JPH1028687A - 超音波撮像方法および装置 - Google Patents

超音波撮像方法および装置

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JPH1028687A
JPH1028687A JP8189283A JP18928396A JPH1028687A JP H1028687 A JPH1028687 A JP H1028687A JP 8189283 A JP8189283 A JP 8189283A JP 18928396 A JP18928396 A JP 18928396A JP H1028687 A JPH1028687 A JP H1028687A
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Yasuto Takeuchi
康人 竹内
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4444Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • G01MEASURING; TESTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体の組織に挿入して撮像を行う超音波撮
像方法および装置を実現する。 【解決手段】 探触子10と、被検体を穿刺する中空の
案内具20と、探触子を案内具の先端から突き出す共に
探触子を所定の軌道に沿って移動させる操作手段30
と、操作手段による軌道移動中に超音波の送受波を行う
送受波手段40〜60と、エコー受波信号に基づいて開
口合成法により画像を生成する画像生成手段100とを
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波撮像方法お
よび装置に関し、特に、被検体内に超音波探触子を挿入
して撮像する超音波撮像方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被検体の深部にある撮像部位にできるだ
け接近して超音波撮像するために、体腔挿入型の超音波
プローブ(probe) を利用した超音波撮像が行われる。そ
の場合、体腔挿入型の超音波プローブを食道や胃あるい
は直腸等の体腔に挿入し、被検体の内部からの超音波走
査が行われる。
【0003】この種の超音波撮像装置の一種として、例
えば実開平6−19708号公報に記載されたものが知
られている。この装置は、超音波振動子アレイ(array)
を中空筒状の案内具(トローカまたはトロカール(troca
r))に収容して体腔に挿入し、次いで、超音波振動子ア
レイをトロカールの先から突き出して所定の軌道に沿っ
て機械的に移動させながら超音波の送波とエコー(echo)
の受波を繰り返し、エコー受信信号から開口合成法によ
って画像を再構成するようしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】撮像部位によっては体
腔に挿入しても十分に接近できない部位もあり、そのよ
うな部位については上記の超音波撮像装置によっても適
切な撮像が行えなかった。
【0005】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、超音波探触子を被検体の組
織に挿入して撮像を行う超音波撮像方法および装置を実
現することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔1〕課題を解決するための第1の発明は、超音波送受
波を行う探触子を被検体の軟部組織に挿入して所定の軌
道に沿って移動させながら超音波の送受波を行い、受波
信号に基づいて画像を生成することを特徴とする。
【0007】課題を解決するための第1の発明によれ
ば、探触子を周囲の軟部組織と共に所定の軌道に沿って
移動させながら超音波の送受波を行い、受波信号に基づ
いて画像を生成するようにしたので、探触子の移動の軌
道によって形成される超音波送受波の開口を通じて撮像
した画像が得られる。このとき、開口の大きさの数倍以
上離れた位置では組織が動かされることはないのでその
画像を撮像することができる。すなわち、超音波探触子
を被検体の組織に挿入して所望の部位に接近した状態で
撮像を行う超音波撮像方法を実現することができる。
【0008】課題を解決するための第1の発明におい
て、画像の生成は開口合成法によって行うことが空間分
解能の良い画像を得る点で好ましい。 〔2〕課題を解決するための第2の発明は、超音波送受
波を行う探触子と、前記探触子を被検体の軟部組織に挿
入する挿入手段と、前記探触子を所定の軌道に沿って移
動させる移動手段と、前記移動手段による移動中に前記
探触子を通じて超音波の送受波を行う送受波手段と、前
記送受波手段によって得られた受波信号に基づいて画像
を生成する画像生成手段とを具備することを特徴とす
る。
【0009】課題を解決するための第2の発明によれ
ば、探触子を周囲の軟部組織と共に所定の軌道に沿って
移動させながら超音波の送受波を行い、受波信号に基づ
いて画像を生成するようにしたので、探触子の移動の軌
道によって形成される超音波送受波の開口を通じて撮像
した画像が得られる。このとき、開口の大きさの数倍以
上離れた位置では組織が動かされることはないのでその
画像を撮像することができる。すなわち、超音波探触子
を被検体の組織に挿入して所望の部位に接近した状態で
撮像を行う超音波撮像装置を実現することができる。
【0010】課題を解決するための第2の発明におい
て、画像の生成は開口合成法によって行うことが空間分
解能の良い画像を得る点で好ましい。 〔3〕課題を解決するための第3の発明は、超音波送受
波を行う探触子と、前記探触子を収容して被検体を穿刺
する案内具と、穿刺状態で前記探触子を前記案内具の先
端から出し入れすると共に前記探触子を所定の軌道に沿
って移動させる操作手段と、前記操作手段による軌道移
動中に前記探触子を通じて超音波の送受波を行う送受波
手段と、前記送受波手段によって得られた受波信号に基
づいて画像を生成する画像生成手段とを具備することを
特徴とする。
【0011】課題を解決するための第3の発明によれ
ば、探触子を周囲の軟部組織と共に所定の軌道に沿って
移動させながら超音波の送受波を行い、受波信号に基づ
いて開口合成法により画像を生成するようにしたので、
探触子の移動の軌道によって形成される超音波送受波の
開口を通じて撮像した画像が得られる。このとき、開口
の大きさの数倍以上離れた位置では組織が動かされるこ
とはないのでその画像を撮像することができる。すなわ
ち、超音波探触子を被検体の組織に挿入して所望の部位
に接近した状態で撮像を行う超音波撮像装置を実現する
ことができる。
【0012】課題を解決するための第3の発明におい
て、画像の生成は開口合成法によって行うことが空間分
解能の良い画像を得る点で好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
【0014】図1に超音波撮像装置のブロック図を示
す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。なお、
本装置の構成によって本発明の装置に関する実施の形態
の一例が示される。また、本装置の動作によって本発明
の方法に関する実施の形態の一例が示される。本発明の
実施の形態の他の例においても同様である。
【0015】図1に示すように、超音波プローブ10
が、トロカール20を通して被検体OBJ内の軟部組織
TSHに挿入される。トロカール20は穿刺機能を有す
る中空のパイプであり、穿刺によって超音波プローブ1
0を被検体OBJの内部に挿入するようになっている。
超音波プローブ10は本発明における探触子の実施の形
態の一例である。トロカール20は本発明における挿入
手段または案内具の実施の形態の一例である。
【0016】なお、穿刺時には超音波プローブ10はト
ロカール20の中に引き込まれており、所望の部位に達
した後にトロカール20から突き出されるようになって
いる。あるいは、トロカール20のみを少し手前に引い
て、相対的に超音波プローブ10を突き出すようにす
る。超音波プローブ10は直径が例えば3mm程度のも
の、トロカール20は外径が例えば5mm程度のもので
ある。
【0017】トロカール20から突き出された状態で
は、超音波プローブ10は概ねクランク(crank) 状の形
状を成している。超音波プローブ10は弾性を有するも
のであり、トロカール20の中に引き込まれた状態では
真っ直ぐに伸ばされており、そこから突き出されたとき
に弾力によってクランク形状を回復する。
【0018】超音波プローブ10の先端の端面には超音
波振動子(振動子)11が設けられている。振動子11
は例えば圧電材料で構成された微小な円板となってい
る。超音波プローブ10はその端面が向いている方向に
超音波を送波し、また、端面に帰投するエコーを受波す
る。超音波の送受波の指向性は十分に広く設定されてい
る。送波超音波の中心周波数は例えば20MHzとされ
る。
【0019】振動子11は、単板の振動子の代わりに複
数の振動微素子のアレイで構成するようにしても良い。
この場合はフェイズドアレイ(phased array)の手法によ
り送受波の指向性を所望の通りに設定できる点で好まし
い。これに対して単板の振動子で構成したものは構造が
簡単な点で好ましい。
【0020】超音波プローブ10はトロカール20に挿
入されている部分を軸として回転できるようになってい
る。このような回転によって振動子11が円軌道OBT
に沿って移動するようになる。円軌道OBTの直径は例
えば10mm程度とされる。円軌道OBTで囲まれた面
は、後述する開口合成法により画像を生成するときの等
価開口を与える。
【0021】超音波プローブ10の周囲が軟部組織TS
Hであることにより、この部分も超音波プローブ10と
一緒に動くので、超音波プローブ10は組織内に挿入さ
れていても回転することができる。すなわち、超音波プ
ローブ10は組織に挿入したままでメカニカル・スキャ
ン(mechanical scan) を行うことができる。ただし、組
織が動かされるのは超音波プローブ10の近傍のみであ
って、ある程度離れたところ例えば円軌道の直径の3な
いし4倍以上離れた場所では組織が動かされることはな
い。
【0022】上記のような超音波プローブ10のメカニ
カル・スキャンおよびトロカール20からの突出しまた
は引込みは、アクチュエータ(actuator)30によって行
われる。アクチュエータ30は超音波プローブ10に機
械的に連結され、上記のような運動を行わせるための操
作量を作用させるようになっている。アクチュエータ3
0は本発明における移動手段または操作手段の実施の形
態の一例である。
【0023】送信部40は超音波プローブ10の振動子
11を駆動するための駆動信号を発生するものである。
この駆動信号は送受切換部50を通じて振動子11に印
加される。これによって振動子11から超音波が送波さ
れる。
【0024】送波超音波のエコーが振動子11で受波さ
れ、エコー受波信号が送受切換部50を通じて受信部6
0に入力される。受信部60はエコー受波信号をRF(r
adiofrequency) 信号のまま増幅して所定のレベルのエ
コー受信信号を形成する。
【0025】送信部40、送受切換部50および受信部
60は本発明における送受波手段の実施の形態の一例で
ある。エコー受信信号は直交検波部70に入力されて直
交検波される。直交検波によってエコー受信信号は同相
成分iと直交成分qに分解される。これら同相成分iと
直交成分qが、図示しないA/D(analog-to-digital)
変換器でディジタルデータ列に変換されて記憶部80に
記憶される。これによって、記憶部80にはエコー受信
信号の複素データが記憶される。すなわち、複素データ
によって振幅情報と位相情報が共に保存されることによ
り、記憶部80にはエコーのホログラム(hologram)が得
られることになる。
【0026】制御部90は、アクチュエータ30〜記憶
部80に制御信号を与え、以上のような超音波プローブ
10のメカニカル・スキャン、超音波の送受波、エコー
受信信号の直交検波およびホログラムの記憶までの動作
を制御する。また、制御部90は直交検波部70に対す
る直交検波のレファレンス(reference) 信号の供給も行
う。
【0027】これによって、超音波プローブ10の円軌
道OBTを例えば128等分した各位置毎に超音波の送
波とエコーの受波を行わせ、その都度エコー受信信号の
複素データを記憶部80に記憶させる。超音波プローブ
10が円軌道OBTを一周したとき、記憶部80には例
えば128系統のエコーのホログラムが完成する。
【0028】画像生成部100は、記憶部80に記憶さ
れたエコーのホログラムを用いて、開口合成法によりエ
コー反射点の分布像すなわち被検体OBJの内部を示す
画像を再構成する。画像生成部100は本発明における
画像生成手段の実施の形態の一例である。開口合成法に
より、超音波プローブ10の円軌道OBTで囲まれた等
価2次元開口に基づく画像が再構成される。なお、超音
波プローブ10のスキャンの軌道は円に限るものではな
く、所望の閉じた軌道として良い。その場合、閉じた軌
道で囲まれた面が等価2次元開口となる。
【0029】開口合成法による画像の再構成は、よく知
られているようにホログラムデータと所定の核関数(カ
ーネル(kernel))とのコンボリューション(convolutio
n) によって行われる。
【0030】これを一般的に示せばを次式の通りであ
る。
【0031】
【数1】
【0032】ここで、 U:物体像 H:ホログラム K:カーネル (1)式の演算でzすなわち奥行きを省略すればオルソ
グラフィ(orthography) すなわち正視像が得られ、yす
なわち上下を省略すればトモグラフィ(tomography)すな
わち断層像が得られる。図2に、2次元開口APT2と
オルソグラフィORTおよびトモグラフィTOMの概念
を示す。
【0033】なお、画像再構成(画像生成)に当たって
は、超音波プローブ10の端面から円軌道OBTの直径
の3ないし4倍以遠の領域すなわちメカニカル・スキャ
ンによって動かされない部分についての画像が生成され
る。生成された画像は表示部110に可視像として表示
される。
【0034】図3に、本発明の実施の形態の他の例を示
す。図3において図1と同様の部分には同一の符号を付
して説明を省略する。図3においては、超音波プローブ
10’の先端が例えば上下方向に首振り運動をするよう
になっている。この、首振り運動はアクチュエータ30
によって操作される。首振り運動によって超音波プロー
ブ10’の端面は円弧状の軌道OBT’を描く。このと
き、超音波プローブ10’の近傍の軟部組織TSHも一
緒に動くが、軌道の長さの数倍以遠の領域は動かない。
この円弧軌道OBT’を例えば64区分した各位置で超
音波の送受波が行われる。
【0035】超音波の送受波は指向性を狭くした超音波
ビーム(beam)によって行われる。そのような超音波ビー
ムは凹面円板の振動子またはフェイズドアレイによって
形成される。そして、エコー受信信号は包絡線検波部7
0’で包絡線検波されて記憶部80に記憶される。これ
によって、記憶部80にはエコーのAスコープ(scope)
データが記憶される。超音波プローブ10’の1スキャ
ンによって扇形の領域が走査される。これによって、記
憶部80には扇形領域についてのエコーのAスコープデ
ータすなわち扇形領域を走査した音線上の各点のエコー
の強度データが記憶される。画像生成部100はこのよ
うなAスコープデータを2次元画像の画素データとして
扇形領域についてのトモグラフィ像を生成し、それを表
示部110に表示する。
【0036】このような装置は、Aスコープデータから
画像を生成するので、ホログラムから開口合成法により
画像を生成するよりも遙かに簡易な手法で画像を得るこ
とができる。
【0037】なお、図3の装置においても、超音波プロ
ーブ10’による送受波を広い指向性で行い、かつ、エ
コー受信信号を直交検波してホログラムを求め、それに
基づいて開口合成法により画像を生成するようにしても
良い。このようにした場合は、Aスコープデータから生
成したものよりも遙かに空間分解能の良い画像を得るこ
とができる。なお、この場合の等価開口は1次元開口と
なる。図4に1次元開口APT1とトモグラフィの概念
を示す。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、課題を解決
するための第1の発明によれば、探触子を周囲の軟部組
織と共に所定の軌道に沿って移動させながら超音波の送
受波を行い、受波信号に基づいて画像を生成するように
したので、探触子の移動の軌道によって形成される超音
波送受波の開口を通じて撮像した画像が得られる。この
とき、開口の大きさの数倍以上離れた位置では組織が動
かされることはないのでその画像を撮像することができ
る。すなわち、超音波探触子を被検体の組織に挿入して
所望の部位に接近した状態で撮像を行う超音波撮像方法
を実現することができる。
【0039】また、課題を解決するための第2の発明に
よれば、探触子を周囲の軟部組織と共に所定の軌道に沿
って移動させながら超音波の送受波を行い、受波信号に
基づいて画像を生成するようにしたので、探触子の移動
の軌道によって形成される超音波送受波の開口を通じて
撮像した画像が得られる。このとき、開口の大きさの数
倍以上離れた位置では組織が動かされることはないので
その画像を撮像することができる。すなわち、超音波探
触子を被検体の組織に挿入して所望の部位に接近した状
態で撮像を行う超音波撮像装置を実現することができ
る。
【0040】また、課題を解決するための第3の発明に
よれば、探触子を周囲の軟部組織と共に所定の軌道に沿
って移動させながら超音波の送受波を行い、受波信号に
基づいて開口合成法により画像を生成するようにしたの
で、探触子の移動の軌道によって形成される超音波送受
波の開口を通じて撮像した画像が得られる。このとき、
開口の大きさの数倍以上離れた位置では組織が動かされ
ることはないのでその画像を撮像することができる。す
なわち、超音波探触子を被検体の組織に挿入して所望の
部位に接近した状態で撮像を行う超音波撮像装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】2次元開口とオルソグラフィおよびトモグラフ
ィの概念を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図4】1次元開口とトモグラフィの概念を示す図であ
る。
【符号の説明】
10,10’ 超音波プローブ 11 振動子 20 トロカール 30 アクチュエータ 40 送信部 50 送受切換部 60 受信部 70 直交検波部 70’ 包絡線検波部 80 記憶部 90 制御部 100 画像生成部 110 表示部 OBJ 被検体 TSH 軟部組織 OBT,OBT’ 軌道 APT1 1次元開口 APT2 2次元開口 ORT オルソグラフィ TOM トモグラフィ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波送受波を行う探触子を被検体の軟
    部組織に挿入して所定の軌道に沿って移動させながら超
    音波の送受波を行い、受波信号に基づいて画像を生成す
    ることを特徴とする超音波撮像方法。
  2. 【請求項2】 超音波送受波を行う探触子と、前記探触
    子を被検体の軟部組織に挿入する挿入手段と、前記探触
    子を所定の軌道に沿って移動させる移動手段と、前記移
    動手段による移動中に前記探触子を通じて超音波の送受
    波を行う送受波手段と、前記送受波手段によって得られ
    た受波信号に基づいて画像を生成する画像生成手段とを
    具備することを特徴とする超音波撮像装置。
  3. 【請求項3】 超音波送受波を行う探触子と、前記探触
    子を収容して被検体を穿刺する案内具と、穿刺状態で前
    記探触子を前記案内具の先端から出し入れすると共に前
    記探触子を所定の軌道に沿って移動させる操作手段と、
    前記操作手段による軌道移動中に前記探触子を通じて超
    音波の送受波を行う送受波手段と、前記送受波手段によ
    って得られた受波信号に基づいて画像を生成する画像生
    成手段とを具備することを特徴とする超音波撮像装置。
JP8189283A 1996-07-18 1996-07-18 超音波撮像方法および装置 Pending JPH1028687A (ja)

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JP8189283A JPH1028687A (ja) 1996-07-18 1996-07-18 超音波撮像方法および装置
US08/872,552 US5807260A (en) 1996-07-18 1997-06-12 Ultrasound imaging methods and apparatus
EP97305230A EP0819949A3 (en) 1996-07-18 1997-07-15 Ultrasound imaging methods and apparatus
KR1019970033444A KR100255628B1 (ko) 1996-07-18 1997-07-18 초음파 촬영 장치

Applications Claiming Priority (1)

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
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