JPH10286752A - ワイヤーソー用ガイドシーブとシーブ取り付け用具 - Google Patents
ワイヤーソー用ガイドシーブとシーブ取り付け用具Info
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- JPH10286752A JPH10286752A JP12777897A JP12777897A JPH10286752A JP H10286752 A JPH10286752 A JP H10286752A JP 12777897 A JP12777897 A JP 12777897A JP 12777897 A JP12777897 A JP 12777897A JP H10286752 A JPH10286752 A JP H10286752A
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- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23D57/003—Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
- B23D57/0053—Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベアリングの保守の簡単なガイドシーブを提
供し、このガイドシーブを簡単に装着することが可能
な、小型軽量なシーブ取り付け用具を使用して、ワイヤ
ーソーイングの作業現場で現場の状況にに対応した切断
用ワイヤーロープの走路を形成するためのガイドシーブ
の設置作業が簡単に速やかに且つ安全に行える方法と用
具を提供し、作業効率の向上に寄与することを目的とす
る。 【構成】 本発明はベアリングに給油可能で長時間の使
用を可能にしたガイドシーブと、角パイプ用シーブ取り
付け用具、角パイプスタンド及び架台型シーブ取り付け
台を組台せ使用することにより、現場において切断用ワ
イヤーの走路を構成、架設する作業の簡便化を計ること
を特徴とする。
供し、このガイドシーブを簡単に装着することが可能
な、小型軽量なシーブ取り付け用具を使用して、ワイヤ
ーソーイングの作業現場で現場の状況にに対応した切断
用ワイヤーロープの走路を形成するためのガイドシーブ
の設置作業が簡単に速やかに且つ安全に行える方法と用
具を提供し、作業効率の向上に寄与することを目的とす
る。 【構成】 本発明はベアリングに給油可能で長時間の使
用を可能にしたガイドシーブと、角パイプ用シーブ取り
付け用具、角パイプスタンド及び架台型シーブ取り付け
台を組台せ使用することにより、現場において切断用ワ
イヤーの走路を構成、架設する作業の簡便化を計ること
を特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート、そ
の他のコンクリート構造物、岩盤、岩石等をワイヤーソ
ーイングにより切断解体する方法に使用される切断用ワ
イヤーロープを誘導するためのガイドシーブ及びシーブ
架設方法に関する。
の他のコンクリート構造物、岩盤、岩石等をワイヤーソ
ーイングにより切断解体する方法に使用される切断用ワ
イヤーロープを誘導するためのガイドシーブ及びシーブ
架設方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物等をワイヤーソーを
使用して切断するために、ループ状にした切断用ワイヤ
ーロープを切断箇所に巻き回し、更にそのワイヤーロー
プの一部をワイヤーソーの駆動用プーリーで駆動する方
法がとられていた。切断箇所と駆動用プーリーの間には
複数のガイドシーブを配置して、切断用ワイヤーロープ
の走路を変換あるいは保持することにより切断箇所に巻
き回した切断用ワイヤーロープを駆動用プーリーへ誘導
する方法があった。
使用して切断するために、ループ状にした切断用ワイヤ
ーロープを切断箇所に巻き回し、更にそのワイヤーロー
プの一部をワイヤーソーの駆動用プーリーで駆動する方
法がとられていた。切断箇所と駆動用プーリーの間には
複数のガイドシーブを配置して、切断用ワイヤーロープ
の走路を変換あるいは保持することにより切断箇所に巻
き回した切断用ワイヤーロープを駆動用プーリーへ誘導
する方法があった。
【0003】ガイドシーブは金属等で形成されたシーブ
の外周部分に、ワイヤーロープを案内するための溝があ
る、この溝の部分は切断用ワイヤーロープをスムーズに
走行させるため、リング状のゴム等が装着されて形成さ
れている。また、中心部分はべアリングを介して軸に取
り付けられ、この軸を架台等に固定する方法で使用され
ていた。
の外周部分に、ワイヤーロープを案内するための溝があ
る、この溝の部分は切断用ワイヤーロープをスムーズに
走行させるため、リング状のゴム等が装着されて形成さ
れている。また、中心部分はべアリングを介して軸に取
り付けられ、この軸を架台等に固定する方法で使用され
ていた。
【0004】ワイヤーソーを使用してコンクリート等を
切断する作業の現場でガイドシーブを配置するために
は、ガイドシーブを所定の場所に固定する必要があっ
た。ガイドシーブを所定の場所に固定するために、仮設
用の単管等を使用して架台を仮設し、パイプ状の取り付
け用具を使用して組み立てられた仮設架台に固定して使
用する方法があった。また、ガイドシーブを配置するた
めに、専用の取り付け用架台を使用する方法もあり、架
台にはガイドシーブを個々に取り付けられるものもある
が、複数個のガイドシーブを取り付けると特定の状況の
用途に使用できるように設定された架台を用意し、状況
に合わせて使い分ける方法もとられている。これらの架
台はアンカーボルト等でコンクリート面に固定する方法
が多く使用されている。
切断する作業の現場でガイドシーブを配置するために
は、ガイドシーブを所定の場所に固定する必要があっ
た。ガイドシーブを所定の場所に固定するために、仮設
用の単管等を使用して架台を仮設し、パイプ状の取り付
け用具を使用して組み立てられた仮設架台に固定して使
用する方法があった。また、ガイドシーブを配置するた
めに、専用の取り付け用架台を使用する方法もあり、架
台にはガイドシーブを個々に取り付けられるものもある
が、複数個のガイドシーブを取り付けると特定の状況の
用途に使用できるように設定された架台を用意し、状況
に合わせて使い分ける方法もとられている。これらの架
台はアンカーボルト等でコンクリート面に固定する方法
が多く使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ガイドシーブの外周部
分はリング状のゴム等で形成されているが、使用に伴っ
て摩耗したり損傷して破断することがある、その一部が
破断してリング状を保てなくなったゴム部分はシーブよ
り離脱することがある。回転中に離脱したゴム部分は飛
散して危険である。また、ゴム部分が離脱してしまった
シーブは、ワイヤーを案内するための形状が失われてし
まってガイドシーブとして機能しなくなる。
分はリング状のゴム等で形成されているが、使用に伴っ
て摩耗したり損傷して破断することがある、その一部が
破断してリング状を保てなくなったゴム部分はシーブよ
り離脱することがある。回転中に離脱したゴム部分は飛
散して危険である。また、ゴム部分が離脱してしまった
シーブは、ワイヤーを案内するための形状が失われてし
まってガイドシーブとして機能しなくなる。
【0006】ガイドシーブはワイヤーの走行に追従して
回転するが、べアリングが摩耗したり、焼き付いたりし
て不調になると回転不良となる。この場合には切断用ワ
イヤーロープとの間に摩擦が生じガイドシーブそのもの
をも切断される恐れがある。べアリング部分には、水や
汚泥がかかりやすいので錆びたり汚泥が進入したりする
ので、べアリングが摩耗する前に回転不良になる場合も
多く、通常より短期間の使用でべアリングの交換をしな
ければならない。
回転するが、べアリングが摩耗したり、焼き付いたりし
て不調になると回転不良となる。この場合には切断用ワ
イヤーロープとの間に摩擦が生じガイドシーブそのもの
をも切断される恐れがある。べアリング部分には、水や
汚泥がかかりやすいので錆びたり汚泥が進入したりする
ので、べアリングが摩耗する前に回転不良になる場合も
多く、通常より短期間の使用でべアリングの交換をしな
ければならない。
【0007】ガイドシーブは仮設された架台の単管等に
固定したり、専用の取り付け用架台を使用してコンクリ
ート面に固定したりして、必要な箇所に配置して使用さ
れている。ワイヤーソーによるコンクリート等を切断す
る現場の状況は多様であって、その状況に合わせてガイ
ドシーブを配置する場合、パイプ状の取り付け用具を使
用して仮設用単管を組み立てた架台に取り付ける方法は
様々な状況に対応がしやすい。同様にコンクリート面に
アンカーボルトを使用して設置できるような架台のうち
ガイドシーブを個々に取り付けられる用具はその取扱が
軽便で設置作業も簡単である。しかし、切断用ワイヤー
ロープを誘導するためのガイドシーブ相互の位置関係を
設定しにくく、組立作業に多くの時間が必要である。つ
まり、ガイドシーブを使用して切断用ワイヤーロープを
誘導するためには、複数のガイドシーブ、少なくとも一
対のガイドシーブの案内溝が切断用ワイヤーロープを同
一線上に保持出来る位置になければならない。
固定したり、専用の取り付け用架台を使用してコンクリ
ート面に固定したりして、必要な箇所に配置して使用さ
れている。ワイヤーソーによるコンクリート等を切断す
る現場の状況は多様であって、その状況に合わせてガイ
ドシーブを配置する場合、パイプ状の取り付け用具を使
用して仮設用単管を組み立てた架台に取り付ける方法は
様々な状況に対応がしやすい。同様にコンクリート面に
アンカーボルトを使用して設置できるような架台のうち
ガイドシーブを個々に取り付けられる用具はその取扱が
軽便で設置作業も簡単である。しかし、切断用ワイヤー
ロープを誘導するためのガイドシーブ相互の位置関係を
設定しにくく、組立作業に多くの時間が必要である。つ
まり、ガイドシーブを使用して切断用ワイヤーロープを
誘導するためには、複数のガイドシーブ、少なくとも一
対のガイドシーブの案内溝が切断用ワイヤーロープを同
一線上に保持出来る位置になければならない。
【0008】ワイヤーソーによるコンクリート等の切断
状況をあらかじめ想定して、その場合に合わせてガイド
シーブの配置を設定した架台を製作しておき、作業時に
現場の状況にに合った架台を選択し、コンクリート面に
固定するだけで使用する方法は、現場で組み立てる必要
もなく設置するだけで切断用ワイヤーロープの走路を変
換することが出来るので非常に効率がよい。しかし、多
様な切断状況に対応した多種類の架台をあらかじめ用意
しておく必要があり、製作のための費用が嵩む。また架
台単体の重量が増し、特に高所で作業する場合など、人
力で移動したり固定したりするのが困難である。
状況をあらかじめ想定して、その場合に合わせてガイド
シーブの配置を設定した架台を製作しておき、作業時に
現場の状況にに合った架台を選択し、コンクリート面に
固定するだけで使用する方法は、現場で組み立てる必要
もなく設置するだけで切断用ワイヤーロープの走路を変
換することが出来るので非常に効率がよい。しかし、多
様な切断状況に対応した多種類の架台をあらかじめ用意
しておく必要があり、製作のための費用が嵩む。また架
台単体の重量が増し、特に高所で作業する場合など、人
力で移動したり固定したりするのが困難である。
【0009】本発明はこのような点に基づいてなされた
もので、その目的とするところはワイヤーソーによるコ
ンクリート等を切断する作業で、切断箇所と駆動用プー
リーの間に設置して切断用ワイヤーロープを誘導するた
めのガイドシーブの保守作業を軽減することと、ガイド
シーブを架設する作業を効率よく行うための用具とその
使用方法を提供することにある。
もので、その目的とするところはワイヤーソーによるコ
ンクリート等を切断する作業で、切断箇所と駆動用プー
リーの間に設置して切断用ワイヤーロープを誘導するた
めのガイドシーブの保守作業を軽減することと、ガイド
シーブを架設する作業を効率よく行うための用具とその
使用方法を提供することにある。
【0010】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明によるガイドシーブは、金属または硬質の合成
樹脂製のシーブの外周部分に、軟質のウレタン樹脂を焼
き付けて一体になるように案内溝を形成し、べアリング
部分にはグリスニップルを介して給油出来るようにした
こと、更にガイドプーリーを仮設された架台に取り付け
る方法には、あらかじめ架台を仮設する際に角パイプを
配置し、専用の取り付け用具を使用することで角パイプ
の任意の場所にガイドシーブを取り付け可能な方法にし
た。またコンクリート面に設置可能な架台は切断状況に
合わせて組み合わせて使用するよう分離型として軽量化
を図り、個々の架台にはガイドシーブを取り付ける部分
を複数箇所設け、シーブ取り付け部分の一部が転回する
形状として、様々な使用状況に個々に対応が可能であ
り、複数の架台を組み合わせて使用する場合の設置が簡
便なシーブ取り付け用具となるようにしたことを特徴と
するものである。
本願発明によるガイドシーブは、金属または硬質の合成
樹脂製のシーブの外周部分に、軟質のウレタン樹脂を焼
き付けて一体になるように案内溝を形成し、べアリング
部分にはグリスニップルを介して給油出来るようにした
こと、更にガイドプーリーを仮設された架台に取り付け
る方法には、あらかじめ架台を仮設する際に角パイプを
配置し、専用の取り付け用具を使用することで角パイプ
の任意の場所にガイドシーブを取り付け可能な方法にし
た。またコンクリート面に設置可能な架台は切断状況に
合わせて組み合わせて使用するよう分離型として軽量化
を図り、個々の架台にはガイドシーブを取り付ける部分
を複数箇所設け、シーブ取り付け部分の一部が転回する
形状として、様々な使用状況に個々に対応が可能であ
り、複数の架台を組み合わせて使用する場合の設置が簡
便なシーブ取り付け用具となるようにしたことを特徴と
するものである。
【0011】ガイドシーブは外周部分が摩耗しにくく、
摩耗しても破断して飛散することがないこと、また、べ
アリングの不調によるガイドシーブの損傷を防ぎ、保守
を簡便化するためにベアリング部分はグリスを給油する
ことで進入した水分や汚泥を排除し、新たに水分や汚泥
の進入するのを防ぐことが考えられた。ガイドシーブを
配置するための作業を効率よく行うために、その取り付
け方法を簡便化し、取り付け用具の軽量化を計り、更に
取り付け用架台等の種類や設置方法を単純にすることが
考えられた。つまり、従来重くて取扱が困難だった専用
のシーブ取り付け用架台を使用する場合には、最低限必
要な機能だけを備える軽量なシーブ取り付け用具に分離
することが考えられた、角パイプ用シーブ取り付け用具
と角パイプ、角パイプスタンドの組合せ使用、又は複数
の架台型シーブ取り付け用具を現場で組合せ使用するこ
とで切断用ワイヤーロープを誘導するための走路が簡単
に構成できるようにした。
摩耗しても破断して飛散することがないこと、また、べ
アリングの不調によるガイドシーブの損傷を防ぎ、保守
を簡便化するためにベアリング部分はグリスを給油する
ことで進入した水分や汚泥を排除し、新たに水分や汚泥
の進入するのを防ぐことが考えられた。ガイドシーブを
配置するための作業を効率よく行うために、その取り付
け方法を簡便化し、取り付け用具の軽量化を計り、更に
取り付け用架台等の種類や設置方法を単純にすることが
考えられた。つまり、従来重くて取扱が困難だった専用
のシーブ取り付け用架台を使用する場合には、最低限必
要な機能だけを備える軽量なシーブ取り付け用具に分離
することが考えられた、角パイプ用シーブ取り付け用具
と角パイプ、角パイプスタンドの組合せ使用、又は複数
の架台型シーブ取り付け用具を現場で組合せ使用するこ
とで切断用ワイヤーロープを誘導するための走路が簡単
に構成できるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7を参照して、
本発明の一実施の形態を説明する。図1は角パイプスタ
ンドにガイドシーブを取り付けて架設した状況をあらわ
し図2はガイドシーブの形状である。ガイドシーブ1は
金属または硬質の合成樹脂製のシーブ躯体部分の外周に
溝を設け軟質のウレタン樹脂を焼き付けて案内溝4を形
成する。シーブ中心部には一対ののべアリング6が内装
される。シーブ使用時にはワッシャー7及びフランジ8
を使用してべアリング部分挟むように保持し中心穴にシ
ーブ取り付け用ボルトを貫通させて軸とする。更にシー
ブの側面より、一対のべアリング6の中間に向けて給油
穴を設け、給油穴にはグリスニップル5を装備する。
本発明の一実施の形態を説明する。図1は角パイプスタ
ンドにガイドシーブを取り付けて架設した状況をあらわ
し図2はガイドシーブの形状である。ガイドシーブ1は
金属または硬質の合成樹脂製のシーブ躯体部分の外周に
溝を設け軟質のウレタン樹脂を焼き付けて案内溝4を形
成する。シーブ中心部には一対ののべアリング6が内装
される。シーブ使用時にはワッシャー7及びフランジ8
を使用してべアリング部分挟むように保持し中心穴にシ
ーブ取り付け用ボルトを貫通させて軸とする。更にシー
ブの側面より、一対のべアリング6の中間に向けて給油
穴を設け、給油穴にはグリスニップル5を装備する。
【0013】ガイドシーブ1には前記のようにシーブの
側面に給油穴を設けてもよいが、軸の一端より軸心に穴
を穿ち、更に軸心より外周部の一対のべアリング6の中
間に向けて穿孔する方法で給油口を設けてもよい。
側面に給油穴を設けてもよいが、軸の一端より軸心に穴
を穿ち、更に軸心より外周部の一対のべアリング6の中
間に向けて穿孔する方法で給油口を設けてもよい。
【0014】図3は角パイプにガイドシーブを取り付け
る用具の一形状であり、図1は角パイプスタンドと組み
合わせた、一使用形態である。角パイプ用シーブ取り付
け用具2は、シーブを取り付ける部分10にボルトを貫
通させる穴を設けてある。この取り付け部分は角パイプ
13に着脱可能なように一対の角パイプ用クランプ11
によって保持された形状で構成されている。角パイプ用
のガイドシーブ取り付け用具2は、クランプ部分に装着
されているボルトのナットを操作して角パイプ13に取
り付けあるいは取り外しをする。また、この用具を角パ
イプ13に装着するとガイドシーブ取り付け部分10の
取り付け面と角パイプ13の一面は同一平面になる。角
パイプ13の長さに沿った方向には取り付け位置を移動
することが可能である。角パイプ用のシーブ取り付け用
具2は、この用具を使用して一対のガイドプーリー1を
角パイプ13に装着するとき、シーブ取り付け部分10
が角パイプの直交した面に付くようにすると、ガイドシ
ーブ1の案内溝に巻き掛けた切断用ワイヤーロープ9は
次のガイドシーブ1の案内溝を通過すると走路が変換さ
れるような位置関係で構成する。
る用具の一形状であり、図1は角パイプスタンドと組み
合わせた、一使用形態である。角パイプ用シーブ取り付
け用具2は、シーブを取り付ける部分10にボルトを貫
通させる穴を設けてある。この取り付け部分は角パイプ
13に着脱可能なように一対の角パイプ用クランプ11
によって保持された形状で構成されている。角パイプ用
のガイドシーブ取り付け用具2は、クランプ部分に装着
されているボルトのナットを操作して角パイプ13に取
り付けあるいは取り外しをする。また、この用具を角パ
イプ13に装着するとガイドシーブ取り付け部分10の
取り付け面と角パイプ13の一面は同一平面になる。角
パイプ13の長さに沿った方向には取り付け位置を移動
することが可能である。角パイプ用のシーブ取り付け用
具2は、この用具を使用して一対のガイドプーリー1を
角パイプ13に装着するとき、シーブ取り付け部分10
が角パイプの直交した面に付くようにすると、ガイドシ
ーブ1の案内溝に巻き掛けた切断用ワイヤーロープ9は
次のガイドシーブ1の案内溝を通過すると走路が変換さ
れるような位置関係で構成する。
【0015】角パイプスタンド3は台12に角パイプ1
3が起立して固定され、台12にはアンカーボルトを使
用してコンクリート面に設置する場合の便のために台取
り付け穴14を設けてある。また台16の隅部分には、
設置場所が平面でない場合に備えて調整用ボルト15を
装備してある。台取り付け用穴を使用してアンカーボル
ト等によりコンクリート面に台12を装着すると、角パ
イプ13がコンクリート面に直立した状態で固定される
ように構成されている。角パイプスタンド3はその角パ
イプ13部分に角パイプ用シーブ取り付け用具2を使用
してシーブ1を取り付けて単体で使用することも可能で
あるが、他の角パイプをコンクリート面に取り付け支持
するための用具として使用することも可能である。
3が起立して固定され、台12にはアンカーボルトを使
用してコンクリート面に設置する場合の便のために台取
り付け穴14を設けてある。また台16の隅部分には、
設置場所が平面でない場合に備えて調整用ボルト15を
装備してある。台取り付け用穴を使用してアンカーボル
ト等によりコンクリート面に台12を装着すると、角パ
イプ13がコンクリート面に直立した状態で固定される
ように構成されている。角パイプスタンド3はその角パ
イプ13部分に角パイプ用シーブ取り付け用具2を使用
してシーブ1を取り付けて単体で使用することも可能で
あるが、他の角パイプをコンクリート面に取り付け支持
するための用具として使用することも可能である。
【0016】図4乃至図6は架台型ガイドシーブ取り付
け用具の一形状であり、図7はこの用具の一使用形態で
ある。架台型ガイドシーブ取り付け用具16は台12に
起立した柱17に梁18を継ぎ手部分19を介して装着
するように構成されている。柱17と梁18にはガイド
シーブ1を取り付ける部分10が複数箇所設けてあり、
台12にはアンカーボルトを使用してコンクリート面に
設置する場合の便のために台取り付け穴14を設けてあ
る。また台16の隅部分には、設置場所が平面でない場
合に備えて調整用ボルト15を装備してある。
け用具の一形状であり、図7はこの用具の一使用形態で
ある。架台型ガイドシーブ取り付け用具16は台12に
起立した柱17に梁18を継ぎ手部分19を介して装着
するように構成されている。柱17と梁18にはガイド
シーブ1を取り付ける部分10が複数箇所設けてあり、
台12にはアンカーボルトを使用してコンクリート面に
設置する場合の便のために台取り付け穴14を設けてあ
る。また台16の隅部分には、設置場所が平面でない場
合に備えて調整用ボルト15を装備してある。
【0017】架台型ガイドシーブ取り付け用具16の柱
17と梁18は継ぎ手部分19のボルト20を着脱する
ことにより継ぎ離しが可能であり、接続する際に図4あ
るいは図5図6のように角度を変えることも可能であ
る。ガイドシーブ1を使用する状況に応じて梁18の角
度を変換し、ガイドシーブ取り付け部分10を選択して
ガイドシーブ1を取り付けることにより複数のガイドシ
ーブ1の案内溝が有効に機能するように配置されてい
る。
17と梁18は継ぎ手部分19のボルト20を着脱する
ことにより継ぎ離しが可能であり、接続する際に図4あ
るいは図5図6のように角度を変えることも可能であ
る。ガイドシーブ1を使用する状況に応じて梁18の角
度を変換し、ガイドシーブ取り付け部分10を選択して
ガイドシーブ1を取り付けることにより複数のガイドシ
ーブ1の案内溝が有効に機能するように配置されてい
る。
【0018】角パイプスタンドの又は架台型シーブ取り
付け用具の台取り付け穴14は、複数装備としてもよ
い、又長穴としてもよい。
付け用具の台取り付け穴14は、複数装備としてもよ
い、又長穴としてもよい。
【0019】角パイプ用シーブ取り付け用具又は架台型
シーブ取り付け用具のガイドシーブ取り付け部分10に
は、ボルトを装着するための穴を設けてあるが、あらか
じめボルトに対応した雌ねじとしておいても、ナットを
を装着して、雌ねじ付きガイドシーブ取り付け部分21
として使用時にボルトにねじ込むだけでシーブが装着で
きる方法としてもよい。
シーブ取り付け用具のガイドシーブ取り付け部分10に
は、ボルトを装着するための穴を設けてあるが、あらか
じめボルトに対応した雌ねじとしておいても、ナットを
を装着して、雌ねじ付きガイドシーブ取り付け部分21
として使用時にボルトにねじ込むだけでシーブが装着で
きる方法としてもよい。
【0020】架台型シーブ取り付け用具16を使用する
場合は、複数台を組み合わせて使用する。大きさや形状
を揃えて用意することで、図7使用形態の他の使用形態
にも一種類の架台型シーブ取り付け用具16で対応する
ことが可能である。
場合は、複数台を組み合わせて使用する。大きさや形状
を揃えて用意することで、図7使用形態の他の使用形態
にも一種類の架台型シーブ取り付け用具16で対応する
ことが可能である。
【0021】
【発明の効果】以上に詳述したように、外周部分が離脱
しにくく、べアリングに給油できるガイドシーブは長期
間安全に使用でき、保守も簡単に行える。従って管理
上、コスト上の負担も大巾にに軽減する効果がある。
しにくく、べアリングに給油できるガイドシーブは長期
間安全に使用でき、保守も簡単に行える。従って管理
上、コスト上の負担も大巾にに軽減する効果がある。
【0022】また角パイプ用シーブ取り付け用具は、角
パイプの面を利用できるのでガイドシーブを複数取り付
ける際にも位置や角度が設定しやすく、角パイプスタン
ドは、コンクリート等の面に角パイプを起立することが
可能であり、更に直交にあるいは角度を変えて他の角パ
イプを装着することが出来るので、角パイプ用シーブ取
り付け用具と併用することで、作業に要する労力や時間
を大巾に軽減する効果がある。
パイプの面を利用できるのでガイドシーブを複数取り付
ける際にも位置や角度が設定しやすく、角パイプスタン
ドは、コンクリート等の面に角パイプを起立することが
可能であり、更に直交にあるいは角度を変えて他の角パ
イプを装着することが出来るので、角パイプ用シーブ取
り付け用具と併用することで、作業に要する労力や時間
を大巾に軽減する効果がある。
【0023】更に架台型シーブ取り付け用具は、小型、
軽量なため取り扱いやすく運搬や設置の作業も短時間に
安全に行うことが出来る上、一種類で多様に使用できる
ため保管、管理上の負担も大巾に軽減する効果がある。
軽量なため取り扱いやすく運搬や設置の作業も短時間に
安全に行うことが出来る上、一種類で多様に使用できる
ため保管、管理上の負担も大巾に軽減する効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態を示す図でガイドシーブ
と角パイプ用シーブ取り付け用具及び角パイプスタンド
の使用状況を示す斜視図である。
と角パイプ用シーブ取り付け用具及び角パイプスタンド
の使用状況を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態を示す図でガイドシーブ
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態を示す図でガイドシーブ
の角パイプ用シーブ取り付け用具の斜視図である。
の角パイプ用シーブ取り付け用具の斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態を示す図で架台型シーブ
取り付け用具の外観を示す斜視図である。
取り付け用具の外観を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態を示す図で架台型シーブ
取り付け用具の外観を示す斜視図である。
取り付け用具の外観を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態を示す図で架台型シーブ
取り付け用具の外観を示す斜視図である。
取り付け用具の外観を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態を示す図で架台型シーブ
取り付け用具の使用状態を示す斜視図である。
取り付け用具の使用状態を示す斜視図である。
1 ガイドシーブ 2 角パイプ用シーブ取り付け用具 3 角パイプスタンド 4 案内溝 5 グリスニップル 6 べアリング 7 ワッシャー 8 フランジ 9 切断用ワイヤーロープ 10 シーブ取り付け部 11 クランプ 12 台 13 角パイプ 14 台取り付け穴 15 調整用ボルト 16 架台型シーブ取り付け用具 17 柱 18 梁 19 継ぎ手 20 ボルト 21 雌ねじ付きシーブ取り付け部
Claims (5)
- 【請求項1】 外周に軟質のウレタン樹脂を焼き付けた
案内溝を持ち金属又は硬質の合成樹脂の躯体と一体に形
成したことを特徴とするワイヤーソー用ガイドシーブ。 - 【請求項2】 請求項1記載のワイヤーソー用ガイドシ
ーブの軸受け用べアリングにグリスが給油出来るように
したことを特徴とするワイヤーソー用ガイドシーブ。 - 【請求項3】 角パイプに着脱することが可能な器具
に、請求項1又は請求項2記載のワイヤーソー用ガイド
シーブを単体で着脱することが可能な取り付け部分を装
備し、複数のワイヤーソー用ガイドシーブを角パイプに
装着したときシーブの案内溝が相互に関連した位置を保
持することを特徴とする、角パイプ用シーブ取り付け用
具。 - 【請求項4】 アンカーボルト等を使用してコンクリー
ト面等に着脱可能にするための取り付け穴を持った台
に、角パイプの柱を起立させるように構成し、角パイプ
がコンクリート面に起立して取り付けられ、この角パイ
プに請求項3記載の角パイプ用シーブ取り付け用具又は
他の角パイプを装着可能にすることを特徴とする角パイ
プスタンド。 - 【請求項5】 アンカーボルト等を使用してコンクリー
ト面等に着脱可能にするための取り付け穴を持った台に
起立する柱を持ち、柱の端に継ぎ手を介して柱と直交ま
たは平行に接続することの出来る梁により構成され、柱
及び梁には請求項1又は請求項2記載のワイヤーソー用
ガイドシーブを着脱することが可能な取り付け部分を複
数箇所装備し、その取り付け部分のいずれかに複数のシ
ーブを装着したときにシーブの案内溝が相互に関連した
位置を保持することを特徴とする架台型シーブ取り付け
用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12777897A JPH10286752A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ワイヤーソー用ガイドシーブとシーブ取り付け用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12777897A JPH10286752A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ワイヤーソー用ガイドシーブとシーブ取り付け用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10286752A true JPH10286752A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14968461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12777897A Pending JPH10286752A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | ワイヤーソー用ガイドシーブとシーブ取り付け用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10286752A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101830369A (zh) * | 2010-04-12 | 2010-09-15 | 无锡平盛科技有限公司 | 倒立式梅花收线机上的出丝导轮部件 |
WO2011032603A1 (en) * | 2009-09-18 | 2011-03-24 | Applied Materials, Inc. | Wire saw device and method for operating same |
EP2390033A1 (de) * | 2010-05-28 | 2011-11-30 | Mafell AG | Sägevorrichtung |
JP2019177991A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社フコク | ガイドローラ |
EP3808486A1 (de) * | 2019-10-16 | 2021-04-21 | Hilti Aktiengesellschaft | Umlenkrolle, umlenkrollenpaket und seilsäge |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP12777897A patent/JPH10286752A/ja active Pending
Cited By (6)
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---|---|---|---|---|
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WO2021073947A1 (de) * | 2019-10-16 | 2021-04-22 | Hilti Aktiengesellschaft | Umlenkrolle, umlenkrollenpaket und seilsäge |
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