JPH10282826A - 誘導加熱定着装置 - Google Patents
誘導加熱定着装置Info
- Publication number
- JPH10282826A JPH10282826A JP9378397A JP9378397A JPH10282826A JP H10282826 A JPH10282826 A JP H10282826A JP 9378397 A JP9378397 A JP 9378397A JP 9378397 A JP9378397 A JP 9378397A JP H10282826 A JPH10282826 A JP H10282826A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- fixing device
- induction heating
- heating roller
- blower
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成でコイルの温度上昇を抑制するこ
とが出来る、安価な定着装置を提供することにある。 【解決手段】 定着装置の側板1に回転可能に設置され
た加熱ローラ2と、この加熱ローラ内2の固定位置に配
置されたボビン3の外周に誘導加熱コイル4が巻着され
た誘導加熱手段5において、ボビン3の内部に送風手段
12を設けている。
とが出来る、安価な定着装置を提供することにある。 【解決手段】 定着装置の側板1に回転可能に設置され
た加熱ローラ2と、この加熱ローラ内2の固定位置に配
置されたボビン3の外周に誘導加熱コイル4が巻着され
た誘導加熱手段5において、ボビン3の内部に送風手段
12を設けている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転可能な加熱
ローラの内部に誘導加熱手段が設けられた定着装置に関
するものである。
ローラの内部に誘導加熱手段が設けられた定着装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の定着装置の典型的なものと
しては、図7,8に示すようなものをあげることがで
き、この例では装置の側板に回転可能に設置された加熱
ローラと、この加熱ローラ内の固定位置に配置された円
筒状のボビンの外周に誘導加熱コイルが巻着された誘導
加熱手段とを具えている。
しては、図7,8に示すようなものをあげることがで
き、この例では装置の側板に回転可能に設置された加熱
ローラと、この加熱ローラ内の固定位置に配置された円
筒状のボビンの外周に誘導加熱コイルが巻着された誘導
加熱手段とを具えている。
【0003】そしてこのようなものにおいて、誘導加熱
コイルによって誘導磁束を発生させ、この誘導磁束によ
って誘導電流を加熱ローラの外周部の導電層に発生させ
て、誘導電流に伴うジュール熱によって加熱ローラの表
面に所望の温度を発生させる。そして定着時には、図8
に示すように、回転する加熱ローラ2と加圧ローラ6と
のニップ部に、未定着画像7を担持した転写紙8を通紙
して加圧、加熱し、未定着画像7を転写紙8に定着す
る。
コイルによって誘導磁束を発生させ、この誘導磁束によ
って誘導電流を加熱ローラの外周部の導電層に発生させ
て、誘導電流に伴うジュール熱によって加熱ローラの表
面に所望の温度を発生させる。そして定着時には、図8
に示すように、回転する加熱ローラ2と加圧ローラ6と
のニップ部に、未定着画像7を担持した転写紙8を通紙
して加圧、加熱し、未定着画像7を転写紙8に定着す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な定着装置においては、加熱ローラからの熱伝導により
コイルが温度上昇するため、コイルを冷却し、またはコ
イルへの断熱を行わなければならないという問題があ
る。
な定着装置においては、加熱ローラからの熱伝導により
コイルが温度上昇するため、コイルを冷却し、またはコ
イルへの断熱を行わなければならないという問題があ
る。
【0005】そこで本発明の目的は、前記のような従来
の定着装置のもつ問題を解消し、簡単な構成でコイルの
温度上昇を抑制することが出来る、安価な定着装置を提
供することにある。
の定着装置のもつ問題を解消し、簡単な構成でコイルの
温度上昇を抑制することが出来る、安価な定着装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような目
的を達成するため、請求項1に記載の発明は、装置の側
板に回転可能に設置された加熱ローラと、この加熱ロー
ラ内の固定位置に配置された円筒状のボビンの外周に誘
導加熱コイルが巻着された誘導加熱手段とを具えた定着
装置において、ボビンの内部に送風手段を設けたことを
特徴としている。
的を達成するため、請求項1に記載の発明は、装置の側
板に回転可能に設置された加熱ローラと、この加熱ロー
ラ内の固定位置に配置された円筒状のボビンの外周に誘
導加熱コイルが巻着された誘導加熱手段とを具えた定着
装置において、ボビンの内部に送風手段を設けたことを
特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、誘導加熱コイルが発生する磁束によ
り、送風手段が駆動されることを特徴とするものであ
る。
の発明において、誘導加熱コイルが発生する磁束によ
り、送風手段が駆動されることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項3に記載の発明は請求項1又は2に
記載の発明において、送風手段は羽根部に磁性体が使用
されている送風ファンを有することを特徴とするもので
ある。
記載の発明において、送風手段は羽根部に磁性体が使用
されている送風ファンを有することを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項4に記載の発明は請求項1ないし3
のいずれかに記載の発明において、ボビンの一端開口部
を閉塞し、他端開口部に送風手段を設置し、ボビンの周
壁に通風孔を設け、加熱ローラと誘導加熱コイルとの中
間に、ボビンに取り付けたバリアを設けたことを特徴と
するものである。
のいずれかに記載の発明において、ボビンの一端開口部
を閉塞し、他端開口部に送風手段を設置し、ボビンの周
壁に通風孔を設け、加熱ローラと誘導加熱コイルとの中
間に、ボビンに取り付けたバリアを設けたことを特徴と
するものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
は4のいずれかに記載の発明において、ボビンは円周方
向に分割可能に構成され、送風手段は分割されたボビン
部によって支持されていることを特徴とするものであ
る。
は4のいずれかに記載の発明において、ボビンは円周方
向に分割可能に構成され、送風手段は分割されたボビン
部によって支持されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
5のいずれかに記載の発明は、送風手段は磁束によって
回転する送風ファンを有し、この送風ファンにボビンの
開口部から閉塞部の一方向にのみ回転可能な逆転防止手
段を、設けたことを特徴とするものである。
5のいずれかに記載の発明は、送風手段は磁束によって
回転する送風ファンを有し、この送風ファンにボビンの
開口部から閉塞部の一方向にのみ回転可能な逆転防止手
段を、設けたことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの本発明の第1実施形態
の概略正面図である。前記従来例と同様の部分には同一
の符号を付し、同一作用であるものは説明を省略する。
の概略正面図である。前記従来例と同様の部分には同一
の符号を付し、同一作用であるものは説明を省略する。
【0013】図2は第1実施形態の加熱ローラ2の拡大
断面図である。円筒状の形態を有する加熱ローラ2の両
端には、加熱ローラ2を支持するジャーナル9を嵌着し
ている。ジャーナル9はその外周の内側に加熱ローラ2
を嵌着し、同外側は軸受によって側板1に回転可能に支
持されている。一方のジャーナル10にはその外周に回転
駆動用のモータの駆動装置(不図示)と噛合したギヤ11
を設け、ジャーナル9,10と加熱ローラ2は一体となっ
て回転するようにしている。
断面図である。円筒状の形態を有する加熱ローラ2の両
端には、加熱ローラ2を支持するジャーナル9を嵌着し
ている。ジャーナル9はその外周の内側に加熱ローラ2
を嵌着し、同外側は軸受によって側板1に回転可能に支
持されている。一方のジャーナル10にはその外周に回転
駆動用のモータの駆動装置(不図示)と噛合したギヤ11
を設け、ジャーナル9,10と加熱ローラ2は一体となっ
て回転するようにしている。
【0014】加熱ローラ2の内部にローラ内部と隙間を
隔てて固定されたボビン3は、中空円筒状となってい
て、その内部にボビン3を冷却するための送風手段12の
支持部13が設けられている。送風手段12は送風ファン14
とその支持部13及び外部モータ15で構成されている。送
風ファン14はその軸16の一端を外部モータ15と連結し、
モータ15の回転によってボビン3の内部を図においては
右から左へ(矢印Aの方向)に冷却空気を送っている。
このことによりボビン3の内部は冷却され、ボビン3の
外周に巻着した誘導加熱コイル4の温度上昇を抑制して
いる。
隔てて固定されたボビン3は、中空円筒状となってい
て、その内部にボビン3を冷却するための送風手段12の
支持部13が設けられている。送風手段12は送風ファン14
とその支持部13及び外部モータ15で構成されている。送
風ファン14はその軸16の一端を外部モータ15と連結し、
モータ15の回転によってボビン3の内部を図においては
右から左へ(矢印Aの方向)に冷却空気を送っている。
このことによりボビン3の内部は冷却され、ボビン3の
外周に巻着した誘導加熱コイル4の温度上昇を抑制して
いる。
【0015】図3はこの発明の第2実施形態の誘導加熱
手段5の要部の正面断面図であり図4はその下面図であ
る。送風手段12は、ボビン3の上部内壁と下部の内壁と
の間に直径方向に配置された、回転軸17に固定された固
定クラッチ部材18と、回転軸17に摺動可能に嵌着された
遊動クラッチ部材19と、遊動クラッチ部材19に取付けら
れた羽根部20を有する送風ファン14と、遊動クラッチ部
材19を固定クラッチ部材18に向けて付勢する回転軸17に
巻着されたばね21とを具えている。ボビン3は回転軸17
を挟んで上部内壁と、下部内壁より互いに中心位置ま
で、冷却空気の流通を防げる上部仕切板22と下部仕切板
23を有し、これらの仕切板22,23の屈曲先端間に、羽根
部20の外径よりやや大きな外径の開口部が設けられ、送
風ファン14が回転可能となっている。両クラッチ部材1
8,19は鋸歯状部にて噛合し、遊動クラッチ部材19は送
風ファン14を図4において矢印方向に示すように、ボビ
ン3の開口部から閉塞部にむけて空気を流通するよう
に、回転可能となっている逆転防止手段25を形成してい
る。
手段5の要部の正面断面図であり図4はその下面図であ
る。送風手段12は、ボビン3の上部内壁と下部の内壁と
の間に直径方向に配置された、回転軸17に固定された固
定クラッチ部材18と、回転軸17に摺動可能に嵌着された
遊動クラッチ部材19と、遊動クラッチ部材19に取付けら
れた羽根部20を有する送風ファン14と、遊動クラッチ部
材19を固定クラッチ部材18に向けて付勢する回転軸17に
巻着されたばね21とを具えている。ボビン3は回転軸17
を挟んで上部内壁と、下部内壁より互いに中心位置ま
で、冷却空気の流通を防げる上部仕切板22と下部仕切板
23を有し、これらの仕切板22,23の屈曲先端間に、羽根
部20の外径よりやや大きな外径の開口部が設けられ、送
風ファン14が回転可能となっている。両クラッチ部材1
8,19は鋸歯状部にて噛合し、遊動クラッチ部材19は送
風ファン14を図4において矢印方向に示すように、ボビ
ン3の開口部から閉塞部にむけて空気を流通するよう
に、回転可能となっている逆転防止手段25を形成してい
る。
【0016】ばね21はその中心を回転軸17が貫通しその
一端を回転軸に固定されたストッパ24に当接し、他端は
遊動クラッチ部材19の端面をその弾性を利用して軸方向
に押圧している。
一端を回転軸に固定されたストッパ24に当接し、他端は
遊動クラッチ部材19の端面をその弾性を利用して軸方向
に押圧している。
【0017】上記構成の第2実施形態の作用は誘導加熱
コイル4に接続された電源(不図示)により電流が流れ
ると、加熱コイル4に発生する磁束は正弦波状に変化す
るのでボビン3内の磁束は時間と共に、矢印φa,又は
φbの方向に変化する。ボビン内の磁束が矢印φaのと
き、送風ファン14の羽根部20−1に設けた磁石26−1磁
束φaと反発し、他の羽根部20−2,3に設けた磁石26
−1,2では逆に吸引する。このため送風ファン14は電
磁力により、羽根部20は軸方向にばね21を圧縮する方向
に移動し、固定クラッチ部材18と遊動クラッチ部材19と
が離れ、図4において矢印Cの方向に回転する。また磁
束が矢印φbの方向の時は、回転しない。
コイル4に接続された電源(不図示)により電流が流れ
ると、加熱コイル4に発生する磁束は正弦波状に変化す
るのでボビン3内の磁束は時間と共に、矢印φa,又は
φbの方向に変化する。ボビン内の磁束が矢印φaのと
き、送風ファン14の羽根部20−1に設けた磁石26−1磁
束φaと反発し、他の羽根部20−2,3に設けた磁石26
−1,2では逆に吸引する。このため送風ファン14は電
磁力により、羽根部20は軸方向にばね21を圧縮する方向
に移動し、固定クラッチ部材18と遊動クラッチ部材19と
が離れ、図4において矢印Cの方向に回転する。また磁
束が矢印φbの方向の時は、回転しない。
【0018】送風手段12の回転により冷却風はボビン3
内を図3においては右から左へと流入し、上部仕切板22
に遮られて送風ファン14の風上側より風下側へと移動
し、下部仕切板23に遮られて、ボビン内部を風上から風
下の左側のへ開口端に向かう流れを形成しボビン内部を
冷却する。
内を図3においては右から左へと流入し、上部仕切板22
に遮られて送風ファン14の風上側より風下側へと移動
し、下部仕切板23に遮られて、ボビン内部を風上から風
下の左側のへ開口端に向かう流れを形成しボビン内部を
冷却する。
【0019】図5はこの発明の第3実施形態を表す。こ
の実施形態はボビン3の内側に設けた送風手段12の冷却
風を、ボビン3の外側の誘導加熱コイル4を巻着してあ
る部分にも通風させ、誘導加熱コイル4全体が冷却され
るようにしたものである。ボビン3は中空円筒の長手方
向の一端を閉塞板27で閉塞して他端を開放し、ボビン3
の中心付近の円周方向に複数の通風口28を設けている。
誘導加熱コイル4を包囲して取付部材30と接着剤によっ
てボビン3の外周にバリア29が取付けられている。この
バリア29により、ボビンの通風口28より排出された冷却
風が加熱ローラ2に直接当たることなく、バリア29を冷
却した後、取付部材30間を通って加熱ローラの外に排出
される。
の実施形態はボビン3の内側に設けた送風手段12の冷却
風を、ボビン3の外側の誘導加熱コイル4を巻着してあ
る部分にも通風させ、誘導加熱コイル4全体が冷却され
るようにしたものである。ボビン3は中空円筒の長手方
向の一端を閉塞板27で閉塞して他端を開放し、ボビン3
の中心付近の円周方向に複数の通風口28を設けている。
誘導加熱コイル4を包囲して取付部材30と接着剤によっ
てボビン3の外周にバリア29が取付けられている。この
バリア29により、ボビンの通風口28より排出された冷却
風が加熱ローラ2に直接当たることなく、バリア29を冷
却した後、取付部材30間を通って加熱ローラの外に排出
される。
【0020】ボビン内壁開放端付近に設置された送風手
段12は内壁と一定の角度を有して設置されており、この
ため開放端側の冷却風をボビン内壁下部を閉塞端側に送
風し、ボビン3内部を冷却し、閉塞板27に遮られて、ボ
ビン中心付近に設けられた通風口28より円周方向を長手
方向に移動する。そしてバリア29の内周面を冷却した
後、取付部材30間の間隙を通って加熱ローラの外に排出
される。これによりボビン外周に巻着してある加熱コイ
ル4も併せて冷却される。その他の作用は第2実施形態
と同じであるので説明を省略する。
段12は内壁と一定の角度を有して設置されており、この
ため開放端側の冷却風をボビン内壁下部を閉塞端側に送
風し、ボビン3内部を冷却し、閉塞板27に遮られて、ボ
ビン中心付近に設けられた通風口28より円周方向を長手
方向に移動する。そしてバリア29の内周面を冷却した
後、取付部材30間の間隙を通って加熱ローラの外に排出
される。これによりボビン外周に巻着してある加熱コイ
ル4も併せて冷却される。その他の作用は第2実施形態
と同じであるので説明を省略する。
【0021】図6は第4実施形態を示すボビン3とバリ
ア29の斜視図である。ボビン3は円筒中空状の形態を有
し、一端を開放し他端を閉塞板27で閉塞し、円周方向よ
り長手方向に分割できるような構成とし、ボビン3中心
付近の円周方向に冷却風を吹きだすための通風口28を複
数個設けている。バリア29は円筒を円周方向より長手方
向に分割できるようにし、内壁端部にはボビン3とバリ
ア29との間隙を保つための取付部材30を複数個設けてい
る。その他の作用は前記実施形態と同じであるので説明
を省略する。
ア29の斜視図である。ボビン3は円筒中空状の形態を有
し、一端を開放し他端を閉塞板27で閉塞し、円周方向よ
り長手方向に分割できるような構成とし、ボビン3中心
付近の円周方向に冷却風を吹きだすための通風口28を複
数個設けている。バリア29は円筒を円周方向より長手方
向に分割できるようにし、内壁端部にはボビン3とバリ
ア29との間隙を保つための取付部材30を複数個設けてい
る。その他の作用は前記実施形態と同じであるので説明
を省略する。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、ボビンの内部
に送風手段を配置することにより、ボビンの送風ファン
の前後の部分が導風管として作用するもので、送風ファ
ンにより発生する風を効率良くボビン内部に通風させて
冷却することができ、また送風ファンをボビンの外部に
設けたときに必要となるダクトがいらないため、構成が
簡単で安価であるという効果を有する。
に送風手段を配置することにより、ボビンの送風ファン
の前後の部分が導風管として作用するもので、送風ファ
ンにより発生する風を効率良くボビン内部に通風させて
冷却することができ、また送風ファンをボビンの外部に
設けたときに必要となるダクトがいらないため、構成が
簡単で安価であるという効果を有する。
【0023】請求項2に記載の発明は、加熱コイルの発
生する磁束で送風手段を駆動するようにしたので、送風
手段および装置全体の構成を簡単にすることができると
いう効果がある。
生する磁束で送風手段を駆動するようにしたので、送風
手段および装置全体の構成を簡単にすることができると
いう効果がある。
【0024】請求項3に記載の発明は、送風手段の羽根
部に磁性体が使用されているので、簡単な構成で送風手
段を構成することができ、しかも羽根部が電磁力により
駆動されるので、ボビンの中に設置する送風手段が小さ
くでき、通風性を向上することができるという効果があ
る。
部に磁性体が使用されているので、簡単な構成で送風手
段を構成することができ、しかも羽根部が電磁力により
駆動されるので、ボビンの中に設置する送風手段が小さ
くでき、通風性を向上することができるという効果があ
る。
【0025】請求項4に記載の発明は、ボビンに内蔵し
た送風手段で加熱コイル自体を冷却することができ、構
成が簡単で安価であるという効果がある。
た送風手段で加熱コイル自体を冷却することができ、構
成が簡単で安価であるという効果がある。
【0026】請求項5に記載の発明は、ボビンを分割構
造とし、更に内部に送風手段を組み込むことにより、簡
単な構成で効率よく冷却することができるという効果が
ある。
造とし、更に内部に送風手段を組み込むことにより、簡
単な構成で効率よく冷却することができるという効果が
ある。
【0027】請求項6に記載の本発明は、一方向のみ回
転可能な逆転防止手段を有する送風ファンを設けること
により、簡単な構成で効率よく冷却することができる。
転可能な逆転防止手段を有する送風ファンを設けること
により、簡単な構成で効率よく冷却することができる。
【図1】本発明の第1実施形態の概略正面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の加熱ローラの拡大断面
図である。
図である。
【図3】本発明の第2実施形態の誘導加熱手段の要部の
正面断面図である。
正面断面図である。
【図4】上記の下面図である。
【図5】本発明の第3実施形態の加熱ローラの拡大断面
図である。
図である。
【図6】本発明の第4実施形態のボビン並びにバリアの
斜視図である。
斜視図である。
【図7】従来方式の一例の誘導加熱定着装置の構成図で
ある。
ある。
【図8】従来方式の誘導加熱定着方式の概略正面図であ
る。
る。
1 側板 2 加熱ローラ 3 ボビン 5 誘導加熱手段 12 送風手段 14 送風ファン 20,20−1,20−2 羽根部 25 逆転防止手段 26 磁性体 28 通風口 29 バリア
Claims (6)
- 【請求項1】 装置の側板に回転可能に設置された加熱
ローラと、この加熱ローラ内の固定位置に配置された円
筒状のボビンの外周に誘導加熱コイルが巻着された誘導
加熱手段とを具えた定着装置において、ボビンの内部に
送風手段を設けたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 誘導加熱コイルが発生する磁束により、
送風手段が駆動されることを特徴とする請求項1に記載
の定着装置。 - 【請求項3】 送風手段は羽根部に磁性体が使用されて
いる送風ファンを有することを特徴とする請求項1又は
2に記載の定着装置。 - 【請求項4】 ボビンの一端開口部を閉塞して他端開口
部に送風手段を設置し、ボビンの周壁に通風孔を設け、
加熱ローラと誘導加熱コイルとの中間に、ボビンに取付
けたバリアを設けたことを特徴とする請求項1ないし3
のいずれかに記載の定着装置。 - 【請求項5】 ボビンは円周方向に分割可能に構成さ
れ、送風手段は分割されたボビン部によって支持されて
いることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
載の定着装置。 - 【請求項6】 送風手段は磁束によって回転する送風フ
ァンを有し、この送風ファンにボビンの開口部から閉塞
部の一方向にのみ、回転可能な逆転防止手段を設けたこ
とを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の定
着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9378397A JPH10282826A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 誘導加熱定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9378397A JPH10282826A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 誘導加熱定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10282826A true JPH10282826A (ja) | 1998-10-23 |
Family
ID=14092021
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9378397A Pending JPH10282826A (ja) | 1997-04-11 | 1997-04-11 | 誘導加熱定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10282826A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6456818B1 (en) | 2000-08-11 | 2002-09-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus of induction heating type |
US6753515B2 (en) | 2000-04-28 | 2004-06-22 | Ricoh Company, Ltd. | Induction heating type fixing device for an image forming apparatus and induction heating coil therefor |
WO2004068905A1 (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-12 | Harison Toshiba Lighting Corp. | 誘導加熱ローラ装置および画像形成装置 |
JP2008058705A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Kyocera Mita Corp | 定着装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
-
1997
- 1997-04-11 JP JP9378397A patent/JPH10282826A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6753515B2 (en) | 2000-04-28 | 2004-06-22 | Ricoh Company, Ltd. | Induction heating type fixing device for an image forming apparatus and induction heating coil therefor |
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