JP3302897B2 - 熱交換器洗浄装置及びその運転方法 - Google Patents

熱交換器洗浄装置及びその運転方法

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JP3302897B2 JP00734897A JP734897A JP3302897B2 JP 3302897 B2 JP3302897 B2 JP 3302897B2 JP 00734897 A JP00734897 A JP 00734897A JP 734897 A JP734897 A JP 734897A JP 3302897 B2 JP3302897 B2 JP 3302897B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火力、原子力プラ
ントなどの熱交換器に関し、特に洗浄ボールを通過させ
て洗浄する復水器等の細管の洗浄装置及びその運転方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】海洋などの外部から循環水を取り込み、
熱交換後に再び外部に放出する熱交換器、例えば火力や
原子力プラントの復水器において、1日1回、1時間て
いど循環水と共に洗浄用のスポンジボールを循環し、細
管など器内に滞留している異物を除去している。
【0003】復水器洗浄装置は、循環水の復水器出口付
近に設けた格子付きのボール捕集器と、この捕集器と循
環水の復水器入口の間に設けたボール循環系統からな
る。細管の洗浄時には捕集器の格子を閉じ、捕獲したボ
ールをボール循環系統を通じて循環させる。洗浄の終了
前に、ボール循環系統の回収器にスポンジボールを回収
したのち、格子を開けて洗浄を終了する。
【0004】このような洗浄装置の公知例には、下吸い
込み方式の特開昭63−180094号、上吸い上げ方
式の特開平4−148197号などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の洗浄装置におけ
るボール捕集器の格子は、細管の洗浄中及び洗浄ボール
の回収時には閉じられているが、熱交換器の通常運転時
には開状態となる。このため、格子や細管などに停滞し
て回収されなかった洗浄ボールが、格子の開状態で系外
の海洋等に流出する恐れがある。環境保全の上からは、
洗浄ボールの系外への流出は好ましくなく、100%の
回収が望まれる。
【0006】本発明の目的は、従来技術の状況と社会的
ニーズに鑑み、洗浄ボールの完全回収を可能にする熱交
換器の洗浄装置と、洗浄ボールを常時回収する洗浄装置
の運転方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、循環水を通
流する複数の細管を備えた熱交換器の出口付近から入口
付近に、洗浄ボールを捕捉する開閉可能な格子を有した
ボール捕集器、ボール循環ポンプ、ボール回収器及びボ
ール循環配管を設けた復水器等の熱交換器洗浄装置にお
いて、前記ボール捕集器の格子の上流側流路に、第1の
位置状態と第2の位置状態を可変できる可動スクリーン
を備え、前記第1の位置状態で前記流路を開放し、前記
第2の位置状態で循環水中の前記洗浄ボールが捕捉可能
となるように構成したことにより達成される。
【0008】前記可動スクリーンは、前記第1の位置状
態(流路に垂直)と第2の位置状態(流路に水平)を変
更でき、また、フラッピングできるように構成されてい
る。なお、前記可動スクリーンは、前記ボール捕集器外
の上流側に別置するタイプも可能である。ただし、フラ
ッピングの作用効果は低下する。
【0009】さらに、前記ボール捕集器内に前記可動ス
クリーンを設ける場合は、前記格子との干渉を回避する
ように、可動スクリーンと格子の互いの可動空間が交叉
しないように配置する。または、前記格子の開閉動作
を、前記可動スクリーンの閉状態(水平方向)のときに
行う。
【0010】前記可動スクリーンを備えた本発明の洗浄
装置の運転方法は、通常運転時に前記捕集器の格子を閉
状態に保持し、常時は開放状態の可動スクリーンをフラ
ッピングし、前記格子に向けて乱流を発生させることを
特徴とする。このフラッピングは、定期的および/また
は前記格子の差圧が第1の所定値に達した時に行う。
【0011】また、前記通常運転時に前記格子を閉状態
に保持し、その格子差圧が第2の所定値を超えた時、常
時は開状態の可動スクリーンを前記循環水は通流し、前
記ボールは捕捉するように閉状態とした後に、該格子を
一時開放することを特徴とする。この一時開放に至る前
段のステップとして、定期的および/または第1の所定
値(第2の所定値以下)に達した時の前記フラッピング
を行い、格子に滞留しているボールや異物を引き離す。
【0012】なお、前記ボール捕集器が2系統からなる
場合には、前記格子の一時開放は一方の系統が終了して
該当の可動スクリーンが開状態に復帰した後に、他方の
系統について行う。
【0013】本発明によれば、熱交換器の通常運転時に
もボール捕集器の格子を閉状態に維持する常時捕集運転
を行うので、洗浄運転の終了時に回収できなかったボー
ルの100%回収が可能になる。また、フラッピングに
より格子に停滞したボールを浮揚させ、一時開放により
格子に付着した異物を洗い流すので、循環水流路の抵抗
の増大を抑制できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を復水
器の洗浄に適用した例により説明する。なお、各図を通
して同等の構成要素には同一の符号を付した。
【0015】図3は復水器と洗浄装置の全体構成、図4
は主に洗浄装置部分の外観図を示す。復水器2は取入管
1aにより、海洋等の系外から循環水1を取り込み、細
管13による熱交換を行った後に、放出管1bから系外
へと放出する。
【0016】復水器洗浄装置40は、復水器2の循環水
1の出口部と放出管1bの間に設けたボール捕集器3
と、捕集器3からのボール取り出し管11、ボール循環
ポンプ9、バイパス管36及びボール投入管12を経て
復水器2の循環水1の入り口部に接続する洗浄ボールの
循環系統を備えている。洗浄ボールの循環系統には、ボ
ール回収時に分流弁30によって切り換えられ、ボール
計数器32を経てボール7を回収するボール回収器1
0、洗浄時にスポンジボールを含水させるボール含水装
置34を設けている。
【0017】図5に、ボール捕集器の部分断面図を示
す。本例は2系統の下吸込型で、各系統で開閉する2枚
の格子4の付根部に、それぞれボール取出管11a,b
を設けている。5は整流板を示す。本実施形態では以下
のように、格子4の上流側でボール捕集器4の内部また
は外部に可動スクリーン6を設ける。
【0018】図1、図2は本発明の一実施形態を示し、
可働スクリーンを備えたボール捕集器の構成図である。
ボール捕集器3は下吸込型で、2系統を設けている。
【0019】図1(a)に、捕集器3の内部の1側から
みた部分断面を示す。捕集器3の内部で案内板18で形
成される格子4の上側の流路上に、可動スクリーン6が
設置されている。
【0020】案内板18は、格子4とその上流側に配置
される可動スクリーン6の位置関係を定めて流路を形成
する。この際、格子4とスクリーン6が、互いに衝突す
ることなく開閉できるように、その動作空間の交叉を規
制するように構成してもよい。本実施形態は動作空間に
交叉のある配置であって、両者の干渉を運転方法のタイ
ミングによって回避している。
【0021】可動スクリーン6は、循環水1を通しなが
らボールを捕捉する網状の流水部17を備え、スクリー
ン軸16によって回動(開閉)可能に軸止される。ま
た、(a)の他側面からみた(b)に示すように、可動
スクリーン6は格子4の上流側で、整流板5により区切
られた空間に配置される。図示のスクリーン6は全開状
態、格子4は全閉状態を示している。差圧検出器14は
格子4の上流側と下流側の差圧を検出する。
【0022】図2(c)は、可動スクリーンの一系統
が、フラッピングしている様子を示す。可動スクリーン
6a、6bは水平(循環水1の流れ方向に対して直角方
向、ボールの捕捉位置)にされたり、垂直(循環水1の
流れ方向に対して平行方向、ボール通過位置)に、短周
期でフラッピングされる。これにより乱流を発生して、
格子4に停滞しているスポンジボール7の回収を容易に
する。また、付着しているゴミ等の流出も可能にする。
【0023】図2(d)、(e)は互いに、一系統の格
子4が開で、スクリーン6が閉のとき、他系統の格子4
が閉で、スクリーンが開となる状態をそれぞれ示してい
る。(d)においては、格子4の前後差圧が大きくなる
と可動スクリーン6a、6bが水平の閉状態(ボール捕
捉位置)に保持され、格子4が開とされて格子に停滞し
ている異物8が系外に排出される。この場合、復水器2
内に残留しているボール7が有っても、可動スクリーン
6a、6bにより捕捉されるので、系外に流出すること
はない。異物8を排出した後は、格子4を再びボール捕
集位置(閉)とし、可動スクリーン6a、6bを開状態
(ボール通過位置)とする。
【0024】(e)に示すように、一方の系で異物排出
を行った後、他系統での異物排出を行う。可動スクリー
ン6c、6dは水平に閉の状態に保持され、格子4が開
とされ、異物8が停滞していれば系外に排出される。格
子4の開状態時にも、復水器2内に残留しているボール
7は可動スクリーン6c、6dに捕捉される。
【0025】このように、格子4とスクリーン6の協同
動作による常時回収機構により、洗浄終了時の回収期間
に回収されず、格子4や細管13に停滞しているスポン
ジボール7を、確実に回収することができ、その結果は
ボール計数器32によって確認される。また、2系統の
ボール捕集器3のスクリーン6の閉鎖と格子4の一時開
放を片系ずつ行って、常時回収動作による循環水1の流
れに対する抵抗の増大を抑制している。
【0026】図6に示すように、ボール捕集器のタイプ
には、(a)格子4の上方にボールを取り出す上吸上
型、(b)ボール捕集器が1系統のみの単段型などがあ
る。本発明はこのようなタイプにも適用可能である。
【0027】次に、本実施形態による復水器洗浄装置の
動作を説明する。図7に、制御装置を設けた復水器洗浄
装置の構成を示す。復水器洗浄装置の通常運転や洗浄運
転、さらには通常運転時の常時回収動作は、制御装置1
5によって制御される。
【0028】復水器2の通常運転では、スポンジボール
7の投入は無く、復水器細管13に循環水1が流れてい
る。制御装置15は、各系統の格子4を全て閉じ、スク
リーン6を全て開く。
【0029】洗浄運転は例えば1日1回、定期的に行わ
れる。ボール捕集器3は通常運転と同じ状態に保持さ
れ、格子4は全閉、スクリーン6は全開とされる。制御
装置15は洗浄装置40を制御し、まず、スポンジボー
ル7を洗浄ボールの循環系統に投入し、所定時間(1時
間程度)の洗浄の後に回収する。すなわち、スポンジボ
ール7は、ボール投入管12から復水器細管13の入口
側に供給される。スポンジボール7は、含水装置34に
より含水した状態で用いられる。含水装置34は真空装
置を用い、スポンジボール7から空気を抜いて水を含ま
せる。
【0030】復水器細管13を通ったスポンジボール7
はボール捕集器3により捕捉され、ボール取出管11に
より吸い出される。捕捉されたスポンジボール7はボー
ル循環ポンプ9、分流弁30、バイパス系統36を経
て、再び復水器細管13の上流側に供給されて巡回す
る。スポンジボール7の回収時、制御装置15は分流弁
30を切換え、ボール計数器32で計数しながら、ボー
ル回収器10に回収する。
【0031】次に、本実施形態に特有な常時回収運転の
動作を説明する。このため、図7において右側系統の格
子にR、スクリーンにR1、R2、左側系統の格子に
L、スクリーンにL1、L2の符号をそれぞれ付与す
る。
【0032】図8は、常時回収動作の一実施例を示すタ
イムチャートである。常時回収動作は定期フラッピン
グ、差圧フラッピング及び格子洗浄の3段階で行われ
る。
【0033】本実施形態による洗浄ボールの常時回収動
作は、上記の通常運転において、定期的にスクリーンR
1,R2をフラッピングし、またスクリーンL1,L2
をフラッピングし、乱流によって格子4上に停滞してい
るボール7や異物8を浮揚させ、停滞ボール7を回収
し、異物8の付着を防止する。
【0034】異物8が格子4上に推積して格子差圧が第
1のしきい値を超えて「差圧高」になると、スクリーン
R1,R2、またスクリーンL1,L2を一定時間フラ
ッピングする差圧フラッピングを行い、異物8の付着を
防止して、放出管1bから系外へ流出させる。
【0035】差圧フラッピング運転によっても格子差圧
が上昇し、第2のしきい値を超えて「差圧高高」に達す
ると、スクリーンR1,R2を直ちにまたは一定時間フ
ラッピングした後に閉じ、格子Rを開放して格子上の異
物を放出する、格子洗浄運転を行う。R側のスクリーン
と格子を通常運転状態に復帰した後、L側のスクリーン
と格子に対し、同様な運転を行う。これによって、常時
閉の格子に付着した異物よる循環水ループの抵抗の増大
を抑制できる。
【0036】また、図示のように、格子RまたはLの開
閉動作時には、対応する可動スクリーンR1,R2また
はL1,L2は、その前に閉状態(水平位置)とされ、
格子とスクリーンが衝突することはない。
【0037】以上、一実施形態による復水器洗浄装置と
その運転方法を説明したが、本発明はこれに限られるも
のではない。可動スクリーンはボール捕集器の上流側外
部に別置することが可能である。また、図6に示したよ
うな異なるタイプの捕集器への適用も可能である。さら
に、洗浄ボールによる洗浄の必要な細管を備え、特に海
洋などの間で循環水系を構成する種々の熱交換器に好適
である。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、熱交換器洗浄装置のボ
ール捕集器に可動スクリーンを設け、該スクリーンと格
子の協同による常時回収機構を構成したので、通常運転
時にもボール捕集器の格子を閉として、ボールの常時回
収を行うことができ、洗浄ボールの完全な回収によっ
て、海洋など系外へのボール排出を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による復水器洗浄装置のボ
ール捕集器の構成図。
【図2】一実施形態によるボール捕集器の動作態様を示
す構成図。
【図3】本発明を適用した復水器洗浄装置の構成図。
【図4】復水器及び洗浄装置の外観図。
【図5】ボール捕集器の部分断面図(従来図)。
【図6】ボール捕集器の他のタイプを示す構成図。
【図7】制御装置とボール捕集器の対応関係を示す説明
図。
【図8】一実施形態による常時捕集動作を示すタイムチ
ャート。
【符号の説明】
1…循環水、2…復水器、3…ボール捕集器、4…格
子、5…整流板、6…可動スクリーン、7…スポンジボ
ール、8…異物、9…ボール循環ポンプ、10…ボール
回収器、11…ボール取出管、12…ボール投入管、1
3…復水器細管、14…差圧検出器、15…制御装置、
16…スクリーン軸、17…流水部、18…案内板、3
0…ボール分流弁、32…ボール計数器、34…ボール
含水装置、36…バイパス系統、40…復水器細管洗浄
装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今 英樹 神奈川県横須賀市船越町一丁目284番地 の5 日立機械エンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 雨堤 祥二 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社日立製作所日立工場内 審査官 上原 徹 (56)参考文献 特開 昭51−114757(JP,A) 特開 昭53−468(JP,A) 特開 昭61−159099(JP,A) 実開 昭58−195(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28G 1/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 循環水を通流する複数の細管を備えた熱
    交換器の出口付近から入口付近に、洗浄ボールを捕捉す
    る開閉可能な格子を有したボール捕集器、ボール循環ポ
    ンプ、ボール回収器及びボール循環配管を設けた復水器
    等の熱交換器洗浄装置において、 前記ボール捕集器の格子の上流側流路に、第1の位置状
    態と第2の位置状態を可変できる可動スクリーンを備
    え、前記第1の位置状態で前記流路を開放し、前記第2
    の位置状態で循環水中の前記洗浄ボールが捕捉可能とな
    るように構成したことを特徴とする熱交換器洗浄装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記可動スクリーンは、前記第1の位置状態と第2の位
    置状態の間をフラッピングできるように構成したことを
    特徴とする熱交換器洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記可動スクリーンが前記ボール捕集器内に設ける場合
    に、該可動スクリーンと前記格子の互いの可動空間が交
    叉しないように設けることを特徴とする熱交換器洗浄装
    置。
  4. 【請求項4】 循環水を通流する複数の細管を備えた熱
    交換器の出口付近から入口付近に、洗浄ボールを捕捉す
    る開閉可能な格子を有したボール捕集器とボール回収器
    を含む循環系の洗浄装置を設け、熱交換を行う通常運転
    と所定期間だけ洗浄ボールを細管に通流する洗浄運転と
    を行う熱交換器洗浄装置の運転方法において、 前記通常運転時に前記格子を閉状態に保持し、前記格子
    の上流側流路に設けられ常時は開放状態の可動スクリー
    ンをフラッピングし、前記格子に向けて乱流を発生させ
    ることを特徴とする熱交換器洗浄装置の運転方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記可動スクリーンのフラッピングは、定期的および/
    または前記格子の差圧が第1の所定値を超えたときに行
    うことを特徴とする熱交換器洗浄装置の運転方法。
  6. 【請求項6】 循環水を通流する複数の細管を備えた熱
    交換器の出口付近から入口付近に、洗浄ボールを捕捉す
    る開閉可能な格子を有したボール捕集器とボール回収器
    を含む循環系の洗浄装置を設け、熱交換を行う通常運転
    と所定期間だけ洗浄ボールを細管に通流する洗浄運転と
    を行う熱交換器洗浄装置の運転方法において、 前記通常運転時に前記格子を閉状態に保持し、その格子
    差圧が第2の所定値を超えたとき、前記格子の上流側流
    路に設けられて常時は開状態の可動スクリーンを前記循
    環水は通流し、前記ボールは捕捉するよう閉状態とした
    後に、該格子を一時開放することを特徴とする熱交換器
    洗浄装置の運転方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記通常運転時に、前記可動スクリーンを定期的および
    /または前記格子の差圧が第1の所定値(第2の所定値
    以下)を超えたときにフラッピングすることを特徴とす
    る熱交換器洗浄装置の運転方法。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれか1項において、 前記格子の開閉動作は、前記可動スクリーンの閉状態
    (水平方向)のときに行い、前記格子と可動スクリーン
    の干渉を回避することを特徴とする熱交換器洗浄装置の
    運転方法。
  9. 【請求項9】 請求項4〜8のいずれか1項において、 前記ボール捕集器が2系統からなる場合に、前記格子の
    一時開放は一方の系統が終了して該当する可動スクリー
    ンが開状態に復帰した後に、他方の系統について行うこ
    とを特徴とする熱交換器洗浄装置の運転方法。
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