JPH10281104A - 油圧制御システム - Google Patents

油圧制御システム

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JPH10281104A
JPH10281104A JP8901197A JP8901197A JPH10281104A JP H10281104 A JPH10281104 A JP H10281104A JP 8901197 A JP8901197 A JP 8901197A JP 8901197 A JP8901197 A JP 8901197A JP H10281104 A JPH10281104 A JP H10281104A
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JP
Japan
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hydraulic
pump
pressure
circulation circuit
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP8901197A
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English (en)
Inventor
Yotaro Kuwazuka
陽太郎 鍬塚
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Daiyamondo Kigyo Kk
Original Assignee
Daiyamondo Kigyo Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧駆動の利点を生かして、駆動モータを駆
動すると共に、その油圧制御に、電気制御系を用いるこ
となく、単に油圧系を用いることで、作業システムとし
ての単一性を確保した油圧制御システムを提供する。 【解決手段】 エンジンで駆動される1もしくは複数の
メインポンプを、循環回路で、これに対応する1もしく
は複数の油圧駆動モータに接続した油圧制御システムに
おいて、オイルタンクからのオイル補給を行う補給ポン
プのデリベリ側に、上記循環回路側の圧力を調整するた
めのリリーフバルブと上記メインポンプの吐出量を制御
する制御バルブとを装備すると共に、上記油圧駆動モー
タの入出力側の、上記循環回路の圧力に基づいて、流路
切換を行い、上記オイルタンクにオイルを戻すための1
もしくは複数のマニホルドバルブ機構を装備したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、グルー
ビング作業システムでのスラッジ回収と分離水の再利用
を意図したスラッジ処理装置などに用いる油圧制御シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、空港や高速道路の整備、補修作
業において、グルービング装置(作業車)の走行過程
で、グルービング作業を行う際に、切削刃に冷却水を噴
射するが、同時に、発生するコンクリート微細片あるい
は粉末を、スラリーとして、水と共に吸引・回収する必
要がある。
【0003】このため、発生したスラリーからスラッジ
を分離し、分離水を再利用することが考えられている。
ここで使用する遠心分離機などのスラッジ処理装置は、
負荷変動が激しいので、定速・定トルクの電動モータよ
りも、油圧駆動のモータを使用するのが好ましい。これ
は、油圧回路において調圧することで、回転速度に関係
なく、一定したトルクを付与することができるためであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
油圧駆動の利点を生かして、駆動モータを駆動すると共
に、その油圧制御に、電気制御系を用いることなく、単
に油圧系を用いることで、作業システムとしての単一性
を確保した油圧制御システムを提供しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明では、
エンジンで駆動される1もしくは複数のメインポンプ
を、循環回路で、これに対応する1もしくは複数の油圧
駆動モータに接続した油圧制御システムにおいて、オイ
ルタンクからのオイル補給を行う補給ポンプのデリベリ
側に、上記循環回路側の圧力を調整するためのリリーフ
バルブと上記メインポンプの吐出量を制御する制御バル
ブとを装備すると共に、上記油圧駆動モータの入出力側
の、上記循環回路の圧力に基づいて、流路切換を行い、
上記オイルタンクにオイルを戻すための1もしくは複数
のマニホルドバルブ機構を装備したことを特徴とする。
【0006】この場合、上記マニホルドバルブ機構は、
流路切換のための、油圧駆動式パイロットの切換バルブ
を上記油圧駆動モータと並列配置で上記循環回路に介装
しており、また、上記油圧駆動モータの入出力間の調圧
を行うリリーフバルブを装備し、更に、上記切換バルブ
を介して上記循環回路に連通するドレン流路には上記循
環回路の調圧のためのリリーフバルブが設けられている
とよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して、具体的に説明する。ここに示すスラッジ
処理装置は、基本的には、グルービング排水(スラリ
ー)を遠心分離機1に装填して、スラッジと分離水とを
分離し、分離水を、グルービングの際の冷却水として再
利用するためのものである。
【0008】この遠心分離機1は、例えば、図2に示す
ような構成になっている。即ち、遠心分離機1は、この
実施例では、スクリューコンベア式であって、その一端
側(スラリー導入口1A側)に細くなる胴部2Aを備え
た回転ドラム2を、ベアリング3を介して、ケーシング
4内に水平に軸支しており、また、この胴部2Aの内側
に、ベアリング5を介して、中空回転軸6を回転自在に
軸支した構造になっている。
【0009】この中空回転軸6は、その周囲にスクリュ
ー羽根6Aを備え、また、その一端を、油圧駆動のギヤ
モータ7の出力軸7Aに連結してあり、その他端を、ベ
アリング8を介して、回転ドラム2の中空軸部2Bに回
転自在に支持している。そして、この中空軸部2Bに
は、その外端に溝付きプーリ9Aが装着してあり、ベル
ト伝動系を介して、油圧駆動の駆動モータ(図1を参
照)9で駆動されるようになっている。
【0010】なお、前述のスラリー導入口1Aには、管
体10が連通しており、その先端を中空回転軸6内に開
口している。また、中空回転軸6には、その中間部に位
置して、周壁にスラリー吐出口6Bがあり、更に、ケー
シング4には、その一端側(スラリー導入口1A側)に
スラッジ排出口4Aがあり、その他端側に分離水排出口
4Bがある。
【0011】このような構成では、ギヤモータ7の駆動
で中空回転軸6、スクリュー羽根6Aが回転している状
態で、スラリー導入口1Aから管体10を介してスラリ
ーが導入されると、スラリーが吐出口6Bから吐出した
際、3200Gの遠心力で、固形分であるスラッジが胴
部2A内側に堆積し、スクリュー羽根6Aの働きで、胴
部2Aに設けたスラッジ排出口2Cから排出され、スラ
ッジ排出口4Aを介して、貨物車両の荷台(図示せず)
上に形成されたスラッジ収納部側へと導出される。同時
に、反対側に設けた分離水排出口2Dからは、上述の分
離水排出口4Bへ分離水が排出される。
【0012】なお、この実施の形態では、予め、給水タ
ンクが上記荷台に搭載してあり、ここには、フィルター
装置、送りポンプおよび管路などを介して、分離水排出
口4Bが連通されており、水回収部を構成している。
【0013】また、前述のギヤモータ7や駆動モータ9
は、荷台に搭載されたジーゼルエンジン11で駆動され
る、本発明に係わる油圧制御システムにより、油圧駆動
される。この油圧制御回路は、図1に示されており、こ
こで、メインポンプ機構は、エンジン11に直結される
第1ポンプP1、第2ポンプP2及びオイル供給ポンプ
P3を有し、ポンプP3の出力側油圧系路に、第1ポン
プP1及び第2ポンプの各油圧循環回路の圧力を制御す
るため、調圧回路を構成するためのリリーフ弁RV1、
RV2、RV3を設けている。上記調圧回路の圧力は、
圧力計PGで計測され、また、制御バルブCP1および
CP2を動作して、第1及び第2ポンプの吐出量を制御
する。なお、符号F1は、オイルフィルターである。
【0014】また、第1ポンプP1で駆動されるギヤモ
ータ7の油圧回路、および、第2ポンプで駆動される駆
動モータ9の油圧回路には、それぞれ、並列にマニホル
ドバルブ機構MV1およびMV2が設けてある。これら
のマニホルドバルブ機構MV1およびMV2は、各モー
タの圧力を安定させるための手段である。なお、図中、
符号F2およびCLは、各マニホルドバルブ機構MV1
およびMV2からオイルタンクTに戻される余剰オイル
の回路に、それぞれ、設けられたオイルフィルターおよ
びオイルクーラーである。
【0015】更に詳述すれば、マニホルドバルブ機構M
V1およびMV2は、それぞれ、流路切換のための、油
圧駆動式パイロットの切換バルブ(中立位置のあるスプ
ールバルブ)SV1およびSV2を、ギヤモータ7およ
び駆動モータ9と並列配置で、各油圧循環回路に介装し
ており、また、上記モータの入出力間の調圧を行うリリ
ーフバルブRV4およびRV5を装備し、更に、切換バ
ルブSV1およびSV2を介して上記油圧循環回路に連
通するドレン流路12には上記循環回路の調圧のための
リリーフバルブRV6およびRV7が設けられている。
【0016】このような構成では、エンジン11の駆動
で、油圧駆動系が作動すると、ギヤモータ7および駆動
モータ9の働きで、遠心分離機2が、前述のように稼動
される。ここでは、エンジン11の駆動で、ポンプP
1、P2、P3が回転し、遠心分離機2側の負荷変動
で、各油圧循環回路の内圧が変動しようとする。しか
し、リリーフバルブRV1、RV2、RV3の働きで、
回路内圧が調整される。また、ポンプP3のデリベリ側
の圧力に応じて、油圧による制御信号が、各制御バルブ
CV1、CV2に与えられ、ポンプP1、P2の吐出量
が調整される。
【0017】一方、ギヤモータ7および駆動モータ9の
入出力側の圧力は、各マニホルドバルブ機構MV1およ
びMV2の働きで、一定出力トルクを維持するように調
圧される。そして、余剰の圧油は、ドレン流路12を介
してタンクTに回収されることになる。なお、各マニホ
ルドバルブMV1及びMV2での切換バルブSV1およ
びSV2の制御圧力は、各油圧循環回路から与えられ
る。
【0018】このようにして、例えば、グルービング装
置からのグルービング排水を、スラリータンクを経由し
て、遠心分離機2に導き、ここで、スラッジと水とに分
離して、この分離水を回収し、グルービングの際の冷却
水として、再利用するのである。また、スラッジは適当
に搬出される。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したようになり、エ
ンジンで駆動される1もしくは複数のメインポンプを、
循環回路で、これに対応する1もしくは複数の油圧駆動
モータに接続した油圧制御システムにおいて、オイルタ
ンクからのオイル補給を行う補給ポンプのデリベリ側
に、上記循環回路側の圧力を調整するためのリリーフバ
ルブと上記メインポンプの吐出量を制御する制御バルブ
とを装備すると共に、上記油圧駆動モータの入出力側
の、上記循環回路の圧力に基づいて、流路切換を行い、
上記オイルタンクにオイルを戻すための1もしくは複数
のマニホルドバルブ機構を装備したので、油圧駆動の利
点を生かして、駆動モータを駆動すると共に、その油圧
制御に、電気制御系を用いることなく、単に油圧系を用
いることで、作業システムとしての単一性を確保するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体の構成図であ
る。
【図2】同じく、遠心分離機の側面図である。
【符号の説明】
1 遠心分離機 1A スラリー導入口 2 回転ドラム 2A 胴部 2B 中空軸部 2C スラッジ排出口 2D 分離水排出口 3 ベアリング 4 ケーシング 4A スラッジ排出口 4B 分離水排出口 5 ベアリング 6 中空回転軸 6A スクリュー羽根 6B 吐出口 7 ギヤモータ 8 ベアリング 9 駆動モータ 9A 溝付きプーリ 11 ジーゼルエンジン 12 ドレン流路 P1、P2 メインポンプ P3 供給ポンプ RV1〜RV7 リリーフ弁 PG 圧力計 CV1、CV2 制御バルブ F1 オイルフィルター MV1、MV2 マニホルドバルブ機構 F2 フィルター CL クーラー T オイルタンク SV1、SV2 切換バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動される1もしくは複数の
    メインポンプを、循環回路で、これに対応する1もしく
    は複数の油圧駆動モータに接続した油圧制御システムに
    おいて、オイルタンクからのオイル補給を行う補給ポン
    プのデリベリ側に、上記循環回路側の圧力を調整するた
    めのリリーフバルブと上記メインポンプの吐出量を制御
    する制御バルブとを装備すると共に、上記油圧駆動モー
    タの入出力側の、上記循環回路の圧力に基づいて、流路
    切換を行い、上記オイルタンクにオイルを戻すための1
    もしくは複数のマニホルドバルブ機構を装備したことを
    特徴とする油圧制御システム。
  2. 【請求項2】 上記マニホルドバルブ機構は、流路切換
    のための、油圧駆動式パイロットの切換バルブを上記油
    圧駆動モータと並列配置で上記循環回路に介装してお
    り、また、上記油圧駆動モータの入出力間の調圧を行う
    リリーフバルブを装備し、更に、上記切換バルブを介し
    て上記循環回路に連通するドレン流路には上記循環回路
    の調圧のためのリリーフバルブが設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の油圧制御システム。
JP8901197A 1997-04-08 1997-04-08 油圧制御システム Pending JPH10281104A (ja)

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JP8901197A JPH10281104A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 油圧制御システム

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JP8901197A Pending JPH10281104A (ja) 1997-04-08 1997-04-08 油圧制御システム

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