JPH10286700A - プレス機械のダイハイト調節装置 - Google Patents

プレス機械のダイハイト調節装置

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JPH10286700A
JPH10286700A JP11013997A JP11013997A JPH10286700A JP H10286700 A JPH10286700 A JP H10286700A JP 11013997 A JP11013997 A JP 11013997A JP 11013997 A JP11013997 A JP 11013997A JP H10286700 A JPH10286700 A JP H10286700A
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JP
Japan
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slide
shaft
die height
worm shaft
press machine
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Pending
Application number
JP11013997A
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English (en)
Inventor
Shozo Imanishi
今西詔三
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/0029Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height
    • B30B15/0035Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing means for adjusting the space between the press slide and the press table, i.e. the shut height using an adjustable connection between the press drive means and the press slide

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイハイト調節を行うため回転させるウォーム
軸と駆動装置との間を連結する機構を堅固にし、ダイハ
イト調節の精度が安定したプレス機械のダイハイト調節
装置を提供する。 【解決手段】スライド18に水平方向に向けて設けたウ
ォーム軸19を回転させてダイハイト調節を行うプレス
機械15のダイハイト調節装置において、ウォーム軸1
9と軸を平行させてスライド調節モータ21をフレーム
16に固設し、ウォーム軸19とスライド調節モータ2
1の軸とを、両軸に回転自在に設けたリンク22と、両
軸にそれぞれ固設したタイミングプーリー23、24間
に設けたタイミングベルト25とで連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械のダイ
ハイト調節装置に関し、ダイハイトを調節するために回
転させる調節ねじと駆動モータとの連結部を、プレス機
械の高速運転の場合にも共振する恐れがない構造とした
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術におけるプレス機械のダイハ
イト調節装置には、ダイハイトを調節するための調節ね
じをウォーム軸で回転させ、ウォーム軸とこれを駆動す
るモータとの連結部を設けた、例えば、実開昭57−1
94737の付図に示されたものがある。この付図に該
当する図7及び図8において、構造を説明すれば、クラ
ンク軸1に連結されたコネクチングロッド2に調節ねじ
3を螺合し、調節ねじ3下端の球部3Aをスライド4に
連結し、球部3Aの外周に設けた歯車3Bを歯車5を介
してウォーム軸6と噛み合わせ、ウォーム軸6と傘歯車
9で連結した調節軸8と、機枠に装着した駆動装置11
とを伸縮及び屈曲可能な長い可撓軸10で連結してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来の技術のダ
イハイト調節装置は、可撓軸が比較的長いので、プレス
機械を高速運転する場合に可撓軸が振動し易く、最悪の
場合には共振を起こすことも考えられる。また、スライ
ドのストローク長さ及びダイハイト調節量が大きい場合
は、可撓軸の屈曲が大きくなり、調節精度が低下する恐
れがある。
【0004】本発明の目的は、上述の課題を解決し、ウ
ォーム軸と駆動装置とを連結する部材が短く、構造が堅
固で振動に強く、ダイハイト調節を行う場合には調節精
度が安定したプレス機械のダイハイト調節装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、クランク軸に連結したコネクチングロ
ッドとスライドとの間に設けた調節ねじと、この調節ね
じと対応させてスライドに回転自在に、かつ上下動を規
制して設けたウォームホイールとを備え、ウォームホイ
ールと噛み合いスライドに水平方向に向けて設けたウォ
ーム軸を回転させてダイハイト調節を行うプレス機械の
ダイハイト調節装置において、ウォーム軸と軸を平行に
してフレームに固設したスライド調節モータと、両端部
をそれぞれスライド調節モータの軸とウォーム軸とに回
転自在に連結したリンクと、スライド調節モータの軸と
ウォーム軸とにそれぞれ固設したタイミングプーリー間
を連結するタイミングベルトとを具備する。また、スラ
イド調節モータをフレームに上下2本のボルトで取り付
け、軸の先端を水平面内で若干首振り可能とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1から図6に本発明のプレス機
械のダイハイト調節装置の一実施例を示す。図1は、プ
レス機械15のフレーム16に設けた上下方向のガイド
ポスト17、17に案内されたスライド18の要部を示
し、ダイハイト調節用のウォーム軸19は、図2及び図
4に示すように、ウォームホイール20と噛み合って水
平方向を向けてスライド18に回転自在に設けている。
プレス機械15の左側面部のフレーム16には、ウォー
ム軸19と軸を平行にしてスライド調節モータ21を設
けている。ウォーム軸19とスライド調節モータ21の
軸とは、図2で詳細に示すように、両軸に回転自在に設
けたリンク22で連結するとともに、ウォーム軸19に
固設したタイミングプーリー23とスライド調節モータ
21の軸に固設したタイミングプーリー24との間をタ
イミングベルト25で連結している。
【0007】スライド調節モータ21の軸の先端は、ケ
ーブル26でスライド調節カウンタ27に連結し、プレ
ス機械15の正面に現状のダイハイトを数値表示させ
る。スライド18の左右両側は、フレーム16の上部と
の間にバランスシリンダ28、28を設け、スライド1
8及びこれに取り付ける上型の重量を平衡させている。
【0008】図3は、ウォーム軸19とスライド調節モ
ータ21の軸との左側面から見た相対位置を示してい
る。ウォーム軸19は、スライド18とともにストロー
クSだけ上下動を行うが、その間にフレーム16に固定
されたスライド調節モータ21の軸は、リンク22によ
り左方向に若干距離だけ押されて移動する。この移動に
対応するため、スライド調節モータ21は、図6に示す
左側面図で見るように、上下の2本のボルト29、29
でフレーム16に固定され、若干首振り可能にしている
ので問題はない。
【0009】次に、スライド調節モータ21の軸に固設
したタイミングプーリー24に対し、ウォーム軸19に
固設したタイミングプーリー24の径は、タイミングプ
ーリー23に若干の回転が起こる。しかし、この回転角
度は、最大5度程度と小さく、ウォームホイール20
は、図4で後述するとおり、固定されており、ウォーム
ホイール20とウォーム軸19間及びタイミグプーリー
23、24とタイミングベルト25等のバックラッシュ
で吸収され、問題が起こることはない。
【0010】図4は、クランク軸30とスライド18と
の連結部の構造を示している。クランク軸30に連結し
たコネクチングロッド31に回動可能に球部32Aを連
結された調節ねじ32は、スライド18に軸方向を上下
向けて回転自在に、かつ軸方向の移動を規制されて設け
たウォームホイール20中央のねじ部20Aと螺合して
いる。ウォームホイール20は、ウォーム軸19と噛み
合い、ダイハイト調節の際、ウォーム軸19の回転に伴
い回転し、調節ねじ32を上下に移動させる。調節ねじ
32は、図示しないが軸回りには廻り止めされている。
ウォームホイール20の下には、等径のピストン33が
収納してあり、ダイハイト調節の際以外は、油圧室34
に圧油を供給し、ウォームホイール20の回転を固定す
るようになっている。スライド18上部には、プランジ
ャ35を設け、フレーム16に固設した上下方向のガイ
ド36で案内している。
【0011】図5は、プレス機械15の縦側断面図で、
フレーム16に回転支持したクランク軸30に連結した
コネクチングロッド31、スライド18、ガイドポスト
17、ガイド36の他、スライド調節モータ21とウォ
ーム軸19の位置、ケーブル26とスライド調節カウン
タ27等の位置関係を示している。スライド18の下方
には、フレーム16に固定したボルスタ37を設けてい
る。クランク軸30の後端部には、クラッチ・ブレーキ
38を有するフライホイールを設け、メインモータ40
で回転駆動する構造を有する。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ウォーム軸と平行にスライド調節モータを比
較的近距離に設け、これらの軸間をリンクとタイミング
プーリー及びタイミングベルトで連結したので、構造は
堅固であり、スライドを上死点に停止させて行うスライ
ド調節作業は精度よく行うことが出来る。また、プレス
運転中も振動を起こす恐れはなく、かつスライドのスト
ロークによりウォーム軸に発生する若干の回転は、ウォ
ームホイールの回転を固定するのでダイハイトに誤差を
生ずる恐れはなく、かつ各部のバックラッシュの範囲で
吸収出来るので、支障は起こらない。さらには、スライ
ド調節モータの軸先端の振れは、スライド調節モータの
取り付け方法で解決している。以上のように、振動の発
生による精度低下がなく、故障の恐れがない等の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるスライド要部平面図
【図2】同じく、ウォーム軸とスライド調節モータの連
結詳細平面図
【図3】同じく、側面図
【図4】同じく、クランク軸とスライドの連結部縦側断
面図
【図5】同じく、フレス機械の要部縦側断面図
【図6】同じく、スライド調節モータ取り付け部を示す
側面図
【図7】従来例の説明図
【図8】同じく、図7のA矢視図
【符号の説明】
15はプレス機械、16はフレーム、17はガイドポス
ト、18はスライド、19はウォーム軸、20はウォー
ムホイール、20Aはねじ部、21はスライド調節モー
タ、22はリンク、23、24はタイミングプーリー、
25はタイミングベルト、26はケーブル、27はスラ
イド調節カウンタ、28はバランスシリンダ、29はボ
ルト、30はクランク軸、31はコネクチングロッド、
32は調節ねじ、33はピストン、34は油圧室、35
はプランジャ、36はガイド、37はボルスタ、38は
クラッチ・ブレーキ、39はフライホイール、40はメ
インモータ、である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク軸に連結したコネクチングロッド
    とスライドとの間に設けた調節ねじと、この調節ねじと
    対応させてスライドに回転自在に、かつ上下動を規制し
    て設けたウォームホイールとを備え、ウォームホイール
    と噛み合いスライドに水平方向に向けて設けたウォーム
    軸を回転させてダイハイト調節を行うプレス機械のダイ
    ハイト調節装置において、 イ)前記ウォーム軸と軸を平行にしてフレームに固設し
    たスライド調節モータと、ロ)両端部をそれぞれ前記ス
    ライド調節モータの軸と前記ウォーム軸とに回転自在に
    連結したリンクと、 ハ)前記スライド調節モータの軸と前記ウォーム軸とに
    それぞれ固設したタイミングプーリー間を連結するタイ
    ミングベルトと、を具備することを特徴とするプレス機
    械のダイハイト調節装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記スライド調節モー
    タを前記フレームに上下2本のボルトで取り付け、軸の
    先端を水平面内で若干首振り可能としたことを特徴とす
    るプレス機械におけるダイハイト調節装置。
JP11013997A 1997-04-11 1997-04-11 プレス機械のダイハイト調節装置 Pending JPH10286700A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102350810A (zh) * 2011-09-29 2012-02-15 邓延青 一种制香机
KR101365466B1 (ko) * 2012-11-07 2014-02-20 남양기공 주식회사 프레스용 유압 실린더
CN110026519A (zh) * 2019-05-21 2019-07-19 无锡市前洲西塘锻压有限公司 一种锻压机滑块调整机构

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