JPH1028415A - 育苗容器による播種育苗方法における施肥方法および播種施肥装置 - Google Patents

育苗容器による播種育苗方法における施肥方法および播種施肥装置

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JPH1028415A
JPH1028415A JP10277797A JP10277797A JPH1028415A JP H1028415 A JPH1028415 A JP H1028415A JP 10277797 A JP10277797 A JP 10277797A JP 10277797 A JP10277797 A JP 10277797A JP H1028415 A JPH1028415 A JP H1028415A
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JP
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fertilizer
soil
seedling
container
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JP10277797A
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Sadao Suzuki
貞夫 鈴木
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Suzutec Co Ltd
Original Assignee
Suzutec Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 追肥作業の軽減、肥料コストの削減、苗の成
育の良好化。 【構成】 移送中の育苗容器1に上方から床土5を供給
し、床土5の上面に種子6を供給し、該種子6の上面に
覆土7を供給して播種し、前記育苗容器1内にて育苗
し、その後一定期間育苗して圃場に移植する播種育苗方
法において、前記床土5には肥料成分の溶出時期および
溶出量を調節し得る肥効調節型肥料塊10を混在させた
育苗容器による播種育苗方法における施肥方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水稲、野菜(花、植
木)等の苗を育苗する容器への播種に際して施肥する施
肥方法および播種施肥装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の、移送中の育苗容器に上方から
床土を供給し、床土の上面に種子を供給し、該種子の上
面に覆土を供給して播種し、前記育苗容器内にて育苗
し、その後一定期間育苗して圃場に移植する播種育苗方
法は公知である。また、育苗容器を移送し得る移送手段
を有し、前記育苗容器の移送方向に長く形成し、所定間
隔を置いて設けた支脚により床上に載置される移送台を
構成し、該移送台の上方位置には、床土供給装置と、種
子供給装置と、覆土供給装置とを設けた播種装置も公知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、単に播
種した後、育苗し、水稲の場合は、田植機で水田圃場に
移植するから、その後に、追肥する点に課題がある。即
ち、追肥作業そのものが面倒であること、肥料を表面散
布するので肥効が十分でなく、多量散布となり、また、
流出量が多く、肥料コストが高く、また、周辺環境を悪
化させる等の課題がある。また、野菜、花卉の苗の育苗
においても同様の課題がある。
【0004】
【発明の目的】追肥作業の軽減、肥料コストの削減、苗
の成育の良好化。
【0005】
【課題を解決するための手段】
【0006】本発明は、移送中の育苗容器1に上方から
床土5を供給し、床土5の上面に種子6を供給し、該種
子6の上面に覆土7を供給して播種し、前記育苗容器1
内にて育苗し、その後一定期間育苗して圃場に移植する
播種育苗方法において、前記床土5には肥料成分の溶出
時期および溶出量を調節し得る肥効調節型肥料塊10を
混在させた育苗容器による播種育苗方法における施肥方
法としたものである。本発明は、移送中の育苗容器1に
上方から床土5を供給し、床土5の上面に種子6を供給
し、該種子6の上面に覆土7を供給して播種し、前記育
苗容器1内にて育苗し、その後一定期間育苗して圃場に
移植する播種育苗方法において、移送中の前記育苗容器
1に上方から肥効調節型肥料塊10を供給する育苗容器
による播種育苗方法における施肥方法としたものであ
る。本発明は、前記床土5は、複数層になるように複数
回に分けて供給し、各床土5層の間に前記肥効調節型肥
料塊10を供給し、その後種子6を供給し、該種子6の
上面に覆土7を供給して播種する育苗容器による播種育
苗方法における施肥方法としたものである。本発明は、
育苗容器1を移送し得る移送手段を有し前記育苗容器1
の移送方向に長く形成し床上に載置される移送台15の
上方位置に、上部に設けた供給ホッパー19と供給ホッ
パー19の下方に設けた繰出ベルト20とを有する床土
供給装置18と、少なくとも上部の供給ホッパー61と
該供給ホッパー61の下方の種子繰出部62を設けた種
子供給装置60と、少なくとも上部の供給ホッパー65
と該供給ホッパー65の下方の覆土繰出ベルト66を設
けた覆土供給装置64とを設け、前記床土供給装置18
の前記育苗容器1の移送方向下手側または種子供給装置
60の前記育苗容器1の移送方向下手側には、上部に肥
料貯留ホッパー71を設け、肥料貯留ホッパー71の下
部に左右方向で外周面に繰出凹部73を形成した肥料繰
出ロール72を設けた播種施肥装置としたものである。
本発明は、育苗容器1を移送し得る移送手段を有し前記
育苗容器1の移送方向に長く形成し床上に載置される移
送台15の上方位置に、上部に設けた供給ホッパー19
と供給ホッパー19の下方に設けた繰出ベルト20とを
有する床土供給装置18を、育苗容器1の移送方向に対
して所定間隔を置いて前後に二つ直列的に配置し、前記
後側床土供給装置18と前側床土供給装置18の間の前
記移送台15に、上部に肥料貯留ホッパー71を設け、
肥料貯留ホッパー71の下部に左右方向で外周面に繰出
凹部73を形成した肥料繰出ロール72を設け、前記前
側床土供給装置18の移送方向下手側には、少なくとも
上部の供給ホッパー61と該供給ホッパー61の下方の
種子繰出部62を設けた種子供給装置60と、少なくと
も上部の供給ホッパー65と該供給ホッパー65の下方
の覆土繰出ベルト66を設けた覆土供給装置64とを設
けた播種施肥装置としたものである。本発明は、前記床
土供給装置18の前記育苗容器1の移送方向下手側に
は、育苗容器1に供給された床土5の上面を所定深さに
なるように除去均平する回転均平ブラシ21を設け、回
転均平ブラシ21の下手側には該回転均平ブラシ21に
より除去できない後壁28および前壁29の隅部の床土
を押圧する隅部押圧装置30を設けた育苗容器による播
種施肥装置としたものである。
【0006】
【実施例】本発明の方法を実施し得る装置の例を図によ
り説明すると、1はナス、トマト等の野菜や花あるいは
水稲等の苗を育苗する育苗容器であり、図1では、水稲
苗に用いられる育苗箱と呼ばれるものを示し、排水用の
透孔2を有する平面視長四角形状の底板3の周囲に上方
に起立する周壁4を設けて所謂引き出し形状に形成した
ものである。育苗容器1には、床土5を供給し、床土5
の上面に種子6を播種し、種子6の上方に薄く覆土7を
被せて播種が完了するが(土の供給を基準としているの
で、灌水等は省略している)、播種完了時の育苗容器1
内に肥効調節型肥料塊10を混在させる。肥効調節型肥
料塊10は公知のものであり、所定の大きさの肥料塊の
表面をコーティングする等の手段により、肥料成分の溶
出を遅らせ、長期間肥効を維持するものや、また、所定
の雰囲気温度になると、肥料成分が溶出する等、肥料成
分の溶出時期および溶出量を調節し得るものをいう。
【0007】しかして、図1の第1実施例では、前記床
土5内に肥効調節型肥料塊10を予め混在させ、育苗容
器1に床土5を供給し、該床土5の表面を均平し、次い
で、前記育苗容器1の前後の内壁の隅の隅土を均平ある
いは除去し、次に灌水または播種し、次に播種または灌
水し、次に覆土を供給して播種作業を完了する。そし
て、実施例では、前記肥効調節型肥料塊10を所定の雰
囲気温度になると肥料成分が溶出するものを使用し、無
加温状態で、発芽させて育苗し、圃場に移植する。前記
播種方法を実施し得る装置について説明すると、15は
前記育苗容器1を移送する移送台であり、移送方向に長
く形成し、所定間隔を置いて設けた支脚16により床上
に載置される。移送台15には、育苗容器1を移送する
移送ローラー17を設けているが、育苗容器1を移送で
きればよいので移送ベルトでもよい。前記移送台15の
始端部上方位置には、床土供給装置18を設ける。床土
供給装置18は、少なくとも上部に供給ホッパー19を
設け、供給ホッパー19の下方に繰出ベルト20を設け
て構成する。
【0008】前記床土供給装置18の前側(下手側)の
移送台15には、回転均平ブラシ21を設ける。回転均
平ブラシ21の一例を図4に示すと、その両端をアーム
22の先端に軸着し、アーム22の基部を前記移送台1
5に回動自在に取付け、前記回転均平ブラシ21の一端
に回転を伝達して駆動回転させる。23は回転均平ブラ
シ21の高さ調節装置であり、係合軸24を他の係合溝
25に係合させることで大きく調節し、螺子26で前記
係合溝25を上下させて微調節する。前記移送台15に
は、育苗容器1の移送方向後側の後壁28および前壁2
9の隅部の床土を押圧する隅部押圧装置30を設ける。
隅部押圧装置30の一例を図5に示すと、隅部押圧装置
30は後壁28の隅部を押圧する後壁隅部押圧装置31
と前壁29の隅部の床土を押圧する前壁隅部押圧装置3
2とにより構成する。前記移送台15にフレーム33を
固定し、フレーム33には前記後壁隅部押圧装置31の
回動枠体34の上部を取付軸35により軸着し、回動枠
体34の下部に下部取付軸27を軸装し、下部取付軸2
7に回転部材36の上部を回転自在に軸着する。回転部
材36の前面下端には後壁隅部押圧体37を取付ける。
前記回転部材36と回動枠体34との間には牽引バネ3
8を設ける。フレーム33には回動枠体34の前側上部
39に当接する深さ調節ボルト40を螺合させ、また、
回動枠体34の中間部が当接する高さ調節具41を設け
る。
【0009】したがって、育苗容器1の前進により後壁
隅部押圧体37は後壁28の前面(内面)に当接し、回
動枠体34は取付軸35を中心に下方回動し、後壁隅部
押圧体37は床土に向かって下降し、回動枠体34が深
さ調節ボルト40に当接すると、後壁28の隅土を最大
に押圧して平坦にし、次に、回動枠体34の下方回動が
停止しても、後壁隅部押圧体37のみが育苗容器1によ
り前進し、回転部材36が下部取付軸27を中心に上方
回動させ、後壁28が後壁隅部押圧体37の下方を通過
する。なお、前壁29は後壁28を乗越えるのと同一の
作用によって乗り越える。しかして、前記前壁隅部押圧
装置32は、左右一対のアーム42を軸により軸43に
より軸着し、アーム42の上部に前後移動取付体44の
中間部を軸により軸着45する。前後移動取付体44の
前端部にはそれぞれ前壁隅部押圧体46を取付ける。前
記前後移動取付体44の後部にはガイド孔47を形成
し、ガイド孔47にはフレーム33に設けた規制突起4
8を係合させる。前壁隅部押圧装置32は、ガイド孔4
7と規制突起48の係合により平行リンクのように、前
壁隅部押圧体46が前進しながら下降するように構成し
て育苗容器1の前壁29の隅部を押圧する。
【0010】隅部押圧装置30の下手側には、灌水装置
50を設ける。灌水装置50は、移送台15の上方位置
に下面側に多数の灌水孔52を形成した灌水パイプ51
を取付ける。灌水パイプ51の一端には止栓53を取付
け、他端には接続パイプ54を取付け、接続パイプ54
には水量を計る水圧計(水量計)55を取付ける。56
は開閉バルブ、57は水道あるいは貯水タンク等の水源
からの送水パイプ、58は吸入ユニット、59は肥料溶
液または薬剤溶液のタンクである。前記灌水装置50の
下手側には、種子供給装置60を設ける(図3)。種子
供給装置60は少なくとも上部に供給ホッパー61を設
け、供給ホッパー61の下方に種子繰出部62を設けれ
ば良い。
【0011】前記種子供給装置60の下手側には、覆土
供給装置64を設ける(図3)。覆土供給装置64も供
給ホッパー65の下方に覆土繰出ベルト66を設ければ
良い。しかして、図9〜図12は、第2実施例を示し、
種子6を播種した後に施肥装置70により前記肥効調節
型肥料塊10を散布し、施肥後覆土する。前記施肥装置
70は上部に肥料貯留ホッパー71を設け、肥料貯留ホ
ッパー71の下部に左右方向の肥料繰出ロール72を設
ける。肥料繰出ロール72の外周面には肥料繰出ロール
72の母線方向と平行な横溝形状または2〜3粒の肥料
粒が嵌合し得る繰出凹部73を複数形成する。74は肥
料繰出ロール72の上面側に接触する振動板であり、先
端に突起75を設け、突起75が前記繰出凹部73に出
入りすることで上下に振動し、肥効調節型肥料塊10の
ブリッジ発生を防止する。76は前記肥料繰出ロール7
2の外周面に摺接する摺接ブラシであり、肥料繰出ロー
ル72に対して遠近移動する移動軸77の先端に設け
る。78はダイヤル、79は肥料貯留ホッパー71およ
び肥料繰出ロール72を設けたフレーム79であり、フ
レーム79を移送台15に固定する。
【0012】また、図13〜図15は、第3実施例を示
し、床土5を供給した後で種子6を播種する前に施肥装
置70により施肥する構成であり、肥効調節型肥料塊1
0の表面流動を防止し、また、灌水による流失を防止し
たものである。また、肥効調節型肥料塊10は、樹脂の
ような材質でコーティングしたものであると、撥水性が
高く水が浸透しにくいこともあり、施肥する前に灌水す
ることもある(図15)。しかして、図16〜図18は
第4実施例を示し、前記床土5を複数回に分けて供給
し、その間に前記肥効調節型肥料塊10を供給し、その
後種子6を供給し、該種子6の上面に覆土7を供給して
播種するものであり、図示したものは、前記床土供給装
置18の前側にもうひとつ床土供給装置18を設け、床
土供給装置18と床土供給装置18の間に施肥装置70
を設け、下側床土床土5層と上側床土床土5層の間に肥
効調節型肥料塊10を供給したものである。
【0013】
【作用】次に作用を述べる。床土供給装置18の供給ホ
ッパー19に、予め肥効調節型肥料塊10を混在させた
床土5を供給し、この状態で育苗容器1を移送台15に
供給すると、床土供給装置18の下方を通過するときに
肥効調節型肥料塊10の混在した床土5の供給を受け、
次に、余分な土を回転均平ブラシ21により掻きとって
均平し、床土5の供給を終了する。そして、回転均平ブ
ラシ21は育苗容器1の前壁29および後壁28の内側
の土を掻き出せないので、円弧状に隅土が残るが、これ
を隅部押圧装置30により除去する。したがって、種子
6や肥効調節型肥料塊10が移動するのを防止して隅に
集まるのを防止する。
【0014】次に、育苗容器1は灌水装置50の下方に
至り、灌水パイプ51の灌水孔52から灌水され、種子
供給装置60の下方で種子6の供給を受け、覆土供給装
置64の下方で種子6の上方に薄く覆土7を被せられ、
播種が完了する。この場合、床土5には肥料成分の溶出
時期および溶出量を調節し得る肥効調節型肥料塊10を
混在させているから、育苗した苗を移植した後の追肥が
少なくて済み、追肥作業を軽減させ、肥料コストを削減
する。また、特に、水稲の種籾の播種では、育苗容器1
にて育苗し、これを田植機により圃場に移植するが、床
土5に肥効調節型肥料塊10を混在させているので、通
常の田植機であっても苗移植と同時に施肥ができ、追肥
作業を大幅に省略でき、作業の軽減、肥料コストの削減
を図れる。また、肥効調節型肥料塊10を床土5に混在
させているため、圃場において表面散布するのに比し流
出することがなく、水質等の環境保全効果が高く、ま
た、肥料吸収が確実で、この点からも全体の施肥量を削
減でき、肥料コストの削減を図れる。特に、被覆尿素に
よる窒素を主成分とし、地温25℃で約30日間の溶出
は極小で、その後約70日間以上溶出する肥効調節型肥
料塊10を使用すると、苗の側条の深部に行う側条施肥
が困難な不耘起移植圃場における栽培でも、成育を良好
にする。
【0015】即ち、肥料散布後耘起する耘起圃場では、
苗の根が張る全層に肥料があるが、不耘起移植圃では表
面に肥料を散布するため、土の全層に肥料は存在せず、
また、不耘起圃場では、苗の側条の深部に行う側条施肥
も困難ため、成育が良好でなかったが、本発明は、苗を
移植する時に、苗の成育に必要な肥料を苗と共に圃場に
移植するから、追肥作業の省略、作業の軽減、肥料コス
トの削減、肥料流出の防止、水質等の環境保全を図れ
る。また、単なる窒素肥料に比し、肥料焼けがなく、根
に肥効調節型肥料塊10を絡ませても障害がなく肥料吸
収が確実で、所謂地力むらのある圃場でも均一な肥料効
果を得られる。
【0016】また、図9〜図12の第2実施例では、種
子6を播種した後に施肥装置70により前記肥効調節型
肥料塊10を散布して施肥するから、床土5に予め肥効
調節型肥料塊10を混入させる作業を不要とする。ま
た、施肥装置70により施肥作業を機械化できるので、
作業を非常に簡単にする。また、施肥装置70のダイヤ
ル78により摺接ブラシ76の位置を調節することによ
り肥効調節型肥料塊10の繰出量を調節できるので、品
種ごとに最適な量を施肥し得る。
【0017】また、田植機等の移植機は、マット状の苗
を移植爪により切り取り圃場に移植するが、確実に肥効
調節型肥料塊10を苗と一緒に圃場に植付ける。また、
図13〜図15の第3実施例では、床土5を供給した後
に施肥装置70により施肥し、次に播種して次いで覆土
する構成であるから、育苗中の灌水による流失を防止
し、肥効調節型肥料塊10を確実に圃場に持ち込める。
また、多量の肥効調節型肥料塊10を散布すると、水の
浸透に影響が出ることがあるが、施肥する前に床土5に
十分に灌水させると、水の浸透に影響ない。
【0018】しかして、図16〜図18の第4実施例で
は、床土供給装置18の前側にもうひとつ床土供給装置
18を設け、床土供給装置18と床土供給装置18の間
に施肥装置70を設け、下側床土床土5層と上側床土床
土5層の間に肥効調節型肥料塊10を供給したものであ
るから、苗と一緒に肥効調節型肥料塊10を確実に圃場
に持ち込め、また、育苗中の灌水による流失等も防止で
きる。
【0019】
【効果】本発明は、移送中の育苗容器1に上方から床土
5を供給し、床土5の上面に種子6を供給し、該種子6
の上面に覆土7を供給して播種し、前記育苗容器1内に
て育苗し、その後一定期間育苗して圃場に移植する播種
育苗方法において、前記床土5には肥料成分の溶出時期
および溶出量を調節し得る肥効調節型肥料塊10を混在
させた育苗容器による播種育苗方法における施肥方法と
したものであるから、育苗した苗を移植した後の追肥が
少なくて済み、追肥作業を軽減させ、肥料コストを削減
できる。圃場における追肥は、追肥できる施肥装置(側
条施肥装置)を必要とするが、これを不要にできる。ま
た、苗を肥料と共に移植するので、肥料は根際に分布
し、側条施肥装置を不要にできる。また、肥料が根際に
あるので、地力にむらがある圃場でも揃って成育させる
ことができる。また、移植土壌表面に肥料を散布するの
に比し、苗の根の下方に肥効調節型肥料塊10を位置さ
せることができて吸収効率が高くでき、肥効が充分期待
でき、通常の表面散布に比して施肥量も少なくて済み、
施肥コストをも削減する。また、水稲苗の場合、床土5
に肥効調節型肥料塊10を混在させているので、通常の
田植機であっても苗移植と同時に施肥したのと同様にな
り、追肥作業を大幅に省略でき、作業の軽減、肥料コス
トの削減を図れ、表面散布するのに比し流出することが
なく、水質等の環境保全効果が高く、また、肥料吸収が
確実で、この点からも全体の施肥量を削減でき、肥料コ
ストの削減を図れ、苗の側条の深部に行う側条施肥が困
難な不耘起移植圃場における栽培でも、初期成育を良好
にするという効果を奏する。また、肥効調節型肥料塊1
0を地温25℃で約30日間の溶出は極小で、その後約
70日間以上溶出するものを使用すると、無加温栽培と
なり、加温育苗設備も不要となるばかりでなく、成育初
期には少なく、中期以降に肥料成分が溶出するので、効
率よく吸収され、安定多収にできる。
【0020】また、本発明は、移送中の育苗容器1に上
方から床土5を供給し、床土5の上面に種子6を供給
し、該種子6の上面に覆土7を供給して播種し、前記育
苗容器1内にて育苗し、その後一定期間育苗して圃場に
移植する播種育苗方法において、移送中の前記育苗容器
1に上方から肥効調節型肥料塊10を供給する育苗容器
による播種育苗方法における施肥方法としたものである
から、育苗容器1内に容易に施肥でき、施肥作業を機械
化できる。
【0021】また、本発明は、前記床土5は、複数層に
なるように複数回に分けて供給し、各床土5層の間に前
記肥効調節型肥料塊10を供給し、その後種子6を供給
し、該種子6の上面に覆土7を供給して播種する育苗容
器による播種育苗方法における施肥方法としたから、各
床土5層の間に供給された肥効調節型肥料塊10は、確
実に苗と共に圃場に移植され、施肥を確実にする。
【0022】また、本発明は、育苗容器1を移送し得る
移送手段を有し前記育苗容器1の移送方向に長く形成し
床上に載置される移送台15の上方位置に、上部に設け
た供給ホッパー19と供給ホッパー19の下方に設けた
繰出ベルト20とを有する床土供給装置18と、少なく
とも上部の供給ホッパー61と該供給ホッパー61の下
方の種子繰出部62を設けた種子供給装置60と、少な
くとも上部の供給ホッパー65と該供給ホッパー65の
下方の覆土繰出ベルト66を設けた覆土供給装置64と
を設け、前記床土供給装置18の前記育苗容器1の移送
方向下手側または種子供給装置60の前記育苗容器1の
移送方向下手側には、上部に肥料貯留ホッパー71を設
け、肥料貯留ホッパー71の下部に左右方向で外周面に
繰出凹部73を形成した肥料繰出ロール72を設けた播
種施肥装置としたから、簡単な構成で、床土と種子と覆
土と肥料を育苗容器1に供給し得る装置とすることがで
き、実施化が容易であり、また、構成が簡単なのでコス
トを低くできる。
【0023】また、本発明は、育苗容器1を移送し得る
移送手段を有し前記育苗容器1の移送方向に長く形成し
床上に載置される移送台15の上方位置に、上部に設け
た供給ホッパー19と供給ホッパー19の下方に設けた
繰出ベルト20とを有する床土供給装置18を、育苗容
器1の移送方向に対して所定間隔を置いて前後に二つ直
列的に配置し、前記後側床土供給装置18と前側床土供
給装置18の間の前記移送台15に、上部に肥料貯留ホ
ッパー71を設け、肥料貯留ホッパー71の下部に左右
方向で外周面に繰出凹部73を形成した肥料繰出ロール
72を設け、前記前側床土供給装置18の移送方向下手
側には、少なくとも上部の供給ホッパー61と該供給ホ
ッパー61の下方の種子繰出部62を設けた種子供給装
置60と、少なくとも上部の供給ホッパー65と該供給
ホッパー65の下方の覆土繰出ベルト66を設けた覆土
供給装置64とを設けた播種施肥装置としたから、複数
層に床土5を供給でき、各床土5層の間に供給された肥
効調節型肥料塊10は、確実に苗と共に圃場に移植さ
れ、施肥を確実にする。
【0024】また、本発明は、前記床土供給装置18の
前記育苗容器1の移送方向下手側には、育苗容器1に供
給された床土5の上面を所定深さになるように除去均平
する回転均平ブラシ21を設け、回転均平ブラシ21の
下手側には該回転均平ブラシ21により除去できない後
壁28および前壁29の隅部の床土を押圧する隅部押圧
装置30を設けた育苗容器による播種施肥装置としたか
ら、回転均平ブラシ21は育苗容器1の前壁29および
後壁28の内側の土を掻き出せないので、円弧状に隅土
が残るが、これを隅部押圧装置30により除去するか
ら、種子6や肥効調節型肥料塊10が移動するのを防止
して隅に集まるのを防止し、均等に供給でき、苗の成育
を良好にするという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 育苗容器の部分断面図。
【図2】 播種施肥方法説明図。
【図3】 播種装置の側面図。
【図4】 ブラシの側面図。
【図5】 隅部押圧装置の縦断側面図。
【図6】 後壁隅部押圧装置の作用状態図。
【図7】 前壁隅部押圧装置の作用状態図。
【図8】 灌水装置の部分断面図。
【図9】 第2実施例の育苗容器の部分断面図。
【図10】 同説明図。
【図11】 同播種施肥装置の側面図。
【図12】 施肥装置の縦断側面図。
【図13】 第3実施例の育苗容器の部分断面図。
【図14】 同説明図。
【図15】 同説明図。
【図16】 第4実施例の育苗容器の部分断面図。
【図17】 同説明図。
【図18】 同播種施肥装置の側面図。
【符号の説明】
1…育苗容器、2…透孔、3…底板、4…周壁、5…床
土、6…種子、7…覆土、10…肥効調節型肥料塊、1
5…移送台、16…支脚、17…移送ローラー、18…
床土供給装置、19…供給ホッパー、20…繰出ベル
ト、21…回転均平ブラシ、…アーム、23…高さ調節
装置、24…係合軸、25…係合溝、26…螺子、27
…下部取付軸、28…後壁、29…前壁、30…隅部押
圧装置、31…後壁隅部押圧装置、32…前壁隅部押圧
装置、33…フレーム、34…回動枠体、35…取付
軸、36…回転部材、37…後壁隅部押圧体、38…牽
引バネ、39…前側上部、40…深さ調節ボルト、41
…高さ調節具、42…アーム、43…軸、44…前後移
動取付体、45…軸着、46…前壁隅部押圧体、47…
ガイド孔、48…規制突起、50…灌水装置、51…灌
水パイプ、52…灌水孔、53…止栓、54…接続パイ
プ、55…水圧計(水量計)、60…種子供給装置、6
1…供給ホッパー、62…種子繰出部、64…覆土供給
装置、65…供給ホッパー、66…覆土繰出ベルト、7
0…施肥装置、71…肥料貯留ホッパー、72…肥料繰
出ロール、73…繰出凹部、74…振動板、75…突
起、76…摺接ブラシ、77…移動軸、78…ダイヤ
ル、79…フレーム。
【手続補正書】
【提出日】平成9年7月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 育苗容器の部分断面図。
【図2】 播種施肥方法説明図。
【図3】 播種装置の側面図。
【図4】 ブラシの側面図。
【図5】 隅部押圧装置の縦断側面図。
【図6】 後壁隅部押圧装置の作用状態図。
【図7】 前壁隅部押圧装置の作用状態図。
【図8】 灌水装置の部分断面図。
【図9】 第2実施例の育苗容器の部分断面図。
【図10】 同説明図。
【図11】 同播種施肥装置の側面図。
【図12】 施肥装置の縦断側面図。
【図13】 第3実施例の育苗容器の部分断面図。
【図14】 同説明図。
【図15】 同説明図。
【図16】 第4実施例の育苗容器の部分断面図。
【図17】 同説明図。
【符号の説明】 1…育苗容器、2…透孔、3…底板、4…周壁、5…床
土、6…種子、7…覆土、10…肥効調節型肥料塊、1
5…移送台、16…支脚、17…移送ローラー、18…
床土供給装置、19…供給ホッパー、20…繰出ベル
ト、21…回転均平ブラシ、…アーム、23…高さ調節
装置、24…係合軸、25…係合溝、26…螺子、27
…下部取付軸、28…後壁、29…前壁、30…隅部押
圧装置、31…後壁隅部押圧装置、32…前壁隅部押圧
装置、33…フレーム、34…回動枠体、35…取付
軸、36…回転部材、37…後壁隅部押圧体、38…牽
引バネ、39…前側上部、40…深さ調節ボルト、41
…高さ調節具、42…アーム、43…軸、44…前後移
動取付体、45…軸着、46…前壁隅部押圧体、47…
ガイド孔、48…規制突起、50…灌水装置、51…灌
水パイプ、52…灌水孔、53…止栓、54…接続パイ
プ、55…水圧計(水量計)、60…種子供給装置、6
1…供給ホッパー、62…種子繰出部、64…覆土供給
装置、65…供給ホッパー、66…覆土繰出ベルト、7
0…施肥装置、71…肥料貯留ホッパー、72…肥料繰
出ロール、73…繰出凹部、74…振動板、75…突
起、76…摺接ブラシ、77…移動軸、78…ダイヤ
ル、79…フレーム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移送中の育苗容器1に上方から床土5を
    供給し、床土5の上面に種子6を供給し、該種子6の上
    面に覆土7を供給して播種し、前記育苗容器1内にて育
    苗し、その後一定期間育苗して圃場に移植する播種育苗
    方法において、前記床土5には肥料成分の溶出時期およ
    び溶出量を調節し得る肥効調節型肥料塊10を混在させ
    た育苗容器による播種育苗方法における施肥方法。
  2. 【請求項2】 移送中の育苗容器1に上方から床土5を
    供給し、床土5の上面に種子6を供給し、該種子6の上
    面に覆土7を供給して播種し、前記育苗容器1内にて育
    苗し、その後一定期間育苗して圃場に移植する播種育苗
    方法において、移送中の前記育苗容器1に上方から肥効
    調節型肥料塊10を供給する育苗容器による播種育苗方
    法における施肥方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記床土5は、複数
    層になるように複数回に分けて供給し、各床土5層の間
    に前記肥効調節型肥料塊10を供給し、その後種子6を
    供給し、該種子6の上面に覆土7を供給して播種する育
    苗容器による播種育苗方法における施肥方法。
  4. 【請求項4】 育苗容器1を移送し得る移送手段を有し
    前記育苗容器1の移送方向に長く形成し床上に載置され
    る移送台15の上方位置に、上部に設けた供給ホッパー
    19と供給ホッパー19の下方に設けた繰出ベルト20
    とを有する床土供給装置18と、少なくとも上部の供給
    ホッパー61と該供給ホッパー61の下方の種子繰出部
    62を設けた種子供給装置60と、少なくとも上部の供
    給ホッパー65と該供給ホッパー65の下方の覆土繰出
    ベルト66を設けた覆土供給装置64とを設け、前記床
    土供給装置18の前記育苗容器1の移送方向下手側また
    は種子供給装置60の前記育苗容器1の移送方向下手側
    には、上部に肥料貯留ホッパー71を設け、肥料貯留ホ
    ッパー71の下部に左右方向で外周面に繰出凹部73を
    形成した肥料繰出ロール72を設けた播種施肥装置。
  5. 【請求項5】 育苗容器1を移送し得る移送手段を有し
    前記育苗容器1の移送方向に長く形成し床上に載置され
    る移送台15の上方位置に、上部に設けた供給ホッパー
    19と供給ホッパー19の下方に設けた繰出ベルト20
    とを有する床土供給装置18を、育苗容器1の移送方向
    に対して所定間隔を置いて前後に二つ直列的に配置し、
    前記後側床土供給装置18と前側床土供給装置18の間
    の前記移送台15に、上部に肥料貯留ホッパー71を設
    け、肥料貯留ホッパー71の下部に左右方向で外周面に
    繰出凹部73を形成した肥料繰出ロール72を設け、前
    記前側床土供給装置18の移送方向下手側には、少なく
    とも上部の供給ホッパー61と該供給ホッパー61の下
    方の種子繰出部62を設けた種子供給装置60と、少な
    くとも上部の供給ホッパー65と該供給ホッパー65の
    下方の覆土繰出ベルト66を設けた覆土供給装置64と
    を設けた播種施肥装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5において、前記
    床土供給装置18の前記育苗容器1の移送方向下手側に
    は、育苗容器1に供給された床土5の上面を所定深さに
    なるように除去均平する回転均平ブラシ21を設け、回
    転均平ブラシ21の下手側には該回転均平ブラシ21に
    より除去できない後壁28および前壁29の隅部の床土
    を押圧する隅部押圧装置30を設けた育苗容器による播
    種施肥装置。
JP10277797A 1997-04-04 1997-04-04 育苗容器による播種育苗方法における施肥方法および播種施肥装置 Withdrawn JPH1028415A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104272964A (zh) * 2014-10-24 2015-01-14 陆川县大鹏现代农业发展有限公司 一种穿心莲的繁育方法
US9574772B2 (en) 2011-03-24 2017-02-21 Sit S.P.A. Control and safety circuit for gas delivery valves
CN110149853A (zh) * 2019-06-26 2019-08-23 程虎 一种播种覆土施肥一体机

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