JPH10281994A - 蛍光測定装置 - Google Patents

蛍光測定装置

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Publication number
JPH10281994A
JPH10281994A JP8956697A JP8956697A JPH10281994A JP H10281994 A JPH10281994 A JP H10281994A JP 8956697 A JP8956697 A JP 8956697A JP 8956697 A JP8956697 A JP 8956697A JP H10281994 A JPH10281994 A JP H10281994A
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JP
Japan
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light
fluorescence
fiber
well
microplate
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Application number
JP8956697A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Mizuguchi
義則 水口
Norikazu Sugiyama
範和 杉山
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光の測定精度を向上させることができる蛍
光測定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、マイクロプレート4の底面4
a側から、各ウェル3内の対象物Sに励起光を照射し各
対象物Sからの蛍光を底面4a側で検出する蛍光測定装
置において、励起光を発生する励起光発生手段5と、各
ウェル3に対し出射端面がウェル3に対応する底面4a
に対峙され、入射端面で励起光発生手段5からの励起光
を取り込む光導入用ファイバ60と、各ウェル3に対し
入射端面がウェル3に対応する底面4aに対峙され、出
射端面でウェル3内の対象物Sからの蛍光を射出する光
検出用ファイバ61と、光検出用ファイバ61の出射端
面からの蛍光を検出する蛍光検出手段18とを備え、光
導入用ファイバ60の開口数が光検出用ファイバ61の
開口数より小さくなっている構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロプレート
の複数のウェル内に収容された各測定対象物からの蛍光
を測定する蛍光測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光測定装置には、複数のウェルが設け
られたマイクロプレートが用いられ、そのマイクロプレ
ートの各ウェル内の測定対象物に励起光が照射され、そ
の測定対象物からの蛍光が測定されるものがある。この
種の蛍光測定装置は、例えば特開昭60−40955号
公報に開示され、この公報においては、蛍光測定装置
は、マイクロプレートの各ウェルに対応して途中で分岐
し光源からの光を伝送する光ファイバと、その分岐した
各光ファイバに束ねられた蛍光検出用光ファイバとを有
し、各ウェルに対して、分岐した光ファイバ及び蛍光検
出用光ファイバの端面が集光レンズを介してマイクロプ
レートの底面と対峙されている。
【0003】また、他の蛍光測定装置としては、例えば
特開昭55−48642号公報に開示され、この公報に
おいては、蛍光測定装置は、ガスを収容する測定セル
と、その測定セルから光源まで延びる長尺の複数の照射
用光導体と、測定セルから検出器まで延び、ガスから生
じる蛍光をその検出器に導く長尺の複数の受光用光導体
とを有している。その照射用光導体および受光用光導体
の端部同士はひとまとまりにまとめられ、その端面が測
定セル内のガスに直接接触している。そして、照射用光
導体からは可能な限り小さい空間角で光が射出され、受
光用光導体では全空間角の半分に近い空間角でガスから
の光が取り込まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−40955号公報の蛍光測定装置は、照射用光フ
ァイバからの広がった励起光が集光レンズを介してマイ
クロプレートの底面側から入射されると、測定対象物か
らの蛍光のみならず底面での励起光の反射光が受光用の
光ファイバに混入する。このため、検出する蛍光に対し
てノイズが増加し、蛍光測定精度が低下することとな
る。
【0005】また、特開昭55−48642号公報の蛍
光測定装置においては、特開昭60−40955号公報
のように分岐した光ファイバの端面と試料との間にマイ
クロプレートを介在させていない。しかも、照射用光導
体の端面が試料であるガスに直接接触している。このた
め、照射用光導体からの照射光の一部が反射により受光
用光導体に混入するという問題は生じない。しかし、受
光用光導体が水晶等で作製されているため、ガスから生
じた蛍光を検出器に十分に導くことができず、良好な蛍
光測定精度を得ることができないという問題があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、蛍光の測定精度を向上させることができる蛍
光測定装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、複数のウェルが形成されたマイクロプレ
ートの底面側から、各ウェル内の測定対象物に励起光を
照射し各測定対象物からの蛍光をマイクロプレートの底
面側で検出する蛍光測定装置において、励起光を発生す
る励起光発生手段と、各ウェルに対し出射端面がウェル
に対応するマイクロプレートの底面に対峙され、入射端
面で励起光発生手段からの励起光を取り込む光導入用フ
ァイバと、各ウェルに対し入射端面がウェルに対応する
マイクロプレートの底面に対峙され、出射端面でウェル
内の測定対象物からの蛍光を射出する光検出用ファイバ
と、光検出用ファイバの出射端面から射出される蛍光を
検出するための蛍光検出手段とを備え、光導入用ファイ
バの開口数が光検出用ファイバの開口数より小さくなっ
ていることを特徴とする。
【0008】この発明によれば、励起光発生手段で発生
した励起光が、各光導入用ファイバによってマイクロプ
レートの底面側から各ウェル内の測定対象物に照射さ
れ、各測定対象物からの蛍光がマイクロプレートの底面
側で各光検出用ファイバの入射端面に取り込まれ、その
蛍光が蛍光検出手段で検出される。このため、光導入用
ファイバの出射端面から射出される励起光が光検出用フ
ァイバに直接混入することがない。また、光導入用ファ
イバの開口数が光検出用ファイバの開口数より小さいた
め、マイクロプレートの底面で、光導入用ファイバから
の励起光の反射等が抑えられ、従って、測定対象物への
励起光の割合が増加すると共に、マイクロプレートの底
面で反射され光検出用ファイバに取り込まれる励起光の
割合が減少する。更に、光検出用ファイバの開口数が光
導入用ファイバの開口数より大きいため、光検出用ファ
イバにおいて、測定対象物からの蛍光が十分に取り込ま
れる。この結果、励起光が効率よく測定対象物に照射さ
れると共に、蛍光の測定精度が向上することとなる。
【0009】また、各ウェルに対しそのウェルに対応す
る光検出用ファイバが、隣接するウェルからの蛍光を入
射不可能とする開口数を有することが好ましい。この場
合、マイクロプレートの各ウェルに対し、そのウェルに
対応する光検出用ファイバに、隣接するウェル内の測定
対象物からの蛍光の侵入が十分に防止される。このた
め、隣接するウェル同士間でのクロストークが防止され
る。
【0010】また、各ウェルに対し光導入用ファイバ及
び光検出用ファイバが複数本設けられ、光導入用ファイ
バに対し各光検出用ファイバがランダムに混合されてい
ることが好ましい。この場合、マイクロプレートの各ウ
ェル内の測定対象物からの蛍光が各光検出用ファイバの
入射端面において効率よく取り込まれる。
【0011】また、マイクロプレートの底面側に配置さ
れ、各ウェルに対応して光導入用ファイバの出射端部及
び光検出用ファイバの入射端部を収容する開口部をもっ
たガイド部材を備えることが好ましい。この場合、ガイ
ド部材の各開口部によって、光導入用ファイバの出射端
部及び光検出用ファイバの入射端部が確実に保持され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面と共に本発明の蛍
光測定装置の第1〜第3実施形態について詳細に説明す
る。
【0013】図1は、第1実施形態に係る蛍光測定装置
の全体構成を示す概略図である。図1に示すように、蛍
光測定装置1は、暗箱2内にマイクロプレート4を備え
ている。マイクロプレート4には、その一面に測定対象
となる試料Sを収容する複数(96個)のウェル3が形
成され、ウェル3は例えばマイクロプレート4の一面に
8列12行に配列されている。また、各ウェル3内に収
容される試料Sは、例えば測定対象としての蛍光指示薬
DAPIを負荷した一定数の細胞、及びその細胞を生か
しておくためのバッファー溶液が用いられる。なお、マ
イクロプレート4の底面4aは、その底面4aから入射
される光を透過できるように光学的に透明な材質で形成
されている。
【0014】蛍光測定装置1は、励起光発生手段として
の光源ユニット5が設けられ、この光源ユニット5は例
えば暗箱2の外部に設けられている。この光源ユニット
5は、光源ボックス6内に収容される白色光源7を有
し、光源ボックス6内には、白色光源7から出射される
白色光の方向に集光レンズ8が設けられ、光源ボックス
6の外部には集光レンズ8の対向位置に励起光選択フィ
ルタ9が設けられ、その励起光選択フィルタ9により白
色光から所望の励起光が選択される。励起光選択フィル
タとしては、蛍光指示薬DAPIに対応し、例えば透過
波長360nmの干渉フィルタが用いられる。
【0015】また、蛍光測定装置1には、光源ユニット
5側からマイクロプレート4の底面まで延びる光導入用
バンドルファイバ12(例えば外径6mm)が設けられ
ている。この光導入用バンドルファイバ12は、図2
(a)に示すように、保護チューブ14を有し、その保
護チューブ14内に、複数本(例えば50本)の光導入
用ファイバ(例えば外径200μmの石英ガラス光ファ
イバ)60が束ねられ収容されている。
【0016】図1に示すように、このような光導入用バ
ンドルファイバ12は、マイクロプレート4の各ウェル
3に対応して96本設けられ、この96本の光導入用バ
ンドルファイバ12の各入射端部は、束ねられて円筒管
17内に収納されている。そして、96本の光導入用バ
ンドルファイバ12の各出射端部は、各ウェル3に対応
して分配され、その分配された各出射端部は、ウェル3
に対応するマイクロプレート4の底面4aに対峙されて
いる。従って、対応する各ウェル3内の試料Sに対し、
各光導入用バンドルファイバ12からの励起光がマイク
ロプレート4の底面4a側から照射される。
【0017】一方、蛍光測定装置1には、各ウェル3内
の試料Sからの蛍光を伝送する光検出用バンドルファイ
バ13(例えば外径9mm)が設けられ、この光検出用
バンドルファイバ13は、図2(b)に示すように、保
護チューブ15を有し、その保護チューブ15内に光導
入用ファイバ60と同径の複数本(例えば100本)の
光検出用ファイバ61(例えば外径200μmmの石英
ガラス光ファイバ)が束ねられ収容されている。
【0018】図1に示すように、光検出用バンドルファ
イバ13は、マイクロプレート4のウェル3に対応して
96本設けられ、この96本の光検出用バンドルファイ
バ13は、各入射端部が分配されて、ウェル3に対応す
るマイクロプレート4の底面4aに対峙され、各出射端
部は暗箱2の外部まで延びている。なお、保護チューブ
15内の光検出用ファイバ61は、蛍光を優先的に取得
すべく、保護チューブ14内の光導入用ファイバ60よ
り多く設けられている(図2(b)参照)。
【0019】なお、光検出用ファイバ60として石英ガ
ラス光ファイバを用いたが、石英ガラス光ファイバに代
えて、DAPIの蛍光のみ透過させるような透過特性を
もったプラスチック製又はガラス製の光ファイバを用い
てもよい。この場合には、蛍光選択フィルタ11を設け
なくてもよい。
【0020】また、図1に示すように、蛍光測定装置1
は、蛍光検出手段を有し、この蛍光検出手段は例えば暗
箱2の外部に設けられている。この蛍光検出手段は、例
えば光電子増倍管10と、蛍光選択フィルタ11とから
なる96台の蛍光検出器18構成され、各光電子増倍管
10は相互に同一性能を有している。このように各ウェ
ル3ごとに光電子増倍管10を用いることで、蛍光の検
出感度の向上を図ると共に各ウェル3内の試料Sからの
蛍光を同時に測定できるようにしている。なお、蛍光選
択フィルタ11は、各光検出用バンドルファイバ13の
出射端面から射出される光から蛍光を選択的に透過させ
るものであり、光電子増倍管10と光検出用バンドルフ
ァイバ13の端面との間に設けられる。蛍光選択フィル
タ11としては、蛍光指示薬DAPIに対応して、例え
ば400nm以上の光を透過する干渉フィルタが用いら
れる。
【0021】また、各光電子増倍管10は、高圧電源1
9に接続されると共に、互いに独立したアンプ回路20
に接続され、各アンプ回路20はアナログデータ処理装
置21に接続され、アナログデータ処理装置21はパー
ソナルコンピュータ22に接続されている。各光電子増
倍管10から出力された信号はアンプ回路20で増幅さ
れ、その増幅された各信号はアナログデータ処理装置2
1でディジタル値に変換され、パーソナルコンピュータ
22で各データの収集、データ解析および蛍光測定装置
1全体の制御が行われる。
【0022】図3は、マイクロプレート4と、光導入用
および光検出用バンドルファイバ12,13との位置関
係を示す一部断面側面図であり、図4は、光導入用バン
ドルファイバ12の出射端部及び光検出用バンドルファ
イバ13の入射端部を示す一部断面側面図である。図3
に示すように、マイクロプレート4の各ウェル3に対
し、光導入用バンドルファイバ12及び光検出用バンド
ルファイバ13の入射端部及び出射端部同士はまとめら
れて円筒管23内に収納されている。円筒管23内で
は、図4に示すように、光導入用バンドルファイバ12
の出射端部で光導入用ファイバ60が露出され、光検出
用バンドルファイバ13の入射端部で光検出用ファイバ
61が露出され、これらが混合されて接着剤等で固めら
れている。
【0023】なお、光検出用ファイバ61は、図5に示
すように、円筒管23内で互いに所定の間隔をもってラ
ンダムに分配されることで、各ウェル3からの蛍光が十
分に取り込まれ、蛍光の受容効率が向上されるようにな
っている。
【0024】また、図4に示すように、光導入用ファイ
バ60の各出射端面及び光検出用ファイバ61の各入射
端面は、各ウェル3に対応するマイクロプレート4の底
面4aに対峙されている。ここで、図6に示すように、
各光導入用ファイバ60は、そのコア60aとクラッド
60bとの屈折率差が小さくとられ、その開口数NA1
が例えば0.2〜0.3に設定されている。このため、
光導入用ファイバ60のコア60aから出射される光束
F1は、図6(a)に示すような光束となっており、光
導入用ファイバ60の出射端面の前方の狭い範囲が照射
されることとなる。
【0025】一方、各光検出用ファイバ61は、そのコ
ア61aとクラッド61bとの屈折率差が大きくとら
れ、その開口数NA2が光導入用ファイバ60の開口数
NA1より大きくなっており、例えば0.35以上に設
定されている。このため、光検出用ファイバ61におい
ては、そのコア61aの入射端面において、図6(b)
に示すように、広角度で試料Sからの蛍光が取り込まれ
る。
【0026】ただし、開口数NA2は、光検出用ファイ
バ61のコア61aの入射端面に、隣接するウェル3か
らの蛍光が入射不可能な範囲にあることが好ましい。こ
れは、マイクロプレート4の各ウェル3に対し、各ウェ
ル3に対応する光検出用ファイバ61のコア61aに、
隣接するウェル3内の試料Sからの蛍光の侵入を十分に
防止し、隣接するウェル3同士間でのクロストークを防
止するためである。このような効果を奏する開口数NA
2の範囲は、例えば0.35以上NAmax未満であ
る。ここで、NAmaxは、図7に示すように、ウェル
3の底面の垂線Vに対し、隣接するウェル3の底面から
射出される蛍光の最大広がり方向Dによって規定され
る。例えばNAmaxは、この垂線Vと最大広がり方向
Dとのなす角(隣接するウェル3からの最小入射角)θ
に対し、n0sinθで表される。ここで、n0は空気の
屈折率を表す。
【0027】なお、図1及び図3に示すように、蛍光測
定装置1は、マイクロプレート4の底面4a側に、各ウ
ェル3に対応した円柱状の開口部25をもった平板状の
ガイド部材24を設け、各開口部25内に、各光導入用
バンドルファイバ12の出射端部および各光検出用バン
ドルファイバ13の入射端部を挿入することで、その光
導入用バンドルファイバ12および光検出用バンドルフ
ァイバ13の出射端部および入射端部を確実に保持する
ようにしている。
【0028】以上のような構成をもった蛍光測定装置1
によれば、光源ユニット5で発生した励起光が、各光導
入用ファイバ60によって分配されて、マイクロプレー
ト4の底面4a側から各ウェル3内の試料Sに照射さ
れ、各試料Sからの蛍光がマイクロプレート4の底面4
a側で各光検出用ファイバ61の入射端面に取り込ま
れ、その蛍光が蛍光選択フィルタ11を通って光電子増
倍管10で検出される。
【0029】このため、光導入用ファイバ60の出射端
面から射出される励起光が光検出用ファイバ61に直接
混入することがない。また、光導入用ファイバ60の出
射端面から蛍光が小さい広がりで射出されるため、マイ
クロプレート4の底面4aで、光導入用ファイバ60か
らの励起光の反射、散乱又は拡散が抑えられ、従って、
試料Sへの励起光の割合が増加すると共に、マイクロプ
レート4の底面4aで反射され光検出用ファイバ61に
取り込まれる励起光の割合が減少する(図8参照)。更
に、光検出用ファイバ61の開口数NA2が光導入用フ
ァイバ60の開口数NA1より大きいため、光検出用フ
ァイバ61において、試料Sからの蛍光が十分に取り込
まれる(図9参照)。この結果、励起光が効率よく試料
Sに照射されると共に、蛍光の測定精度が向上する。
【0030】次に、本発明の蛍光測定装置の第2実施形
態について説明する。なお、第1実施形態に係る蛍光測
定装置と同一又は相当の構成要素については、同一の符
号を付す。
【0031】図10は、第2実施形態に係る蛍光測定装
置の全体を示す概略図である。図10に示すように、蛍
光測定装置30においては、励起光発生手段としての励
起光波長選択フィルタ9に代えて、波長切替手段が設け
られている点で第1実施形態の蛍光測定装置1と異な
る。
【0032】ここで、波長切替手段は、例えば円板32
を有し、この円板32には、その中心にモータ33の回
転軸33aが直交するように取り付けられ、このモータ
33の駆動によって回転軸33a回りに回転されるよう
になっている。また、円板32には、その円周に沿って
透過波長域の異なる複数(例えば2枚)の励起光選択フ
ィルタ34,35が設けられ、各励起光選択フィルタ3
4,35は、円板32が回転する場合に集光レンズ8と
円筒管17との間に介在されるように円板32上に配置
されている。
【0033】励起光選択フィルタ34としては、透過波
長340nmのものが挙げられ、励起光選択フィルタ3
5としては、透過波長380nmのものが挙げられる。
なお、波長切替手段31には、励起光選択フィルタ3
4,35の位置を検出するセンサ系が設けられ、また、
そのセンサ系から得られる信号に基づいて回転モータ3
3の回転量を制御するコントローラ36が設けられてい
る。波長の切替えは、コントローラ36に接続されたパ
ーソナルコンピュータ22によって操作される。
【0034】この蛍光測定装置30によれば、測定すべ
き試料Sの種類に応じて、又は測定上の必要に応じて適
宜波長を選択することが可能となる。また、蛍光測定装
置30によれば、異なる波長の励起光を同一の試料Sに
照射し、その試料Sからの蛍光を測定し、その蛍光量の
比と、予め求められた蛍光量の比及び試料S内の所定イ
オン濃度の関係とを照合することにより、試料S中の所
定イオン濃度を算出することができる。
【0035】例えば試料Sとして、蛍光指示薬FURA
2を負荷した一定数の細胞、および細胞を生かしておく
ためのバッファー溶液が用いられる場合には、FURA
2の励起波長として340nm、380nmが選定さ
れ、各波長に対する細胞からの蛍光量が測定され、その
蛍光量の比と、予め求められた蛍光量の比及び細胞内の
Caイオン濃度の関係とを照合することにより、細胞内
のCaイオン濃度を算出することができる。
【0036】次に、本発明に係る蛍光測定装置の第3実
施形態について説明する。なお、第1又は第2実施形態
と同一又は相当の構成要素については同一の符号を付
す。
【0037】図11は、第3実施形態に係る蛍光測定装
置40の構成を示す概略図である。同図に示すように、
蛍光測定装置40は、移動機構41と、マイクロプレー
ト送出手段42と、マイクロプレート収納手段43と、
試薬分注手段44とを更に備える点で第2実施形態に係
る蛍光測定装置30と異なっている。
【0038】ここで、移動機構41は、暗箱2内におい
て、水平方向に並設された一対のガイドレール45,4
5を有し、その一対のガイドレール45,45間にわた
って平板状のホルダ(図示せず)が配置され、そのホル
ダ上にマイクロプレート4が取り付けられている。な
お、ホルダには開口部が形成され、その開口部を通して
光導入用バンドルファイバ12からの励起光がマイクロ
プレート4の底面4a側から照射される。また、移動機
構41には、ホルダを駆動するベルトコンベヤ等の駆動
装置(図示せず)が設けられ、これによりマイクロプレ
ート4がガイドレール45,45に沿って一定方向に移
動可能となっている。
【0039】また、マイクロプレート送出手段42は、
ガイドレール45,45の延長線上であって暗箱2の側
面2aに設けられるボックス状の収納部46を有し、そ
の収納部46内には、複数段に積み重ねられたマイクロ
プレート4が収納可能となっている。また、この収納部
46内には、複数段に積み重ねられたマイクロプレート
4を収納部46の最下部まで下降させて、送出口47を
通して順次ガイドレール45,45上に送り出す送出し
機構(図示せず)が設けられている。
【0040】一方、暗箱2には、ガイドレール45,4
5の延長線上であってマイクロプレート送出手段42と
反対側の側面2bにマイクロプレート収納手段43が設
けられている。マイクロプレート収納手段43は、複数
のマイクロプレート4を複数段に積み重ねて収納するボ
ックス状の収納部49を有している。収納部49内に
は、送入口50を通ってガイドレール45,45からマ
イクロプレート4が送り込まれるごとにマイクロプレー
ト4を上方に移動させるリフト機構(図示せず)が設け
られている。
【0041】また、ガイドレール45,45の下方で
は、ガイド部材24が対峙され、ガイドレール45,4
5の上方には、マイクロプレート4の各ウェル3に一括
に所定の反応試薬を注入可能な試薬分注手段44が設け
られている。この試薬分注手段44は、一対のガイドレ
ール51,51を有し、そのガイドレール51,51に
は複数(2台)の試薬分注器52,53が懸架され、こ
の試薬分注器52,53は、ガイドレール51,51に
沿って往復移動可能となっている。なお、試薬分注器5
2,53は同一構成となっており、例えば試薬分注器5
2は、マイクロプレート4の各ウェル3の配列に対応し
て8列12行、すなわち96個の分注ノズル52aを通
して反応試薬が各ウェル3に注入される。
【0042】この蛍光測定装置40によれば、収納部4
6から送出し機構によってガイドレール45,45上に
送り出されたマイクロプレート4がガイド部材24に対
峙され、試薬分注器52,53がガイドレール51,5
1に沿って移動されてガイド部材24に対峙されるとき
に、その試薬分注器52,53によってマイクロプレー
ト4の各ウェル3に反応試薬を一括に分注することが可
能となる。また、送出し機構によって収納部46からガ
イドレール45,45上に送り出されて測定されるべき
マイクロプレート4が複数あっても、各マイクロプレー
ト4は送入口50を通って収納部49に次々に収納され
る。このため、収納部46に予め測定すべき複数のマイ
クロプレート4を収納するだけで、蛍光測定が終了する
たびにマイクロプレート4をセットすることなく複数の
マイクロプレート4について連続して測定させることが
できる。その結果、省力化が可能となる。
【0043】また、蛍光測定装置40は、マイクロプレ
ート4の底面4a側から励起光を照射し、マイクロプレ
ート4の上面側から各ウェル3に反応試薬を滴下する構
成となっているため、反応試薬の分注前後のみならず、
分注中においても蛍光の測定が可能である。
【0044】なお、試薬分注器52,53はそれぞれパ
ーソナルコンピュータから送出される入力指示信号CB
に基づき駆動制御部48から送出される分注指示信号B
1,B2によって制御可能となっている。また、収納部
46の送出し機構、ホルダの駆動装置、および収納部4
9のリフト機構は、それぞれパーソナルコンピュータ2
2から送出される入力指示信号CBによる駆動制御部4
8からの制御信号CL,CC,CSによって制御可能と
なっている。
【0045】なお、前述の第3実施形態においては、試
薬分注器52,53は2台に限定されず、測定に必要な
試薬の種類にあわせて1台又は3台以上とすることも可
能である。また、試薬分注器52,53をガイドレール
51,51に沿って往復移動させたが、ベルトコンベヤ
を使用して往復移動させたり、円環状のガイドレールを
使用し、ガイドレール45,45の上方において複数の
試薬分注器を周回移動させたりするようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、マイクロプ
レートの底面側から励起光を照射し、測定対象物からの
蛍光を底面側から取り込むようにしたので、光導入用フ
ァイバからの励起光の光検出用ファイバへの混入を防止
することができる。更に、光導入用ファイバの開口数を
光検出用ファイバの開口数より小さくすることで、励起
光を効率よく測定対象物に照射することができると共に
蛍光の測定精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蛍光測定装置の第1実施形態を示
す概略断面図である。
【図2】(a)は光導入用バンドルファイバの断面図で
あり、(b)は光検出用バンドルファイバの断面図であ
る。
【図3】マイクロプレートと、光導入用バンドルファイ
バおよび光検出用バンドルファイバの端部との位置関係
を示す一部断面側面図である。
【図4】光導入用ファイバ及び光検出用ファイバの端部
を示す一部断面側面図である。
【図5】図4のV−V線に沿った断面図である。
【図6】(a)は光導入用ファイバのコアの出射端から
励起光が射出される状態を示す斜視図であり、(b)は
光検出用ファイバのコアの入射端で蛍光を取り込む状態
を示す斜視図である。
【図7】光導入用および光検出用バンドルファイバと、
ウェルとの位置関係を表す一部断面側面図である。
【図8】各光導入用ファイバの出射端から励起光が出射
される状態を示す一部断面側面図である。
【図9】各光検出用ファイバの入射端に蛍光が取り込ま
れる状態を示す一部断面側面図である。
【図10】本発明による蛍光測定装置の第2実施形態を
示す概略断面図である。
【図11】本発明による蛍光測定装置の第3実施形態を
示す概略断面図である。
【符号の説明】
1…蛍光測定装置、3…ウェル、4…マイクロプレー
ト、4a…底面、5…光源ユニット(励起光発生手
段)、7…白色光源(励起光発生手段)、8…集光レン
ズ(励起光発生手段)、9…励起光選択フィルタ(励起
光発生手段)、10…光電子増倍管(蛍光検出手段)、
11…蛍光選択フィルタ(蛍光検出手段)、24…ガイ
ド部材、60…光導入用ファイバ、61…光検出用ファ
イバ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のウェルが形成されたマイクロプレ
    ートの底面側から、前記各ウェル内の測定対象物に励起
    光を照射し前記各測定対象物からの蛍光を前記マイクロ
    プレートの底面側で検出する蛍光測定装置において、 前記励起光を発生する励起光発生手段と、 前記各ウェルに対し出射端面が前記ウェルに対応する前
    記マイクロプレートの前記底面に対峙され、入射端面で
    前記励起光発生手段からの励起光を取り込む光導入用フ
    ァイバと、 前記各ウェルに対し入射端面が前記ウェルに対応する前
    記マイクロプレートの前記底面に対峙され、出射端面で
    前記ウェル内の前記測定対象物からの蛍光を射出する光
    検出用ファイバと、 前記光検出用ファイバの出射端面から射出される蛍光を
    検出するための蛍光検出手段とを備え、 前記光導入用ファイバの開口数が前記光検出用ファイバ
    の開口数より小さくなっていることを特徴とする蛍光測
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記各ウェルに対しそのウェルに対応す
    る前記光検出用ファイバが、隣接する前記ウェルからの
    蛍光を入射不可能とする開口数を有することを特徴とす
    る請求項1記載の蛍光測定装置。
  3. 【請求項3】 前記各ウェルに対し前記光導入用ファイ
    バ及び光検出用ファイバが複数本設けられ、前記光検出
    用ファイバに対し前記光検出用ファイバがランダムに混
    合されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    蛍光測定装置。
  4. 【請求項4】 前記マイクロプレートの底面側に配置さ
    れ、前記各ウェルに対応して前記光導入用ファイバの出
    射端部及び前記光検出用ファイバの入射端部を収容する
    開口部をもったガイド部材を備えることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一項に記載の蛍光測定装置。
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