JPS58106398A - 固体粒子の循環装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固体粒子の循環装置に係シ、さらに詳しくは
、熱交換器の伝熱促進と汚れを除去するため、固体粒子
を通過させる必要がめる流路内に、流体と一緒に固体粒
子を供給し、ついで固体粒子を回収し、該固体粒子を書
び流体に混入させ、循環させる固体粒子の循環装置に関
する。

熱交換器において、伝熱性能を向上させる丸め、伝熱部
に流体と一緒に固体粒子ｔａ動させることによシ、流体
の乱れあるいは流体の見掛けの熱容量を増加させる技術
が試みられている。ところが、熱交換器を長期間運転し
ていると、その伝熱部らるいは管路に生物の付着、微細
粒子の丸い積等によシ汚れが付着し、熱交換器の性能が
低下する。

遇させる必要がめる流路内に固体粒子を強制的に通過さ
せ、固体粒子を流路壁面に摩擦的に接触させ、機械的に
剥離させるものがある。そして、前記固体粒子を循環さ
せる技術としては、給水ポンプを含む管路全域にわたっ
て固体粒子を循環させる方法が考えられるが、固体粒子
による給水ポンプ、弁、管路の破損および閉塞等のトラ
プルを防ぐため、必要な流路にのみ固体粒子を流動させ
る方が望ましい。

このことから、従来第１図に示される固体粒子の循環装
置が提案されている。

この第１図に示される循環装置では、固体粒子１を必要
な流路２内に通過させ九のち、サイクロン３に導き、該
サイクロン３で沈降させ、ついでポンプ４によシ前記流
路２の上流側に送シ、循環させるようにしている。

しかしながら、前述従来の循環装置では固体粒子循環用
のポンプ４に強力なものを配備する必要があり、またサ
イクロン３を使用するようにしているので、装置全体が
大型化する欠点がロシ、ポンプ駆動用の消費動力が大き
い欠点もめる。

なお、第１図中、符号５は連結部材を示す。

本発明の目的は、装置全体全小型化でき、かつ省エネル
ギー化を図シうる固体粒子の循環装置を提供するにある
。

接続し、前記流路の出口側に混合物の流出管を接続する
とともに、前記混合物の流入管の入口、と流出管のエロ
間に、前記混合物の流出管の巳口側に対応する位置で固
体粒子を捕集しかつ捕集し友固体粒子を混合物の流入管
の入口側に直接回送しうる回収器を取シ付け、該回収器
には前記混合物の流入管入口と流出管出口とに対向する
位置に、流体の流入管の上口と流出管の入口とを接続し
たところにめシ、この−成によシ前記目的を確実に達成
することができたものである。

以下、本発明を図面に基づいて説明する。

第２図〜第４図は本発明の一実施例を示すもので、固体
粒子を通過させる必要がある流路としての、熱交換器の
伝熱部６の入口側には固体粒子１と流体の混合物の流入
管７が接続され、同伝熱部６の出口側には前記混合物の
流出管８が接続されている。

前記混合物の流入管７０入ロア′と流出管８の８０８２
間には、固体粒子１の回収器１０が取り付けられている
。

前記回収器１０は、ドラム型のケーシング１１゜これの
中心軸上に該ケーシング１１の外部から内部に挿通され
かつ保持され九回転軸１２、該回転軸１２の回シに等間
隔をおいて取シ付けられた複数枚の仕切板１３、これら
の仕切板１３によって区画形成され九複数個の回収室１
４、前記ケーシング１１の底壁上に配置されかつ仕切板
列の一端面に固定されて仕切板列と一体に回転しうるよ
うに取シ付けられたフィルタ１５、前記回転軸１２の駆
動源でめるモータ１６とを備えている。前記フィル−１
５は、多孔板おるいは金網等で形成されている。そして
、この回収器１ｏＦｉ前記混合物の流出管８の出口８′
側に位置する回収室１４内にフィルタ１５の働きにより
固体粒子１を捕集し、モータ１６によって回転軸１２を
回転させることによシ固体粒子１を捕集した回収室１４
を混合物の流入管７の人ロア′側に回送させうるように
構成されている。

さらに、前記回収器１０のケーシング１１の底壁には、
前記混合物の６声人管７の入ロア′と流出管８の出口８
′とに対向させて、流体の流入管１７の飄口１７′と流
出管１８の入口１８′とが接続されている。

なお、第２図にお埴て９は連結部材を示す。

前記実施例の固体粒子の循環装置は、次のように作用す
る。

すなわち、固体粒子１を通過させる必要があるｆｉｗｌ
としての、伝熱部６に固体粒子１を通過させるときは、
流体の流入管１７を通じて固体粒子１の回収器１０内に
流体を供給すると、回収器１０内におりて流体の流入管
１７の出口１７’に位置している回収室１４内の固体粒
子ｌが前記流体と了 を拳→連結部材９→伝熱部６に入る。而して、固体粒子
１は伝熱部６を通過する間に流体の見掛けの熱容量を増
加させ、あるいは伝熱部６の内壁と摩擦的に接触し、汚
れを剥離する。

ついで、伝熱部６から出九固体粒子ｌと流体の混合物は
、その流出管８→該流出管８のａ口８′→回収器１０内
における前記流出管８の出口８′に位置している回収室
１４に流入し、混合物中の固体粒子ｌは回収器１０内に
設けられたフィルタ１５により捕集され、かつ回収室１
４内に収容され、ま九回収器１０のフィルタ１５を通過
し良流体は、その流出１１８のＬＯ１８’→流体の流出
管１８を通って排出される。

その間、回収器１０のモータ１６が駆動され、回転軸１
２を介して仕切板列とフィルタ１５とが一緒に回転操作
され、前記固体粒子ｌを収容している回収室１４が流体
の流入管１７の出口１７’の位置に回送され、この位置
で再び前記流入管１７から供給される流体によシ送シ出
され、前述のどと＜（１１項する。

次に、第５図〜第８図は本発明の別の色々な実施例を示
す。

その第５図に示される実施例のものは、回収器１０がケ
ーシング１１の内部に配置された中実の円筒体１９に、
円周方向に等間隔をおいて複数個の回収室２０を貫設し
、円筒体１９の一端面にフィルタ１５を張設して構成さ
れている。

ｔた、第６図に示される実施例のものは、回収器１０が
ケーシング１１の中心軸としての回転軸１２に対して傾
斜状に複数枚の仕切板２１を円周方向に等間隔をおいて
収シ、付けた構成とされており、ケーシング１１内に流
入する流体の力によって仕切板列とフィルタ１５とを回
転させうるようになりている。シ九がって、この実施例
では前記仕切板列とフィルタ１５とを一緒に回転させる
ためのモータを省略することができる。

さらに、第７図に示される実施例のものは、回収器１０
がケーシングの内部に配置され九中実の円筒体２２に、
その中心軸に対して傾斜させて円筒形の複数個の回収室
２３を円周方向に等間隔をおいて貫設した構成とされて
いる。し九がって、この実施例の場合は、回収器１０を
構成する円筒体２２とフィルタ２３とをケーシングを通
って回収室２３内に流入する流体の力で回転させること
ができる。

続いて、第８図に示される実施例のものは、流体の流出
管１８の途中に、タービン２４を設け、該タービン２４
と回収器１０とを変速装置２５および回転軸２６を介し
て連結している。そして、この実施例では、回収器１０
から流出ｆ１８を通じて排出される流体の力によりター
ビン２４を駆動し、該タービン２４によって得られ九回
転力を変速装置２５によシ調整し、回転軸２６を介して
回収器ｌＯの仕切板列とフィルタ１５２を一緒に回転さ
せうるように構成されている。

なお、第５図〜第８図に示される各実施例とも、他の構
成９作用については、前記第２図〜第４図に示される実
施例と同様である。

以上説明したように、本発明によれば、固体粒子を通過
させる必要がめる流路から出た固体粒子と流体の混合物
のうちから、固体粒子の回収器における混合物の流出管
の出口側に対応する位置で固体粒子を捕集し、その固体
粒子を混合物の流入管の人口側に直接回送し、前記混合
物の流入管の入口側の位置で、流体の流入管から回収器
内に流入する流体によシ再び固体粒子を通過させるよう
にしているので、混合物を圧送するためのポンプを省略
でき、また固体粒子を捕集するための回収器も小型なも
ので足シるので、装置全体を著しく小型化できる効果が
める。

さらに、本発明によれば前述のごとく、流体の流入管か
ら回収器に流入する流体によシ、固体粒子を通過させる
必要がめる流路に固体粒子と流体を一緒に圧送するよう
にしているので、省エネルギー化を図シうる効果もめる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来技術を示す斜視図、第２図〜第４図は本発
明の一実施例を示すもので、第２図は斜視図、第３図は
回収器部分の一部破断拡大図、第４図は同回収器の拡大
縦断面図、第５図〜第８図は本発明の別の実施例を示す
もので、それぞれ回収器部分の色々な実施例を示す斜視
図である。 １・・・固体粒子、６・・・固体粒子を通過させる必要
がめる流路としての伝熱部、７・・・固体粒子と流体の
混合物の流入管、７′・・・同流入管の人口、８・・・
同混合物の流出管、８′・・・同流出管の出口、１０・
・・固体粒子の回収器、１１・・・ケーシング、１２・
・・回転軸、１３・・・仕切板、１４・・・回収室、１
５・・・フィルタ、１６・・・そ−タ、１７・・・流体
の流入管、１７′・・・同流入管の出口、１８・・・流
体の流出管、１８′・・・同流出管の入口、１９・・・
回収器の円筒体、２０・・・回収室、２１・・・回収器
の傾斜した仕切板、２２・・・回収器の円筒体、２３・
・・回収室。 ￥Ｊ１図 ￥Ｊ　ｚ　図 り図 葛４図 洒　５　図 ￥］６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、固体粒子を通過させる必要がめる流路の入口側に固
   体粒子と流体の混合物の流入管を接続し、前記流路の出
   口側に混合物の流出管を接続するとともに、前記混合物
   の流入管の入口と流出管の畠口間に、前記混合物の流出
   管の本口側に対応する位置で固体粒子を捕集しかつ捕集
   し九固体粒子を混合物の流入管の入口側に直接回送しう
   る回収器を取υ付け、該回収器には前記混合物の流入管
   １人口と流出管出口とに対向する位置に、流体の流入管
   の出自と流出管の入口とを接続したことｔ特徴とする固
   体粒子の循環装置。 ２、前記回収器は、ドラム型のケーシングと、蚊ケーシ
   ングの中心軸の回シに等間隔をおいて配列された仕切板
   と、ケーシングの内部に仕切板により区画形成され九複
   数個の回収室と、仕切板列の一端面に張設され九固体粒
   子捕集用のフィルタとを備え、かつ前記仕切板列とフィ
   ルタとが回転駆動源に連結された回転軸を介して一体に
   回転しうるように構成されていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の固体粒子の循環装置。 ３、前記回収器の仕切板列は、前記ケーシングの中心軸
   に対して傾斜状に取シ付けられ、ケークング内に流入す
   る流体の力によシ、前記仕切板列とフィルタとが一体に
   回転しうるように構成されているごと１−＊＊とする特
   許請求の範囲第２項記載の固体粒子の循環装置。 ４、前記回収器は、ドラム型のケーシングと、その内部
   に配置された中実の円筒体と、該円筒体の円周方向に等
   間隔をおいて一端面から他熾面に貫設された複数個の回
   収室と、前記円筒体の一端面に張られ九フィルタとを備
   え、かつ前記円筒体とフィルタとが回転駆動源に連結さ
   れた回転軸を介して一体に回転しうるように構成されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の固体
   粒子の循環装置。 ５、前記円筒体に貫設され友各回収室は、ケーシングの
   中心軸に対して傾斜状に形成され、前記回収室内に流入
   する流体の力により前記円筒体とフィルタとが一体に回
   転しうるように構成されていることｔ−％徴とする特許
   請求の範囲第４項記載の固体粒子の循環装置。