JPH10280911A - 整流板スイング式洗浄体捕集装置 - Google Patents
整流板スイング式洗浄体捕集装置Info
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- JPH10280911A JPH10280911A JP9091846A JP9184697A JPH10280911A JP H10280911 A JPH10280911 A JP H10280911A JP 9091846 A JP9091846 A JP 9091846A JP 9184697 A JP9184697 A JP 9184697A JP H10280911 A JPH10280911 A JP H10280911A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】復水器細管洗浄装置において、洗浄用洗浄体の
未回収洗浄体が系外に排出される恐れがあった。そこ
で、洗浄体捕集装置を常時回収状態にする必要があっ
た。 【解決手段】上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の上部整流
板を回転自在に取り付けることにより格子停滞異物およ
び洗浄体に乱流および逆洗流を与え、格子面から異物お
よび洗浄体を回収し、格子を常時閉として常時回収を行
い、復水器他残留洗浄体の系外排出を防止する。
未回収洗浄体が系外に排出される恐れがあった。そこ
で、洗浄体捕集装置を常時回収状態にする必要があっ
た。 【解決手段】上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の上部整流
板を回転自在に取り付けることにより格子停滞異物およ
び洗浄体に乱流および逆洗流を与え、格子面から異物お
よび洗浄体を回収し、格子を常時閉として常時回収を行
い、復水器他残留洗浄体の系外排出を防止する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力，原子力プラ
ントの構成機器の１つである復水器の細管を洗浄体を通
過させて洗浄する復水器細管洗浄装置の上部吸込式Ｖ型
洗浄体補集装置に係り、特に、洗浄体補集装置の整流板
を下部整流板（固定部）と上部整流板（スイング部）に
分け、上部整流板（スイング部）を定期的にスイングし
て格子に停滞する異物および洗浄体を回収するように
し、格子を「常時閉」として洗浄体の「常時回収」を行
う復水器細管洗浄装置の整流板スイング式洗浄体捕集装
置に関する。
ントの構成機器の１つである復水器の細管を洗浄体を通
過させて洗浄する復水器細管洗浄装置の上部吸込式Ｖ型
洗浄体補集装置に係り、特に、洗浄体補集装置の整流板
を下部整流板（固定部）と上部整流板（スイング部）に
分け、上部整流板（スイング部）を定期的にスイングし
て格子に停滞する異物および洗浄体を回収するように
し、格子を「常時閉」として洗浄体の「常時回収」を行
う復水器細管洗浄装置の整流板スイング式洗浄体捕集装
置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図６に従来の復水器細管洗浄装置用上部
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の格子と整流板との関係を、
図７に従来の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の斜視図を
示す。従来の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置は、図６，
図７に示すように、胴体１，格子２，格子駆動シャフト
５，上部吸込用管６，渦流ベーン８，整流板９から構成
され、１日１回の頻度で洗浄を行い、洗浄体を捕集して
いた。細管洗浄および洗浄体の回収は一定時間格子２を
「閉」として洗浄体を循環し、回収を行っていた。細管
洗浄および洗浄体の回収終了後は、前後差圧が低い場合
は格子２を「閉」とし、差圧が高い場合は格子２を一時
「開」とし、差圧が下がった場合は格子２を「閉」とし
て次の細管洗浄および洗浄体の回収開始時間まで待機し
ていた。
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の格子と整流板との関係を、
図７に従来の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の斜視図を
示す。従来の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置は、図６，
図７に示すように、胴体１，格子２，格子駆動シャフト
５，上部吸込用管６，渦流ベーン８，整流板９から構成
され、１日１回の頻度で洗浄を行い、洗浄体を捕集して
いた。細管洗浄および洗浄体の回収は一定時間格子２を
「閉」として洗浄体を循環し、回収を行っていた。細管
洗浄および洗浄体の回収終了後は、前後差圧が低い場合
は格子２を「閉」とし、差圧が高い場合は格子２を一時
「開」とし、差圧が下がった場合は格子２を「閉」とし
て次の細管洗浄および洗浄体の回収開始時間まで待機し
ていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、細
管洗浄と洗浄体回収時および通常の前後差圧が低い場合
は格子を「閉」とするが、通常の前後差圧が高い場合は
格子を一時「開」として差圧を下げていた。このため、
格子を「開」としたときに、格子停滞洗浄体，復水器他
残留洗浄体は系外に排出される恐れがあった。こうした
未回収洗浄体を回収するには洗浄体捕集装置の格子を
「常時閉」として「常時回収」状態にする必要がある。
管洗浄と洗浄体回収時および通常の前後差圧が低い場合
は格子を「閉」とするが、通常の前後差圧が高い場合は
格子を一時「開」として差圧を下げていた。このため、
格子を「開」としたときに、格子停滞洗浄体，復水器他
残留洗浄体は系外に排出される恐れがあった。こうした
未回収洗浄体を回収するには洗浄体捕集装置の格子を
「常時閉」として「常時回収」状態にする必要がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】従来の上部吸込式Ｖ型洗
浄体捕集装置の整流板を上部と下部に分け、上部整流板
をスイングし、格子面に停滞している洗浄体に渦流およ
び逆洗流を与え、洗浄体を回収するとともに格子に異物
が付着し、前後差圧が上昇した場合、上部整流板および
上部整流板に取り付けられている渦流ベーンを用いて格
子面を清掃し、差圧を下げ、格子を常時閉とし、系内残
留の洗浄体を系外に排出しないように常時回収を行う。
浄体捕集装置の整流板を上部と下部に分け、上部整流板
をスイングし、格子面に停滞している洗浄体に渦流およ
び逆洗流を与え、洗浄体を回収するとともに格子に異物
が付着し、前後差圧が上昇した場合、上部整流板および
上部整流板に取り付けられている渦流ベーンを用いて格
子面を清掃し、差圧を下げ、格子を常時閉とし、系内残
留の洗浄体を系外に排出しないように常時回収を行う。
【０００５】具体的には、復水器細管を洗浄体を用いて
洗浄する復水器細管洗浄装置の上吸込式Ｖ型洗浄体捕集
装置において、整流板を上下に分割し、下部整流板を固
定し、上部整流板をスイングし、格子面に停滞している
貝などの異物および洗浄体を回収することを特徴とす
る。
洗浄する復水器細管洗浄装置の上吸込式Ｖ型洗浄体捕集
装置において、整流板を上下に分割し、下部整流板を固
定し、上部整流板をスイングし、格子面に停滞している
貝などの異物および洗浄体を回収することを特徴とす
る。
【０００６】又、前記洗浄体捕集装置は、胴体，格子，
下部整流板（固定部），上部整流板（スイング部），上
部吸込用管から構成されることを特徴とする。
下部整流板（固定部），上部整流板（スイング部），上
部吸込用管から構成されることを特徴とする。
【０００７】又、前記洗浄体捕集装置において、上部整
流板（スイング部）を箱型にし、箱をスイングして、格
子部に渦流，逆洗流，吸込力を作用し、格子面に停滞し
ている異物および洗浄体を除去し、吸い込み，回収する
ことを特徴とする。
流板（スイング部）を箱型にし、箱をスイングして、格
子部に渦流，逆洗流，吸込力を作用し、格子面に停滞し
ている異物および洗浄体を除去し、吸い込み，回収する
ことを特徴とする。
【０００８】又、前記洗浄体捕集装置において、上部整
流板（スイング部）の吸込口に渦流ベーンを取り付け、
上部整流板（スイング部）を回転動作し、格子部に渦
流，逆洗流，吸込力を作用し、格子面に停滞している異
物および洗浄体を除去し、吸い込み，回収することを特
徴とする。
流板（スイング部）の吸込口に渦流ベーンを取り付け、
上部整流板（スイング部）を回転動作し、格子部に渦
流，逆洗流，吸込力を作用し、格子面に停滞している異
物および洗浄体を除去し、吸い込み，回収することを特
徴とする。
【０００９】又、前記洗浄体捕集装置において、格子を
「常時閉」として異物および洗浄体を「常時回収」し、
この間、上部整流板（スイング部）を定期的に「スイン
グ」して、格子停滞異物および洗浄体の回収を図り、格
子の前後差圧が上昇した場合も、同様に、上部整流板
（スイング部）を「スイング」して、格子停滞の異物お
よび洗浄体の回収を行い、格子差圧回復後は、格子を
「常時閉」としたままで上部整流板（スイング部）を定
期的に「スイング」して、格子「常時閉」により異物お
よび洗浄体を「常時回収」し、洗浄体を系外に排出しな
いようにすることを特徴とする。
「常時閉」として異物および洗浄体を「常時回収」し、
この間、上部整流板（スイング部）を定期的に「スイン
グ」して、格子停滞異物および洗浄体の回収を図り、格
子の前後差圧が上昇した場合も、同様に、上部整流板
（スイング部）を「スイング」して、格子停滞の異物お
よび洗浄体の回収を行い、格子差圧回復後は、格子を
「常時閉」としたままで上部整流板（スイング部）を定
期的に「スイング」して、格子「常時閉」により異物お
よび洗浄体を「常時回収」し、洗浄体を系外に排出しな
いようにすることを特徴とする。
【００１０】又、前記洗浄体捕集装置において、下部整
流板（固定部）に取り付けられている上部吸込用管に接
続される第１の系統の洗浄体循環ポンプと、上部整流板
（スイング部）に取り付けられている上部吸込用管に接
続される第２の系統の異物・洗浄体回収ポンプの２系統
のポンプを設けることを特徴とする。
流板（固定部）に取り付けられている上部吸込用管に接
続される第１の系統の洗浄体循環ポンプと、上部整流板
（スイング部）に取り付けられている上部吸込用管に接
続される第２の系統の異物・洗浄体回収ポンプの２系統
のポンプを設けることを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は本発明の復水器細管洗浄装
置用上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の構成を示す。１は
胴体、２は格子、３は下部整流板（固定部）、４は上部
整流板（スイング部）、５は格子駆動シャフト、６は上
部吸込用管、８は渦流ベーン、１０は上部整流板（スイ
ング部）の回転方向、１１は上部整流板（スイング部）
の駆動シャフト、１４は上部整流板（スイング部）の渦
流ベーンである。
置用上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の構成を示す。１は
胴体、２は格子、３は下部整流板（固定部）、４は上部
整流板（スイング部）、５は格子駆動シャフト、６は上
部吸込用管、８は渦流ベーン、１０は上部整流板（スイ
ング部）の回転方向、１１は上部整流板（スイング部）
の駆動シャフト、１４は上部整流板（スイング部）の渦
流ベーンである。
【００１２】格子２は常時閉とされ、貝などの海棲生物
を含む異物、系内残留洗浄体などを常時回収する。洗浄
体は１日に１回の頻度で系内に投入され、復水器細管の
洗浄を行い、回収される。通常の洗浄体の回収は、下部
整流板（固定部）３に取り付けられている上部吸込管に
より行われる。格子２の前後差圧が上昇した場合は上部
整流板（スイング部）４をスイングして、格子２の面に
渦流，逆洗流，吸込力を作用し、格子２の面に停滞して
いる貝などの海棲生物を含む異物，洗浄体を回収する。
なお、上部整流板（スイング部）４は駆動シャフト１１
をモータ（図示なし）により駆動し、プログラムに従っ
て所定の回転動作を行い、格子２面を清掃する。
を含む異物、系内残留洗浄体などを常時回収する。洗浄
体は１日に１回の頻度で系内に投入され、復水器細管の
洗浄を行い、回収される。通常の洗浄体の回収は、下部
整流板（固定部）３に取り付けられている上部吸込管に
より行われる。格子２の前後差圧が上昇した場合は上部
整流板（スイング部）４をスイングして、格子２の面に
渦流，逆洗流，吸込力を作用し、格子２の面に停滞して
いる貝などの海棲生物を含む異物，洗浄体を回収する。
なお、上部整流板（スイング部）４は駆動シャフト１１
をモータ（図示なし）により駆動し、プログラムに従っ
て所定の回転動作を行い、格子２面を清掃する。
【００１３】図２は本発明の復水器細管洗浄装置用上部
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の斜視図を示す。４（４Ａ，
４Ｂ，４Ｃ）は上部整流板（スイング部）、６（６Ａ，
６Ｂ，６Ｃ，６Ｄ）は上部吸込用管、７は洗浄体であ
る。上部吸込用管６Ｂ，６Ｄは下部整流板（固定部）３
に取り付けられている吸込用管６ｂ，６ｄと通じて接続
されており、格子２の下端に集められた洗浄体７を吸込
む。上部吸込用管６Ａ，６Ｃ，６Ｅはそれぞれ上部整流
板（スイング部）４Ａ，４Ｂ，４Ｃに取り付けられ、上
部整流板（スイング部）４をスイングした場合の格子２
の面に停滞する異物，洗浄体７を回収する。なお、上部
整流板（スイング部）４のスイングは駆動シャフト１１
をモータ（図示なし）により駆動して行う。
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の斜視図を示す。４（４Ａ，
４Ｂ，４Ｃ）は上部整流板（スイング部）、６（６Ａ，
６Ｂ，６Ｃ，６Ｄ）は上部吸込用管、７は洗浄体であ
る。上部吸込用管６Ｂ，６Ｄは下部整流板（固定部）３
に取り付けられている吸込用管６ｂ，６ｄと通じて接続
されており、格子２の下端に集められた洗浄体７を吸込
む。上部吸込用管６Ａ，６Ｃ，６Ｅはそれぞれ上部整流
板（スイング部）４Ａ，４Ｂ，４Ｃに取り付けられ、上
部整流板（スイング部）４をスイングした場合の格子２
の面に停滞する異物，洗浄体７を回収する。なお、上部
整流板（スイング部）４のスイングは駆動シャフト１１
をモータ（図示なし）により駆動して行う。
【００１４】図３は本発明の復水器細管洗浄装置用上部
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）
の概要を示す。１２は吸込口、１４は渦流ベーン、１６
は異物および洗浄体の吸込み方向である。上部整流板
（スイング部）４は箱型に構成されており、吸込口１２
から異物および洗浄体を吸込み、上部吸込用管６により
吸込方向１６の方向に吸込み、回収する。吸込口１２に
は渦流ベーン１４が設けられ、回転１０動作により格子
部に渦流，逆洗流，吸込力を効果的に与える。
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）
の概要を示す。１２は吸込口、１４は渦流ベーン、１６
は異物および洗浄体の吸込み方向である。上部整流板
（スイング部）４は箱型に構成されており、吸込口１２
から異物および洗浄体を吸込み、上部吸込用管６により
吸込方向１６の方向に吸込み、回収する。吸込口１２に
は渦流ベーン１４が設けられ、回転１０動作により格子
部に渦流，逆洗流，吸込力を効果的に与える。
【００１５】図４は本発明の復水器細管洗浄装置用上部
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）
の動作概要を示す。２は格子、３は下部整流板（固定
部）、４は上部整流板（スイング部）、１４は上部整流
板（スイング部）の渦流ベーン、１７は逆洗流である。
上部整流板（スイング部）４を回転１０して格子２の面
に停滞している貝などの海棲生物および洗浄体を回収す
る場合は、格子２の面に渦流，逆洗流，吸込力を与える
ことが望まれるが、この動作は上部整流板（スイング
部）４を箱型にして強力に吸込み、上部整流板（スイン
グ部）４の吸込口１２に渦流ベーン１４を設け渦流およ
び逆洗流を発生させることにより達成される。
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）
の動作概要を示す。２は格子、３は下部整流板（固定
部）、４は上部整流板（スイング部）、１４は上部整流
板（スイング部）の渦流ベーン、１７は逆洗流である。
上部整流板（スイング部）４を回転１０して格子２の面
に停滞している貝などの海棲生物および洗浄体を回収す
る場合は、格子２の面に渦流，逆洗流，吸込力を与える
ことが望まれるが、この動作は上部整流板（スイング
部）４を箱型にして強力に吸込み、上部整流板（スイン
グ部）４の吸込口１２に渦流ベーン１４を設け渦流およ
び逆洗流を発生させることにより達成される。
【００１６】図５は本発明の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集
装置を備えた復水器細管洗浄装置の一例を示す。３は下
部整流板（固定部）、４は上部整流板（スイング部）、
２１は復水器細管洗浄装置、２３は洗浄体投入管、２５
は本発明の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置（上部整流板
スイング式洗浄体捕集装置）、２７は洗浄体循環ポン
プ、２８は洗浄体分流弁、２９はバイパス系統、３０は
洗浄体計数器、３１は洗浄体回収器、３４は異物・洗浄
体分離装置、３６は分離装置保護用弁、３８は格子停滞
異物・洗浄体回収用ポンプ、４０は本発明の復水器細管
洗浄装置である。ポンプは洗浄体循環ポンプ２７と格子
停滞異物・洗浄体回収用ポンプ３８の２系統設け、吸込
みの効果を高めている。回収された異物と洗浄体の分離
は異物・洗浄体分離装置３４で行い、異物を系外に排出
し、洗浄体を系内に回収する。
装置を備えた復水器細管洗浄装置の一例を示す。３は下
部整流板（固定部）、４は上部整流板（スイング部）、
２１は復水器細管洗浄装置、２３は洗浄体投入管、２５
は本発明の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置（上部整流板
スイング式洗浄体捕集装置）、２７は洗浄体循環ポン
プ、２８は洗浄体分流弁、２９はバイパス系統、３０は
洗浄体計数器、３１は洗浄体回収器、３４は異物・洗浄
体分離装置、３６は分離装置保護用弁、３８は格子停滞
異物・洗浄体回収用ポンプ、４０は本発明の復水器細管
洗浄装置である。ポンプは洗浄体循環ポンプ２７と格子
停滞異物・洗浄体回収用ポンプ３８の２系統設け、吸込
みの効果を高めている。回収された異物と洗浄体の分離
は異物・洗浄体分離装置３４で行い、異物を系外に排出
し、洗浄体を系内に回収する。
【００１７】上述のように、復水器細管洗浄装置用上部
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の整流板を上部と下部に分
け、上部整流板をスイングし、格子面に停滞している異
物および洗浄体に渦流，逆洗流および吸込力を与え、異
物および洗浄体を回収することにより、格子を常時閉と
することが可能となり、洗浄体を系外に排出する恐れが
なくなり、環境保全に大きく寄与することが可能となっ
た。
吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の整流板を上部と下部に分
け、上部整流板をスイングし、格子面に停滞している異
物および洗浄体に渦流，逆洗流および吸込力を与え、異
物および洗浄体を回収することにより、格子を常時閉と
することが可能となり、洗浄体を系外に排出する恐れが
なくなり、環境保全に大きく寄与することが可能となっ
た。
【００１８】
【発明の効果】復水器細管洗浄装置用上部吸込式Ｖ型洗
浄体捕集装置の整流板を回動自在に取付けたことによ
り、洗浄体捕集装置の格子を常時閉として、常時回収状
態にすることができる。これにより、洗浄体を１００％
回収でき、系外に洗浄体を排出することはない。
浄体捕集装置の整流板を回動自在に取付けたことによ
り、洗浄体捕集装置の格子を常時閉として、常時回収状
態にすることができる。これにより、洗浄体を１００％
回収でき、系外に洗浄体を排出することはない。
【図１】本発明の復水器細管洗浄装置用上部吸込式Ｖ型
洗浄体捕集装置の構成を示す。
洗浄体捕集装置の構成を示す。
【図２】本発明の復水器細管洗浄装置用上部吸込式Ｖ型
洗浄体捕集装置の斜視図を示す。
洗浄体捕集装置の斜視図を示す。
【図３】本発明の復水器細管洗浄装置用上部吸込式Ｖ型
洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）の概要を示
す。
洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）の概要を示
す。
【図４】本発明の復水器細管洗浄装置用上部吸込式Ｖ型
洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）の動作概要
を示す。
洗浄体捕集装置の上部整流板（スイング部）の動作概要
を示す。
【図５】本発明の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置を備え
た復水器細管洗浄装置の一例を示す。
た復水器細管洗浄装置の一例を示す。
【図６】従来の復水器細管洗浄装置用上部吸込式Ｖ型洗
浄体捕集装置の格子と整流板との関係を示す。
浄体捕集装置の格子と整流板との関係を示す。
【図７】従来の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置の斜視図
を示す。
を示す。
１…胴体、２…格子、３…下部整流板（固定部）、４…
上部整流板（スイング部）、５…格子駆動シャフト、６
…上部吸込用管、７…洗浄体、８…渦流ベーン、９…整
流板、１０…上部整流板（スイング部）の回転方向、１
１…上部整流板（スイング部）の駆動シャフト、１２…
吸込口、１４…上部整流板(スイング部)の渦流ベーン、
１６…異物および洗浄体の吸込み方向、１７…逆洗流、
２１…復水器細管洗浄装置、２３…洗浄体投入管、２５
…本発明の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置、２７…洗浄
体循環ポンプ、２８…洗浄体分流弁、２９…バイパス系
統、３０…洗浄体計数器、３１…洗浄体回収器、３４…
異物・洗浄体分離装置、３６…分離装置保護用弁、３８
…格子停滞異物・洗浄体回収用ポンプ、４０…復水器細
管洗浄装置。
上部整流板（スイング部）、５…格子駆動シャフト、６
…上部吸込用管、７…洗浄体、８…渦流ベーン、９…整
流板、１０…上部整流板（スイング部）の回転方向、１
１…上部整流板（スイング部）の駆動シャフト、１２…
吸込口、１４…上部整流板(スイング部)の渦流ベーン、
１６…異物および洗浄体の吸込み方向、１７…逆洗流、
２１…復水器細管洗浄装置、２３…洗浄体投入管、２５
…本発明の上部吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置、２７…洗浄
体循環ポンプ、２８…洗浄体分流弁、２９…バイパス系
統、３０…洗浄体計数器、３１…洗浄体回収器、３４…
異物・洗浄体分離装置、３６…分離装置保護用弁、３８
…格子停滞異物・洗浄体回収用ポンプ、４０…復水器細
管洗浄装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 俊二 神奈川県横須賀市船越町一丁目284番地の ５ 日立機械エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 雨堤 祥二 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (6)
- 【請求項１】復水器細管を洗浄体を用いて洗浄する復水
器細管洗浄装置の上吸込式Ｖ型洗浄体捕集装置におい
て、整流板を上下に分割し、下部整流板を固定し、上部
整流板をスイングし、格子面に停滞している貝などの異
物および洗浄体を回収することを特徴とする整流板スイ
ング式洗浄体捕集装置。 - 【請求項２】請求項１記載の洗浄体捕集装置は、胴体，
格子，下部整流板（固定部），上部整流板（スイング
部），上部吸込用管から構成されることを特徴とする整
流板スイング式洗浄体捕集装置。 - 【請求項３】請求項１，２記載の洗浄体捕集装置におい
て、上部整流板（スイング部）を箱型にし、箱をスイン
グして、格子部に渦流，逆洗流，吸込力を作用し、格子
面に停滞している異物および洗浄体を除去し、吸い込
み，回収することを特徴とする整流板スイング式洗浄体
捕集装置。 - 【請求項４】請求項１〜３記載の洗浄体捕集装置におい
て、上部整流板（スイング部）の吸込口に渦流ベーンを
取り付け、上部整流板（スイング部）を回転動作し、格
子部に渦流，逆洗流，吸込力を作用し、格子面に停滞し
ている異物および洗浄体を除去し、吸い込み，回収する
ことを特徴とする整流板スイング式洗浄体捕集装置。 - 【請求項５】請求項１〜４記載の洗浄体捕集装置におい
て、格子を「常時閉」として異物および洗浄体を「常時
回収」し、この間、上部整流板（スイング部）を定期的
に「スイング」して、格子停滞異物および洗浄体の回収
を図り、格子の前後差圧が上昇した場合も、同様に、上
部整流板（スイング部）を「スイング」して、格子停滞
の異物および洗浄体の回収を行い、格子差圧回復後は、
格子を「常時閉」としたままで上部整流板（スイング
部）を定期的に「スイング」して、格子「常時閉」によ
り異物および洗浄体を「常時回収」し、洗浄体を系外に
排出しないようにすることを特徴とする整流板スイング
式洗浄体捕集装置。 - 【請求項６】請求項１〜５記載の洗浄体捕集装置におい
て、下部整流板（固定部）に取り付けられている上部吸
込用管に接続される第１の系統の洗浄体循環ポンプと、
上部整流板（スイング部）に取り付けられている上部吸
込用管に接続される第２の系統の異物・洗浄体回収ポン
プの２系統のポンプを設けることを特徴とする整流板ス
イング式洗浄体捕集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091846A JPH10280911A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 整流板スイング式洗浄体捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9091846A JPH10280911A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 整流板スイング式洗浄体捕集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10280911A true JPH10280911A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14037947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9091846A Pending JPH10280911A (ja) | 1997-04-10 | 1997-04-10 | 整流板スイング式洗浄体捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10280911A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016176641A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 熱交換器の細管洗浄装置及び方法 |
| CN110813966A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-02-21 | 福州市仓山区伟超日用品有限公司 | 一种细口瓶内壁简易清洗装置 |
-
1997
- 1997-04-10 JP JP9091846A patent/JPH10280911A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016176641A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 熱交換器の細管洗浄装置及び方法 |
| CN110813966A (zh) * | 2019-11-12 | 2020-02-21 | 福州市仓山区伟超日用品有限公司 | 一种细口瓶内壁简易清洗装置 |
| CN110813966B (zh) * | 2019-11-12 | 2020-07-07 | 安徽福来生物医药有限公司 | 一种细口瓶内壁简易清洗装置 |
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