JPH10285665A - 無人搬送車制御システム - Google Patents

無人搬送車制御システム

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Publication number
JPH10285665A
JPH10285665A JP9088992A JP8899297A JPH10285665A JP H10285665 A JPH10285665 A JP H10285665A JP 9088992 A JP9088992 A JP 9088992A JP 8899297 A JP8899297 A JP 8899297A JP H10285665 A JPH10285665 A JP H10285665A
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JP
Japan
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host
automatic guided
control
guided vehicle
packet
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Application number
JP9088992A
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English (en)
Inventor
Tsutae Aida
伝 相田
Takeshi Ogata
毅 小形
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP9088992A priority Critical patent/JPH10285665A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム制御所要時間以内の制御台数の増加
が図れ、かつシステムの拡張に容易に対応可能な、無線
LANを用いた無人搬送車制御システムを提供するこ
と。 【解決手段】 標準規格に準拠した無線LANを採用
し、無人搬送車A1、A2に無線LAN/PCcard
CD1、CD2を、基地局B1に無線LAN/アクセスポ
イントAP1、AP2をそれぞれ配置する。有線ネットワ
ークNWにはイーサネットを、システム制御ホストSC
Hにはパーソナルコンピュータ等を採用する。システム
制御はシステム制御ホストSCH上の制御アプリケーシ
ョンで行い、システム制御ホストSCHのシステム全体
の管理の下に所要の制御手順を実行し、所望の無人搬送
車を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線LAN(Lo
cal Area Network)を用いた無人搬送
車制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、FA(Factory Auto
mation)分野に無線技術が導入されている。応用
例として、無人搬送車制御システムがあり、ホストコン
ピュータと無人搬送車との間の制御情報通信に400M
Hz帯データ伝送用特定小電力無線通信を導入してい
る。そのシステム構成例を図12に示す。
【0003】図12において、A1及びA2は移動局
(無人搬送車)、B1及びB2は基地局であり、これら
の無線部に400MHz帯データ伝送用特定小電力の無
線モデムRMDA1、RMDA2、RMDB1、RMDB2を採
用している。Cは独自仕様の無線部コントローラ、Dは
システム制御用のシーケンサ、Eは保守用パソコンで、
有線ネットワークFにインタフェースRS232C(E
IA標準規格)を採用している。
【0004】制御手順は、問い合わせ/応答手順を採用
しており、図13に示すように1台の無人搬送車を制御
するのに手順を数回実施している。誤り訂正は実施して
おらず、通信失敗が発生すると問い合わせ1から再度、
問い合わせ/応答手順を実施している。図中の1〜nは
回数を表している。
【0005】無人搬送車の移動速度は最高1メートル毎
秒である。無人搬送車が1メートル動く間に1回は、ホ
ストによる無人搬送車の制御が必要であると仮定し、シ
ステム制御所要時間(ホストが全無人搬送車を制御し終
わる時間)は、1秒としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】400MHz帯データ
伝送用特定小電力無線の規格 (1) データ伝送速度4800bps (2) 送信時間制限(例えば、連続送信可能時間40秒、
休止時間2秒) から、このシステムは、1台の無人搬送車を制御するの
に約200ミリ秒を必要とし、システム制御所要時間
(1秒)以内での無人搬送車制御台数が5台から6台程
度の小規模無人搬送車システムとなっている。
【0007】また、無線コントローラCが独自仕様にな
っているため、汎用性が低く他の標準品との親和性が低
いシステムとなっている。
【0008】将来、無人搬送車の制御台数が10台以上
の大規模無人搬送車システムが要望されることは予想さ
れるが、上記理由により、システム拡張は難しい。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、システム制御所要時間以内の制御台数の増加が図
れ、かつシステムの拡張に容易に対応可能な、無線LA
Nを用いた無人搬送車制御システムを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線LANを
用いた無人搬送車制御システムにおいて、標準規格準拠
の無線LAN/アクセスポイント及びUDP/IPを採
用したことを特徴とする。その際、無人搬送車制御ホス
トと無線LAN/アクセスポイントの複数の組み合わせ
を用い、これらをシステム制御専用ホストで制御した
り、無人搬送車制御ホストと無線LAN/アクセスポイ
ントの複数の組み合わせを用い、複数の無人搬送車制御
ホストの一つを「メインホスト」、残りを「サブホス
ト」とし、「メインホスト」にシステム制御専用ホスト
の機能を持たせる。
【0011】本発明は、標準規格準拠の無線LAN/ア
クセスポイント及びUDP/IPを採用する、無線LA
Nを用いた無人搬送車制御システムにおいて、(a) シス
テム制御に用いられるパケットの中の、ホストから無人
搬送車へ送信されるパケットのUDPデータ領域にシス
テム制御用ヘッダを加え、(b) システム制御用ヘッダ内
で無人搬送車識別番号を複数指定し、(c) 1パケット中
に複数の無人搬送車の情報を格納し、(d) ブロードキャ
スト送信を使用し、システムヘッダ内の宛先で自局かど
うか判断し、(e) 任意の複数の無人搬送車についての情
報を1パケット内で伝送するようにパケットを構成す
る、ことを特徴とする。
【0012】本発明は、標準規格準拠の無線LAN/ア
クセスポイント及びUDP/IPを採用する、無線LA
Nを用いた無人搬送車制御システムにおいて、(a) シス
テム制御に用いられるパケットの中の、ホストから無人
搬送車へ送信されるパケットのUDPデータ領域にシス
テム制御用ヘッダを加え、(b) システム制御用ヘッダ内
で無人搬送車識別番号を複数指定し、(c) 1パケット中
に複数の無人搬送車の情報を格納し、(d) ブロードキャ
スト送信を使用し、システムヘッダ内の宛先で自局かど
うか判断し、(e) 任意の複数の無人搬送車についての情
報を1パケット内で伝送するようにパケットを構成す
る、とともに、無人搬送車制御ホストと無線LAN/ア
クセスポイントの組み合わせを複数としたことを特徴と
する無人搬送車制御システム。
【0013】また本発明は、無人搬送車制御ホストと標
準規格準拠の無線LAN/アクセスポイントの複数の組
み合わせ、並びにUDP/IPを採用する、無線LAN
を用いた無人搬送車制御システムにおいて、(a) システ
ム制御に用いられるパケットの中の、ホストから無人搬
送車へ送信されるパケットのUDPデータ領域にシステ
ム制御用ヘッダを加え、(b) システム制御用ヘッダ内で
無人搬送車識別番号を複数指定し、(c) 1パケット中に
複数の無人搬送車の情報を格納し、(d) ブロードキャス
ト送信を使用し、システムヘッダ内の宛先で自局かどう
か判断し、(e) 任意の複数の無人搬送車についての情報
を1パケット内で伝送するようにパケットを構成する、
ものであって、(f) 全てのホストが、全ての無人搬送車
の状態情報を保持し、(g) あるホストの送出したパケッ
トを、他の全てのホストにおいても解釈し、(h) 該当無
人搬送車の担当以外のホストも自機内の無人搬送車の状
態情報を更新し、(i) 各ホストがそれぞれ全無人搬送車
の状態を把握し、(j) システム制御専用ホスト/メイン
ホストと無人搬送車制御ホストの間の制御許可の諾否判
断を不要とする、とすることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図3に本発明の実施形態1
を示す。図1は全体構成、図2はソフトウェア構成、図
3は制御手順で、図2(a)は制御用ホスト側、図2
(b)は無人搬送車側のソフトウェア構成、図3(a)
は状態チェック後の命令、図3(b)は強制命令、図3
(c)は無人搬送車側からの要求の各問い合わせ/応答
手順である。
【0015】図1において、A1及びA2は移動局(無
人搬送車)、B1は基地局であり、その無線部には無線
LAN(IEEE802.11準拠)を採用し、無人搬
送車A1、A2の無線部に無線LAN/PCcardC
1、CD2を、基地局B1に無線LAN/アクセスポイ
ントAP1をそれぞれ採用している。SCHはパーソナ
ルコンピュータ等を用いたシステム制御ホストで、有線
ネットワークNWにイーサネットを採用している。PC
cardCD1、CD2は、PCMCIA(パーソナルコ
ンピュータメモリカード国際協会)規格準拠品である。
【0016】ソフトウェア構成を図2(a)(b)に示
す。即ち、制御用ホスト側ではブロックS11〜S1
5、無人搬送車側ではブロックS21〜S25によりそ
れぞれ構成する。その際、(a) システム制御ホストに実
装するオペレーティングシステムにwindows95
/windowsNT等.(b) システム制御ホストに実
装するネットワークプロトコルに、windows95
/windowsNT等に付属のUDP/IP(Use
r Datagram Protocol/Inter
net Protocol)プロトコル.(c) 無人搬送
車に実装するオペレーティングシステムに組み込み機器
用オペレーティングシステム等.(d) 無人搬送車に実装
するネットワークプロトコルに組み込み機器用UDP/
IPプロトコル.を採用する。
【0017】なお、ハードウェア及びソフトウェア共
に、汎用品で組み合わせることが可能である。
【0018】システム制御は、システム制御ホストSC
H上の制御アプリケーションで行うようにする。通常、
システム制御ホストSCHがシステム全体を管理してお
り、全ての処理はシステム制御ホストSCHから開始さ
れる。但し、無人搬送車A1、A2、…の移動ルート内
には交差点も存在するため、交差点における無人搬送車
の制御は、無人搬送車A1、A2、…が交差点進入の合
図をホストSCHに送信して開始される。この処理は、
他の処理と比較して最もプライオリティが高い処理とす
る。
【0019】制御手順の種類には以下のものがある。
【0020】(a) ホストが無人搬送車の状態をチェック
し終わってから命令を出す(図3(a)).(b) ホスト
が無人搬送車に対して強制的に命令を出す(図3
(b)).(c) 無人搬送車が次の命令をホストに問い合
わせる(図3(c)).上記制御手順で1台の無人搬送
車の制御に要する時間を測定したところ、85ミリ秒か
ら100ミリ秒であって、システム制御所要時間(1
秒)以内に10台は制御可能という結果が得られた。
【0021】現在の無線LAN/アクセスポイントは、
1台に付き半径50メートルのエリアをカバーすると言
われている。これ以上大きなエリアを必要とするシステ
ムの場合は、無線LAN/アクセスポイントを複数台用
いることで対応可能である。次に、最大制御台数が11
台以上の場合を図4(実施形態2)、図5(実施形態
3)に基づいて説明する。
【0022】図4に示す実施形態2では、無人搬送車制
御ホストと無線LAN/アクセスポイントの組み合わせ
(最大制御台数10台)を複数、例えばシステム要求仕
様が最大制御台数20台の場合は組み合わせ数を2と
し、基地局B1に無線LAN/アクセスポイントAP1
を、基地局B2に無線LAN/アクセスポイントAP2
をそれぞれ設置して、2台の無人搬送車制御ホストVC
H1、VCH2とはイーサネットNWにより接続するよ
うにしている。両無人搬送車制御ホストVCH1、VC
H2には制御すべき無人搬送車、例えば無人搬送車制御
ホストVCH1には無人搬送車A1から無人搬送車A1
0までを割り当て、無人搬送車制御ホストVCH2には
無人搬送車A11から無人搬送車A20までを割り当て
る。また、各無人搬送車制御ホストVCH1、VCH2
に対して無線LAN/アクセスポイントAP1、AP2
割り当てる。そして、システム全体を制御するためにシ
ステム制御専用ホストSCHを用いている。システム制
御専用ホストSCHは、各無人搬送車制御ホストの状態
及び各無人搬送車の状態(位置情報など)を取得、保持
する。なお、無人搬送車A1〜A20の無線部には、上
述の実施形態1と同様に無線LAN/PCcardCD
1〜CD20を採用している。
【0023】制御手順は、無人搬送車制御ホストVCH
1が無人搬送車A1に対して制御を実行したい場合、
(a) 無人搬送車制御ホストVCH1は、システム制御専
用ホストSCHに「無人搬送車A1制御許可」要求、
(b) システム制御専用ホストSCHは、無人搬送車制御
ホストVCH1に「無人搬送車A1制御許可」応答、
(c) 無人搬送車制御ホストVCH1は、アクセスポイン
トAP1を介して無人搬送車A1に命令送出、(d) 無人
搬送車A1は、アクセスポイントAP1を介して無人搬
送車制御ホストVCH1に応答、となる。
【0024】無人搬送車制御ホストVCH2が無人搬送
車A20に対して制御を実行したい場合、(a) 無人搬送
車制御ホストVCH2は、システム制御専用ホストSC
Hに「無人搬送車A20制御許可」要求、(b) システム
制御専用ホストSCHは、無人搬送車制御ホストVCH
2に「無人搬送車A20制御許可」応答、(c) 無人搬送
車制御ホストVCH2は、アクセスポイントAP2を介
して無人搬送車A20に命令送出、(d) 無人搬送車A2
0は、アクセスポイントAP2を介して無人搬送車制御
ホストVCH2に応答、となる。
【0025】各無人搬送車制御ホストVCH1、VCH
2は、システム制御専用ホストSCHから許可を得られ
ない場合、手順を終了するか、再度要求を行う。
【0026】図5に示す実施形態3では、複数ある無人
搬送車制御ホストの一つを「メインホストVCHM」、
残りを「サブホストVCHS」とし、システム制御専用
ホストは省いている。メインホストVCHMには、上記
実施形態のシステム制御専用ホストの機能を持たせてい
る。この外は、実施形態2と同じ構成となる。
【0027】この実施形態3においては、最大制御台数
が10台以下の場合はメインホストVCHMのみで対応
し、最大制御台数が11台以上の場合にはメインホスト
VCHMとサブホストVCHSを用いる。サブホストVC
Sは、メインホストVCHMの許可を得てから各無人搬
送車A1〜A20に命令する。
【0028】例えば、メインホストVCHMが無人搬送
車A1に対して制御を実行したい場合、(a) メインホス
トVCHMは、アクセスポイントAP1を介して無人搬送
車A1に命令送出、(b) 無人搬送車A1は、アクセスポ
イントAP1を介してメインホストVCHMに応答、とな
る。
【0029】サブホストVCHSが無人搬送車A20に
対して制御を実行したい場合、(a) サブホストVCHS
は、メインホストVCHMに「無人搬送車A20制御許
可」要求、(b) メインホストVCHMは、サブホストV
CHSに「無人搬送車A20制御許可」応答、(c) サブ
ホストVCHSは、アクセスポイントAP2を介して無人
搬送車A20に命令送出、(d) 無人搬送車A20は、ア
クセスポイントAP2を介してサブホストVCHSに応
答、となる。
【0030】各サブホストVCHSは、メインホストV
CHMから許可を得られない場合、手順を終了するか、
再度要求を行う。
【0031】上述の各実施形態では、システム構成に標
準規格IEEE802.11に準拠した無線LANを採
用するとともに、ネットワークプロトコルにUDP/I
Pを採用することにより、システム制御所要時間(1
秒)以内での無人搬送車制御台数の増加を図っている。
また、無人搬送車制御ホストと無線LAN/アクセスポ
イントの組み合わせを複数とすることにより、システム
の拡張に容易に対応可能としている。更に、その際、複
数の無人搬送車制御ホストの一つをメインホスト、残り
をサブホストとし、メインホストにシステム制御専用ホ
ストの機能を持たせることにより、コストの低減を図っ
ている。
【0032】このように、無人搬送車制御ホストと無線
LAN/アクセスポイントの組み合わせ数を増加させる
ことにより、システム拡張(最大制御台数の増加)に対
処すると、システム規模が大きくなり、コストアップが
避けられない。
【0033】この点の改善策として、システム制御に用
いられるUDP/IPパケットの中の、ホストから無人
搬送車へ送信されるパケットの構成に工夫を施すことが
考えられる。その例を図6〜図9(実施形態4)、図1
0及び図11(実施形態5)にそれぞれ示す。
【0034】実施形態4は、システム制御に用いられる
パケットの中の、ホストから無人搬送車へ送信されるパ
ケットに新たに制御用ヘッダを加え、複数の無人搬送車
用のデータを1つのパケットに収め、ブロードキャスト
送信(UDP/IPプロトコルにおいて、宛先を指定し
ないで行う送信方法であって、ネットワークにつながっ
ている全ての局が受信する)することで、送信パケット
量を減少させるパケット構成としている。これにより、
同じシステム構成のまま、ホスト1台当たりの無人搬送
車の制御台数を増加させることが可能となる。
【0035】図6にパケット構成を示す。(a)はRF
Cで規定されているUDP/IPパケット構成、(b)
は本実施形態4のパケット構成である。UDP/IPパ
ケットは、物理層ヘッダ、IPヘッダ、UDPヘッダ、
UDPデータ領域、CRC(Cyclic Redun
dancy Check)を順次連ねた構成としてい
る。このパケットのUDPデータ領域の先頭に、新規に
システム制御用ヘッダ(以降、システムヘッダと称す
る)を配置したのが本実施形態4のパケット構成であ
る。そのUDPデータ領域の細部構成を図7に示す。図
示例は、制御台数10台の場合である。
【0036】システムヘッダでは、管理情報α、無人搬
送車の台数β、複数の無人搬送車の識別番号γ、無人搬
送車1台に割り当てるデータ領域の大きさδを指定す
る。管理情報αには、ホストから無人搬送車へのパケッ
トであることを情報として指定する。システムヘッダ以
外の残りのデータ領域(無人搬送車用データ領域)εは
複数に分割し、システムヘッダで指定した複数の無人搬
送車用のデータをそれぞれ格納する。
【0037】物理層ヘッダ、IPヘッダ内の送信先アド
レスには、ネットワーク内の全ての無人搬送車がホスト
からのパケットを受信するようにするため、ブロードキ
ャスト送信を指定する。各無人搬送車では、システムヘ
ッダ内の無人搬送車識別番号γを検査し、自分宛のデー
タが含まれているかどうかを判断する。含まれていれば
そのデータを解釈し、含まれていなければパケットを棄
却する。
【0038】例として、制御台数が10台のシステムを
仮定しており、ホストは1台で制御可能である。図7に
示すUDPデータ領域のパケット構成は、ホストから全
ての無人搬送車に対し図8の制御シーケンス(問い合わ
せ/応答手順)で命令を出す場合に指定される。
【0039】1台の無人搬送車を制御する従来のシーケ
ンスにおける所要時間は、前述したように85ミリ秒か
ら100ミリ秒である。そこで、1パケット送出の所要
時間を50ミリ秒と仮定する。この場合、10台の無人
搬送車を制御するのに1000ミリ秒(=1秒)必要で
ある(図9(a))。
【0040】これに対し、本実施形態4のパケットを使
用した場合は、図9(b)のようなシーケンスとなって
パケット送出数が減少するため、所要時間は550ミリ
秒で済む。無人搬送車の制御台数を増加させてもホスト
が送出するパケット数は変わらないため、システム制御
所要時間(1秒)に対する余裕時間だけ制御台数を増加
させることができる。今回のシーケンス例では19台ま
で制御可能な計算になるが、一般に制御可能な台数は使
用シーケンスに依存する。
【0041】なお、制御台数が多く、無人搬送車制御ホ
ストと無線LAN/アクセスポイントの組み合わせを複
数としたシステム構成の場合においても、本パケット構
成を使用することにより、ホストが1台のシステムの場
合と同様にパケット送出数を減少させることができ、同
じシステム構成で無人搬送車の制御台数を増加させるこ
とができる。
【0042】ところで、制御台数が11台以上の場合、
複数台の無人搬送車制御ホストと無線LANの組み合わ
せの他に、システム制御専用ホストを用意したシステム
構成を前述したが、その実施形態では、ホストが自分の
管理する無人搬送車に対して制御する場合でも、予めシ
ステム制御専用ホスト/メインホストにその無人搬送車
に対する「制御許可」要求を行い、その無人搬送車に対
する「制御許可」応答を得た後で命令を送出する。その
ために、制御許可を得るシーケンスがオーバーヘッドと
なって、パケット送出数が増加してしまい、システム制
御所要時間内に制御可能な無人搬送車台数を減少させる
こともある。
【0043】この改善策を実施形態5として提示する。
この実施形態5は、ホストが無人搬送車に対してパケッ
トを送信する際、ブロードキャスト送信を行うため、他
のホストにおいても受信できる、という点を利用してお
り、(a) 全てのホストが、全ての無人搬送車の状態(位
置情報など)を保持し、(b) あるホストの送出したパケ
ットは、他の全てのホストにおいても解釈し、(c) 担当
ホスト以外のホストも自機内の無人搬送車の状態情報を
更新することにより、全無人搬送車の状態を把握する、
ことで、システム全体を制御するためのシステム制御専
用ホスト/メインホストと、制御許可を得るシーケンス
を不要とする。これにより、制御可能台数の維持とコス
トダウンを図る。
【0044】システム構成は、「メインホスト」、「サ
ブホスト」の区別を無くした以外は図5と同じであり、
説明には図5を参照する。
【0045】例えば、システム要求仕様が最大制御台数
20台の場合、一方の制御ホストVCH1に無人搬送車
A1から無人搬送車A10までを割り当て、他方の制御
ホストVCH2に無人搬送車A11から無人搬送車A2
0までを割り当てる。また、各ホストVCH1、VCH
2に対して無線LAN/アクセスポイントAP1、AP2
を割り当てる。
【0046】制御手順は、ホストVCH1が無人搬送車
A1に対して制御を実行したい場合、(a) ホストVCH
1は、アクセスポイントAP1を介して無人搬送車A1
に命令送出、(b) 同じパケットをホストVCH2も受信
し、無人搬送車A1の状態情報を更新、(c) 無人搬送車
A1は、アクセスポイントAP1を介して無人搬送車制
御ホストVCH1に応答、となる。従来のシーケンスと
の比較を図10(a)(b)に示す。
【0047】ホストVCH1が無人搬送車A1とA5、
ホストVCH2が無人搬送車A15とA20に対して制
御を実行したい場合、(a) ホストVCH1は、アクセス
ポイントAP1を介して1つのパケットで無人搬送車A
1とA5に命令送出、(b) 同じパケットをホストVCH
2も受信し、無人搬送車A1とA5の状態情報を同時に
更新、(c) 無人搬送車A1は、アクセスポイントAP1
を介してホストSCH1に応答、(d) 無人搬送車A5
は、アクセスポイントAP1を介してホストSCH1に
応答、(e) ホストVCH2は、アクセスポイントAP2
を介して1つのパケットで無人搬送車A15とA20に
命令送出、(f) 同じパケットをホストVCH1も受信
し、無人搬送車A15とA20の状態情報を同時に更
新、(g) 無人搬送車A15は、アクセスポイントAP2
を介してホストSCH2に応答、(h) 無人搬送車A20
は、アクセスポイントAP2を介してホストSCH2に
応答、となる。従来のシーケンスとの比較を図11
(a)(b)に示す。
【0048】
【発明の効果】本発明の効果を以下に列挙する。
【0049】(1) 無線LAN(IEEE802.11準
拠)及びUDP/IPを採用したことにより、システム
制御所要時間(1秒)以内での無人搬送車制御台数の増
加が可能となる.(2) 無線LAN(IEEE802.1
1準拠)及びUDP/IPを採用したことにより、シス
テムの拡張を容易に行い得る.(3) システムエリアの拡
大には、無線LAN/アクセスポイントを複数台用いる
ことで対応可能である.(4) 無人搬送車制御ホストを複
数用い、それをシステム制御専用ホストで制御すること
により、より大規模なシステムに対応可能となる.(5)
無人搬送車制御ホストの一つを「メインホスト」とし、
他の「サブホスト」を監視することにより、システム制
御専用ホストを採用した場合と同等の制御が可能とな
る.(6) ホストから無人搬送車へ送信されるパケットに
新たにシステム制御用ヘッダを加え、1パケットで複数
の無人搬送車用のデータを送れるようにしたことによ
り、(6a) 送信パケット量を減少させ、制御所要時間を
減少させることが可能となり、(6b) 同じシステム構成
のままで、ホスト1台当たりの制御可能台数を増加させ
ることが可能となり、(6c) システム規模とコストの増
加を抑制できる.(7) 全てのホストが、全ての無人搬送
車の状態(位置情報など)を保持し、あるホストの送出
したパケットを他の全てのホストにおいても解釈し、担
当ホスト以外のホストも自機内の無人搬送車の状態情報
を更新することにより、(7a) システム全体を制御する
ためのシステム制御専用ホスト/メインホストと、制御
許可を得るシーケンスが不要となり、(7b) ホスト1台
当たりの制御可能台数の維持とコストの低減が図れる.
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示すシステム構成全体
図。
【図2】実施形態1のソフトウェア構成で、(a)は制
御用ホスト側、(b)は無人搬送車側。
【図3】実施形態1の問い合わせ/応答手順例で、
(a)は状態チェック後、命令を出す時、(b)は強制
命令時、(c)は無人搬送車から命令要求を出す時。
【図4】本発明の実施形態2を示すシステム構成全体
図。
【図5】本発明の実施形態3を示すシステム構成全体
図。
【図6】ホストから無人搬送車へ送信されるシステム制
御用のパケットの構成説明図で、(a)はRFCで規定
されているUDP/IPパケット、(b)は本発明の実
施形態4のパケット。
【図7】実施形態4のパケットのUDPデータ領域の細
部を示す構成説明図。
【図8】実施形態4の問い合わせ/応答手順例(制御シ
ーケンス)。
【図9】制御台数10台の場合の制御シーケンス図で、
(a)は従来のシーケンス、(b)は実施形態4のパケ
ットを使用したシーケンス。
【図10】制御台数20台の場合の制御シーケンス例
(1)のシーケンス図で、(a)は制御許可の要求、応
答を必要とする従来システムでのシーケンス、(b)は
本発明の実施形態5でのシーケンス。
【図11】制御台数20台の場合の制御シーケンス例
(2)のシーケンス図で、(a)は制御許可の要求、応
答を必要とする従来システムでのシーケンス、(b)は
本発明の実施形態5でのシーケンス。
【図12】従来例を示すシステム構成全体図。
【図13】従来例の問い合わせ/応答手順例。
【符号の説明】
A1〜A20…無人搬送車 B1、B2…基地局 SCH…システム制御ホスト VCH1、VCH2…無人搬送車制御ホスト VCHM…無人搬送車制御メインホスト VCHS…無人搬送車制御サブホスト AP1、AP2…アクセスポイント CD1〜CD20…PCcard NW…イーサネット α…送信パケットのUDPデータ領域内の管理情報 β…送信パケットのUDPデータ領域内の無人搬送車指
定台数 γ…送信パケットのUDPデータ領域内の無人搬送車識
別番号 δ…送信パケットのUDPデータ領域内の無人搬送車1
台当たりのデータ領域サイズ ε…各無人搬送車用データ領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線LANを用いた無人搬送車制御シス
    テムにおいて、標準規格準拠の無線LAN/アクセスポ
    イント及びUDP/IPを採用したことを特徴とする無
    人搬送車制御システム。
  2. 【請求項2】 無人搬送車制御ホストと無線LAN/ア
    クセスポイントの複数の組み合わせを用い、これらをシ
    ステム制御専用ホストで制御することを特徴とする請求
    項1に記載の無人搬送車制御システム。
  3. 【請求項3】 無人搬送車制御ホストと無線LAN/ア
    クセスポイントの複数の組み合わせを用い、複数の無人
    搬送車制御ホストの一つを「メインホスト」、残りを
    「サブホスト」とし、「メインホスト」にシステム制御
    専用ホストの機能を持たせたことを特徴とする請求項1
    に記載の無人搬送車制御システム。
  4. 【請求項4】 標準規格準拠の無線LAN/アクセスポ
    イント及びUDP/IPを採用する、無線LANを用い
    た無人搬送車制御システムにおいて、 (a) システム制御に用いられるパケットの中の、ホスト
    から無人搬送車へ送信されるパケットのUDPデータ領
    域にシステム制御用ヘッダを加え、 (b) システム制御用ヘッダ内で無人搬送車識別番号を複
    数指定し、 (c) 1パケット中に複数の無人搬送車の情報を格納し、 (d) ブロードキャスト送信を使用し、システムヘッダ内
    の宛先で自局かどうか判断し、 (e) 任意の複数の無人搬送車についての情報を1パケッ
    ト内で伝送するようにパケットを構成する、ことを特徴
    とする無人搬送車制御システム。
  5. 【請求項5】 標準規格準拠の無線LAN/アクセスポ
    イント及びUDP/IPを採用する、無線LANを用い
    た無人搬送車制御システムにおいて、 (a) システム制御に用いられるパケットの中の、ホスト
    から無人搬送車へ送信されるパケットのUDPデータ領
    域にシステム制御用ヘッダを加え、 (b) システム制御用ヘッダ内で無人搬送車識別番号を複
    数指定し、 (c) 1パケット中に複数の無人搬送車の情報を格納し、 (d) ブロードキャスト送信を使用し、システムヘッダ内
    の宛先で自局かどうか判断し、 (e) 任意の複数の無人搬送車についての情報を1パケッ
    ト内で伝送するようにパケットを構成する、とともに、
    無人搬送車制御ホストと無線LAN/アクセスポイント
    の組み合わせを複数としたことを特徴とする無人搬送車
    制御システム。
  6. 【請求項6】 無人搬送車制御ホストと標準規格準拠の
    無線LAN/アクセスポイントの複数の組み合わせ、並
    びにUDP/IPを採用する、無線LANを用いた無人
    搬送車制御システムにおいて、 (a) システム制御に用いられるパケットの中の、ホスト
    から無人搬送車へ送信されるパケットのUDPデータ領
    域にシステム制御用ヘッダを加え、 (b) システム制御用ヘッダ内で無人搬送車識別番号を複
    数指定し、 (c) 1パケット中に複数の無人搬送車の情報を格納し、 (d) ブロードキャスト送信を使用し、システムヘッダ内
    の宛先で自局かどうか判断し、 (e) 任意の複数の無人搬送車についての情報を1パケッ
    ト内で伝送するようにパケットを構成する、ものであっ
    て、 (f) 全てのホストが、全ての無人搬送車の状態情報を保
    持し、 (g) あるホストの送出したパケットを、他の全てのホス
    トにおいても解釈し、 (h) 該当無人搬送車の担当以外のホストも自機内の無人
    搬送車の状態情報を更新し、 (i) 各ホストがそれぞれ全無人搬送車の状態を把握し、 (j) システム制御専用ホスト/メインホストと無人搬送
    車制御ホストの間の制御許可の諾否判断を不要とする、
    とすることを特徴とする無人搬送車制御システム。
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