JPH10287018A - コーティングユニット付きラミネータ - Google Patents

コーティングユニット付きラミネータ

Info

Publication number
JPH10287018A
JPH10287018A JP9894897A JP9894897A JPH10287018A JP H10287018 A JPH10287018 A JP H10287018A JP 9894897 A JP9894897 A JP 9894897A JP 9894897 A JP9894897 A JP 9894897A JP H10287018 A JPH10287018 A JP H10287018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
laminating
laminator
printed sheet
coating liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9894897A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Nishikawa
正治 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP9894897A priority Critical patent/JPH10287018A/ja
Publication of JPH10287018A publication Critical patent/JPH10287018A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ラミネート処理とコーティング処理を選択的に
行うことが可能であり且つ周囲を汚染すること無く所望
の厚さのコーティング処理を行うことが可能なコンパク
トで低価格なコーティングユニット付きラミネータを提
供する。 【解決手段】所定の画像がプリントされたプリント済み
シート24の表裏面にラミネート処理を施すラミネート
処理装置26と、ラミネートフィルムをラミネート処理
装置に送り込むシート送込装置と、プリント済みシート
にコーティング処理を施すコーティング液を噴射可能な
コーティングユニット25とを備える。シート送込装置
は、プリント済みシートの表裏面にラミネート処理を施
すための表面用及び裏面用ラミネートフィルム28,3
2をラミネート処理装置に送り込む表面用及び裏面用送
込機構30,34を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のプリント画
像が形成されたシート状媒体の表面にラミネート処理及
びコーティング処理を処理目的に応じて施すことが可能
なコーティングユニット付きラミネータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば紙やプラスチックシート或
いは布等の各種のプリント媒体にプリント画像を形成す
る簡易な手段として、種々の原理に基づくプリンタが実
用化されている。
【0003】特に、カラー画像の大画面プリントを簡易
に作成可能なプリンタとして、液状インクを用いるイン
クジェットプリンタ、熱溶融性インクを用いるソリッド
インクジェットプリンタ、ワックスインクリボンを用い
るサーマルプリンタ、昇華染料リボンを用いるサーマル
プリンタ、液体現像液を用いるカラー静電プリンタ等が
知られており、既に、広く実用化されている。
【0004】このようなプリンタによれば、簡便且つ迅
速にプリント画像を作成することができるといった利点
を有する一方で以下のような欠点も有している。例え
ば、プリント画像の色材に耐水性が無いと共に、プリン
ト媒体の表面のコーティング記録層に耐水性が無い。ま
た、プリント画像の強度が小さい場合、容易にスクラッ
チを生じてしまう。更に、プリント画像の色材が化学的
に不安定な場合、指紋等によって容易に退色してしま
う。更にまた、従来のプリンタは、プリント画像の紫外
線耐光性が悪いため、容易に褪色してしまう。
【0005】そこで、このような欠点を補うために、透
明なラミネートフィルムをプリント画像の表面に接着す
ることによって、プリント画像及びプリント媒体を保護
することが可能なラミネータが提案されている(図5参
照)。
【0006】図5に示すように、このラミネータにおい
て、ロール状に巻かれた第1及び第2のラミネートフィ
ルム2,4は、夫々、ガイドローラ6,8からプレヒー
トローラ10,12を経由した後、一対のラミネートロ
ーラ14a,14bによって形成されるニップ部16へ
送り込まれる。
【0007】この状態において、所定の画像がプリント
されたプリント媒体18(以下、プリント済みシートと
いう)がニップ部16へ送り込まれたとき、一対のラミ
ネートローラ14a,14bによって、プリント済みシ
ート18の表面に第1及び第2のラミネートフィルム
2,4が圧接される。この後、第1及び第2のラミネー
トフィルム2,4が圧接したプリント済みシート18
は、一対の引張ローラ20a,20bによって搬送され
た後、外部へ排出される。なお、第1及び第2のラミネ
ートフィルム2,4に熱溶融性の接着剤が塗布されてい
るときには、プリント済みシート18の排出前に、冷却
ファン22a,22bによって接着剤が冷却される。
【0008】しかし、このようなラミネート加工法は、
プリント済シート18の保護やプリント画像面の改質の
ためには、極めて有効な方法ではあるが、プリント画像
面がプラスチックシートで覆われてしまうために、プリ
ント画像面の質感が著しく変化してしまうといった問題
がある。更に、ラミネート材は、高価であるため、加工
コストが上昇してしまうといった問題もある。
【0009】そこで、例えば特開昭62−101482
号公報には、所定の画像がプリントされたプリント済み
シートの表面に熱溶融性の透明膜をコーティングする方
法が開示されている。
【0010】この方法によれば、プリント画像面の質感
の変化は、上記ラミネート加工法よりも軽微になる。し
かし、この方法では、コーティング処理のための特殊な
リボンや装置が必要となるため、処理コストが上昇して
しまうといった問題が残る。更に、この方法には、コー
ティングするプリント画像面の平面性を良くしておかな
ければならないといった制約がある。
【0011】そこで、上述した各問題点や制約を解消す
るために、例えば特開昭61−47284号公報には、
プリント画像面にコーティング液を噴射してコーティン
グする技術(スプレーコーティング処理技術)を用いた
コーティング方法が提案されている。
【0012】このコーティング方法によれば、コーティ
ング目的に対応して種々のコーティング液を選択するこ
とが可能となり、しかもプリント画像面に凹凸が形成さ
れている場合であってもプリント画像面の質感の変化を
最少限に抑えることが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スプレ
ーコーティング技術を用いたコーティング方法では、コ
ーティング液の飛行方向を定めることが困難であるた
め、コーティング液が周辺に飛散して装置周辺を著しく
汚染してしまう場合がある。
【0014】このコーティング方法は、手塗り処理によ
って少量の物に対するコーティング処理を行う場合や専
用の吸引ダクトを備えたスプレーブース内でのコーティ
ング処理を行う場合には有効な方法であるが、例えばオ
フィスや家屋内での処理には不適当な方法であり、ま
た、コーティング液の無駄な消耗も多い。
【0015】特に、このコーティング方法は、液状の無
色透明のコーティング物質をコーティングする場合にお
いて、コーティング層を厚くすると、その乾燥に時間が
かかるため、効率良くコーティング処理を行うことが困
難になってしまう。従って、光沢を得るための厚いコー
ティングや、機械的に強い力を発揮する強固なシート表
面を得るための厚いコーティングを行う場合には不適切
な方法である。この場合、むしろ従来のラミネータを用
いたラミネート処理が適している。
【0016】また、従来の技術において、処理目的に応
じてラミネート処理法及びコーティング処理法のいずれ
かの方法を簡単に選択的する技術は、提案されていな
い。ラミネータや装置周囲を汚すこと無くコーティング
処理が可能なコーティング装置が実現された場合、これ
ら2つの装置を組み合わせた場合には、設置スペースが
広くなってしまうと共に、装置の製造コストが上昇して
しまう。更に、コーティング時の乾燥処理の高速化を実
現するためには、加熱ヒータや冷却ファンをコーティン
グ装置に増設する必要がある。そうなると、装置の構成
が益々大型化して高価になってしまう。
【0017】本発明は、このような問題を解決するため
に成されており、その目的は、ラミネート処理とコーテ
ィング処理を選択的に行うことが可能であり且つ周囲を
汚染すること無く所望の厚さのコーティング処理を行う
ことが可能なコンパクトで低価格なコーティングユニッ
ト付きラミネータを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のコーティングユニット付きラミネー
タは、所定の画像がプリントされたプリント媒体の表裏
面にラミネート処理を施すためのラミネート処理装置
と、ラミネートフィルムを前記ラミネート処理装置に送
り込むための送込装置と、前記プリント媒体にコーティ
ング処理を施すためのコーティング液を所定方向に所定
量だけ噴射することが可能なコーティングユニットとを
備えており、使用目的に応じて、前記コーティング処理
と前記ラミネート処理とを選択的に使い分けることが可
能に構成されている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
るコーティングユニット付きラミネータについて、添付
図面を参照して説明する。図1に示すように、本実施の
形態のコーティングユニット付きラミネータは、所定の
画像がプリントされたプリント媒体24(以下、プリン
ト済みシートという)の表裏面にラミネート処理を施す
ためのラミネート処理装置26と、予熱処理が施された
ラミネートフィルムをラミネート処理装置26に送り込
むためのシート送込装置と、プリント済みシート24に
コーティング処理を施すためのコーティング液を所定方
向に所定量だけ噴射することが可能なコーティングユニ
ット25とを備えている。
【0020】シート送込装置は、プリント済みシート2
4の表面にラミネート処理を施すためのラミネートフィ
ルム28(以下、表面用ラミネートフィルムという)を
ラミネート処理装置26に送り込む表面用送込機構30
と、プリント済みシート24の裏面にラミネート処理を
施すためのラミネートフィルム32(以下、裏面用ラミ
ネートフィルムという)をラミネート処理装置26に送
り込む裏面用送込機構34とを備えて構成されている。
【0021】表面用送込機構30には、表面用ラミネー
トフィルム28をロール状に巻き付け可能であって且つ
表面用ラミネートフィルム28を送り出し可能に構成さ
れたフィルムユニット36(以下、表面用フィルムユニ
ットという)と、この表面用フィルムユニット36から
送り出された表面用ラミネートフィルム28をガイドす
るガイドローラ38(以下、表面用ガイドローラとい
う)と、この表面用ガイドローラ38を経由した表面用
ラミネートフィルム28を所定の温度まで予熱してラミ
ネート処理装置26に送り込むプレヒートローラ40
(以下、表面用プレヒートローラという)とが設けられ
ている。
【0022】裏面用送込機構34には、裏面用ラミネー
トフィルム32をロール状に巻き付け可能であって且つ
裏面用ラミネートフィルム32を送り出し可能に構成さ
れたフィルムユニット42(以下、裏面用フィルムユニ
ットという)と、この裏面用フィルムユニット42から
送り出された裏面用ラミネートフィルム32をガイドす
るガイドローラ44(以下、裏面用ガイドローラとい
う)と、この裏面用ガイドローラ44を経由した裏面用
ラミネートフィルム32を所定の温度まで予熱してラミ
ネート処理装置26に送り込むプレヒートローラ46
(以下、裏面用プレヒートローラという)とが設けられ
ている。
【0023】ラミネート処理装置26には、所定のタイ
ミングで表面用及び裏面用ラミネートフィルム28,3
2をプリント済みシート24の表裏面に圧接させること
が可能な一対のラミネートローラ48a,48bと、表
面用及び裏面用ラミネートフィルム28,32が圧接さ
れたプリント済みシート24を所定のタイミング(搬送
速度)で搬送し且つ排出することが可能な一対の搬送排
出ローラ50a,50bとが設けられている。
【0024】また、ラミネート処理装置26には、一対
のラミネートローラ48a,48bと一対の搬送排出ロ
ーラ50a,50bとの間に、搬送路52を横断するよ
うに遮蔽板54が配置されていると共に、一対の搬送排
出ローラ50a,50bの直前の搬送路52に沿って冷
却機構54が設けられている。
【0025】本実施の形態に適用した冷却機構54は、
その一例として、搬送路52の両側に且つ搬送路52に
沿って配置された一対の冷却ファン54a,54bを備
えている。
【0026】なお、プリント済みシート24の表裏面に
ラミネート処理を施す場合、表面用及び裏面用ラミネー
トフィルム28,32には、夫々、ラミネート用接着剤
(図示しない)が塗布されている。これに対して、プリ
ント済みシート24の一方の面にのみラミネート処理を
施す場合、ラミネート用接着剤は、表面用及び裏面用ラ
ミネートフィルム28,32のいずれか一方に塗布され
る。
【0027】また、表面用及び裏面用ラミネートフィル
ム28,32に用いる接着剤としては、常温で接着力を
発揮する感圧型接着剤やコールドタイプの接着剤或いは
加熱することによって粘着力を発揮するホットメルトタ
イプの接着剤等が既に知られている。
【0028】特に、ホットメルトタイプの接着剤が塗布
された表面用及び裏面用ラミネートフィルム28,32
を用いた場合には、2つのプレヒートローラ40,46
及び一対のラミネートローラ48a,48bとして、電
熱式の加熱ローラを用いることによって、表面用及び裏
面用ラミネートフィルム28,32を加熱した状態でプ
リント済みシート24に圧接させている。
【0029】この場合、表面用及び裏面用ラミネートフ
ィルム28,32に熱溶融性の接着剤が塗布されている
ときには、プリント済みシート24の排出前に、冷却フ
ァン54a,54bによって接着剤が冷却される。
【0030】また、幅広に亘ってラミネート処理を行う
場合、一対のラミネートローラ48a,48bによって
形成されるニップ部56にプリント済みシート24を送
り込む前に、予め、表面用及び裏面用ラミネートフィル
ム28,32のみを搬送路52にセットしてシワやタル
ミを除去した後、プリント済シート24をニップ部56
に送り込んでラミネート処理を行う。
【0031】このため、一対のラミネートローラ48
a,48b及び一対の搬送排出ローラ50a,50b
は、夫々、接離自在に構成されており、これら各ローラ
48a,48b及び50a,50bを離間させた状態で
搬送路52に表面用及び裏面用ラミネートフィルム2
8,32がセットされるようになっている。
【0032】なお、図2(a)に示すように、上記各ロ
ーラ48a,48b及び50a,50bは、夫々、搬送
路52の両側に並列して対向配置されたフレーム58
a,58bに回転自在に取り付けられている。
【0033】このような構成において、ロール状に巻か
れた表面用及び裏面用ラミネートフィルム28,32
は、夫々、表面用及び裏面用ガイドローラ38,44か
ら表面用及び裏面用プレヒートローラ40,46を経由
した後、一対のラミネートローラ48a,48bによっ
て形成されるニップ部56へ送り込まれる。
【0034】この状態において、プリント済みシート2
4がニップ部56へ送り込まれたとき、一対のラミネー
トローラ48a,48bによって、プリント済みシート
24の表裏面に表面用及び裏面用ラミネートフィルム2
8,32が圧接される。この後、表面用及び裏面用ラミ
ネートフィルム28,32が圧接したプリント済みシー
ト24は、一対の搬送排出ローラ50a,50bによっ
て搬送された後、外部へ排出される。この結果、プリン
ト済みシート24に対するラミネート処理が完了する。
【0035】次に、本実施の形態のコーティングユニッ
ト付きラミネータによって、プリント済みシート(仮
に、符号24aで示す)にコーティング処理を施す方法
について、図1及び図2を参照して説明する。
【0036】図1及び図2に示すように、コーティング
ユニット付きラミネータに設けられたコーティングユニ
ット25は、フレーム58a,58bの間に搬送路52
を直交するように横断して延出した一対のガイドレール
60に沿って移動可能に構成されている。
【0037】この場合、コーティングユニット25は、
その一例として、裏面用送込機構34の裏面用プレヒー
トローラ46に対向して配置されている。そして、コー
ティング処理を行う場合、裏面用ラミネートフィルム3
2に代えてプリント済みシート24aを裏面用送込機構
34にセットする。
【0038】なお、図2(a)中矢印Yは、プリント済
みシート24aの搬送方向を示しており、更に、符号E
1,E2は、搬送方向Yに平行なプリント済みシート2
4aのエッジを示している。
【0039】このコーティング処理方法において、プリ
ント済みシート24aは、裏面用プレヒートローラ46
及び一対のラミネートローラ48a,48bによって保
持されつつ搬送されるように制御される。
【0040】また、コーティングユニット25には、プ
リント済みシート24aのコーティング面即ちプリント
画像面に対向する位置に、オンディマンドコーティング
ヘッド62が設けられている。
【0041】オンディマンドコーティングヘッド62
は、エッジE1,E2に沿う方向に配置され且つコーテ
ィング液を噴射可能な複数の噴射部64と、コーティン
グ液を供給するインク供給容器66と、給電用のコネク
タ68とを備えている。
【0042】更に、コーティングユニット25には、プ
リント済みシート24aのコーティング面に対向する位
置に、プリント済みシート24aのエッジE1,E2を
検出するためのエッジセンサ70が設けられており、こ
のエッジセンサ70には、給電用のコネクタ72が設け
られている。
【0043】なお、オンディマンドコーティングヘッド
62とエッジセンサ70は、共に、一対のガイドレール
60に沿って移動自在に制御された移動支持台74に保
持されている。
【0044】この場合、移動支持第74の移動範囲は、
オンディマンドコーティングヘッド62のコーティング
を確実ならしめるために、少なくともプリント済みシー
ト24aの幅(エッジE1,E2の間の距離)よりも大
きく設定しておくことが好ましい。
【0045】また、コネクタ68,72は、共に、コー
ティング制御回路76を介して副コーティング走査制御
回路78に電気的に接続されている。コーティング制御
回路76は、エッジセンサ70の出力信号に基づいて、
オンディマンドコーティングヘッド62の噴射制御を行
うことができるように制御されていると共に、副コーテ
ィング走査制御回路78を制御し、或いは、副コーティ
ング走査制御回路78の出力信号に基づいて、オンディ
マンドコーティングヘッド62の噴射制御を行うことが
できるように制御されている。
【0046】なお、オンディマンドコーティングヘッド
62の温度や、オンディマンドコーティングヘッド62
近傍の温度(例えば、オンディマンドコーティングヘッ
ド62内のコーティング液の温度)を測定する温度セン
サを設けることが好ましい。この場合、温度センサーの
測定信号をコーティング制御回路76に入力することに
よって、オンディマンドコーティングヘッド62の噴射
制御を行うことができるため、コーティング層の厚さを
制御することができる。
【0047】ここで、本実施の形態のオンディマンドコ
ーティングヘッド62には、電気信号エネルギを物理的
な作用力に変換し、その作用力を直接コーティング液に
働かせて噴射力を得ることによって、圧縮気体流を伴う
こと無く、後述する複数の噴射開口からコーティング液
のみを噴射することが可能なオンディマンドコーティン
グヘッドが適用されているものとする。
【0048】即ち、図2(b)に示すように、オンディ
マンドコーティングヘッド62のコーティング液室80
は、支持台82に支持されており、ピエゾ振動板84と
オリフィス板86と側壁88とによって構成されてい
る。
【0049】また、コーティング液室80は、支持台8
2に設けられた供給口90を介して供給チューブ92
(図2(a)参照)に接続されており、コーティング液
は、供給チューブ92から供給口90を介してコーティ
ング液室80に補給されるようになっている。
【0050】また、オリフィス板86には、複数の噴射
開口94が直線状に単列又は複数列を成して穿孔されて
いる。更に、オンディマンドコーティングヘッド62に
は、コーティング液の温度を測定することができるよう
に、例えばサーミスタ等の温度測定素子96(温度セン
サ)が設けられている。
【0051】なお、高周波振動素子から構成されたピエ
ゾ振動板84には、予め分極が与えられており、その両
面には電極(図示しない)が取り付けられている。ま
た、本実施の形態において、分極方向と電圧印加方向の
組合わせ構造や、ピエゾ振動板84と他の電界非応答性
板とを組合わせたバイモフィル構造を適用することによ
って、電圧印加時にピエゾ振動板84を瞬時に図2
(b)中点線で示すように変形させることができるよう
に構成されている。
【0052】電圧印加によって瞬時にピエゾ振動板84
が変形すると、コーティング液室80内の圧力が高まる
ため、コーティング液は、オリフィス板86の複数の噴
射開口94から噴射される。この場合、ピエゾ振動板8
4に印加する電圧を高周波バルス又は高周波交替電圧と
すれば、コーティング液を高速で繰り返し噴射させるこ
とができるため、コーティングヘッドとしての機能を発
揮させることが可能となる。
【0053】この場合、コーティング液を複数の噴射開
口94からオリフィス板86に対して垂直方向に噴射さ
せることができると共に、噴射したコーティング液の飛
行方向は、一方向に限定され且つ強い指向性を有してい
る。このため、コーティング液の目的の着滴位置に対し
て正確に着滴させることができる。
【0054】次に、本実施の形態に適用したコーティン
グ処理方法を詳細に説明する。副コーティング走査制御
回路78によって搬送モータ(図示しない)を回転制御
して搬送ローラ(図示しない)を回転させることによっ
て、プリント済みシート24aを矢印Y方向に搬送す
る。なお、この搬送制御は、連続的又はステップ的のい
ずれであっても良い。
【0055】次に、副コーティング走査制御回路78の
出力信号がコーティング制御回路76に入力すると、こ
のコーティング制御回路76の出力信号に基づいて、モ
ータ(図示しない)が回転することによって、移動支持
台74が移動して主コーティング走査が開始される。
【0056】この移動支持台74が、図2(a)に示さ
れた位置からプリント済みシート24aを横断する矢印
X方向に移動している間に、エッジセンサ70がプリン
ト済みシート24aの一方のエッジE1を検出する。
【0057】このとき、コーティング制御回路76は、
オンディマンドコーティングヘッド62がエッジE1部
分を通過した後、オンディマンドコーティングヘッド6
2を始動させる。
【0058】そして、移動支持台74がプリント済みシ
ート24aの他方のエッジE2を通過する時点におい
て、まず、エッジセンサ70がエッジE2の位置を検出
する。このとき、コーティング制御回路76は、オンデ
ィマンドコーティングヘッド62のコーティング位置が
エッジE2を通過する前に、オンディマンドコーティン
グヘッド62の駆動状態を停止させる。
【0059】なお、コーティング制御回路76は、主コ
ーティング走査の戻りのパスにおいてもコーティング処
理を行う場合、上記エッジE1,E2の位置を記憶して
おいて、その記憶位置に基づいてコーティング制御を行
う。或いは、このような制御に代えて、例えば、エッジ
センサ70に加えて更に他のエッジセンサ(図示しな
い)をオンディマンドコーティングヘッド62の複数の
噴射部64を挟んで反対側に設ければ、行きと帰りの主
コーティング走査でセンサ信号を切り換えることによっ
て上記同様のコーティング制御が可能である。
【0060】このようにオンディマンドコーティングヘ
ッド62を搬送方向Yに直交する方向に沿って往復させ
ることによって、1回の主コーティング走査が完了し、
1回の主コーティング走査によって、複数の噴射部64
のY方向の幅寸法に対応した細長い帯状のコーティング
領域がプリント済みシート24aに形成される。
【0061】従って、プリント済みシート24aのY方
向の送り幅とコーティング幅が整合するように、コーテ
ィング制御回路76は、主コーティング走査を制御する
か、或いは、主コーティング走査に整合するように副コ
ーティング走査の送り量(プリント済みシート24aの
送り量)を設定する。
【0062】なお、主コーディング走査における噴射制
御(ON/OFF制御)は、ピエゾ振動板84への印加
電圧のNO/OFF制御によって、極めて高速に制御す
ることが可能である。
【0063】また、ピエゾ振動板84の振動周期は、数
百から数千Hzに設定することが最適であり、コーティ
ング液滴の直径は、数ミクロンから数百ミクロンとなる
ように複数の噴射開口94の直径を設定することが好ま
しい。
【0064】なお、ピエゾ振動板84への印加電圧値を
変更することによって、噴出するコーティング液量を制
御することができると共に、その周波数を変更すること
によって、コーティング液の噴出量を変えることができ
る。
【0065】この他、具体的な形状寸法は、コーティン
グ液の粘度や要求するコーティング噴射量によって決ま
る設計的な事項である。次に、本実施の形態に適用可能
なオンディマンドコーティングヘッドの他の構成につい
て、図3(a),(b)を参照して説明する。
【0066】図3(a)に示すように、オンディマンド
コーティングヘッドは、電気信号により駆動及び制御さ
れる振動素子から成る振動手段即ち振動板及び/又は振
動素子によって駆動される振動手段即ち振動板と、振動
板に設けられた複数の噴射開口と、振動板の一方の面に
コーティング液を供給する手段とを含んで構成されてい
る。なお、このオンディマンドコーティングヘッドは、
例えば特表平7−501481号公報及びUSP5,5
18,179に開示されており、同開示は本発明に対し
合体的に適用することができる。
【0067】同図において、コーティング液容器98に
は、無色透明のコーティング液100が収容されてお
り、コーティング液の供給経路即ち毛細管102を介し
て多孔膜104にコーティング液100が供給されるよ
うになっている。
【0068】このような構成において、高周波電源10
8から電圧を印加して振動手段たるピエゾ板106を振
動させることによって、多孔膜104の複数の噴射開口
104aから無色透明のコーティング液100が小滴口
となって噴出する。
【0069】このオンディマンドコーティングヘッドに
よれば、多孔膜104の複数の噴射開口104a位置か
ら噴射するコーティング液は、その噴射方向が開口軸方
向に規制されるために、コーティング領域が限定された
コーティング処理に好適なものである。
【0070】なお、液滴のサイズは、サブミクロンの微
少なものから数百ミクロンの大径のものまで設定により
作成可能であるが、本実施の形態に適用する場合、サブ
ミクロンの微少なものであると飛行方向が不規則にずれ
易くなるので、ミクロンオーダ或いはそれ以上の液滴径
として、飛行方向を限定することが好ましい。
【0071】また、多孔膜104については、その複数
の噴射開口104aを単列又は複数列の列状に配置し
て、複数の噴射開口104aに沿って境界がシャープな
帯状のコーティング領域が形成できるように構成するこ
とが好ましい。
【0072】なお、図中符号110は、例えばサーミス
タ等の温度測定素子であり、この温度測定素子110
は、コーティング液の供給径路102の中に設置する
か、或いは、オンディマンドコーティングヘッドのピエ
ゾ板106又は多孔膜104等に固定される。
【0073】また、図中符号112は、温度測定素子1
10に接続された温度測定回路であり、その出力信号
は、図示しないコーティング制御回路に送られる。この
ような構成において、コーティング処理を行う場合、オ
ンディマンドコーティングヘッドは、指令信号に基づい
て高速にON/OFF制御可能なものであることが要求
される。同時に、コーティング液滴が、プリント済みシ
ート24aの所望領域のみに付着し、他に飛散浮遊して
汚染することがないように、噴射飛行方向が限定されて
いる必要がある。
【0074】これに応えるためには、高周波振動素子た
るピエゾ板106によって、特定の噴射部からその方向
性が制御された液滴径の液滴のみ噴射し、加圧気流の噴
射等を伴わないヘッドを用いるのが好適である。
【0075】なお、プリント済みシート24aのエッジ
E1,E2を示す信号の作成は、上記のエッジセンサ7
0に限定されることは無く、手動操作での指定位置入力
手段として、例えば、オペレーションパネルからの入力
や指示スライドスケール等の機械的手段により信号を作
製することが可能である。
【0076】更に、オンディマンドコーティングヘッド
によるコーティング領域は、プリント済みシート24a
のエッジとは別に、プリント画像面の有効画面領域を基
準に設定することもできる。なお、後者の場合の位置指
定は、プリント済みシート24aのエッジからの距離で
指定するか、他の指示手段によって座標値として入力し
てもよい。
【0077】また、オンディマンドコーティングヘッド
の主コーティング走査の送りの量をコーティング領域と
一致させた状態で、オンディマンドコーティングヘッド
を連続的にON状態で運転することも可能であるが、コ
ーティング領域を越えて往復動させて、コーティング領
域のみコーティングするように制御する方が装置を構成
し易く且つ均一なコーティングが得られる。
【0078】なお、オンディマンドコーティングヘッド
は、ピエゾ板106を用いるものに限定されず、ヒータ
による瞬間的な溶剤の気化膨張力を利用したり、静電吸
引力を用いたものであってもよい。
【0079】ところで、コーティング液は、コーティン
グの目的によって種々の組成のものが用いられるが、基
本的には、溶剤とバインダー樹脂と機能添加剤等から構
成されて溶液状となっており、被コーティング面に付着
した後に溶剤が気化又は吸収されて無色透明なコーティ
ング膜が形成されるようになっている。
【0080】なお、上述した実施の形態に適用したコー
ティング処理方法では、コーティング時、裏面用ラミネ
ートフィルム32の裏面用送込機構34を用いてプリン
ト済みシート24aを搬送するように構成したため、こ
の裏面用送込機構34をラミネータと共用することがで
きて好都合である。
【0081】しかしながら、本発明は、このような実施
の形態に限定されることなく、新規事項を追加しない範
囲で種々変更することが可能である。例えば後述するよ
うなプリント済みシート専用の搬送機構を設けても良
い。
【0082】ところで、コーティングユニット25によ
ってコーティング処理を行う場合、コーティング液の乾
燥時間に基づいてコーティング速度が制限されてしま
う。従って、何等かの手段によって、コーティング液の
乾燥時間を短縮することが望ましい。
【0083】そこで、図4に示すように、本発明の変形
例に係るコーティングユニット付きラミネータにおい
て、一対のラミネートローラ48a,48bは、一対の
ラミネート用ヒートローラ(即ち、電熱加熱式ローラ)
として構成されており、プリント済みシート24aは、
表面用プレヒートローラ(即ち、電熱加熱式ローラ)4
0で所定温度まで予熱された後、一対のラミネート用ヒ
ートローラ48a,48bによって更に加熱されるよう
になっている。
【0084】本変形例に適用したコーティングユニット
25は、その一例として、表面用送込機構30の表面用
プレヒートローラ40に対向して配置されている。そし
て、コーティングユニット25によってプリント済みシ
ート24aに吹き付けられたコーティング液は、表面用
プレヒートローラ40で加熱された後、搬送路52に沿
って一対のラミネート用ヒートローラ48a,48bま
で搬送される間に、乾燥が促進されるようになってい
る。
【0085】この場合、一対のラミネート用ヒートロー
ラ48a,48bを加熱しておくことによって、プリン
ト済みシート24aに吹き付けられたコーティング液の
乾燥を更に促進させることができる。このとき、一対の
ラミネート用ヒートローラ48a,48bは、圧接して
いないように互いに離間させておく。
【0086】なお、プリント済みシート24aの加熱処
理は、コーティングユニット25のコーティング処理
前、コーティング処理中、コーティング処理後のいずれ
のプロセス時に行っても良い。
【0087】また、図示しないが、上記各電熱加熱式ロ
ーラ40,48a,48bに対する通電状態を制御する
ための制御手段が設けられていると共に、各電熱加熱式
ローラ40,48a,48bを所定の温度まで正確に加
熱するように、各電熱加熱式ローラ40,48a,48
bの温度を測定する温度測定センサが設けられているこ
とは言うまでもない。更に、図示しないが、コーティン
グ時に、上記各電熱加熱式ローラ40,48a,48b
の加熱状態を制御する加熱制御手段が設けられているこ
とは言うまでもない。
【0088】なお、本明細書には、以下の発明が含まれ
ている。 1.所定の画像がプリントされたプリント媒体の表裏面
にラミネート処理を施すためのラミネート処理装置と、
ラミネートフィルムを前記ラミネート処理装置に送り込
むための送込装置と、前記プリント媒体にコーティング
処理を施すためのコーティング液を所定方向に所定量だ
け噴射することが可能なコーティングユニットとを備え
ており、使用目的に応じて、前記コーティング処理と前
記ラミネート処理とを選択的に使い分けることが可能な
コーティングユニット付きラミネータ。 (構成)この発明は、図1〜図4に示された全ての実施
の形態に対応する。 (作用効果)この発明によれば、使用目的に応じて、前
記コーティング処理と前記ラミネート処理とを選択的に
使い分けることができると共に、周囲を汚すこと無くプ
リント媒体の所望の領域に正確にコーティング液を所定
量だけ噴射させることができる。
【0089】2.前記コーティングユニットは、電気信
号エネルギを物理的な作用力に変換し、その作用力を直
接コーティング液に働かせて噴射力を得ることによっ
て、圧縮気体流を伴うこと無く、複数の噴射開口からコ
ーティング液のみを噴射することが可能なオンディマン
ドコーティングヘッドと、このオンディマンドコーティ
ングヘッドを前記プリント媒体の移動方向に直交する方
向に移動させるための移動制御手段とを備えていること
を特徴とする上記1に記載のコーティングユニット付き
ラミネータ。 (構成)この発明は、図1〜図4に示された全ての実施
の形態に対応する。 (作用効果)この発明によれば、オンディマンドコーテ
ィングヘッドをプリント媒体の移動方向に直交する方向
に移動制御することによって、周囲を汚すこと無くプリ
ント媒体の所望の領域に正確にコーティング液のみを所
定量だけ噴射させることができる。
【0090】3.前記送込装置は、前記コーティング処
理に用いられるコーティング液の乾燥を促進させるよう
に、前記プリント媒体を所定温度まで加熱する電熱加熱
式ローラと、この電熱加熱式ローラの加熱温度を制御す
る制御手段とを備えていることを特徴とする上記1又は
2に記載のコーティングユニット付きラミネータ。 (構成)この発明は、例えば図4に示された実施の形態
に対応する。 (作用効果)この発明によれば、コーティング処理に用
いられるコーティング液の乾燥を促進させることができ
る。このため、コーティング処理の効率を向上させるこ
とが可能となる。
【0091】4.前記送込装置は、コーティング処理時
において、前記コーティングユニットを介して前記プリ
ント媒体を搬送可能に構成されていることを特徴とする
上記1〜3のいずれか1に記載のコーティングユニット
付きラミネータ。 (構成)この発明は、図1〜図4に示された全ての実施
の形態に対応する。 (作用効果)この発明によれば、送込装置をラミネート
処理時のラミネートフィルムの送り込み手段及びコーテ
ィング処理時のプリント媒体の送り込み手段として兼用
させることができるため、コンパクトで且つ低価格なコ
ーティングユニット付きラミネータを実現することがで
きる。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、ラミネート処理とコー
ティング処理を選択的に行うことが可能であり且つ周囲
を汚染すること無く所望の厚さのコーティング処理を行
うことが可能なコンパクトで低価格なコーティングユニ
ット付きラミネータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコーティングユニ
ット付きラミネータの構成を概略的に示す図。
【図2】(a)は、一実施の形態のコーティングユニッ
ト付きラミネータに設けられたコーティングユニットよ
って、コーティング処理が行われている状態を示す図、
(b)は、コーティングユニットのオンディマンドコー
ティングヘッドの構成を示す断面図。
【図3】(a)は、本実施の形態に適用可能なオンディ
マンドコーティングヘッドの他の構成を示す図、(b)
は、同図(a)に示されたオンディマンドコーティング
ヘッドに設けられた多孔膜の構成を示す平面図。
【図4】本発明の変形例に係るコーティングユニット付
きラミネータの構成を概略的に示す図。
【図5】従来のラミネータの構成を概略的に示す図。
【符号の説明】
24 プリント済みシート 25 コーティングユニット 26 ラミネート処理装置 28 表面用ラミネートフィルム 30 表面用送込機構 32 裏面用ラミネートフィルム 34 裏面用送込機構

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の画像がプリントされたプリント媒
    体の表裏面にラミネート処理を施すためのラミネート処
    理装置と、 ラミネートフィルムを前記ラミネート処理装置に送り込
    むための送込装置と、 前記プリント媒体にコーティング処理を施すためのコー
    ティング液を所定方向に所定量だけ噴射することが可能
    なコーティングユニットとを備えており、 使用目的に応じて、前記コーティング処理と前記ラミネ
    ート処理とを選択的に使い分けることが可能なコーティ
    ングユニット付きラミネータ。
  2. 【請求項2】 前記コーティングユニットは、電気信号
    エネルギを物理的な作用力に変換し、その作用力を直接
    コーティング液に働かせて噴射力を得ることによって、
    圧縮気体流を伴うこと無く、複数の噴射開口からコーテ
    ィング液のみを噴射することが可能なオンディマンドコ
    ーティングヘッドと、このオンディマンドコーティング
    ヘッドを前記プリント媒体の移動方向に直交する方向に
    移動させるための移動制御手段とを備えていることを特
    徴とする請求項1に記載のコーティングユニット付きラ
    ミネータ。
  3. 【請求項3】 前記送込装置は、前記コーティング処理
    に用いられるコーティング液の乾燥を促進させるよう
    に、前記プリント媒体を所定温度まで加熱する電熱加熱
    式ローラと、この電熱加熱式ローラの加熱温度を制御す
    る制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のコーティングユニット付きラミネータ。
JP9894897A 1997-04-16 1997-04-16 コーティングユニット付きラミネータ Withdrawn JPH10287018A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9894897A JPH10287018A (ja) 1997-04-16 1997-04-16 コーティングユニット付きラミネータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9894897A JPH10287018A (ja) 1997-04-16 1997-04-16 コーティングユニット付きラミネータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10287018A true JPH10287018A (ja) 1998-10-27

Family

ID=14233333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9894897A Withdrawn JPH10287018A (ja) 1997-04-16 1997-04-16 コーティングユニット付きラミネータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10287018A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000038925A1 (fr) * 1998-12-25 2000-07-06 Mastermind Co., Ltd. Procede servant a constituer un jeu de patience ou puzzle

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000038925A1 (fr) * 1998-12-25 2000-07-06 Mastermind Co., Ltd. Procede servant a constituer un jeu de patience ou puzzle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101544134B (zh) 记录装置、目的物输送装置及目的物输送方法
JP5121767B2 (ja) 液滴吐出装置
JP5764873B2 (ja) 液体噴射装置
US8342673B2 (en) Printing apparatus
US9004672B2 (en) Recording device with wrinkle eliminating capability
EP0761449A2 (en) Segmented flexible heater for drying a printed image
US8900657B2 (en) Transferring medium manufacturing method and transferring medium
JPH10287018A (ja) コーティングユニット付きラミネータ
US11014380B2 (en) Image forming apparatus with pre-heat and post-heat control
US10864754B2 (en) Recording medium support device and image forming apparatus
JP3625571B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP2017222096A (ja) 画像形成装置
JPH11123817A (ja) オンディマンドコーティング装置
JP5806588B2 (ja) 高周波運動発生器を用いた画像貫通装置
JP3753767B2 (ja) 画像形成装置
JPH10250186A (ja) プリントシート用コーティング装置
JPH1148466A (ja) コーティング装置
JP2003103839A (ja) 手動走査型印字装置
KR200254072Y1 (ko) 솔벤트 잉크젯 건조장치
JPH10250187A (ja) プリントシート用コーティング装置及びコーティング液ユニット
JPH09262971A (ja) プリンタ
JPH11198375A (ja) インクジェット記録ヘッドおよび記録装置
JPH1157575A (ja) 接着剤コーティング装置
JP2020146924A (ja) 記録媒体加熱装置、液体吐出装置
JPH03183554A (ja) インクジェット記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040706