある(上記カタログ No.27)。
【0006】しかしながら、疎水性シリカ微粉末を接着
剤のチキソ性付与剤として用いた場合、例えば、シリコ
ーンオイルで表面処理されたシリカ微粉末をエポキシ系
接着剤に配合した場合、接着強度が低下してしまう問題
点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の樹脂
接着剤における上記問題を解決したものであって、高い
粘度とチキソ性を有し、粘度の経時安定性に優れ、しか
も高い接着強度を発揮する接着性樹脂組成物を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題解決の手段】本発明者らは、前記課題を解決すべ
く鋭意研究を重ねた結果、接着性樹脂にシリカ微粉末を
添加してなる接着性樹脂組成物において、シリカ微粉末
上に接着剤の樹脂成分と化学的に反応する有機基を担持
させれば、接着強度を損なうことなく十分な粘度とその
経時安定性およびチキソ性を付与させ得ることを見出し
本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、(1)接着性樹脂成分
と、該樹脂成分と化学的に反応する有機基(反応性有機
基)を表面に有するシリカ微粉末とを含有することを特
徴とする接着性樹脂組成物に関するものである。
【0010】また、本発明は、(2)反応性有機基を有す
る前記シリカ微粉末が次式(I)で示されるシランカップ
リング剤で処理されたものである接着性樹脂組成物に関
するものである。 Xmin (I) (式中、Xは、アルコキシ基、アシロキシ基、オキシム
基またはハロゲンから選択される基であり、mは1〜3
の整数であってこの内1〜2はアルキル基が置換されて
いても良く、Yはアミノ基、グリシジル基、メルカプト
基、ウレイド基、ヒドロキシ基の少なくとも1種を含有
する炭化水素基、nは3〜1の整数)
【0011】また本発明は、(3)反応性有機基を有する
前記シリカ微粉末が、側鎖あるいは末端にアミノ基、グ
リシジル基、メルカプト基、ヒドロキシ基、カルボキシ
ル基の少なくとも1種の基を含有する変性シリコーンオ
イルで処理された接着性樹脂組成物を含む。
【0012】更に本発明は、(4)反応性有機基を有する
前記シリカ微粉末が、上記(2)に記載のシランカップリ
ング剤および上記(3)に記載の変性シリコーンオイルで
処理されたものである接着性樹脂組成物を含む。また本
発明は、(5)反応性有機基を有するシリカ微粉末が、上
記(2)に記載のシランカップリング剤および/または上記
(3)に記載の変性シリコーンオイルに加え、疎水性を付
与するシラン化合物により処理されたものである接着性
樹脂組成物を含む。更に本発明は、(6)疎水性を付与す
るシラン化合物が、へキサメチルジシラザン、ジメチル
ポリシロキサン、メチルクロロシラン、アルキルトリア
ルコキシシラン、ジアルキルジアルコキシシランから選
択される化合物またはその組み合わせである接着性樹脂
組成物を含む。更に本発明は、(7)接着剤の樹脂成分が
エポキシ樹脂であるエポキシ系接着性樹脂組成物を含
む。
【0013】
【発明の実施形態】本発明の接着性樹脂組成物は、慣用
の接着性樹脂組成物成分にシリカ微粉末を添加してなる
ものであって、組成物中の接着性樹脂成分と化学的に反
応し得る有機基(反応性有機基と云う)を表面に担持した
シリカ微粉末を用いることを特徴とする。すなわち、本
発明の接着性樹脂組成物は、接着性の樹脂成分(A)、表
面処理を施したシリカ微粉末(B)からなり、必要に応じ
て他の接着性成分(C)を含むものである。以下、各成分
について詳述する。
【0014】(A)接着性樹脂 接着性樹脂成分の種類は特に限定されないが、親水基を
多数含有する接着性樹脂に対して本発明は特に有効であ
る。このような接着性樹脂の例としてはビスフェノール
A型液状樹脂、ビスフェノールA型固形樹脂、含ブロム
エポキシ樹脂、ビスフェノールF型樹脂等を挙げること
ができる。特に耐熱性、耐湿性、靭性、接着性に優れる
エポキシ樹脂が好ましい。特にエポキシ樹脂はエポキシ
基が反応性に優れる点からも本発明に適している。エポ
キシ樹脂は、グリシジルエーテル型、グリシジルエステ
ル型、グリシジルアミン型、脂環型等のいずれでもよ
い。
【0015】(B) シリカ微粉末 反応性有機基:シリカ微粉末表面に担持させる反応性有
機基は、本発明の接着性樹脂組成物の主成分である樹脂
成分と反応し、かつ硬化反応等に特に悪影響を及ぼさな
いものであれば良い。このような反応性有機基の例とし
てはアミノ基、グリシジル基、メルカプト基、ウレイド
基、ヒドロキシ基、カルボキシル基等が挙げられる。こ
れらの有機基のうち、活性水素を有するアミノ基(−N
2)、メルカプト基(−SH)、カルボキシル基(−
COOH)、ウレイド基(−NHCONH2)、ヒドロ
キシ基(−OH)は、接着性樹脂中の親水基、例えばエ
ポキシ樹脂の端部に存在するエポキシ基(オキシラン
環)に付加ないし水素結合を形成する。グリシジル基は
エポキシ基とアミン系触媒の存在下で開環付加反応す
る。なお、これらは典型例であり、反応機構のいかんに
拘わらず接着性樹脂と反応し得る有機基であれば本発明
において利用し得る。
【0016】表面処理剤:これらの反応性有機基をシリ
カ微粉末表面に担持させるためには、前記有機基とシリ
カ表面に結合し得る官能基とを分子内に併せ持つ化合物
を用いてシリカ微粉末の表面処理を行う。このような化
合物の例としては、以下に示すようなシランカップリン
グ剤およびシリコーンオイルが挙げられる。
【0017】(a) シランカップリング剤 本発明におけるシリカ微粉末の表面処理に好適なシラン
カップリング剤は以下の式(I)で表される化合物であ
る。 Xmin (I) 上記式中、Xはシリカ表面との結合をもたらす官能基で
あり、アルコキシ基、アシロキシ基、オキシム基(−C
(R)=NOH)及びハロゲンが含まれる。mは1〜3
の整数であってこのうち1〜2はアルキル基が置換され
ていてもよい。表面処理過程において、これらの基は加
水分解されて水酸基に置換され、シリカ表面と共有結
合、水素結合等を介して結合する。アルコキシ基は好ま
しくはメトキシまたはエトキシ基であり、アシロキシ基
は好ましくはアセトオキシ基、ハロゲンは好ましくはク
ロロである。
【0018】式中のYは接着性樹脂と反応し得る官能基
であり、典型的には、上記反応性有機基の例で挙げたア
ミノ基、グリシジル基、メルカプト基、ウレイド基、ヒ
ドロキシ基の少なくとも1種を含有する炭化水素基が含
まれる。nは1〜3の整数である。上記炭化水素基は、
上記の反応基を担持する炭素鎖の炭素数が1〜20程度
が好ましく、特に3〜8程度が好ましい。炭化水素鎖は
酸素等を含むものでもよい。
【0019】このようなシランカップリング剤の例とし
ては、γーアミノプロピルトリエトキシシラン、ビニル
トリメトキシシラン、γーグリシドキシプロピルトリメ
トキシシラン、γーメルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン、γーメタククリロキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−(2
−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン、N−(2−アミノエチル)3−アミノプロピ
ルトリメトキシシラン、ビニルトリアセトキシシラン、
(3−グリシドキシプロピル)メチルジエトキシシラ
ン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3
−ヒドロキシプロピルトリメトキシシラン、3−イソシ
アナートプロピルトリエトキシシラン、(3−メルカプ
トプロピル)メチルジメトキシシラン、3−メルカプト
プロピルトリメトキシシラン、メチルトリス(メチルエ
チルケトキシム)シラン、ビニルトリス(メチルエチル
ケトキシム)シラン等が挙げられる。
【0020】(b) 変性シリコーンオイル 本発明におけるシリカ微粉末の表面処理に好適に用いら
れるシリコーンオイルは、ジメチルポリシロキサン、メ
チルハイドロジェンポリシロキサン等に代表されるシリ
コーンオイルにおいて、末端または側鎖のアルキル基
を、アミノ基、ヒドロキシ基、カルボキシル基、グリシ
ジル基、メルカプト基の少なくとも1種の基で置換して
なる変性シリコーンオイルである。これらの変性シリコ
ーンオイルは次式(II)のような構造を有する。
【0021】
【化1】
【0022】式中、Aはアミノ基、ヒドロキシ基、カル
ボキシル基、グリシジル基、メルカプト基であり、R1
は水素またはアルキル、好ましくはメチルであり、R2
はメチレン等の低級アルキレン基、xおよびyは1以上
の整数である。なお、変性されたシロキサン単位はブロ
ック状に連続していてもよいが、一般的には変性基は分
子内のシロキサン単位を規則的にあるいはランダムに置
換する。これらの置換基によりシリコーンオイルと接着
性樹脂成分との反応が可能となる。
【0023】置換基の導入量は好ましくは0.01〜2.
0重量%程度である。0.01重量%未満では接着性樹
脂成分との反応が不十分でチキソ性等の改善効果が満足
の行く水準に達しない。2.0重量%を超えて用いると
シリコーンオイルとしての特長が損なわれ、シリカ表面
との結合性も低下する。変性シリコーンオイルは、重合
度(ポリシロキサン骨格におけるシロキサン単位の繰り
返し数。式(II)におけるx+y)が3〜500程度のも
のが好ましい。3未満では揮発性が高くシリカを表面処
理する際に加熱により揮散してしまう。500を超える
と粘度が高くなりシリカ表面を均一に処理することがで
きない。好ましくは10〜200cstの粘度を有する変
性シリコーンオイルを用いる。
【0024】(c) 疎水性向上剤 疎水性をさらに向上させ、接着性樹脂の増粘性、チキソ
性を向上させるため、シリカ微粉末を、前記シランカッ
プリング剤および/または変性シリコーンオイルで処理
した後、あるいは同時に、疎水性向上剤で処理しても良
い。このために用い得る疎水性向上剤は、シリカ微粉末
と反応あるいは物理的に吸着する有機珪素化合物等で、
例えば、へキサメチルジシラザン、ジメチルポリシロキ
サン、メチルクロロシラン、アルキルトリアルコキシシ
ラン、ジアルキルジアルコキシシラン等がある。
【0025】シリカ微粉末:上記の表面処理を施すシリ
カ微粉末としては乾式シリカ、シリカアエロゲル、湿式
シリカが例示されるが、乾式シリカが最も好ましい。シ
リカ微粉末は増粘性、チキソ性付与剤としての性能上、
30〜500m2/gのBET比表面積を有するものが好まし
い。比表面積が30m2/g未満だと増粘効果およびチキソ
性の改善効果が不十分であり、また比表面積が500m2
/gを超えるとシリカ粒子の凝集が強くなり分散し難くな
り、いずれも好ましくない。
【0026】このようなシリカ微粉末のうち乾式シリカ
は、例えば、以下の商品名で日本アエロジル株式会社に
より製造市販されている。Aerosil 50、Aerosil 90、Ae
rosil 130、Aerosil 200、Aerosil 300、Aerosil 380。
これらはいずれも末尾の数字と等しい比表面積(BET値)
を有する。Aerosil OX50(比表面積:50m2/g、1次粒子
の平均粒径:約40nm)のような低凝集性シリカ、あるい
はAerosil TT600(比表面積:200m2/g、1次粒子の平均
粒径:約40nm)のような凝集性シリカ、Aerosil R972(比
表面積:110m2/g、1次粒子の平均粒径:約16nm)、Aero
sil R974、AerosilR976、Aerosil R976S、Aerosil R20
2、Aerosil R812、Aerosil R812S、AerosilR805、Aeros
il R104、Aerosil Rl06、RY200、RX200、RY200S、RA200
H、RA200HSのような表面に疎水化処理を施したシリカ微
粉末でもよい。さらにまた、米国キャボット社製のCab-
O-Sil、ドイツのワツカー社製のHDK等の商品名で販売さ
れているシリカ粉末も使用できる。
【0027】処理方法:シリカ微粉末に対して上記シラ
ンカップリング剤および変性シリコーンオイルを処理す
る方法は特に制限されず、一般に知られている方法を用
いることができる。例えばヘンシェルミキサー等に代表
される攪拌装置を備えた容器にシリカ微粉末を装入し攪
拌しながら上記シランカップリング剤または変性シリコ
ーンオイルを添加し均一に混合する。混合がより均一に
行われるように、スプレーにより噴霧添加することが好
ましい。同時に、またはこれらの表面処理の前または後
に前記疎水性向上剤を添加して処理を行ってもよい。
【0028】シランカップリング剤または変性シリコー
ンオイルの好ましい添加量は、シリカ微粉末シリカ微粉
末100部(重量部、以下同様)に対して1部〜50
部、さらに好ましくは5部〜30部の範囲である。1部
未満では十分な効果が得られない。50部を超えると、
導入される有機基の割合が高すぎるため、接着性樹脂組
成物の粘度の経時安定が悪くなる。疎水性向上剤の添加
量は使用するシリカ粒子の種類にもよるが、疎水化処理
をしていないシリカ微粉末100部に対して1〜20部
程度を用いることが好ましい。
【0029】表面処理剤の添加混合後、混合物を10分
から1時間程度加熱する。加熱温度の好ましい温度範囲
は、100〜350℃の範囲である。加熱温度が100
℃未満ではシランカップリング剤とシリカ微粉末との反
応や変性シリコーンオイルのシリカ微粉末への吸着およ
び配向が不十分となり、満足な効果を発揮することがで
きない。350℃を超えると有機珪素の持つ官能基の分
解が始まるので好ましくない。
【0030】以上のようにして得た表面処理シリカ微粉
末は、接着性樹脂成分100部に対し好ましくは1〜2
0部、より好ましくは3〜10部添加する。1部未満で
は本発明によるチキソ性改善効果が発揮されない。20
部を超えて用いても効果に改善はなく却って接着特性を
低下させる。
【0031】その他の接着剤成分:本発明による接着性
樹脂組成物では、上記の接着性樹脂成分と表面処理シリ
カ微粉末の他に慣用の添加剤を用いる事もできる。添加
剤の例としては、硬化剤、充填剤、難燃剤、補強繊維、
導電性付与剤、粘着性付与剤、希釈剤、消泡剤、レベリ
ング剤、離型剤、顔料、染料等を挙げることができる。
【0032】特に硬化剤は、エポキシ樹脂において、3
次元の架橋構造を形成するのに必要な成分である。硬化
剤の種類は本発明の効果を阻害しない限り特に限定され
ないが、通常用いられるポリアミン系硬化剤が好まし
い。ポリアミンとしては、ジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラミン、メタキシリレンジアミン等の脂肪
族ポリアミン、イソホロンジアミン、1,3-ビスアミノメ
チルシクロヘキサン等の脂環式ポリアミン、ジアミノジ
フェニルメタン、m-フェニレンジアミン、ジアミノジフ
ェニルスルホン等の芳香族ポリアミン、ジシアンジミド
等が挙げられる。硬化剤を用いる場合は、接着性樹脂成
分とシリカ微粉末の合計量100部に対し10〜60部
を用いることが好ましい。10部未満では接着剤が十分
に硬化しない。60部より過剰に用いると接着特性を却
って阻害する。
【0033】
【実施例】以下に本発明の実施例および比較例を示す。
なお、以下の例における表面処理粒子および接着性樹脂
組成物の特性値は次の方法により測定した。 (1) BET比表面積:窒素ガス吸着法(DIN66131)によ
る。 (2) カーボン量:表面処理を施したシリカ微粉末を酸
素雰囲気中、1100℃に加熱して表面疎水基が含有す
る炭素をCO2に転じ、微量炭素分析装置(ホリバ製EMIA-1
10)によりシリカ微粉末の表面に存在する炭素量を算
出。 (3) 窒素量:酸素とアルゴンガスをキャリアとして、
高温(800〜1000℃)中で試料を加熱することで窒素化合
物は酸化分解されNOに変化しO3 ガスを加えるとNO
2 に転じ、微量全窒素分析装置(三菱化学製TN10)により
N量を算出する。 (4) pH値:表面処理微粉末を脱イオン水:メタノー
ル=1:1の混合溶液に添加混合して得られる4%溶液
のpHを測定する。 (5) チキソトロピー指数(チキソインデックス):22
℃に保持した試料について、2.5rpm における粘度(η
1)と20rpmにおける粘度(η2)を測定し、その比η1
2としてチキソインデックスを算出。チキソインデック
スが大きいほど接着剤としての作業性は良好になる。
【0034】実施例1 BET比表面積130m2/gの乾式シリカ微粉末(日本アエロ
ジル社製 Aerosil 130)200gを15リットルの反応槽にと
り、アミノ変性シリコーンオイル(信越化学工業社製:K
F393)を26g添加した。さらに攪拌しながら系内を窒素
ガスで置換し窒素ガスを流したまま280℃まで昇温、
20分間保持後室温まで冷却した。得られた処理シリカ
は、BET比表面積87m2/g、pH7.9、カーボン量3.
2%、シリコーンオイル中のアミノ基に由来する窒素量
は0.19%であった。表面処理したシリカ微粉末5部
をエポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製:エヒ゜コート828)1
00部に加え、高速攪拌機(特殊機化社製:T.K.Auto Ho
momixer)で3分間混合攪拌し、20分間真空脱泡して、
エポキシ樹脂−シリカ微粉末混合物を調製した。この混
合物を22℃の恒温槽に2時間保管し、EDΗ型粘度計
(東機産業社製)を用いて粘度を測定したところ、2.5r
pmで110Pa・sであり、20rpmで53Pa・sであった。
また、チキソトロピー指数(T.I.)は2.1であった。さ
らに、この混合物を40℃で2ヶ月間保管した後、混合
物を22℃の恒温槽に保持して温度を均一にしてから測
定した粘度は、2.5rpmで108Pa・sであり、20rpm
で52Pa・sであった。また、チキソトロピー指数(T.I.)
は2.1であった。このエポキシ樹脂−シリカ微粉末混
合物100部に50部のアミン系硬化剤(油化シェルエ
ポキシ社製:エポメートB002)を均一混合し、エポキシ
系接着性樹脂組成物を調製した。JIS K6829に従って引
張りせん断強度を測定したところ293kgf/cm2であっ
た。
【0035】実施例2 BET比表面積200m2/gの乾式シリカ微粉末(日本アエ
ロジル社製 Aerosil 200)200gを15リットルの反応槽
にとり、カルボキシル変性シリコーンオイル(信越化学
工業社製:X22-3710)を40g添加した。さらに攪拌し
ながら系内を窒素ガスで置換し窒素ガスを流したまま2
50℃まで昇温、20分間保持後室温まで冷却した。得
られた処理シリカは、BET比表面積140m2/g、pH5.
1、カーボン量4.6%で、カルボキシル基は0.31%
であった。また、この表面処理したシリカ粉末を実施例
1と同様にエポキシ樹脂に混練し粘度を測定したとこ
ろ、2.5rpmで138Pa・s、20rpmで64Pa・sであ
り、チキソトロピー指数(T.I.)は2.2であった。更
に、2ヶ月間40℃中に保管した後の粘度は、それぞれ
140Pa・s(2.5rpm)、61Pa・s(20rpm)であり、T.
I.は2.3であった。なお、測定は実施例1と同様に2
2℃に保持したものについて行った。(以下の例も同
様) さらに、実施例1と同様にアミン系硬化剤を添加して接
着性樹脂組成物を調製した。この接着性樹脂組成物の硬
化後の引張りせん断強度(JIS K6829)は254kgf/cm2
あった。
【0036】実施例3 BET比表面積200m2/gの乾式シリカ微粉末(日本アエ
ロジル社製 Aerosil 200)200gを15リットルの反応槽
にとり、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン6g、
ヘキサメチルジシラザン34g添加した。さらに攪拌し
ながら系内を窒素ガスで置換し窒素ガスを流したまま2
00℃まで昇温、10分間保持後室温まで冷却した。得
られた処理シリカは、BET比表面積138m2/g、pH9.
1、カーボン量2.5%、窒素量0.11%であった。ま
た、この表面処理したシリカ粉末を実施例1と同様にエ
ポキシ樹脂に混練し粘度を測定したところ、2.5rpmで
66Pa・s、20rpmで47Pa・sであり、チキソトロピー
指数(T.I.)は1.4であった。更に、2ヶ月間40℃中
に保管した後の粘度は、61Pa・s(2.5rpm)、53Pa・s
(20rpm)であり、T.I.は1.2であった。さらに、実施
例1と同様にアミン系硬化剤を添加して接着性樹脂組成
物を調製した。この接着性樹脂組成物の硬化後の引張り
せん断強度(JIS K6829)は248kgf/cm2であった。
【0037】実施例4、5 実施例1と同様にシリカ微粉末をシランカップリング剤
と変性シリコーンオイルを併用して表面処理したもの
(実施例4)、更に、これに疎水化剤を併用したもの
(実施例5)を用いた他は実施例1と同様にしてエポキ
シ樹脂−シリカ粉末混合物を調製した。この混合物の粘
度、チキソトロピー指数を実施例1と同様に測定した。
また、この樹脂−シリカ粉末混合物に、実施例1と同様
にアミン系硬化剤を添加して得た接着性樹脂組成物の引
張りせん断強度を測定した。
【0038】比較例1 シリカ微粉末を添加しないで接着性樹脂組成物を調製し
た。用いた接着性樹脂は実施例1と同じエポキシ樹脂(エ
ヒ゜コート828)であり、その粘度は、2.5rpmで14Pa・s、
20rpmで14Pa・sであり、チキソトロピー指数(T.I.)
は1.0であった。また2ヶ月間40℃中に保管した後
の粘度は、15Pa・s(2.5rpm)、14Pa・s(20rpm)で
あり、T.I.は1.1であった。このエポキシ樹脂(エヒ゜コート
828)100部にアミン系硬化剤(エホ゜メートB002)50部を加
え、均一に混合してシリカ微粉末を含まない接着性樹脂
組成物を調製した。得られた接着性樹脂組成物の引張り
せん断強度(JIS K6829)は、209kgf/cm2であった。
【0039】比較例2 未変性シリコーンオイルを用いて表面処理を行ったシリ
カ微粉末を用いた接着性樹脂組成物を以下のように調製
した。BET比表面積130m2/gの乾式シリカ微粉末(日
本アエロジル社製 Aerosil 130)200gを15リットルの
反応槽にとり、シリコーンオイル(信越化学工業社製:
KF96)を26g添加した。さらに攪拌しながら系内を窒
素ガスで置換し窒素ガスを流したまま300℃まで昇
温、20分間保持後室温まで冷却した。得られた処理シ
リカは、BET比表面積76m2/g、pH5.3、カーボン量
3.9%であった。また、この表面処理したシリカ粉末
を実施例1と同様にエポキシ樹脂に混練し粘度を測定し
たところ、2.5rpmで151Pa・s、20rpmで60Pa・s
であり、チキソトロピー指数(T.I.)は2.5であった。
更に、2ヶ月間40℃中に保管した後の粘度は、149
Pa・s(2.5rpm)、62Pa・s(20rpm)であり、T.I.は2.
4であった。実施例1と同様にさらにアミン系硬化剤を
添加して接着性樹脂組成物を調製した。このエポキシ接
着剤の引張りせん断強度は214kgf/cm2であった。
【0040】以上の実施例および比較例で用いた表面処
理シリカ微粉末の特性を表1に示した。また、この表面
処理シリカ微粉末をエポキシ樹脂を配合してなる混合物
の粘度特性を表2に示した。さらに、これにアミン系硬
化剤を添加してなる接着性樹脂組成物の引張りせん断強
度を表3にまとめて示した。
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】表2に示すように、シリカ微粉末を添加配
合した樹脂組成物は、シリカを添加していない樹脂組成
物(比較例1)と比較して顕著な増粘効果が認められ
る。しかし、表3に示すように、従来の表面処理法によ
るシリカ微粉末を添加した接着性樹脂組成物(比較例
2)はシリカ無添加の場合(比較例1)と同程度の接着
強度しか得られず、しかも粘度の経時変化が大きい。一
方、反応性有機基を有するシリカ微粉末を含有した本発
明の接着性樹脂組成物では、従来の疎水性シリカ微粉末
を配合した接着性樹脂組成物(比較例2)に比べて接着
強度が大幅に向上しており、例えば、実施例1の接着強
度は比較例2の約4割増である。更に変性シリコーンオ
イルを用いて表面処理を行ったシリカ微粉末を添加した
もの(実施例1および2)は高いチキソトロピー性を有
し、かつ粘度の経時変化が小さい。
【0045】
【発明の効果】本発明の接着性樹脂組成物によれば、従
来の接着性樹脂組成物に比較して高い粘度と接着強度を
実現することができる。また、粘度の経時変化が少ない
ため、長期に渡って安定に保管することができる。なお
かつ、チキソ性が高いため、作業性に優れた接着性樹脂
組成物である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 成泰 三重県四日市市三田町3番地 日本アエロ ジル株式会社四日市工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接着剤樹脂成分と、該樹脂成分と化学的
    に反応する有機基(反応性有機基)を表面に有するシリカ
    微粉末とを含有することを特徴とする接着性樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】 反応性有機基を有する前記シリカ微粉末
    が次式(I)で示されるシランカップリング剤で処理され
    たものである請求項1に記載の接着性樹脂組成物。 Xmin (I) (式中、Xは、アルコキシ基、アシロキシ基、オキシム
    基またはハロゲンから選択される基であり、mは1〜3
    の整数であってこの内1〜2はアルキル基が置換されて
    いても良く、Yはアミノ基、グリシジル基、メルカプト
    基、ウレイド基、ヒドロキシ基の少なくとも1種を含有
    する炭化水素基、nは3〜1の整数)
  3. 【請求項3】 反応性有機基を有する前記シリカ微粉末
    が、側鎖あるいは末端にアミノ基、グリシジル基、メル
    カプト基、ヒドロキシ基、カルボキシル基の少なくとも
    1種の基を含有する変性シリコーンオイルで処理された
    ものである請求項1に記載の接着性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 反応性有機基を有する前記シリカ微粉末
    が、請求項2に記載のシランカップリング剤および請求
    項3に記載の変性シリコーンオイルで処理されたもので
    ある請求項1項に記載の接着性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 反応性有機基を有するシリカ微粉末が、
    請求項2に記載のシランカップリング剤および/または
    請求項3に記載の変性シリコーンオイルに加え、疎水性
    を付与するシラン化合物により処理されたものである請
    求項2〜4のいずれかに記載の接着性樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 疎水性を付与するシラン化合物が、へキ
    サメチルジシラザン、ジメチルポリシロキサン、メチル
    クロロシラン、アルキルトリアルコキシシラン、ジアル
    キルジアルコキシシランから選択される化合物またはそ
    の組み合わせである請求項6に記載の接着性樹脂組成
    物。
  7. 【請求項7】 接着剤の樹脂成分がエポキシ樹脂である
    請求項1〜6のいずれかに記載のエポキシ系接着性樹脂
    組成物。
JP09544497A 1997-04-14 1997-04-14 接着性樹脂組成物 Expired - Fee Related JP3628837B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09544497A JP3628837B2 (ja) 1997-04-14 1997-04-14 接着性樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09544497A JP3628837B2 (ja) 1997-04-14 1997-04-14 接着性樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10287854A true JPH10287854A (ja) 1998-10-27
JP3628837B2 JP3628837B2 (ja) 2005-03-16

Family

ID=14137870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09544497A Expired - Fee Related JP3628837B2 (ja) 1997-04-14 1997-04-14 接着性樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3628837B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265921A (ja) * 2001-03-15 2002-09-18 Konishi Co Ltd 水性マスチック型接着剤組成物
JP2011111479A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Riso Kagaku Corp 油中水型孔版印刷用エマルションインク
JP2011150975A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Hitachi Chem Co Ltd 異方導電性フィルム
JP2011148946A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用接着剤及び異方導電性フィルム
KR20170094782A (ko) 2010-07-26 2017-08-21 도쿄 오카 고교 가부시키가이샤 접착제 조성물 및 접착 필름
CN113861930A (zh) * 2021-09-18 2021-12-31 杭州之江新材料有限公司 一种角钉用硅酮胶及其制备方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020170309A1 (ja) * 2019-02-18 2020-08-27 オリンパス株式会社 内視鏡

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265921A (ja) * 2001-03-15 2002-09-18 Konishi Co Ltd 水性マスチック型接着剤組成物
JP2011111479A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Riso Kagaku Corp 油中水型孔版印刷用エマルションインク
JP2011150975A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Hitachi Chem Co Ltd 異方導電性フィルム
JP2011148946A (ja) * 2010-01-25 2011-08-04 Hitachi Chem Co Ltd 回路接続用接着剤及び異方導電性フィルム
KR20170094782A (ko) 2010-07-26 2017-08-21 도쿄 오카 고교 가부시키가이샤 접착제 조성물 및 접착 필름
CN113861930A (zh) * 2021-09-18 2021-12-31 杭州之江新材料有限公司 一种角钉用硅酮胶及其制备方法
CN113861930B (zh) * 2021-09-18 2023-05-16 杭州之江新材料有限公司 一种角钉用硅酮胶及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3628837B2 (ja) 2005-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60106151T2 (de) Additionshärtbare Silikonelastomermischungen, ihre Herstellung und Verwendung
EP1167455B1 (en) Room temperature rapid-curable silicone composition
EP1249475A1 (en) Surface-modified inorganic oxide powder, process for producing the same, and use thereof
TWI475076B (zh) 可固化環氧樹脂組合物及其固化體
WO2017030128A1 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物およびその調製方法
JP2012511070A (ja) 高疎水性コーティング
JPWO2009044763A1 (ja) 表示素子用シール剤
JP2015165035A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
WO2016117206A1 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH10287854A (ja) 接着性樹脂組成物
JPS63241061A (ja) エポキシ樹脂組成物
CN110669471A (zh) 一种环保型高强度有机硅胶粘剂及其制备方法
JP3136164B2 (ja) 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
JPH0885760A (ja) シリコーン水性エマルジョン組成物
JPS61228062A (ja) 難燃性シリコ−ンゴム組成物
JP2014218558A (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物
KR101000041B1 (ko) 후막형 복합 고기능성 수지 도료 조성물
CN114196372B (zh) 一种低粘度、高强度的透明脱醇型有机硅密封胶及其生产方法
JP2575998B2 (ja) 揺変性エポキシ樹脂組成物
JP2005023132A (ja) 接着性ポリオルガノシロキサン組成物
JP2015199851A (ja) 電気・電子部品の保護剤または接着剤組成物
JPS61159450A (ja) ポリオルガノシロキサン組成物
JP2688507B2 (ja) 接着付与剤および接着付与剤を含有する硬化性樹脂組成物
JPH0725866B2 (ja) エポキシ樹脂組成物
JP6490367B2 (ja) 室温硬化性ポリオルガノシロキサン組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111217

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121217

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees