JPH10170444A - 光測定装置 - Google Patents

光測定装置

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Publication number
JPH10170444A
JPH10170444A JP32704996A JP32704996A JPH10170444A JP H10170444 A JPH10170444 A JP H10170444A JP 32704996 A JP32704996 A JP 32704996A JP 32704996 A JP32704996 A JP 32704996A JP H10170444 A JPH10170444 A JP H10170444A
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JP
Japan
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reagent
microplate
guide member
light
sample
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Application number
JP32704996A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Mizuguchi
義則 水口
Masanori Matsubara
正典 松原
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Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプルから発せられる蛍光又は透過光を迅
速に測定することができ、かつ、サンプルに試薬を注入
した直後から蛍光又は透過光の経時変化を測定すること
ができる光測定装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による光測定装置1は、透明なマ
イクロプレート4の複数のウェル5内に注入した各サン
プルSに、このサンプルSと相互作用を起こす試薬を注
入し、各サンプルSからの蛍光等を測定するもので、試
薬を分配する試薬分配器25,51、試薬分配器25,
51で分配される試薬をマイクロプレート4の各ウェル
5にガイドさせると共に光を通過させることが可能なガ
イド部材19,50、ガイド部材19,50を通してマ
イクロプレート4の各ウェル5内のサンプルSを照明す
る照明手段12,16、及び各サンプルSから発せられ
る蛍光等を選択的に撮像する撮像手段11、を備えるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分光分析に用いら
れるマイクロプレートを有する光測定装置に係り、特
に、マイクロプレートの表面に形成される複数個のウェ
ル内のサンプルについての蛍光又は透過光を測定する光
測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サンプルの蛍光などを測定す
る装置として、マイクロプレートを使用するものがあ
る。マイクロプレートは、その一面にサンプルを収容す
るための複数個のウェルを有するものである。このマイ
クロプレートを使用する装置は、例えば、マイクロプレ
ートの各ウェル内に注入したサンプルに、このサンプル
と相互作用を起こす試薬(以下、単に試薬という)を滴
下し、このサンプルと試薬との相互作用による蛍光や透
過光等の経時変化を測定するのに使用される。この種の
装置は、一度に測定するサンプルの数により、個別サン
プル測定装置と多サンプル同時測定装置とに区別するこ
とができる。
【0003】個別サンプル測定装置としての蛍光測定装
置は、1つの開口部をもった遮光板を有し、開口部の上
方に光源および光検出器を有し、この光源と光検出器と
の間には、試薬を滴下する注液ノズルが設けられてい
る。蛍光を測定する際には、遮光板の下方にマイクロプ
レートが移動され、このマイクロプレートのウェルと遮
光板の開口部とが一致され、この開口部を通して光源か
らの励起光がサンプルに照射されて、サンプルからの蛍
光が光検出器で検出される。そして、遮光板の開口部を
通して注液ノズルからサンプルに試薬が滴下され、サン
プルからの蛍光の経時変化等が測定される。このように
して、マイクロプレートの全サンプルについて1つずつ
順次蛍光の経時変化等の測定が行われる。
【0004】また、個別サンプル測定装置としての吸光
度測定装置は、光源がマイクロプレートの下方に配置さ
れている点で前述した蛍光測定装置と異なり、光源によ
りマイクロプレートの下面を照明し、サンプルからの透
過光を光検出器で検出することにより吸光度の測定が行
われる。
【0005】一方、多サンプル同時測定装置としての蛍
光測定装置は、マイクロプレートのウェルと同数の分注
ノズルをもった試薬分配器を有している。この試薬分配
器の側方には、マイクロプレートの上面を照明する一対
の光源を有し、各光源間には高感度ビデオカメラが配置
されている。蛍光を測定する際には、マイクロプレート
が一旦試薬分配器の下方に配置され、分注ノズルから各
サンプルに試薬が分注された後、マイクロプレートが高
感度ビデオカメラの下方に配置され、各光源によりマイ
クロプレートの上面が照明される。そして、各サンプル
からの蛍光が高感度ビデオカメラで一括に検出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来からある個別サンプル測定装置は、マイクロプレ
ートの各サンプルについて1つずつ蛍光又は透過光の経
時変化を測定するので、多くのサンプルについての測定
を行う場合には、その測定に相当の時間がかかり、迅速
な測定を行うことができないという問題がある。
【0007】一方、多サンプル測定装置は、蛍光を測定
する毎に、マイクロプレートを一旦試薬分配器の下方に
移動させたのち高感度ビデオカメラの下方に移動させな
ければならないため、試薬をサンプルに滴下した直後か
らの蛍光の経時変化を連続的に測定することができず、
特に、サンプルと試薬とが短時間で相互作用を起こす場
合にはその測定が困難である。
【0008】本発明は、前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、サンプルから発せられる蛍光又は透過
光を迅速に測定することができ、かつ、サンプルに試薬
を注入した直後から蛍光又は透過光の経時変化を測定す
ることができる光測定装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明による光測定装置は、透明なマイクロプ
レートの複数のウェル内に注入した各サンプルに、この
サンプルと相互作用を起こす試薬を注入し、各サンプル
から出射される蛍光又は透過光を測定する光測定装置に
おいて、試薬を分配する試薬分配器と、試薬分配器で分
配される試薬をマイクロプレートの各ウェルにガイドさ
せると共に光を通過させることが可能なガイド部材と、
ガイド部材を通してマイクロプレートの各ウェル内のサ
ンプルを照明する照明手段と、各サンプルから出射され
る蛍光又は透過光を選択的に撮像する撮像手段とを備え
ることを特徴とする。
【0010】この光測定装置によれば、照明手段により
ガイド部材を通してマイクロプレートの各サンプルを照
明し、マイクロプレートのウェルを撮像する際に、各ウ
ェル内のサンプルからの蛍光又は透過光が撮像手段によ
り一括に撮像される。そして、このとき、試薬分配器に
より試薬を分配させると、この分配された試薬はガイド
部材によりマイクロプレートの各ウェルにガイドされる
ので、各ウェル内のサンプルに試薬が一括に注入され
る。
【0011】また、前述した試薬分配器は、試薬をマイ
クロプレートの各ウェルに分配する分注ノズルをもった
少なくとも一つの試薬分配部材を備え、ガイド部材に
は、分注ノズルをガイドするノズルガイド用開口部と、
照明手段からの光を通過させると共にマイクロプレート
の各ウェルに対応した光通過用開口部とが形成されてい
ることが好ましい。この光測定装置によれば、ガイド部
材の光通過用開口部を通して各サンプルに光が照射さ
れ、少なくとも一つの試薬分配部材の各分注ノズルがガ
イド部材の各ノズルガイド用開口部を通して各ウェルに
ガイドされ、各分注ノズルから各ウェル内のサンプルに
試薬が一括に注入される。
【0012】また、前述したガイド部材は遮光性材料か
らなることが好ましい。この光測定装置によれば、ガイ
ド部材の各光通過用開口部を通してマイクロプレートの
各ウェル内のサンプルを照明する際に、光通過用開口部
を通る光が、対応する各ウェル以外のウェル内のサンプ
ルにほとんど照射されることがなくなり、隣接するサン
プル同士間でのクロストークの防止を図ることができ
る。
【0013】また、本発明による光測定装置には、前述
した試薬分配器が複数設けられると共にガイド部材が複
数の試薬分配器に対応して設けられることが好ましい。
この光測定装置によれば、各試薬分配器及び各ガイド部
材につきそれぞれ異なる試薬を割り当てることができ、
必要に応じた様々な測定を行うことができる。
【0014】また、本発明による光測定装置は、照明手
段により照明される位置のマイクロプレートに、ガイド
部材を対向配置させるガイド部材搬送手段を備えること
が好ましく、このガイド部材搬送手段により、照明手段
により照明される位置に設けられたマイクロプレート
に、ガイド部材が対向配置される。
【0015】また、本発明による光測定装置は、照明手
段により照明される位置のガイド部材に、マイクロプレ
ートを対向配置させるマイクロプレート搬送手段を備え
ることが好ましく、このマイクロプレート搬送手段によ
って、照明手段により照明される位置に設けられたガイ
ド部材にマイクロプレートが対向配置される。
【0016】また、本発明による光測定装置は、少なく
ともマイクロプレート、試薬分配器、ガイド部材を収納
する遮光性をもった収納手段を備えることが好ましく、
この収納手段により、少なくともマイクロプレート、試
薬分配器およびガイド部材に対しては外部からの光が遮
断される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による光
測定装置の第1実施形態について詳細に説明する。
【0018】図1は、マイクロプレート移動方式を採用
した蛍光測定装置の内部を示す側面図である。同図に示
すように、蛍光測定装置1は、収納手段として、遮光性
材料からなる収納ケース30を有し、この収納ケース3
0の内部には、マイクロプレート搬送手段としての一対
のガイドレール2,2が水平方向に平行に延びている。
一対のガイドレール2,2の間には、開口部3aをもっ
た平板状のホルダ3を介してマイクロプレート4が配置
され、このマイクロプレート4は、ベルトコンベヤなど
の駆動装置(図示せず)によりホルダ3を駆動させるこ
とでガイドレール2,2に沿って往復移動させることが
可能となっている。なお、前述したホルダ3及び駆動装
置もマイクロプレート搬送手段を構成するものである。
【0019】図2に示すように、マイクロプレート4
は、複数個(例えば96個)の円柱状のウェル5を有
し、各ウェル5は、マイクロプレート4の上面4aにお
いて例えば8列12行に配列されている。ここで、マイ
クロプレート4の移動方向、すなわちガイドレール2,
2の延び方向を行(図2のY方向)とし、この行に直交
する方向を列(図2のX方向)とする。各ウェル5内に
は、サンプルSとして例えばCaイオンを含む細胞が注
入され、さらにこの細胞に負荷して蛍光を発するCaイ
オンの蛍光指示薬(例えば、fura2)が注入されて
いる(図5参照)。
【0020】図1及び図2に示すように、ガイドレール
2,2の上方には、細長い平板状の第1ガイド部材19
が設けられている。この第1ガイド部材19は、ガイド
レール2,2の延び方向(図2のY方向)に直交する方
向(図2のX方向)に延び、その先端部19aはガイド
レール2,2から少なくともマイクロプレート4を通過
させることのできる程度の高さに配置されている。図3
に示すように、第1ガイド部材19の先端部19aに
は、光を通過させるための円柱状の光通過用開口部20
が複数個(96個)形成され、この光通過用開口部20
は、第1ガイド部材19の先端部19a上でマイクロプ
レート4のウェル5の配列に対応して8列12行に配列
されている。
【0021】図4及び図5に示すように、各光通過用開
口部20は、マイクロプレート4の各ウェル5の口径と
ほぼ同じ大きさの口径を有している。そして、第1ガイ
ド部材19は、各光通過用開口部20内の内周面22に
その内周面22から突出する突起部23を有している。
この突起部23には、第1ガイド部材19を貫通するノ
ズルガイド用開口部24が形成されている。このため、
マイクロプレート4が第1ガイド部材19に対向配置さ
れる場合に、各光通過用開口部20は、マイクロプレー
ト4の各ウェル5と対向することになると共に、各ノズ
ルガイド用開口部24もマイクロプレート4の各ウェル
5に対向することになる。
【0022】一方、図2及び図3に示すように、第1ガ
イド部材19上には、第1試薬を分配させる第1試薬分
配器25が設けられ、この第1試薬分配器25は、12
個の光通過用開口部20からなる光通過用開口部群の列
数(8列)に対応した同一構成の8本の試薬分配管27
を有している。そして、図2に示すように、例えば試薬
分配管27Aについて、その先端部27aでノズルガイ
ド用開口部24の行数(12行)と同数の12個の細長
い分注ノズル28が分岐し、分岐した各分注ノズル28
は、前述した列(図2のX方向)に沿った12個のノズ
ルガイド用開口部24にそれぞれ挿入固定されている
(図5参照)。他の試薬分配管27についても同様に、
それぞれ12個ずつ分注ノズル28が設けられ、各分注
ノズル28は、対応するノズルガイド用開口部24に挿
入固定されている。従って、マイクロプレート4のウェ
ル5の数に対応して、96個の分注ノズル28が8列1
2行に配列されることになる。
【0023】ここで、第1ガイド部材19の上方および
下方からの光を十分に通過させるために、各第1試薬分
配管27は、第1ガイド部材19の光通過用開口部20
を覆わない位置に設けられ、各第1試薬分配管27は、
例えば図3に示すように、第1ガイド部材19の先端部
19a上の図3のX方向の光通過用開口部群に沿って延
び、第1試薬分配管27Hを除いて、隣接する光通過用
開口部群同士の間に配置されている。
【0024】そして、8本の第1試薬分配管27は、図
2に示すように、第1ガイド部材19の後端部19bの
上方に固定された筐体29の内部を貫通し、各第1試薬
分配管27の後端部27bは、第1試薬貯留槽26内の
第1試薬内に浸漬され、筐体29内の各第1試薬分配管
27は、筐体29内の送液ポンプ31に接続されてい
る。この送液ポンプ31は、第1試薬貯留槽26から第
1試薬を吸引し、各第1試薬分配管27の各分注ノズル
28に導くためのものである。第1試薬貯留槽26に
は、収納ケース30の外部で試薬供給源(図示せず)に
接続される第1試薬補充管32と、この第1試薬補充管
32に接続された第1試薬補充ポンプ33とにより常に
一定量の第1試薬が保持される。なお、第1試薬として
は、例えば細胞内のCaイオン濃度を上昇させる試薬が
用いられる。
【0025】また、図6に示すように、ガイドレール
2,2に沿って、前述した第1ガイド部材19および第
1試薬分配器25と同一構成の第2ガイド部材50およ
び第2試薬分配器51が設けられ、この第2ガイド部材
50および第2試薬分配器51は、第1ガイド部材19
および第1試薬分配器25に対し適当な間隔をおいて並
設されている。さらに第2ガイド部材50上には、第1
試薬貯留槽26と同一構成の第2試薬貯留槽(図示せ
ず)が固定され、この第2試薬貯留槽には、例えば細胞
内Caイオン濃度を下降させる試薬が貯留されている。
ただし、前述の第2ガイド部材50は照明手段により照
明されないので、この第2ガイド部材50には、光通過
用開口部20が形成されていなくてもよい。
【0026】なお、前述した第1,第2試薬分配器2
5,51及びホルダ3は、駆動制御部45により制御可
能となっている。図7に示すように、この駆動制御部4
5は、メイン制御回路46と、第1試薬分配器25の送
液ポンプ31を駆動させる第1駆動回路47と、第2試
薬分配器51の送液ポンプを駆動させる第2駆動回路4
8と、ホルダ3の駆動装置を駆動する第3駆動回路49
とで構成されている。メイン制御回路46は、操作処理
ユニット40の処理装置41を介して入力装置42に接
続され、この入力装置42に入力命令が与えられる場合
に、処理装置41を介して駆動指示信号CBが与えられ
る。
【0027】そして、この駆動指示信号CBに基づき、
第1駆動回路47から送液指示信号B1が送出され、第
1試薬貯留槽26から第1試薬が吸引されて、各試薬分
配管27の各分注ノズル28から第1試薬が排出され
る。また、駆動指示信号CBに基づき、第2駆動回路4
8から送液指示信号B2が送出され、第2試薬貯留槽か
ら第2試薬が吸引されて、各第2試薬分配管の各分注ノ
ズルから第2試薬が排出される。さらに、駆動指示信号
CBに基づき、第3駆動回路49から搬送指示信号CR
が送出され、ホルダ3の駆動装置が駆動されてマイクロ
プレート4がガイドレール2,2に沿って往復移動され
る。なお、第1、第2試薬分配器25,51について
は、所定量の第1、第2試薬が注入されたときに、注入
完了信号BEが駆動制御回路45のメイン制御回路46
を介して操作処理ユニット40の処理装置41に送出さ
れ、第1、第2試薬の注入が完了する。
【0028】また、図1に示すように、収納ケース30
内には、その内部にダイクロイックミラー9およびレン
ズ18,17からなる励起光照明用光学系16が設けら
れている。ここで、ダイクロイックミラー9は、入射角
45°で励起光の波長を反射し、サンプルSからの蛍光
を透過するような特性をもつものである。また、収納ケ
ース30の内部には、収納ケース30の側面30bに取
り付けられる励起光源ユニット12が設けられ、励起光
源ユニット12は、光源13、レンズ14および透過波
長の切替が可能な波長選択部15から構成されている。
波長選択部15は、例えば透過波長の異なる4つの干渉
フィルタ(図示せず)を有し、サンプルSに応じて適切
な干渉フィルタが選択される。そして、この励起光照明
用光学系16および励起光源ユニット12により照明手
段が構成され、この照明手段によって、励起光は図1の
二点鎖線で示される光路を通り、第1ガイド部材19の
先端部19aに照射される。
【0029】なお、前述した波長選択部15は、操作処
理ユニット40の処理装置41を介して入力装置42に
接続されている。このため、入力装置42に入力命令を
与える場合に、入力指示信号が処理装置41を介して波
長選択部15に送出され、サンプルSに応じた適切な干
渉フィルタを任意のタイミングで選択することが可能と
なっている。
【0030】また、図1に示すように、ガイドレール
2,2の上方には、ダイクロイックミラー9、蛍光波長
フィルタ8および結像レンズ7からなる結像光学系10
を介してビデオカメラ6が設けられ、このビデオカメラ
6は、収納ケースの上面30aに固定されている。ここ
で、蛍光波長選択フィルタ8としては、サンプルSから
の蛍光波長の光を選択的に通過させるものが使用され
る。そして、結像光学系10とビデオカメラ6とにより
撮像手段11が構成され、マイクロプレート4からの各
ウェル5は、図1の一点鎖線で示される光路を通るサン
プルSからの蛍光により撮像される。
【0031】なお、図1に示すように、ビデオカメラ6
は、画像処理ユニット35のカメラ制御部36に接続さ
れている。そして、このカメラ制御部36は、操作処理
ユニット40の処理装置41を介して操作処理ユニット
40の入力装置42に接続されている。このため、入力
装置42に入力命令が与えられる場合に、その入力指示
信号が処理装置46を介してカメラ制御部36に与えら
れる。そして、この入力指示信号に基づき、カメラ制御
部36がビデオカメラ6に撮像制御信号CCを送出し、
この撮像制御信号CCによりビデオカメラ6のON/O
FFがなされる。また、カメラ制御部36は、ビデオカ
メラ6で検知した映像信号VRをカメラ制御部36を介
して画像処理装置37に送出する。そして、この映像信
号VRに基づき画像処理装置37で画像処理が行われ、
この画像処理された画像が白黒又は疑似カラーで画像モ
ニタ38に表示される。
【0032】一方、画像処理装置37は、操作処理ユニ
ット40の処理装置41に接続され、この処理装置41
に画像処理信号VPを送出し、この画像処理信号VPに
基づき、ビデオカメラ6で撮像されるマイクロプレート
4の各サンプルからの蛍光強度が処理装置41で算出さ
れ、その経時変化等が表示装置43で表示される。
【0033】次に、前述した構成の蛍光測定装置1の作
用について説明する。
【0034】まず、図6に示すように、マイクロプレー
ト4を二点鎖線で示される初期位置から、ガイドレール
2,2に沿って第2ガイド部材50に対向する位置に移
動させ、第2試薬分配器51により、第2ガイド部材5
0の各ノズルガイド用開口部を通して試薬をマイクロプ
レート4の各ウェル5に注入する。そして、マイクロプ
レート4をガイドレール2,2に沿ってさらに移動さ
せ、第1ガイド部材19の先端部19aに対向する位置
に配置させる。そして、光源13を点灯させて励起光源
ユニット12から励起光を出射させ、この励起光で第1
ガイド部材19の先端部19aを照明すると、この励起
光は、第1ガイド部材19の光通過用開口部20を通過
して、マイクロプレート4の各ウェル5内のサンプルS
に一括に照射される。
【0035】そして、各サンプルSから発せられる光
が、光通過用開口部20を通過し、結像光学系10を介
してビデオカメラ6に入射する。このとき、ビデオカメ
ラ6には、結像光学系10の蛍光波長選択フィルタ8に
よりサンプルSの蛍光が選択的に撮像され、このビデオ
カメラ6での映像信号VRが画像処理ユニット35を経
て操作処理ユニット40に送られ、蛍光強度等が算出さ
れる。このため、1枚のマイクロプレート4につき、極
めて短時間でサンプルSからの蛍光を測定することがで
きる。
【0036】そして、このように励起光をマイクロプレ
ート4のサンプルSに照射した状態で、第1試薬分配器
25の送液ポンプ31を作動すると、第1試薬貯留槽2
6内の第1試薬が吸引され、この第1試薬が8本の第1
試薬分配管27の各分注ノズル28から排出され、96
個の分注ノズル28の各先端がマイクロプレート4の各
ウェル5に対向することになる(図5参照)。このた
め、第1試薬分配管27からの第1試薬がマイクロプレ
ート4の各ウェル5内のサンプルSに一括に注入され
る。このとき、同時に、サンプルSから上方に発せられ
た蛍光が、各光通過用開口部20を通過してビデオカメ
ラ6により一括に撮像される。このため、第1試薬を注
入した直後からサンプルSからの蛍光の経時変化につき
連続的な測定が可能となり、サンプルSとの相互作用が
短時間で終了する試薬に対しても、その蛍光の経時変化
を測定することができる。
【0037】なお、マイクロプレート4の各ウェル5に
励起光を照射するにあたっては、第1ガイド部材19が
遮光性材料で構成されているので、光通過用開口部20
を通る励起光が、対応するウェル5内のサンプルSのみ
に照射される。すなわち、光通過用開口部20を通る励
起光は、対応するウェル5以外のウェル5内のサンプル
Sにほとんど照射されることがなくなる。このため、隣
接するサンプルS同士の間でのクロストークを防止する
ことができる。次に、本発明に係る光測定装置の第2実
施形態について説明する。なお、第1と同一又は同等の
構成要素については同一の参照番号を付し、重複する説
明は省略する。
【0038】図8は、本発明の光測定装置の第2実施形
態としての蛍光測定装置の内部を示す側面図である。同
図に示すように、蛍光測定装置60は、測定すべきサン
プルが予め注入された複数のマイクロプレート4を供給
するオートローダ61と、測定が終了したマイクロプレ
ート4を収納するオートストッカ62とを備えている点
で、第1実施形態の蛍光測定装置60と異なっている。
【0039】図8に示すように、オートローダ61は、
ガイドレール2,2の延長線上であって収納ケース30
の側面30bに設けられるマイクロプレート4を貯留す
るボックス状の貯留室63を有し、この貯留室63内に
マイクロプレート4が複数段に積み重ねられている。ま
た、収納ケース30の側面30bには、マイクロプレー
ト4を送出する送出口64が形成されている。そして、
貯留室63内には、複数段に積み重ねられたマイクロプ
レート4を貯留室63の底面まで下降させて順次送出口
64を通してガイドレール2,2上に送り出す送出し機
構(図示せず)が設けられている。なお、この送出し機
構は、駆動制御部45により制御可能となっている。
【0040】一方、オートストッカ62は、ガイドレー
ル2,2の延長線上であってオートローダ61に対向す
る位置にマイクロプレート4をストックするボックス状
の収容室65を有している。収容室65内には、マイク
ロプレート4が複数段に積み重ねられる。この収容室6
5は、収納ケース30の側面30cに取り付けられてい
る。また、収納ケース30の側面30cにはマイクロプ
レート4を通過させる送入口66が形成されている。さ
らに、収容室65内には、ガイドレール2,2からマイ
クロプレート4が送り込まれる毎にマイクロプレート4
を上方に移動させる移動機構(図示せず)が設けられて
いる。なお、この移動機構は、駆動制御部45により制
御可能となっている。
【0041】そして、オートローダ61内の最下段のマ
イクロプレート4を送出口64を通してガイドレール
2,2上に送り出し、マイクロプレート4をガイドレー
ル2,2に沿って、第2ガイド部材50、第1ガイド部
材19に順次対向配置させる。そして、このマイクロプ
レート4についての蛍光測定が終了した後、再びガイド
レール2,2に沿ってマイクロプレート4を移動させ、
送入口68を通してオートストッカ62内に収容させ
る。このようにして、オートローダ63から送出される
マイクロプレート4は、順次オートストッカ64内に複
数段に積み重ねられる。このため、測定毎に1枚ずつマ
イクロプレート4をセットする必要がなくなり、連続的
にマイクロプレート4の測定を行うことができ、省力化
が可能となる。
【0042】なお、本発明は、前述した第1および第2
実施形態に限定されるものではない。
【0043】例えば、第1実施形態の蛍光測定装置1に
おいて、結像光学系10及びビデオカメラ6からなる撮
像手段11により、第1ガイド部材19の先端部19a
を介してマイクロプレート4の各ウェル5を撮像する構
成としたが、第1ガイド部材19を介してマイクロプレ
ート4を撮像せずに、マイクロプレート4の下面側から
撮像するようにすることも可能である。この場合、例え
ば、結像光学系10およびビデオカメラ6は、マイクロ
プレート4の下面側に配置される。
【0044】このとき、結像光学系10の蛍光波長選択
フィルタ8に代えて、サンプルSからの透過光を選択的
に通過させる波長選択フィルタを用いれば、蛍光測定装
置1,60を吸収測定装置としても使用することが可能
である。
【0045】また、第1、第2実施形態の蛍光測定装置
1,60において、2台の第1試薬分配器25および第
2試薬分配器51を設けたが、測定に必要な試薬の種類
に合わせて1台のみであってもよく、又は3台以上であ
ってもよく、この場合には、各試薬分配器につき、それ
ぞれ異なる試薬が使用される。このような装置において
は、複数種類の試薬とサンプルSとの相互作用を測定す
ることが可能である。
【0046】さらに、第1、第2実施形態の蛍光測定装
置1,60において、マイクロプレート移動方式を採用
したが、ガイド部材移動方式のみを採用してもよく、又
はマイクロプレート移動方式とともにガイド部材移動方
式を採用してもよい。ここで、ガイド部材移動方式を採
用する場合には、ガイド部材搬送手段として例えばXY
ステージ(図示せず)が用いられ、このXYステージ上
にガイド部材19が取り付けられ、ガイドレール2,2
の延び方向、又はこれに直交する方向に移動される。こ
の場合、マイクロプレート4の各サンプルSに注入すべ
き試薬を任意に選択することができると共に、サンプル
Sに注入する試薬の順序も任意に選ぶことができる。こ
のため、蛍光測定装置1台で、複数種類の試薬につき様
々な順序でサンプルSに試薬を注入することができ、必
要に応じた様々な測定を行うことができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明による光測定
装置は、試薬を分配する試薬分配器、試薬分配器で分配
される試薬をマイクロプレートの各ウェルにガイドさせ
ると共に光を通過させることが可能なガイド部材、ガイ
ド部材を通してマイクロプレートの各ウェル内のサンプ
ルを照明する照明手段、及び各サンプルから発せられる
蛍光又は透過光を選択的に撮像する撮像手段を備える構
成としたので、サンプルに試薬を注入する際に、1枚の
マイクロプレートについてのサンプルからの蛍光又は透
過光を極めて短時間で測定することができる。また、サ
ンプルに試薬を注入した直後から蛍光又は透過光の経時
変化を測定することができ、サンプルとの相互作用が短
時間で終了する試薬に対しても蛍光又は透過光の経時変
化を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光測定装置の第1実施形態である
蛍光測定装置の内部構成を示す概略側面図である。
【図2】試薬分配器の構成を示す概略断面図である。
【図3】図1の第1ガイド部材の先端部を示す平面図で
ある。
【図4】図2の光通過用開口部を示す拡大平面図であ
る。
【図5】光通過用開口部とウェルとの位置関係を示す断
面図である。
【図6】図1の蛍光測定装置の内部構成を示す正面図で
ある。
【図7】駆動制御部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明による光測定装置の第2実施形態を示す
正面図である。
【符号の説明】
1…光測定装置、2…ガイドレール(マイクロプレート
搬送手段)、3…ホルダ(マイクロプレート搬送手
段)、4…マイクロプレート、、5…ウェル、6…ビデ
オカメラ(撮像手段)、10…結像光学系(撮像手
段)、12…励起光源ユニット(照明手段)、16…励
起光照明光学系(照明手段)、19…第1ガイド部材
(ガイド部材)、20…光通過用開口部、24…ノズル
ガイド用開口部、25…第1試薬分配器(試薬分配
器)、27,27A,27H…第1試薬分配管(試薬分
配部材)、28…分注ノズル、30…収納ケース(収納
手段)、50…第2ガイド部材(ガイド部材)、51…
第2試薬分配器(試薬分配器)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明なマイクロプレートの複数のウェル
    内に注入した各サンプルに、このサンプルと相互作用を
    起こす試薬を注入し、前記各サンプルから発せられる蛍
    光又は透過光を測定する光測定装置において、 前記試薬を分配する試薬分配器と、 前記試薬分配器で分配される前記試薬を前記マイクロプ
    レートの前記各ウェルにガイドさせると共に光を通過さ
    せることが可能なガイド部材と、 前記ガイド部材を通して前記マイクロプレートの前記各
    ウェル内のサンプルを照明する照明手段と、 前記各サンプルから発せられる蛍光又は透過光を選択的
    に撮像する撮像手段と、を備えることを特徴とする光測
    定装置。
  2. 【請求項2】 前記試薬分配器は、前記試薬を前記マイ
    クロプレートの前記各ウェルに分配する分注ノズルをも
    った少なくとも1つの試薬分配部材を備え、前記ガイド
    部材には、前記分注ノズルを前記各ウェルにガイドする
    ノズルガイド用開口部と、前記照明手段からの光を通過
    させると共に前記マイクロプレートの各ウェルに対応し
    た光通過用開口部とが形成されていることを特徴とする
    請求項1記載の光測定装置。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部材は遮光性材料からなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の光測定装置。
  4. 【請求項4】 前記試薬分配器が複数設けられると共
    に、前記ガイド部材が、前記複数の試薬分配器に対応し
    て設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    一項に記載の光測定装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段により照明される位置の前
    記マイクロプレートに、前記ガイド部材を対向配置させ
    るガイド部材搬送手段を備えることを特徴とする請求項
    1〜4のいずれか一項に記載の光測定装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段により照明される位置の前
    記ガイド部材に、前記マイクロプレートを対向配置させ
    るマイクロプレート搬送手段を備えることを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の光測定装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記マイクロプレート、前記
    試薬分配器、ガイド部材を収納する遮光性をもった収納
    手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか
    一項に記載の光測定装置。
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