JPH10282458A - 眼 鏡 - Google Patents

眼 鏡

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JPH10282458A
JPH10282458A JP9083892A JP8389297A JPH10282458A JP H10282458 A JPH10282458 A JP H10282458A JP 9083892 A JP9083892 A JP 9083892A JP 8389297 A JP8389297 A JP 8389297A JP H10282458 A JPH10282458 A JP H10282458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
temple
elastic member
armor
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP9083892A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Heii
伊佐男 兵井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Nikon Optical Co Ltd
Original Assignee
Nikon Corp
Nikon Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp, Nikon Optical Co Ltd filed Critical Nikon Corp
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Publication of JPH10282458A publication Critical patent/JPH10282458A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】未使用時でも外力を加えることなく、テンプル
部分を完全に折り畳むことが可能な眼鏡を提供する。 【解決手段】レンズ2に取付けられる鎧3と、先セル6
が取付けられるテンプル5との間の連結部材4をNT合
金で形成し、連結部材の一部をプレス加工して折り曲げ
部を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、丁番のない眼鏡に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の丁番のない眼鏡として図5に示す
ように、フレーム51の断面が円形状の一本の弾性部材
で構成されるものが知られている。フレーム51は、レ
ンズ50の表面に設けられた穴に、フレーム51の背面
に設けられたピン(不図示)が差し込まれることによ
り、レンズ50に取付けられる。また、フレームの両端
には、先セルが固定されている。このように構成された
眼鏡は、未使用時において、鎧部分からテンプルにかけ
て、約45°の角度で折り曲げれている。また、使用者
が装着する場合は、両テンプル間の間隔を広げることに
より装着可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
眼鏡では、フレームを構成する部品点数が少なくシンプ
ルであり、かつ安価であるが、テンプルが約45°の角
度で折り曲げられているので、未使用時は半開きの状態
であった。従って、未使用時の眼鏡を携帯する場合、テ
ンプル部分が邪魔になる可能があり、使用者がテンプル
を強制的に折り曲げる必要があった。
【0004】本願発明は、未使用時でも外力を加えるこ
となく、テンプル部分を完全に折り畳むことが可能な眼
鏡を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明によれば、鎧(3)とテン
プル(5)との間を弾性部材(4)で形成し、前記弾性
部材(4)の一部をプレスして折り曲げ部を形成したこ
とに特徴を有する。また、請求項2に記載の発明によれ
ば、前記弾性部材はニッケル・チタン合金で形成され、
前記折り曲げ部は、前記ニッケル・チタン合金をプレス
加工して形成したことを特徴とする。
【0006】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
湾曲して形成された左右一体型眼鏡レンズ(2)又は左
眼用レンズと右前用レンズとをそれぞれ保持する眼鏡枠
と、前記眼鏡レンズ(2)又は前記眼鏡枠の左右にそれ
ぞれ取付けられる一対の鎧(3)と、一端が前記鎧に固
定され、他端が先セルを有するテンプルに固定される1
本の弾性部材(4)と、を備え、前記弾性部材(4)
は、前記先セルを、前記一対の鎧を結ぶ直線と前記眼鏡
レンズ又は前記眼鏡枠の湾曲面との間に形成される空間
部内に収納される収納位置(10)に常時付勢する付勢
力を有することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は眼鏡全体を示す斜視図、図
2はレンズの構成を示す図、図3は鎧からテンプル部分
の構成を示す図、図4は眼鏡を上面からみた図を示す。
図1の眼鏡1は、使用者に装着されていない未使用状態
を示す。眼鏡1は、右眼用レンズ部2aと左眼用レンズ
部2bとを有する一体型レンズ2と、右眼用レンズ部2
aと左眼用レンズ部2bとの間に設けられた鼻パッド7
を有する。この眼鏡1は、図4に示すように、レンズ2
が鼻パッド8を中心に湾曲して形成されている。右眼用
レンズ部2aと左眼用レンズ部2bとには、図2に示す
ように、各レンズの光軸を結ぶ方向に並んだ第1の貫通
穴9及び第2の貫通穴10が形成されている。第2の貫
通穴10は、第1の貫通穴9よりもレンズ周辺に形成さ
れている。
【0008】次に鎧3から先セル6までの構成を説明す
る。尚、眼鏡は、左右対称に構成されているので、左側
の眼鏡の構成のみについて以下、説明する。図3に示す
ように、鎧3は、その背面に2つのピン11、12が形
成されており、レンズの表面から、ピン11が第1の貫
通穴9に、またピン12が第2の貫通穴10に挿入され
る。そして、レンズに挿入されたピン11及びピン12
には、レンズ裏面からネジ13、14がネジ止めされ
る。
【0009】鎧3には、本願発明の弾性部材に相当する
連結部4の一端が取付けられ、その他端には、先セル6
を備えるテンプル5が取付けられる。連結部4は、一般
に形状記憶合金と呼ばれる形状記憶合金のうち、ニッケ
ル・チタン合金(以下、NT合金と称する)で構成され
る。図3に示すように連結部4は、鎧3及びテンプル5
に取付けられる端部4a、4bの断面を円形状で構成さ
れ、それ以外の部分、即ち端部4aと端部4bとの間
を、各レンズの光軸を結んだ方向にプレス加工して断面
を矩形形状に構成している。このプレス加工により、図
1及び図4に示すように、連結部4に折り曲げ部が記憶
される。この折り曲げ部は、常時、右眼用レンズ2a側
の先セル6が左眼レンズ2bの裏面方向に折り曲げら
れ、また左眼用レンズ2b側の先セル6が右眼レンズ2
bの裏面方向に折り曲げられるように付勢力を発生す
る。また、NT合金のプレス方向を左右眼用レンズ2
a,2bの光軸を結んだ方向に行うことにより、テンプ
ル5を左右方向への変位を容易にし、上下方向への変位
を規制することができるので、連結部4の無駄な動きを
抑制でき、疲労を抑えることができる。
【0010】プレスによる連結部4の厚みは、約0.5
mm程度が好ましく、幅約1.6mm前後が好ましい。
この値は、使用者が装着した際に不快感を感じることが
なく、緩い保持力が働く値である。尚、連結部4の端部
4a、4bも含めて、全体の断面を矩形形状にしてもよ
い。このように形成された眼鏡1を上面から見ると、図
4に示すように、湾曲したレンズ面と、一対の鎧3を結
ぶ直線との間に、空間部10が形成される。そして、連
結部4の折り曲げ部は、空間部10内に常時、先セル6
の端部6aが収納される状態を維持するように付勢力を
発生する。
【0011】次に、眼鏡1の装着時及び未使用時につい
て説明する。眼鏡1を装着するときは、図4に示すよう
に、連結部4に形成された折り曲げ部を弾性変形させ、
その弾性力に抗する力で、矢印A方向にテンプル5を押
し広げて装着する。また、装着した眼鏡1を外すと、連
結部4の折り曲げ部の弾性力(付勢力)により、右眼用
レンズ2a側の先セル6が左眼レンズ2bの裏面方向に
変位し、また左眼用レンズ2b側の先セル6が右眼レン
ズ2bの裏面方向に変位し、図1の折り曲げられた状態
に復帰する。従って、眼鏡1を外すだけで、携帯可能状
態になる。
【0012】本実施の形態では、一体型レンズの眼鏡に
ついて説明したが、2ポイント眼鏡や、通常の眼鏡枠を
備えた眼鏡にも適用できる。また、フレーム左右眼用の
レンズ2a、2bに貫通穴9、10を形成して、その貫
通穴9、10に鎧を取付ける構成であるが、レンズを保
持する保持枠に鎧を取付る構成にも適用できる。さら
に、連結部4に対し、テンプル5と鎧4とを別々の部材
で構成したが、テンプル5と鎧4とを連結部4と同じN
T合金で構成してもよい。但し、本願に発明のように、
連結部4と、鎧3及びテンプル5とを別部材で構成する
ことにより、鎧3及びテンプル5に文字入れが可能とな
る。
【0013】また、テンプル5を未使用状態から装着状
態に広げる際、ピン12とネジ14との固定部には、ピ
ン11とネジ13との固定部よりも大きな負荷(鎧3を
レンズ表面から取り外そうとする力)が加わるので、ピ
ン12の径を太くしたり、接着剤を添加するなど、ピン
11とネジ13との固定関係より、強固にしておくこと
により、レンズに対する鎧の取付けが強固となり、連結
部4の弾性力の影響を抑えることができる。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の眼鏡は、折り曲げ部分
が弾性部材で形成されているので、柔軟であり、装着中
の眼鏡に強い衝撃が加わったとしても壊れにくい。弾性
部材の一部の厚さを薄くして折り曲げ部を構成したの
で、折り曲がる方向への変位を容易にし、それ以外の方
向への変位を抑えることができるので、弾性部材の耐久
性が向上する。
【0015】また、請求項2に記載の眼鏡は、弾性部材
がニッケル・チタン合金で形成されているので、一度プ
レス加工すれば、その形状を半永久的に持続することが
でき、眼鏡が使用者に装着された状態からでも、折り畳
んだ状態の眼鏡に戻るので、折り畳む手間を省くことが
できる。さらに、請求項3に記載の眼鏡は、前記弾性部
材に、前記先セルを、前記一対の鎧を結ぶ直線と前記眼
鏡レンズ又は前記眼鏡枠の湾曲面との間に形成される空
間部内に収納される収納位置に常時付勢する付勢力を有
するように構成したので、携帯性に優れ、わざわざテン
プルを折り曲げなくとも、例えばポケットや収納袋にス
ムーズに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】眼鏡全体を示す斜視図
【図2】レンズの構成を示す図
【図3】鎧からテンプル部分の構成を示す図
【図4】眼鏡を上面からみた図
【図5】従来の丁番なし眼鏡を示す図
【符号の説明】
1 眼鏡 2 レンズ 3 鎧 4 連結部(NT合金) 5 テンプル 6 先セル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鎧とテンプルとの間を弾性部材で形成し、 前記弾性部材の少なくとも一部の厚さを薄くして折り曲
    げ部を形成したことを特徴とする眼鏡。
  2. 【請求項2】前記弾性部材はニッケル・チタン合金で形
    成され、 前記折り曲げ部は、前記ニッケル・チタン合金をプレス
    加工して形成したことを特徴とする請求項1に記載の眼
    鏡。
  3. 【請求項3】湾曲して形成された左右一体型眼鏡レンズ
    又は左眼用レンズと右前用レンズとをそれぞれ保持する
    眼鏡枠と、 前記眼鏡レンズ又は前記眼鏡枠の左右にそれぞれ取付け
    られる一対の鎧と、 一端が前記鎧に固定され、他端が先セルを有するテンプ
    ルに固定される1本の弾性部材と、を備え、 前記弾性部材は、前記先セルを、前記一対の鎧を結ぶ直
    線と前記眼鏡レンズ又は前記眼鏡枠の湾曲面との間に形
    成される空間部内に収納される収納位置に常時付勢する
    付勢力を有することを特徴とする請求項1に記載の眼
    鏡。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6213383B1 (en) * 1999-06-09 2001-04-10 Nakanishi Optical Corporation Method of consolidating NI-TI alloy parts in a pair of spectacles
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