JPH1028732A - 医療用チュ−ブの切り離し具 - Google Patents

医療用チュ−ブの切り離し具

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JPH1028732A
JPH1028732A JP9096576A JP9657697A JPH1028732A JP H1028732 A JPH1028732 A JP H1028732A JP 9096576 A JP9096576 A JP 9096576A JP 9657697 A JP9657697 A JP 9657697A JP H1028732 A JPH1028732 A JP H1028732A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 透析回路等を組み立てた後に医療用チューブ
に取付けることができるようにした医療用チューブの切
り離し具を提供する。 【解決手段】 全体としてU字形をなす握持用本体12
の内側に、全体としてC字形をなす分離体14を設け、
握持用本体12及び分離体14に、チューブ保持孔34
a〜34dと、この保持孔34a〜34dを外部空間と
連通して医療用チューブを側方から挿入できるようにす
る連通路37a〜37dを形成する。握持用本体12及
び分離体14には、握持用本体12を閉じたとき、医療
用チューブの所定個所を挟圧して流れを阻止する第1止
流部20及び第2止流部25と、この止流状態を維持す
る第1保持部22及び第2保持部28を設ける。更に、
握持用本体12には切り離し具の作動時に医療用チュー
ブを切断するカッター30を設ける。カッター30の刃
先は、連通路37a〜37dの開口方向に向かうほど長
く突出した斜めの形状をなすことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば人口透析、
点滴等に使用される医療用チューブに付設しておき、地
震、火事等の災害発生時に、患者が自己の身体に連結さ
れた医療用チューブを切り離し、しかも血液等が流出し
てしまわないように流れを止めて、迅速に退避できるよ
うにした医療用チューブの切り離し具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば腎臓病患者は、自分の血液におけ
る毒素を浄化するため、3日に1回は5〜8時間かけて
人工透析の治療を受けなければならない。これには、図
12に示すように、患者の人体Aと人工腎臓装置Bとを
医療用チューブCにより連結することで、血液回路を閉
成する。この際、チューブCの連結端部C’、C’は、
患者の両腕に外れることのないように取付けられている
から、患者は寝たままの状態にあって自由に動くことが
できない。
【0003】したがって、このような場合に地震、火災
などの災害が発生したとすれば、患者は自力で逃げ出す
ことが不可能であり、このため、ナースなどにより図1
3に示すように、流路用チューブCをクリップD、D’
によって挟持し、これにより血流を阻止した後、鋏Eに
よって同チューブCをクリップD、D’間で切断するこ
とで、連結端部C’、C’を付けたまま患者が逃げられ
るようにしてやらなければならなかった。
【0004】このような問題点を解決するため、本出願
人は、特開昭62−275470号において、図9〜1
0に示すような医療用チューブの切り離し具を提案し
た。
【0005】この切り離し具11は、一対の握持部12
a,12bを屈曲部12cで連結してなるU字状の握持
用本体12と、この握持用本体12の内側に薄肉状の連
結部13を介して連結されて配置された分離体14とを
備えている。握持用本体12及び分離体14には、薬液
チューブCを挿通するための挿通孔15a、15b、1
5c、15dが形成されている。
【0006】一方の握持部12aの内側には突起16が
形成され、この突起16の一側部には爪部17が形成さ
れている。また、もう一方の握持部12bの内側には突
出片18が形成され、この突出片18の一側部には直角
に伸びる突起19が形成されている。握持用本体12を
閉じたとき、握持部12aの突起16が、握持部12b
の突起19に圧接されて、チューブCを挟圧して血流を
止めるようにされており、この突起16、19によって
第1止流部20が構成されている。
【0007】また、突出片18の先端には爪部21が形
成されている。そして、握持用本体12を閉じたとき、
握持部12aの爪部17が、握持部12bの爪部21に
係合して、握持用本体12を閉じた状態、すなわち第1
止流部20によって血流を止めた状態に維持するように
なっており、これらの爪部17、21により第1保持部
22が構成されている。
【0008】分離体14は、全体としてC字形をなし、
その一端部14aと、他端部14bとが、握持用本体1
2の握持部12a,12bを閉じたとき、握持部12
a,12bに押圧されて閉じるようになっている。
【0009】分離体14の一端部14aの内側には突起
23が形成され、他端部14bの内側には突起24が形
成され、握持用本体12を閉じて分離体14も閉じたと
き、チューブCが突起23、24に挟圧されて血流を止
めるようになっており、この突起23、24により第2
止流部25が形成されている。
【0010】更に、分離体14の一端部14aの先端に
は爪部26が形成され、他端部14bの先端は、上記一
端部14aに近接するよう延出されて、そこに爪部27
が形成されている。そして、握持用本体12を閉じて分
離体14も閉じたとき、上記爪部26、27が係合し
て、分離体14を閉じた状態、すなわち第2止流部25
によって血流を止めた状態に維持するようになってお
り、これらの爪部26、27により第2保持部28が構
成されている。
【0011】更にまた、握持用本体12の一方の握持部
12aの内側には、支持片29を介してカッター30が
取付けられている。このカッター30は、握持用本体1
2を閉じたとき、チューブCを第1止流部20と第2止
流部25との間で切断し、かつ、握持用本体12と分離
体14とを連結する連結部13を切断するようになって
いる。
【0012】したがって、この切り離し具11によれ
ば、図9に示すように、医療用チューブCを挿通孔15
a、15b、15c、15dに挿通して、切り離し具1
1を医療用チューブCに付設しておく。この切り離し具
11の取付け位置は、患者の身体に近いところ、例えば
図12のF、F’等とする。
【0013】そして、地震、火災等の災害が起こったと
き、患者は、図10に示すように、握持用本体12の握
持部12a、12bを手で握って閉じる。その結果、握
持用本体12に設けられた第1止流部20の突起16、
17によりチューブCが挟圧されてその部分の血流が止
められ、第1保持部22の爪部17、21が係合してそ
の状態が維持される。
【0014】また、分離体14に設けられた第2止流部
25の突起23、24によりチューブCが挟圧されてそ
の部分の血流が止められ、第2保持部28の爪部26、
27が係合してその状態が維持される。
【0015】更に、カッター30が、チューブCを切断
し、更に連結部13を切断して、握持用本体12と分離
体14とを分離する。
【0016】そして、図11に示すように、患者の身体
に連結されたチューブC’は、分離体14の第2止流部
25によって血流を止めた状態に維持され、人工腎臓装
置等に連結されたチューブCは、握持用本体12の第1
止流部20によって血流を止めた状態に維持される。そ
の結果、患者は、分離体14によって血流を止められた
チューブC’を付けたまま脱出することが可能となる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9〜
11に示した従来の医療用チューブの切り離し具11に
おいては、医療用チューブCに切り離し具11を付設す
るとき、医療用チューブCの端部から挿通孔15a、1
5b、15c、15dに挿通しなければならないので、
医療用チューブCへの装着が面倒で、時間がかかるとい
う問題があった。また、人工腎臓装置等に医療用チュー
ブCを連結して透析回路等を組み立てる前に、切り離し
具11を医療用チューブCに装着しておかなければなら
ず、そのため取扱中に切り離し具11が作動してしまう
虞れがあるという問題があった。
【0018】したがって、本発明の目的は、医療用チュ
ーブへの装着が容易で、透析回路等を組み立てた後に医
療用チューブに取付けることができるようにした医療用
チューブの切り離し具を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1は、間に屈曲部を有し、その両端が互
いに対向して延び、全体として屈曲形状をなし、屈曲部
にて開閉方向に変形可能な握持用本体と、この握持用本
体の内側に分離可能に配置され、前記握持用本体を閉じ
るときに前記握持用本体に押圧されて閉じる分離体と、
前記握持用本体及び前記分離体のそれぞれの内部に医療
用チューブを保持するように形成されたチューブ保持孔
と、このチューブ保持孔と外部空間とを連通して前記握
持用本体及び前記分離体の側部に形成された連通路と、
前記握持用本体を閉じたとき、前記医療用チューブの該
当個所を挟圧して流れを阻止するように、前記握持用本
体の内側の対応する個所及び前記分離体の内側の対応す
る個所に設けられた第1止流部及び第2止流部と、前記
握持用本体を閉じたとき、前記第1止流部及び前記第2
止流部の止流状態を維持するように、前記握持用本体及
び前記分離体に設けられた第1保持部及び第2保持部
と、前記握持用本体を閉じたとき、前記医療用チューブ
を前記第1止流部及び第2止流部の間で切断するカッタ
ーとを有することを特徴とする医療用チューブの切り離
し具を提供するものである。
【0020】本発明の第2は、前記第1の発明におい
て、前記連通路と前記チューブ保持孔とは、全体とし
て、外部空間側から前記チューブ保持孔内部へ至る方向
において、幅が漸減するテーパ状部と、幅が拡大する拡
大状部とを有し、前記連通路の少なくとも一方の側部が
弾性的に開閉できるようにバネ性をもたらされている医
療用チューブの切り離し具を提供するものである。
【0021】本発明の第3は、前記第1又は2の発明に
おいて、前記カッターは、前記連通路の開口方向に向か
うほど長く突出した斜めの刃先を有する医療用チューブ
の切り離し具を提供するものである。
【0022】本発明の第4は、前記第1〜3の発明のい
ずれかにおいて、前記第1止流部の突起と突起との隙間
をW1 、前記第2止流部の突起と突起との隙間をW2
前記握持用本体に形成されたチューブ保持孔の内径をD
1 、前記分離体に形成されたチューブ保持孔の内径をD
2 、前記チューブの外径をD0 としたとき、W2 <W1
<D1 〜D2 、かつ、W2 <D0 とされている医療用チ
ューブの切り離し具を提供するものである。
【0023】本発明の第1の医療用チューブの切り離し
具の使用に際しては、医療用チューブを握持用本体及び
分離体の連通路を通してチューブ保持孔に挿通して、切
り離し具を医療用チューブの所定の位置に装着する。そ
して、地震、火災等の災害が起こったとき、患者が握持
用本体を握って閉じると、その内側に配置された分離体
も閉じる。
【0024】その結果、握持用本体及び分離体の内側に
設けられた第1止流部及び第2止流部が、医療用チュー
ブを挟圧して血液等の流れを止める。また、握持用本体
及び分離体に設けられた第1保持部及び第2保持部が、
握持用本体及び分離体を閉じた状態に維持して、上記止
流状態を維持する。それと同時に、カッターが医療用チ
ューブを第1止流部と第2止流部との間で切断する。
【0025】その際、医療用チューブの患者の身体に接
続された方の端部が分離体に保持されるようにし、医療
用チューブの人工腎臓装置などに接続された方の端部が
握持用本体に保持されるようにしておくことにより、患
者は切断された医療用チューブとそれを閉止する分離体
とをつけたまま、迅速に退避することができる。
【0026】そして、本発明の第1によれば、チューブ
を握持用本体と分離体の側方に開口した連通路を通して
チューブ保持孔に挿入して保持させることができるの
で、人工腎臓装置等に医療用チューブを連結して透析回
路等を組み立てた後に、切り離し具を任意の箇所に容易
にかつ迅速に取付けることができる。
【0027】本発明の第2によれば、連通路の少なくと
も一方の側部に付与したバネ性によって、チューブの挿
入を容易にすることができ、しかもチューブを連通路を
通して保持孔に挿入すると、チューブが連通路から抜け
にくくすることができる。
【0028】本発明の第3によれば、非常時に握持用本
体を把持して切り離し具を作動させるとき、カッターに
押されたチューブが連通路の奥方には移動しやすいが、
開口方向には移動しにくくして、チューブが連通路の開
口から抜けてしまうことを防止し、チューブの切断を確
実に行うことができる。
【0029】本発明の第4によれば、チューブを連通路
を通して各保持孔に挿入したとき、チューブが第2止流
部の突起と突起との隙間W2 に押圧されて保持されるの
で、チューブが外れにくくなる。なお、第1止流部及び
第2止流部の突起と突起の隙間W1 、W2 は、奥行き方
向に伸びるスリット状の隙間であり、チューブが押圧さ
れても横方向に伸びて流路断面積の減少が小さいのに対
し、握持用本体及び分離体に形成されたチューブ保持孔
は、チューブの外周に当接する円弧状をなすので、チュ
ーブ保持孔の内径を小さくしてチューブを保持しようと
すると、チューブの流路断面積を小さくして流通抵抗と
なってしまう。また、第1止流部の突起と突起との隙間
2 は、握持用本体の作動角の制約によって小さくする
ことが困難である。このため、第2止流部の突起と突起
の隙間W2 をチューブ外径D0 よりも小さくしてチュー
ブを押圧保持させることが好ましいのである。
【0030】
【発明の実施の形態】図1〜5には、本発明による医療
用チューブの切り離し具の一実施例が示されている。な
お、図9〜11に示した従来の医療用チューブの切り離
し具と同じ部分には同符号を付してその説明を省略する
ことにする。
【0031】図1に示すように、この医療用チューブの
切り離し具31には、握持用本体12の握持部12a、
12bが不用意に閉じてしまわないようにするためのス
トッパー32が設けられている。この実施例の場合、ス
トッパー32は、一方の握持部12aの内側に設けられ
たカッター30の支持片29と、他方の握持部12bの
爪部21が設けられた部分(突出片18の先端部)とを
連結する薄肉片からなっている。なお、この薄肉片は、
握持用本体12を強制的に閉じたときに破断しやすいよ
うに、中央部に断面V字状の溝が形成されていることが
好ましい。
【0032】また、カッター30の刃先部分には、軟質
合成樹脂からなる保護カバー33が装着されている。こ
の保護カバー33は、カッター30が医療用チューブC
に不用意に接触したときに医療用チューブCの損傷を防
ぐ役割をなすが、カッター30を強制的に医療用チュー
ブCに押圧して切断するときには、その切断を妨げない
材質のものとされる。保護カバー33としては、例え
ば、カッターの刃先にディッピング等によって被覆し
た軟質材、例えば樹脂やゴム、カッターの刃先から一
部が延出されるように、カッターの片面又は両面に接合
した軟質シート、例えば軟質合成樹脂シート、粘着テー
プや、発泡ウレタンテープ、カッターの刃先を途中ま
で差し込んだ発泡ウレタンブロックや、シリコンチュー
ブ等が好ましく使用される。
【0033】更に、この医療用チューブの切り離し具3
1においては、図9〜11に示した切り離し具の挿通孔
15a、15b、15c、15dの代わりに、握持用本
体12及び分離体14の所定個所に、保持孔34a、3
4b、34c、34dと、これらの保持孔を外部空間に
連通させる連通路37a、37b、37c、37dとが
形成されている。特に図2を参照すると、これらの連通
路37aと保持孔24aは、全体として、外部空間側か
ら保持孔34a内部へ至る方向において、幅が漸減する
テーパ状部Aと、幅が拡大する拡大状部Bとを有し、そ
れによって医療用チューブCを圧縮させてテーパ状部A
から押し込むと、拡大状部Bで広がって挿入保持され、
挿入した医療用チューブCが保持孔34aから不用意に
抜けないようになっている。
【0034】また、両端にある保持孔34a、34d及
び連通路37a、37bにおいては、図2(図2におい
ては保持孔34a、連通路37aしか示されていない
が、保持孔34d、連通路37dも同じ構造をなす)に
示すように、連通路37a、37dの両側にそれぞれ溝
35a、35a、35b、35bが形成され、それによ
ってバネ性を有して独立した両側部36a、36a、3
6b、36bが形成され、この両側部36a、36a、
36b、36bによって、医療用チューブCを挿入する
とき、両側部36a、36a、36b、36bが弾性的
に広がって挿入しやすくなっている。
【0035】なお、保持孔34a、34d及び連通路3
7a、37bのいずれか一方の側部に溝35a、35b
が形成され、保持孔34a、34d及び連通路37a、
37bのいずれか一方の側部36a、36bのみがバネ
性を有していてもよい。
【0036】この切り離し具31の使用に際しては、医
療用チューブCを切り離し具31の連通路37a、37
b、37c、37dを通して、保持孔34a、34b、
34c、34dに側方から挿入することにより、切り離
し具31を医療用チューブCの任意の位置にワンタッチ
で簡単に装着することができる。また、医療用チューブ
Cを患者の身体や人工腎臓装置等に接続して透析回路等
を形成した後に、切り離し具31を装着することが可能
となる。
【0037】図3は、医療用チューブCに切り離し具3
1を装着した状態を示すが、この切り離し具31では、
握持用本体12の握持部12a、12bが不用意に閉じ
てしまわないようにするためのストッパー32が設けら
れているので、切り離し具31の取扱中や患者が人工透
析等を受けている間に、握持用本体12が不用意に閉じ
て作動してしまう、すなわち、チューブCが第1止流部
20及び第2止流部25によって押圧されて血流が停止
し、カッター30によってチューブCが切断されてしま
うのを防止できる。また、カッター30の刃先に保護カ
バー33が被せられているので、医療用チューブCを切
り離し具31の保持孔34a、34b、34c、34d
に挿入する際などに、医療用チューブCがカッター30
に触れても、医療用チューブCが損傷することが防止さ
れる。
【0038】そして、地震、火災などの災害があったと
きには、患者は、図4に示すように握持用本体12の握
持部12a、12bを握って閉じることにより、握持用
本体12に設けられた第1止流部20の突起16、17
によりチューブCが挟圧されてその部分の血流が止めら
れ、第1保持部22の爪部17、21が係合してその状
態が維持される。
【0039】また、分離体14に設けられた第2止流部
25の突起23、24によりチューブCが挟圧されてそ
の部分の血流が止められ、第2保持部28の爪部26、
27が係合してその状態が維持される。
【0040】更に、カッター30が、その刃先に被せら
れた保護カバー33を突き破って、チューブCを切断す
ると共に、連結部13を切断して、握持用本体12と分
離体14とを分離する。
【0041】したがって、図5に示すように、医療用チ
ューブCに接続された握持用本体12と、医療用チュー
ブC’に接続された分離体14とを分離でき、医療用チ
ューブC’が患者の身体に接続されるようにしておくこ
とにより、患者は、切断された医療用チューブC’と、
それを閉止する分離体14とをつけたまま迅速に退避す
ることができる。また、人工腎臓装置等に接続された医
療用チューブCは、握持用本体12によって血液等の流
出を防止される。
【0042】図6〜8には、本発明による医療用チュー
ブの切り離し具の別の実施例が示されている。
【0043】この実施例の切り離し具41は、図1〜5
に示した前記実施例と基本的には同じ構造をなすが、前
記実施例と比較したときの主な相違点は、分離体44が
握持用本体12と別体に形成されている点にある。
【0044】すなわち、分離体44は、全体として丸み
を帯びたC字形をなし、その一端部44aは、握持用本
体12の一方の握持部12aの内側に形成された突起4
6に当接し、その他端部44bは、握持用本体12の他
方の握持部12bの内側に当接して、握持用本体12の
内側に着脱可能に嵌め込まれている。
【0045】分離体44の一端部44aの先端は爪部2
6をなし、他端部44bの先端は爪部27をなし、これ
らの爪部26、27が分離体44を閉じた状態に維持す
る第2保持部28を構成している。また、分離体44の
一端部44aの内側に形成された突起23と、他端部4
4bの内側に形成された突起24とで、第2止流部25
が構成されている。
【0046】一方、握持部本体12には、前記実施例と
同様に、突起16、19からなる第1止流部20と、爪
部17、21からなる第2止流部22とが設けられてい
る。また、一方の握持部12aに設けられたカッター3
0に対応して、他方の握持部12bには、医療用チュー
ブCを受ける突起45が形成され、医療用チューブCが
カッター30によって切断されやすくなっている。
【0047】この切り離し具41においては、地震、火
災等の災害時に、患者が握持部本体12の握持部12
a、12bを把持して閉じると、図7に示すように、握
持部本体12の第1止流部20の突起16、19と、分
離体44の第2止流部25の突起23、24とによっ
て、医療用チューブCが挟圧されて流路が閉塞され、握
持部本体12の第1保持部22の爪部21、17と、分
離体44の第2保持部28の爪部26、27とが係合し
て、上記の止流状態が維持される。更に、カッター30
によって医療用チューブCが切断される。
【0048】この状態で、図8に示すように、患者は、
分離体44を握持用本体12から取り外し、切断された
一方の医療用チューブC’と分離体44とを付けた状態
で、迅速に退避することができる。また、人工腎臓装置
等に接続されて残された他方の医療用チューブCは、握
持用本体12の第1止流部20によって止流状態を維持
される。
【0049】そして、この切り離し具41においても、
医療用チューブCを切り離し具41の連通路37a、3
7b、37c、37dを通して保持孔34a、34b、
34c、34dに側方から挿入することができるので、
切り離し具31を医療用チューブCの任意の位置にワン
タッチで簡単に装着することができ、医療用チューブC
を患者の身体や人工腎臓装置等に接続して透析回路等を
形成した後に、切り離し具31を装着することが可能と
なる。
【0050】図14〜21には、本発明による医療用チ
ューブの切り離し具の更に他の実施例が示されている。
図14は切り離し具の作動前の状態の側面図、図15は
後方端面図、図16は前方端面図、図17は切り離し具
を作動させた状態の側面図、図18はストッパーの平面
図、図19はカッターによりストッパーを切断する順序
を示す説明図、図20は切り離し具の作動前の状態の側
断面図、図21はチューブの保持孔及び連通路とカッタ
ーとの関係を示す説明図である。なお、図9〜11に示
した従来の医療用チューブの切り離し具と同じ部分には
同符号を付してその説明を省略することにする。
【0051】この実施例の切り離し具51は、カッター
30の刃先がチューブCに到達する経路を遮るように、
本体側握持部12の突出片18と、分離体14の他端部
14bとを連結する薄肉片状のストッパー52を有して
いる。図18に示すようにこのストッパー52は、その
長さ方向2箇所に幅を狭くする溝52a、52bを有し
ている。このストッパー52によって、切り離し具51
のチューブCへの装着等の取り扱い時に、カッター30
の刃先がチューブCに接触することがより確実に防止さ
れる。また、分離体14が薄肉片13とストッパー52
とによって握持用本体12に連結されるので、取り扱い
時に分離体14が脱落してしまうことを防止できる。
【0052】図19に示すように、握持用本体12を把
持してカッター30を強制的に押し込むと、ストッパー
52は、カッター30により同図(a)、(b)、
(c)で示すような順序で切断される。すなわち、同図
(a)に示すようにカッター30の刃先がストッパー5
2に接触し、同図(b)に示すように溝52aの部分で
ストッパー52が切断され、同図(c)に示すようにカ
ッター30の支持片29によって溝52bの部分でスト
ッパー52がその基部から破断される。これによって、
切り離し具51の作動時にストッパー52がカッター3
0を押し込むときの障害となることを防止している。
【0053】なお、ストッパー52は、本体側握持部1
2の突出片18、又は分離体14の他端部14bのいず
れか一方から延出され、両者を連結しないが両者の間に
配置された部材で構成されていてもよい。
【0054】握持用本体12は、その握持部12a、1
2bを少し開いた状態で、カッター30の保護カバー3
3を装着された刃先を、ストッパー52にそれを切断し
てしまわない程度の弱い力で圧接されている。これによ
って、握持部12a、12bの相対位置を安定させ、切
り離し具51を作動させるときに、カッター30の横ぶ
れを防止し、カッター30によるチューブCの切断が確
実になされるようにしている。また、このことは、スト
ッパー52を介して分離体14を押圧し、分離体14を
安定保持させる役割も果たす。
【0055】特に図21に示すように、握持用本体12
の一方の握持部12bには、その両側に溝53が形成さ
れ、この溝53に別体の支持部材54がスライド可能に
装着されている。支持部材54は、両側上面にリブ54
aを有し、このリブ54aが分離体14の両側下辺に当
接して、分離体14の横ぶれを防止し、取り扱い時に分
離体14が脱落してしまうのを防止する。また、切り離
し具51の落下等に対する耐衝撃性を高めることができ
る。なお、支持部材54は、握持用本体12と一体に成
形されたリブ状突起で構成されていてもよい。
【0056】また、図21に示すように、カッター30
の刃先30aは、保持孔34d(他の保持孔に対しても
同じ)の開口方向に向かうに従って長く突出するよう
に、斜めにされている。この場合、刃先30aの傾斜角
度θは、1〜30°、特には3°前後とすることが好ま
しい。1°より小さいと次に述べる効果が小さく、逆に
30°より大きいと切断のために必要なストロークが増
大したり、チューブの挿入が困難になる。このように、
刃先30aを斜めにしたことにより、カッター30を押
し込んだとき、チューブCが保持孔34dの奥方に押さ
れることになるので、チューブCが保持孔34dから外
れることを防止し、チューブCを確実に捕捉して切断す
ることができる。
【0057】第1止流部20の突起と突起との間隔をW
1 (図22参照)とし、第2止流部25の突起と突起と
の間隔W2 とし、保持孔34aの内径をD1 (図16参
照)とし、保持孔34dの内径をD2 (図21参照)と
し、チューブCの外径をD0としたとき、W2 <W1
1 〜D2 とされており、かつ、W2 <D0 とされてい
る。これによって、チューブCを各連通路37a、37
b、37c、37dを通して各保持孔34a、34b、
34c、34dに挿入したとき、第1止流部20、第2
止流部25の間を通るチューブCが、少なくとも第2止
流部25の間隔W2 に挟まれて保持されるので、チュー
ブCが各保持孔34a、34b、34c、34dから抜
けにくくすることができる。
【0058】なお、分離体14の第2止流部25の間隔
2 をチューブCの外径D0 より小さくしても、第2止
流部25の間隔W2 は奥行のある隙間であるため、チュ
ーブCが横に広がって内部の流路断面積を確保できる
が、保持孔34a、34dの内径D1 、D2 をチューブ
Cの外径より小さくしてしまうと、その流路断面積が狭
められてしまい、かつ、同じ装置で直径の異なる複数種
類のチューブに対応できなくなるので好ましくない。ま
た、握持用本体12の方の第1止流部20の間隔W1
狭くすると、各止流部に必要とされる移動ストローク量
設定の関係から、握持用本体12を把持するときの第1
止流部20における押圧力が強くなる傾向があり、強い
力が必要となる。このような理由から、上記のようにW
2 <W1 <D1 〜D2 かつW2 <D0 とすることが好ま
しいのである。
【0059】この切り離し具51によれば、地震、火災
等の非常時に患者が握持用本体12を強く把持すると、
図17に示すように、カッター30がストッパー52を
切断し、チューブCを切断し、更に薄肉片13を切断し
て、分離体14を握持用本体12から分離する。また、
第1止流部20が、切断された一方のチューブC(人工
腎臓装置等に接続された方のチューブ)を挟圧して血流
を止め、第1保持部22が係合してその状態が維持され
る。また、第2止流部25が、切断された他方のチュー
ブC’(患者に接続された方のチューブ)を挟圧して血
流を止め、第2保持部28が係合してその状態が維持さ
れる。したがって、患者は、切断された医療用チューブ
C’と、それを閉止する分離体14とをつけたまま迅速
に退避することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の医療用チ
ューブの切り離し具によれば、人工透析や点滴などの医
療用チューブに付設しておくことにより、地震、火災等
の災害時に患者が握持用本体を把持するだけで、医療用
チューブを切り離して退避することが可能となる。ま
た、チューブを握持用本体及び分離体の連通路を通して
保持孔に側方から挿入することができるので、人工腎臓
装置等に医療用チューブを連結して透析回路等を組み立
てた後に、切り離し具を任意の個所に容易にかつ迅速に
取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療用チューブの切り離し具の一実施
例を示す側面図である。
【図2】同切り離し具の前方端面図である。
【図3】同切り離し具を医療用チューブに付設した状態
を示す側面図である。
【図4】同切り離し具の握持用本体を閉じた状態を示す
側面図である。
【図5】同切り離し具の分離体を分離させた状態を示す
側面図である。
【図6】本発明の医療用チューブの切り離し具の他の実
施例を示す斜視図である。
【図7】同切り離し具の握持用本体を閉じた状態を示す
側面図である。
【図8】同切り離し具の分離体を分離させた状態を示す
側面図である。
【図9】従来の医療用チューブの切り離し具の一例を示
す側面図である。
【図10】同切り離し具の握持用本体を閉じた状態を示
す側面図である。
【図11】同切り離し具の分離体を分離させた状態を示
す側面図である。
【図12】人工透析の方法を示す説明図である。
【図13】人工透析時に災害等が起きたとき、医療用チ
ューブを切り離す従来の方法の一例を示す説明図であ
る。
【図14】本発明の医療用チューブの切り離し具の更に
他の実施例を示す作動前の状態の側面図である。
【図15】同切り離し具の後方端面図である。
【図16】同切り離し具の前方端面図である。
【図17】同切り離し具を作動させた状態の側面図であ
る。
【図18】同切り離し具のストッパーの平面図である。
【図19】同切り離しにおいてカッターによりストッパ
ーを切断する順序を示す説明図である。
【図20】同切り離し具の作動前の状態の側断面図であ
る。
【図21】同切り離し具のチューブの保持孔及び連通路
とカッターとの関係を示す説明図である。
【図22】図14のX−X線に沿った断面図である。
【符号の説明】
12 握持用本体 12a、12b 握持部 13 薄肉片 14、44 分離体 16 突起 17 爪部 19 突起 20 第1止流部 22 第1保持部 23、24 突起 25 第2止流部 26、27 爪部 28 第2保持部 30 カッター 30a 刃先 31、41、51 切り離し具 32、52 ストッパー 33 保護カバー 34a、34b、34c、34d 保持孔 35a、35b 溝 36a、36b 側部 37a、37b、37c、37d 連通路 54 支持部材 54a リブ W1 第1保持部の間隔 W2 第2保持部の間隔 D0 チューブの外径

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間に屈曲部を有し、その両端が互いに対
    向して伸び、全体として屈曲形状をなし、屈曲部にて開
    閉方向に変形可能な握持用本体と、 この握持用本体の内側に分離可能に配置され、前記握持
    用本体を閉じるときに前記握持用本体に押圧されて閉じ
    る分離体と、 前記握持用本体及び前記分離体のそれぞれの内部に医療
    用チューブを保持するように形成されたチューブ保持孔
    と、 このチューブ保持孔と外部空間とを連通して前記握持用
    本体及び前記分離体の側部に形成された連通路と、 前記握持用本体を閉じたとき、前記医療用チューブの該
    当個所を挟圧して流れを阻止するように、前記握持用本
    体の内側の対応する個所及び前記分離体の内側の対応す
    る個所に設けられた第1止流部及び第2止流部と、 前記握持用本体を閉じたとき、前記第1止流部及び前記
    第2止流部の止流状態を維持するように、前記握持用本
    体及び前記分離体に設けられた第1保持部及び第2保持
    部と、 前記握持用本体を閉じたとき、前記医療用チューブを前
    記第1止流部及び第2止流部の間で切断するカッターと
    を有することを特徴とする医療用チューブの切り離し
    具。
  2. 【請求項2】 前記連通路と前記チューブ保持孔とは、
    全体として、外部空間側から前記チューブ保持孔内部へ
    至る方向において、幅が漸減するテーパ状部と、幅が拡
    大する拡大状部とを有し、前記連通路の少なくとも一方
    の側部が弾性的に開閉できるようにバネ性をもたらされ
    ている請求項1記載の医療用チューブの切り離し具。
  3. 【請求項3】 前記カッターは、前記連通路の開口方向
    に向かうほど長く突出した斜めの刃先を有する請求項1
    又は2記載の医療用チューブの切り離し具。
  4. 【請求項4】 前記第1止流部の突起と突起との隙間を
    1 、前記第2止流部の突起と突起との隙間をW2 、前
    記握持用本体に形成されたチューブ保持孔の内径をD
    1 、前記分離体に形成されたチューブ保持孔の内径をD
    2 、前記チューブの外径をD0 としたとき、W2 <W1
    <D1 〜D2 、かつ、W2 <D0 とされている請求項1
    〜3のいずれか1つに記載の医療用チューブの切り離し
    具。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004267269A (ja) * 2003-03-05 2004-09-30 Agurisu:Kk 医療用チューブ切断装置及び留置クランプ
JP2018175078A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 ニプロ株式会社 クランプ
JP2019022609A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 テルモ株式会社 クランプ
JP2019022608A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 テルモ株式会社 チューブ接合装置

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