JPH10281860A - 機械診断システム - Google Patents

機械診断システム

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JPH10281860A
JPH10281860A JP4036598A JP4036598A JPH10281860A JP H10281860 A JPH10281860 A JP H10281860A JP 4036598 A JP4036598 A JP 4036598A JP 4036598 A JP4036598 A JP 4036598A JP H10281860 A JPH10281860 A JP H10281860A
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JP
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machine
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JP4036598A
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English (en)
Inventor
Gilbert Grosse
グロセ ギルバート
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Voith Hydro Holding GmbH and Co KG
Original Assignee
Voith Hydro GmbH and Co KG
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • G01H1/003Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector of rotating machines

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は特性値モジュールおよび原因モジュ
ールを含み、機械の状態向き動作を監視する機械診断シ
ステムを提供する。 【解決手段】 機械状態参照測定から始める特性値モジ
ュールは、診断関連特性値を決め、原因モジュールは、
特性値から検出測定値のための原因を診断する。原因モ
ジュールは、各々の場合、少なくとも1つの可能な原因
のためにどんな確率で対応する原因が検出振動測定値の
存在の原因であるかを示す原因確率を計算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械状態関連測定
値からの手続きが診断関連特性値を形成する特性モジュ
ールおよび検出振動測定値のための原因を特性値から診
断する原因モジュールを有する機械の状態向きの動作監
視のための機械診断システム、および対応する機械診断
の実行のための処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水力機械の振動状態の診断を実行するこ
のような機械診断システムは、フォイト(Voith)社の社
内刊行物 t 2981 7.95から公知である。それによって差
し迫った被害が早期に認められ、機械の動作の方法は最
適化できる。コンピュータ支援機械診断システムのため
の基本は、監視装置の他の製造者によって提示されてい
る。しかし、それは、その点で信号の簡単な数学的解析
の問題であったか、あるいはその点で実際に実行できな
い振動パターンの定義と推定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、診断費用が減少され、診断の信頼性が改良され
た機械診断システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この問題は、本発明によ
る、少なくとも1つの存在しうる原因のための原因モジ
ュールが各々の場合、どんな確率で対応する原因が検出
測定値の存在の原因であることを示す原因確率を計算す
る手段によって解決される。
【0005】それによって、診断は、検出測定値のため
の調査可能な数の存在しうる原因から始まるので、診断
費用を実行可能範囲内に押さえることができる。
【0006】個別特性値に加えて、原因確率の計算のた
めの原因モジュールが少なくとも1つの特性値リンケー
ジを利用するならば、特性値リンケージの使用によって
互いの間の特性値と実際の機械状態間の交差結合の原因
となる相関性の影響も考慮できるので、診断の精度およ
び信頼性を向上させることができる。
【0007】個別特性値の重み付けられた算術平均値と
して前記原因確率を検出し、個別確率が個別特性値ある
いは特性値リンケージに割り当てられ、平均値形成ため
に個別重み係数で重み付けらる原因モジュールが既に計
算された。このように、この原因に最も明らかに関連す
る特定値ばかりでなく、他の特定値あるいは特定値リン
ケージの影響もまた所定の原因が存在するかに関する決
定に寄与する。
【0008】万一個別の重み係数が特定値に影響されて
いる場合、原因確率計算は非常に汎用性があるので、中
間結果の存在を開く確率の存在のみで、確率のもっとも
らしさの検査はなお原因モジュールで認識できる。
【0009】特定値モジュールは、動作パラメータが動
作の種類を示す測定値である動作パラメータに依存する
特定値を形成する。原因モジュールは、原因確率の計算
のための動作パラメータに対して特定値あるいは特定値
リンケージの依存を利用する。この測定の基礎となるの
は時間の関数としての測定値の表示がわずかな情報を与
えるにすぎないとの見通しがある。これは、機械動作に
影響を及ぼす複数のパラメータがこの表現で混合される
ことによる。特定値あるいは特定値リンケージは時間に
依存する可能性があり、その場合、特定値モジュール
は、動作パラメータヒストグラムを形成するために特定
値あるいは特定値リンケージを所定の動作パラメータ間
隔に割り当て、このパラメータ間隔をタイミング良く提
供する。それによって、特定値と振動原因との相関が特
に区別されかつ正確に検出され、その工程で、特別のト
レンド解析は、オンタイムとしても動作パラメータの依
存を評価できる。
【0010】本発明の機械診断システムは、特に回転機
および流体機械、例えばタービンに適していることが分
かった。
【0011】このような機械の場合、例えば、シャフト
振動、シャフト振動の軌道およびシャフト振動り位相角
のスペクトル成分は、重要かつ診断に関連した特性値で
ある。ポンプ動作、あるいはタービン動作、あるいは移
相器動作、あるいは機械の開始、あるいは機械の停止が
存在するかどうかを示す作動パラメータに対するこれら
あるいは他の特性値の依存を考慮に入れることは診断達
成にとって有利なことである。しかしながら、作動パラ
メータ、(例えば)機械の瞬間的な性能、吸気管圧、パ
イプ進路圧、案内車位置および水力流機械のための鉛直
の高さが有用であることも分かった。
【0012】診断システムに統合された警報モジュール
は、所定の原因確率あるいは所定の原因確率の分布があ
る場合、警報に加えて、現在の故障の確率を機械のオペ
レータにも与え、オペレータが知っている異常の状況の
場合、警報を無視できる。
【0013】しかしながら、さらに、あるいはそれとは
別に、機械診断システムの実施の例は、所定の原因確率
あるいは所定の原因確率の分布がある場合、機械の動作
に介入できる。このような介入は、例えば、電力制限、
負荷変化あるいは機械の停止の可能性がある。それによ
って、自動システムが利用され、エラー発生源としての
人間の失敗を広く排除する。
【0014】原因モジュールによる原因確率の計算ある
いは特性値モジュールによる特性値の形成は、機械の個
別経験知識および理論的な機械モデルを含む知識ベース
から開始する。それによって、製造者および/または機
械オペレータによって得られた全ての経験あるいは既存
の知識が利用される。機械の診断システムの動作に伴う
トレーニング段階のために、知識ベースが機械のオペレ
ータの関与によって拡張および/または修正できる。
【0015】さらに、本発明は特許請求の範囲第17項
〜第32項に記載の方法を含んでいる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明を、添付図面に示された実
施例に基づき以下に説明する。
【0017】図1の本発明による機械の診断システムの
概略図は、機械で検出された測定値3から診断関連特性
値5を決める特性値モジュール1を示している。原因モ
ジュール7は、これらの特性値5から一連の原因確率W
1、W2、...Wkを連続して計算する。原因確率W
1、W2、...Wkは、測定値3の基礎になる原因1、
2あるいはkの確率である。
【0018】図1は、特性値モジュール1が知識ベース
9を使って特性値5を決める実施例を示している。しか
しながら、図1による実施の形態の知識ベース9は、原
因確率W1、W2、...Wkの計算も生じ、機械製造者
およびおそらく機械のオペレータの機械の個別経験知識
に加えて理論的な機械モデルも含み、それによって特性
値の診断関連性は機械の理論的なモデルリングの品質に
よっても決まる。
【0019】しかしながら、本発明は、図1に概略的示
された実施例に限定されない。したがって、特性値5の
形成あるいは原因確率W1、W2、...Wkの計算も知
識ベース9に頼らないで生じる得る。重要なことは、主
要な測定値3からの機械に依存し簡単に処理できる診断
関連特性値5の形成である。それによって、特性値5
は、1つあるいはいくつかの明確な原因を示すかあるい
はこの明確な原因を特有であるように形成することがで
きる。さらにそれによって、診断費用は、非常に確実に
および信頼性を持って実用的な限度内に押さえることが
できる。
【0020】回転水力機械の振動診断に対して本発明の
機械診断システムを使用することで、測定値3は、水力
装置の機械シャフトの異なる点で測定された相対シャフ
ト振動を含むことができる。さらにこの場合の測定値
は、シャフトの回転速度、実効電力あるいはアイドル電
力、吸気管圧、パイプライン圧あるいは案内車の位置で
あることもある。このような測定から形成された特性値
5は、例えば、シャフト振動のスペクトル成分、例え
ば、回転速度の高調波スペクトル成分、回転速度の分数
調波スペクトル成分あるいは回転速度中間調波スペクト
ル成分を含んでいてもよい。これらに加えて、シャフト
振動の軌道特性も診断関連特性値である。例えば、主回
転軸関連およびシャフト振動の第1の回転速度の高調波
に割り当てられた配置あるいは楕円がこれに属する。さ
らに、シャフトの異なる位置でのこのような楕円の相対
アライメントは可能な特性値である。さらに、特性値に
対する例も、振動、首振り運動のより高い調波に対する
位相でもあるしあるいは標準偏差、時間平均値、あるい
はこのような大きさのピーク値でもある。
【0021】これらの特性値の決定に対する選択および
種類は概念上の知識ベース9で決めることができる。さ
らに、原因モジュール7は知識ベース9に記憶されたこ
のような専門的知識に基づくことができる。
【0022】所定の振動原因に対する直接のあるいはま
た予め解析された測定値3から形成された特性値5はこ
れらの測定値そのものよりもはるかに多くの特徴がある
ことが分かった。水力機械の理論的なモデルリングによ
って支援し、開発することができるこの経験知識は、知
識ベース9から始めに原因モジュール7で終わる矢印で
記号的に示された原因モジュール7によって原因確率計
算の基礎になる。検出測定値の可能な原因は、とりわ
け、シャフト振動の第1の回転速度の高調波のスペクト
ル成分の特性値の経験により割り当てられた、例えば結
合エラーであってもよい。それに反して、アライメント
エラーの原因は、振動軌道の主軸の特性値回転速度依存
に関して最もはっきりと認識できる。
【0023】図2において、特に有利な特性値形成が示
されている。この特性値形成は、振動測定の大きさS、
例えば、振動振幅に基づいて説明される。振動測定の大
きさSは、時間に依存して測定され、S‐t‐ダイヤグ
ラムとして図2に示されている。測定値Sの検出と同時
に、動作パラメータの性能P、流量Qおよび鉛直の高さ
Hとして示された測定の大きさが存在する。測定値Sか
ら、特性値モジュール1は、特性値KW1、例えば、振
動振幅の第1の回転速度高調波スペクトル成分を決め
る。さらに、診断関連特性値は、特性値KW1を動作パ
ラメータP、QおよびHのいろいろな間隔に割り当てる
ことによる特性モジュール1によって形成される。それ
によって、特性値動作パラメータヒストグラム12a、12
b、12c、あるいは個別の動作パラメータPj、例え
ば、KW1=f1(Pj)、j=1、2、....として示す
ことができる特性値が得られる。機械の振動動作に影響
を及ぼすパラメータの多数性の理由によって、測定装置
およびおそらく解析システムによって時間の関数として
利用される測定の大きさの表示はわずかに情報を与える
だけであるので、振動特性値と動作パラメータとの結合
およびおそらく異なる時間、例えば、日、週、月等にわ
たる平均化によって所定の動作状態への特性値の時間コ
ースの妥当な割り当てが可能になる。特性値KW1、j
=1....は長時間記憶装置11に蓄積する。
【0024】図3では、いかに図1の原因モジュール7
は、長時間記憶装置11に蓄積されたこれらの特性値KW
1、KW2...から原因kの存在に対する確率Wkを計算し
ているかが概略的に示されている。
【0025】特性値KW1から、KW1は特性値モジュー
ル1の動作パラメータの関数としてのf1(Pj)j=
1であり、原因モジュール7は、多角形コースによって
示されたuw1k−KW1を使ってこの特性値量KW1に割
り当てられた確率確定成分uw1kを計算する。そこで、
x‐yダイヤグラムとして図3で選ばれたuw1k−kw
1の表示は単に象徴的に理解されるべきである。すなわ
ち、関数f1(Pj)によっておそらく個別の多角形の
コースを有するこのようなx−yダイヤグラムに対して
カバーされる特性値KW1のいずれかに割り当てること
ができる。特性値KW1からの個別の確率成分uw1k
計算は、KW1とuw1k−KW1ダイヤグラムとの間の実
線接続線13によって示されている。同様に、特定値量k
w1=f2(Pj)、Pj=1...は破線接続線15によっ
て示されている。
【0026】本発明の実施の非常に有利な形式は原因確
率Wkの計算のために特定値のリンケージも考察する。
例えば、このようなKW1およびKW2のリンケージは、
特定値KW1から始まる実線接続ライン19および特定値
KW2から始まる特定値破線接続線21が入る結合記号17
によって図3に示されている。結合記号17は、任意の考
えられる結合、例えば、特定値KW1およびKW2の差の
量KW1−KW2あるいは2つの変数KW1およびKW2
任意の関数によって示される任意の結合を示すことがで
きる。これに加えて、本発明によれば、2つの以上の特
定値も可能である。
【0027】この結合17によって形成された数値は、U
(1,2)k−f(KW1、KW2)ダイヤグラムの入力の大
きさとして使用される。そこで、UW(1,2)kは、特定値
結合f(KW1−KW2)に帰因する原因kのための確率
における割り当てである。
【0028】図3に示された多角形コースの特定の形式
は図1の知識ベース9に記憶されている。既に単なる5
つの数対によって決められた多角形コースによって信頼
できる機械診断が可能にされたことが分かった。
【0029】図3の参照番号23、25、27で記述される点
記号によって、原因モジュール7は、示された2つ以上
の確率成分および1つ以上の確率成分特定値の結合関係
だけを使用できる。
【0030】確率成分UW1k、UW2k、......、UW
(1、2)k.....のそれぞれの値から、それから、対応する
重み係数G1k、G2k...、G(1、2)k.....と乗算して、こ
れらの重み付けられた確率成分を平均化することによっ
て、原因確率Wkが計算される。破線29、31および33に
よって、重み係数G1k、G2kおよびG(1、2)kで重み付け
が示されている。丁度確率成分UW1kの場合のように、
重み係数G1kは動作パラメータによって決めることがで
きる。
【0031】しかしながら、出願人は、個別重み係数G
1k、G2k...、G(1、2)kの大きさを特定値そのものを依
存させることは有利であることを発見した。例えば、特
性値として所定の振動の大きさのばらつきが生じるなら
ば、この振動の大きさの平均値に割り当てられた特性値
に、より小さいばらつきのより大きい重み係数およびよ
り大きなばらつきのより小さい重み係数を与えることが
有利であることもある。これらの個別の重み係数の特性
値依存を使って、もっともらしさの関係を考慮すること
ができる。
【0032】重み付けられた確率成分からの算術平均値
の形成は三角形35によって示されている。
【0033】図4には、図1と同一部分には、100加え
た数よりなる符号を付した、本発明による機械診断シス
テムの他の実施例が示されている。これらの要素の説明
のため、図1の説明が参照される。
【0034】原因kが存在する場合、原因モジュール10
7によって計算された確率Wkは、原因モジュール107か
ら所定の原因確率Wkあるいは所定の原因確率の分布も
存在する場合、機械のオペレータに診断されることを通
知するか警報を出す警報モジュール107に転送される。
対応するように、原因確率Wkは、所与の場合、機械139
の動作に自動的に介入できる反作用モジュール141に転
送することもできる。
【0035】さらに、原因確率は、診断エキスパートに
機械139の状態について知らせるばかりでなく、矢印145
に示された確率を与え、機械診断システムを完了あるい
は修正するエキスパートエディタ143に提供することが
できる。このために、例えば、接続線147に示された知
識ベース109に対する結線は有利なことである。このよ
うに、機械製造者の経験および機械の知識ばかりでな
く、動作の過程で得られた機械のオペレータの経験もま
た知識ベース109に入れることができる。エキスパート
エディタ143は、さらに、機械診断システムそのものの
監視を診断エキスパートのために可能にするために、個
別の特性値の決定のために使用される中間結果の表示も
できる。
【0036】さらに、図4の実施例は、機械139、例え
ば流体機械で測定された測定値103を特定値モジュール1
01に転送する測定値検出モジュール149を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による機械診断システムの実行の一形式
の概略図を示している。
【図2】図1の特性値モジュールの関数を説明する図で
ある。
【図3】図1の原因モジュールの関数を説明する図であ
る。
【図4】本発明による機械の診断システムの他の実行の
形式の概略図である。
【符号の説明】
1,101 特定値モジュール 3,103 測定値 5,105 特定値 7,107 原因モジュール 9,109 知識ベース 12a,12b,12c 特性値動作パラメータヒスト
グラム 137 警報モジュール 139 回転機 141 反応モジュール 143 エキスパートエディタ 149 測定値検出モジュール

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械(139)の状態の動作監視のための機
    械診断システムであって、機械状態関連測定値(3;10
    3)から始めて、診断関連特性値(5;105)を形成する特
    性モジュール(1;101)と、特性値(5;105)から検出振
    動測定値(3;103)のための原因を診断する原因モジュ
    ール(7;107)とを備える機械診断システムにおいて、
    少なくとも1つの可能な原因のための原因モジュール
    (7;107)が、どんな確率で対応する原因が検出振動測
    定値(3;103)の存在の原因であるかを示す原因確率を
    計算することを特徴とする機械診断システム。
  2. 【請求項2】 前記原因確率のための原因モジュール
    (7;107)が、個別の特性値(5;105)に加えて、少なく
    とも1つの特性値リンケージを要求することを特徴とす
    る請求項1に記載の機械診断システム。
  3. 【請求項3】 原因モジュール(7;107)が、個別確率
    が平均値形成のために個別特性値(5;105)あるいは特
    性値リンケージに割り当てられ、かつ個別重み係数で重
    み付けられる個別の確率の重み付けられた算術平均値と
    して、原因確率を計算することを特徴とする請求項1あ
    るいは2に記載の機械診断システム。
  4. 【請求項4】 前記個別重み係数が、特性値によって影
    響を及ぼされることを特徴とする請求項3に記載の機械
    診断システム。
  5. 【請求項5】 前記特性値モジュール(1;101)が、動
    作パラメータに応じて特性値(5;105)を形成し、かつ
    原因モジュール(7;107)が、前記原因確率の計算のた
    めの動作パラメータの前記特性値(5;105)あるいは特
    性値リンケージの依存を利用することを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載の機械診断システム。
  6. 【請求項6】 前記特性値(5;105)あるいは特性値リ
    ンケージが時間に依存し、かつ前記特性値モジュール
    (1;101)が、特性値動作パラメータヒストグラム(12
    a、12b、12c)を形成するために、前記特性値(5;10
    5)あるいは特性値リンケージを所定の動作パラメータ間
    隔に割り当てることを特徴とする請求項5に記載の機械
    診断システム。
  7. 【請求項7】 前記機械が、その振動が診断されるべき
    回転機(139)であることを特徴とする請求項1から6の
    いずれかに記載の機械診断システム。
  8. 【請求項8】 前記回転機(139)が、水力流機械(139)で
    あることを特徴とする請求項7に記載の機械診断システ
    ム。
  9. 【請求項9】 シャフト振動、またはシャフト振動の軌
    道特性、またはシャフト振動の位相角のスペクトル成分
    が、特性値(5;105)であることを特徴とする請求項7
    または8に記載の機械診断システム。
  10. 【請求項10】 瞬間的な動作の種類、すなわち、ポン
    プ動作、タービン動作、移相器動作、前記機械(139)の
    起動あるいは前記機械(139)の停止が存在するかどうか
    をはっきりと示す動作パラメータが処理されることを特
    徴とする、請求項5〜9のいずれかに記載の機械診断シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 前記機械(139)の瞬間的な性能、また
    は吸気管圧、またはチューブトラック圧、または案内車
    位置、または水力流機械(139)の鉛直の高さが、動作パ
    ラメータであることを特徴とする請求項5あるいは6に
    記載の機械診断システム。
  12. 【請求項12】 警報モジュール(137)が、所定の原因
    確率、あるいは所定の原因確率の分布の存在で前記機械
    のオペレータに警報を出すようになっていることを特徴
    とする請求項1〜11のいずれかに記載の機械診断シス
    テム。
  13. 【請求項13】 所定の原因確率あるいは所定の原因確
    率の分布の存在で、反応モジュール(141)が前記機械(13
    9)の動作へ介入できるようになっていることを特徴とす
    る請求項1〜12のいずれかに記載の機械診断システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記原因モジュール(7;107)による
    前記原因確率の計算が、機械個別の経験知識および理論
    的機械モデルを含む知識ベース(9;109)に基づいて開
    始されることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに
    記載の機械診断システム。
  15. 【請求項15】 前記特性値(5;105)の形成のための
    前記特性値モジュール(1;101)が、機械個別の経験知
    識および理論的機械モデルを含む知識ベース(9;109)
    に基づいて開始することを特徴とする請求項1〜14の
    いずれかに記載の機械診断システム。
  16. 【請求項16】 知識ベース(9;109)が、前記機械の
    オペレータの経験によって拡張可能または修正可能であ
    ることを特徴とする請求項14または15に記載の機械
    診断システム。
  17. 【請求項17】 機械状態の参照測定値(3;103)から
    開始して、診断関連特性値(5;105)が形成され、かつ
    特性値(5;105)から開始して、原因が前記検出測定値
    (3;103)のために診断される機械の状態向きの動作監
    視を診断する方法において、各場合の少なくとも1つの
    可能な原因のために、どんな確率で対応する原因が検出
    測定値(3;103)の存在の原因であることを示す原因確
    率が計算されることを特徴とする方法。
  18. 【請求項18】 個別特性値(5;105)に加えて、前記
    原因確率の計算のために、少なくとも1つの特性値リン
    ケージが利用されることを特徴とする請求項17に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 前記原因確率が、個別特性値(5;10
    5)、あるいは特性値リンケージに割り当てられた前記個
    別確率が平均値形成のために個別知識ベース重み係数で
    重み付けられ個別確率の重み付けられた算術平均値とし
    て計算されることを特徴とする請求項17あるいは18
    に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記平均値形成が特性値影響の重み係
    数で生じることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 動作パラメータが動作タイプの参照測
    定値(3;103)である動作パラメータへの依存の特性値
    (5;105)が形成され、かつ特性値(5;105)あるいは特
    性値リンケージ依存が前記原因確率の計算のための前記
    動作パラメータによって利用されることを特徴とする請
    求項17〜20のいずれかに記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記特性値(5;105)あるいは特性値
    リンケージが時間依存で、かつ前記特性値(5;105)あ
    るいは特性値リンケージが、特性値動作パラメータヒス
    トグラム(12a、12b、12c)を形成するために、所定の
    動作パラメータ間隔に割り当てられることを特徴とする
    請求項21に記載の方法。
  23. 【請求項23】 回転機(139)の振動を診断することを
    特徴とする請求項17〜22のいずれかに記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記回転機(139)が、流体機械(139)で
    あることを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 【請求項25】 シャフト振動、またはシャフト振動の
    軌道特性、またはシャフト振動の位相角のスペクトル成
    分が特性値(5;105)であることを特徴とする請求項2
    3または24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 ポンプ動作、タービン動作、移相器動
    作、前記機械(139)の起動あるいは前記機械(139)の停止
    が存在するかどうかを示す動作パラメータが使用される
    ことを特徴とする請求項21あるいは22に記載あるい
    は請求項23〜25のいずれかに記載の方法。
  27. 【請求項27】 前記機械(139)の瞬間的な性能、また
    は吸気管圧、またはチューブトラック圧、または案内車
    位置、または水力流機械(139)の鉛直の高さが動作パラ
    メータとして使用されることを特徴とする請求項21あ
    るいは22あるいは24に記載の方法。
  28. 【請求項28】 所定の原因確率、あるいは所定の原因
    確率の分布が存在する場合、前記機械のオペレータに警
    報が出されることを特徴とする請求項17〜27のいず
    れかに記載の方法。
  29. 【請求項29】 所定の原因確率、あるいは所定の原因
    確率の分布が存在する場合、前記機械(139)の動作に介
    入できることを特徴とする請求項17〜28のいずれか
    に記載の方法。
  30. 【請求項30】 前記原因確率の計算が、機械個別の経
    験知識および理論的機械モデルを含む知識ベース(9;1
    09)に基づいて開始することを特徴とする請求項17〜
    29のいずれかに記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記特性値(5;105)の形成が、機械
    個別の経験知識および理論的機械モデルを含む知識ベー
    ス(9;109)に基づいて開始されることを特徴とする請
    求項17〜30のいずれかに記載の方法。
  32. 【請求項32】 前記機械のオペレータが、オペレータ
    のルールで前記知識ベース(9;109)を拡張または修正
    できることを特徴とする請求項30あるいは31に記載
    の方法。
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