JPH10281502A - 超音波加湿器 - Google Patents

超音波加湿器

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JPH10281502A
JPH10281502A JP9096442A JP9644297A JPH10281502A JP H10281502 A JPH10281502 A JP H10281502A JP 9096442 A JP9096442 A JP 9096442A JP 9644297 A JP9644297 A JP 9644297A JP H10281502 A JPH10281502 A JP H10281502A
Authority
JP
Japan
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water
chlorine generating
pair
chlorine
storage tank
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Pending
Application number
JP9096442A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ando
茂 安藤
Hiroshi Takamatsu
博 高松
Akemi Takeshita
朱美 竹下
Hisato Haraga
久人 原賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Publication of JPH10281502A publication Critical patent/JPH10281502A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Air Humidification (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、細菌や真菌の繁殖を抑えた、超音
波加湿器を提供するものである。 【解決手段】 1対の塩素発生電極と、電解電源を具備
し、塩素発生電極は貯水タンクの下部から垂直に配設さ
れていると共に、塩素発生電極に一定の電解電圧を、一
定の時間間隔で印可することを特徴とする

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波加湿器にお
ける貯水槽内に、細菌や真菌の発生を抑制する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】超音波加湿器の細菌汚染は、例えば尾家
(J.Antibact.Antifung.Agents 22(4)231-234)によっ
て指摘されている。尾家によると、超音波加湿器は、作
動させると、振動子水槽水の温度が30℃前後に上昇
し、水中の残留塩素が短時間で消滅すると言う。又、3
0℃は細菌にとって繁殖しやすい温度であると言われ、
結果、超音波加湿器内の水槽に菌が多量繁殖する。それ
を受けて、Wash-Out法および振動子水槽を2重構造にす
ることが提案されている。勝井ら( J.Antibact.Antifu
ng.Agents 22(11) 647-652)はWash-Out法および振動子
水槽を2重構造にすることの有効性について検討を加え
ている。それによれば、Wash-Out法は運転中の微生物汚
染には有効であるが、停止中には振動子周辺の残留水中
に細菌が増殖することを指摘している。2重構造につい
ても、振動子水槽と、霧化される水を貯水している貯水
槽が分離され、貯水槽の洗浄性が改善されたが、貯水さ
れた水自身が細菌汚染する可能性は依然残っていた。超
音波加湿器の細菌汚染問題は依然解決されていない問題
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような細菌や真菌
を含んだ霧化水を吸い込むと、せきがでたり、呼吸困難
を起こす、所謂「加湿器肺」になったり、赤ちゃんや免疫
力の弱った病人では重い感染症になり死に至ることもあ
る。本発明は、細菌や真菌の繁殖を抑えた、超音波加湿
器を提供するものである。
【0004】上記課題を解決するために、本発明におい
ては、水槽水中に、細長い塩素発生電極を、水槽下部か
ら、重力(垂直)方向に配設し、水道水に接液させると
ともに、塩素発生電極に印可する電解電圧を一定にする
制御回路を具備し、細菌汚染のない超音波加湿器を提供
する。本発明によれば、難しいシステムを必要とせずと
も、殺菌力を有する次亜塩素酸を適量、生成し、細菌や
真菌の繁殖を抑える。本発明によれば、電解電圧を一定
にし、さらに、細長い塩素発生電極を、水槽下部から、
重力(垂直)方向に配設し、水道水に接液させているの
で、貯水量が減ると電極間抵抗が上昇し、電解電流が低
下し、塩素発生量が減少する。塩素を多量に含んだミス
トを呼吸した場合、気道粘膜を刺激し、激しい咳や痛み
を生ずるが、本発明に従えばそれらの心配はない。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、1対の塩素発生電極と、電解電
源を具備することを特徴とする超音波加湿器を提供す
る。前記塩素発生電極は貯水タンクの下部から垂直に配
設されていると共に、塩素発生電極に一定の電解電圧
を、一定の時間間隔で印可することを特徴とする超音波
加湿器を提供する。貯水タンク内の水に含有する次亜塩
素酸濃度が0.1〜0.5ppm程度に調整されている
ことを特徴とする超音波加湿器を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1に基づいて
説明する。貯水槽2の下部に設けられた振動子3により
霧化されるとともに、ファン5からの送風により霧化し
た霧状の水滴10を器外に放出する超音波加湿器Aにお
いて、貯水槽2に連結されている貯水タンク1の下部か
ら垂直に1対の電極20及び21を具備する。 電極2
0、21は垂直方向に細長い形状で、白金やイリジウム
などの塩素発生効率に優れた触媒で表面処理されてい
る。電極20、21には電解電源6から電解電力が印可
される。電解電力は一定電圧で制御され、例えば貯水タ
ンク1が満水時には電圧5V電流0.2A、50%貯水
時には電圧5V電流0.1Aになり、単位水量あたりの
塩素発生量は常に一定になる。尚、0%貯水時には電圧
5V電流0Aになる。
【0007】超音波加湿器Aの電源15を100V電源
に接続する。電解電源6は自動的に作動し始め、一定時
間毎に5Vの電圧を電極20、21間に印可する。水道
水を貯水タンク1に貯えると、電極20、21間に電流
が流れ塩素が一定時間毎に発生する。塩素が0.1〜
0.5ppm程度になるように電圧と時間間隔を設定す
る。超音波加湿器Aを作動させると、貯水槽2を常に満
水状態にするように、貯水タンク1から水道水が供給さ
れる。貯水タンク1の水道水中には、前記動作により
0.1〜0.5ppm程度の塩素が含まれているので、
貯水タンク1中の水道水には細菌や真菌の生菌は存在し
ない。貯水槽2内の水道水も殺菌された水道水が常に供
給され、無菌状態なので生菌は存在しない。
【0008】本発明の応用例を図2に示す。貯水タンク
11は超音波振動子31を具備する貯水槽21と水路的
に分離された2重構造になっている。貯水タンク11の
下部から垂直に1対の電極22及び23を具備する。電
極22、23は垂直方向に細長い形状で、白金やイリジ
ウムなどの塩素発生効率に優れた触媒で表面処理されて
いる。電極22、23には電解電源61から電解電力が
印可される。電解電力は一定電圧で制御され、例えば貯
水タンク11が満水時には電圧5V電流0.2A、50
%貯水時には電圧5V電流0.1Aになり、単位水量あ
たりの塩素発生量は常に一定になる。尚、0%貯水時に
は電圧5V電流0Aになる。
【0009】超音波加湿器Bの図示されていない電源を
100V電源に接続する。電解電源61は自動的に作動
し始め、一定時間毎に5Vの電圧を電極22、23間に
印可する。水道水を貯水タンク11に貯えると、電極2
2、23間に電流が流れ塩素が一定時間毎に発生する。
塩素が0.1〜0.5ppm程度になるように電圧と時
間間隔を設定する。超音波加湿器Bを作動させると、超
音波振動が貯水槽21を経由して貯水タンク11に伝わ
り、貯水タンク11内の水道水を霧化されるとともに、
ファン51からの送風により霧化した霧状の水滴80を
器外に放出しする。貯水タンク11の水道水中には、前
記動作により0.1〜0.5ppm程度の塩素が含まれ
ているので、貯水タンク11中の水道水には細菌や真菌
の生菌は存在しない。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、難しいシステムを必要
とせずとも、殺菌力を有する次亜塩素酸を適量生成し、
細菌や真菌の繁殖を抑える。本発明によれば、電解電圧
を一定にしていると共に、水槽水量が減るに従って電極
間抵抗が上昇するので、塩素発生量が減少する。その結
果、塩素を多量に含んだミストを呼吸し、気道粘膜を刺
激したり、激しい咳や痛みを生ずる危険性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す図である。
【図2】本発明の第二実施例を示す図である。
【符号の説明】
1,11 … 貯水タンク、2,21 … 貯水槽、
3,31 … 振動子、5,51 … ファン、6,6
1 … 電解電源、10,80 … 霧状の水滴、2
0,21,22,23 … 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 531 C02F 1/50 531P 550 550C 560 560F F24F 6/12 101 F24F 6/12 101Z (72)発明者 原賀 久人 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の塩素発生電極と、電解電源を具備
    することを特徴とする超音波加湿器。
  2. 【請求項2】 前記塩素発生電極は貯水タンクの下部か
    ら垂直に配設されていると共に、塩素発生電極に一定の
    電解電圧を、一定の時間間隔で印可することを特徴とす
    る請求項1記載の超音波加湿器。
  3. 【請求項3】 貯水タンク内の水に含有する次亜塩素酸
    濃度が0.1〜0.5ppm程度に調整されていること
    を特徴とする請求項1もしくは2記載の超音波加湿器。
JP9096442A 1997-03-31 1997-03-31 超音波加湿器 Pending JPH10281502A (ja)

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